【安価】メインヒロインの妹を作ろう! (1000)

このスレは>>1がメインヒロインの妹にときめくタイプなので安価の力を使ってみんなで理想のメインヒロインの妹を作ろうというスレです

メインヒロインではありません、メインヒロインの妹です

出番の割に読者アンケートで上位に食い込むもメインヒロインになれないメインヒロインの妹がいいんです

みんなの力でメインヒロインを食っちゃってメインヒロインをメインヒロインの"姉"にしてしまえるような魅力的なメインヒロインの妹を目指しましょう

それでは開始です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1476117317

主人公「メインヒロイン……の、妹?」

メインヒロインの妹(以下『妹』表記)
「そうだよお兄ちゃん」

主人公「メインヒロインではなくて?」

妹「そうだよ、メインヒロインの妹だよ、当て馬ヒロインとも言うよ」

主人公「なんでそんな微妙なポジションを…」

妹「>>1の趣味だよ」

主人公「それならしょうがないな」

妹「しょうがないね」

妹「因みに今は>>1の思う当たり障りのないメインヒロインの妹のイメージで喋ってるよ」

主人公「どゆこと?」

妹「これからの安価次第で私の性格は変わったりするよ」

主人公「なるほど解った」

妹「あと言っとくけど前提としてお姉ちゃんと私はヒロインが務まるレベルの美少女だよ」

主人公「しょうがないな」

妹「あと私はお兄ちゃんの事が大好きだよ」

主人公「安価で決めるまでもなく?」

妹「>>1はそういうメインヒロインの妹が作りたいんだよ」

主人公「ならしょうがないな」

妹「しょうがないね」

妹「それでお兄ちゃん最初は何を決めたらいいと思う?」

主人公「世界観じゃない?」

妹「世界観?」

主人公「SFとかファンタジーとか現代物とか
それを決めないとお前の姉たるメインヒロインとの関係も練れないだろ」

妹「流石お兄ちゃんだよ」

主人公「じゃあ世界観は>>8で」

なんか安価が機能してなかったから最安価で

>>9

安価が機能してなかったんじゃなくて昔安価スレやってた時と使用が変わってただけだという事に今気付く不具合。

というわけですがそのまま>>9でオナシャス

じゃゆるいファンタジー

妹「わかったよ、この時間に安価スレは無理があるよお兄ちゃん」

主人公「そうみたいだな」

妹「じゃあ世界観は>>8のゆるいファンタジーで行くよ」

主人公「と言いますと」

妹「お兄ちゃん農業とかしてるんじゃない?」

主人公「マジかよ…」

妹「それはそうと続きは人がいそうな時間にお兄ちゃんとお姉ちゃんの関係を決めるよ」

主人公「あいわかった」

妹「じゃあ一旦ここまでだよ」

主人公「また次回!!」

妹「お楽しみにー!」

SS速報自体常駐してるの少ないんだから
安価スレはレス番指定より 下1 とか ↓2 とかにした方がいい

>>12
アドバイスどうも
でも普段>>と↓は使い分けてるのでとりあえず今のままで進めます

妹「お兄ちゃんとお姉ちゃんの関係……それは私とお兄ちゃんの距離感を決めるある意味最も重要な設定だよ」

主人公「安価取る前に例を挙げておこう」

妹「幼馴染とか空から降ってきたとか同業者とか敵同士とかそういうのだよ」

主人公「という事は必然的に俺とメインヒロインのキャラとか職業もある程度決まってくるな」

妹「でもどんな設定でも私はお兄ちゃんを大好きでいるよ!!」

主人公「嬉しい、ありがとう」(なでなで

妹「うへへへへ////」(なでられなでられ

主人公「可愛い」

妹「どういたしまして!
それはそれとしてお兄ちゃんとお姉ちゃんの関係は>>17だよ!」

跡継ぎをめぐる骨肉の争い中

すみません姉と妹の関係と間違えました
安価下でお願いします

>>21
お気になさらず、
それもまたコメディっぽくて面白いのでそのまま採用させてもらいます

妹「というわけでお兄ちゃんとお姉ちゃんの関係は跡継ぎを巡る骨肉の争いをしている仲だよ!」

主人公「何の跡継ぎを巡ってるんだ俺たちは…」

妹「私がお兄ちゃんの妹じゃなくてメインヒロインの妹な時点でおうちではないね、何かの弟子とかなんじゃないの?」

主人公「ゆるいファンタジーって事だしなんかの魔法とか武術とか錬金術とかの流派とかかな?」

妹「せっかくだしそれも安価とっとこうよ!」

主人公「よし、ささっと決めて早くお前の設定まで行こうじゃないか」

妹「じゃあお兄ちゃんとお姉ちゃんは>>26の跡継ぎの座を巡ってるよ!」

破壊神

妹「お兄ちゃんとお姉ちゃんは破壊神の跡継ぎを巡って争ってるまーす!」

主人公「怖ぇよ!!俺たちなんなんだよ!!」

妹「きっと神に選ばれたんだよ!」

主人公「えぇー…破壊神の候補になる俺とヒロインとその妹のお前ってなんなの…」

妹「じゃあ人間か神か魔物かの三択で、お兄ちゃんが↓1~4の多数決、お姉ちゃんと私が↓5~8の多数決だよ!」

妹(神)「お兄ちゃん…私はね…神なんだよ……」(パアァ…←神々しいオーラ

主人公(魔物)「俺は魔物かぁ、じゃあ破壊神であるヒロインとお前の父…師匠に俺が素質を見出されて弟子になって、俺がいなけりゃ元々破壊神になる予定だったお前の姉と破壊神の座を巡って争ってるって感じにしよう」

妹「っしゃあ!!美人女神姉妹引いたぁ!!」

主人公「嬉しそうだなこいつ」

妹「いいねお姉ちゃんとの関係は纏まってきたよ!」

主人公「じゃあ戦闘力決めようぜ、師匠は限界突破として、俺たちはコンマ判定にしよう」

妹「お兄ちゃんが↓1、お姉ちゃんが↓2、私が↓3だね!」

主人公「え?お前も決めるの?」

妹「もちろんだよ!」

主人公「これでお前が一番高かったら師匠見る目なさすぎない?」

妹「それもまた一興だよ!」

妹「お兄ちゃんがと私が89、お姉ちゃんが98だよ!!」

主人公「強いな俺ら!?」

妹「そんな事よりお兄ちゃん私とお揃いだよ!嬉しい?ねぇ嬉しい?」

主人公「お前は嬉しそうだなぁ…」

妹「だって嬉しいもん♪」

主人公「可愛い」

妹「でもここで残念なお知らせです」

主人公「ん?なんだ?」

妹「なんかキャラが立ってきてしまったところですが、ここで私の性格が決まります」

主人公「そういや一応無難なイメージのままだった」

妹「じゃあこれもコンマで行こう!>> 47のコンマで1~00!高い程外交的だよ!」

主人公「妹の口調も書き込んでくれな」

妹「私はね、お兄ちゃんの為ならお姉ちゃんだって殺れるよ!」

主人公「喋り方は今のままで、外向性は53…まぁ普通って感じだな」

妹「ねぇお兄ちゃんどうして私の話真剣に聞いてくれないの…?まだお姉ちゃんには勝てないかもしれないけどお兄ちゃんと刺し違える事くらいはできるんだよ…?」

主人公「早速ヤンデレと戦闘力が互角の設定活かさないでくれるかな?」

妹「えへへー、なーんて嘘!お兄ちゃんの言う通り設定活かしてみたいだけでしたー!てへっ♪」

主人公「はっはっは」

妹「お兄ちゃんが私の話聞いてくれないなら私とお兄ちゃん以外の生物を全部滅ぼして私とだけお話しできるようにするだけだもん…♪」(ぼそっ

主人公「うん、お前の方が破壊神向いてるんじゃないかな」

妹「ところで私はお兄ちゃんの事なんて呼べばいいかな?」

主人公「というと?」

妹「このまま『お兄ちゃん』呼びのままでも良いけど、せっかく妹キャラだし『兄さん』とか『お兄様』とか『◯◯にぃ』とかいっぱいあるしそれも決めちゃって良いかなって!」

主人公「じゃあ『お兄ちゃん』系の呼び方の中で妹が俺の事をなんて呼んでるか>>53で」

兄者

妹「お兄ちゃんが兄者ならお姉ちゃんは姉上とかの方がいいかな兄者!?」

主人公「天真爛漫で戦闘力89で兄者かぁ…今俺の中でお前がショートポニテになったわ」

妹「なんで?」

主人公「動きやすそうだし忍者とかっぽくね?」

妹「じゃあ戦闘スタイルも決めとこうよ兄者!」

主人公「そうだな、戦闘力は互角でもそれで差別化できるしな」

妹「因みに姉上は純粋にパワーで圧倒するパワーファイターだよ!」

主人公「戦闘力98のパワーファイターとか怖い」

妹「じゃあ兄者の戦闘スタイルが>>57で私が>>59だよ!
因みにどっちも戦闘力89あるしどんな戦い方でも素手でもそれなりに強いよ!」

自ら手を下すより他人やらせる策士
自分で戦うにしても相手を不利な状況に追い込んでから

主人公ぽく剣

妹「兄者が罠とか策略を駆使する頭脳タイプ!私がスタンダードな剣タイプだよ!」

主人公「なぁ俺本当に主人公?」

妹「姉上はね…ちゃんと戦っても強いくせに小賢しい戦法を取る兄者を認めていないの…だって……」

主人公「だってあいつはパワーこそ正義だから…」

妹「そう、姉上はゴリ…脳筋だから…」

主人公「でもそのおかげで俺に挑んできても罠にはまって俺に負けるんだよな、戦闘力98なのに」

妹「いいライバルだね!」

妹「じゃあ今度は姉上のベタ惚れ度とツンデレ度を決めようよ!」

主人公「え?せっかくお前の設定に入ったのにあいつの設定に戻るの?」

妹「姉上が兄者とどういう付き合い方をしてるのかはメインヒロインの妹である私にはとっても重要な設定なんだよ!」

主人公「あいわかった、それでなんでベタ惚れ度とツンデレ度?」

妹「姉上が兄者に好意を持ってるのは確定なの、でもでもそれをどれだけ表に出すかって事だね!」

主人公「具体的には?」

妹「ベタ惚れ度が低いと兄者の事を異性として意識してるというより友達や兄弟みたいに見てるって事だね、そしてツンデレ度が低い程素直に好意を示してくるよ!」

主人公「なるほど、これはどう決めようか?」

妹「これはコンマだね、1~00で、↓1がベタ惚れ度、↓2がツンデレ度だよ!」

妹「というわけで控えめに言って兄者が大好きで素直じゃないツンデレゴリラの入場です!!」

ヒロイン「あんた今はっきりゴリラって言ったでしょ!?」

主人公「いやだってお前の戦闘スタイルゴリラだし…」

妹「…いや待って兄者、そういえばゴリラはとっても知的な生き物だよ、姉上程パワーに頼って生きてないよ」

主人公「そうだな、ゴリラに悪いな」

ヒロイン「あんたらねええぇえぇ…っ!!」

ヒロイン「だいたいパワーが一番で何が悪いのよ!?私たちはどっちかが破壊神になるのよ?
ならパワーが強いに越した事ないじゃない!」

主人公「お前何でもかんでも破壊神するのが破壊神の仕事だと思ってんの?」

ヒロイン「だって破壊神だし…」

主人公「師匠はお前のそういうところが不安なんじゃねーの?」

ヒロイン「んなぁっ!?」

妹「はいはいそう言うのは本編でやってねー?
まだもう少し決める事が残ってるんだから」

主人公「ん?もうあらかた決めたんじゃないか?」

妹「ふっふっふ…いやぁ最後にこれを決めとかなきゃぁ私のキャラが定まらないってのが一つ残ってるでしょ…」

主人公「なんだろう、解るかヒロイン?」

ヒロイン「えっと…なんだろう…?」

妹「ズバリね、登場頻度だよ!!」

ヒロイン「登場頻度?」

妹「次期破壊神の座を巡る兄者と姉上のゆるいファンタジー世界を舞台にした物語……つまり二人はパワー全開で戦い合うわけにはいかないの」

主人公「ならどうやって次の破壊神を決めるんだ?」

妹「二人はね、破壊神として感情に身を任せて何でもかんでもかんでも破壊してしまわないように力を抑える修行をしてるんだよ!」

ヒロイン「どうやって?」

妹「父上はね、兄者と姉上に人間に紛れて力を押さえたまま数年間地上で生活するように命じたの!」

主人公「じゃあヒロインの戦闘スタイル明らかに間違ってるよな」

妹「そうだね兄者のやり方が正解だね、姉上生き方だけじゃなくてこう全体的に不器用だね」

ヒロイン「うぅ…っ」

妹「パワーバカで不器用なメインヒロインの姉上と、喧嘩したりからかったり姉上をフォローしたりする兄者…二人はそうやってどんどん絆を深めていくの」

ヒロイン「…ねぇあんたこいつの事好きなのよね?
それだと私のイベントばっかりであんたは不利なんじゃない?」

妹「それは覚悟の上だよ!メインヒロインが姉上で私がメインヒロインの妹な時点でこれくらいの差はあって当然だもん!」

主人公「それでお前はどうするんだ?」

妹「妹キャラを全力で使って姉上に比べて格段に少ないイベントで兄者と読者に媚び売ってメインヒロインの座を奪います!!
首を洗って待っていてね姉上!!」<ビシッ!

ヒロイン「勝手にライバル宣言された!?」

妹「これに関してはライバルっていうかもう敵だよ敵!!」

妹「それで私の登場頻度の話に戻るけどね、地上にいる兄者と姉上に対して私が普段何処にいるかって事だよね」

主人公「なるほど、ざっくり言えば師匠のところ…つまり神界に残ってるか俺たちと一緒に地上に降りてきたかって事か」

妹「じゃあこれも多数決で決めちゃうよ!これは大事だから多めに取って↓1~9で!」

妹「地上が過半数を超えたので私は兄者達について来て地上に降りて来ちゃいましたー!」

主人公「来ちゃったかー」

妹「だって…兄者と離れたくなかったんだもん…///」

主人公「可愛い」

妹「そして地上にいれば兄者仇なす敵を手早く始末できるもん…♪」

ヒロイン「怖いわ」

>>79訂正

妹「そして地上にいれば兄者仇なす敵を手早く始末できるもん…♪」←×

妹「そして地上にいれば兄者に仇なす敵を手早く始末できるもん…♪」←◯

妹「じゃあ最後に私が何処に住んでるかを決めなきゃね!」

主人公「何処とは」

妹「普通に姉上と姉妹として同じ家に住んでるか一人暮らしか、むしろ兄者と同じ家かいっそ三人同じ家か、後は変則的に旅人だったり村じゃなくて近くの山に住んでたりとかかな?」

ヒロイン「そうね、登場頻度に関わるもんね」

妹「というわけで>>84さん決めちゃって!」

海を隔てた大国の王城

妹「海を隔てた大国の王城に住んでまーす!!」

主人公「遠いな!?」

ヒロイン「出れるチャンス的に神界より遠くない!?」

妹「これは姉上からメインヒロインの座を奪うハードルが上がったぜぇ…」

主人公「まぁ…頑張れ…」

ヒロイン「っていうかあんたなんでそんなトコに住んでんのよ…」

妹「それは本編の安価次第だよ」

主人公「安価なんだ…」

妹「でも>>84のコンマが89だったのは幸いだよ、これは旅人だったり遠くに住んでる事になった時私の登場がどれだけ贔屓されるかの数値として密かに判定値にしてあったんだよ!」

主人公「まぁ高くて助かったな!」

妹「私のラッキーナンバーは『89』だよ!私は『89』に愛されてるよ!!」

妹「じゃあ世界観と私たちはの設定のまとめだよ!こんな感じだね!」


・主人公
種族/魔物(魔人)
戦闘力/89
戦闘スタイル/策士

・メインヒロイン
種族/神族
戦闘力/98
戦闘スタイル/パワーファイター

・メインヒロインの妹
種族/神族
戦闘力/89(主人公と互角)
戦闘スタイル/武器を使う(主に剣)


舞台はゆるいファンタジー世界

主人公とメインヒロインは破壊神見習いで現破壊神たるメインヒロインの父に破壊神として力を抑える修行を積ませる為地上で人間として生活するよう命じられた

メインヒロインの妹は何故か海を隔てた大国の王城に住んでいる

あとこのレスのコンマがメインヒロインの妹のおっぱいの大きさです
1~00で大きい程巨乳
00…それは連なるおっぱいの形を示す紛れも無い巨乳の証…あ、貧乳も好きです

あと↓1がヒロインのおっぱい。

妹「49…だと…!普通!この調子で89に愛されると思ったのに…!」

ヒロイン「まぁ…そう上手くはいかないわよ…」←83

妹「姉上だけそれなりに巨乳でズルい!!」

ヒロイン「まぁ別にあんたも無いわけじゃ無いし…」

妹「貧乳なら貧乳でキャラ立ちしたのに美味しく無いんだよ!いや女の子としては助かったけど!!」

主人公「まぁ…俺は胸の大きさなんか気にし無いぞ…」

妹「ならいいや」(けろっ

ヒロイン「いいの!?」

妹「それじゃあとうとう本編が始まるよ…私も含めて全員ここで起きた事を全て忘れるよぉ…」

みょーんみょーんみょーん…

主人公「ああ…意識が遠のく…」

みょーんみょーんみょーん…

ヒロイン「ヒロイン…私はメインヒロイン…」

みょーんみょーんみょーん…

妹「さぁ…私達の物語を始めよう…」

みょーんみょーんみょーん…

妹「あ、タイトルどうする?最近の流行りに便乗して

『破壊神候補の俺が修行の為に地上で生活する事になったんだが』

とかにしとく?」

ヒロイン「早く始めなさいよ!!」

▼とある村

主人公「……う…朝か…」

俺は主人公、一見なんの変哲も無い村人に見えるが実はパワーを制御する修行の為に地上に降りてきた次期破壊神候補の魔人である

主人公「ふあぁ~…さて、朝飯食ったら昨日仕掛けた罠の様子を見に行くか
動物がかかってたら今晩は肉が食えるぞ」

適当な野菜を炒めてパンと一緒に食べる
これだけでもまぁ美味いのだがそれとは別でやっぱり肉は食いたい

肉は保存が難しいので野菜と違って食え無い時は食え無いのだ

主人公「しかし野菜育てて罠仕掛けて動物捕らえて…俺も村人としての生活が板について来たなぁ…
まぁ罠は元々得意だったけど」

とまぁ、独り言を言っていると「コンコン」とドアをノックする音が聞こえた

主人公「はーい、開いてまーす」

そう俺が返事をすると扉を開けて入って来たのは…

>>94

別にヒロインとメインヒロインの妹意外にもヒロイン候補増やしてもいいですよ
勿論ヒロイン候補じゃないサブ、モブキャラでも可

お目付け役の魔物(男)

魔物「ようやってるか主人公!」

主人公「なんだお前かよ、ヒロイン候補ならハーレムへの道が広がったのに…」

魔物「はっはっはメタい事言うなって!別に俺をヒロインとして見てくれても…いいんだぜ?」(キラン

主人公「マジでやめろ」(切実

魔物「いやーはっはっは冗談だ!
破壊神様からお前とヒロインがちゃんとやってるか見とけって言われて数年見張ってるが…お前は本当に厄介事起こさなくて面白く無いなぁ…」

主人公「面白がってんじゃねーよ」

魔物「まぁその分お嬢の方は……」

<ギャアアアァァアアァァアアァアアアァアアアァアアア!!!!

魔物「……これだもんなぁ」

主人公「はぁ…またかよ、お前はヒロインも見に行かなきゃだろうし森行くぞ森」

▼森

魔物「よーうお嬢怪我無いかー?」

ヒロイン「あ!魔物!罠から抜けられなくて困ってるの助けて!!」

主人公「なんでいつもお前が俺の罠にハマるんだよ」

ヒロイン「主人公!またこの罠あんたの仕業なの!?」

主人公「こっちのセリフだ、なんでいちいち俺の狩猟用の罠にハマるんだよお前は」

ヒロイン「しょうがないじゃない!獲物がいそうな所探してたらいつもあんたの罠があるんだもん!!」

主人公「『だもん』じゃねーよ!!お前も罠張るなりなんなりしろよ!!原始的かつ考え無しに獣追い回してんじゃねーよ!!」

ヒロイン「罠とか難しいのよ!!私のパワーならどんな獣も一撃なんだからいいじゃない!!

主人公「お前これパワー抑える修行だって解ってる!?バカなの!?」

ヒロイン「バカって言った方がバカよバーカ!!」

魔物「いやぁ主人公とお嬢はいつも仲良しだなぁー」

主人公&ヒロイン「「何処が!?」」

魔物「そういうのテンプレって言うんだぜー?」

ヒロイン「く…っ、こうなったら力を解放して罠を破壊するしか…」

主人公「だからやめとけって…外しれやるからちょっと待ってろ」

ヒロイン「……え?」

主人公「一応俺の罠の所為だしな、よし…外れたぞ」

ヒロイン「えっと…その、ありがと……」

主人公「例は要らねぇからもう二度と人の罠にかかるんじゃねーぞ」

ヒロイン「んなぁ!?人がお礼言ってんだから素直に言われときなさいよ!!」

主人公「1回目や2回目はそうしてたろ今回で何度目だと思ってんだ!?」

ヒロイン「いちいち数えて無いわよ!!」

主人公「数えられ無いくらいやるなっつってんだ脳筋がぁ!!」

主人公「ったく今日も肉無しかよー、食いたかったなぁ…」

ヒロイン「えっと…ごめんなさい…」

主人公「はぁ…まぁいつもの事だしいいか、そら村に帰るぞ」

ヒロイン「先に帰ってて、私はもう少しこの辺りで狩を続けてみる」

主人公「まぁいいけどさ、じゃあお先ー、もう罠は仕掛けてないから心配しなくていいぞー」

ヒロイン「わかったわ!」

主人公「……そろそろ村に着くな」

魔物「俺帰った方が良いかな?今人間に擬態してないし」

主人公「まぁ一部の人しかお前の事知らないしその方がいいかもな」

魔物「じゃあとりあえずボスには問題無しって報告しとくわー」

主人公「おう、一応ヒロインのポンコツぶりは控えめに報告してやれ」

魔物「……ツンデレめ」

主人公「誰がだよ」

魔物「お前がだよ、じゃあな~男のツンデレは気色悪いぞ~」(バッサバッサ…

主人公「ったくあいつもあいつだな…」

村に戻ります
村の入り口で出迎えてくれたのは誰?

>>101

村の薬師の少女

薬師の少女のおっぱいポイントは26です。貧乳です。

薬師「あ…おはようございます主人公さん」

主人公「やぁ薬師さんおはよう、今から薬草摘み?」

薬師「はい、主人公さんは?」

主人公「昨日仕掛けた罠の様子を見に行ったんだけどまたヒロインのやつがかかっててね、収穫無しだよ」

薬師「あはははは…」

主人公「ところで薬草摘みなら付いて行こうか?森には危険な所もあるし」

薬草「えっと…」

直下のコンマで主人公への好意判定

ベタ惚れじゃないですかやだー

薬師「あの…じゃあお願いします…主人公さんが居てくれると心強いし…///」

主人公「はははそれ程でもないよ、じゃあ行こうか」

薬師「やった…!主人公さんと二人きり…っ///」

主人公「そんなに嬉しがる程頼もしくは無いと思うけどね」

薬師「聞こえ…っ!?いえ、主人公さんがいてくれれば百人力です…!」

主人公「?まぁいいや行こうか」

薬師「はい…♪」

今回はここまで
メインヒロインの妹に出番は訪れるのだろうか…
まぁ真打ちは遅れてやってくるとも言うしね!

それはそれとして最後に直下のコンマ1~00で薬師との薬草摘みデートの成果です

それではまた次回!

今日はあまり時間が無いのでちょっとだけ

コンマは81
大漁ですね

主人公「薬師さんそっちはどう?」

薬師「はい…たくさん採れましたした…♪」

主人公「そっか、俺はこれっぽっちだよ」

薬師「いえ…手伝ってくれるだけで助かってます…!」

主人公「それなら良かった」

主人公「これだけ摘めば充分かな、そろそろお昼だし戻ろうか」

薬師「はい…そうしましょう…」

主人公「昼飯はどうしようかなぁ…」

薬師「あ…あの…!良かったらウチでご一緒しませんか…!?」

主人公「え?いやいや悪いって」

薬師「でもえっと…主人公さんが手伝ってくれたおかげでこれだけ薬草も採れましたし…お礼もしたいし……」

主人公「はは、あいわかったご馳走になるよ」

薬師「…はい是非♪」(にこっ

村に戻ります
が、道中のイベントを>>117

めったに見かけない貴重な食材発見

薬師「…ん…?…こ…これは…!」

主人公「うん?どうしたの薬師さん?」

薬師「…こ…このキノコ見てください主人公さん…!」

主人公「これがどうかした?」

薬師「……市場で買えば一本一万は下らない高級食材です…!こんな所に生えてるなんて……」

主人公「一本一万!?」

薬師「でも…少ししか無いですね……」

主人公「まぁそれだけ値が着くモノなら珍しいんだろうしね」

主人公「そうだ、せっかくだしお昼これで何か作ってくれない?」

薬師「えぇっ!?」

主人公「見た所二人分くらいしか無いし丁度いいでしょ」

薬師「でも…私こんなの調理した事ない…です……」

主人公「あはは、俺も無いしどっちがやっても同じだよ
せっかく見つけたんだし食べちゃわないともったい無いじゃないか」

薬師「……解りました…私やります…」

高級なキノコ を てにいれた !

というわけで薬師ちゃんの料理の腕前を直下のコンマで

薬師「……あの…お口に合います…でしょうか……?」

主人公「…うん!メチャクチャ美味い!!薬師さん料理上手なんだね!」

薬師「……よ…良かったです…えへへ…♪///」

主人公「いやあそれにしても毎日食べたくなるような落ち着いた味だなぁ…」

薬師「ま…毎日…!?それって……!!////」

主人公「…ん?どうしたの薬師さん?」

薬師「はわわわわわわわ……っ!///////」(しゅううぅぅ…

主人公「どうかした?顔が赤いよ?」

薬師「……はうんっ!!///////」(バターン!

主人公「ちょ…っ!?薬師さーん!?」

薬師「はあぁ…幸せえぇ…♪/////」

主人公「それじゃあご馳走様、お昼美味しかったよ」

薬師「あの…また来て下さい…ね?」

主人公「ああ、是非」

薬師「♪」

というわけで一旦ここまで
好意97は伊達じゃない

昼食後のイベントを>> 124-128で
適当に複合して深夜に書きます

ではまた!

▼王都・王城

メインヒロインの妹(以下『妹』表記)
「……あー、ヒマだ!っていうか兄者に会いたい!!」

妹「と言っても兄者は姉上と一緒に海の向こうの田舎村…うぅー!なんで姉上ばっかり!!」

妹「兄者への愛をしたためた手紙は毎日書いてるとはいえ…やっぱり直接会って私の愛を伝えたいよぉ…」

妹「兄者のいる村はこの国の領土内とはいえ狭い離れ島…なんで二人ともわざわざそんなトコに住んでるのかなぁ…」

妹「……っていうか兄者も居ないのになんで私王都なんかに住んでるのかなぁ…」

>>133
メインヒロインの妹が王都(王城)に住んでる理由

その国の王女に召喚されたから

10分埋まらないので>>131-132をミックスします

いつごろ開始するとか言われないと参加しづらいな

>>134
そうですね、今回はイレギュラーだったのでどの道無理でしたが次回からできそうならそんな感じにします

姫「それは私が貴女を召喚したからですわ~?」

妹「はぁ…そーなんだよねぇー…」

妹「まさか図書館で見つけた魔術書を元に適当に召喚したらこんな可愛い女の子が出てくるなんて~、ラッキーですわ~♪」

妹(…いや、正確には違う
私が兄者の所に行って修行の邪魔をしならないように、父上が隠れて地上に行こうとしてる私をふん縛って適当に兄者達のいる村から遠い所で行われている召喚陣に放り込んだんだ)

姫「でもごめんなさいですわ~、適当に召喚したから私も契約解除の仕方が解らないのですの~」

妹「もういいよ姫ちゃん
姫ちゃんの召喚陣から出てきちゃったおかげで私も姫ちゃんの魔力を貰い続けちゃってるんだし…」

姫「変な強制力もあって私と妹ちゃんは半径1km以上離れられませんし…」

妹「私が剣得意だったから姫ちゃんの護衛と騎士団の剣術指南でここに居場所貰えたのはまぁ幸運だったかなぁ」

姫「騎士団長も助かってると言っておりましたわ~♪」

妹「でもそれはそれ!やっぱり兄者に会えないんんていーやー!!」(じたばた!

姫「いつも妹さんがお話しておりますものね~?素敵な人だと言いますし私も会ったら一目惚れしてしまうかもしれませんわ~?」

妹「…はぁ"?」(威圧

姫「冗談ですわ~♪」

妹「だよねー♪」

姫「まぁまぁ、王都の誇る怪鳥ガルーダヤマト便ならお手紙は1日もあれば村に着くのですから良いではありませんの~」

妹「…まぁすぐに返事が来るだけマシか…お手紙出してくる…」(とぼとぼ…

姫「行ってらっしゃいですわ~♪」

▼ガルーダヤマト受付所

妹「配達員さーん、お手紙お願いできるー?」

配達員「お!妹さんじゃないですかいつもご利用ありがとうございまーす!」

妹「まぁ一番早いのがここなんだもん」

配達員「そりゃあ我が国の誇る最速の怪鳥ガルーダのガルちゃんがいますから!」

ガルちゃん「クェー!」

妹「おお!ガルちゃん今日も元気いいね!」

ガルちゃん「クェ♪クエェ♪」

配達員「他の配達がなければ1日どころか半日あればガルちゃんはあの村からここまで往復できるんですよ!」

妹「え!?ガルちゃんそんなに早かったの!?」

ガルちゃん「クエェッ!」(自慢気な顔

妹「……しかしそれはいい事を聞いた」(ぼそっ

配達員「え?何か言いましたか?」

妹「ううんなんでもないよ!ところでガルちゃんはあとどれくらいで出るのかな?」

配達員「そうですねー、餌を今食べ終わったところなんで…あと3時間後くらいですかねー」

妹「そっかーあと3時間後かー…"またね"ガルちゃん!」

ガルちゃん「クエー♪」

妹「……さぁーって、姫ちゃん冒険とか好きかなー♪」(るんるん♪

▽3時間後

妹「ふーははははー!姫ちゃんとガルちゃんはいただいたー!」

ガルちゃん「クエエェェエェエエッッ!!」

配達員「ああ!ガルちゃん返してください妹さーん!」

妹「ふはははははは!!ガルちゃんなら賢いから私達を降ろした後で他の配達くらい一人でやってくれるよ!!」

配達員「そういう問題じゃないっす!!!!」

騎士団長「乱心か降りてこい妹殿ぉーー!!」

姫「騎士団長~!私は世界を見てまいりますとお父様にお伝え下さーいですわ~!」

騎士団長「姫様あぁ!!??」

妹「待っててね兄者…!ハイヨー!!ガルちゃあぁぁああぁあああん!!!!」

ガルちゃん「クエェー!!」(バサァ!!

配達員「あああぁああ!!!本当に飛び立ったあの人おおぉおぉ!!!!」

今回はここまで
村サイドはまた昼頃に

▼田舎村

主人公「………!!」(ぞくっ!

主人公「…なんだろう、厄介がこっちに向かって来てる気がする…気のせいならいいんだけど…」

主人公「しかし畑仕事は終わったしまた森に罠張りに行くにも早いし…どうしようかな」

???「へっへっへ…ならオレに付き合ってもらおうかな…?」

主人公「お…お前は…!村の若者A!!」

若者A「へっへっへ!Aって着いてるあたりがモブっぽさを強調されてる感じがするぜ!!」

主人公「俺にいったい何の用だ?」

若者A「クク…とぼけやがって…もちろん明日の村祭りの事についてだぜ!!」

主人公「あー、そういえば明日だったな」

若者A「そしてオレは実行委員なんだぜ!」

主人公「…で、祭りの実行委員が俺に何の用だ?」

若者A「へへへ…テメェはヒロインちゃんと薬師ちゃんと仲良いよなぁ…?」

主人公「ん?そうか?」

若者A「クク…この自覚の無さが主人公力ってわけか…参考になるぜぇ…」

主人公「お前はさっきからちょいちょい何を言ってるんだ」

若者A「担当直入に言うぜぇ…あの二人に祭りのクライマックスの踊りに参加するよう頼んで下さいお願いします!!!!」<ドゲザァー!!

