海未「今日は穂乃果の誕生日ですね」
ことり「そうだねぇ」
海未「毎年毎年プレゼントをあげていると…今年は何をあげたらいいのか、迷います…」
ことり「去年はことりと海未ちゃんでお金を出しあって買ったんだよね!」
海未「何を買ったんでしたっけ?」
ことり「パン!」
海未「あぁ…そうでした」
海未「さて、今年はどうしますか?」
ことり「うぅ~ん…思いつかないねぇ」
海未「…誰かにアドバイスを貰ってみるのはどうでしょう?」
ことり「じゃあ、>>5ちゃんのところに行ってみよう!」
にこ
ことり「にこちゃんのところに行ってみよう!」
…
にこ「へぇ、穂乃果の誕生日なの」
海未「と言うわけで、穂乃果の喜びそうな物を調べているんです」
ことり「何かないかなぁ?」
にこ「うーん……パン?」
海未「それは去年プレゼントしました」
にこ「そうなの?……っていうかなんでにこのところに聞きにくるのよ」
にこ「あんた達幼馴染みなんだし、にこより穂乃果のこと知ってるでしょ?」
海未「ずっと一緒にいたからこそ、分からないものもあるんですよ」
ことり「穂乃果ちゃん、何をあげたら喜んでくれると思う?」
にこ「パン以外に…う~ん」
にこ「じゃあ、>>11とかは?」
どら焼き
にこ「どら焼きはどう?」
ことり「どら焼き?」
にこ「にこ、ちょうどあまくてふわふわなおいしいどら焼きが食べたいのよねー」
海未「それはにこが食べたいだけじゃないですか」
にこ「プレゼントには自分が貰って嬉しいものを贈るって手もあるでしょ?」
海未「…一理ありますね」
ことり「ありがとうにこちゃん!」
…
海未「自分が貰って嬉しい物を贈る…なるほど」
ことり「穂乃果ちゃんちは和菓子屋だから、どら焼きはあんまり嬉しくないと思うけど…でも!」
海未「えぇ、にこの意見はかなり参考になりましたね!」
ことり「ことりは、新しいステージ衣装に使う布が欲しいなぁ~…♪」
ことり「かわいい服を作って穂乃果ちゃんにプレゼント♪素敵かも!」
ことり「海未ちゃんは何が欲しい?」
海未「私ですか?私は……そうですね、>>16でしょうか」
ほのかの練習着
海未「私は…穂乃果の練習着が欲しいです」
ことり「……え?」
海未「いつも穂乃果が着ている『ほ』の字が入ったTシャツです」
ことり「え?えっと…?海未ちゃん、あぁいうTシャツが欲しいの?」
海未「あっ、Tシャツが欲しいんじゃなく…穂乃果が来たあのTシャツが欲しいんです」
海未「穂乃果があれを着ますよね?で、いつものように練習をするわけです」
海未「最近は暑いですから…当然汗をかくと思うんです、そしたら肌が濡れますよね?」
海未「そうすると水分で肌とシャツがくっつきます、シャツはその汗を吸う形になります」
海未「絵里が入ってから練習もハードになりましたから、かく汗の量も以前より多めになっています」
海未「その、今までよりも多くの汗を含んだシャツ」
海未「欲しいですね」
ことり「………………」
ことり「…穂乃果ちゃんの練習着を穂乃果ちゃんにあげるのは無理だと思うな☆」
海未「…あっ、そうですね」
ことり「…………あはは」
海未「私とした事が恥ずかしいです…ちょっと考えたら分かることなのに」
ことり「…一回真姫ちゃんに見て貰ったらどうかなぁ?割とマジで」
海未「いえ、今は穂乃果のプレゼントを決めるのを優先しましょう」
ことり「う、うん」
海未「結局、私達二人だけでは考えが纏まりませんでしたね…」
海未「次は、>>24の意見を仰いでみましょう」
ゆっきー
海未「雪穂の意見を仰いでみましょう」
音ノ木坂
和菓子屋 穂むら
海未「こんにちは」ガラガラ
雪穂「あ、海未さん!いらっしゃいませ!」
雪穂「お姉ちゃんならまだ帰ってきてませんけど…」
海未「えぇ、穂乃果はことりに足止めしてもらってるんです」
海未「穂乃果に聞かれないように、雪穂と話したいことがあって…」
雪穂「?」
海未「今日は穂乃果の誕生日ですから…何かプレゼントをしようと思ってるんですが」
海未「雪穂なら、穂乃果の欲しいものを知ってるんじゃないかと…」
雪穂「お姉ちゃんの欲しいもの?なーんだ、そんなことですか」
雪穂「お姉ちゃんにプレゼントするなら>>30なんていいんじゃないですか?」
kskst
雪穂「お姉ちゃんにプレゼントするなら木工用ボンドとかでいいんじゃないですか?」
海未「ぼ、ボンドですか!?」
雪穂「お姉ちゃんなんかにお金かけたものあげてもしょうがないですって!」
