エレン「レッツゴーHT?」(21)
エレン「それは…一体…」
ペトラ「リヴァイ班の別名よ」
グンタ「HTは兵長の訳だ」
エレン「は…はぁ…」
エルド「これを読んでおけ」
エレン「これは…」
オルオ「戦闘中に歌う歌の歌詞だ」
エレン「はい!?」
グンタ「しっかり暗記するんだぞ」
エレン「戦闘中に…」
ペトラ「巨人と戦ってる時に歌詞を忘れたなんて洒落にならないよ?」
エレン「巨人と戦ってる時に歌う方が洒落になってないんですが…」
リヴァイ「説明は済んだみたいだな」ガチャ
ペトラ「兵長!」バッ
リヴァイ「いいかエレン、お前の歌う場所はここだ」パサ
エレン「最初と最後…合いの手ですか」
リヴァイ「ああ、ほとんどは俺が歌う」
エレン「…自信無いんですが…」
エルド「大丈夫だ。慣れてくる」
エレン「慣れたくないな…」
リヴァイ「後、一番重要なのはサビだ」
ペトラ「そう。サビの無い歌なんてビールの無いおつまみみたいなものよ」
エレン「いまいちわかりにくいんですが…」
リヴァイ「声を出す練習しておけ。キツいぞ」
エレン「わかりました…」
部屋
エレン「………」
エレン「…とりあえず練習しないとな…」
エレン「えーと…先輩に怒られよう…なんだこの歌詞…」
エレン「はぁ…」バタッ
次の日
リヴァイ「やるか」
オルオ「ハッ!」
みんな(エレン抜き)「レッツゴーHT!イケイケGOGO!」
オルオ「おいエレン!」
エレン「あ…しまった…」
グンタ「まあ最初だから仕方ないさ」
リヴァイ「最初からいくぞ」
みんな「レッツゴーHT!イケイケGOGO!!」
リヴァイ「奴のうなじを削ぎとれぇぇ!!」
エレン(あんな声でるんだ…)
みんな(エレン抜き)「レッツゴーHT!イケイケGOGO!」
ペトラ「ちょっとエレン!」
エレン「あ…すみません」
次の日
リヴァイ「今日は壁外で訓練だ」
エレン「!?」
ペトラ「久しぶりね!」
エルド「ああ、頑張るか」
エレン(おかしい…おかしい)
リヴァイ「前方に2体確認した…配置につけ!」
みなさん「ハッ!」
リヴァイ「せーの!」
みんな「レッツゴーHT!!イケイケGOGO!!」ドシュッ
巨人「!」
リヴァイ「奴のうなじを削ぎとれぇぇぇ!!!」ザシュ
みんな「レッツゴーHT!!イケイケGOGO!!」シュバ シュバ
巨人「? ?」
リヴァイ「愛も夢もそんなにいらなぁぁい!!」ド-
リヴァイ「うなじをくださぁぁぁい!!!!」ザシュッ
オルオ「完璧だ…」
リヴァイ「よくやったエレン」
エレン「俺叫んでただけですが…」
ペトラ「上出来よ」
オルオ「兵長!奇行種です!」
奇行種「」ドスドスドス
リヴァイ「よし…やるぞ」シャキ
リヴァイ「エレン…お前は見ていろ」
エレン「は…はい」
みんな(リヴァエレ抜き)「レッツゴーHT!!イケイケGOGO!!」シュバシュバ
奇行種「」グルグルグル
エレン「巨人をワイヤーで…」
ノシノシ
エレン「ちょっと!何故か巨人が集まってきました!」
リヴァイ「ああ?」
奇行種「」バタッ
オルオ「ふ…面白くなってきたな」
リヴァイ「こいつのせいか」
奇行種「」シュ-
エレン「どうするんですか!」
ペトラ「ざっと70はいるわね」
グンタ「全部倒すに決まっているだろう」
エレン「はい!?無理ですよ!」
ペトラ「歌の力に不可能はないわ。歌で戦争を終わらせた人もいるのよ」
エレン「何の話してんですか!」
リヴァイ「無駄話はそこまでだ。やるぞ」
みんな(エレン抜き)「ハッ!」
エレン(ついていけない…)
同時刻 壁外
ネス「巨人だ!行け!」
みんな「ハッ!」
クリスタ「響きあう願いが目覚めてく!」シュ
アルミン「譲れない未来のために!」シュ
ライナー「巡りあう運命をこえたその先に!」シュ
巨人「」キョロキョロ
ミカサ「このおもい輝くからぁぁ!!」ズシャ-
巨人「」バタッ
ネス「1日であそこまで出来るとは…」
ハンジ「いやぁ、成功したね」
エルなんとか「ああ、歌いながら戦うと本来の力の10倍が出せる水…」
ハンジ「これで巨人なんて一瞬だよ」
ベルトルト(なるほど…)
終わり
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