ちひろ「346プロのひとでなしたち」 (40)

P「ふぃー...おはようございます、と」

P「さぁ今日も一日がんばるZOY☆ということで」

P「ちひろさんのデスクに100円置きまして失礼ながらスタドリを拝借」グビー

P「ぷへーこれで元気100倍」

ちひろ「おはようございまーす、あ、プロデューサーさん、そこに置いてある『不死身になる代わりに理性が死ぬスタドリ』は絶対に」

P「…」ドクン

ちひろ「...飲むと思ったから早めに来たのに」

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ちひろ「あわわ...どうすれば...これでアイドルが傷でも負えばプロデューサーさんは最悪自ら...考えたくない」

ちひろ「どうする?考えろちっひ...えーっと、志希ちゃんが前言っていたことが正しければ」

ちひろ「服用から暴走には10分ほどラグがある...今のうちにとりあえずアイドルの皆に一報入れておきましょう...」カタカタ

ちひろ「そして、この状態を早めにどうにかする為には…何回か死ぬほどフルボッコにすること...不死身の効果を再生力に費やさせるってことかしらね、これも一応伝えておきましょうか」カタカタ

ちひろ「さて、報告は終わったけれど...出来ることならわたしの手でどうにかしたいものですね...」

ちひろ「しかしながら相手は不死身とはいえ、人間は人間」

ちひろ「となれば、勿論欲も...ちひひひ」

P「」ユラリ

P「!!」ダダダッ!

ちひろ「さぁて来た来た!」

ちひろ「プロデューサーさん!大人しくしてくれればジュエル250」

割愛...


ちひろ「...」チーン

P「...」ハァハァ...

P「...!」ヒュン!

開きっぱなしのドアから出ていくP

ちひろ「(...理性がないの忘れてた...みんな...逃げ...)」ガクッ

[場所は変わって事務所玄関]

凛「...プロデューサー、なんか変なことになってるみたいだね」

凛「理性を失っている、か」

凛「一体どんなことをされてしまうんだろうね」わくわく


P「...!」ギロリ

P「ヴァァ!」ダッ!

凛「おっと、噂をすれば」

キュイン!

凛「蒼の剣よ!」

ザシュ!

P「ー!!」

凛「…悪いけど、私が欲しいのは既成事実だから、記憶のないPの相手は出来ないかな」

凛「あーでもこんな状態じゃないと無理矢理襲われちゃうなんてことないかも、迷う」

P「ガァァァ!!」ヒュン!!

凛「おっと、ダメージは喰らえないよ」

ガキン!!

凛「なるほど、不死身だから人間の限界を越えて活動できる、ってところかな」ギギギ...

凛「でも、それだけじゃ私には勝てないよ」

凛「私たち(アイドル)はいつも、限界を越えるところからが始まりだからね」

凛「悪いけど、斬るよ」

すぅっ....

凛「蒼の力は『想い』の力!『信念』の力!!」蒼い光が凛を包む!

カッッッ!

P「!!」

凛「私は、今から全力で貴方を討つ!」

凛「『蒼の判決(ジャッジメント・ブルー)!!!」

ザンッ!!!

P「GYAAAAAAAAAAA!!!」


『蒼の判決』…蒼の力を刀身に持てるだけ込め、一振りで全て放出する奥義

蒼の力がわからない人は『渋谷先生の蒼の講義(ブルーレクチャー)』を受けることをお勧めするよbyプリンセスブルー

P「....!」ドサッ...

凛「...『迷い』があったからか半分も威力が出なかったけど、まぁ十分かな」


凛「....ふう」

凛「それじゃ、今のうちにプロデューサーの匂いを『直』に...あれ」

凛「...逃げられた?
...そういえば不死身って話だったね
再生力は中々かな。久しぶりに思いっきりやったのに」

凛「じゃあ、またPのいるところに偶然居合わせる準備を」
未央「『スターブロー☆』」ドガッ

凛「...いきなり鳩尾は無しじゃないかな?」チーン

未央「君の暴走を殴ってでも止めるのも私の務めなんですぜしぶりんせんせー、ほら、朝のレッスン行くよー」ずるずる

凛「だってプロデューサーが」ヒキズラレ

未央「誰にも勝てやしないし大丈夫でしょ、てかしぶりんもそれわかってるでしょ」ヒキズリ

凛「まぁね、プロデューサーのことならなんでm」

割愛

凛「」チーン

未央「うん、ごめん、やりすぎた」ずるずる


P...1KO

渋谷凛...再起不能

本田未央...凛と共にレッスン

[再び場所は変わってPのルーム]

ちひろ「」チーン

「あれ、ドア開きっぱなしじゃん」

バタン

「うひひ...」

愛海「面白いことになってるじゃん!早起きしてよかった!」

愛海「どれどれ...」

ちひろ「」チーン

愛海「髪は乱れてるけど、衣服にシワなどは無し...流石髪フェチ、そこは欠かさない。
それ以外はプロデューサーが思いとどまったか、ちひろさんが『事務員スキル』で追い払ったか...」

『事務員スキル』…アイドル事務所の事務員のみが使用を許された、窮地に陥った時に自分の暗黒面を放つ暗殺術である

ちなみにちひろはPに襲われた際は彼を刈る余裕が無かったため、最期の力を振り絞って財布を塵に還すことでPに精神的ダメージを与え、追撃を防いだ

愛海「どっちにしろ当分目は覚まさないかな」

愛海「しかし、普段ガードの堅いちひろさんのお山...こうも無防備にさらすとは…ぐへへ」ワキワキ


「グォォ!!」
ガン!ガン!←ドアを蹴破ろうとする音


愛海「...今いいところなんだけどねぇ」

ガン!ドガッ!