主人公「それくらい自分で頼めよ実行委員!!」

若者A「無理だよぉ!!こんな露出度の高い衣装着て踊ってなんてオレが頼んでも断られるに決まってんだよぉ!!」

主人公「なんでそんな衣装にしちゃったんだよ!?」

若者A「オレの趣味なんだよ手作りなんだよぉ!!」

主人公「器用だなお前!?っていうか口調変わってんじゃねーかキャラブレてんぞ!?」

若者A「それくらい切実なんだよぉ!!」

若者A「なぁ頼むよぉ!!お前から二人にお願いしてよぉ!!」

主人公「だいたいそんな理由なら俺が頼んでも同じだろ!?」

若者A「お前なら行けるんだよ数値にして72と97くらい好意持たれてんだよお前しかいないんだよぉ!!」

主人公「何その数値!?お前もしかして見えちゃいけない次元見えてない!?」

若者A「あの二人がこの衣装着て踊るとこ見られるなら次元の狭間だって覗いてやるんだよぉ!!」

主人公「何者だよお前!?」

若者A「……冷静になってよぉく考えな主人公…」

主人公「な…何をだよ…?」

若者A「この際どい衣装を着て踊るあの二人を…ヒロインちゃんの弾けるワガママボディを…薬師ちゃんの薄いながらも均等の取れた美しさすら感じる芸術的ボディを…見たく…ないか……?」

主人公「………見たい」

若者A「……フッ、交渉成立だな」(すっ…

主人公「ああ」(すっ…

パァン!!←ハイタッチの音

主人公「任せろ、必ずあの二人を舞台にあげてやる」

若者A「頼んだぜ、同士…!」

主人公「…さて、そうと決まれば二人に会いに行かないとな、まずはヒロインからにするか」

主人公「流石にもう森からは出てるとは思うけど、どこにいるかな」

ざわざわ…

主人公「………ん?広場の方が騒がしいな、行ってみるか」

▼村の広場

ヒロイン「何よ!!」

子どもA「なんだとー!!」

ざわざわざわ…

主人公「…ヒロインが子どもと口喧嘩してる…大人気ないな何やってんだあいつ…?」

ヒロインと村の子どもは何故喧嘩している?
>>154

弁当をヒロインが盗み食いした

主人公「おいお前ら何やってんだ目立ってんぞ」

子どもA「主人公兄ちゃん!」

ヒロイン「主人公!」

子どもA「聞いてよ主人公兄ちゃん!ヒロイン姉ちゃんが僕のお弁当取ったんだ!」

主人公「……何やってんだお前」

ヒロイン「人聞き悪いわね!『美味しそうでしょー』って見せてくるから一口貰っただけじゃない!」

子どもA「あげるとか言ってないもん!!」

ヒロイン「あれは分けてくれる流れでしょうが!!」

主人公「…………」(呆れ顔

主人公「あのー…ヒロインさん?君は子ども相手に本当に何をやってるんですか…?」

ヒロイン「その…見せびらかしてくるし凄い美味しそうだったからつい手が伸びて一口…」

主人公「美味しそうだから他人の弁当につい手が伸びるって何!?野生!?お前野生動物なの!?」

ヒロイン「し…失礼ねちゃんと文化的な生活してるわよ!!」

主人公「ちゃんと文化的な生活送れてる奴は毎日罠にはまったり素手で狩り決行したりしねーよ!!」

子どもA「うわーん僕のお弁当返してぇー!」

ヒロイン「あーもー!さっきからごめんって謝ってるでしょー!?」

主人公「はぁ…どうにもならないなこれ…しょうがないか…ヒロイン、子どもA、ついて来てくれ」

ヒロイン「……何処行くの?」

主人公「薬師さんのところ」

ヒロイン「なんで?」

主人公「来れば解る」

▼薬師ちゃんの家

薬師「さっきのキノコ料理ですか…?はい…まだ…残ってますけど…」

主人公「ヒロインがこの子のお弁当台無しにしちゃってさ、悪いけどこの子にご馳走してあげてくれないかな?」

薬師「そういう事でしたら…どうぞ掛けて待ってて下さい…」(とてとて

ヒロイン「…ねぇ主人公、キノコ料理って何?」

主人公「今朝山で採れた高級キノコで作ったヤツ、昼に食った」

ヒロイン「なにそれ私も食べたい」

主人公「お前はダメに決まってんだろ野生動物」

ヒロイン「ぐぬ"ぅ"…っ!!」

主人公「世紀末覇者みたいな唸りを上げるな」

子どもA「美味しかったー!ごちそうさま薬師お姉ちゃん!」

薬師「ふふ…お口に合って良かったです…♪」

子どもA「ヒロインお姉ちゃんもさっきは怒っちゃってごめんね!」

主人公「おお、子どもAの方が大人だ」

ヒロイン「失礼な!…あたしの方こそごめんね」

子どもA「うん!もういいよ!仲直りしようヒロインお姉ちゃん!」

ヒロイン「許してくれるの!?ありがとう子どもA!」(だきっ!

子どもA「ヒロインお姉ちゃん!」(だきっ!

子どもA「バイバーイ!またねー!」

ヒロイン「またねー!」

主人公「……さて、これで一件落着だな」

薬師「お役に立てて…良かったです…」

ヒロイン「……あの、主人公…」

主人公「んあ?」

ヒロイン「迷惑かけてごめんね…助かったよ、ありがとう…」

主人公「はぁ…まぁお前が考え無しに動くのは昔からだもんなぁ…」

ヒロイン「それでその…恩返しがしたいんだけど…何か私にしてほしい事…無い?」

主人公「あぁ?別にいいよいつもの事だし」

ヒロイン「わ…私の気がすまないの!」

主人公「うーんそっかー、どうしようかなぁ」

ヒロイン「えっと、その…なんでも言ってくれて…いいよ?////」(もじもじ

薬師「むぅ…!」(でゅしでゅし←ヒロインの脇腹を突く音

ヒロイン「えぅ、あぅっ!?急に何すんの薬師ちゃん!?」

薬師「抜け駆け…ダメ…絶対……!」

主人公「…あぁそうだ、明日の村祭りさ、あれで舞台の踊りに出ろよ」

ヒロイン「えぇ!?あの若者Aの趣味で際どい衣装着せられるやつ!?」

主人公「おう、俺のしてほしい事してくれるんだろ?」

ヒロイン「で…でもあれはちょっと…!///」

主人公「まぁ無理にとは言わんぞ、しかしがっかりだなー、人に迷惑かけるだけじゃなくて嘘まで吐くのかー、あーぁ」

ヒロイン「く…ぐ…ぐぬっ…!解った出るわよ!出れば良いんでしょう!?」

主人公(やったぜ)

薬師「え…?ヒロインさん…アレに出るんですか……?」

ヒロイン「しょ…しょうがないじゃないのもー!!////」

薬師「主人公さんは…その…見たいん…ですか……?」

主人公「見たいが」

薬師「なら…私も…出ます……!」

ヒロイン「なんで!?」

主人公「マジで!?」

薬師「恥ずか…しいけど…ヒロインさんに…遅れを取る…わけには、いかない……っ!////」

主人公(なんだか知らんが俺は成し遂げたぞ、同士若者Aよ)

先日取った安価の分はここまで
続きはまた今日の19:00くらいに

しかしヒロインがどんどん野生化していくんだが誰のせいだこれ

今気づいたけどセリフミスってるところあった>>150の若者Aのセリフのところ、

「均等の取れた」ではなく「均整のとれた」ですね

均等がとれてたらそれただのドラム缶じゃないですかやだー

そんなわけで
再開します

一応今の所のヒロインズまとめ

・ヒロイン(好意:72)
素直に好意を示せないツンデレ野生児
破壊神の娘で主人公とは次期破壊神の座を巡るライバル
それなりに巨乳

・薬師(好意:97)
大人しめだけど積極的にアプローチを行う恋する乙女
薬学に長ける、料理も結構得意
細身のスレンダーボディ

・ヒロインの妹(好意:判定するまでもなく非常に高い)
その名の通りヒロインの妹で破壊神の娘その2
姫に召喚されたため王都に住んでいる
主人公に会いたいがため合意の上で姫を誘拐した

・姫(好意:まだ主人公に会っていないので未判定)
王国の王女様
テキトーな召喚術のせいで変な制約がかかりヒロインの妹と半径1km以上離れることができない
能天気でゆったりした喋り方をする

今の所この4人
増えてもあと1人か2人ですね

▼集会所

主人公「……というわけだ」

若者A「ククク…流石は主人公…惚れ惚れする手際だぜぇ…」

主人公「他の参加者は?」

若者A「上々だ…まだ数名の空きはあるがこれだけ村の美女たちが集まれば十二分に盛り上がるぜぇ…楽しみにしてなぁ!」

主人公「ああ期待してるぞ同士よ!!」

キイィーーーーーン……
…ズドオオォオォオオン!!!!

主人公「うおぉっ!?なんだ地震か!?」

若者A「違うぜこれは何かでけぇモンが落ちた音だぜぇ!!」

主人公「だとしたら近い!!行くぞ若者A!!」<ダッ!

若者A「おう!!」<ダダッ!

▼外

妹「ふうぅ…ここが兄者のいる村ね…」

姫「王都の外なんてわたくし初めて出ましたわ~」(きょろきょろ

妹「もう仕事に戻っていいよ!ありがとねガルちゃん!」

ガルちゃん(上空)「クエエエェェエェエエェエエッッ!!」(バッサバッサ…

主人公「妹!?どうしてここに!?」

妹「ああぁ兄者ぁ兄者だぁ!!兄者兄者兄者あぁ!!!」(がばぁ!だきっ!

主人公「うおぉっ!?」(ガシッ!

妹「会いたかった兄者ぁ!!うわあぁぁあああん結婚しよおぉおぉぉおお!!!!」

主人公「しねぇし!!だからなんでここにいるんだよお前は王都から離れられない筈じゃ…!」

姫「お初にお目にかかりますわ~、あなたが兄者さんですのね~?」(ふわっ

主人公「へ?ああ、どうも…」(ぺこり

主人公「……なぁ妹、この子すげぇ綺麗な格好してるし…お前と一緒にいるって事はもしかして…」

妹「うん!お手紙で話した姫ちゃんだよっ!」

主人公「何てお方お連れしてんだお前ええぇっっ!!??」

妹「だって兄者に会いたかったんだもん仕方ないじゃん!!」

主人公「だからってな!!だからってなぁ!?
ああもうごめんなさいウチの妹分が馬鹿で!!いつもお世話になっております!!」

姫「……ふぅーん…?」(じぃー…

↓1のコンマ
姫による主人公の採点(第一印象)

妹「あはははは姫ちゃんは友達だからそんなにかしこまらなくても大丈夫だよ兄者!」

主人公「お前からしたら友達でも俺みたいな村人Aからしたらこうして話すのも畏れ多い王女様なんだよぉ!!」

妹「あはははは、次期破壊神候補が村人Aとはご冗談を」

主人公「少なくとも今はそうなの!!」

姫「まぁまぁですわ~、58点といったところですの~」

主人公「へ…?58…点…?」

妹「えー?百点満点中六億点くらいあるでしょー?」

姫「それは好みの違いですわ~」

主人公「なんの採点だなんの」

妹「まぁちょっとお話すればすぐに採点あがるって!あ、でも兄者を好きになっちゃダメだよ!兄者は私と結婚するの!」

姫「努力しますわ~♪」

主人公「話に着いて行けん…」

若者A「主人公お前…その美少女二人は一体誰なんだぜ…なんでそんな親し気に話してるんだぜぇ…!?」

主人公「ん?ああ、こいつはヒロインの妹で俺にとっても妹みたいなモンで…」

妹「違うよ未来のお嫁さんだよ!」

主人公「違うからな?」

若者A「お前こんな美少女と婚約していながらヒロインちゃんと薬師ちゃんまでたぶらかしてやがったのかあぁん!?」

主人公「違うっつってんだろ!!」

姫「賑やかで面白い人達ですわ~」

若者A「……はうっ!?」

姫「?」

そういえば姫のスタイル決めてなかった
直下のコンマ

若者A「……美しい…」

主人公「……は?」

若者A「ヒロインちゃんに勝るとも劣らない芸術的なボディ…こんな芸術がこの世に存在していたなんて…」(つー…

主人公「ねぇなんで急に涙流してんのこの人」

若者A「…あ…あの!明日村の祭りがあって最後のイベントに村の美女たちを集めた踊りの舞台があるんです…!そこに…これを着て出ていただけませんか……!?」<バサァ!

主人公「お前誰に向かってどんな失礼な頼みしてるか解ってんのか!?」

若者A「馬鹿を言え!!彼女が誰であろうとこの芸術を世に示さないのは人類の損失だぞ!?」

姫「構いませんわ~♪」

主人公「いいの!?この衣装見た上で良いって言ったのこの方!?」

姫「わたくしは色んな経験がしたくて妹ちゃんとお城を飛び出したのですの~、いきなりこんな機会に恵まれるなんてラッキーですわ~♪」

妹「え?お祭りあるの?私も出る出るー!」

若者A「おお!妹ちゃんもやってくれんのか!?」

妹「私お祭大好きー!」

若者A「いいねぇ!!こりゃあ過去最大に盛り上がる祭りになるぜぇ!!」

姫「それは楽しみですわ~♪」

若者A「えっとそれであの…貴女のお名前は…」

姫「わたくしとした事が申し遅れましたわ~、わたくしは『姫』と申しますですの~」

若者A「そうか姫ちゃんか!姫ちゃ…え…?姫………?」

若者A「姫って…姫?あの王都の?王国の?お姫…様……?」

姫「はいその姫でお間違い無いのですわ~♪」

若者A「あの…主人…公さん……?」

主人公「………だから言ったろ…」

若者A「あひいぃんっ!!」(バターン!

妹「あ、兄者の友達っぽい人が泡吹いて倒れた」

姫「兄者さんは面白いお友達をお持ちですのね~?」

主人公「…で、祭りは明日だけど今日はどうするんだ?」

妹「もう日も暮れるしウチに泊めてよ兄者!」

主人公「お前が来ると自動的に王女様もウチに来る事になるんだが」

姫「『姫』で結構ですわ~?」

主人公「じゃあ姫…様……?」

姫「うーん妹ちゃんのフィアンセでしたら『様』は要らないのに…でも今はそれで良いのですわ~」

主人公「いやフィアンセじゃないですからね」

主人公「だいたいどう考えても姫様が俺んちはマズいだろ、お前が泊まるなら考えなくてももっと適任な所が…」

ヒロイン「あ!妹!なんか騒がしいと思って見に来たらなんであんたがここに!?」

妹「あ!姉上だ久しぶりー!死ねぇ姉上ー!!」(シャキン!ブォン!!

ヒロイン「うおぉぉおぉぉっっ!!??」(ドゴーン!!

妹「ちぇー防がれたかー、姉上が消えれば私と兄者の恋路を阻む障害が一個消えるのに…流石は最強のバーサーカーだね姉上っ!」

ヒロイン「女の子に対する褒め言葉じゃなくない!?」

姫「貴女が妹ちゃんのお姉様ですの~?お初にお目にかかります姫と申しますわ~」(ぺこり

ヒロイン「……姫…?姫ぇ!?あんたなんて人こんな所に津れ出してんの!?」

妹「むぅー、姉上も兄者と同じ事言うー!」

主人公&ヒロイン「「言うわ!!」」

妹「あ、でね姉上!私と姫ちゃん明日のお祭出る事にしたんだよ!」

ヒロイン「………は?」

姫「楽しみですわ~♪」

ヒロイン「……ちょっと待って、私"達"…?お姫様もアレに出るの……?」

主人公「なんかこう…若者Aが誘ったら二つ返事で…」

ヒロイン「あの馬鹿何してんの!?」

主人公「今はそこで泡吹いて寝てるよ…」

若者A「……ふ…ふへ…っ……ふへへへ……っ…!」(びくんびくん!

ヒロイン「気持ち悪い。」

主人公「…それで、今日こいつらをお前のとこに泊めてくれな…」

妹「私は兄者の家で愛の巣を築くから姉上は指を咥えて見ていてねっ!」

ヒロイン「あ、あ、あ、愛の巣って……!////」

主人公「ち・が・う・だ・ろ!!ヒロインの所に泊めてもらえよ!姫様もいるし異性の俺んちはマズい!」

姫「わたくしはどちらでも構いませんわ~?」

主人公「僕は構うんです!!!」

妹「もぉー、兄者がそこまで言うなら今回は姉上の所で我慢してあげる!」

主人公「頼むぜホントに…」

ヒロイン「じゃあ私の家に2人の荷物置きに行きましょ、お姫様もその格好のままじゃマズいと思うし」

主人公「そうだヒロイン、前夜祭はどうするんだお前?」

ヒロイン「せっかくだし二人に街を案内がてら行くわよ」

妹「前夜祭!?前夜祭あるの!?兄者も来る!?」

主人公「ああ行くぞ」

妹「やったー!じゃあ二人っきりでデートしようデート!」

ヒロイン「私が案内するっつってんでしょ!?」

妹「姉上は邪魔だから帰っていいよっ!」

ヒロイン「あんた私の事嫌いよね!?」

妹「嫌いじゃないよ!姉上の数千倍兄者の方が好きなだけだよっ!」

姫「わたくしは一人っ子ですから仲の良い姉妹で羨ましいですわ~」

妹「でっしょー?」

ヒロイン「どこが!!」

ヒロイン「それじゃあ主人公、また後で」

妹「またねー兄者ぁー!」

姫「また後程~」

主人公「おーう、またなー」

ヒロインの家事能力↓1
妹の家事能力↓2
姫の家事能力↓3

あ、コンマ判定です
一個ずつ↓にずれてどうぞ

ヒロイン94
妹30
姫97

なんなの?ヒロインも十分に高いのに姫はヒロインの上位互換なの?
でもヒロインがガチの野生児じゃなくて良かった…

あと一つ安価
薬師ちゃんは前夜祭に来てるかどうか
>>201-205の多数決で

来る

▼前夜祭

主人公「…ヒロイン達遅いな」

妹「兄者ぁー!お待たせー!」(とてとて

主人公「おう待ったぞ、ヒロインの家はどうだった?」

妹「んっとねー、散らかってて汚かった!」

ヒロイン「あんたが適当に荷物放り投げるから散らかったんでしょうが!!」

妹「いいじゃん姫ちゃんと姉上がササッと片付けてくれたんだし!」

ヒロイン「お姫様のあの手際…あんたお城でもあんな感じなんでしょうね多分…」

妹「私は何処にいても私だよ!」

姫「お待たせ致しました~」

主人公「ああどうも、…ってそれヒロインの服?」

ヒロイン「ええ、サイズほとんど同じでよかったわ」

姫「動きやすくて良いですわ~♪」

ヒロイン「気に入ってくれて何よりよ」

主人公(口調が砕けた感じになってる…打ち解けるの早いなぁ)

妹「屋台!屋台回ろうよ私焼きそば食べたい!」

ヒロイン「まったくもう急かさないの」

姫「では参りましょうか~?」

▼焼きそばの屋台

妹「へいたいしょー!焼きそば一つ!」

薬師(捩り鉢巻き)「へい…らっしゃい……っ!」

主人公「何してんのこの人」

妹「あ!焼き鳥も美味しそう!」

薬師「…ふ…、元気が…良い嬢ちゃんだ…ぜ…!焼き鳥も…おまけで…持ってき……な…!」

妹「いいの!?おねーさんありがとー!」

薬師「嬢ちゃん…可愛いから…特別だ…ぜ……!」

主人公「なんなのそのキャラ」

薬師「あ…主人公さん……ちょっとノって来ちゃって……」

主人公「ノってきたらそんな感じになるのかあんたは」

妹「え?兄者知り合い?」(もぐもぐ

主人公「ああ、村の薬師さん」

妹「ふーん?」(もぐもぐ

姫「お若いのに薬師さんだなんて凄いですわ~」(もぐもぐ

ヒロイン「ちょっと姫はしたないわよ!?」

姫「城の者は誰もいませんしたまには良いではないですか~」

薬師「えっと主人公さん…ヒロインさんと…そちらの…子達は……?」

主人公「ああヒロインの妹とその…えっとぉー…」

姫「妹ちゃんのお友達ですわ~♪」

薬師「そう…ですか…ヒロインさん……妹…いたん…ですね……」

ヒロイン「まぁね」

妹「弓矢の射的あるよ!あれやろう兄者!」(ぐいぐい

主人公「おいこら引っ張るな!」

薬師「ふふ…元気な…妹さん…ですね…」

妹「…あ!そうだそうだおねーさん!」

薬師「………ん?」

妹「……兄者に色目使ったら…私黙ってないからね?」(ぼそっ

薬師「……!?」

妹「じゃあまったねー♪」

主人公「薬師さんと何話してたんだ妹?」

妹「えー?秘密ー♪」

薬師「…あの子…油断できない…わ…」

直下のコンマで射的の成果
偶数で成功、奇数で失敗
成功の場合数値が高い程良い景品

>>211
前夜祭で起こるイベント(内容&4人のうちからヒロイン指定)

道に迷った主人公がトイレに
なかなかたどり着けずに苦労

怪我した子供を治療している薬師を見かける

>>211はヒロイン指定がないしヒロインだけ安価取り直してもヒロインのイベントじゃないので下にズレて>>212で書きます
ごめんね!

妹「やったー!射的でお菓子取れたー!」

主人公「本当はぬいぐるみとか取ってあげたかったんだけどなぁ…」

妹「ううん!兄者が私のためにとってくれたってだけで嬉しいよ!」(ぺかー!

主人公「可愛い。」

>>213
主人公・ヒロイン・妹・薬師の
四人から選ぶのかと思って(^^;

>>215
すみません言葉足らずでしたね
また次お願いします!

妹「じゃあ兄者次何処行こっか!?」

主人公「いや、俺は疲れたからここでちょっと休むよ」

妹「えー?そう?」

ヒロイン「じゃあまだ案内したい所とかあるし三人で周りましょ」

姫「後程ここに戻って来れば良いのですわね~?」

妹「うーん兄者が行かないなら私もここに残りたいけど…」

主人公「いや、明日舞台に出るなら出店は回れないし今日で楽しんできた方がいいぞ」

妹「そうなの?」

主人公「ああ、せっかく来てるんだし、姫様も中々こういう機会はないだろうしその方がいいだろ」

妹「うーん…兄者が言うならそうするね!行ってきます!」

主人公「おう、行ってらっしゃい」

主人公「ふぅ…女の子三人と一緒だと流石に疲れるなぁ…」

がやがや…

主人公「………ん?あれは…薬師さん?」

薬師「……ほら…この薬を塗っておけば…もう大丈夫…ですよ…」

子どもB「…わぁ!ホントに居たくなくなった!ありがとうお姉ちゃん!」

薬師「いいえ♪もう…転ばない…ように…ね?」

子どもB「うん!ばいばーい!」

薬師「…ばいばーい…♪」

主人公「薬師さん」

薬師「うひゃあっ!!??」<ビクゥーッ!!!!

主人公「うわっ!?」

薬師「しゅ…主人公…さん……!?」(ドキドキ…

主人公「ごめん、そんなに驚かれるとは…」

薬師「私…こそ…ごめんなさい…」(ドキドキ…

主人公「今の見てたよ、優しいんだね」

薬師「いえ…そんな事ない…です…」

主人公「はは、そういう謙虚な所も薬師さんの魅力だよ」

薬師「魅力…ですか…?私…魅力…あり…ますか…?」

主人公「うん、薬師さんみたいな人は中々いないよ」

薬師「あうぅ…////」(かあぁ…っ

薬師「あの…明日の舞台…なんです…けど…」

主人公「ああアレ?誘っといてなんだけどよくあんな話受けたね」

薬師「はい…負けて…られません…から……」

主人公「何かと勝負してんの?」

薬師「ふふ…解らない…なら、今は…良い、です…」

主人公「ふーん?」

薬師「でも…ちゃんと見てて…下さいね…主人公さんの為に…踊り…ますから…」

主人公「…なんで俺の為?」

薬師「ふふ…秘密……です♪」

主人公「?」

▼翌日・舞台裏

ヒロイン(際どい衣装)「うぅ…っ、なんでこんなの着て踊る羽目に……」

村の美女A(際どいry)「あらヒロインちゃん似合ってるわよ?」

ヒロイン「美女Aさん堂々としすぎじゃないですか…?」

村の美女A「うふふっ、恥ずかしがってるから恥ずかしいのよ?向こうをご覧なさい?」

妹(際どry)「わぁー姫ちゃん似合うー!」(きゃっきゃっ!

姫(際ry)「妹ちゃんも可愛いですわ~♪」

村の美女A「ね?」

ヒロイン「うぅ…っ」

妹「あ!屋台のおねーさんも出るんだね!」

薬師(ry)「…来たばかりなのに…妹さん達も…出るん…ですね……」

妹「うんお祭だもん!楽しまなきゃ損だよね!」

薬師「ふふ…そうかも…しれま…せん…」

妹「兄者も見てるしねっ!私の踊りで兄者を悩殺してやるの!」

薬師「そう…ですね…主人公…さんも…」

薬師「…あの…妹…さん……」

妹「ん?何?」

薬師「私…負けない…ですよ…?ヒロインさんにも…妹…さんにも……!」

妹「……ふーん、そー来るんだ?
良いよー正面から捻り潰してあげるっ!最後に笑うのはこの私って決まってるんだから!」

薬師「ふ…ふふ……っ!」

ヒロイン「ほらもう出番よ!」

姫「楽しみですわ~♪」

妹「さぁ、私の力を魅せてあげる!!」

それぞれの踊りの出来、コンマ判定
ヒロイン↓1
薬師↓2
妹↓3
姫↓4
ゾロ目が出るとハプニング

▼舞台

ヒロイン(ええいこうなったらもうヤケよ…!)

ヒロイン「……ふっ!……はっ!」(ぶるんぶるん!

若者B「うおおぉぉおぉお!!!良いぞぉヒロインちゃあぁーーーん!!!!」

村人B「……ヒロインちゃんの乳が…!尻が…!これでもかというくらいに……!」

妹(ちょ…っ!?姉上上手すぎ…!?田舎の祭りだと思って油断した…!!)

妹「わっ!?とたぁっ!?」(たっ、たたっ、

村人C「うーん、あの子可愛いけど慣れてない感じだなぁ」

村人D「でもあれも辿々しくて可愛くね?」

村人C「そうだな!!」

姫「こういった踊りは不慣れですわ~…うぅん…!えい…っ!」(ぶるんぶるん

村人D「おお、あの子いいなぁ…眼福眼福!」

若者A「姫様…!頑張れ…!頑張れぇ…っ!頑張れぇえぇぇえぇええぇええええっっっ!!!!!」

若者C「おいあいつ応援の気合が違うぞ」

薬師(皆さん…凄いです…特に…ヒロインさん…流石です……っ!)

薬師「はっ!ふうぅ……っ!」<タンッ、タンッ、タタン!

薬師(私は…他のみんなと比べて…体系が貧相…だから……だから…動いて…動いて…もっと自分を…アピールしないと…主人公さんに……届かない……!)

妹(姉上以上の動き…!?文化系だと思ったらあの人…ただ者じゃない…!?)

姫「あら、あら、あらら~?」

ヒロイン(薬師…!あんなに踊れるなんて聞いてないわ…!)

薬師「ふぅ…、ふうぅ…っ!」

村人達『『『『オオォォオオオォォオオオォォオオオォオオオオォォオオオオ!!!!!』』』』

主人公「うわぁ…予想以上に盛り上がってるなんだこれ」

若者A「言ったろ主人公!過去最高の祭りになるってなぁ!!うおぉおおぉぉぉおおおぉおおお!!!!」

主人公「この村ホントすげーな」

老婆「ひっひっひ…若い頃あたしもああやって爺さんを射止めたモンだよぉ」

主人公「あ…貴方は…50年前この祭り唯一の殿堂入りチャンピオンに輝き伝説となった老婆さん(村長の妻)!!」

老婆「ひひっ、若いモンを見るとあたしも血が滾ってきちゃうねぇ…」

主人公「やめて下さい老婆さん!!今老婆さんが出て行けば村の男たちが全員ショック死します!!」

老婆「ひぇっひぇっひぇ、冗談だよぉ」

老婆「ところであんたぁ…あの中にお目当ての娘はいるのかぇ?」

主人公「俺…ですか……?」

老婆「いるならその娘をよぉーく見ときな…迷っているなら尚更さ…あの子達が何を思って踊っているのか…よぉーく考えるんだねぇ…」

主人公「お…俺は……」

ヒロイン「……ふっ!…あはぁ♪」

薬師「……ふふっ、うふふ…♪」

妹「くぅ…っ!うぬぅ……っ!」

姫「~♪~♪」

主人公「………ん?ちょっと待って、薬師さんの衣装外れかかってない?」

若者A「何ぃ!?そんな筈はない俺の作った衣装は完璧だ!!」

薬師「ふふ…っ!…はっ!」<ダン!ダダダン!ダダン!

主人公「そうか…!薬師さんの動きが激しすぎるんだ!若者Aの衣装がそれに耐え切れず…!!」

若者A「なんだとぉ!?」

主人公「くそ…!このままじゃ…止めないと…!!」

若者A「でも…この状況でどうやって…!?」

主人公「そ…それは…!!」

老婆「ほほっ…止められんよ若いの、これも定めじゃ」

主人公「くそ…っ!薬師さん!!薬師さあぁああん!!!!」

薬師(……はっ!?主人公さんが…見てる……!届いた…届いたんだ……!なら…もっと…もっと…もっとーーーーーー……)(はらり

薬師「…………へ……?」

主人公「あ………」

ヒロイン「!?」

妹「はぁ!?」

姫「あらあら~」

薬師「き………きゃあああぁぁああぁああぁぁああぁあああぁああぁあああああああぁぁあああぁぁああっっっっっ!!!!!!!??????」

村の男達『『『『『『うおおぉぉおおぉぉおおぉぉぉおおぉぉおおおおぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおぉぉおおおお』』』』』』

若者A「………なぁ…同士…主人公よ…」

主人公「あー…なんだ…」

若者A「理想郷は…ここにあった……!!」(バターン!

主人公「若者A!!死ぬな若者Aえぇぇえーーーーーー!!!!!!」

老婆「ほっほっほ、これもまた運命じゃて」

この後、村の男達の票が全て薬師に集まり薬師が今年のチャンピオンに輝いた事は言うまでもない。

▼祭り会場

薬師「うぅ…っ、もう…お嫁に……行けない……」(ずぅーん…

ヒロイン「ま…まぁ元気出してよ薬師…」

薬師「ヒロイン…さん…」

妹「おねーさん最後のアレ反則!反則だからね!!私まだ負けてないからね!?」

薬師「勝ち負け…とか…どうでも……良い…ですぅ…」

姫「わたくしは楽しかったですわ~♪」

ヒロイン「マイペースすぎない姫…」

主人公「あー、みんなお疲れ」

ヒロイン「主人公!」

妹「兄者!!」

薬師「うぅ…っ」

主人公「薬師さん…その…お疲れ様…」

薬師「主人公さん…見ました…よね……?」

主人公「あー…うん、ごめん」

薬師「うー…!うぅー…っ!」(ぽかぽかぽか

主人公「ちょっ、痛っ!痛くはないけど!」

ヒロイン「気の済むまでやらせてあげなさいよ…」

妹「それは…私もそう思う…」

主人公「えぇー…」

薬師「ううぅー……っ!」

妹「あーあ、でもやっぱり楽しかったなー」

姫「お城を抜け出して来た甲斐がありましたわ~♪」

妹「もう明日帰んなきゃねー」

ヒロイン「ん?もう帰るのあんた達?」

妹「うん、姫ちゃん一緒だしあんまりお城空けられないもんね!」

主人公「そうか、そうだよな」

妹「でもまた会いに来るからね兄者!」

主人公「はは、でも今回みたいなのはやめろよ?」

妹「それはわかんない!」

薬師「でも…どうやって…王都まで…?」

妹「明日くらいにまたガルちゃん来るでしょ?そしたら乗っけてってもらうよ!」

ヒロイン「は?あんたガルーダヤマト便アテにしてたの?」

妹「え?おかしいかな?」

薬師「あの…言い辛いん…です…けど……」

主人公「ガルーダヤマトがこの村まで持って来てたのな、お前からの手紙だけなんだわ」

妹「え?」

ヒロイン「だからその手紙を出してたあんたがここにいるって事は…」

薬師「ガルーダ…ヤマトは…来ない……です…」

妹「……え?」

姫「あらら~?参りましたわ~」

妹「……ねぇ兄者」

主人公「………なんだ」

妹「…私達を王都に連れてって♪」

姫「よろしくお願いしますわ~♪」

主人公「こうなる予感はしてたよチクショウ!!!!」

次回、旅立ち

今回はここまで
王都に着くまでに一番ヒロイン力を上げた奴が正ヒロインです
明日は22:30~23:00の間くらいに開始の予定

ではまた!