雪穂「それに、そういう実用的なものの方が役に立ちますし!」
海未「そ、そうでしょうか…それにしてもボンドって…」
雪穂「私は今年、液体のりあげましたよ?」
海未「最近はくっつけるのが流行ってるんですか?それとも穂乃果の事嫌いなんですか?」
雪穂「え?お姉ちゃんの事…?まぁ、嫌いじゃないですけど…」
雪穂「どっちかって言ったら大好きなほうに入…って!こんな話はいいんですよ!」
海未「私は穂乃果大好きです!くっつきたいです!」
雪穂「うわぁ…」
海未「…ちなみにのりをプレゼントされた穂乃果の反応はどうでした?」
雪穂「>>39でした」
一応お礼は言ってくれた
雪穂「一応お礼は言ってくれました」
雪穂「具体的に再現すると『のり…え?うん…ありがとう……のり……うん、嬉……し…い』って感じでした」
海未(完璧に嬉しがってないじゃないですか)
雪穂「と言うわけでお姉ちゃんへのプレゼントはボンドがおすすめです!」
海未「はぁ…」
…
海未「…という意見を頂きました」
ことり「なるほど…穂乃果ちゃんがややへこんでた理由が分かったかも」
海未「ボンドはなしですね」
ことり「そうだね」
海未「後で誕生日とは別に試してみる事にします」
ことり「えっ」
海未「それにしてもあの元気な穂乃果がややへこんでいるなんて」
ことり「やっぱりのりはちょっとショックだったのかなぁ…」
海未「……なら元気づけてあげられるプレゼントがいいですね」
ことり「あっ、海未ちゃんそれいい!すごくいい!」
ことり「穂乃果ちゃんにプレゼントあげられて、元気になって!一石二鳥っ!」
海未「私は落ち込んでいるときに穂乃果の香りを嗅ぐと元気になります、さっそく穂乃果に穂乃果の香りを…」
ことり「うん、もういいから」
ことり「みんなに元気が出るものを聞きに行こう!」
海未「それなら>>46が適任だと思います」
エリチカ
海未「絵里が適任だと思います」
ことり「絵里ちゃん?」
海未「えぇ、かしこいかわいい絵里なら穂乃果の元気が出るものを知っているはずです」
ことり「かしこいの名は伊達じゃないんだね!」
海未「えぇ、かわいいの名も伊達じゃない人ですからね!」
ことり「それじゃあ早速行ってみよう!」
音ノ木坂学院
生徒会室
絵里「穂乃果へのプレゼント?」
海未「とある事情で少し穂乃果が落ち込んでいまして…」
ことり「元気の出る誕生日プレゼントを贈ってあげたいの!」
絵里「それで私のところへ聞きにきたのね」
海未「えぇ、なにせ絵里はかしこい上にかわいいですからね!」
絵里「そうね…穂乃果の元気が出そうなもの…」
絵里「>>51をプレゼントしてみたら?」
ことりの使用済みブラ
絵里「ことりの使用済みブラをプレゼントしてみたら?」
ことり「こ、ことりの!?」ドキッ
絵里「えぇ、きっと喜ぶと思うわ」
海未「ちょ、ちょっと待ってください絵里!どういうことですか!?」
絵里「かしこい私は見たのよ…この間、穂乃果がことりの着替えを漁っているのを…!」
絵里「あれはそう…ダンスの練習をした日の事……」
ちょっと前
アイドル研究部部室
絵里「今日は振付けの練習をしましょう、着替えたら屋上に集合よ」
凛「よーし今日も頑張るにゃー!かよちん早くー!!」
海未「…さて、行きましょうことり」
ことり「ま、待って海未ちゃん…、ことりは後から行くから…」モタモタ
花陽「私もちょっと遅れる…かも…」モタモタ
穂乃果「じゃあ先に行ってるよー?」ガチャ
にこ「早く来なさいよねー」
絵里「………行ったわね」
希「行ったね」
ことり「今のうちにブラをきつめのに付け替えよう!」バッ
絵里「大きいと、いつものブラじゃ抑えきれないのよね…」
花陽「ダンスの時、揺れて痛い…です…」
ことり「さすがに女の子だけでも、ブラまで外しちゃうのは恥ずかしいもんね…」
希「うちは別に見られても悪い気はせんよ?むしろ見たいかも」ハァハァ
花陽「た、たすけて…」
絵里「希、早く着替えなさい」
希「はぁい」
…
海未「…いつも来るのが少し遅めだったのにはそんな理由が…!!」
ことり「………」カアァ
海未「うらやま…!!いえ、うらめし…!!なんと言えば!!」
絵里「続き話していい?」
絵里「そして、私達が着替え終わった後…」
…
絵里「あ」
希「絵里ち、どうしたん?」
絵里「部室に忘れ物しちゃった…先に屋上に行ってて?」スタタ
絵里(…ん?部室の中に誰か…いる?)
