木村「……」

香取「はい解散」

草なぎ「ついでにSMAPも解散ｗｗｗｗｗｗ」

稲垣「なんで解散前に余計な仕事増やさなきゃなんないのさ」ﾌﾞﾂｸｻ

中居「あ、マネージャー。また喧嘩の原因は木村だってリークしといて」

香取「内容は伏せといてよｗｗ」

木村「……」

稲垣「木村君株がどんどん下がるねｗｗ」

草なぎ「何をやっても裏目にしか出ないしｗｗ」

木村「……悪かった」

中居「ああ？」

木村「すみませんでした」

草なぎ「あれ？なんで謝るの？」

木村「……」

稲垣「木村君もいい顔したかっただけなんだよ」

木村「謝るから解散はもう一度考え直してくれないか」

香取「ふん！」ﾍﾟｯ

木村「！？」

稲垣「もうその話は終わったはずだよ」

草なぎ「まだそんなこと考えていたの？」

中居「お前はもう終わりなんだよ」

───

地震「また、ダメだったみたいだね」

木村「……ああ」

地震「こんなことしてもメンバーの絆は戻りゃしないよ」

木村「それでも俺は信じたかった、あいつらを」

地震「ふーん」

木村「解散なんてしている場合じゃないって……！」

地震「……」

木村「けどもうタイムリミットだ。全部終わりにする」

地震「じゃあ次はどうする？」

木村「……俺たちの解散する12月31日」

地震「場所は？」

木村「日本中を滅茶苦茶にしてくれ」

地震「了解」

───

香取「……って話なんだけど」

中居「面白いじゃん」

稲垣「こないだの古畑任三郎もウケたし、僕たちこの路線でいくのもいいね」

木村「いやなんだよそれ。全然面白くねえよ」

香取「え？」

木村「大体なんだよ地震が喋るって。非現実的すぎだろ」

草なぎ「そうかな？慎吾らしくていいと思うけど」

木村「だったら慎吾一人でやれよ。そういうコント染みたイロモノ系は」

慎吾「……」

木村「大地震が東北に熊本に鳥取だ？」

草なぎ「あくまでフィクションだから……」

木村「本当に起こったら洒落にならねえぞ」

稲垣「いやそんなピンポイントに起こるはずないし……」

木村「挙げ句のはてに俺たちが解散？お前ら、SMAPを支えてんのは俺だってわかってんのか？俺がいなかったらお前らなんて三流タレント止まりなんだぞ」

中居「……！」

木村「わかったらそんなもんボツだ。新しいドラマはプロの脚本家に任せとけ」

中居「……」

稲垣「……」

草なぎ「……」

慎吾「……」

木村「じゃあな。俺月9の撮影で忙しいから」ｶﾞﾁｬ

ﾊﾞﾀﾝ

稲垣「……」

草なぎ「……」

慎吾「……」

中居「なあ……ちょっと聞いてくれ」

稲垣「なに？」

中居「いつになるかわからないけど、俺たちが木村の格を越える日がきたら……本当に解散しないか？」

草なぎ「木村君の格を？無理だよ」

中居「ちょっとずつでいい。あいつの人気だってずっと続くわけじゃない」

慎吾「俺もそれは思っていた。もう木村君と一緒にいるのウンザリだ」

中居「四人で新しいスタートだ。俺たちのプライドを見せてやろうぜ」

稲垣「……まあ面白いかもね」

草なぎ「それまで皆事件とか起こして株下げないようにね」

中居「よし、頑張ろうぜ」

───

木村「……ふう」

地震「うまく確執はできたね」

木村「……ああ」

地震「本当に解散させちゃうんだ？」

木村「こうしなきゃ2016年の8月14日、日本は地震で終わる……だろ？」

地震「僕を越えるニュースはSMAP解散しかないか」

木村「お前が俺にそんな条件……地震を越える衝撃的なニュースがあれば揺れないなんて条件出すから……！」

地震「ふふふ、暇だったんだ。日本が沈むの見たかったな」

木村「……もう戻れない」

地震「早いとこ事件とか起こして株下げときなよ。彼らにもわざとだって悟られないようにさ」

木村「……皆、すまない」