追記
王都に着くまでにチャンスがあればあと1人か2人くらいは正ヒロイン候補増やしたい

それでは今度こそ!

今更気付く>>218誤字

×子どもB「…わぁ!ホントに居たくなくなった!ありがとうお姉ちゃん!」

◯子どもB「…わぁ!ホントに痛くなくなった!ありがとうお姉ちゃん!」

あと主人公達は移動しているので正確な居場所が特定できない為、王都から迎えは来ないものと思ってください

それでは再開します

ヒロイン「……ホント王都まで行くの?」

主人公「一国のお姫様だぞ?ガルーダでもないと半月くらいかかるし、妹と2人旅させるのは心配すぎる」

妹「えへへー♪兄者頼もしいから好きー♪」(ぎゅーっ

姫「頼りにしておりますわ~♪」

ヒロイン「…あんた達ちゃんと反省してるの?」

妹「してるしてるぅ!」

姫「旅なんて初めてで楽しみですわ~♪」

ヒロイン「絶対してないわよね!?」

ヒロイン「…はぁ、やっぱり不安だから私も着いてくわ」

主人公「いいのか?確かにお前が居てくれれば助かるけど(戦力として)」

ヒロイン「あんたの為じゃなくて姫の為よ、勘違いしないよーに」

主人公「あいわかった」

妹「見て姫ちゃんアレがツンデレだよ」(ひそひそ

姫「わたくし初めて見ましたわ~」(ひそひそ

ヒロイン「そこ聞こえてる!!」

若者A「ククク…マジで行っちまうんだな主人公…寂しくなるぜぇ…」(ぐすっ

主人公「帰りは妹がやってたみたいにガルーダヤマトに乗っけてもらうつもりだから一月もしないで帰ってくるけどな」

若者A「帰ったら王都の土産話たっぷり聞かせやがれよ!」

主人公「ああ楽しみにしてろ!」

老婆「ひぇひぇひぇ…この旅はあんたの運命を決める旅になるよ若いの」

主人公「老婆さんそんな大袈裟な…」

老婆「大袈裟なモンかい、今に解るよぉ」

主人公「ははは…そう言えば薬師さんも見送りに来るって言ってたけど姿が見えないな」

若者A「…別れが辛くて出て来れねぇのさ…男なら察しやがれよぉ」

主人公「だからすぐ帰って来るって…じゃあ薬師さんにはよろしく言っといてくれるか?」

若者A「ケッ、オレぁ伝言板じぁあねぇんだよぉ!」

老婆「ふぇっふぇっふぇ、その必要は無かろうて…」

主人公「……なんで?」

若者A「ヒヒッ、今に解るぜぇ…!」

老婆「ひぇっひぇっひぇっ」

主人公「あんたら仲良いよな」

主人公「じゃあ行ってきます!」

若者A「おう行っちまえ行っちまえ!」

老婆「あんたらも頑張るんだよぉ娘っ子ども」

ヒロイン「うん!またねおばあちゃん!」

妹「お世話になりましたー!」

姫「なりましたわ~♪」

主人公「さぁまずは船だ、大陸に着かなきゃ話にならない」

妹「わーい私船初めてー♪」

姫「わたくしもですわ~♪」

▼物陰

薬師「…………」(こそっ

▼船上

妹「わぁー揺れるー!あははははは!」

姫「潮風も気持ち良いですわ~♪」

ヒロイン「楽しそうねあの子達…」

姫「主人公さん、この船はどれくらいで大陸へ着くのでしょうか~?」

主人公「さぁ…?これ帆船だし風とか波の調子によるんじゃないかと…」

???「港町に…薬を売りに行くときは…大体二日…くらいで…着き…ます…」

主人公「へぇー二日…ってその声、薬師さん!?」

薬師「ど…どうも…」

主人公「どうして薬師さんがここに!?」

薬師「……来ちゃった♪」

主人公「いやなんで来ちゃったの!?」

薬師「私なら…薬とかにも…詳しいし…旅の助けに…なれるかな……って…」

主人公「う…まぁ確かにそうだけど危険もあるかもしれないし戻った方が…」

薬師「で…でも……っ!」

妹「いいじゃん兄者来てもらおうよ!薬とかに詳しいなら居てくれると心強いよ!」

姫「わたくしからもお願いしますわ~」(ぺこり

主人公「まぁ…わかった二人がそう言うなら」

薬師「…やった……!」(小さくガッツポーズ

妹(おねーさん…お祭りの決着、この旅で着けるよ…!)

ヒロイン(…とか思ってるんでしょうけど、あのハプニングが無くても完敗だったわよねこの子)

主人公「ヒロイン、妹、ちょっとこっち来い」

ヒロイン「何よ?」

妹「なになに兄者ー?」

主人公「俺とヒロインは村じゃ普通の人間って事で通ってるんだ…俺達は一応自分に封印かけてあるからいいとして、お前薬師さんの前であんまり本気出すなよ?」(ひそひそ…

妹「えぇー?それって窮屈じゃない?」(ひそひそ…

ヒロイン「そういう修行なのよ解りなさいよ!」(ひそひそ…

妹「もーしょうがないにゃー、二人程じゃないけど私も姫ちゃんの魔力限界の制限があるし、姫ちゃんが危なくならない限りそーしてあげるっ!」(ひそひそ…

主人公「すまん、助かる」(ひそひそ…

というわけで船旅1日目
事件でもなんでも発生イベントを>>258でお願いします

船が座礁してタイタニック状態

ズガアアァァアァアァアアアン!!!!

ヒロイン「きゃあ!?」

主人公「うおぉおおぉおおぉおおおっっっ!!!???」

薬師「何…!?何が…起こったん…ですか…!?」

姫「なんとこんなに激しく揺れるとは…世の船乗りさん達は毎日これを乗り越えているんですね…尊敬しますわ~」

妹「海の男が屈強なのもわかっちゃうねー」

ヒロイン「そんなわけないでしょ!!!!」

主人公「く…!嫌な予感がする…!!」

船長「どうなってる!!状況を報告しろ!!」

船員A「何かに乗り上げた模様!!詳細は確認中です!!」

船員「乗り上げただと!?馬鹿ないったい何に!?ここはいつも通る回路だ岩場などある筈が……」

船員B「見えました!!これは……っ!?」

船員C「巨大なイカの化け物…クラーケンです!!クラーケンが船を襲っています!!」

船長「馬鹿なぁ!?何故こんなところにクラーケンが!!!」

主人公「クラーケン!?」

妹「ほえーでっかいイカー」

姫「お刺身何人前作れるでしょうか~?」

ヒロイン「能天気ねあんた達命の危機よ!?」

薬師「はわ…っ!はわわわわ……っ!?」

主人公「く…っ!薬師さんは下がってて!!」

船員B「うわあぁあぁああもうお終いだぁ!!!」

船員D「かあちゃぁああぁぁあああああん!!!!!」

船長「落ち着けお前ら!!オレ達がそんな事でどうする!?」

船員A「そんな事言ったってどうするんですか船長!?」

ヒロイン「主人公…さっき抑えるって話だったけど、これそうも言ってられないわよね!?私達の封印を解いて…」

主人公「いや待て駄目だヒロイン!!」

ヒロイン「どうしてよ!?私達ならあんな魔物如き…!!」

主人公「お前の力をこんな所で解放してみろ!あいつにやられるまでもなく船がお前のパワーの耐えきれずに壊れかねないぞ!!」

ヒロイン「でも他に方法が……!」

主人公「今考える…くそっ!時間が欲しい…っ!!」

姫「考える時間があればなんとかしてくれるのですね~?」

妹「まったく不器用な姉上には困ったもんだねー?」

ヒロイン「妹!姫!何する気!?」

妹「私なら姉上と違って小回りが利くからあいつを引きつけられるよ、兄者はその内にあいつを追っ払う方法を考えて!」

姫「わたくしも微力ながらお手伝いいたしますわ~」

主人公「何言ってるんだ危ないぞ!?」

姫「こうなった以上逃げる道は無いのですから良いではありませんの~」

妹「それじゃあ…行ける姫ちゃん!?」

姫「はいいつでも~♪」

↓1姫の魔力量
↓2姫カリスマ
↓3妹vsクラーケンの結果

全部コンマ判定
↓3は妹の戦闘力が89なので、89以下が出れば時間稼ぎ成功
コンマの数値が低ければ低い程優勢

姫「みなさ~ん?落ち着いて下さいませ~?」

船員B「ひいぃいいぃいいいいい!!!!駄目だぁ食われるうううぅううぅぅううう!!!!」

船員C「もう駄目だぁ!!お終いだぁぁああああ!!!!」

姫「…誰れも聞いてくれませんわ~…」(しょぼん…

主人公「くそ…!これだけ混乱してちゃ無理もないか…!」

妹「ぐえーっ!捕まったー!!」

ヒロイン「妹がクラーケンの触手に!!」

主人公「く…っ!状況が悪化してしまった…!!」

妹「くっ!このっ!離しなさいよ!!私を掴まえて良いのは兄者だけなんだからこのっ!!
ちょっ!?ドコ入ろうとしてんのやめてぇー!!助けて兄者あぁーーーー!!!!」

主人公「妹ぉ!!くそっ!何か手は……っ!」

ヒロイン「……主人公、もう私我慢の限界よ」

主人公「待て!!まだ船の安全が確保できて……!」

ヒロイン「そんなの待ってられるかっつーの!!人の妹に…手ぇ出してんじゃないわよイカ如きがあぁぁあああぁぁぁああああ!!!!!!」<ダッ!!

主人公「やめろぉヒロイン!!!!!」

↓1ヒロインvsクラーケン
ヒロインの戦闘力が98なのでそれ以下で撃退成功

↓2船へのダメージ
98以下なら数値通り
99か00なら奇跡的に無傷

クラーケン→撃退成功
船へのダメージ→85

沈みますね(笑)
まさかタイタニック状態にするのがヒロインだとは

ドガアアァァアァアアァァアアァァアアアアアアン!!!!!

主人公「うおおぉぉおおおぉぉおおぉおおおっっっ!!!??」

姫「やりましたわ~!ヒロインさんがクラーケンを退治しましたわ~!」

ヒロイン「フゥー…!フゥー…!」

妹「あ…姉上……?」

ヒロイン「オォォオォォオオォォオオォオオオォォオォオオオォォオオオオッッッ!!!!!!」

妹「姉上!!イカは倒したよ落ち着いて姉上ぇ!!」

薬師「あわ…あわわわわ…!?いった…いったい…何が起こって……!?」

ガタアァン!!!!
ザバアアァァアァァ……

主人公「船が沈む…!?やっぱりこんな所でヒロインの力を解放するのは無茶だったんだ…!」

船員A「もう駄目です船長…!何故かクラーケンは消えましたが…この船はもう沈みます……!」

船長「ここまでか…!総員救命艇でこの船を脱出しろ!!」

船員B「船長!!船長はどうするんですか!?」

船員C「まさかこの船と沈むなんて言うつもりじゃ…」

船長「………っ!」

船員D「船長!!」

船長「……お前達を置いて逝きはしない…だがオレが出るのは最後の一人が救命艇に乗り込むのを見届けてからだ」

船員A「船長!なら俺たちも…!」

船長「馬鹿野郎乗ってるのは俺たちもだけじゃねぇんだ!!お前達は順番に船員以外を誘導しながら脱出しろ!!」

船員B「……っ!解りました船長!!」

船員D「でも…船長も後で絶対に来てくださいね!!」

船長「当たり前だ馬鹿野郎共ぉ!!」

???
↓1

海の男神様降臨

>>279
すみませんコンマ判定です
数値は57

主人公のジョブが策士で数値89なのでなんとか無事脱出できました

主人公が頭脳系で本当に良かった(切実)

▼砂浜

薬師「あの…これ…傷薬…です……」

船長「あぁ…すまねぇ姉ちゃん、俺を助けてくれた兄ちゃんにも礼言っといてくれ…あいつがいなきゃどうなってたか…」

薬師「……はい…」

姫「……あの、薬師さん怪我人は…」

薬師「……死人が……出なかっただけで…奇跡…です…」

姫「そう、ですか……」

ヒロイン「あの、ごめん主人公…私が考え無しに突っ込んだから…」

主人公「いや…お前がやってくれなきゃ俺が考えてる内に妹がやられてたよ、本当に助かった」

妹「そうだよ姉上!そもそも私が捕まらなかったらあんな事には…!」

ヒロイン「違…っ!あんたはみんなを思って…!」

薬師「……主人公さん…薬…配り終え…ました…」

主人公「ありがとう薬師さん、薬師さんがいてくれて良かった」

薬師「いえ…私は船で…何も……できませんでした…から……」

姫「それはわたくしもですわ、息巻いてしゃしゃっておいて情けない…」

主人公「俺だって何もできなかった…くそっ!何が破壊神の弟子だ…!!」

ヒロイン「ちょっ!?主人公それは……!?」

妹「もう隠さなくても良いんじゃない?おねーさんもとっくに気付いてるでしょ?」

薬師「……はい…船でのヒロインさん達…あれは…人間の範疇を…はるかに…超えていました……
実は…人間じゃなかったって…言われた方が…信じられ…ます……」

ヒロイン「ははは、秘密にしとこうって相談したばっかだったのにもうバレちゃった」

主人公「うん、いままでずっと騙しててごめん薬師さん」

薬師「いえ…騙してた…なんて……」

姫「…………」

妹「……姫ちゃん?」

姫「…わたくし決めましたわ」

ヒロイン「決めたって…何を?」

姫「あの時、みんなが冷静でいられればもっと良い解決策が浮かんだはずです、そして民を鎮めるのは王女の務めだったはず」

主人公「…………」

姫「でもわたくしは無力でした…だからこの旅で、王都に着くまでに立派な王女になりますわ…いえ、ならなければいけないのですわ」

ヒロイン「……そうね、私ももうこの力に振り回されない、この力を使いこなして見せる」

妹「私も!もう二度とあんなのに負けないように強くなるよ!」

薬師「…もう…私…だけ……隠れて震えているだけなんて…嫌……です…!」

姫「みなさん…!ええ!みんなで頑張りましょうですわ~!」

女子ズ「「「「おーーーーっ!!」」」」

主人公(俺は…俺にはいったい何ができる……?)

今回はここまで
初日から波瀾万丈すぎてゆるいファンタジーどっか行ったwww

最後に、
船を沈めたヒロインと船員を鎮められなかった姫の2人は特に責任を感じている為、死者ゼロで脱出を成功させた主人公への好意が上昇します

ヒロイン↓1
姫↓2

コンマの小数点第二位の分上昇

せっかく測ってるので主人公パーティのステータス纏めてみた

主人公/策士
戦闘力:89
家事能力:不明

ヒロイン/バーサーカー
戦闘力:98
家事能力:94
好意:79(72+7)

妹/剣士
戦闘力:89
家事能力:30
好意:(未判定)

薬師(アイテム系ヒーラー)
器用さ:78(調理技術から転用)
家事能力:不明
好意:97


カリスマ:23
魔力量:56
家事能力:97
好意:61(58+3)

では今度こそさらば!
次も今回と同じくらいの時間帯に再開します

これは、救命艇だし暫くは漂流?
それとも直ぐに救出?

>>291
既に近くの海岸に打ち上げられてるのでそこからスタートします

大陸での移動は港町から開始の予定でしたが流石は安価スレ、そう簡単にはいかないですね

それでは再開します

ヒロイン「で、元々港から王都に向かうつもりだったんでしょ?どうするの?」

主人公「船長達に聞いた話だと幸いここも大陸の一部みたいだ、地図だとこの辺りらしい」

ヒロイン「ふむふむ…この先の湿地帯を抜ければ予定してた経路に出られるのね」

主人公「ああ、だからそのまま突き抜けて行こうと思う」

薬師「湿地帯…珍しい植物…生えてる…かな……?」

姫「きっとありますわ~」

妹「でもここから行くと魔物の巣にぶち当たるんじゃない?」

主人公「んー…まぁ少し遠回りして避けてけばいいだろ、無駄に争う事もない」

ヒロイン「出会ったら出会ったでその時よね」

主人公「…また暴走するなよ?」

ヒロイン「バカにすんなっつーの!!」

姫「お話でどうにかならないものでしょうか~?」

薬師「なれば…いい、ですね…」

主人公「ちょっとキツいけどひたすら歩けば二日目には抜けられそうだな」

姫「解りましたわ~、まずは湿地帯を抜けて草原に出れば良いのですわね~?」

湿地帯移動中のイベント
>>298

↑を薬師ちゃんがうっかり食べる

妹「うえ~っ!足場ぐじゅぐじゅしてて歩きにくーい!」

ヒロイン「まぁあんた足具履いてるもんね」

主人公「なんでそんなモノ履いてきちゃったんだよ」

妹「立場的には一応姫ちゃんを護る騎士だもん、外出の時は着けるのが癖になっちゃって…」

主人公「そういうモンなのか」

妹「っていうか姉上達は足具抜きにしても何て事なく歩いてるよね、平気なの?」

ヒロイン「畑仕事とかする時こんなのザラにあるしね?」

主人公「そうだな、ぬかるんだ道歩くくらい訳ないぞぞ」

薬師「雨の後…薬草を摘みに……森に入った時も…こんな感じ…ですし……」

妹「田舎トリオすごいなぁ…」

姫「気持ち悪いけど気持ち良くて楽しいですわ~♪」(ぴょんぴょん!

ヒロイン「私はいきなりここまで楽しんでる姫の方が凄いと思うんだけど」

姫「あっちもこっちも初めて見るものばかりで新鮮ですわ~♪」

ヒロイン「姫ー!あんまり離れちゃダメよー?」

姫「はーい妹ちゃんのお姉様ー♪」

主人公「ヒロインもすっかりお姉ちゃんだなぁ」

薬師「微笑ましい…ですね……♪」

主人公「ああ」

姫「薬師さん薬師さ~ん、変わった果実が生っていましたの~これは食べられますの~?」

薬師「…それは……はい…とっても美味しい…ですよ…」

姫「そうですの~?それでは沢山採ってきたのでみんなでおやつにするのですわ~♪」

薬師「……あの…でも……」

姫「いただきま~すですわ~♪
……ん~っ!酸っぱくて美味しいのですわ~♪」

ヒロイン「ちょっとぉ!?ちゃんと話し聞いてから食べなさいよね!?」

薬師「ふふ…大丈夫…ですよ……熟れすぎたモノ…は、アルコールを…発生させる…というだけ…ですし……」

妹「へー?これが?」

薬師「はい…果実酒にも…結構使われる…実なんです……」

妹「凄いなぁおねーさん物知りー」

主人公「お酒か…つまり酔っちゃうって事?」

薬師「はい…でも見たところ…姫様が持って来たものに…完熟しているものは…なさそう…ですし…大丈夫……だと…思います…」

主人公「そっかそれじゃあ、いただこうか」

ヒロイン「そうね!」

妹「いっただっきまーす!」

コンマ判定
ゾロ目が出たら薬師以外も誰か酔います

主人公↓1
ヒロイン↓2
妹↓3
姫↓4

では無事(?)姫と薬師が熟れた実に当たりました
酔ったらどうなる?

薬師の酒癖>>310
姫の酒癖>>312

甘え癖

口調がなめらかになり、かつ素直になる

主人公「おお、これは美味いな!」

ヒロイン「そうね、少し酸味もあっていい感じ!」

妹「うーん、でも姫ちゃんがリアクション取ってたほど酸っぱくはないね」

主人公「逆にあんまり熟れてなかったんじゃないか?」

姫「そうなのでしょうか」

妹「そうなんじゃない?ほらもう一個たべてみ?」

姫「では…ほんとうですわ、先程のものより甘いですわ」

妹「でっしょー?」

姫「教えてくださってありがとう御座います、妹ちゃんのそういう優しい所、大好きですわ」

妹「えっ!?そう?いやーははは、改めて言われるとテレますにゃー?」

姫「ヒロインさんも、村からずっとあって日も浅いわたくしに本当の妹のように接しっていただきありがとうございます、そういう所が好きですわ」

ヒロイン「へ?いや、べっ、別にあたしは…!姫が妹と一緒にいるから癖でそうしちゃうだけっていうか…!////」

姫「それと主人公さん…船を脱出する時の指示は見事でしたわ、貴方はわたくしが感じたより素敵な方でございました…58点は訂正致しますわ」

主人公「えっ!?いや、別に俺は…」

妹「っていうか姫ちゃんさっきからおかしくない!?私の知ってる姫ちゃんとなんか違うんだけど!?」

姫「何を言いますか妹ちゃん、わたくしはいつもこんな感じですわ」

妹「絶対違うよ!!」

主人公「…なぁこれもしかして酔ってんじゃないのか!?」

ヒロイン「酸っぱい方が熟れてるって事!?何その変な実!?」

妹「そうなのおねーさん!?」

薬師「……ふぇ…?」

主人公「いやだから酸っぱい方が熟れてる実なのかって…」

薬師「…そぉ…みらい…れすねぇ……」

主人公「!!??」

主人公「もしかして薬師さんも酔ってる!?」

薬師「いやいやいやぁ…酔っれぇ……ないぃ…れすぅ……」(フラフラ…

主人公「舌回ってないしフラッフラなんだけど!?絶対酔ってるんだけど!?」

薬師「じゃぁーぁー…酔っれぅのれぇ…主人公さんがぁ…抱っこしれぇ…くらさぁい……♪」(ぎゅーっ

ヒロイン「!?////」

妹「おねーさんズルい!!ズルい!!そんなんならあたしも酸っぱいの食べる!!兄者に抱っこしてもらう!!」

主人公「いやそんな事言ってる場合じゃないだろ!?魔物の巣もまだ近いのにこんな所で酩酊なんて…!」

姫「みなさんが薬師さんにばかり構って寂しいですわ、わたくしにも構って下さい、わたくしも抱っこがいいですわ主人公さん」(ぐいぐい

主人公「姫様まで!?」

薬師「らめれすぅ…♪抱っこはぁ…わらしれぇーす…♪ほぉらぎゅー……っ♪」(ぎゅーっ

主人公「わっ!?たたぁっ!?」(ぐいっ

姫「じゃあわたくしはおんぶで我慢しますわ」(ぴょーん

主人公「ぐえぇっ!?」

妹「もー二人ともズルいってばぁー!!」

ヒロイン「わ…私は何処か休める場所がないか探してくるわ!!」

主人公「た…頼むヒロイン!!このままじゃ俺も保たない…!!」

姫「主人公さんのお背中広いですわ、身体もしっかりしていて流石殿方ですのね」(さわさわ

主人公「ひうぅっ!?」(ぞくぅ!

姫「楽しいですわ、ここですの?ここが気持ち良いのですの?」(なでなで

主人公「ちょ…うわっ!?姫様マジで…!マジでやめて…!」(びくぅっ!

薬師「えへへー…主人公さんのぉ…顔が…近くれすぅ……♪」(ぎゅー

主人公「そりゃ正面から抱きつかれれば…」

薬師「…そーらぁ…ちゅーしましょー…ちゅー……♪」

主人公「!!??」

妹「だめぇ!!!それは絶対だめえぇーーーーーーーーっっ!!!!」

主人公「マジで早くしてくれヒロイン…本気で俺が保たない…!!」

ヒロイン「主人公!!あっちの沼の方になんか小さい家があったわ!!休ませてもらいましょう!!」

主人公「でかしたヒロイン!!好きだ!!」

ヒロイン「そういうのいいから!!」

薬師「わらしのほぉがぁ…好きれぇーす…♪」

姫「わたくしも結構好きですわ」

ヒロイン「酔っ払いは黙ってなさい!!!!」

妹「ほら二人とも兄者から降りてちゃんと歩いてよね!!」

姫「やですわ、わたくしここが気に入りましたの」

薬師「わらしもぉ…やぁーれぇーす……♪」

主人公「くそ…!こうなったらこのまま二人を抱えて行くぞ!!うおおぉぉおぉおぉおおおぉぉ……っ!!歩きづれぇ!!」

ヒロイン「頑張って主人公!!もう少しだから!!」

姫「頑張って下さいませー」

薬師「がぁんばれぇ…♪」

妹「そう言うくらいなら降りてよホントに!!」

コンマ小数点第二位の分だけ酔っ払い二人の好意上昇

薬師↓1
姫↓2

▼沼の家

主人公「ぜぇ…はぁ…やっと着いた……っ!」

薬師「れもぉ…ここからぁ…降りませぇん……♪」

姫「もっと行きましょうもっと」

ヒロイン「すみません誰かー!誰か居ませんかー!?」(ドンドンドン!

誰か住んでた。(新キャラ)
誰が住んでた?
>>324

靴屋

靴屋の詳細
性別>>326
年齢>>327
その他備考>>328-330テキトーにミックス

86

あ、すみません年齢はコンマです

備考最安価
>>330-333

元王家お抱えの職人。今は隠居中。

<ガチャッ

靴屋「なんだこんな所に人が来るんなんて珍しいな」

ヒロイン「あの!旅の途中仲間の体調が良く無くなっちゃって…少しで良いので休ませてくれませんか!?」

靴屋「…………」(じっ

ヒロイン「あぅっ、あの…迷惑でしょうか…?」

靴屋「そうかわかった入りなさい」

ヒロイン「あ…ありがとうございます!」(ぺこっ

▼沼の家の中

靴屋「そこにベッドがある、休ませてやりなさい」

ヒロイン「すみません本当に…」

靴屋「いいや、こんな所に住んでるだけあってオレも久々に人に会えて嬉しいぞ」

主人公「ふぅ…やっと休める…」

薬師「すやぁ」←寝てる

妹「おねーさん一瞬で寝た…」

姫「まぁあれだけ酔ってましたものね」

妹「姫ちゃん他人事じゃないよ!?」

姫「わたくしは酔ってないですわ」

妹「酔っ払いはみんなそう言うんだよ!!」

靴屋「姫…もしかして姫様ですかい!?」

姫「あら靴屋さんじゃありませんの、お久しぶりですわ」

靴屋「いやぁご無沙汰しております姫様!」

妹「え?姫ちゃん知り合い?」

姫「ええ、元我が王家お抱えの靴職人ですわ
妹ちゃんが今履いている足具も彼の作品でしてよ」

妹「そうなの!?」

靴屋「おー、それ懐かしいなぁ」

姫「理想の一足を作ると言って王家のお抱えをお辞めになった後は材料を求めて各地を転々としていると聞きましたが…まさかこんな所で会うなんて思ってもみませんでしたわ」

靴屋「そりゃあっしもですわ姫様」

姫「貴方は長らく王家に仕えていましたから貯蓄は問題ないかと思いますが、王都にはたまにでも戻っていますの?長く離れると奥様と娘さんも寂しがるかと思いますわ」

靴屋「へへ…そいつは耳の痛ぇ話ですわ…所で姫様こそ何故ここへ?」

姫「ええ、話せば長くなるんですけど……」

姫「……と言うわけですわ」

靴屋「はははそうかそこの嬢ちゃんの思いつきで!面白いねぇ若いってなぁいいねぇ!」

妹「いやぁ…あははは…」

姫「……ところでわたくしももう疲れましたわ…少し休んでもよろしいでしょうか?」

靴屋「ええゆっくり休んで下せぇ姫様」

姫「それではお言葉に甘えて…すやぁ」

ヒロイン「姫様も寝るの早っ!」

靴屋「さて、この調子じゃ今日はもう動けねぇだろ、このままここで一泊していきな兄ちゃん達」

主人公「すみません何から何まで」

靴屋「なぁに姫様のご友人なら遠慮するこたぁねぇぜ」

ヒロイン「でも、材料集めと聞きましたが何故こんな所へ?」

靴屋「ああ、この近くに魔物の巣があるだろ?そこの奥に住んでるサーペントの革が欲しいんだが、中々上手くいかなくてな…」

主人公「沼地にサーペントが?」

ヒロイン「サーペントがいるのは海の筈よね?」

靴屋「海も近いし何処からか紛れ込んだままそのまま寝ぐらにしたらしい、
まぁここにはヤツの天敵になる様な魔物もいねぇからだろうな」

主人公「なるほど…」

靴屋「海で相手にするよりはマシかと思って追って来たんだが…いやぁまー手強くてな!どうやって捕まえようか考えてた所さ!」

主人公「あの、良かったら俺がそれ倒して持ってきましょうか?」

靴屋「は?ガハハハハ!バカ言っちゃいけねぇそう簡単に倒せるならオレも苦労してねぇよ!」

主人公「多分勝てますよ、俺こう見えても結構強いですし」

靴屋「……兄ちゃん、マジで大丈夫か?」

ヒロイン「あら嘘じゃないわよ、そこで寝てる姫と薬師はともかく私達はそこいらの魔物にやられる程ヤワじゃないわ」

妹「そーそー、姉上なんか昨日クラーケン一撃で吹っ飛ばしたしね!」

靴屋「はっはっはクラーケンを一撃!?そんな事できるわけねぇだろはっはっは…は……冗談だろ?」

妹「いやマジマジ」

主人公「船ごといったけどな」

ヒロイン「だからそれは反省してるってば!!」

靴屋「……それが本当の話なら是非頼みたいが…いいのか?」

主人公「はい、一宿の恩くらいは返させて下さい」

ヒロイン「私も着いてくわ、一人じゃ万が一もあるだろうし」

主人公「そうか、助かる」

妹「私も行きたいけど姫ちゃんが寝ちゃってて動けないしなぁ…」

主人公「ここも完全に安全ってわけじゃないんだ、妹は二人と靴屋さんを護っててくれ」

妹「そうだね…うん分かったよ!任せて兄者!」(ビシッ!

主人公「ああ、頼りにしてる」

妹「えへへ…頼られちゃった♪」

主人公「それじゃあ善は急げだ、行こうぜヒロイン」

靴屋「待ちな兄ちゃん、これを持ってけ」

主人公「…これは?」

靴屋「こんな旅してるくれぇだ、靴以外にも色々作ってる
そいつをサーペント退治に役立てると良い」

主人公「……解りました、ありがたく使わせてもらいます」

ヒロイン「それじゃあ行きましょ!」

妹「行ってらっしゃーい!」

靴屋「気ぃ付けてな兄ちゃん達!!」

靴屋からいくつか便利アイテムを貰った!
>>343-345

あんまりオーパーツ過ぎるのは無理です

空中を歩ける靴、ただしよく脱げる

取得便利アイテム

・空中を歩ける靴
・湿地でも沈まないブーツ
・でかい罠

そろそろ主人公にジョブを活かしてほしいのでこれでなんとかさせます

というわけで今回はここまで
次回、サーペント退治

16、17日は更新できないのでお休みです
次回は18日の18:00頃の再開を予定
予定が変わりそうならまたこちらで連絡しますそれではまた!

薬師の好意カンストしてない?

