【サンサーラ×FE聖魔】主人公「気がついたら異世界だった」(13)


サンサーラナーガ1&2とFE聖魔の光石のssです。始まりはルネス陥落の少し前です。

主人公「……ここは何処だ。確か、僕は終わりの龍を倒して…」

銀髪の女「気がつきましたか、ご主人様?」

主人公「その声、もしかして白龍?」

白龍「はい!そうです。気がついたらこの山中にいました。お身体に異常はありませんか?」

主人公「大丈夫…それよりも赤龍と緑龍は?」

白龍「わかりません…私だけいませんでした」

主人公「そうか。あの二匹なら大丈夫だと思う。白龍の娘達だから」

白龍「そう言ってくれると嬉しいです。それよりこれからどうしますか?」

主人公「とりあえず街か村を探してギルドを探そう。情報の整理は大事だから…それにここが何層なのかも気になる」

白龍「そうですね…カオスドラゴンを倒した筈の私が生きてる事やこうやって人間になれている事もおかしいです」

主人公「…そう言えば龍には戻れるの?」

白龍「たぶん、大丈夫だと思います。龍に戻りましょうか?」

主人公「どっちでもいいよ。山の中だから飛んだ方が速いけど、僕は少し白龍と話がしたいし」

白龍「…それなら久しぶりに飛びながら話をしましょう」


白龍「少し下がっていてください。危ないですから」

主人公「わかった」下がって

…ズン…全長16Mの龍の姿に戻り

白龍「それじゃあ行きましょうかご主人様」頭を下げて乗りやすいようにして

主人公「…今更だけど飛行帽が無いけど大丈夫かな?」

白龍「大丈夫だと思いますよ。マハー龍使いのご主人様に文句を言えるのは師匠のアルシンハ様だけです」

主人公「それは言い過ぎだよ。街の手前で降りて誤魔化そう」

白龍「相変わらず変な所は真面目ですね」

空中

白龍「…それにしても平和な所ですね」

主人公「そうだね。空中に敵がいないし地上にも獣しかいないみたいだし」

白龍「ミジンコぐらいは居ても良いと思うんですが…この世界はとても平和なのかもしれませんね」

主人公「それならいいね。白龍とゆっくり過ごせるし他の龍達も探しやすいから」

白龍「はい。緑龍は普段は大人しいからいいのですが赤龍がこんな世界で怒ってしまったら私達しか止めれませんから」

主人公「最近は落ち着いてたから大丈夫だよ。笛もちゃんとあるし」

白龍「…笛を吹いてもらってもいいですか?」

主人公「別に構わないけど…どうしたの?」

白龍「久しぶりに聞きたくなったのです。もう二度と聞けないと思っていましたから」

主人公「…ちゃんと聴くんだよ」

♪ー笛の音が響き渡り

白龍「……」目を細めて聞いて、空中で止まり

主人公(こうやって吹くのも久しぶりだな…)

白龍(また聴ける…旅ができるのですね…ああ…生きてるとは本当に素晴らしい事ですご主人様)


今日はここまで。ここって酉はつけた方がいいのか?
書き溜めが無いからゆっくりになるがルートはエイリーク編になる予定。



主人公「…つまりこの国には龍使いギルドは無いんですか?」

商人「そうですよ。それにこの国では龍使いはドラゴンナイトと呼ばれています」

主人公「ドラゴンナイト?」

商人「はい。ドラゴン達を操り戦いの最前線で戦う人たちです。」

主人公「……龍騎士みたいなものか」

商人「龍騎士が何かわかりませんがたぶんそうでしょう。それよりこちらの薬や武器は本当に買い取っていいのでしょうか?」

主人公「お願いします。僕にはもう必要の無いものですから。それにお金が無いんです」苦笑い

商人「そうですか。ならこれ位でどうでしょう?」金額を表示して

主人公「あと二倍は増やしてください。さっき武器屋と道具屋の価格をみてきましたよ?」

商人「…商才がありますね。わかりました二倍で手をうちましょうか」



平野

白龍人「これからどうするんですか?」

主人公「ギルドが無い世界だとは思わなかった…もしかしたら64層のどこでもないのかもしれない」

白龍「……」

主人公「異世界…さっきの街の協会にはマントラが無かった。僧侶も無かったし、ペコが…牛の肉も売られてた」

白龍「ご主人様?」

主人公「……何をすればいいんだろ?」

白龍「それは…」

主人公「ごめん、この質問はずるかったね。とりあえず他の龍を探して世界を回ろう」

白龍「わかりました…私は貴方と共にあります」

戦乱の時代に入る前の龍使いと白龍の会話。
片方は愛する者を殺してまで世界を救い、片方は愛する者の為に死を選んだ。
輪廻転生の輪を超えて二人は新たな世界に舞い降りた。
魔王と呼ばれる存在が暗躍し、大陸全土を揺るがす事件までもう少し。
龍使いはその力で何を望むのだろうか



第一章ルネス陥落

ゼト「お逃げください、姫様!ここは私が引き受けます!」

敵1「探せ!ルネスの王女を探せ!」

エイリーク「ですが、この数では…」

ゼト(確かに…戦士が四人、上級職の勇者が一人。これは死を覚悟しないといけないか)立ち止まり

エイリーク「ゼト?」

ゼト「…再起を計ってください。エフラム様と合流してください。ルネスの復興を願っています」銀の槍をかまえて

エイリーク「ダメです!そんな事、できるわけが…」

ゼト「姫様!」

エイリーク「…っ!」

ゼト「……お逃げください」


敵勇者「見つけたぞ、こっちだ!」ゼトに斧で襲いかかり

敵1「はい!」

ゼト「姫様、はやく!」槍で応戦するも部が悪く

エイリーク「いや、誰か…誰か…」涙を流して立ち止まり

??「…君がエイリーク?」頭上から声がして

エイリーク「えっ?」

敵勇者「な、なんなんだ…なんでこんな所に龍種が居るんだ!!」

白龍「GYaaaaaAA!!」咆哮

主人公「助けにきました、貴方の父親ルネスの国王の依頼で」

主人公「だからもう泣かないでください」


…地の文ありで少し書いてくる


落とさない為にあげ。更新は明日

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