グガン!ドンッ!

ドガガガガガガガ!!!

ハァ...ハァ...

愛海「...そういや、このドア主にPaアイドル対策用にぶち破れないように結界張ってあるんだよね」

愛海「かわいそうだし少し相手してあげよ」ガチャ

愛海「こんにちは[ピーー]ね!」スネ蹴り!

P「グォッ!」

愛海「もう片方!」ゲシッ!

P「...」キカナーイ

P「....!?」がくっ

愛海「不死身のプロデューサーにその蹴りはダメージは無いと思うけど...」

愛海「あたしの自己流アイドルスキル『やわらかタッチ』は触れた部分を軟らかくする術...立てやしないでしょ、そんなぐにゃぐにゃの脚じゃ」

愛海「(過去に木場さん相手に両足奪ったのに腕だけで突進してきた時は流石に死を覚悟したよね)」

愛海「で、あたしはその木場さんにさんざん叩き込まれたんだよ...あたしの嫌いな『剛』の力を!」

ぐぐぐっ...!

カチン!

愛海「アイドルスキル『ハードレッスン』...

『ヘビーライフル72(mm)』!!!」ブゥン!!

ド ゴ ッ !!!

P「ブガァ!!!」

ズザァァァ...!

愛海「おー、飛んだ飛んだ」

『ハードレッスン』…アイドルなら自分の身体の一部を鋼鉄ほどに堅くすることもできた方が役に立つという考えの元作られた術

愛海「んじゃあ...今度こそ豊満なボディを...」ワキワキ

清良「『ナース拳・麻酔』」ドスッ

愛海「うっ」

愛海「...いきなり出るの反則じゃない?あとなんかデジャヴ」チーン

清良「今日は愛海ちゃんはオフですから引き摺ったりはしませんよ?」

愛海「...レッスンやお仕事があったら引きずってたんだね、元看護婦さんや」ガクッ

P…2KO、逃げ出し次の獲物を探す

棟方愛海…リタイア

清良…一応愛海に簡単な処置をしてお仕事に行く

一旦ここまでです
遅筆ですが、よければお付きあいお願いいたします

中庭

P「ぐるるる...」

ガサッ

P「?」

ライオン「がぉ...?(お、仲間かい?)」

P「!?」

ガササッ

大蛇「しゅるる…(なんだい、人じゃないか。服を着ている)」

P「!?」

P「(…ヒトデハナイ…?スコシクウフク…エサ)」ジュルリ


ゴゴゴゴゴ…

P「ガ!?(ジナリ…?)」

ライオン「がぁ!(おっと、これは主の登場かい?)」

ボコォ!!!


仁奈(大土竜)「プロデューサー!!!やっぱり庭の動物さんたちに意地悪する気でやがりますか!」

P「」

大蛇「しゅららら(おはようさん主様。なんかうちの庭に人なのかなんなのかわかんねぇ奴が来たんだが)」

仁奈「その人はニナ達のプロデューサーでやがります!悪い人じゃねーですから意地悪は駄目ですよー?」

ライオン「がる。(了解。しかしうちの子や小さい動物は怯えて出てこねぇ。どうにか出来ねぇかい?)」

仁奈「ニナもそのつもり来やがりました!安心してくだせー!」

ライオン「ぐらら…(おう、助かるよ)」

P「ぐるる...(ユダン…)」

P「ガァ(クワセロ!!)!!」ヒュン!

仁奈「おっと」ビターン!

P「グゲッ」

仁奈「今のプロデューサーは少しだけ悪い人みてーですからお仕置きしてきやがります!」掴み

P「」

大蛇「しゅるるー(おー、行ってらー)」

ボコッ

ライオン「がぁ…(いつも気になってたんだが)」

大蛇「しゅら?(んあ?)」

ライオン「ぐらら…(たまにこの庭荒らすやついるけどよ、そいつら大体主に地下に連れてかれるじゃんか。
そのあとあいつらどうなるんだ?)」

大蛇「しゅらー…(あー…俺もよく知らねぇけどさ)」



大蛇「(餌じゃね?地下の恐竜の)」


P...喰われても喰われても死ねないのでそのうち考えるのをやめる少し前に仁奈に許され救出される。このPの記憶はガバガバなのでまた次の獲物を求める

市原仁奈…その後スケジュール通りにレッスン場へ。

余談:仁奈の変身は『ハードレッスン』などの身体強化系レッスンの応用によるものである。体の細胞を作り替える術は動物系の仕事を経験したアイドルは皆ついでにトレーナーさんから教え込まれる。

また今夜更新します(願望)

ー屋上ー

P「…グァァ…」よじ…よじ…

「ふむ…まさか庭からよじ登ってくるとは」

「いつかここにも来ると思ったから待っていたけれど」

飛鳥「そうして来るのだったら上から手を蹴飛ばしてやるのも面白かったかな?」

P「がるる…」

シュバッ!