本日18:00再開の予定でしたがちょっと予定をズラして19:00開始にします
ごめんなさい

>>349
好意は初期値の最大値が00=100なだけで上限はないので数値はカンストしません
なので現在薬師は101ですね

ただし描写として妹と薬師は既に好感度が振り切っている状態なので、これ以上好意が上がれば上がるだけ積極的になっていく、と考えてください

ではまた後で

お待ちの方いましたらお待たせ致しましたー
やっと用事片付いた…

安価スレ更新できるほど纏まった時間は取れませんでしたがスレ進めながら「こういう感じかなー」とイメージしてたのを無性に描きたくなったので数日空いてる間に描きました

あくまで僕のイメージですので参考にしてもしなくても何の問題もないですよ

それでは再開します

というわけで再開します

ヒロイン「湿地で沈まない靴だって、凄いねこれ」

主人公「それにサーペント捕獲用の罠か…あの人本当に準備が良いな」

ヒロイン「そっちの変なのは?」

主人公「靴に取り付ける装置らしい、なんかスイッチに反応して溜め込んだ空気を爆発的に吹き出すんだとか」

ヒロイン「つまり?」

主人公「一瞬強くダッシュしたりとか、空中でジャンプしたり体制を変えたりするのに使えるって所だろうな」

ヒロイン「なにそれ凄い」

主人公「でもまぁ試作品って言ってたし使えて2、3回だろうな、それ以上は多分この装置自体が保たないと思う」

ヒロイン「気軽に使えないって事ね」

ヒロイン「ところで手伝うって言っといてなんだけどさ、なんで急にサーペントを倒しに行くなんて言い出したの?」

主人公「一宿の恩だって言ったろ」

ヒロイン「それなら他に返し方くらいあったでしょ?
なんでわざわざ三人を置いてまでこんな事買って出たのかって聞いてんの」

主人公「まぁ…簡単に言うと修行だな」

ヒロイン「修行?私達ならサーペントくらいじゃ相手にもならないでしょ」

主人公「だからこそだよ」

主人公「お前が考えてるのは多分強くなる為の修行だろ?
でも俺たちは力を抑える修行をする為に地上に来てるわけだ」

ヒロイン「それもそうね」

主人公「で、船の時お前がちょっと力を使っただけで周囲のものが全部ぶっ壊れちまっただろ?」

ヒロイン「う…っ、そうね……」

主人公「そもそも次期破壊神候補の俺たちが力を使えばああなって当たり前なんだ、特に現破壊神の師匠の娘であるお前なら尚更だ」

ヒロイン「………」

主人公「けど全く力を使わないならそもそも力を使いこなす修行ににはならないし、何よりこれから旅を続けるなら非効率すぎる
だから俺たちは適度に力を解放する技術を身につけなきゃいけないと思うんだ」

ヒロイン「…なるほど話が見えてきたわ」

主人公「ああ、俺たち二人だけなら誰かを護りながらなんて気にする必要は無いし、そういう戦い方を練習しとくにはいい機会だと思ってさ」

ヒロイン「妹はともかくまた薬師と姫を前みたいな危険な目に合わせるわけにはいかないものね!」

主人公「そうだ、強さで言うなら地上の生き物と比べて俺たちはかなり強い
だから今俺たちに一番必要な修行はこれだと思う」

ヒロイン「そういう事なら早速適度に気合い入れてサーペントの巣まで行くわよ!」

主人公「よし、やるぞ!」

ヒロイン「よぉーし!」

▼湿地林

ヒロイン「ねぇ主人公、本当に私がこの沈まない靴履いてていいの?」

主人公「力を抑えるって言ってもお前がいつでも万全の状態で動けるようにしておくのが一番の安全策だからな
やっぱりいざという時頼りになるのは俺なんかよりお前の方だよ」

ヒロイン「まったく…昔っから人をいいように使うのが得意なんだから…」

主人公「師匠に会う前からずっとそうやって生きてきたからな」

ヒロイン「ねぇ、それならどうしてお父様はあんたを弟子にしたのかしら?」

主人公「なんでって?」

ヒロイン「言っちゃ悪いけどそれって明らかに"破壊神"って感じじゃないわよね?
ならお父様はあんたの何を見て弟子にしたのかなって」

主人公「………忘れたよ」

ヒロイン「そっか、まぁそれでいいわ」

主人公「……悪いな、さぁそろそろサーペントの巣に着くぞ!」

ヒロイン「そうね、そっちに集中しましょ!」

▼サーペントの巣

サーペント『グルルルル…』

ヒロイン「……いたわ主人公、サーペントよ」

主人公「よし、予定通り罠を仕掛けておいたポイントに誘導しよう」

ヒロイン「落とし穴に捕獲網だっけ?」

主人公「ああ、捕獲網は獲物を捕らえたらそれに反応して雷魔法が発動する仕組みだ
穴に落としてサーペントの全体を被えれば確実に麻痺させられると思う」

ヒロイン「落とし穴に落とせば私たちの勝ちってわけね」


主人公がジェット装置
ヒロインが沈まないブーツを持っています

どちらが囮になる?
>>363

ヒロイン

ヒロイン「じゃあ私が囮になるわ、あんたは予定通り罠に追い込む方をお願い」

主人公「任せた、離れて待機してる」

ヒロイン「……さて、主人公は配置についたわね、どうやってサーペントの注意を引こうかしら?」

ヒロイン「……ま、軽くそこらへんの木でも小突いて物音立てればいけるでしょ!」

ヒロイン「主人公も言ってたけどそもそも力を抑える修行なんだから
軽ーく軽ーく…せいっ!!」

直下コンマ
数値が低いほどうまく制御できた

コンマ67

ドガアアァァアァッッ!!!!

サーペント『!!??』

ヒロイン「やばっ!軽く小突いただけなのに何本かまとめて吹っ飛ばしちゃった!?」

サーペント『グオオオォォオオオォォオオオォォオオオォオオオオォォオオオオ!!!!!!』

ヒロイン「……まぁ周囲が更地になったわけでもなし、しっかり注意も引けたし結果オーライよね!」

サーペント『グルルルルル…』

ヒロイン「うん?こっちに向かって来ると思ったのに身構えてるわね…ひょっとして力を出し過ぎたせいで警戒させちゃったかしら…なんとかして誘い出さないと…どうしようかしら」

どうやってサーペントを誘い出す?
>>370

10分以上埋まらないのでテキトーに進めます

ヒロイン「とりあえずもう少し近づいてみましょう、何か反応があるかもしれないし…そぉーっとそーっと…」

サーペント『キシャーッ!!』<ガキィン!!

ヒロイン「危なっ!!危うく噛まれるとこだった!!」

ヒロイン「…しっかし困ったわね、動いてくれないとどうしようもないわ…うーん…」

サーペント『グルルルル…』

ヒロイン「……よし、もう力づくで巣から引っぺがそう!」

主人公(!!??)←遠くから見てる

ヒロイン「覚悟よ海蛇ぃ!!とあーーーーーーっ!!!!」

サーペントの戦闘力
40+直下コンマの半分

サーペント『グオオォッッ!!』<ぐわっ!

ヒロイン「うわっ!?中々早い!!でも見えないほどじゃないわ!
大振りの隙にもう一発くらえ!!」<ブン!

ドガァッ!!

サーペント『グルアッ!!!!』

ヒロイン「ーーーっ!効いてない!今度は弱すぎたっての!?」

ヒロイン「でも今のでこいつは私を『勝てない敵じゃない』と認識したはず…一旦距離を取る!」<ザッ!

サーペント『グオォオォォオ!!!!』

ヒロイン「少しずつ離れて…と…」(じり…じり…

サーペント『グルルルル……』

ヒロイン「……………、」(じりっ…

サーペント『キシャアァアアーーーーーッ!!』

ヒロイン「よし!飛びかかって来た!!」

ヒロイン「あとは主人公が待ち伏せしてるポイントまで…走る!!」<ダッ!!

サーペント『グオォォオオォォオォオオオオオオッッ!!!!』

ヒロイン「さぁ追って来なさい海蛇!」

ヒロインのスピード↓1
サーペントのスピード↓2

ヒロイン「あいつとの距離は…っと…」

サーペント『グオォ…!グオォォオオオォォオオオォォ……ッ!!』<バキバキバキバキ…

ヒロイン「……やっぱり水生植物ね、体もデカイし木も邪魔になってて動きが遅いわ…巣から離れようとしなかった理由は多分これね」

ヒロイン「距離が開くと追ってくるのやめそうだし離しすぎないようにしなきゃ」

ヒロイン「主人公ー!連れて来たわよー!!」

主人公「力抑えろって言っただろなんでいきなり殴りかかってんだお前!?」(木の上にいる)

ヒロイン「ちゃんと手加減しわたよ!それよりあいつ!?陸上じゃトロいわ!あのスピードだと罠に落とす前に気付かれちゃうわよ!?」

主人公「考えがあある!このままあいつを罠の手前までお引き寄せてくれ!」

ヒロイン「あんたがそう言うなら!」

ズリ…ッ…ズリ…ッ…

サーペント『フシュゥウウゥ…グルルルルル…』

ヒロイン「……フン、『追いついたぞ』って感じ?」

サーペント『グルルルルル…ッ』

ヒロイン「…追いつかせたのよ!!さぁ捕まえてみなさい!!」

サーペント『グオオォオオォオォオオッッ!!』(ぐわっ!

ヒロイン(…よし!飛びかかって来た!!)

ヒロイン「たあっ!!」<バッ!!

サーペント『キシャアァアアァアアッッ!!!!』<ぐわぁっ!!

ヒロイン(主人公の予想通り、大きく後ろに飛び退いたら体を伸ばして追って来たわ!そしたら後ろ方に…)

ヒロイン「もう一回跳ぶ!!」(ドン!! ←ブーツにジェット装置装備

サーペント『!!??』<ガキィン!!ズズウゥン……

ヒロイン「さっき主人公から渡されたこの装置を使って空中でもう一回跳べば、完全に捕らえた気になったサーペントは体制を崩して攻撃は空振りする
…そして伸びきった体は自重を支えられずにそのまま落下、そして落ちた先にあるのは…主人公が仕掛けた落とし穴と捕獲網よ!!」

サーペント『グギャアガアガアアガガアアガアガアアアアアアガアアアガアアアアアアアアアッッッ!!!!!!』<バリバリバリバリバリッッ!!!!

ヒロイン「いっちょあがりっ!」

サーペントの抵抗力↓1
サーペントの戦闘力が77なのでコンマ77以下が出ればまだ動ける

サーペント『グオォォオォォオォ……ッ』<ズズゥン…

ヒロイン「……ふっ、敵じゃないわ」

主人公「作戦通りだ、よくやったヒロイン!」

ヒロイン「っていうか結局私しか働いてないんだけど?」

主人公「作戦立てたの俺じゃん」

ヒロイン「女の子だけ危険な目に合わせて自分は見てるだけってどうなの!?」

主人公「女の子(笑)」

ヒロイン「あんたぶっ飛ばすわよ!?」

主人公「まぁ待機はしてたけどお前が全部上手くやってくれたおかげで俺の出番が無かったんじゃないか
それはそれでいい事だろ?」

ヒロイン「それはそうかもしれないけど…腑に落ちないわ」

主人公「なんなら最初に『頼りになるのはお前の方だ』って言ったじゃないか、今回も助かったよ、ありがとう」

ヒロイン「……じゃあ一つ貸しって事で、何か私の言う事きいてもらおうかしら?」

主人公「ああ良いぞ、俺にできる事ならな」

ヒロイン「ま、何お願いするかは考えとくわ、さっさとこいつを運ぶわよ」

主人公「あいよ」

サーペント『』(こんがり

▼沼の小屋

ヒロイン「というわけでサーペント倒してきたわ」

サーペント(だったもの)(こんがり

靴屋「おお…姉ちゃん達マジでやったのか…すげぇな……」

妹「うわぁあああああんお帰り兄者寂しかったあぁぁああぁあぁあ!!大丈夫!?姉上に襲われたりしてない!?」

ヒロイン「してたまるか!!っていうかあんた実の姉の心配も少しくらいはしなさいよ!!」

妹「あ、姉上に勝てる生物がこの世にいるとは思ってないので大丈夫です」

主人公「それは同感だ」

ヒロイン「あんた達後で覚えてなさい」

靴屋「そうだ姫様達も今目を覚ましたところなんだ、まぁ入ってくれ」

主人公「解りました」

▼家の中

薬師「……あ…主人公…さん……」

姫「申し訳ありません~、ご迷惑おかけしてしまったみたいで~」

主人公「構わないって、それより二人とももう大丈夫なのか?」

薬師「はい…体の方は……」

姫「……………」

酔ってた時の記憶
コンマが高いほど鮮明に覚えている

薬師↓1
姫↓2

薬師「…………」

姫「…………」

主人公「…………」

薬師「………っ/////」(ぼっ!

姫「…殿方におぶってもらったのは子どもの頃以来でしたわ~」

薬師「…はわ…はわわわ……っ、わた、私……なんて事を…口走って……っ/////」

主人公「いやいやいや酔ってる時の事だから!別に気にしてないから!!」

薬師「それはそれで……ううぅー……っ!/////」

主人公「どうすりゃいいの!?」

姫「うぅむ…主人公さんに遊んでもらって楽しかったのは覚えているのですけど~、細部までは~…」

妹「姫ちゃん、思い出さなくていい事もこの世にはあるんだよ」

姫「でも折角楽しかった思い出を忘れてしまうのは勿体無いですわ~?」

妹「あ・る・ん・だ・よ!」

姫「…妹ちゃんがそんなに必死に……あっ」←察した

妹「ね?このまま忘れよう?ねっ?」

姫「……解りましたわ~、そこまで言うなら~」

靴屋「改めて助かったぜ兄ちゃん達、サーペントの素材はありがたく使わせてもらう」

主人公「はい、そのつもりで持ってきましたから」

靴屋「それじゃあ今日はもう休みな
立つのは明日の朝にすりゃ良いだろ、飯も出してやる」

主人公「すみません何から何まで」

靴屋「いいって事よ!俺の方が世話になっちまったからな!」

▼翌朝

主人公「というわけで出立だ
靴屋さんはまだ欲しい素材があるとかで湿地で別れた」

姫「一緒に王都に戻ってくれても良いですのに~」

ヒロイン「ああいう男の人って一度言い始めたら聞かないからね」

妹「兄者を弟子にした時の父上も頑なだったもんね!」

主人公「さて、もう少し歩けば湿地帯を抜けて草原に出られるぞ!」

▼草原

妹「…というわけで湿地を抜けました!んー、歩きやすくて快適ぃ!」

姫「その名の通り見渡す限りの大草原ですわ~♪」

薬師「ここは…どれ程歩けば…次の地域へ……?」

主人公「うーんどうだろうな、普通に歩いたら1、2日って所だけどエルフの森も通らなきゃだしなぁ…」

ヒロイン「エルフって排他的って聞くし湿地でやろうとしたみたいに迂回した方が良いんじゃないの?」

主人公「それだと地理的に追加で3日はロスしそうだな…まぁとりあえず行ってみて通り抜けくらいさせてもらえないか試してみても良いだろ」

姫「何よりわたくしエルフを見たいですわ~♪」

妹「姫ちゃん多分それは関係ないよ」

主人公「まぁ見るだけなら良いんじゃないか?」

姫「できればお友達になりたですわ~♪」

薬師「それは…その人次第…じゃないでしょうか……」

草原移動中イベント
>>397

エルフの幼女に懐かれる

誰がという意味か解らないわけではないが一応安価とっておく

誰が懐かれる?

>>400

薬師

姫「そういえば草原を歩く上での注意点などございませんの~?」

主人公「んー、まぁ魔物とか以前に野生動物が多いからそれに注意だろうな、狼とかに群れで襲われたら面倒だ」

ヒロイン「後は足の速いネコ科とかね」

妹「まぁその時は今度こそ私の剣が冴えるってモンだよ!陸上なら船みたいな遅れはとらないもんね!」

<キャアアァァアァアアァァアアアーーーーーーーーー!!!!!

妹「言った側から悲鳴が!!」

主人公「あっちの方か!!」<ダッ!

妹「兄者!?」

薬師「待って下さい…主人公さん……っ!!」<ダッ!!

妹「おねーさんまで!」

狼A「グルルルルル…」

狼B「ハッハッハッハ…」

狼C「………………」(じり…っ

幼エルフ「……ひっ、こないでよぉ…!幼エルフなんか食べても美味しくないよぉ…!」

狼D「ガウガウッ!」

幼エルフ「やだよぉ…!幼エルフが何したのぉ…!」

狼C「ガウゥッ!!」<バッ!!

幼エルフ「ひっ!誰か…助けて…!!」

バキィッ!!

狼C「ギャウン!!」<ドザァッ!!

幼エルフ「………え…?」

主人公「大丈夫?怪我してない?」

幼エルフ「えっと…お兄ちゃん……誰…?」

主人公「自己紹介は後で、それより今はこいつらをなんとかしなきゃ」

狼A「グルルルルル…」

狼B「ガウゥッ!!」

狼D「ガウガウッ!!」

主人公「……薬師さん、この子をお願い」(ぐいっ

薬師「はぁ…、はぁ…、解り…ました…!」

幼エルフ「あ…っ」

主人公「……ったく、一匹やられても力の差が解らないのかよ」

狼B「ウォン!!」

狼D「ヴォウヴォウ!!」

主人公「いいか、一回しか言わないからな…失せろ……っ!!」(ギロッ!

主人公の威嚇!↓1
戦闘力89なので89以下で成功

狼A「キャウン!!」

狼B「キャンキャン!」

狼D「アオォォォオオォオン…!!」

主人公「……行ったか」

妹「大丈夫兄者!?怪我してない!?」

主人公「ああ俺は、そっちの子は?」

薬師「膝…すりむいて…ますね…この薬を……塗って…あげます……」(ぬりぬり…

幼エルフ「あ……」

幼エルフ「その薬…お姉ちゃんも…エルフ……?」

薬師「え?私は…人間…ですが……あなた…『も』…という事はもしかして……」

幼エルフ「幼エルフと同じエルフじゃないの?綺麗で細くてお胸もちっちゃくて里のお姉ちゃん達みたいなのに…」

薬師「う"……っ!」(ぐさっ!

幼エルフ「エルフじゃないのにお姉ちゃんみたいな人、いるんだ…」

主人公「大丈夫?立てる?」(すっ

幼エルフ「…………」

直下のコンマ
幼エルフの主人公の第一印象

幼エルフ「ん、大丈夫」(ぎゅっ

主人公「そうか良かった」

幼エルフ「…お前みたいな良い魔物もいるんだな、初めて見た」

主人公「!?」

薬師「……へ?」

主人公「…なぁ妹、俺変化解けてる?」

妹「いや…いつも通りどこからどう見ても人間だけど……?」

幼エルフ「エルフなら気配でわかる、それにさっき狼を威嚇した時に漏れてた」

主人公「……アレで気付くのか…」

幼エルフ「見た所旅人か、何処に行くんだ?」

薬師「えっと…王都まで…行きたいん…です……けど…」

幼「なら森を通った方が近道だな、通してもらえるよう幼エルフが頼んでやる」

妹「いいの!?」

幼エルフ「幼エルフのお爺様は長老なんだ、幼エルフが頼めばすぐだぞ」(ふふんっ

主人公「いやぁ助かるよ!場合によっちゃ迂回しなきゃと思ってたから!」

幼エルフ「エルフは義理堅いんだ、助けられた恩くらいかえしてやる」

薬師「あの…ありがと…ね…?」

幼エルフ「別に良いぞ!でもまだ足が痛くて歩けないからお姉ちゃん右手持って!」

薬師「うん…腕…貸してあげる……」(ぎゅっ

幼エルフ「お前、お前は左手持て!」

主人公「え?こう?」(ぐいっ

幼エルフ「良いぞそのまま持ち上げろ」

主人公「こう?」(ぐいーっ

妹「…………」

薬師「…………」

主人公「…………」

幼エルフ「さぁこのまま幼エルフがエルフの森まで案内してやるぞ!!」(宇宙人状態

主人公「宙吊りのままで!?」

薬師「主人公さんと…夫婦になったみたい……///」(ぽっ

妹「なんかいつもおねーさんばっかりズルくない!?」

よっしゃ幼女キタコレこれで勝つる
というわけで今回はここまで

次回、エルフの森へ

それとまた二日ほど開いて次回更新開始は21日の夕方~夜くらいになります

それまでただ待ってるのもアレなんで何処ぞのシーンの絵が見たいとかあれば更新できない間に>>352のキャラデザになりますが挿絵的なやつ描きます

もしリクエストされる場合はどのシーンか書き込んだ上でと『>>』でどの辺りかまで指定してくれるとやりやすいです

何処を描くかはリクエストの状況とか気分とかで見て考えるので希望があれば遠慮せず書き込んじゃって下さい

今後も数日開く場合はこういう感じで募集募って行こうかと思います
今回は大体1、2本くらい描く予定

それではまた!

リクエストのあった>>318あたりのカット
あと1、2時間くらいでもう一枚仕上がりそうなんで今日はそれを描いてから再開にします

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122225.jpg

お待ちの方いらっしゃいましたらお待たせしました。
リクエストのあった>>235のあたりです。

これだけは言わせて、ババァ上手ない?

というわけで再開します。

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122226.jpg

▼エルフの森(入口)

番人エルフ「駄目だ、人間はまだしも魔物を森に入れるわけにはいかない」

幼エルフ「なんでだ!お爺様に会ってもらうくらいいいだろ!」

番人エルフ「森の決まりだ、こればかりはいくら長老の孫とはいえ聞けないな」

幼エルフ「この魔物は幼エルフを助けてくれた良い魔物なんだ!悪い事はきっとおそらく多分しない!!」

番人エルフ「説得するときくらい断言しようぜ!?」

番人エルフ「仮にその魔物が良い魔物でも魔物を森に入れるわけには行かないんだ、解ってくれ幼エルフ」

幼エルフ「いーっだ!番人エルフの石頭ぁ!!」

ヒロイン「もういいわよ幼エルフちゃん、気持ちだけでも嬉しいから」

幼エルフ「いいや駄目だ!受けた恩を返せないなんてエルフとして一生の恥だ!」

主人公「つってもなぁ…この感じだと魔物を入れちゃいけない決定的な理由が何かあるんだろ?
それが何かは知らないのか?」

幼エルフ「知らんぞ!!」(どん!

薬師「…堂々と…言う事……じゃない…よ…?」

主人公「…えっと、番人エルフ…さん?魔物じゃなかったら入っても良いんですか?」

番人エルフ「フン、まぁ人間なら少しだけなら許可しよう」

主人公「そうですか…なら全員で行く必要は無いかな、俺は森の外で待ってるからみんなで話だけでも聞いてきてくれないか?」

ヒロイン「え?あんた一人で残るの?」

主人公「入れないんだから仕方ないだろ、なんならみんな先に行ってくれて俺だけ遠回りでも良いからさ」

幼エルフ「そんなの駄目だぞ!絶対に通れるようにお爺様に話をつけてきてやる!」

主人公「……そっか、期待してるよ」

幼エルフ「任せろだぞ!さぁ行くぞ!」

主人公「…さて、みんな行ったか」

番人エルフ「待っても無駄だぞ魔物め、この森を通る許可など魔物が貰えるわけがない」

主人公「…あんたは個人的に魔物が嫌いって感じだな」

番人エルフ「当然だ、貴様らのような蛮族など我々の害でしかないのだからな」

主人公「蛮族ねぇ…まぁそれは否定しないけどな」

番人エルフ「魔物に気を許すなど幼エルフも何を考えているんだまったく…」

主人公「なぁ、あんたはなんでそんなに魔物を嫌うんだ?」

番人「……魔物に話す筋合いは無い」

主人公「……そーですか、となるとやっぱりみんなを待つしか無いなぁ」

▼森の中

薬師「…あ…すごい…この薬草…図鑑でしか……見た事ない…」

姫「珍しい薬草ですの~?」

幼エルフ「おお!それに目を着けるとは流石だぞお姉ちゃん!それは今やエルフの森にしか生えていない貴重な薬草なんだ!」

薬草「はい…どんな病気も立ち所に治る…という…すごい薬の…材料になるんです……」

妹「へぇー、凄いんだね」

ミス

×
薬草「はい…どんな病気も立ち所に治る…という…すごい薬の…材料になるんです……」


薬師「はい…どんな病気も立ち所に治る…という…すごい薬の…材料になるんです……」

薬師「摘んでいっちゃ…ダメ…でしょうか……?」

ヒロイン「まぁ貴重な薬草っていうなら流石にね」

幼エルフ「幼エルフに任せろだぞ!それもお爺様にお願いしてみるぞ!」

薬師「ありがとう…幼エルフちゃん…♪」(なでなで

幼エルフ「もっと撫でていいぞ!お姉ちゃんの頼みなら当然だぞ!」

姫「羨ましいですわ~、わたくしも可愛いエルフの女の子に懐かれたいですの~」

幼エルフ「お姉ちゃんとあの魔物の仲間なら幼エルフは嫌いじゃないぞ!!
それよりもうすぐエルフの里に着くぞ!準備はいいか!」


エルフの里(森の中)に到着しました
発生イベント>>430

孫が居なくなったショックで長老が床に臥していた

▼エルフの里(長老の家)

幼エルフ「帰ったぞいるかじじぃ!」(バーン!

ヒロイン「人に話す時は『お爺様』なのに本人には『じじぃ』なんだ…」

エルフ母「どこ行ってたの幼エルフ!義父様が大変なのよ!!」

幼エルフ「なんだと!?じじぃに何があったのだ!?」

エルフ母「会えばわかるわ!さぁ早く!」

幼エルフ「解ったぞババァ!!」

エルフ母「ちゃんと『お母さん』と呼びなさい!」

長老エルフ(見た目は若い)「ゴホッ、ゴホッ、うぅ…っ、何処じゃ…何処に行ったんじゃ幼エルフぅ…」

※長老エルフ…幼エルフの祖父

賢者エルフ(見た目は若い)「気を確かに持って!すぐに戻ってくるわ!」

※賢者エルフ…幼エルフの祖母

長老エルフ「お前や…幼エルフがおらんと…幼エルフがおらんと儂はもうダメじゃ…」

賢者エルフ「ああ!しっかりあんた!」

幼エルフ「お婆ちゃん!!じじぃがどうしたんだ!?」(バーン!

ヒロイン「この子人の呼び方に一貫性無さすぎない?」

賢者エルフ「幼エルフや!帰ったのかい!?」

長老エルフ「幼エルフ…?幼エルフじゃと!?帰ったのか幼エルフ!!」(がばぁっ!

幼エルフ「うわ鼻水ばっちぃ抱き着くなじじぃ!!」(げしっ!

長老エルフ「うぅ~!幼エルフやぁ~!!
いったい何処で何をしとったんじゃ~!!」

幼エルフ「森の外で狼の群れに襲われてたぞ!」

長老エルフ「ウルトラショッキンッッ!!!!」(ゴバァッッ!!(吐血

幼エルフ「おいじじぃ!まだ死ぬなじじぃ!!」

薬師「忙しい…人たちです…ね…」

長老エルフ「おぬし怪我は…怪我はしとらんのか!?」

幼エルフ「平気だぞ!この人達が助けてくれたぞ!」

長老エルフ「この人…達……?…うぉわいつの間に客人が!?」

妹「ねぇこの人本当に気付いて無かったの?」

姫「我が家のお爺様もこんな感じでしたわ~」

ヒロイン「愛されてるのねぇ」

長老エルフ「…よく来ましたねご客人、孫を助けて頂いたようで…本当に感謝いたします」(キリッ

妹「いや今更厳かな感じになられても」

賢者エルフ「もう全部見られてるよあんた」

長老エルフ「うぐ…っ、まぁ良い、それで何の用で参られた?」

姫「担当直入に申しますわ、この森を通る許可を頂きたいのですの」

妹「あ、姫ちゃんが姫モードだ」

薬師「話の…腰を折っちゃ…ダメ…ですよ……?」

長老エルフ「通る許可…?はい、孫の恩もありますしそれなら別に構いませんが…」

姫「いえ問題ならあるのです
今は森の外で待っていますが、私たちの仲間には魔物がおります」

長老エルフ「魔物が!?それはなんでまた…」

姫「ご心配なく、魔物と言っても見た目も思考も人間そのもので危険はありません」

長老エルフ「……成る程、それはまた高位の魔物を連れているようですな」

姫「…それで森の入り口で番人さんに『魔物をこの森に入れるわけにはいかない』と突っぱねられてしまったのですが…何か理由があるのでしょうか?」

長老エルフ「…… 良いでしょう、お話しします」

長老エルフ「まず初めに…この森は聖なる結界に護られておるのです、みなさんの中身も感じられた方はいらっしゃるのでは無いでしょうか?」

薬師「そう…なんですか……?」

妹「うん、なんか地上っていうか神界に近い感じだよ」(ひそひそ…

ヒロイン「空気が清いっていうか…並みの魔物じゃ近づく事もできなって感じ」(ひそひそ…

賢者エルフ「……そこのお二人、内緒話をする必要はありませんよ、お二人が人間でない事もすでに解っております」

ヒロイン&妹「「!?」」

幼エルフ「なんと!!二人も魔物だったのか!?」

賢者エルフ「違いますよ幼エルフ、そこのお二人は神族ですね?」

妹「うそ…地上に来て初めてバレたんだけど…」

ヒロイン「私も…どうして解ったんですか?」

賢者エルフ「エルフが生き物の気配に敏感なのはもう幼エルフから聞いたでしょう?
実際に見る久しぶりですが…人間でも魔物でも無い気配となるとそれはもう神しかおりませんから」

ヒロイン「成る程…」

姫「それで、その結界がどうしたのですの?」

長老エルフ「そこのお二方が話されていた通り、結界で護られているおかげでこの森に並の魔物は近づく事さえできません、それでこの森の平穏は護られているのです」

妹「じゃあ何?魔物が森に入ると面目が立たないから魔物は通っちゃいけないって事?」

長老エルフ「いえ、それだけではありません
この結界は森の奥の泉にある聖なる水晶が発生させているのですが…聖なる水晶はとても過敏で、これに近づく魔物がいればその魔力を吸って穢れてしまうのです」

賢者エルフ「並の魔物が近づけないのもその為です、一瞬で水晶に魔力を吸い尽くされて死に至りますから」

長老エルフ「その水晶に近づける程の魔物がいるとなれば水晶に溜まる穢れもバカにはなりますまい、結界が機能しなくなるのも時間の問題です」

姫「成る程、結界がなくなればこの森の平穏は失われてしまう…森の番人たるエルフにとって魔物を拒むのは当然というわけですね」

長老エルフ「解っていただけますか、孫の恩人に対し心苦しいのですが…エルフの長としてここを譲るわけにはいかんのです」

姫「構いませんわ、しかと理由があるのなら民を守るべき長としてそれは正しい判断だと思います」

長老エルフ「申し訳ない、しかしそれ以外ならなんなりとお申し付け下さい、出来る限りの恩は返しましょう」

姫「それならばこの森に生えている貴重な薬草を幾つか摘んで行かせて頂いてもよろしいでしょうか?」

薬師「姫様…!」

姫「薬師さんの仰った通り凄い薬が出来るのならこの森を迂回していくだけの価値は十分にありますわ」(にこっ

薬師「ありがとう…ございます…!」(ぱぁっ

妹「あ!あと表の門番兄者に態度悪かった!あいつにも謝ってもらう!」

賢者エルフ「すみませんよく言って聞かせます
長らくこの規律を守り続けているウチに若いエルフの中には魔物そのものに嫌悪を抱く者も増えて来ました
幼エルフ程幼い者はそうでもないのですが…嘆かわしい限りです」

ヒロイン「そうね、やっぱり仲間を悪く言われるのは気分良くないもの」

長老エルフ「それでいいかい幼エルフや?」

幼エルフ「むぅ…納得行かないが解ったぞ!」

姫「それでは主人公さんに報告に参りましょう~
森を迂回するなら近くの町でもう少し旅の支度を整えなければなりませんわ~」

薬師は万能薬を入手(調合済)
姫は姫っぽい会話をした為カリスマが直下のコンマ小数点第二位の分成長

姫・カリスマ27に成長

▼???

???「聖なる結界だと…?下らないな…そんなもの破壊してくれる!」

謎の人物
とりあえず安価で 種族と性別を決めます

種族>>446
性別>>448

セイレーン

じゃあ次回セイレーン(女)が敵で出てきます
というわけで今回はここまで

>>420は若者A無しバージョン…というか衣装キャストオフとか表情差分とかいろいろあるので後日纏めてピクシブあたりに上げときます
あげたらこっちで一応報告はする予定

22日は明日は22:00頃開始の予定ですが次回の挿絵のリクエストは今のうちに募集しておきますので希望あれば適当に言ってください
またフィーリングで決めます

それと魔物図鑑は必要になったら描く

それではまた次回!

今気付いたけど>>418がケータイで見るとちゃんと挿絵の画像なのにPCで見ると謎の写真になってる。
というわけでこれが正しい画像です。

カットとしては>>318のあたりなので>>317の部分も含むので別のリクエストあればぜひそっちでお願いします。
ではでは失礼しました~

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122268.png

ちょっと待ってごめんちゃんとURLあってるはずなのにまた変な画像になったんだけどナニコレ
もう少し試してみます

これはダメですね、ちゃんと貼れる気がしないです
というわけで>>418の正しい画像は後日日を改めて貼ることにします
それでも無理そうなら>>420の差分と一緒にピクシブに上げてそっちのリンク貼ります 

そんなわけで今度こそおやすみなさい

なんか今スレ開いたら貼った絵が正常になってたなんだこれ
というわけで再開です

▼町・食事処

姫「……というわけで森を通る許可はいただけませんでしたわ~」(しょぼん…

主人公「まぁそういう理由ならしょうがないよ姫様、エルフの生活はもちろんだけど森の秩序もかかってるんだしさ」

幼エルフ「まったくエルフとした事が申し訳ないぞ!」(がつがつ!

