(’A｀)「家族に期待されるって、そりゃあさ、俺自身になにか特別な能力があれば応えようと思うけどさ」

(’A｀)「おれ、雑魚なんだよね、てーかもう最下層なレベル」

(’A｀)「大学楽しい？新しい友達できた？勉強ついていけそう？ってさ」

(’A｀)「面倒なんだよ、なんかもうね」

(’A｀)「あー、甘えてんなあ俺」

(’A｀)「ゼミナールも参加しなかったし、新歓とかもバックれたし、講義で友達も作らなかったし」

(’A｀)「小中で苛められて、高校で嫌な扱い受けてさ、なんかこう新しい人間関係作るの面倒だったんだよね」

(’A｀)「なんてーかさ、学費もたんまり払ってくれて期待してくれてるの分かるけどさ」

(’A｀)「なんかもう面倒なんだよね」

(’A｀)「バイト始めてもさ、なんかこう俺どんくさいじゃん？」

(’A｀)「しかも物覚え悪いじゃん？挙動不審じゃん？すぐ弱気になるじゃん？」

(’A｀)「なんだろーね、そういうとこ苛めたくなるんだろうね」

(’A｀)「君のイイトコは真面目なところって言われるけどさ、結局おれみたいな雑魚ってのは真面目に歯車として懸命にバカしても回らないとさ」

(’A｀)「その共同体の中に属することもできないのね、つーかそうしないと俺の価値って０なのね」

(’A｀)「今でもしぶとく続けてるけどさ、しょーじき扱いづらいと思うのよ」

(’A｀)「笑っちゃうよね、真面目で一生懸命なのに仕事できないって」

(’A｀)「スポーツとかさ、サークルとかさ、やってみたのよね、やっぱり楽しいこととか知ってみたいじゃん？」

(’A｀)「色々手探りしてみたんだけどね、覚えられないのよね、細かいルール」

(’A｀)「あとね、同じケアレスミス何回も繰り返しちゃうんだよね」

(’A｀)「これって甘えなんだろうね、だってありえないじゃん？同じケアレスミス繰り返すってさ」

(’A｀)「普通の人間が簡単にやれるようなこととかさ、俺すぐにはできないのよね、もちろんいずれはできるようになれることもあるよ？」

(’A｀)「でもさ、普通の人間が一週間ほどで覚えられることとかさ、俺何ヶ月かかけて覚えてたりすることあるのね」

(’A｀)「ありえなくね？中学生でもできるよーなことだよ？」

(’A｀)「おれ新しいこと始めるのに何枚も厚い壁乗り越えないといけないのね」

(’A｀)「もちろん周りとギャップできてきて、終いにはお荷物扱い」

(’A｀)「その先の展開は言わなくても分かるだろ？」

(’A｀)「大学通学の途中にさ、在学生とすれ違うじゃん？すごくバカにしてるような視線感じるのよね」

(’A｀)「被害妄想？いや違うよ、あれは間違いなく見下してる眼だよ」

(’A｀)「すごいよね、大学の大教室とかさ、入ったら人がたくさんいるのよね」

(’A｀)「みーーんな俺を笑ってんじゃないの？なんならTwitterやらFacebookで俺の醜態晒してんじゃないの？」

(’A｀)「あそこで携帯見ながら笑ってる奴ら、俺の写メ撮ってブサイクwwwwとか言ってんじゃないの？」

(’A｀)「ゼミナールとかも、一年のころは入ってたんだよね、こう見えても真面目だったから」

(’A｀)「まあ班員とギクシャクしながら結局最後まで打ち解けれずに終了したけど」

(’A｀)「なんだろーね、俺が話してても皆ね、？って反応なの」

(’A｀)「周りと何が違うんだろう？何が変なんだろう？多分みんな君は変な奴だって言ってたから変なのは確かなのよね」

(’A｀)「やっぱりさ、周りとなんか合わないしさ、俺ってまさか友達出来づらい？？って思っちゃうじゃん？」

(’A｀)「ああ、もちろん改善しようとしたのさ。そりゃあ、１人は寂しいからね」

(’A｀)「まあ、改善しても改善しても空回りばかりだったけどね」

(’A｀)「諦めんなよ！まだまだだろ！！って某有名人は熱く語ってくるかもしれないけどさ」

(’A｀)「面倒なんだよね、面倒。」

(’A｀)「すごくない？？面倒って感情が少しでも湧いたらもう何もかも面倒くさくなるんだ」

(’A｀)「もしかしたら最強かもしんない。あの熱いお方も面倒だと思ったら匙を投げるレベルだよ」

(’A｀)「言い訳たらしくて女々しい？まあ、聞いてくれよ、たまには弱者の声にも耳を貸してみないか？？」

(’A｀)「根っからがひねくれてるとさ、次第に俺を知ろうとした人間も離れていくんだ」

(’A｀)「まあ、たしかに、根暗変人ぼっちのジメジメした負のオーラに触れるなんて汚物を屠るような不快感しか湧かないんだろうけど」

(’A｀)「人間って素直だよな、お前卑屈だから嫌だって……」

