大淀「では、初期艦を選んでください」高卒提督(漢字読めねぇ…) (153)

提督(ふぶき……は読めるがあとはなんだ?ごがつあめ?でん?残り2人に関しては検討すらつかん…)ウーン

大淀「」

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提督「人気なのは?」

大淀「一番人気はいなづまさんですね」

提督(いなづま!?いなづまなんていないぞ……)

提督「ええっと……じゃあ逆に一番人気不人気は?」

大淀「こういうことはあまり言いたくないのですが……さざなみさんです」

提督(さざなみ……待て待て、全然分からん)

提督「じゃあさざなみさんでいいです」

大淀「かしこまりました、ではお呼びしますので少々お待ちください」

提督「しかしどの子がさざなみさんだったんだろうか」

コンコン

提督「はーい」

ガチャ

漣「はじめまして、綾波型駆逐艦漣です」

提督(へーこの子が…さざなみってなんなんだろう……いざなみみたいなもんか?)

提督「よろしくね」

漣「はい。よろしくお願いします、ご主人様」

提督(ご主人様?)

提督「メイドとか好きなの?」

振り仮名書いてある定期

>>10
これまじ?

漣「メイドですか?漣は別に…」

提督「ふーん。まあいいや」

漣「それじゃ最初は何をしましょうか」

提督「え?そんなこと言われても全くわからん」

漣「……そこに任務の書類がありません?」

提督「任務……お、これか」

漣「それに沿って最初は進めていくのが無難だと思いますよ」

提督「へぇ……」ペラペラ

提督「じゃあ出撃しよっか」

漣「ええ!?1人でですか?」

提督「だって君しかいないし」

漣「とりあえず建造して新しい艦をお招きしましょうよ…」

提督「どうやんの?」

漣「まずは工廠に行って…」

提督「こうしょう?だれに?」

漣「交渉じゃなくて工廠です!」

提督「何それ?」

漣「…ご主人様ってもしかしてバカですか?」

提督「ば、ばばば馬鹿ちゃうわ!」

漣「因みに聞きますけど漣の名前最初読めました?」

提督「読めるわけねえだろ。因みに最初の5人?だかなんだかいたけど吹雪しか読めなかった」

漣「やっぱり馬鹿だ…」

提督「けっ、頭の善し悪しなんて人生生きてく上でなんの意味もなんだよ」

漣「ていうかよくその学力で提督になれましたね…」

提督「なんか偶然道端で助けたおっさんが海軍のえらい人だったみたいでな、推薦してもらえた。もともと運動はできっから軍隊入ろうと思ってたし丁度いいかなーって思って引き受けた」

漣「なんというか……やっぱりアホですね」

提督「うるせー、ガキに言われたくないわ」

漣「…とりあえず工廠に行きましょう。案内しますんで」


ー工廠ー


提督「へえ、ここが工廠ねえ……ん?あのちっこいのなんだ?」

漣「妖精さんです。建造や修復、その他にも色々私達の為に働いてくれてます」

提督「へー」

漣「では資材の量を決めて妖精さんに発注してください。」

提督「燃料、弾薬、鋼材………ぼーきさいとってなに?サイト?」

漣「……空母がきたら説明しますんでとりあえずオール30で発注してください」

提督「よーし、この書類を渡せばいいのね」

漣「はい」

提督「おーい!そこの君~」

妖精さん「」テテテテ

提督「じゃあこれでよろしく」

妖精さん「!」ビシッ

提督「うわー…かわいいな~」ナデナデ

妖精さん「…っ///」テレテレ

漣「………」

提督「どのくらいかかるの?」

漣「艦種によって時間が変わります。早くて20分くらいで5時間以上かかる艦もいます」

提督「へぇ…そんなもんで出来るんだ」

漣「高速建造材を使えばすぐにできますけどどうします?」

提督「まじ?使おう使おう」

漣「じゃあこれ妖精さんに渡してきて下さい」

提督「おうよ!おーい!ちょっと待ってー!」ダダダ

漣(馬鹿だから扱い易い…)

漣「では執務室に戻りましょうかご主人様」

提督「え?すぐできるんじゃないの?」

漣「一応新しい艦娘を迎えるのは執務室って決まりがあるので」

提督「ふーん、じゃあ戻るか」


ーー


コンコン

漣「どうやら新入りが来たみたいですよご主人様」

提督「来たか!入っていいぞ~」

ガチャ

三日月「あなたが司令官ですね。三日月です。どうぞお手柔らかにお願いします」ピシッ

提督「はえーこれまた随分小さい子が来たなぁ……まあいいや。よろしくね」

三日月「はい。よろしくお願いします」

提督「もしかしてあれか?イザナミもそうだが艦娘ってのは小さい子しかなれないの?」

漣「さざなみです。そんなことは無いですよ、漣達駆逐艦は基本的には見た目が幼い子が多いですが」

提督「おばさんの艦娘もいるってこと?」

漣「おばさんまで行く人は…いないと思います」

提督「なんだぁ…」

漣「……ご主人様って年上好きなんですか?」

提督「最低でも40は行っててほしいなぁ」

漣(うわぁ…)

三日月「あのー…」

漣「あ、ごめんね三日月ちゃん!こんな感じでアホなご主人様だけどよろしくね!」

三日月「は、はい!」

提督「編成はこれに書けばいいの?」

漣「そうですよー、1艦隊6人まで編成できます」

提督「りょーかい」カリカリ

漣「……言っときますけど漢字でですよ?」

提督「………」ピタ

提督「いざなみってどんな字だっけ?」

漣「さざなみ!平仮名ですら間違えるところだったんですか!?」

提督「よう知らん言葉だから覚えにくいんだよ」

漣「…漢字はさんずいに連絡の連が二点しんにょうになったやつですよ」

提督「??何言ってるかわからん」

漣「言うと思った…」

三日月「司令官。漣さんの字はこう書くんですよ」カキカキ

提督「お、ありがとー……いやぁ綺麗な字だなぁ」

三日月「そ、そうでしょうか…」

提督「小さいのに偉いなーよしよし」ナデナデ

三日月「…///」

提督(実家で飼ってた犬に似てるなぁ)