薬師「幼エルフちゃん…口の周り…汚れてる…よ…?」(ふきふき

幼エルフ「ありがとうだぞお姉ちゃん!」

妹「……ねぇこの子なんで当たり前のようにおねーさんの膝の上に座ってご飯食べてるの?」

幼エルフ「お腹が空いたからだぞ!」(ちょこん

妹「なんで居るのかの方を聞いてるんだけど!?」

幼エルフ「着いてきたかったから着いて来ただけだぞ!!」

ヒロイン「まぁ可愛いからいいじゃない」

妹「私はよくないよ一大事だよ!!パーティ最年少末っ子キャラの仕事が今完全にこの子に奪われてるんだよ!!」

主人公「いいじゃんかお姉ちゃんやれば」

妹「私・イズ・妹!!このアイデンティティを捨てたらこの戦いは終わりなんだよ兄者!!」

主人公「お前は何と戦ってるんだ何と」

幼エルフ「実は幼エルフはお爺様に大人になるまで森の外に出ちゃダメだって言われてるから今もこっそり出てきたんだぞ!」

薬師「それなら…初めて…会った時…どうして森の外に…いたの……?」

幼エルフ「探検だぞ!森の外の方が面白いものいっぱいあるんだぞ!!」

主人公「でもそれで狼に追われる羽目になったろ?俺たちがたまたま通りかからなかったら君は死んでたかもしれないんだ
大人になるまで出ちゃダメだって言うのは君を守る為に言ってるんじゃないのかな?」

幼エルフ「そんなの解ってるぞ…でも森は静かすぎて面白くなくて退屈なんだぞ…」

ヒロイン「危険よりはいいんじゃないの?」

幼エルフ「でも静かなだけなんて楽しくないぞ!」

主人公「…とりあえずご飯食べたらちゃんと森に帰るんだぞ?手前までなら送って行くから」

幼エルフ「かたじけないぞ!でも森に着くまでに外の世界の話をいっぱい聞かせてほしいぞ!!」

主人公「ああいいよ、俺の話でよければ」

幼エルフ「望むところだ!!」

▼エルフの森(入口)

幼エルフ「むぅ…もっと話を聞きたかったのにもう森に着いてしまったぞ…」

主人公「ははは、続きはまた近くに来た時に聞かせてあげるよ」

幼エルフ「絶対だぞ!約束だぞ貴様!」

主人公「はいはい指切り」

幼エルフ「ゆーびきーったーっと!
………そうだ、そういえば何か足りないと思ったら門番エルフがいないぞ」

姫「あら本当ですわ~?森を出る時は確かにいましたのに~」

妹「……姉上、これって…」

ヒロイン「…あんたも気づいた?なら勘違いじゃないわね…結界が、無くなってる…!」

薬師「え…どういう事…ですか……!?」

幼エルフ「いや、無くなってるわけじゃないぞ!めちゃくちゃ弱くなってて効いてないだけだ!」

ヒロイン「でもなんでこんな事に…」

<ガサッ

妹「誰!?」<チャキッ!

門番エルフ「……うぅ…幼エルフ…か……」(ボロっ…

幼エルフ「幼エルフだぞ!どうしたなんでそんなにボロボロなんだお前!?」

門番エルフ「逃げろ…幼エルフ…!魔物が…森に攻めて来た…!」(ガクッ

幼エルフ「門番エルフ!!おいしっかりしろ門番エルフ!!」

薬師「と…とりあえず…応急処置…を…!」

番人エルフ「うぅ……っ」(ぐったり

薬師「とりあえずこれで…命に別状は…ない…です…」

幼エルフ「同胞がすまないぞお姉ちゃん」

姫「しかし魔物は森に入れない筈では~?」

妹「兄者みたいに強い魔物とか?」

ヒロイン「それならいったい何が目的で…」

幼エルフ「里は!?里のみんなは無事なのか!?」

主人公「……緊急事態だ、俺も森に入って構わないか?」

幼エルフ「結界が効いてないならなんでも同じだ!強い奴は多い方がいいから来てくれ!!」

主人公「じゃあ行こう、とりあえずエルフの里に案内してくれ、番人エルフも俺が運ぼう」

幼エルフ「解ったぞこっちだ!!」

▼エルフの里(ボロボロ)

幼エルフ「里が…里がボロボロだ…」

エルフ母「幼エルフ!無事だったのね!」

幼エルフ「こっちのセリフだ!何があったババァ!!」

エルフ母「魔物が…魔物がエルフの森に入って来たの!!」

幼エルフ「それは番人エルフから聞いたからそれ以外を話せババァ!!」

主人公「……そんな場合じゃないんだけどどんな育ち方してたらこんな口悪くなるんだこいつ」

エルフ母「な…っ、魔物!?それも高位の気配…お前が敵の親玉か!?」

幼エルフ「違うぞババァ!こいつはさっき話した幼エルフの恩人だ!」

姫「すみません、結界が弱っているという事で緊急事態かと思いこちらの判断で連れて来てしまいました」

エルフ母「あなた達はさっきの…失礼いたしました、では彼が例の…」

ヒロイン「それで…いったい何があったんですか?」

賢者エルフ「…その答えはきっと泉にあります」

幼エルフ「おばあちゃん!!」

賢者エルフ「里を襲った魔物は長老エルフを森の泉へ連れて行きました」

幼エルフ「じじぃをだと!?」

賢者エルフ「どうやらあの魔物が持っていた別の水晶が結界の力を中和しているようでした…となるとどうやってかは解りませんがその力を使って今この森の結界を弱めているのでしょう」

ヒロイン「……まだ結界が完全に失われたわけじゃないんですね?」

賢者エルフ「ええ、こうして微力ながら結界の気配を感じる以上まだ聖なる水晶が穢されたり破壊されたわけでは無いでしょう、今はまだ弱っているだけです」

主人公「なら行こう、どんな魔物かわからないけどこの森の平和を脅かすって言うなら止めなきゃいけない」

薬師「でも…主人公さんが…水晶に近づいて…大丈夫…でしょうか……?」

賢者エルフ「…結界の力が弱まっているという事は今はそんなに魔力を吸う力は無い筈です…今ならばそう穢れに影響も無いでしょう」

妹「不幸中の幸いってやつだね!」

▼森の泉

セイレーン「この洞窟の奥に"聖なる水晶"とやらがあるッスね?
さぁ早く入り口を開けるッスエルフの長老」

長老エルフ「……貴様…こんな事をしていったい何が目的だ…?」

セイレーン「そりゃあ勿論魔物の魔物による魔物の為の世界を作る事ッス、その為にここみたいな結界は邪魔だから壊して回ってるんスよ」

長老エルフ「なぜそんな事を…!?」

セイレーン「お前に話す義理は無いッス、さぁ早く扉を開けるッスよ!」(げしっ

長老エルフ「ぐわあぁあっ!!」

セイレーン「しかしこの『魔水晶』とやらはホント凄いッス、結界を中和する磁場が出ていて持ってるだけでウチみたいなそんなに高位じゃ無い魔物でもここまで結界の発生源に近付けるなんて」

長老エルフ「お主…それを一体どこで手に入れた?」

セイレーン「そんなのお前に話す義理は無いって言ってるッス、さも無いとお前の命もないッスよ?」

長老エルフ「……儂はそんな脅しになど屈さんぞ……!」

セイレーン「……なら良いッス、お前以外のエルフにこの入り口を開けさせるだけっす、……死んでいいッスよ」(グオッ!

長老エルフ「く…っ!すまん幼エルフや……!!」

幼エルフ「待てえぇいそこまでだ悪い魔物めぇ!!!!」

セイレーン「お、随分ちっこいけど新しいエルフが来たッスね、お前の代わりはあいつにやってもらうッス」

長老エルフ「やめろ孫に手を出すな!!逃げろ幼エルフ!!」

幼エルフ「じじぃを置いて逃げるくらいならわざわざ来るかバカじじぃ!!」

セイレーン「ははっ!泣けるッス威勢のいいチビっスね!!」

主人公「……まさか森を攻めた魔物がお前だったなんてな、セイレーン」

セイレーン「……!!??な…っ!あんたは……!!」

妹「え…?兄者の知り合い?」

主人公「ああ、昔ちょっとな」

セイレーン「………なんで…なんであんたがそこにいるッスか……アニキ!!!!」

妹「『アニキ』!?」

直下コンマ
セイレーンの主人公への好意

コンマ15
嫌悪すら抱いているレベルですね

セイレーン「……あんたは破壊神に負けて死んだ筈っす、そのあんたがなんで今更ノコノコ出てくるッスか」

主人公「死んでなかったからさ、それに昔の仲間がこんな事をしているのを見過ごせない」

セイレーン「ハッ、仲間ぁ?今まで出ても来なかった奴がよく言うッス、あんたを失ったウチらがどれだけ苦しかったか知りもしないくせに……っ!!」(ギリッ!

主人公「…………」

セイレーン「……ははぁーん?さては破壊神に負けた後尻尾でも振って生き延びたッスね?情けないったらありゃしないッス」

ヒロイン「破壊神と戦ったって…あんた神界に来る前は一体何をして……」

セイレーン「…とんだ恥知らずッスね、仮にもウチらのボスだった男がウチらが苦しい思いをしている間に駆けつけもせずのうのうと生き延びていたなんて」

主人公「………言い分けはしない」

セイレーン「ハッ、『できない』の間違いじゃないッスか?その顔を見るのもイラつくッス……エルフの前に、あんたの息の根を止めてやるッス……!!」

妹「は?お前が死ね。」<ブォン!!

セイレーン「!?」

コンマ
↓1妹の剣、89以下で成功
↓2セイレーンの回避、50以下で成功、50以上ならコンマが低い程軽傷

50以下って書いたけど妹の数値以下の間違いだった…そして妹が50出してビビった、未来予知かな?

そしてセイレーンが69なので致命傷とはいかないまでも普通にダメージは入りましたね

ザシュンッ!!

セイレーン「ぐああぁぁあぁっっ!!??」<ブシャァ!!

ヒロイン「妹!?」

姫「妹ちゃん!!」

妹「チッ、外したか」

セイレーン「外してねぇッス当たってるッス痛ぇッス!!!!なんなんスかお前はぁ!?」

妹「なんでもいいでしょ
それより兄者を悪く言った報いを受けろ、次で殺す」ジャキン

セイレーン「……なんて頭おかしい奴連れてるんスかアニキ…しかも結構強いッス、これは分が悪いッスね…」

妹「…逃げる気……?そんな事させるわけないでしょ…!!」<グオォッ!!

主人公「不用意に近づくな妹!!あいつの武器は……!!」

セイレーン「……ヘッ!もう遅いッス!!」(バッ!!

主人公「"音"だ!!」

セイレーンの武器(持ち運べる楽器)>>490
セイレーンの歌唱(演奏)力はコンマで

クラリネット

武器:クラリネット
演奏力:80
なんなの主人公に所縁のある人たちみんな強いんだけどなんだこいつら

ヒロイン「クラリネット…!?」

妹「バカか!!楽器で私に勝てるわけ……!!」

セイレーン『ヒュロロ~ロロ~♪』

妹「ガ……ッッ!!??」<ドサッ!

姫「妹ちゃん!?何があったのですか!?」

セイレーン「…お前が何者かは知らないけど、身構えもせずこの至近距離でウチの演奏を耳に叩き込まれて体の自由が利く筈ないッス」

セイレーン「さぁそこのちっこいエルフ、この洞窟の入り口を開けてウチを水晶のところまで連れて行くッス」(ぐいっ!

幼エルフ「あうぅっ!?」

長老エルフ「幼エルフ!!!!」

薬師「幼エルフちゃん…っ!?くぅ…!体…が…っ!?」

ヒロイン「何これ…!?うまく動けない……!?」

セイレーン「ウチの演奏の効果ッス、そこの頭おかしい女程じゃないにしても聴いてたお前らもマトモに動ける筈ないッス」

幼エルフ「…ここを開けたらどうなるんだ?」

セイレーン「ウチが水晶を壊して結界を完全に消すッス、そしたらこの森にも魔物が溢れかえるッス」

幼エルフ「魔物が溢れたらどうなるんだ?」

セイレーン「そりゃあもう楽しくなるッスよ?今みたいに何もない静かで平和なだけの森とはおさらばして毎日が生きるか死ぬかのサバイバルッス」

幼エルフ「サバイバルか!それは楽しそうだな!」

セイレーン「おおチビ!中々話の解るエルフじゃないッスか!」

幼エルフ「幼エルフはサバイバルも冒険も好きだぞ!お前も好きか!?」

長老エルフ「ダメじゃ幼エルフ…!耳を貸しては……!」

セイレーン「そりゃあ大好きッスよー!魔物は毎日そんな生活をしてるッスから!退屈なんて耐えられないッス!」

幼エルフ「そうなのか!魔物も楽しそうだな!!」

セイレーン「でしょでしょ!?なら早くここを開けてウチを案内するッス!」

姫「く……っ!森のエルフさん達が護ってきた森が……!」

幼エルフ「でもお前の頼みは聞けないぞ!」

長老エルフ「幼エルフ…!!」

セイレーン「な…っ!?はぁ!?なんでッスか!?お前も乗り気だったじゃないッスか!!」

幼エルフ「幼エルフはサバイバルも冒険も好きだぞ、でも別に穏やかな森が嫌いなわけじゃない」

セイレーン「何言ってんスかそんなの面白くないッスよ!!」

幼エルフ「ああ面白くないぞ、退屈であくびが出る」

セイレーン「なら…!!」

幼エルフ「でも木の葉の擦れる音は落ち着くし、鳥のさえずる声は耳を洗われるぞ」

幼エルフ「それに何より里のみんなが、何よりじじぃが頑張って森を護っているのをずっと見てる
じじぃが、みんなが、なんで森を護るのか、本当に護りたいものが何なのか、解らないほど幼エルフはバカじゃないぞ!!」

セイレーン「この…っ!生意気なガキッス…!!」

長老エルフ「うおぉおおぉおおぉぉぉおおおん!!!!!儂は良い孫を持って幸せ者じゃああぁぁああぁああああああ!!!!!」

幼エルフ「そもそもここの開け方なんか幼エルフは知らないぞ!!」

セイレーン「はぁ!?なんでッスか!!森のエルフなら知ってて当然の事だって聞いたッスよ!?」

幼エルフ「じじぃが前なんか言ってたけどちゃんと聞いてなかったから憶えてないぞ!!」(バァーン!!

セイレーン「無知を誇らしげに言うなッス!!!!」

長老エルフ「幼エルフやぁああぁああああ!!!!もっとお爺ちゃんの話をしっかり聞いとくれええぇぇええぇえええええええ!!!!!」

セイレーン「ならただの役立たずッス!!お前を先に仕留めて……」<バッ!

主人公「やめろセイレーン、俺たちは…お前達はこんな子どもに手を出す程落ちぶれちゃいいなかっただろ」(ガシッ

セイレーン「……アニキ、やっぱあんたには効いて無かったッスね」

主人公「お前の手は知ってたからな、演奏を聴かなきゃいいだけだ」

セイレーン「……そろそろ他のみんなも麻痺が解ける頃ッス、潮時ッスかね」<バサッ!

ヒロイン「あんた…逃げる気!?」

セイレーン「……………」

セイレーン「……例え負け犬になったとしてもアニキの強さは覚えてるッス
それにウチも手負いだしそこの頭おかしい女も強いみたいだし目覚められても困るッスから今回は引いてやるだけッスよ」

姫「主人公さん!ここで彼女を逃してはまたここと同じような事が…!」

主人公「…でも俺たちには飛んでるあいつを追う手段が無い」

セイレーン「………覚えてろッスアニキ、あんたが生きてると解ったなら…ウチが今度こそあんたの息の根を止めてやるッス……!」<バサッバサッバサッ…

薬師「……行きました…ね……とにかく…妹さんに気付け薬を……」

主人公「ああ、頼む薬師さん」

妹「ああぁぁああぁあああああ!!!!!悔しいいいぃぃいいいいぃぃいい!!兄者を馬鹿にした奴なんかに負けたああぁぁぁあああぁあああ!!!!!!」(じだんだ

姫「落ち着いてくださいませ~妹ちゃん~?」(なでなで

妹「次は絶対泣かす!!そして死んだほうがマシだと思える目に合わせてやる!!」

ヒロイン「…程々にしなさいよ?」

薬師「それで…長老エルフさん…森の結界は……?」

長老エルフ「はい、魔水晶とやらを持っていたあのセイレーンが飛び去ってから徐々に回復しつつあります」

主人公「となると魔物の俺はもうこれ以上長居できないな」

長老エルフ「この泉は森の中央です、来た方向と反対に向かえば結果的に森を通り抜ける事ができるでしょう」

薬師「ですって…結果オーライ……です…ね…♪」

ヒロイン「なら迷惑かけちゃう前に早く行きましょう!」

長老エルフ「お待ちなさい、行く前にこれを…」(ちょいちょい

ブワアァッ!!

姫「はわわ~!なんですのこれは足が急に軽くなりましたわ~?」

長老エルフ「早駆けの魔法ですじゃ、そう長くは保ちませんがその魔法がかかっている間はとても速く走る事ができましょう」

ヒロイン「なるほどこれで森の外まで一気に行けば良いんですね?」

長老エルフ「はい、結界が回復するまでそう時間見ありますまい…追い出すような形になって悪いのですが……」

姫「いえいえ~、森の皆さんにこれ以上ご迷惑をおかけするわけには参りませんわ~」

主人公「はい、むしろ助かります!」

薬師「はい…!わたし…こんなに速く走るの……初めて…です……」

ヒロイン「それじゃあ…お世話になりました!」

妹「里のみんなにもよろしくねっ!」

幼エルフ「土産話楽しみにしてろじじぃ!!」

主人公「さぁ魔法が切れない間に行くぞみんな!」

みんな「「「「「おぉーっ!」」」」」

\ばびゅーん!!/

長老エルフ「ほっほっほ…みなさん道中お気をつけて下さいませ」

長老エルフ「……………」

長老エルフ「…………」

長老エルフ「………」

長老エルフ「………んんんっ!!??」

▼森の外

薬師「すごい…本当に……あっと言う間に…出られました……」

妹「あんな魔法があるんだねー」

幼エルフ「幼エルフもじじぃみたいに色んな魔法が使えるようになりたいぞ!」

ヒロイン「まぁエルフは元々魔法が得意な種族だって言うしそのうちできるようになるわよ」

幼エルフ「本当か!?」

主人公「ああ、お前が頑張ればな」

幼エルフ「そうか!なら幼エルフは頑張るぞ!!」

主人公「さて、このままずっと進めば砂漠があってオアシスに大きな街がある、次はそこを目指していこう」

幼エルフ「砂漠か!!幼エルフは初めてだぞ!」

姫「わたくしも初めてで楽しみですわ~♪」

薬師「……あの…幼エルフ…ちゃん…なんで…ここにいるの……?」

主人公「…………へ?」

ヒロイン「あっ」

妹「えっ」

姫「あらら~?」

幼エルフ「今度は堂々と着いてきたぞ!!」

幼エルフ「幼エルフはサバイバルも冒険も大好きだからな!退屈な森のみんなに変わっていっぱい見てきてみんなにお話してやるんだぞ!!」

ヒロイン「えっと……良いのかしら…?」

妹「…今更引き返すわけにもいかないんじゃない……?」

主人公「まぁ…村に戻るときに一緒に送って行こうか…」

幼エルフ「よろしく頼むぞ!!」

▼エルフの里

長老エルフ「うおおぉぉおぉおおぉおおぉおおぉおおおお!!!!!幼エルフが行ってしまったんじゃあぁあああぁぁああぁあああああ!!!!」

賢者エルフ「まぁ可愛い子には旅をさせろと言うものですよあんた」

長老エルフ「幼エルフううぅううぅぅうううぅぅう!!!!ゲホッ!!!ゴホッッ!!!!ヒュー…!ヒュゥー……ッ!」

賢者エルフ「あんた!!気をしっかりおしあんた!!」

今回はここまで

幼エルフは一応ヒロインに含めますがどっちかというとマスコットなイメージ
幼女可愛いから連れて行く事にした

セイレーンは多分今後もちょいちょい絡む

23日、24日はお休みで再開は25日の19:00頃の予定

それではまた!

乙~
幼エルフにセイレーンとハーレム構築が順調でなによりです
しかしゆるいファンタジーとはなんだったのか

今日は更新ありませんが予告通り差分とか上げてきたので報告だけ

キャラデザのちょっと加筆版
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59617094

>>420の差分
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=59624084

ピクシブにログインしないと差分は見れないかと思いますがそれはまぁあっちの仕様なのでご容赦を。
それではー

失念してた。
あっちにログインしなくても見られるように
幼エルフのキャラデザだけ貼っときます

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122415.png

それでは今度こそ

>>96あたりのカットは間に合わなかったんでまた今度

>>512
※ゆるいファンタジー(ヌルいとは言ってない)

それでは再開

▼砂漠

幼エルフ「でっかい砂場だぞ!!」

妹「足がー!足が沈むぅ!!」

ヒロイン「もう普通に移動してる時くらいその鎧脱いだら?」

妹「敵が出てから鎧着たんじゃ間に合わないよ!いざという時姫ちゃんを守れなきゃ騎士の名折れだよ!」

主人公「そもそも俺たちは地上の生物相手に鎧要らないんじゃないか?」

妹「要るよ!着て戦ってる方が格好良いじゃん!!」

薬師「そんな理由…なんですか…?」

姫「要するに妹ちゃんのファッションですわ~」

幼エルフ「貴様貴様!!ここどんどん沈むぞ面白いぞ!!」(きゃっきゃっ(ズズズズズ…

主人公「流砂だああぁあああ!!!!引き上げろおぉぉおぉおぉおおおお!!!!」

幼エルフ「凄いぞ底にでっかい虫がいるぞあんなの森で見た事ないぞ!!」

巨大アリジゴク<キシャアァァアアァアアアン!!!!

薬師「アリ…ジゴク…!?捕まったら…食べられ…ますよ…!!」

妹「世話がやけるわね私が今助けて…うわぁ足が取られた沈むぅ!!!!」<ズボォッッ!!!!

ヒロイン「あんたは鎧着てんだから当たり前でしょうが!!!!」

姫「妹ちゃ~ん、今助けますわ~」

直下コンマで妹へ姫の魔力ブースト
姫の魔力値に従って56以下でブースト成功

コンマ69
いよいよ以って妹の咬ませ犬っぷりが板についてきた

姫「むむむぅ~ん…!」

妹「おぉっ!来たよ姫ちゃんパワーアップした気がするよ!!」

主人公「マジか!!」

妹「これならアリジゴクにくらい余裕で勝てる…!!うおおぉぉおおぉぉおお!!!!」<ガション!!ズボボォンッッ!!

主人公「…………」

妹「…………」

姫「…………」

妹「……ハマった抜けない助けて兄者」

主人公「何がしたかったんだお前!?」

幼エルフ「虫さんが近づいて来たぞ!!近くで見ると思ったよりでかいな!!」

巨大アリジゴク<キシャアァァアァアアアアアアアッッッ!!!!

ヒロイン「ああぁぁあぁあああ!!!!!幼エルフうぅううぅうううぅううう!!!!」

ヒロイン「もう直接飛び込んで幼エルフが食べられる前にアリジゴクを倒すしか…やるわよ私!!」

主人公「またお前考え無しに突っ込む気か!!」

ヒロイン「主人公…私がアリジゴクを倒したら引き上げる方法は任せるわ…うおぉぉおぉおぉおおおおおぉぉおおお!!!!」

主人公「ああぁぁあああもうこのバカ姉妹(姉の方)!!丸投げすんなせめて上がる方法考えてから飛び込めえぇぇえぇえぇえええ!!!!」

直下コンマ
ヒロインの戦闘力に従い98以下で撃退成功

コンマ53
安心と信頼の無敵系ヒロイン

巨大アリジゴク<キュウゥウゥ…

ヒロイン「倒した。」<カンカンカーン

幼エルフ「凄いぞヒロイン強いぞ!!」

ヒロイン「でも上がれない、助けて主人公」

妹「フッ…私は腰まで沈んだなのに穴の底まで落ちちゃうなんて情けないね姉上」

姫「んん~っ!妹ちゃん抜けませんわ~!」(ぐいーっ

主人公「どっちもどっちだよなんなんだよお前らは!!」

薬師「とにかく…もがいちゃダメ…です…余計に…沈んじゃいます…」

主人公「持ってて良かった長いロープ」

姫「さすが主人公さん準備が良いですわ~♪」

主人公「…基本的に罠とか張る用なんだけど」

ヒロイン「ありがとう、助かったわ主人公」

妹「やっぱり兄者は頼りになるねっ!」

主人公「うん、なんかずっと言い続けてる気がするけどいい加減にしろよ特にヒロイン」

幼エルフ「幼エルフは楽しかったぞ!もう一回やりたいぞ!」

主人公「もうやめて!!!!」

砂漠移動中のイベント
>>527

薬師がバテそうなので主人公がおぶってあげる

薬師自由安価強い。
でもあんまり自由イベント引くと時と自動イベントで体力の問題とかが発生したりするんだよなぁ…

妹「ねぇ兄者まだ歩くのー?」

主人公「砂漠は夜になると冷えるからな、日が暮れる前に街についておきたい」

薬師「…はぁ…はぁ……で…でも…少し…はぁ…休憩…しません…か……?」

ヒロイン「ん?辛そうね薬師」

主人公「そうだな、薬師さんは元々長時間運動するようなタイプでもないしそろそろ限界か」

薬師「はぁ…す…すみま…せん…」

姫「でもこんなところで休んでいては街に着く前に日が暮れてしまいますわ~?」

主人公「大丈夫、ほら薬師さん俺の背中に乗って」(すっ

薬師「ええぇっ!!??」(ぼっ!

妹「あー!またおねーさん!!兄者私も疲れたおんぶおんぶ!!」<ガションガション!

主人公「ははは鎧は脱いでからほざけ」

妹「……よし!全部脱いだこれでおんぶ!!」(ぽいーっ

主人公「おい騎士の名折れがなんとか何処行った」

妹「誇りで愛は満たされないんだよ!!」

主人公「割とそうでもねぇよ」

姫「騎士っぽくあればある程私の妹ちゃんへの好感度は上がりますわ~?」

主人公「因みに今の所の姫様から見た妹の騎士っぽさは?」

姫「↓1ですわ~」

コンマ判定
数値が高い程"騎士として"信頼してる

姫「44点くらいですわ~」

幼エルフ「微妙だな!!」

妹「そんなハッキリ言わなくても!!」

ヒロイン「まぁこの子が騎士って言われてもピンと来ないものね」

姫「魔力のパスは通ってますし強いのは知っておりますけど~」

主人公「鎧もファッションだしな」

姫「でも友達としては無二の親友だと思っておりますわ~♪」

妹「私も姫ちゃんの事大好きだよっ!」

ヒロイン「まぁそうでもなきゃ召喚による主従契約とはいえ数年間付きっ切りで生活できないわよね」

姫「それに騎士っぽすぎるとわたくしも緊張してしまいますので~このくらいで丁度いいですわ~♪」

妹「ねー?」

薬師「ふふ…仲が良くて…羨ましい…です……」(オンブサレー

妹「私はナチュラルに兄者の背中から喋ってるおねーさんの方が羨ましいんだけど」

ヒロイン「っていうか村にいた頃から思ってたけど主人公って私とかにはあたりの強いのに薬師さんには妙に優しいわよね?」

妹「あ、それ私も気になってた」

主人公「そりゃあお前達と違って普通にか弱い女の子だし」

姫「ではわたくしにも優しくして下さいませ~♪」

幼エルフ「なんだか知らんがおんぶは羨ましいぞ!!」

主人公「お前らか弱いかなぁ…?」

姫「よよよっ、温室育ちのひ弱なお姫様に向かってなんと~…」

主人公「いや姫様は村に来た時からはっちゃけてたよね?」

姫「バレてしまいましたわ~♪」

ヒロイン「そもそもなんで薬師さんと知り合ったんだっ?」

主人公「そういえばなんでだったっけな」

薬師「えっと…>>537だった…と思います…」

自由安価、主人公が薬師と出会ったきっかけ
主人公が人外と解ったのは旅に出てからなので無理のある理由は安価下

今まで気にしてなかったけどよく考えたら初期好意97もある奴とぼんやり付き合ってきたわけないよね

主人公が仕掛けた罠に引っかかっていた

これは埋まらないですね、
安価上の>>536を採用します

薬師「その…主人公さんの仕掛けた罠に…引っかかってしまって…」

ヒロイン「私と同レベルなんだけど!?」

妹「……それ言ってて悲しくならない姉上…?」

ヒロイン「でも私の時はしこたま怒るのに!!」

主人公「お前は何度でも引っかかるからな、残念ながら薬師さんは一回だけだ」

薬師「でも…おはずかしい…です…///」(かあぁっ

主人公「で、薬師さんもよく薬草摘みに山に入るって言うから安全の為に俺の罠の目印教えて、あと山で会ったらついでにボディガード代わりとかしてたな」

ヒロイン「へぇー、知らなかった」

薬師「主人公さん…には…お世話になって…ます…」

主人公「こっちもよく罠張るの手伝って貰ってるからおあいこだよ」

薬師「そう…ですか…おあいこ…ですね…♪」

妹(姉上より付き合いは短いとはいえ私が思ってた以上に兄者とおねーさんの距離は近かったよ…これは気を引き締めないと負ける…!)

主人公「さぁ街までもう一息だ、みんなもうちょっと頑張ってくれ!」

主人公に優しくしてもらったので薬師の好意上昇
↓1コンマ小数点第二位分

薬師の好意:105(101+4)

▼オアシスの街

妹「やっと着いたー!もう足具の中砂いっぱいで気持ちわるーい!」<ザラーッ

主人公「なんとか日が落ちきる前に間に合ったな、今日はここで一泊していこう」

薬師「主人公さん…おぶってくれて…ありがとう…ございます…」

主人公「気にしなくていいよ」

ヒロイン「汗も沢山かいたしお風呂に入りたいわ」

姫「賛成ですわ~♪」

主人公「それじゃあ早い内に宿取りに行こうか」

幼エルフ「幼エルフは街を見て回りたいぞ!」

ヒロイン「はいはい、もう遅いから明日ね明日」

幼エルフ「解ったぞ!」

とりあえず風呂
誰かが男風呂と女風呂間違えて入ってくる

↓1コンマ小数点第二位判定
1,2:ヒロイン
3,4:妹
5,6:薬師
7,8:姫
9,0:幼エルフ

ゾロ目出したら小数点第二位に関わらず唐突なセイレーン

▼宿屋の風呂(男湯)

カポーン

主人公「ふぅ~、生き返るなー」

<ガラッ

幼エルフ「おおっ!流石大きい街の宿だ!お風呂も広いな!!」

主人公「ちょ…っ、幼エルフ!?」

幼エルフ「おお貴様か!お婆ちゃんに聞いたことがあるぞ、お前がいるという事はここは"こんよく"というやつなんだな!」

主人公「違ぇよこっちは男湯だよ女湯はあっちだよ!!」

幼エルフ「そうなのか!でも幼エルフはじじぃともよく一緒に風呂に入るしここでいいぞ!!」

主人公「いくねーよ!?」

よっしゃ主人公のロリコン度きめようぜ
直下コンマ

コンマ20
まぁ子どもだと思って身体は意識しませんね
舌打ちしてる俺がいる

幼エルフ「貴様ぁ、髪洗ってくれー」

主人公「それくらい自分でできるだろ」

幼エルフ「じじぃはやってくれるぞ!人に洗って貰う方が気持ち良いんだぞ!」

主人公「俺は長老エルフさんじゃないからな」

幼エルフ「いーいーかーらーあーらーえーよーっ!」(ぐいぐい

主人公「わぁーかった、わかったから」

主人公「どうだ幼エルフこれでいいかー?」(わしゃわしゃ

幼エルフ「んっ♪おお気持ち良いぞ貴様中々上手いじゃないか」

主人公「そりゃどうも」(わしゃわしゃ

子どもながら幼エルフの髪は長い、慣れない主人公には一苦労だ

幼エルフ「んっ♪んんー♪そこだそこそこ、あぁー…気持ち良いぞぉ…」(とろーん

無防備な幼エルフの背中を見つめる
彼をよほど信用しているのだろう

彼が幼エルフの身体を異性として意識する趣味でなかったのは幸いと言えるだろう
そう、彼が“そういう”趣味であれば今の彼女はあまりにも無防備すぎる
後ろから襲われようものなら彼女にそれに抵抗する術はない

主人公「さ、流すぞー」

幼エルフ「んっ、一気に頼む!ザバーッとされる方が好きだ!」

主人公「わぁったよ、そーれざばーっと」(ザバァー

幼エルフ「ザバーッ♪」

泡と水が幼エルフの未成熟な身体を流れ落ちる
”水も滴る”という表現があるがそれは正に的を射た表現であろう

未成熟なその身体であってもその様はどこか妖艶に映る
彼女の身体に纏われた水は月明かりに照らされ彼女の身体を淫靡な印象を与えさせる

だが彼も彼女もそれを意識しない

それが今この二人がここでこうして居られる最大の理由であり、
お互いのその認識が次の言葉を引き出させたのだろう

幼エルフ「気持ち良かったぞ!じゃあ背中も頼む!」

幼エルフは主人公に背を向けたまま「バンザイ」をした

主人公「背中もか?」

幼エルフ「ああ!手が届かないから苦手なんだ!」

主人公「まぁ髪も流したし背中までやっても同じか」

幼エルフ「おぉ助かる!」

彼はスポンジを幼エルフの背中にあてがいその華奢な身体をこすり始める
彼も彼女を異性とは思っておらず、彼女もまた普段から祖父にしてもらっている何でもない行為でしかない

それが、それこそが油断だった

幼エルフ「ふんふんふーん♪上手いぞぉ貴様、じじぃの次くらいだがな!」

主人公「それは褒めてるのか?」

幼エルフ「光栄に思え!じじぃは幼エルフが知る中で一番背中を流すのが上手いんだ!」

主人公「へぇ、そりゃ光栄だ」

幼エルフは主人公に完全に背中を任せ自身の身体の前面をまた別のスポンジでこすり始める
しかし背中もうまく流せないような子どもの不器用な手つきだ

その様が主人公の目に留まった

主人公「おいそんなんでちゃんと洗えるのか?」

幼エルフ「ん?ダメか?」

主人公「お前この後湯船につかるつもりだろ?」

幼エルフ「そうだぞ!」

主人公「なら前もちゃんと洗わなきゃだろ、ついでだほれ、前も洗ってやる」

幼エルフ「そうか!なら頼むぞかたじけない!」

そして主人公は背中から万歳をした彼女の身体に手を廻した


主人公「ほら脇の下、ここちゃんとこすってないだろ」

主人公の手が幼エルフの二の腕の下をなぜる

幼エルフ「きゃはははは♪くすぐったいぞ何をする貴様ぁ♪」

他人に脇の下をなぜられるこそばゆさに彼女はその身を捻る
それを逃すまいと主人公の手つきもまた強いものになっていく

幼エルフ「ぁんっ///」

ビクン、と彼女の身体が小さく跳ねる

幼エルフ「!?///」

主人公「どうした幼エルフ?」

幼エルフ「な…なんでもないぞ!続けろ貴様!」

彼女は何が起きたか理解できなかった
それは彼女にとって未知の体験であり、何故一瞬体に電流が走ったかのような衝撃に襲われたのか
その知識がまるでなかったのである

そう、それが主人公も気づかないような一瞬、軽く彼女の小さな乳房の先端の、
更に小さな突起に触れたのが原因だと、二人は知る由もなかった

主人公「よし脇の下はいいな、次腹のところいくぞー」

幼エルフ「わかったぞ!」

彼女は主人公に背中を完全にあずけもたれかかる
主人公は彼女の白い腹をスポンジでなで始めた

幼エルフ「んっ、んっ、んん…っ」

主人公の手が動くたび彼女は小さな声を上げる
…でも違う、これじゃない

彼女の好奇心が先ほどの衝撃の正体を知りたがっていた

主人公「どうした幼エルフ?」

主人公が声をかける、
彼も彼女の様子が先ほどと違う事に気が付いたのだろう

幼エルフ「…いいや、なんでもないぞそのまま頼む」

主人公「そっか」

…だが腹をなぜられるのも悪くない、
いわばそこは人体の急所、そこを完全に他人に預けるという屈服感に彼女は酔っていた

幼エルフ「はぅ…うぅんっ、あは…っ…」

そう、その自覚こそないが、彼女は確かに興奮していた
それはふわふわして気持ちよく、彼女の思考をとろけさせるには十分すぎたと言える

そして好奇心に苛まれ思い出し、思い至る

“先程の衝撃の正体が解ればもっと気持ち良くなれるのではいか?”