(’A｀)「なんてーか、俺みたいな人生送った奴ってどうやっても俺みたいに卑屈なモンになっちまうよーな気がするんだよね」

(’A｀)「陽の当たる明るいとこにいた花には、とうていアスファルトに生える踏み潰された雑草の気持ちは分からないように」

(’A｀)「そう考えるとね、段々ポジティブに考えるのが面倒くさくなってくるんだ」

(’A｀)「アリストテレスも言ってただろ？悲しみは癒しをもたらすって。カタルシスは俺たちみたいな雑魚に残された唯一の癒しなんだよ」

(’A｀)「家族はまだ俺に期待してるんだ」

(’A｀)「俺、一回、クソザコから雑魚にランクアップするような、俺史上最大の下克上起こしたことあるんだよな」

(’A｀)「まあ、くそバカ高校から地元では並くらいの大学に受かった、て程度のことなんだけど」

(’A｀)「俺んちってさ、親父以外バカしかいなかったからさ、一家の快挙みたいな大事になっちまったんだ」

(’A｀)「俺も馬鹿だったんだろうね、大学受かったらめちゃくちゃ勉強して頭良くなる！！的なこと言ってしまったんだわ」

(’A｀)「大学入学して気づいたよ、俺そういえばバカだったんだ……てさ」

(’A｀)「そっから先、堕落した。もうすごい堕落した。多分修復は困難だな」

(’A｀)「いや自分で気付いてんなら諦めんなよw w wって思うだろ？ああ、俺も思ったさ」

(’A｀)「でもさ、なんかもう面倒なんだよね……」

(’A｀)「家族は俺が頭悪くない、実は才能ある奴なんだって言ってくれるけどさ」

(’A｀)「なんかもう戯言にしか聞こえないよね」

(’A｀)「下手に交友関係を広げようとすると、火傷する」

(’A｀)「下手になにか新しいことを始めようとすると、周りとギャップができて精神的に追い詰められる」

(’A｀)「あ、そういえば俺走るの大好きなんだよな、とっても好き」

(’A｀)「気持ちいいよな、なんでか分からないけど、ずっと自分のペースで走ってると楽しくてニヤニヤしちまうんだ」

(’A｀)「あ、いけない話が逸れてしまっていた」

(’A｀)「お前は生きたいのか？と言われたら違う、と答える」

(’A｀)「お前は死にたいのか？と言われたら違う、と答える」

(’A｀)「なんなんだろーな、これ、構ってちゃんなんだな」

(’A｀)「このまま人生続いて、万が一大学卒業できてさ、就職してさ、社会に飛び出してさ」

(’A｀)「それでも何のために動いてるのか(そりゃまあ生きるためってのはあるけど、なんか違うんだよな)って考えるとさ」

(’A｀)「…………」

(’A｀)「まるでゾンビなんだよな……」

見返すと支離滅裂した文章だ
読んでくれたやつ、すまない

(’A｀)「色んな奴と楽しくお話したい、仲良し組で海・花火・夏祭り・スキー・旅行いきたい、部活終わりの夕暮れ時に仲間と語りあいたい、ゼミで後輩の相談とか聞いてみたい、彼女とか作って良い雰囲気なってみたい、結婚して子供あやしたい」

(’A｀)「普通になりたい」

(’A｀)「普通になりたい」

(’A｀)「普通に……」

(’A｀)「………………」

(’A｀)「諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ諦めろ」

(’A｀)「期待するな期待するな期待するな期待するな期待するな期待するな期待するな期待するな期待するな期待するな」

(’A｀)「俺はダメだ俺はダメだ俺はダメだ俺はだめだダメだ俺ダメだはダメだ俺はダメだは俺ダメだ俺は」

(’A｀)「奴らは敵だ奴らは敵だ奴らは敵だ奴らは敵だ奴らは敵だ」

(’A｀)「見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる見下してる」

(’A｀)「何も考えるな何も考えるな何も考えるな何も考えるな何も考えるな何も考えるな」

(’A｀)「俺は孤独が好きなんだ俺は孤独が好きなんだ俺は孤独が好きなんだ俺は孤独が好きなんだ」

(’A｀)「とか考え出すと過呼吸でバタンキューしちゃうから、この辺でやめとこう」

(’A｀)「あーーー、狼になりたい」

(’A｀)「いや、カラスでもいい」

(’A｀)「孤高ってカッコいい、誰の手も借りず自分で覇道を進む」

(’A｀)「覇道ってかっこいい、覇道ってすごい」

(’A｀)「俺は……」

(’A｀)「思考なんて感情なんて亡くなったゾンビになれば、どれだけ負担が減るだろう」

(’A｀)「でも何も考えず何も感じないってどうなんだろう」

(’A｀)「たのむ、俺、はっきりしてくれ……」

(’A｀)「これ以上悩みたくない……」