漣「まさかとは思いますが“三日月“は書けますよね?」

提督「当たり前だろ!こうだろ…」カキカキ

提督「ほら!」

三日月「はい、これで合ってます」

提督「ドヤァ」

漣「三日月が書けたくらいでドヤ顔しないでください…」

コンコン

提督「あれ?また誰か来た?」

漣「任務達成したので多分その報酬ですね」

提督「三日月が書けたから?」

漣「違います」

提督「まあなんでもいいんだけど……どうぞー!」

ガチャ

白雪「白雪です。よろしくお願いします」

提督「おう、よろしくしずかちゃん」

白雪「しずかちゃん…?」

提督「ドラえもんのしずかちゃんに似てるから」

白雪「はあ…」

漣「白雪ちゃん。この人アホなんでまともに関わらなくていいですよ」

袴作戦(はかま)
襷作戦(たすき)
褌作戦(ふんどし)

漣「じゃあそろそろ出撃してみましょうか」

提督「そうだな。よーし、俺も準備しなきゃ…」

漣「…ご主人様は行きませんからね?」

提督「え!?なんで!?」

漣「そりゃあくまでご主人様は提督なので…」

白雪「司令官はここで私達を待っていてください」

提督「じゃあお前たちだけで行くの?」

漣「そうですよ」

提督「いやいや、怪我でもしたらどうするんだよ。特に三日月なんて…」

三日月「大丈夫ですよ!三日月達を信じて下さい!」

提督「だがなぁ…」

漣「まあ最初の海域は手強い敵も出てこないと思うので」

ーー


提督(結局行かせてしまった……本当に大丈夫なんだろうか…)

提督(あんな小さい子達に頼らないと行けないほど日本の軍隊って追い詰められてるのか…?)

提督「………ん?」

提督(轟沈について……なんて読むんかわからんが…)ペラペラ

提督(なになに……1度轟沈してしまった艦娘は……)

ーーー
ーー

『……さま、ご主人様。聞こえますか?』

提督「お…!いざなみか?聞こえるぞ!」

『漣です。先ほど1隻の敵艦を撃墜しました』

提督(よくわからんが上手くいったっぽいな…)

提督「それはよかった!皆怪我はないか?」

『ミカちゃんが小破です。ほかは無傷です。』

提督「小破…?」

『まあ軽く怪我したって感じです。それで進撃の許可を……

提督「怪我したのか!?」

『まあ少し怪我とは違いますが……』

提督「だめだめ!怪我したまま進撃なんて!」

『でも小破くらいで撤退してたらこの先…』

提督「いいから!戻ってきて!」

『……分かりました。第一艦隊帰還します』

ガチャ

漣「艦隊のお早いお帰りですね」

提督「おかえり!三日月は?」

三日月「すみません……私が小破したばかりに帰投することに…」

提督「謝ることなんてないよ!それより怪我は?痛いところとかないか?」

三日月「あ、それは大丈夫です!本当に擦り傷程度なので」

提督「はぁ…良かった」ギュ

三日月「…!きゅ、急に抱きつかないでくださいっ!もう!」

提督「あ、すまん。実家の犬を思い出してつい…」

三日月「い、いぬ…」

白雪「それよりなぜあの場面で進撃の許可をくださらなかったのですか?」

提督「だって怪我したんだぞ?もし三日月がしゃちんでもしたら…」

白雪「しゃちん…?」

漣「……もしかして轟沈のことですか?」

提督「まあ読み方なんてどうでもいい。もしそうなったらお前ら2度と帰ってこれなくなるんだぞ?」

白雪「心配してくださってるのはありがたいですが…」

漣「こんなことじゃいつまでたってもろくな艦隊つくれませんよ?」

提督「別にそんなことどうでもいい」

漣「よくないです!指揮する人間は過保護になればいいってもんじゃないんですよ!?」

提督「過保護…?俺は怪我した子が出たから帰ってくるよう当たり前のことを…」

漣「漣達はあくまで艦娘です!普通の女の子とは違うんです!」

提督「何が違うんだよ」

漣「っ!何も知らないバカのくせに…」

提督「何も知らない馬鹿だからこうして一生懸命考えてやってるんじゃないか!」

漣「それが空回りしてるっていってるの!次からはこんなことで帰投させないでくださいね!」

提督「だめだ」

漣「っ!そうですかっ!じゃあ勝手にしてください!」クルッ

提督「おい、いざなみ!どこに行くんだ!」

漣「さ·ざ·な·み!いい加減覚えろ!こんな人がご主人様の鎮守府なんてやめてやりますよ!」

三日月「あ……漣ちゃん!」

白雪「漣さん、落ち着いてください」

漣「っ!だってご主人様が…!」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年11月24日 (木) 02:13:17   ID: mp68aJlX

つづきを…

2 :  SS好きの774さん   2016年12月01日 (木) 00:59:27   ID: M-32Xwz2

これ小卒だろ

3 :  SS好きの774さん   2016年12月12日 (月) 01:09:28   ID: BARP49Uw

最近の小卒は轟沈位読めんとあかんのや。
この提督は小卒以下 あっ(察し

4 :  SS好きの774さん   2017年01月19日 (木) 23:28:22   ID: hEyiKs0_

おいこらぁ、続き書かなきゃ撃つゾ

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