そして彼女はついにその言葉を口にした

幼エルフ「…なぁ貴様…もっと上の方も洗ってくれないか…?」


主人公「え?それはちょっと…」

流石に子どものものとはいえ、女性の乳房を揉む、という行為が発生するその事に彼は戸惑った
だがそれも一瞬の出来事、そう、何故なら

幼エルフ「いいから洗え!洗ってくれるといったのは貴様だろう中途半端じゃないか!」

ぐいっ、と彼女自身が彼の手を引き寄せ自らの乳房にあてがったからだ

主人公「はぁ、まぁそれもそうか」

そして彼はその手を動かし始めた

幼エルフ「ふ…っ、んん…っ///」

そして先程と同じように乳房の先端に触れられたことで彼女の身体が跳ねる
そして理解した、…いや、理解してしまった、知ってしまったのだ

その衝撃を与えたものがなんなのか

勿論主人公は彼女の乳房の突起に重点的に触れることはしない
だがそれはあくまで彼側の事情に過ぎない

幼エルフはわずかに身をよじりながら“そこ”に刺激を与えようとする

幼エルフ「ん…///ぁっ///ふん…っ///ぁは…っ///♪」

主人公「…なぁ幼エルフ、本当に大丈夫か?」

心配そうに彼が声をかける
流石に彼女の様子がおかしいことに気付かない彼ではなかった

幼エルフ「…いや///なんでもないぞ///そのままつづけろ…んっ///」

だが流石の彼も思い至らなかったのだろう、
幼い彼女が今一つ大人になろうとしているという事に

幼エルフ「ふぁっ///んぁ///はっ…はぁっ///やぁ…んん…っ///♪」

その嬌声は徐々にペースを上げていく
そうだ、近いのだ、彼女が“至る”まで

その時が近付いていた

そうとも知らず、意識せず主人公の手は彼女の乳房を撫で続けた

幼エルフ「いぃ…っ///もっと…///もう少し…っんぁっ…!?///」

何がもう少しなのか、彼女はそれを知らない
だが最早本能でそこに至るにはどうすればいいかを理解していた

そしてついにその時が訪れる

幼エルフ「あっ!あぁっ!んああぁあぁああっ!!///////」<ビクンビクンビクンッ!!

そして遂に、彼女は果てたのだ


幼エルフ「はぁ…はぁ…はぁ…」(ぐったり

主人公「よし、洗ったぞ」

幼エルフ「そうか…終わったか…///」

主人公「ったく、そんなくすぐったがるなら最初から人に頼むなよ」

そう、幼エルフは確かに果てた
その余韻もまだその幼い身体に残っている

だが彼女が今一つ大人になった事を知らず、彼女を“子ども”としか思っていない主人公の目にはそれがただくすぐったさに耐えているようにしか映っていなかった

幼エルフ「はぁ…、でもこれで、湯船に入ってもいいんだよな!?」

主人公「ああ、もう汚れは全部落ちただろ」

幼エルフ「…そうか!なら一緒に入るぞ貴様!」(ぐいぐい

主人公「わかったから引っ張るなよ」

彼女は先ほどの感覚を名残惜しく思いながらも当初の目的のために主人公を促した

そう、今はこれで良いのだ

彼女が先ほどした体験の正体を知るのは、もう少し後の事なのだから…


この後普通に湯船に浸かって出た。

※主人公の股の間に座り込むような状態で浸かった

……ふぅ、満足した
これじゃあ幼エルフっつーか幼エロフだね!

というわけで↓1コンマ小数点第二位で幼エルフの好意上昇

幼エルフ好意:96(87+9)

▼翌日/宿屋ロビー

主人公「えー、唐突ですがもう旅の資金がありません」

薬師「え……?」

ヒロイン「出る時それなりに持ってたでしょ?」

主人公「考えてみろ、村を出る時俺は元々三人分の旅費しか持ってなかった
それでまぁお前と薬師さんも着いてくる時にそれなりに持ってきたとはいえ急に用意できる金なんてたかが知れてる
その上このちっこいのまで増えたんだ、正直もう次全員での宿に泊まる分すらない」

幼エルフ「すまないな!」

薬師「その…ごめんなさい……」

主人公「いやいや二人を責めてるわけじゃないんだ、薬師さんがいなかったら最初からけが人の手当てもできなくて困ってたし、幼エルフが着いて来たのもつい最近の事だしな」

妹「でもお金はもう無い、と」

姫「わたくしの装飾品でも売りましょうか~?この髪飾りなど高価ですわ~?」

主人公「……それはやめとこう、それ多分姫様の私物っていうより王家の所有物でしょ?」

姫「そうですか~、お力になれると思いましたのに~…」(しょぼん…

主人公「気持ちだけでも嬉しいよ」

主人公「そこでだ!今朝幼エルフが街の探索をしてる時にこの張り紙を見つけてきた!!」(バン!

幼エルフ「みつけたぞ!」(どやっ

ヒロイン「これは…!」

妹「"オアシスの街・武道大会"?」

主人公「ああ!これの優勝者にはなんとこれだけの賞金が送られる!これだけあれば旅を続けるには充分だ!」

薬師「成る程…主人公さんに…ヒロインさんと…妹さんも居ますから…優勝は狙える…という事ですね…!」

主人公「そうだ、ヒロインと…特に妹は力を押さえながらでもルールのある戦いでも十二分に強い」

姫「主人公さんはそうでもないのでしょうか~?」

主人公「俺は搦め手の方が得意だから武道大会なんて正面きっての戦いは苦手でさ…
でも大会には出るよ、勝率を少しでもあげたいからね」

妹「武器の使用はあり?私は剣があると心強いんだけど」

主人公「あんまり重装備すぎる防具と爆発物以外の武器の持ち込みは大丈夫らしい、なんなら大会側で武器の貸し出しもあるとか
妹はそのままの装備で出られるだろ」

妹「解ったよ!それで兄者と姉上はどうするの?」

主人公「ヒロインは素手で良いだろ」

ヒロイン「勝手に決めないでくれる!?」

主人公「じゃあお前どんな武器でも壊さずに使える自身あるか?」

ヒロイン「…得物なんて邪魔なだけよ、この世で最も信頼できる武器は鍛え上げた己の肉体に他ならないわ」

妹「あはははは姉上ぶきっちょだからー」

主人公「師匠の所で修行してる時も、剣振った途端剣の柄握り潰して刃先がすっぽ抜けて飛んでったのは笑ったなぁ」

妹「かろうじて触れても斬り方下手すぎて一発で刃を潰すしねー」

ヒロイン「うっさいわね!!」

主人公「俺はとりあえずこのロープと手拭い持って出るよ」

ヒロイン「……それ武器?」

主人公「布とロープの万能性を舐めるなよ
あと良さそうなものがあったらあっちで借りる」

姫「……あの~、わたくしも出てよろしいでしょうか~?」

薬師「……え…?姫様…戦えるん…ですか…?」

姫「ええ~、一応お城でも武芸は学んでおりましたから~」

主人公「でも姫様を危険な目に合わせるわけには…」

姫「勝率は少しでも高い方がよろしいもでしょう~?
それに先立つ物がなければ旅も続けられませんし危険がどうのなどとは言ってられませんわ~?」

ヒロイン「まぁあくまでも大会だし危なくなったら棄権って手もあるし良いじゃない」

姫「では決まりですわ~♪」

主人公「……そうだな、それで姫様はどんな武器が得意なんだ?」

姫「>>562ですわ~♪」

姫が得意な武器
安価のコンマがそのまま熟練度

長槍


得意武器:長槍
熟練度:91

つwwwwwwwよwwwwwwwいwwwwwww

姫「わたくしは長槍が得意ですわ~、技量だけの勝負なら妹ちゃんにも遅れをとりませんのよ~♪」

妹「……それどころか戦績なら負け越してるんだよね……」

ヒロイン「……えっ、技比べで妹の剣より強いの?」

主人公「……国一番レベルの使い手じゃねそれ?」

姫「ここ数年は先生にも負けた事はありませんし自信がありますのよ~♪」

主人公「うん、それならむしろ是非出て欲しいかな」

ヒロイン「そうね、私と主人公よりは多分優勝に近いわ」

主人公「そうと決まれば急ごうか、受付が午前中までで大会が午後から開催らしい」

薬師「じゃあ…私と幼エルフちゃんは…客席で応援…ですね…」

幼エルフ「頑張れよ貴様ら!」

妹「ところで参加費は?」

主人公「うん、まぁ四人分くらいは今あるお金で出せるよ」

幼エルフ「ちょっと残るな!ポップコーンとジュース買おうお姉ちゃん!!」

薬師「それで…完全に…なくなります…ね…」

主人公「まぁ少し残っててもあんまり変わらないし構わないよ」

姫「それではエントリーに向かいましょうか~♪」

いくらなんでも姫様強すぎてビックリ

それでは今回はここまで
今日はロリの入浴が書けて大満足です

26日も夜から始めます

それではまた!

前回のあらすじ!
・幼エルフ→妖エロフ→幼エルフ
・姫、国士無双の長槍の名手だった

武器とルールありの武道大会とか一応妹スレだし妹に活躍の場所作ってあげようと思って用意したイベントだったのに姫に見せ場を奪われそうな予感、妹の咬ませ犬体質ホントしゅごい

もうこのまま最後まで全力で咬ませ犬を貫きそうな気配すらする

それでは再開します

▼闘技場

主人公「よし、全員無事予選を突破したみたいだな」

ヒロイン「本戦は残った16人で行うのね」

妹「それぞれ一回戦で当たる組み合わせじゃなくて良かったね!」

姫「みなさん手強そうで緊張しますわ~」

ヒロイン「…そうね、油断してたら負けるかもしれないわ」

主人公「負けちゃ元も子もないからあんまり手加減できないけど俺たちの正体がバレてもマズイし、全力を出さない程度に本気出すってのも結構難しいな」

この主人公の戦闘あんまりないけどジョセフ的な感じでおk?

>>572
戦闘スタイルが>>57なので直接戦闘を極力避けるように立ち回ってます
まぁ今回は流石にそうもいきませんが

ヒロイン「ま、予選でパワーセーブのコツもちょっと掴んだしいけるでしょ!」

妹「いや予選で明らかにその見た目で出しちゃいけない怪力発揮してたんだけど姉上」

姫「きっと肉体強化系の魔法か何かだと思われていると思いますわ~?」

主人公「まぁこいつが本当に全力出してたら今頃会場自体ぶっ壊れてるし、人吹っ飛ばすくらいで済んでるだけ良い方だろ」

姫「それに武道大会ですしちょっとくらい派手な方が不審がられないと思おますわ~」

ヒロイン「さぁ初戦は私ね、サクッと勝って景気付けと行きますか!」

ヒロイン一回戦
対戦相手の戦闘力↓1

巨漢
戦闘力:71

中々強いですね、相手がヒロインでなければ

実況『さぁいよいよ始まりました毎年恒例の武道大会!!会場はこの盛り上がりです!!』

観客「「「「うおおぉぉおーーーーーーーー!!!!」」」」

実況『ルールは簡単!!許可された装備なら何をどういう使い方をしてもOK!!相手を戦闘不能にするか「参った」と言わせれば勝利となります!!』

幼エルフ「ぷいきゅあがんばえー!」

薬師「プリ◯ュアは…出て…ないよ…?」

幼エルフ「幼女として言わなきゃいけない気がした」

薬師「なんの…義務感……?」

実況『今年の大会をどう思いますか解説の老師さん!?』

老師『そうじゃのぉ、予選を見た限りだが今年は一癖も二癖もある曲者共が多いと感じた
ただ武芸を見せるのではなく観客を驚かせる闘いを見せてくれるとを期待しておるよ』

実況『これはまた期待が高まるコメントをありがとうございます!!それでは選手に入場していただきましょう!!
第一回は、"巨漢"選手vs"ヒロイン"選手だああぁあーーーーーーー!!!!』

観客「「「「「「ワァァァアアァァアアァアアァァァァア!!!!!」」」」」

実況『その見た目通り巨大な体から生み出される怪力で巨大な鉄球を自在に振り回す巨漢選手!!
対するはその可愛らしい見た目からは想像もできない怪力で予選のバトルロイヤルでは人間数人を纏めて投げ飛ばすパフォーマンスを見せてくれたヒロイン選手!!
力自慢同士の両者の対決!!これは目が離せません!!』

ヒロイン「あはは、可愛らしいなんてテレちゃうな…」

巨漢「ケッ、どんなトリックかしらねぇが力勝負でオレ様に勝てる奴なんかいるはずがねぇ!悪ィがおねんねしてもらうぜ嬢ちゃん!!」

<ファイッ!!
カアァァーーーーーーーン!!

実況『そして今開戦のゴングが鳴ったああぁぁあーーーーーーー!!!!』

巨漢「先手必勝!!一瞬で決めさせてもらうぜ!!鉄球殺法!!!!」(ブォン!!

実況『おぉっと!!巨漢選手!いきなりヒロイン選手に鉄球をぶん投げたぁ!!』

ヒロイン「来た…っ!!」(バッ!

実況『ヒロイン選手も身構えるぅ!!』

コンマ判定
↓1、巨漢の鉄球、71以下で成功
↓2、ヒロインの防御又は回避、巨漢の数値以下で成功

鉄球:6
ヒロイン:89
結果:直撃

ドガァッ!!!!

ヒロイン「ぐうぅ……っ!!??」

実況『おぉっとヒロイン選手これは直接だマトモに受けてしまったぁ!!』

妹「あぁ!!何やってんの姉上!!」

巨漢「へっ!!どんなモンよ!!」

ヒロイン「ッッつー…!!中々やるわね…でもこっちだって負けないわ!!」<ダッ!!

実況『その体の何処にそんなタフネスが!?ヒロイン選手ダメージなど無かったかのように巨漢選手に突進だぁ!!』

巨漢「へっ!!来やがれ受けてやらぁ!!」

↓1、ヒロインのタックル、98以下で成功
↓2、巨漢の防御、71以下かつヒロインの数値以下で成功

ヒロイン:95
巨漢:22
結果:防御成功

ガシィッッ!!

実況『巨漢選手!!これをなんなく受け止めるぅ!!』

巨漢「へっ!!この体重差でタックルが決まるわけねぇだろ!!」

ヒロイン「ふっ…元々、これが狙いよ…っ!!」

実況『おぉっとこれは…!?』

ガシッ!!グググググ…ッッ

実況『なんと!!両者組み合ったぁ!?』

巨漢「その細腕でオレ様と力比べしようってのか嬢ちゃんいい度胸だな気に入ったぜ…ッッ!!」

ヒロイン「いい度胸…?分かってないのね…これなら絶対…私は負けないわ…!!」

巨漢「クク…言うじゃねぇか嬢ちゃん!!」

ちょっとややこしいコンマ判定します

ヒロインの戦闘力が98、巨漢が71
両者パワータイプなのでこれを純粋にパワーの値と考えてその差は27

この27を基準値の50に足してコンマ77以下で力比べはヒロインの勝利とします

パワーが上のヒロインの方がその分有利な為、勝率がパワー差の分高くなるという計算ですね

多分この計算今後もたまに使います

それでは直下コンマでどうぞ

コンマ:23
結果:ヒロインの勝ち

ヒロイン「どりゃああぁああぁああぁああああ!!!!!!」<グオォッッッ!!!!

巨漢「うおぉおぉおぉおおっっ!!!???」<ブワッ!!

実況『巨漢選手の体が宙に浮かびあがるぅ!!力比べはヒロイン選手に軍杯が上がったああぁああ!!!!』

観客「「「「「うおぉぉおぉおおおぉおおおおおぉぉおおお!!!!!」」」」」

ヒロイン「このまま…畳み掛ける!!」<バッ!

実況『ヒロイン選手!!空中の巨漢選手に向かって跳んだぁ!!これは追撃狙いかぁ!?』

ヒロイン「くらええぇえぇええぇええ!!!」

ヒロインの追撃!!
直下コンマ98以下で成功

空中で身動きの取れない巨漢は回避も防御もできません

コンマ:13
結果:成功
そりゃあね

ドガアァァアアァアアアンッ!!!!

巨漢「ぐおおぉ……ッッ!!??」

ドサァ!!

実況『決まったああぁぁあぁああああ!!!!巨漢選手もう身動きもできない!!試合終了!!ヒロイン選手の勝利です!!』

観客「「「「ワァァァァアアアァァアァアアア!!!!!」」」」

ヒロイン「…ふっ、中々楽しかったわよ」

▼控え室

主人公「あいつ決め台詞好きだよな」

妹「姉上精神年齢低いからね」

主人公「お前が言う?」

妹「私は兄者への愛が溢れて仕方ないだけだよっ!」

主人公「はいはい嬉しい」

妹「ぐぬぬ…っ!昔から言い過ぎてるせいでマトモに受け取ってすら貰えない…っ!」

姫「でもだからヒロインさんは子どもに好かれるのではないでしょうか~?」

主人公「そうかもな」

ヒロイン「見てた主人公!勝ったわよ私!」(びしっ!

主人公「おうおめでとう」

ヒロイン「で、どうだった?次期破壊神に相応しい戦いだったでしょ?」(ふふんっ

主人公「あー、それはそうだが…」

妹「姉上、女子力低い。」

ヒロイン「ぬがぁっ!?」(ズガン!!

姫「まぁヒロインさん…人には得手不得手というものがありますから~…」

ヒロイン「やめて姫!!道場の目で見ないで!!
って言うかちゃんと勝ったんだからたまには普通に褒めてよ!!」

主人公「おう凄い凄い」(なでなで

ヒロイン「ひゃっ!?」(びくっ!!

主人公「…なんでビックリしてんだよ褒めろって言ったの自分だろ」

ヒロイン「や…えっと…あたま撫でられると思わなかったから…」

主人公「ごめん嫌だったか?」

ヒロイン「べ…別に……っ?」

ヒロイン(うわぁ不意打ちで来ると心臓に悪いわ…////)(ドキドキ

妹「じゃあ次は私の試合だね!頑張るから見ててね兄者!!」

主人公「おうがんばれー」

直下コンマ
妹の対戦相手の戦闘力

紳士
戦闘力:33
武器:レイピア

実況『それでは次の試合は"妹"選手対"紳士"選手!!両者剣士同士の対決だぁ!!!!』

紳士「フフ、こんな少女が一回戦の相手とは我輩も運が良いのである」(しゅぴっ

妹「ハン、見た目で判断して後悔しても知らないよ?」(チャキッ

紳士「その両手剣で我輩のスピードに付いてこれるのであるか?」

妹「ハンデにもならないよ、チマチマ刺すだけの剣で私に勝てると思ってるなんてちゃんちゃらおかしいわ」

実況『これは両者気合十分といった様子!!恐らく勝負は技量の比べ合い!!それでは…試合開始だあぁあぁあああ!!!!』

<ファイッ!!
カアァァーーーーーーーン!!

※技量差が50以上あるのでコンマ判定の必要すらなく妹が圧倒的に強いです

紳士「仕掛けるのである!!」<シュバァッッ!!

実況『紳士選手仕掛けた!!なんというスピードだぁ!!』

老師『…しかし無駄じゃのう』

実況『解説の老師さん!一体どういう事でしょうか!?』

老師『ほれ見てみぃ』

実況『んん…?こ…これはぁ!!』

紳士「ふっ!はぁ!ほあぁっ!!」<シュッ!シュッ!シュッ!

妹「………何それ真面目にやってんの…?」<サッサッサッ

実況『妹選手!!紳士選手の猛攻をなんなく避けているぅ!!』

老師『佇まいから既に解っておった事じゃ、お互い得物が剣ならあの二人では力量差が有りすぎて勝負にすらならぬよ』

実況『おぉっと!!紳士選手これは運が無かったかぁ!?』

紳士「はぁ…!はぁ…!」

妹「何?もうお終い?バテるスピードが自慢だったの?」

紳士「こ…こんな小娘に一突きも当てられぬとは…!」

妹「解ったでしょ?"こんな小娘"なんて言葉が出てくる時点であなたは未熟なの」

紳士「せめて一突きだけでも…はああぁぁあぁああっっ!!!!」<バババババババッッ!!

妹「こっちは一太刀で…十分よ……!!」

ズバアァッッ!!!!

紳士「ガ……ッ!」<ドサッ!

<カンカンカァーン!!

実況『一撃!一撃だぁ!!妹選手強すぎるぅ!!』

▼控え室

妹「見た見た兄者ぁ!私強かったでしょ?カッコよかったでしょ?褒めて褒めてぇ♪」(ぎゅーっ!

主人公「おお凄かったぞー」(なでなで

妹「えへへへへーっ////しゃーぁせー…♪////
次も勝つからまたいっぱい褒めてね兄者!」

主人公「おう期待してる」

妹「きゃー♪期待されちゃったー♪」

ヒロイン「次って誰の試合だっけ?」

主人公「俺だな、お前達とは別ブロックだ」

妹「頑張ってね兄者!」

主人公「任しとけ」

姫「そういえば主人公さんがご自身で戦うのは初めて見ますわ~」

ヒロイン「こいつ普通に強いくせに直接戦おうとしないからね…」

主人公「避けられる戦いを避けないのはバカのする事だ」

ヒロイン「それで、ロープと手拭い以外の武器を借りるって話はどうなったの?」

主人公「ああ、それなんだがな…」

>>602
主人公は結局他の武器を…
1借りる
2借りない

借りるならその武器も記入

1短剣

主人公「とりあえずこのダガーを借りてきた、色々使い勝手も良さそうだしさ」

ヒロイン「まぁ、下手に大きな武器持つよりはいいかもね」

主人公「うっし、たまにはこういう運動も悪くないか!」

直下コンマ
主人公の対戦相手の戦闘力

魔法使い
戦闘力:50

実況『続いてBブロックの試合だぁ!!Bブロック第一試合は…"魔法使い"選手対"主人公"選手!!
強力な魔法を操る魔法使い選手に対し、予選でも未知数だった主人公選手はどう戦うのか!!これは見ものです!!』

ヒロイン「この大会って魔法もアリなの!?」

姫「まぁ魔法は爆発物等ではありませんので~、技術という扱いなのではないでしょうか~?」

妹「大丈夫!!それでも兄者は負けないよ!」

魔法使い(女)「ふふふ…私の魔法を以ってすればこのような大会など…」

主人公「魔法使いか…中々厄介な相手に当たっちまったな」

魔法使う「今すぐ降参すると言うなら手荒な真似はしませんよ?」

主人公「悪いけどどうしてもこの大会の賞金が必要なんだ、ここは勝たせてもらうよ」

魔法使い「ふふ…それでは私の美しき魔法にとくと酔い知れなさい……!」

実況『それでは…試合開始のゴングだああぁぁあああ!!!!』

<カアァァーーーーーーーン!!

シィーン……

主人公「………」(じり…っ

魔法使い「……どうしました来ないのですか?」

主人公「………」

魔法使い「…ああ解りました、私がどのような魔法を使うか解らないので警戒しているのですね?
ならばこちらから仕掛けてあげましょう!ファイヤーボール!!」<ボボッ!

主人公(炎か……!!)

直下コンマ
50以下で主人公に命中

コンマ12
結果:命中

ボガァッ!!

主人公「くぅ…っ!!」

実況『おぉっと!!主人公選手!魔法使い選手のファイヤーボールを受けたぁ!!』

魔法使い「おや、避けないで良かったのですか?」

主人公「……ああ、ちょっとな」

魔法使い「ふふ…その余裕がいつまで保つか…」

主人公(…魔法使いにとって自分の魔法を相手に知られるのは極力避けたいはず…となると一番得意なのは直接攻撃系じゃないのかもしれないな、
油断した振りをして探りを入れるか)

主人公「……行くぞ!!」<ダッ!

実況『主人公選手!!魔法使い選手に飛び込んだぁ!!』

魔法使い「かかりましたね!!捉えなさい爆煙陣!!」

主人公(設置型か……!!)

カッ!!

直下コンマ
罠を回避するという事で技量差判定
89以下で回避成功

コンマ:78
結果:回避成功
こういう時素の戦闘力が高いと助かる

ボガアァアアアァァァアアアアン!!!!

実況『大爆発だぁぁあぁあああ!!!!これはルール的にどうなんでしょう老師さん!?』

老師『魔法はあくまでも技術だからありじゃ』

実況『有りだそうです!!』

魔法使い「……なんと…躱しましたか…」

主人公「…罠は得意分野なんでね、あんたもそういうタイプだったとはな」

魔法使い「ふふ…しかし解ったところでどうにもなりませんよ…この会場には私の罠が既に無数に張り巡らされています」

主人公「……それを俺に教えてどうするんだ?」

魔法使い「絶望して欲しいのですよ、最早貴方に勝機は無いと……!」

主人公「……どうだか」

主人公(しかしどうするか…二発とも炎系の魔法だったがそれ以外も使える可能性を考えると厄介だ…拘束系なんか使われたら解っていても躱せなくなってしまう)

主人公(それに相手は魔法でトラップを仕掛けられるが俺はそうはいかない、これは試合として戦うには相性が悪すぎるな)

▼控え室

姫「あの~、主人公さん相当マズいのでは無いでしょうか~?」

ヒロイン「うんマズいわね、力を使って戦うならまだしもあいつはあくまで人間として戦う気でいるから」

妹「あの様子だと兄者の周りはもう罠魔法でいっぱいだろうね」

姫「それではお二人はどうしてそう落ち着いていられるのでしょうか~?」

ヒロイン「戦ってるのがあいつだからよ」

妹「兄者がこのまま終わるなんてありえないもん!」

主人公(…力を少し解放すれば周囲にあるっていう罠が本当でも簡単に吹き飛ばせるだろう…でもそれじゃあ修行にならないし、何より"意味がない"…そうだな、ここは……)

主人公「……なぁ、あんたの罠…ちゃん発動すると良いな?」

魔法使い「……どういう意味ですか?」

主人公「さぁどういう意味だろうな?」

魔法使い(もしやこの男もなんらかの魔法を隠して…いや、今まで見せていない以上考えても仕方がない
彼の口車に乗って動揺する方がここは危険ですね…)

魔法使い「……ふふ…動揺を誘っても無駄ですよ…?貴方が今立っているそこから動けば私の罠魔法がドカン、です
最早貴方になす術など無いのですよ」

主人公「さぁ、どうだかな……!」<ザザッ!

魔法使い「この男…!この状況で動いた!自ら罠魔法を発動させるつもりですか…!?」

完全な運ゲー
↓1~5のコンマ判定

それぞれ89以下を出せば発動した罠を回避成功

89以上なら普通に食らう

全回避成功

主人公「とりあえずこれをぶん回して…!」<ブォン!!

魔法使い「なんですかそのロープの先に短剣を括り付けただけのお粗末な武器は!?
それで私に攻撃を仕掛けるつもりですか!?」

主人公「さぁな…!!」

ドガアァカアアアン!!!

主人公(爆発魔法、踏み込んだ瞬間に発動!)

グオォオォッ!!

主人公(地面がせり上がって…!?地属性の拘束魔法か!)<バッ!

シュバァッ!!

主人公(振り回してたロープが切れた!停滞型の風魔法!!)

チカッ、シュピイィッッ!!

主人公(!!あぶねぇ察知型の高圧水流!!当たったら人間の体くらい軽く貫通するぞ!!)

ボゴォッッ!!

主人公「うおぉっ!?ここに来て大地魔法を使った落とし穴!?」<ババっ!!

主人公「はぁ…はぁ…危なかった……っ!」

魔法使い「なんと…あれだけの罠を一気に発動させて全て回避するとは…」

主人公「……ギリギリだったけどな、まさか落とし穴も使うとは…」

魔法使い「……かかってくれると思ったんですけどねぇ…」

主人公「……けどこれで大体解った」

魔法使い「ほう…?」

主人公「あんたは少なくとも火、風水、土の四大元素を使える熟練の魔法使いだ」

魔法使い「それが解ったからなんだというのですか…?」

主人公「……俺にも勝機が見えたって事さ!!」<ダダッ!

魔法使い「また突進!?勝機が見えたのでは!?」

魔法使い「少しできるかと思いましたが私の買いかぶりだったようですね…もういいでしょう私の罠魔法餌食になりなさい!!」

主人公「もうかからねぇよ!!」<ババババッッ!!

魔法使い「なぁ!?罠魔法と罠魔法の合間を縫って走ってくるですって!?」

主人公「生憎とこっちも罠のプロなんでな、あんたの罠の目印はさっきので見切ったぜ!!」

魔法使い「だが私には通常の魔法もあるのです!これで罠に追い込むまで!!暗いなさいウェイブウォーター!!」<ドバアァッ!!

主人公「よ……っと!」<ドン!

バシャァッ!!

魔法使い「なぁ!?私の罠魔法をあえて発動させて攻撃魔法の妨害を!!」

主人公「詰めた…!これで終いだ……っ!!」

魔法使い「…………ふっ」(ニヤリ…

直下コンマ
50以下で魔法使いの最後の罠発動

コンマ:95
運がなかったですね

主人公「どうだぁ!!」<ぐるぐるーっ!

魔法使い「うあぁっ!!」<ぎしぃっ!