スタッ 

飛鳥「しかし聴いた話よりケモノなんだね。チカラに身を任せた姿は雄々しい、が少し」

飛鳥「『醜いよ』」

P「」カチン

飛鳥「あぁ、気を悪くしたなら謝るよ。なにしろ思ったより『弱く見えた』からね」

P「」カチーン

飛鳥「しかし何を言われても寛容に接することも大事だと思わないかい?相手は思春期の14歳だ」

飛鳥「あまり怒ると『禿げ』るよ?」

P「」プッッッツーン!

ヒュン!!

P「グガァァァァァ!!!」

ズ ド ン!!!!!

飛鳥「....」

飛鳥「『プロボーク』…」ニヤリ
 

P「!?」

飛鳥「『チカラ』を乗せた言霊は相手の脳に働きかけ、攻撃以外の選択肢を潰す」

P「ガァ!!」

ドゴッ!

飛鳥「僕自身生意気な人間だからね、このスキルとの相性が良いらしい」

P「ッ!?」

ボスッ!!

飛鳥「あ、本来の僕はいくらなんでもここまでイヤな言葉遣いはしないから、ここで初めて僕を見たって人はそれは解ってくれるとありがたいよ」

『誰に言ってるんですか飛鳥さん!』

飛鳥「さぁね」フフッ

ガガガガガ

P「グガァァ!!」

飛鳥「...さぁ、この通り僕は無傷な訳だけれども」

飛鳥「これだけ攻めたってことは、やり返される覚悟はあるよね?」

P「」ゾッ

クルッ

ここに来て、P、撤退を覚えるっ…!

飛鳥「…」


飛鳥「『幸子』」

『わかってます!』

ガチャッ!

飛鳥から飛び出す幸子

P「!?」

幸子「失礼しますよ!『箱入り』!」

ガチャッ

バタンッ!

P「…!?」ぐぐっ…

飛鳥「...どうだい、動けないだろう?」

アイドルスキル『箱入り』
自分より大きい相手に扉を付けることでその相手に入り込むことが出来る。相手の動きをある程度操作することも可能。
そして、自身が動けない代わりに全ての攻撃を無効にする幸子のオリジナルスキル『アライト・ウイングス』の恩恵を入り込んだ相手にも与えることが出来る
気品を持つ者にのみ許されたスキル


飛鳥「さて、終わりにしようか」

飛鳥「『復讐者(リベンジャー)』」

ズバッ

ガガガガガガガガガガ

飛鳥「お疲れ、幸子」

ガガガガガガガガガガ

幸子「お疲れじゃないですよ!あれ無敵切ってたらボクにまでダメージあるんですから!」

ガガガガガガガガガガ

飛鳥「まぁ一撃必殺のバージョンにしないでおいたから万が一幸子に当たっても大丈夫だったと思うよ」

ガガガガガガガガガガ

幸子「まぁそうなんですけど…」

ガガガガガガガガガガ

幸子「ところであれはいつ終わるんですか?」

ガガガガガガガガガガ

P「…!」

飛鳥「喰らったダメージの倍まで相手に斬撃を与え続けるバージョンにしてみたのだけれど…」

ガガガガガガガガガガ

飛鳥「思ったより続くね…」

幸子「…そろそろ攻撃になれて起き上がったりしませんかね?」

P「…」むくり

飛鳥「あぁ、心配ないよ」スッ

飛鳥「『反抗(リヴォルテ)』」ザクッ

ガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガ

飛鳥「同じようなカウンター系スキルは2個あると便利だよ」

幸子「悪魔…」

飛鳥「誉め言葉さ」フッ

ガガガガガガガガガガ
ガガガガガガガガガガ

P「」


P…4KO目。やめときゃいいのにまだ獲物を探す

輿水幸子…このあと事務所内の喫茶店で盛大にココアをこぼす。悲しみ。

二宮飛鳥…ブラックコーヒーが飲めない。悲しみ。

一旦ここまで
コメント、本当に有り難いです。
遅筆ではありますが、やっと魂が現世に戻ってきたので仁奈ちゃんと幸子、飛鳥編更新しました。
今週中に更新したいです(願い)

えっ、今日は幸子で中の人ネタ使っていいのか!

>>36
ようやくデレ系のイベントにここぞとばかりに使っちゃいました
受け付けない方がおりましたら申し訳ございません

誤字
>>36
ようやくアイマスのライブに来てくれたのでここぞとばかりに使っちゃいました
受け付けない方がおりましたら申し訳ございません

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