絵里「……………」ガチャ
穂乃果「くんかくんか…」
絵里「………!?」
穂乃果「くんかくんかくんか……すんすん」
…
絵里「……ことりのブラに顔を埋めて呼吸する穂乃果の姿がそこにはあったのよ」
ことり「あ~ん!穂乃果ちゃん何してるのぉ!?」
海未「そうです!言ってくれれば私のブラなら嗅ぎほうだ…」
ことり「海未ちゃんちょっと黙ってて?」
絵里「隠れてこっそり嗅ぐくらい、ことりの胸の香りが大好きなんでしょう…」
海未「いいですね、私も隠れてこっそり穂乃果の」
絵里「ちょっと静かに」
絵里「…思う存分嗅がせてあげたらきっと穂乃果は喜ぶし、元気も出ると思うわ」
ことり「えぇ~…それは…」
絵里「どう?」
ことり「………」
ことり「>>60」
海未ちゃんまかせた
ことり「う、海未ちゃんにお任せしますっ!」
絵里「ことり!?」
ことり「だ…だって!ことりは、穂乃果ちゃんのことは大好きだけど…!」
ことり「流石に、ブラの香り嗅ぐとか…歪んだ性癖には付き合いきれませんっ!!」
絵里「だからって何故海未に任せたの!?カエルの目の前に蛇を放り出すようなものじゃない!?」
海未「分かりましたことり!穂乃果のお鼻は私に任せてください!!」キリッ
絵里「ダメだ!やる気満々よ!!」
海未「そうと決まれば早速!待っててくださいね穂乃果ぁあぁぁあああぁぁぁああ!!」ガラッ シュバッ
絵里「海未ーーーーーーー!!」
ことり「ほっ」
…
穂乃果「はぁ…誕生日プレゼントがのりって…へこむなぁ、ことりちゃんのおっぱいの香りをくんくんして癒されたい…」
海未「穂乃果っ!!」ガラッ
穂乃果「わっ!?海未ちゃん!」
海未「私が…胸を貸します!!思う存分嗅いでください!!!」
穂乃果「……え?」
海未「穂乃果の性癖については絵里から聞きました!さぁ…私の胸の香りを嗅いでいいんですよ!!」
穂乃果「え、ちょっと待ってなんで絵里ちゃんが知っ」
海未「確かに私はことりより控えめですが…!それを補って余りある大きな愛がこの胸にはあるんです!!」
穂乃果「なんで海未ちゃんまで知っ…もしかしてことりちゃんも」
海未「さぁ!!来ないならこっちから行きますよ!!!」ヌギッ シュバッ
穂乃果「話聞いてーーーー!!!」
海未「穂乃果あああああああああっ!!!」ガッシィ ギュムー
穂乃果「むぐぅっ!?」
海未「穂乃果っ!あぁ、穂乃果…!穂乃果の頭が私のすぐ近くに…!」
穂乃果「ちょっ海未ちゃ…!苦し…!」モガモガ
海未「遠慮しなくてもいいですよ!思いっきり深呼吸!さんはいっ!」ギュッ
穂乃果「むぐぐー!!」
海未「その調子です!もっと強くしてもいいですよっ!!」ギュー
穂乃果「むぐううううう!!!」
海未「あぁっ!!穂乃果!穂乃果!!ほのかほのかほのかああ!!すごいです!穂乃果の吐息がこんなにも近くに!!
私の心臓のビートと貴女の呼吸のリズムがセッションしてます!最早芸術ですっ!!やっぱり穂乃果って最高ですよね!!
聞こえますか!?私の心臓の鼓動…どんどん早くなってますっ!これも穂乃果への愛ゆえ!愛のスピードなんです!全て振り切るぜ!!
私の胸の香りはどうですか!?堪能してますか!?私も穂乃果の頭を胸に抱いて髪の香りを堪能してますよ!お揃いですねっ!
気持ちも想いもシンクロですっ!これから一生こうしていましょう!!あ、そうだ誕生日おめでとうございます穂乃果!!
きっと穂乃果は私とこうするために生まれてきてくれたんですね!ありがとう穂乃果!神と穂乃果のご両親に感謝です!
このまま二人でこうやって抱き合って嗅ぎあって、人生と言う名の長い道のりを共に歩んでいきましょう!!今日と言う日に乾杯!
穂乃果の生まれた記念日で、二人が一人になった記念日です!穂乃果記念日ですね!愛してるばんざーい!
早速みんなを呼びましょう!バースデー&マリッジパーティーの始まりです!踊りましょうか!輝夜の城で!!
結婚式はどんな感じにしましょうか!?さっきから静かですけど聞いてますか穂乃果!穂乃果?穂乃……あれっ?穂乃果?息してない?」
海未ちゃんが頑張ってディープ人工呼吸をしたので穂乃果ちゃんは助かったそうです
おしまい
穂乃果ちゃん、お誕生日おめでとうございました
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