実況『主人公選手がロープで魔法使い選手を拘束したぁ!!』

主人公「……よし、降参か?」

魔法使い「ば…バカな…!私の体には触れた途端に発動する麻痺効果を持つ雷撃の罠魔法がかけられていた筈…何故発動しなかったのですか…!?」

主人公「ほれ、あっち見てみ?」

魔法使い「な…あれは…!!」

ボボボボ…

魔法使い「炎の壁…別の罠魔法が発動している…!なぜあんな所で…!?」

主人公「ダガーが一本だけとは言ってないだろ?まだ何かあると思ってあんたに触る前に察知型の罠魔法の所に投げといた」

魔法使い「……なんと…そこまで見抜いかれていたのですか……」

主人公「ああ、あんたの罠魔法は一つづつしか発動しない…これがそっちの仕掛けの一番の弱点だ」

魔法使い「ふふ…っ、あなたは自分の罠を何一つ使っていないというのに罠勝負で私が負けるなんて…完敗ですね、降参しましょう」

主人公「相手が悪かったな」(にかっ

魔法使い「ええ、そうですね」(にっ

実況『魔法使い選手降参宣言だぁ!!この試合を制したのは主人公選手だぁぁあぁあああぁぁあ!!!!』

▼控え室

主人公「勝ったぞー」

妹「ぅわっふうぅーーーーー!!!兄者カッコ良かった信じてたぁ!!」(だきぃっ!

主人公「まぁかなりギリギリだったけどな」

メインヒロイン「お疲れ様」

主人公「ん、ありがとう」

魔法使い「ふふ…次は貴方の罠も見せて下さいよ」

主人公「つっても俺のは全部物理罠だかあんまり面白くないと思うぞ?」

魔法使い「罠とは同じ仕掛けでも仕掛ける者によって幾らでも姿を変えるもの…それを貴方がどう活かすのかが見たいのですよ」

主人公「ああ、機会があればな」

妹「……ねぇなんでナチュラルに会話に入ってきてんのこの人?」

魔法使い「ふふっ、罠使い同士にしか解らないシンパシーがあるのですよ、
あそこまで見事に敗れて、同じ罠使いとして彼を気にかけない筈が無いでしょう?」

妹「んぬぬ…!兄者は私んだからね!取っちゃダメだかんね!!」

魔法使い「……ああ、あなたは彼を…ふふっ」

妹「その意味深な笑いは何!?」<がーっ!

姫「でもこれでわたくしが勝てば全員一回戦突破ですのね~?」

主人公「ああ、姫様も頑張って!」

姫「みなさんに恥じ無い試合をしてみせますわ~♪」

直下コンマ
姫の対戦相手の戦闘力

霊能力者
戦闘力:39

実況『さぁ一回戦もこれで最終戦!!最後のカードは"姫"選手対"霊能力者"選手だあぁぁあぁああぁああ!!!!!』

観客「「「「「うおぉおおぉおぉおぉおおぉおおおおおおぉぉおお!!!!!」」」」」

幼エルフ「がんばえぷいきゅあ~!」

薬師「だから…何故……!?」<ガーン!

幼エルフ「そろそろ存在を忘れられてる気がして焦った」

薬師「何…に…っ!?」

姫「さぁ…王家槍術の戦技、披露致しますわ~」

霊能力者「……勝てる…ぼくは無敵だ……ぼくは勝てる…ぼくは強い…ふひっ…ふひひ…っ」(ぶつぶつぶつ…

というわけで今回はここまで

姫の試合は次回に持ち越し
次回は29(土)の22:00くらいからを予定

作戦云々というより主人公のキャラらしい戦い方ってなんだろうって頭ひねって結構疲れた

技量差結構あったんで成功値高くて気付きにくかったかもしれませんが実は1、2回判定に失敗して罠にはまったり罠の仕組みを見抜けなかったりしたら最後の罠の判定すら発生せず普通に主人公が負けてたという結構ギリギリの勝利でした

挿絵の募集?
俺は妖エロフを描くんだよ、これは決定なんだよ

それではまた!

始める前に、
先週くらいに募集取った>>96の当たりのカットです
お待たせしました

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122596.png

それでは再開していきます

実況『予選では華麗な槍術を披露してくれた姫選手!会場にはその可憐な容姿と華麗な槍捌きに魅了された観客も多いのではないでしょうか!』

観客A「うおおぉぉおぉぉおおおぉおぉ!!姫ちゃあぁああぁあああん!!」

観客B「きゃあぁぁあーーーー!!可愛いいぃぃーーーーーー!!!!」

老師『儂もあの娘の槍術には驚かされたわい、あれ程の使い手をこの目で見る日が来ようとは思いもせんかったぞい』

実況『なんとその実力は老師のお墨付きだぁ!!』

実況『対するは謎!謎!!謎!!!
華麗な槍術を見せつけてくれた姫選手とは真逆に謎の力で予選を勝ち上がってきた霊能力者選手!!
今度の彼はいったいどんな戦いを見せてくれるのでしょうか!?これもまた見逃せないぞぉ!!』

霊能力者「…ひひ…っ…すごい…ぼくは凄い…」(ぶつぶつ…

姫「それでは~、良い試合にしようではありませんの~」(握手を求める

霊能力者「……フヒッ…ヒヒヒ…試合…シアイ…死愛い…ヒヒッ…」

姫「………?」

▼控え室

妹「なんだか不気味な相手だねー、姫ちゃん大丈夫かな?」

ヒロイン「そうね、彼がどんな戦い方をするのか全く見当がつかないわ」

主人公「姫様の腕前ならそう心配することはないんだろうけど…」

魔法使い「あの霊能力者という男、肉弾戦をするタイプには見えませんがこれといって特別魔力を感るわけでもない
謎の力…とやらの正体が気になりますね」

妹「だからなんで当たり前みたいにこっちにいるのってあなた」

実況『さぁ!!いよいよ試合開始のゴングだぁ!!』

<カアァァーーーーーーーン!!

姫「先手、必勝ですわ!」(ダンッ!!

実況『姫選手!!試合開始の合図とともに大きく踏み込んだぁ!!』

霊能力者「行く、行く…イケ…イク…いくぞ…っ…」

直下コンマ、姫の"カリスマ"で判定
27以下で成功

コンマ69
???:失敗

ガッ!

姫「きゃんっ!?」<ズザァー!

実況『おぉっと姫選手急に転倒!!気合が入り過ぎて足がもつれてしまったかぁ!?』

老師『ふむ…あれ程の使い手がそんな失敗をするかのう…?』

霊能力者「ふひ…っ…ヒヒヒ…やった…よくやった……」

姫「…………っ」

姫(おかしいですわ~?確かに今わたくしは何かにつまづきましたのに~…
けれど会場には何も無く、周囲もわたくしの足がもつれたと仰っておりますわ~…)

霊能力者「……ふひひ…ふふっ、ひひひ……っ」

姫(…となると今のが彼の術なのかもしれませんわ~、試してみるしかなさそうですわね~?)

姫「もう一回…えいっ!」<ダッ!

実況『姫選手!!またもや距離を詰めに行く!!』

霊能力者「なんど…何度…何回、やっても……むだむだ……」

直下コンマ
また姫のカリスマで判定

コンマ74
???:失敗

ガシッ!

姫「!!」

実況『かと思いきや姫選手!!今度は足を止めたぁ!!』

姫(違う…これは"止めた"のではなく"止められた"…!
"何か"がわたくしの足を掴んでおりますわ~!)

霊能力者「ひひ…ひっぱる…そのまま……ひ、ひ、ひ、ひっぱる……」

姫「きゃぁっ!?」(ぐいっ!どてっ!

実況『なんと姫選手一人でに尻餅をついたぁ!!これはいったいどうした事だぁ!?』

▼控え室

妹「ちょっと姫ちゃんどうしちゃったの!?調子悪いにも程があるよぉ!!」

主人公「……いや、明らかに様子がおかしい
魔法使いさん、何か感じる?」

魔法使い「魔力は依然ほぼ感じません…ですがそれに近しい何かがあの空間にあるのだと思います、ごく僅かですが魔力の流れが動いています」

ヒロイン「魔力に近い何かって何よ?」

魔法使い「……それが解ればこんな言い方はしませんよ」

主人公「いったい何が起こってるんだ…?」

霊能力者「……つぎ…次…つつつ次は、く、く、く、首…首…くび狙う……」

姫(……けれど今ので確信しましたわ~、今ここにはわたくしと霊能力者さん以外の…目に見えない"何か"がいてわたくしの動きを邪魔しておりますわ~)

実況『姫選手!先程とうって変わって動かない!!今度はあちらの隙を伺っているのか!?』

姫(目に見えない何か…見えない…視界の悪い状況で戦う方法を以前先生から教わったような……)

………ほわんほわんほわん…(回想に入る音)

▽回想

先生「良いですか姫様、戦場の状況は常に変化を続けます
時には砂埃や霧の中等視界の悪状況に陥る事もあるでしょう
そんな時はどうすれば良いと思いますか?」

姫「心眼ですわ!!心眼を開花させれば視界など無用とこの前読んだ漫画で言っておりましたわ!!」

先生「違いますそれは漫画です!!
良いですか?敵味方の区別もろくにつかない中で戦闘を続けようというのがそもそも愚策
まずは迅速に兵を退いて……」

………ほわんほわんほわん…(回想が終わる音)

姫「……そうですわ心眼ですわ!!」

※違います

姫の魔力で判定
成功値、直下コンマ56以下

コンマ62
心眼:失敗

姫「心眼…心眼…」(じっ…

状況『どうした事だ!?姫選手足をを止めて目をつむってしまったぁ!!』

霊能力者「……ばか…馬鹿……?バァカ……ッ!!」

ガシッ!!

姫「かひゅっ!?」

霊能力者「……とら、ととととら、とら…えた……!」

ギリギリギリ…

姫「かっ!?い…息が…く…苦し……っ!?」

霊能力者「その…そのまま…し、し、し、絞め落とせ……!」

状況『どうした事だ姫選手!!急に首を抑えて苦しそうだ!!』

姫「わたくし…ダメ…ですわね……心眼…開けません…わ……」

霊能力者「おわり、おわり、おわり、ぼぼぼ…ぼく…ぼく…ぼくの……勝ち…っ…!」

姫「……けれど…"捕まえました"・わ……そこに、いますのね……!!」

霊能力者「!!??」

ズバァッ!!!!

姫「…手応えあり……ふぅ~、苦しかったですわ~」

霊能力者「な…なな…なんで…なんで……っ!?」

姫「心眼は開けませんでしたが"何か"がいるのは気付いておりましたわ~
ならばわたくしをあえて捉えさせてあたりをつけて魔力を込めて槍を振るえばきっと当たると思いましたの~♪」

霊能力者「そん…そん…そんな…デタ…ラメ……っ!」

姫「そして今ので槍を振るえば当たるモノだという事も解りましたわ~
…ならばわたくしがする事はただ一つ、あなたと一緒にいる何を倒すまでデタラメにでも槍を振るい続ければ良いだけですの~♪」←長槍91

霊能力者「ひ…ひいぃ…っ!」←戦闘力39

※無情な戦力差

姫「お見せ致します、王家槍術の奥義を!!」

直下コンマ、姫の槍術で判定
91以下で成功

コンマ19
奥義:成功

姫「せいやぁぁぁああーーーーーーーー!!!!」

ズババババズバァッ!!!!

???《うぎゃあぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁああぁああ!!!!》

姫「またもや手応えあり、ですわ~」

霊能力者「あ…あぁ…っ…!悪霊…ぼ、ぼ、ぼ、ぼくの…悪霊……っ…!」

姫「……悪霊…?」

霊能力者「……あ…あぁあ……っ…!」<ガクン

姫「…さて、まだ決着はついておりませんわ~、続きを致しましょうか~」

霊能力者「……こ、こ、こ、降参…降参…する……」

姫「……へっ?」(きょとん

状況『なんとぉ!!霊能力者選手ここでいきなり降参宣言!!よって勝者は姫選手だあぁぁあぁあああ!!!!』

姫「え?え?えぇ…?」

▼控え室

姫「…何故だか勝ってしまいましたわ~…?」

妹「うん、よくわかんなかったよ」

ヒロイン「うん、おめでとう…?」

主人公「でも本当に何が起こってたんだ?」

魔法使い「姫さんが最後に槍を振り回した後、会場にあった不明瞭な魔力の流れが無くなりました
きっと霊能力者は目に見えない使い魔のような何かを使役していて、姫さんの最後のアレでそれを倒してしまったのでしょう」

姫「それで彼は降参を?」

魔法使い「見えない使い魔が特殊だったというだけ本来はでそれほど戦闘に特化した能力ではなかったのかもしれません」

ヒロイン「対策されちゃえばお終いの能力だったってわけね」

魔法使い「まぁ何も暴かず倒してしまったので確証は一切無いのですが…」

姫「そうですわね~…」

主人公「まぁそれはそれとして、全員進出おめでとう」

ヒロイン「そうね、この中の誰かがあと3回勝てば良いんだから楽勝よね!」

姫「でもみなさん一回戦を制してきた方達ばかりですわ~、気を引き締めて行きませんと~」

妹「そうだね、気合入れて行こう!」

ヒロイン「さぁ二回戦も最初は私よ!どんな奴でもかかってらっしゃい!!」

50+直下コンマの半分
ヒロインの対戦相手の戦闘力

熱血漢
戦闘力:83(50+33.5(端数切捨))

状況『さぁ武道大会もいよいよ二回戦!!二回戦のカードは一回戦でパワフルな試合を見せてくれたヒロイン選手対!これまた熱いファイトを見せてくれた熱血漢選手だぁ!!』

熱血漢「やぁ!!一回戦凄かったね!!!俺とも良い試合をしよう!!!!」<メラメラ

ヒロイン「うわあっつっ!?…ええ、よろしく」

熱血漢「俺は強い奴と熱い戦いたくてこの大会に参加したんだ!!
そして一回戦を全て見た所一番熱い戦いができそうだと思ったのは君だ!!!
だからこんなに早く君と戦えるなんて幸運だよ!!!!」

<カアァァーーーーーーーン!!

熱血漢「おっと喋ってる間にゴングが鳴ってしまったよさぁ行くぞ!!!!!」

ヒロイン「もううっさいわねこいつ!?」

熱血漢「くらえ必殺!!!熱血キイィイイィーーーーーーーック!!!!!」<シュバァッ!!

ヒロイン「とりあえず…それなりの力で殴る!!」

ヒロインと熱血漢の攻防
↓1~3技量差判定
コンマ65以下でヒロインの勝ち

コンマ22、88、54
結果:ヒロインの勝ち越し

ドゴオオォォオォッッ!!!!

熱血漢「ぐああぁぁあぁあああああ!!!!!」

ヒロイン「っつー…!手がしびれたぁ…っ!?」

ズザァッ!!

熱血漢「……!!まだまだぁそこだぁ!!!!」

ズガアアァッッ!!!!

ヒロイン「うぐぁっっ!!?」

熱血漢「ははっ!!効いたろ!?」

ヒロイン「えぇいっ!!負けるかあぁっ!!!!」

ブォン!!
ドガアァァアァアアアアッッ!!!!

熱血漢「ぬああぁぁあぁああぁぁあああぁぁあああっっっ!!!!!」

ガゴォン!!
ガラガラガラ…

状況『ヒロイン選手!!激しい攻防の末なんと熱血漢選手を壁まで殴り飛ばしたぁ!!なんてパワーだぁ!!!」

ヒロイン「……やばっ!!やりすぎた!?生きてる!?」

▼控え室

妹「……なんなのあいつ、姉上と真正面から素手でやりあってるんだけど本当に人間?」

主人公「…俺も疑ってる」

魔法使い「でもあなた方のお仲間の方が押しているようですよ?」

姫「でもあの方…これで終わる気がしませんわ~」

妹「あっ!ほら立ち上がってきた!!」

ガラガラガラ…

熱血漢「…ふぅ、やるね!!俺の思った通り君はやっぱり熱いよ!!!!」

ヒロイン「よかった生きてた…ねぇ、あなた結構強いみたいだしこの辺りで降参しない?
続ければお互い怪我じゃ済まないかもしれないわよ?」

熱血漢「ははははは!!!そんな勿体無い!!もっとこの試合を楽しもうよ!!!!」

ヒロイン「…私結構本気で言ってるんだけど…?」

熱血漢「……優しいんだね、でもそんな気遣いは無用だよ!!
熱!!!!!!血!!!!!!」(ゴアッ!!!!

ヒロイン「!!??」

直下コンマの下一桁
熱血漢の戦闘力上昇値
0は10扱い

熱血漢の戦闘力:88(83+5)

熱血漢「……ふうぅ…ようやく血が滾って来たよ…!!」(ドドドド…

ヒロイン「な…何……!?少し雰囲気が変わった…!?」

熱血漢「俺はスロースターターなんだ!!これは『燃える心臓(ヒートハート)』といって俺の特異体質さ!!!俺は血が滾れば滾るほど強くなるんだ!!!
そして俺の限界はまだまだこんなものじゃないぞ!!!!!」

ヒロイン「あんた出るSS間違えてない!?」

熱血漢「そんな事は無い!!!!!」

ヒロイン「でもつまり…時間をかければかける程あんたは強くなるって事…!?」

熱血漢「察しが良いねそういう事さ!!!さぁ続きを始めようじゃないか!!!!!」

ヒロイン「ただでさえ強いのにこれ以上ですって…!?余計に熱くさせる前にカタをつける!!」

熱血漢「良いぞ来いっっ!!!!君ももっと熱くなれよおおぉぉおおぉぉぉおおおぉぉおおっっ!!!!!」

↓1~5のコンマ
技量差判定
熱血漢が勝った分だけ勝ったコンマの下一桁が熱血漢の戦闘力に加算されて強くなっていく

最終的に勝ち数の多かった方の勝ち

コンマ
26/60(ヒロインの勝ち)
7/60(ヒロインの勝ち)
23/60(ヒロインの勝ち)
70/60(熱血漢の勝ち)(熱血漢戦闘力98に上昇)
74/50(熱血漢の勝ち)(熱血漢戦闘力102に上昇)

熱血漢「うおぉぉぉぉぉおおおぉぉおぉおぉおおおぉおおぉおおぉおおおぉおおおおぉおおおぉぉおっっっ!!!!!!!」

ヒロイン「だだだだだだだだだだだだだだだだああぁぁああぁぁあああぁぁああッッッ!!!!!」

ガガガガガガガガガガガガガガガガッッッ!!!!!

実況『両者の激しい攻防で砂埃が舞い上がり試合場の様子が見えない!!一体あの中はどうなっているのかぁ!!??』

老師『ただただ純粋な力と力のぶつかり合い…だがこの迫力は一体なんじゃ…!?』

ドドドドドドドド……

実況『おぉっと煙が晴れて来た…いったい二人はどうなって…おぉっとこれはぁ…!!』

ヒロイン(戦闘力98)「はぁ…はぁ…はぁ…!!」

熱血漢(戦闘力102)「ぜぇ…ぜぇ…ぜえぇ…っ」

実況『なんと両者健在!!!この戦いはまだ続くというのかぁ!?』

熱血漢「ぜぇ…ぜぇ…どうした…!!もうお終いかい…!?」

ヒロイン「はぁ…はぁ…バカ言わないでよね、そっちこそどうなのよ…!」

熱血漢「……は…ははは…!!そうか君はまだやれるか…!!
だが済まない…俺の身体の方が、もう限界みたいだ…!!!」(ガクッ!

ヒロイン「な…あんた…!?」

熱血漢「ふふ…!どうやら熱くなりすぎて限界を超えてしまったみたいだ…!!その代償に俺はもう動けない…君の…勝ちだ…!!」

実況『なんと熱血漢選手ここで敗北宣言だ!!よって勝者はヒロイン選手うぅううぅうう!!!!』

観客「「「「「「わぁぁあぁあぁあぁぁあぁぁああぁああああああ!!!!!」」」」」」

観客C「凄かったぞ二人ともおぉーーーーーー!!!!」

観客D「また見せてくれえぇーーーーーーー!!!!!」

ヒロイン「……ほら、肩貸してあげるから立ちなさい」

熱血漢「はは…!勝者にこんな事をさせてすまないな…!!」

ヒロイン「こんなのただの勝ち逃げよ、最後はそっちの方が強かったくせに」

熱血漢「俺の身には余る力だったけどね…でも勝者からの賞賛だ!!ありがたく受け取ろう!!!次は勝ちを譲りはしない!!!!」

ヒロイン「いつでも受けて立つわ」

実況『激闘の果てに芽生える美しい友情!!みなさん二人の選手に大きな拍手を!!
それではご機嫌ようまた来週うぅぅううぅううーーーーーーー!!!!』

老師『来週じゃないぞい、もうちょっとだけ続くんじゃ』

二回戦でこの強さ……強すぎないか?

でも今回はここまで

出るSS間違えてる男が想定より強くなってしまってヒロイン大ピンチでした

次回は11/2の夕方~夜ぐらいから再開を予定

ではまた

妖エ○フ

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122747.png

TKBもわれめも描写されておらず、幼い子どもが体を洗ってもらっている様を描いただけである為、
性的な要素を一切含まないので余裕でセーフ

完全版は後日別の所で

スレ自体の再開は今日の19:30頃を予定です

お待ちの方おりましたらお待たせしました

それでは前回し損ねたネタばらしと前回のレス返しから

姫vs霊能力者は戦闘力に圧倒的な差があるので最初から姫の勝ちは決まってました

で、能力成長の為にカリスマと魔力の判定させたら全部失敗したので残念ながら戦いの中で何も成長しなかったという結果に

因みにカリスマに成功してたら悪霊が姫の方に着き主導権の乗っ取りに成功、
心眼に成功してたら魔力視で悪霊が見えるようになってもっと簡単に勝ててましたね

>>685
全員勝ち上がればベスト4になる3回戦から全員身内ですからね、妥当妥当

それでは再開します

▼観客席

薬師「ヒロインさん…正体隠す事…忘れてました…よね……」

幼エルフ「幼エルフはケンカの事は解らんが凄い事だけは解ったぞ!!」(もぐもぐ

薬師「…あれ…?幼エルフちゃん…さっき…ポップコーン食べ終わったよね…?何……食べてるの…?」

幼エルフ「ポップコーンだけじゃ足りなかったからな!おばあちゃんが里を出る時に『困った事があれば使え』ってくれたお小遣いでホットドッグ買ったんだぞ!!」(もっきゅもっきゅ

薬師「お金…まだあったの……!?」(ガーン!!

幼エルフ「ちゃんとみんなの分もジュースとホットドッグ買ったぞ!!お姉ちゃんのもあるからさぁ食べろ!!」(ずいっ!

薬師「えっと…お小遣いの…残りは……」

幼エルフ「もう無いぞ!!」

薬師「…ああ…罪悪感の味がします……」(もぐもぐ…

▼控え室

ヒロイン「……手強い相手だったわ」

妹「ねぇ姉上限度って知ってる?今の試合の次に出る人の気持ち考えた事ある?」

熱血漢「次は君達の試合かッ!!熱い戦いを期待しているよッッッ!!!!」

妹「無理だよッ!!!今の頂上決戦より派手な事私できないよッッッ!!!!」

姫「ファイトですわ~」

妹「他人事だと思ってッッ!!!!」

ヒロイン「テンション移ってる移ってる」

魔法使い「燃える心臓(ヒートハート)…と言いましたか、あそこまで戦闘力を上げるとは中々興味深い能力ですね」

熱血漢「自分で全く制御出来ないのが難点だけどね!!!!今も無茶をしすぎた所為で喋るくらいしかまともにできないよッッ!!!!」

姫「それなのにその元気とはあっぱれですわ~」

熱血漢「これだけが取り柄だからねッッッ!!!!」

主人公(俺一言も喋ってない。)

主人公(……主人公降板かな?)

妹(兄者が主人公じゃなくなっても私は兄者のヒロインで居続けるからねっ!)

主人公(優しい。)

50+直下コンマの半分
妹の対戦相手の戦闘力


戦闘力85(50+35.5(端数切捨))
武器:刀

実況『ヒロイン選手に熱血漢選手!!熱い戦いをありがとう!!
次のカードはこちら!!妹選手対"侍"選手だあぁ!!!!』

老師『侍と言えば"カタナ"という剣を振るう異国の剣士、これはまた高レベルの戦術戦が見られそうだのう』

妹「異国の剣だろうと何だろうとこの私に剣で勝てる奴がいる筈ないわ!!」

侍「先ほどの試合を見るにあの少女も相当の手練れ…相手にとって不足はないでござる」

侍「少女よ、先ほどまでの試合・生温いと思わんか?」

妹「え?」

侍「勝ち目が薄くなると見るやすぐに降参…武とは、剣の道とは、己が限界を越えた先にあるものではなかろうか?」

妹「……何が言いたいの?」

侍「何、拙者は"試合"と考え生温い戦いはせぬというだけの事…これは"戦"だ
お主程の剣士が相手だ…互いに死ぬか死なぬか、極限の命のやり取りをしようぞ…!!」

妹「……私相手にそんな事ほざいた剣士は初めてよ、
いいじゃない、受けてあげるわ!!」

実況『さぁここで試合開始のゴングだぁ!!』

<カアァァーーーーーーーン!!!!

シイイィーーーーーーン…

侍「…………」(じりっ

妹「…………」(チャキッ

実況『おっと両者動かない!!それどころか侍選手は鞘から剣を抜いてすらいない!!これはいったいどういう事だぁ!?』

老師『……知っておるぞ、あれは"イアイ"じゃ…!!』

実況『"イアイ"!?』

実況『そのイアイとはなんなのでしょうか老師!?』

老師『儂もこの目見るのは初めてじゃが、侍の使う異国の剣技じゃ
剣を納めた状態から恐るべき速度で相手を斬りつける一撃必殺の剣じゃよ』

実況『しかし老師、侍選手は先程の試合までそのイアイを使っている様子はありませんでしたが…?』

老師『おそらく彼の取って置きなのじゃろう、彼女をそれ程の相手と見込んだという事じゃ』

実況『なんとぉ!!これはまたとんでもない対決になりそうだぁ!!!』

妹「…剣、抜かないの?」

侍「……これが拙者の構えでござる、どこからでもかかって参れ」

妹「……そう、それならお言葉に甘えて……っ!!」

実況『ここで妹選手から仕掛けたぁ!!!!』

直下コンマ、技能差判定
戦闘力の差が4なので54以下で妹の勝ち

コンマ:65
結果:侍の勝ち
今のうちに言っておきます、最初に3合制した方が勝ちです

侍「……見切ったぁっ!!」(カッ!!

妹「なっ…!?」

ズバァッ!!

妹「きゃああっっ!!!」<ズシャアッ!!!

実況『侍選手のイアイ!!なんという速度だ妹選手手も足も出ないかぁ!?』

妹「く…っ!予想以上に速い…!!」

侍「致命傷にはならなかったが…まずは一本、と言ったところか」

妹「…調子に乗らないでよね、今のでどんな剣か大体わかったわ」

侍「解ったところで対抗できる剣ではないでござる!!」

妹「それはどうかしら…!?」

↓1、2
2合分技能差判定

704がガルパンスレに誤爆してたぞ、謝っておけよ…

>>706
すみません言われて気付きました、操作ミスです
あちらの方に迷惑かけてしまったことに一言詫び入れておきました
ここで言っても仕方ないですが次はないように気をつけます

1合目:97/54(侍の勝ち)
2合目:81/54(侍の勝ち(三合目))
結果:妹完敗

まさかストレート負けするとは思ってなかった…
やっぱり噛ませなんだな妹…

侍「せいっ!!」

ズバァッ!!

妹「うそ…早っ!?がはっ…!」

侍「どうした、口先だけでござるか?」

妹「くぅ…調子にのるな……っ!!」

妹(…ちょっと予想以上…ここまで見切れない剣だなんて…でも私にはこれしか…やるしかない……っ!!)

妹「まだまだ…私は負けてない……っ!!」(チャキッ!

侍「…頭に血が昇っているな…そんな乱れた心と剣で拙者は殺せぬでござるよ」

妹「……かもね、けど私にはこの剣しかないの、兄者に良いところ見せるなら、ここから勝つしかないんだから……!!」(ダッ!

侍「その意気や良し、だが…ヌルい!!!!」(チャッ!!

ズバアアァッッ!!!!

妹「かは……っ!?」(ドサッ

侍「……拙者の剣が初見で無ければもう少し戦えていただろうにな…」

実況『妹選手ダウン!!これは試合終了かぁ!?』

侍「……救護班、早く彼女の手当てを…」

妹「……ぐ…づぅ……っ…」

侍「!!まだ意識が…!?」

妹?「ガ…ァ…アァア……ッ…!!」(ビクン…!ビクン…!

ゴゴゴゴゴゴゴゴ……

侍「なんだ…これは……!?」

直下コンマ
妹の戦闘力に従い89以下で妹暴走

しょうがないので自分で埋め
ちょっと寂しい。

コンマ69
妹、暴走

妹?『ガアアァアァアァアァアアアアァァアアァァアアァアアアッッッ!!!!!』

侍「な…何がどうなったでござるか!?」

姫「妹ちゃん!!いけませんわ!!」(キイイィィィン…!

姫の魔力による妹制御
↓1コンマ判定、56以下で成功

コンマ77
確信した、妹と姫のコンビはポンコツですね

妹?『グガアァアァアァアアァアアァァアアァァアアアアッッッ!!!!!』

姫「だめですわ!!妹ちゃんを制御しきれませんの!!」

主人公「まさかあいつも血が暴走を…!!マズい!止めに行くぞヒロイン!!」

ヒロイン「ええ!こんな所で暴走されたら大会どころじゃないわ!!」

侍「…剣士の気ではないでござる…!!一体この娘に何が…!?」

実況『妹選手先程とは様子がまるで違う!!一体これはどういう事だぁ!?』

老師『…おかしい、あれは先程までの剣士ではないぞ…!!』

実況『これは…試合を継続して良いのでしょうか…!?』

老師『解らん…だがあれがあの子の奥の手とはとても…』

侍「…まだ試合終了の合図は鳴っていない…となると拙者が止めるしか…!!」

主人公「下がれ!!試合は終わりだ!!」<バッ!!

侍「な…っ!?お主何を…っ!?」

実況『なんと主人公が選手飛び出した!!主人公選手、速やかに退場しなければ失格になってしまいます!!
早く戻って下さい!!』

主人公「そんな事気にしてる場合か…!ヒロイン!!お前は良い!来るな!!」

ヒロイン「主人公…!!あんた一人であの子を止める気!?」

主人公「お前まで失格になる事はない!こいつは俺がなんとかする!!」

ヒロイン「主人公…!」

主人公「信じてくれ…」

ヒロイン「……解った、任せるわ」

侍「……お主、何故戦いに水を差す!?」

主人公「…試合はあんたの勝ちだ、これはもう試合じゃない」

妹?『グルアアァァアアアァアアアアッッッ!!!!』

主人公「く……っ!!」

ガッッッ!!!!

侍「な…っ!?噛みつき!?」

主人公「……っつー…見たかよ、これがまともな奴のする戦いか?」(ポタポタ…

侍「お主…腕を噛まれて…!」

妹?『フシュウゥー…』

主人公「…腕の一本くらいどうでも良いさ、今は…とにかくあいつを止める…!」

>>721
久しぶりの自由安価
主人公、どうやって妹の暴走を止める?

抱き締めて耳元に息を吹き掛ける

主人公「妹ぉ!!!」<ダッ!!

妹?『ヴアアァアアァアァアアアァァアアアッッッ!!!!』<ブォン!!

主人公「な…瓦礫を投げて…!」

侍「ふんっ!!」<シャキィン!!

ズズゥン…

主人公「な…瓦礫を一太刀で真っ二つに…」

侍「これくらい造作もない、それよりも彼女を止める算段があって出てきたのでござろう?
なら早くしろ、このまま大会ごとメチャクチャにされてこの後に控える猛者と戦えなくなってはつまらぬでござる」

主人公「すまない、恩にきる!!」<ダダッ!

主人公「妹!!しっかししろ!!」(ガシッ!

妹?『ヴ…ヴアァッ!!!!』(グォン!!

主人公「くそ…まずは動きをもっと落ち着かせないと…!どうすれば…!!」

妹?『グギャアアァッッ!!!ガアアアァアアァアッッッ!!!!』

主人公「くそ…っ!落ち着け!!」(ぎゅっ!!

妹?『ガッ!!??』

主人公(少し動きが弱まった…今の内だ、確かこいつの弱点は…)

主人公「……ふぅー…」(耳元に息を吹きかける

妹?『ひゃんっっっ!!??』(ぞくぅっ!!

侍「…………は?」

妹?『ア…アァ…ッ、アニ……ッ!?』

主人公「妹、落ち着け…もう大丈夫…大丈夫だから…」(ぎゅーっ…

妹「………………へ…?」

妹(……何これどういう状況…?試合してたと思ったら気づいたら兄者が目の前…目の前?目の前にいて…戦ってた相手の方が遠くにいて…)

主人公「……どうだ?落ち着いたか妹?」(ぎゅー…なでなで

妹(目の前!?目の前っていうか抱きしめられて撫でられてる!?)

妹「あ、あ、あ、あ、兄者…!?いったいななな何がどうなって……!?」////

主人公「お、やっと正気に戻ったみたいだな」

妹「へ…?はわわわ…っ、え?えぇっ!?/////」

主人公「おーい、妹…?」

妹「……きゅう…っ////」(気絶

主人公「妹ぉ!!おぉーい妹ぉ!!!!」

▼闘技場の外

妹「…………はっ!?」(がばぁっ!!

幼エルフ「お、目が覚めたか!ならお腹空いてるだろう!!ホットドッグ食え!!」(ずぼぉっ!

妹「もがぁっ!?」(もがぁっ!

主人公「おい寝起きにそんなモン食わすなよ」

妹「あ、兄者!?ここは!?」

主人公「闘技場の外のベンチだよ、俺と幼エルフでお前を観てた」

妹「闘技場の外って…じゃあ試合は!?」

主人公「お前は侍に負けて俺は失格だ」

妹「失格って…じゃあアレ、夢じゃなかったんだね…」

主人公「……覚えてるか…ああ、船でヒロインがなってたみたいに、暴走してたよ」

妹「うぅ…ごめん兄者……」

主人公「謝る事ないさ、お前の意識がこう無事に戻って何よりだよ」

妹「兄者…」

幼エルフ「飲み込めないならジュースもあるぞ!!もうヌルいけどな!!」

主人公「それにさ、大会ならヒロインと姫様も勝ち抜いてたし俺がいなくても大した問題はないだろ、気にしなくていいぞ」

妹「……うぅん、あの魔法使いって人と戦ってる時の兄者、楽しそうだった…本当はもっと試合で戦ってみたかったでしょ兄者…?」

主人公「……まぁ、少しはな」

妹「じゃあ気にするよ!兄者がやりたかった事私のせいで出来なくしちゃって…!」

主人公「バーカ」(こつん

妹「あぅっ!?」

主人公「…ああなったお前を蔑ろにしてまでやりたい事なんて俺には無いよ

ヒロインもそうだけど…お前達は破壊神の血が濃く流れてるんだ、力を身につけてる途中の俺もヒロインもわざわざそれを抑え込む修行なんかしてるんだぜ?

修行しなきゃ抑えきれないようモンなんだし暴走した時くらい俺たちに任せろよ、何があっても受け止めてやるから」

妹「兄者ぁ…っ!」(うる…っ

主人公「その代わり俺が暴走する事があったらその時はお前達で止めてくれな」

妹「うん止める!!絶対止める!!姉上にも譲らないよ、絶対私が兄者を止めるから!」(ぎゅーっ

主人公「ああ、頼りにしてる」(なでなで

幼エルフ「うん!いつもの妹に戻ったみたいだな!!」

直下コンマ一桁目
妹の好意上昇

妹:好意(限界値)+3

妹「……そういえば大会の方はどうなったの?」

主人公「ああ、それなら薬師さんが中で見てるよ、そろそろ終わった頃だろうけどどうなったかな?」

↓1~3コンマ判定
1、ヒロイン
2、姫
3、侍

一番高かった奴が優勝

【朗報】姫、ポンコツ脱却

熱血漢「いやあ白熱した試合だったねッッッ!!!!」

妹「うわぁ暑苦しい人!!」

魔法使い「侍さん、三回戦は惜しかったですね」

侍「うむ、まさかヒロイン殿が拙者の居合を前にして力づくで突破してくるとは…」

妹「え?え?なんで他の人たちも…?」

侍「拙者との戦で気をやったのだ、気にかけて当然でござろう」

熱血漢「人が倒れて心配をするのはそんなに変な事かなッッ!!??」

魔法使い「まぁ、主人公さんが気にかけていたので私も気になっただけです」

妹「みんな…」

姫ってそんな強かったっけ?ヒロインのほうが強いから補正でも付くかと思ったけど

妹「っていうか、え?侍、姉上に負けたの?」

侍「ああ、そなたの姉上は強かった、強かったというか、理不尽だった」

魔法使い「ええ、まさかあの高速剣を素手で弾いてそのままベアハグを極めるとは予想できませんでしたよ」

侍「お主といい姉君といい…本当にお主らは人間か…?」

妹「いや!えぇーっと…あははははー…?」

魔法使い「まぁ目の前にも一人明らかに人智を越えた人類がいるんですし、そういう事もあるんでしょう」

熱血漢「そうだねッ!!人間やってやれない事は無いという事だよッッッ!!!!」

>>736
槍術91だし、あくまで試合なのでハンデ着けずにコンマだけで決めました

薬師「おまたせ…しました…」

熱血漢「おっ!お連れさんも来たみたいだねッ!!」

姫「見てくださいませこのトロフィ~、わたくし優勝しましたわ~♪」

ヒロイン「ルールありの試合とはいえ地上で初めて負けた…最速最短の正面突破で勝て無いなんて…」

姫「力押しで来る相手との戦いは先生から習っておりましたので~」

薬師「…姫様が勝ったというより…ヒロインさんが勝てなかった…という感じでした…けど……」

ヒロイン「こっちの攻撃当たんないからいくらやっても無駄になっちゃうんだもん!!」

妹「姉上…最近すごく頼りになる感じだったのにやっぱり戦法はゴリラでしかないんだね…」(ほろり

ヒロイン「誰が野生だ!!!」

主人公「お前だろ」

ヒロインの方が強くて得意分野に入るだろうイベントでこうなるのは残念

>>739
ヒロインの戦闘力はあくまで相手を気遣う必要なくぶっ壊せる時の数値なので、身内や人間相手で手加減しながらだと充分にそれを発揮できないイメージで書いてたりします

むしろ存分に発揮された熱血漢がおかしい


ヒロイン「さて、姫も優勝して賞金も手に入ったしこれで旅を続けられるわね!」

姫「でもこのトロフィー邪魔ですわ~」

主人公「……他の大会参加者に聞かれたら怒られそうな事を…」

妹「売っちゃおうか?」

主人公「後腐れなく大会に返せないかなぁ…」

熱血漢「売るといえばなんだけどねッッッ!!!!」

主人公「うおぉっ!?」

熱血漢「この近くに調査の進んでいない遺跡があるんだよッ!!!」

姫「それが"売る"事とどう関係しますの~?」

熱血漢「噂によるとそこにお宝が眠っているらしくてね!!どうせ換金するならそこにも足を運んでみては、と思ってねッッッ!!!!」

幼エルフ「遺跡か!!幼エルフは行ってみたいぞ!!」

主人公「えぇー…一応これ姫様を王都に送り届けるのが目的の旅だしなぁ…余計な寄り道するのも…」

姫「何してますの主人公さ~ん?遺跡探検に向かいますわよ~?」

妹「さぁ行こ行こ兄者っ!」

主人公「姫様!?妹も!?」

ヒロイン「…そういえば姫様…冒険したくて妹に着いて来たんだったわね…」

薬師「こうなるのは…必然…というわけですね……」

主人公「しゃーないか、めぼしいものがあるにしろ無いにしろ、一周りすれば気が済むだろ」

>>745
熱血漢、魔法使い、侍の三人の内誰かを遺跡探索に連れて行けます
誰を連れて行く?
連れて行かないも可

魔法使い

魔法使い「ほう、遺跡へ行くのですか」

主人公「魔法使いさん?」

魔法使い「なら私も同行しましょう、あそこには近々行こうと思っていたのです」

ヒロイン「何かあるの?」

魔法使い「ええ、何故町の近くにあるというのに調査があまり進んでいないのだと思いますか?」

薬師「もしかして…何か…危険な事が……」

魔法使い「その通り、あの遺跡は古代の魔導兵器に護られているらしいのです」

妹「魔導兵器!?」

幼エルフ「なんだそれ!!カッコ良さそうな名前だな!!」

魔法使い「ふふふ…それは格好良いでしょうとも、遺跡と呼ばれるようになる程長い年月その場所を守り続ける魔導システム…必ず私の罠魔法の更なる発展のヒントになる筈です!!」

ヒロイン「やっぱりそこに帰結するのね…」

魔法使い「あ、他のお宝は要りませんのでご安心を!私はその魔導兵器さえ調査、あわよくば入手できれば満足ですで!」

主人公「まぁ俺たちは魔法系にはめっぽう弱いし魔法使いさんが来てくれるなら心強いな」

魔法使い「それでは決まりですね!さぁ早く遺跡へ向かいましょう!」

▼遺跡

主人公「と、いうわけで遺跡に着いたわけだが」

妹「スコーピオンなんか敵じゃないね!」

姫「賞金を少し使って槍を買ったのでわたくしも戦力になれて喜ばしいですわ~♪」

薬師「サンドワームの肝は…熱中症対策の薬の…材料になるんですよ……」

幼エルフ「これか!!」(ぐちゃぁ!

魔法使い「うぇっ、子どもならではの無垢さでしょうか…虫の死骸を臆面なく弄れるとは」

ヒロイン「普通あんなでかい虫子どもでも気後れすると思うんだけど…」

魔法使い「サンドドラゴンとかいう大物踏みつけながら言うセリフじゃありませんね」

主人公「こいつら逞しすぎない?」

幼エルフ「それにしても殆ど砂に埋まってて遺跡って感じじゃないな!!」

姫「魔導兵器とやらもありませんし~」

ヒロイン「こういう時のセオリーとして、地下に続く階段とかどこかにあるんじゃない?」

魔法使い「そうですね、地上に作ると砂に沈む一方…それならば最初から地下に向かって作ってしまった方が劣化を抑えられるのかもしれません
そう考えれば合点がいきます」

主人公「でもそれなら余計砂に埋もれてる筈だろ?どうやってさがすんだ?」

魔法使い「ふふふ…ご心配なく、少し荒っぽいですがここら一体の砂を私の風魔法で吹き飛ばします!!」

幼エルフ「おお!そんな事が出来るのか!!」

魔法使い「さぁみなさん吹き飛ばされないようにその辺りの柱かヒロインさんに掴まっていて下さい!」

ヒロイン「私は建造物と同じくらい強固な物扱いなの!?」(ガーン!

妹「出会ったばかりでこの姉上弄りのキレ…やるね魔法使いさん…!!」

魔法使い「行きますよ!ゲイルストーム!!」

ブワアアァッッ!!!!

というわけで今回はここまで
次回は遺跡内部侵入から

あと魔法使いの口調は敵の幹部とかに一人はいる敬語なのに高飛車なキャラのイメージで書いてたけど「あれ?これめぐみんじゃね?」って事にさっき気付いた

次回は11/5の22:00頃再開を予定

あと妖エ◯フは描いたんで次に挿絵が見たいところ募集しますので希望があれば適当にレス入れて下さい

それではまた!



ヒロインvs熱血漢の限界突破対決とそれに引いてる周りのメンバー見たいです

風魔法打った瞬間ヒロインに捕まる魔法使いちゃん

>>498とか>>630とかの挿し絵何気に見てみたい

ギリギリセーフ!!

お待ちの方おりましたらお待たせしました

挿絵は>>751>>752、あと余裕があれば>>757を描いてから次を受けます

というわけで再開します

魔法使い、罠の感じから姿のイメージはめぐみんというより高身長なイメージ

魔法使い「ふ…っ、どうですかスッキリしたでしょう」

幼エルフ「おお凄いぞ魔法使い!砂に埋まってたところが出てきたぞ!!」

薬師「すごい…風でした…飛ばされるかと…」

妹「姫ちゃん平気?」

姫「けほっ、少し砂を飲んでしまいましたけど大丈夫ですわ~」

主人公「魔法使いさんがいてくれて良かった、これで探索が捗るな」

魔法使い「ふふふもっと褒めるのです、では入り口を探しましょうか」

ヒロイン「ねぇ魔法使いはそろそろ柱の代わりに掴んでた私を離してくれる?」

>>759
じゃあ魔法使いのスタイルをコンマでとりましょうか

直下コンマが低いほどちんちくりん

というわけで魔法使いは無事に(?)妹以上ヒロイン以下になりました

ヒロインが結構ムチムチなので普通にスタイルいい人、くらいですね


▼地下に行く階段

幼エルフ「入り口が見つかったぞ!」

姫「ところで魔法使いさんはどうして罠魔法がお好きなのですか~?」

ヒロイン「そういえばそうね、罠なんて回りくどい事しないで直接ぶつけちゃった方が早いんじゃない?」

魔法使い「そういいますがね、魔法を動く相手に当てるというのは結構難しいものなのですよ」

妹「そうなの?」

魔法使い「ええ、それに実戦において瞬間的に強力な魔法を使うのはとても体力と魔力が要るのです」

主人公「罠魔法だと違うのか?」

魔法使い「ええ、魔力を練って魔法陣として配置しておけばまた次の罠の魔力が練れますし、あらかじめ"ここに追い込む"と決めておけば動く相手を無理に狙う必要もない
それにせっかく練った魔力を一瞬で散らして無駄にしてしまうよりはるかに効率が良いと思いませんか?」

薬師「言われて…みれば…一理あります…ね…」

魔法使い「それに自分が思った通りに相手が罠にはまる姿を見るのは快感です!そう思いませんか主人公さん!?」

主人公「そうだな、仕掛けた罠に獲物がかかるとしてやったりって思うな」

ヒロイン「へぇー、そんな事考えて罠張ってたのねー」

主人公「誰かさんが頻繁にダメにするけどな」

ヒロイン「う"ぅっ!」

ヒロイン「あー、えっとぉー…」

主人公「ん?」

ヒロイン「………」

主人公「………」

ヒロイン「捕まっちゃった♪なーんてねっ!きゃっ♪」

主人公「はったおすぞ」

ヒロイン「ですよねー!!」

幼エルフ「おぉ!広い場所に出るぞ!!」

遺跡探索開始です
探索中のイベントを>>770

迷子のショタ魔物と遭遇

魔法使い「さて、魔導兵器は何処ですかーっと」

妹「この遺跡護ってるなら今出てきてないのは変じゃない?」

主人公「重要な部屋だけを護っているのかもな、お宝のところにしか配置されてないとか」

姫「それでは宝探しにもなって一石二鳥ですわ~♪」

ヒロイン「もしそれが正解で魔導兵器の噂が立ってたって事は結構深部まで潜った人がいたのね」

薬師「もしかしたら…今も居るかも…しれないですね……」

妹「あはははまっさかー?」

幼エルフ「らしいぞ、他に誰か居たか?」

魔物の少年(以下『魔少年』)「僕は他の人にはあってないよ」

幼エルフ「だそうだ!誰もいないらしいぞ!!」

主人公「じゃあそいつ誰だよ!!!!」

ヒロイン「なんでいつも目を離した隙に何かやらかしてんのこの子!?」

幼エルフ「さっきそこで会ったんだぞ!!」

魔少年「えっと、すみません…僕は魔少年といいます」

薬師「魔少年…くん…?どうして…こんな所に……?」

魔少年「その…僕のウチはお姉ちゃんと二人暮らしで貧乏で…何かお金にできそうなものはないかなって探しに来たんです」

魔法使い「この辺りに住んでいるならここが調査団も手を焼いている危険な遺跡だと知っているでしょう?」

魔少年「でも、それならどうしてみさなんはここに?」

魔法使い「それは我々が強いからです、あなたはどうなのですか?」(ふふんっ

魔少年「僕はあまり…でも!それでもお姉ちゃんを少しでも楽にしてあげたいんです!!」

薬師「…良い子みたい……ですね…?遺跡を出る…くらいまで…連れて行っては…?」

姫「そうですわね~、わたくしたちは探検がしたいのであってお宝が欲しいわけではありませんし~」

妹「こんなとこで長年埃かぶってたようなものより姫ちゃんちのある物方が高いだろうしねー」

主人公「そりゃ王家だからな」

ヒロイン「決まりね、ヤバイものじゃない限り宝物が出たら譲ってあげるわ
ここを出るまで私達と一緒に行きましょう?」

魔少年「いいんですか!?ありがとうございます!」

探索を三ヶ所ほど行います
↓1~3のコンマで危険度を判定

コンマが高いポイントほど危険

危険度の判定だけのつもりでしたがせっかくなので部屋も安価通りに行きましょう

そんでもってすげぇ平均的

あと探索は
・主人公、薬師、魔法使い、魔少年、組と
・ヒロイン、妹、姫、幼エルフ、組に別れたという事で


▼ダンジョン墓場

魔法使い「ここは…なんとまぁ悪趣味な部屋ですね…」

薬師「人や…魔物の骨がいっぱいで…気味が悪い…です…」

主人公「多分侵入者をここに追い込む何かがあってみんなここで力尽きたって所だろうな」

魔法使い「幼エルフとは別行動で良かったですね、子供に見せるものではありません」

魔少年「あの…僕は見ちゃいましたけど…」

魔法使い「あなたは見ておきなさい、そして自分が運が良かっただけだという事を知るのです
危険な遺跡に入り込みという事はあなたもこうなる可能性があった事を胸に刻みなさい」

魔少年「……はい」

ヒロインだけ中々ヒロインしてるシーンがあまりない印象

魔法使い「そして…ふふっ、この墓場を作った原因がお目覚めのようですね…!」

ゴゴゴゴゴ……

魔導人形『侵入者ヲ確認、排除シマス、排除シマス』

魔少年「ひ…っ!あれは…!」

薬師「あれは…ゴーレム……!?」

主人公「…違う、ゴーレムも作られた存在とはいえ魔物の一種…つまり生きてるんだ」

魔法使い「ええ、ですがあれには完全に意思がない…かつて古文書で見た事がありますが、『キカイ』というやつではないでしょうか」

薬師「それは…こんなに長く…一箇所に止まっていられるもの…なのですか……?」

魔法使い「……そうですね、こんなにも長く獲物がかかるのを待ち続けられる持続力、私の罠魔法の研究に必ず役に立つはずです!」

>>782
今の所イベントが回ってきてないのでヒロインというかメイン火力、主人公(攻撃担当)って感じですからね
なんか相棒ポジションな感じになっちゃってます


魔法使い「薬師さんと魔少年は下がっていなさい!
さぁやりますよ主人公さん!!…と言いたいところですが」

主人公「……ああ、だろうな」

薬師「…えっ?どうしたんですか…?」

魔少年「?」

魔法使い「まぁ、見ていてください」

直下コンマ
魔法使いの戦闘力と魔導人形の戦闘力(危険度に伴い48)の差で判定

差は2なので52以下で成功

<ビーッ!ビーッ!ビーッ!

魔導人形『危険、察知、危険、察知、回避シマス、回避シマス』

ガガガガガガガッッ!!

薬師「きゃあ…っ!?何も無い…所に射撃を……!?」

魔法使い「ほうやりますね、私の罠を見破るとは」

主人公「やっぱり張ってたのか」

魔法使い「まぁ様子見程度の簡易罠ですけどね、魔法陣を固着させる技術さえあれば手早く張れるのが罠魔法の利点ですから」

主人公「大会では使ってなかったけど、捕縛系の罠は使えるか?」

魔法使い「当然でしょう、捕縛は罠の基本です」

主人公「よし、じゃああの辺りにそれなりに強いの張っててくれ、俺が追い込むからさ」

魔法使い「解りました、それではお願いしましょうか」

主人公「任せてくれ」

魔法使い「それでは、今度こそ下がっていてください二人とも!」

主人公「いくぞ!!」

↓1~3コンマ
主人公と魔導人形の戦闘力の差で攻防を判定
差は41なので91以下で主人公優勢
二回成功すれば作戦成功

コンマ20、75
結果:優勢

魔導人形『接近スル熱源ヲ確認、排除シマス』<ブォン!

主人公「そんな大振り当たるかよ!!」<バッ!

魔導人形『失敗、追撃シマス』<グォン!!

主人公「うおっ!?あぶねぇ!!けど…このままロープで腕を絡め取る!!」

<ギシィッ!!

魔導人形『動作エラー、動作エラー』

魔少年「お兄さん、上手い!」

魔法使い「ふふっ、流石は私の見込んだ男です
さぁ準備はいいですよ主人公さん!!」

主人公「よっしゃ!!このまま…引き倒す!!」(ぐいん!

魔導人形『動作エラー、動作エラー動作エ……』

ズズウゥン……!!

コンマ35
結果:罠発動

魔法使い「位置ピッタリです主人公さん!!」

主人公「よし!これで…!」

シュルルル…ガキイィン!!!!

魔導人形『エラー、エラー、エラー、エ……ガガッ』

魔法使い「決まりました!捕縛成功です!」

主人公「軽いもんだぜ!」

薬師「慣れた…手際ですね…」

魔法使い「……さて本体は後ほど回収に来るとして、ヒロインさん達を待たせては行けませんしこいつの動力だけ貰ってあちらと合流しましょうか」

薬師「これ…このまま運ぶのは…無理そうです…からね……」

主人公「ここにはお宝も無さそうだしな」

魔少年「…そうですね」

魔法使い「さて、あちらはどうなっているでしょうか?」

直下コンマ
危険度とヒロインの戦闘力の差で判定
41の差なので91以下で危機回避成功

▼図書室

本のミミック(戦闘力57)「きゅうぅ…」

ヒロイン「手強い相手だったわ…」

妹「まさか本のミミックが急に幼エルフに飛びかかってくるなんて…」

幼エルフ「あれが飛び出す絵本というやつか!!面白かったぞ!!」

姫「違いますわ~、あれは魔物の一種なにですよ~?」

妹「でも庇った姉上の腕に噛み付いたのが失敗だったね…」

姫「まさか刺さった歯を筋肉を締め付けることで抜けなくしてそのまま片手でタコ殴りにするなんて…」

妹「姉上、女子力低い」

ヒロイン「よし、私あなた達が襲われてても絶対に庇わないわ」

妹「そう言っていざという時庇うんだよ!姉上素直じゃないから!!」(ひそひそ!

姫「そんなお優しいヒロインさんが大好きですわ~!」(ひそひそ!

妹「最終決戦で仲間に聞こえないように『お前がナンバーワンだ』とか言うタイプだよ!!」(ひそひそーっ!

ヒロイン「あんた達ひそひそ話にする気ないわよね!?」

妹「えへへー♪」

姫「てへっ♪」

ヒロイン「あざと可愛い腹立つこの子ら」

幼エルフ「他に面白い本が無いかもっと探すぞ!!」

姫「そうですわね~」

直下コンマ
コンマの数値が高い程高ランクの魔導書が見つかる

コンマ58
そこそこです

姫「そこそこの魔導書が見つかりましたわ~!」

幼エルフ「魔導書か!魔導書とはどう使うんだ!?」

姫「色々タイプはありますが…これは召喚術のようですわ~」

幼エルフ「しょーかんか!!なにが出るんだ!?」

姫「戦闘力58くらいの使い魔ですわ~」

ヒロイン「何よ『戦闘力58』って何基準の数値よ…」

妹「姉上をほぼ無敵のバーサーカーにしたコンマ神の采配だよ」

姫「とりあえずこれは読まずに持って行きましょう~、何かの役に立つかもしれませんわ~」

ヒロイン「これ以上ここにはなにも無さそうね、主人公達と合流しましょうか」

幼エルフ「賛成だぞ!!」

▼宝物庫(金ピカの部屋)の前

ヒロイン「主人公ー!」

主人公「お、来たかヒロイン、そっちはどうだった?」

姫「召喚術の魔導書を見つけましたの~」

魔法使い「こっちは魔導兵器の心臓部です、後で回収するつもりですが本体はひとまず置いてきました」

妹「で、ここが最深部ってわけね」

薬師「これ見よがしに…『宝物庫』って…書いてあります…」

幼エルフ「宝物があるのか!!よかったなお前!お姉ちゃん楽にさせられるぞ!!」

魔少年「はい!これもみなさんのおかげです!!ありがとうございます!」

主人公「礼を言うのはここを出てからだろ、さぁ開けるぞ」

魔少年「はい!」

<ギイイィィ…

▼宝物庫(内部)

金ピカー!

妹「うわぁすごい!部屋中金ピカで高そうなモノがいっぱい!!」

姫「これは圧巻ですわ~」

主人公「でもこれ持ち出すのは王国の姫様的にどうなんだ?」

姫「確かに…これは国で管理すべき財かもしれませんわ~」

ヒロイン「…ねぇ、魔少年の為にも少しだけ目を瞑むれないかしら?」

姫「……そうですわね~、手で持ち出せる程度なら…わたくしも見落としてしまうかもしれませんわ~?」

薬師「ですって…うふふ…よかったね…欲しいもの、少しなら…持って行けるって……」

魔少年「…………」

>>802
安価とコンマ判定
今ここにいる中で魔少年以外のうち誰かを指定して下さい

・主人公
・ヒロイン
・妹
・薬師
・姫
・幼エルフ
・魔法使い

コンマの内容は指定後に公開

薬師

判定『殺意』
コンマ37
人質にする程度

魔少年「……一番欲しいのは…貴方達の命さ……っ!!」

薬師「………え?」

主人公「!!離れろ薬師さん!!!!」

魔少年「もう遅い!!」(ガシッ!!

薬師「きゃあぁああぁっ!?」

魔法使い「な…何をしているのですか!?そのナイフを下ろしなさい!!」

魔少年「そっちこそ何してるのかな?この人を殺されたくなかったら武器を捨ててくれない?」

主人公「く…っ!薬師さん…!」

薬師「な…いったい何が…どうなって……!?」(オロオロ…

魔少年「…解らないかなぁ…君たちはここに誘い込まれたんだ、ここなら色々と都合が良かったからね」

ヒロイン「………こんな事してどうなるか解ってるの?」

妹「っていうかお命頂戴って…誰を相手にしてるのか解ってんの?」(チャッ

魔少年「だからこうして人質を取ったんじゃないか、甲冑の君も早くその剣を捨ててよね?」

妹「……チッ」(ぽいっ、カラーン…

魔法使い「いったい何が目的ですか?財宝の独り占めですか?」

???「アンタには関係ないッスよ、ウチが一番欲しいのはそこの男の命ッス」

直下コンマ
???の技能判定
80以下で成功

コンマ27
余裕で成功ですね

ヒュロロ~~ロロ~~♪

ヒロイン「これは…クラリネットの音…!って事は…」

セイレーン「やぁ、少しぶりッスねアニキ」

主人公「セイレーン!!こいつはお前の仲間か!?」

セイレーン「…まぁ一応そうッス、勝手に動いたのはいただけないッスけどね」

魔少年「やだなぁお姉ちゃん、お姉ちゃんを少しでも楽にさせてあげようと思ったのに」

セイレーン「余計なお世話ッス、アニキの命はウチの手で取らないと意味無いッスから」

魔法使い「お知り合いですか…?」

姫「主人公さんの…かつての仲間ですわ…」

セイレーン「でも流石ドッペルゲンガー(変身)の魔物ッスね、騙し討ちならお手の物ッスか?」

魔少年「僕の力は彼らに比べて劣るからね、お姉ちゃんの手助けにもなったしこれが一番さ」
(危険度判定に伴い戦闘力53)

セイレーン「でもまぁ楽出来たのは出来たッス、今度はアニキもウチの演奏モロに聴いて動けないッスよね?」

主人公「く…っ!」

魔法使い「面妖な…これが彼女の術ですか…!!」

セイレーン「いやぁここならウチの演奏もいい感じに響いて防がれにくいからホント好都合ッス!」

主人公「……ここで俺を殺す気か?」

セイレーン「……ハッ、アニキが殺しても死なないようなヤツだってのはもう承知ッス、だからわざわざここを選んだッス」

姫「ここに何があると言うのですの…?」

セイレーン「ウチ言ったッスよね?何もかもぶっ壊して魔物の為の世界を作るって
だからあんた達を…アニキ達を殺るのはその為の前哨戦ッス、今日ここから始めるッス」

妹「だから…ここに何があるって…っ!」

セイレーン「頭おかしい上に堪え性もないッスかイカレ娘?
なぁにただ起こすだけッス、ウチ達が探し続けた"とっておき"を」

主人公「セイレーン…!!まさかここに…!?」

セイレーン「覚えてたッスかアニキ?まぁそうッスよねー、これ探し始めたのアニキッスからねー?」

ヒロイン「主人公…!あんたいったい何を探して…」

主人公「…あいつが言ってる事が事実なら、ここにいるのは…」

セイレーン「そうッス、今ここに…この部屋に眠ってるのは最強の神たる破壊神をも殺す災厄の権化、災禍の化身…ウチ達が求めた究極の力!!最強の魔物、『黒龍』ッス……!!」

いい感じにあったまってきたところで今回はここまで

マジでゆるいってなんだ(哲学)
セイレーンの殺意が高すぎるんだよ

次回は11/8の20:00くらい開始を予定

あとセイレーンのスタイルも直下コンマで決めとこう

それではまた!

お待ちの方おりましたらお待たせしました
とりあえず>>752でリクのあったカット

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira122983.png

それでは再開します

妹「こくりゅう……?」

姫「まさか…!御伽噺だとばかり…実在していたのですの…!?」

主人公「…姫様も知ってたか」

ヒロイン「お父様から聞いたことがあるわ、最強の魔物『黒龍』…でも嘘よ!先代の破壊神…お爺様と刺し違えて死んだはずじゃ…!!」

セイレーン「それが死んでなかったからここに封印されてるッス
やー、同じしぶといにしても負けたアニキと刺し違えた黒龍とじゃ雲泥の差ッスねー?」

主人公「…馬鹿な真似はやめろセイレーン、俺を殺すのにそこまでする事はない
お前が俺を殺したいってんなら抵抗はしない」

妹「兄者!?」

魔法使い「馬鹿は貴方ですよ!!なんて事を言い出すのですか!?」

主人公「ここで俺が殺された方が黒龍の封印を解くより全然マシだ」

魔少年「だってお姉ちゃん殺させてくれるらしいよ
やっちゃおうか?」

セイレーン「……ふざけんなッス…」

セイレーン「なんスか?黒龍の封印を解かさせない代わりに自分が命差し出して世界を救った英雄にでもなるつもりッスか?
ふざけんなッス、アニキが何かを守ってるだけで腹が立つッス」

主人公「…………っ」

セイレーン「アニキはもっと生き汚くなきゃダメなんス、絶望してくんなきゃいけないんッス
でないとウチらは…ウチは…っ!」

主人公「…セイレーン……」

セイレーン「……ああもういいッス!金縛りが解けるまでもう少しあるッス、そこで黒龍が目覚めるのを見てるッス!行くッスよ魔少年!」

魔少年「あ、お姉さんはこのまま人質として着いて来てねー?」(ぐいっ

薬師「きゃぁっ!」

主人公「薬師さん!!」

薬師「助けて…主人公さん……っ!」

セイレーン「…無駄ッスよ、アニキは助けてくれないッス、守ってくれないッス」

薬師「……え?」

セイレーン「……何ッスか?」

薬師「……セイレーン…さん……あなた…もしかして…」

セイレーン「……『もしかして』何ッスか?
ウチが本当はアニキを憎んでないとでも?」

魔少年「お姉ちゃんのお兄さんへの憎しみは本物さ、変化の魔物である僕が保証するよ」

薬師(……でも…さっき…彼女はとても…寂しそうな顔をしていた…
…あれはきっと…憎しみ…なんかじゃ…)

セイレーン「えぇーっと話の通りだと確かこの辺りに…」

(がさごそ…

セイレーン「あったこれッス、この黒い卵がそうッス!」

魔少年「へぇ、封印っていうからもっと仰々しいやつかと思ったよ」

セイレーン「伝承によると黒龍は力を使い果たすと卵に戻って復活の時を待つらしいッス
それじゃあ早く封印を解くッスよ!」

魔少年「じゃあはいお姉さん手を出して」

薬師「え……?」

魔少年「大丈夫ほら、指先ちょっと切るだけだから」(サクッ

薬師「きゃ…っ!」

ぱたたっ

セイレーン「よし、これで良いッスね」

カタ…ッ、カタカタ…ッ

薬師「な…っ!?卵が…揺れて……っ!」

セイレーン「血の匂いに興奮して暴れてるだけッスよ
今こそ長年の眠りから醒める時ッス!いでよ黒龍!!」

黒龍の戦闘力
とりあえず直下コンマ

戦wwwwwww闘wwwwwww力wwwwwww08wwwwwww


ぽこんっ!(←卵が割れる音

黒龍?(戦闘力08)「みぎゃーっ!」(ちまーん!

セイレーン「………は?」

薬師「………へ?」

魔少年「へぇ、こんなちっちゃいんだ」

セイレーン「いやーはっはっは…はぁー……嘘だろ!!??」

魔少年「お姉ちゃん口調口調」

黒龍「きゅーきゅー」(すりすり

薬師「わわ…っ、足に…すりついて……来ました…」

魔少年「あはは以外と人懐っこいんだね」

セイレーン「何やってんスかそいつは敵ッス!!懐くんじゃないッス!!」

黒龍「きゅーい…」(しょぼん…

薬師(どうしようかわいい飼いたい)

新スレ立てて移動しますね
【安価】メインヒロインの妹をやりきる【コンマ】

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