【ガルパン×ドリフ】歴女達と仏道 (26)
ガルパン×ドリフシリーズ第4弾。
元ネタは8時だヨ!全員集合より「寺の修行も楽じゃない」
今回は主役がちょうど5人なので、配役は以下のとうり。
いかりや長介→河嶋桃
志村けん→カエサル
加藤茶→エルヴィン
仲本工事→おりょう
高木ブー→左衛門佐
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桃「仏道ですか?」
杏「そう、本日限定だけどね。」
桃「誰も来ないんじゃないですか?」
杏「いや、仏は``歴史``が長いから食い付く奴も居るって。」
バァン!
カエサル「歴史と聞いて、」
エルヴィン「話を聞きに、」
おりょう・左衛門佐「来たぞ(ぜよ)!!」
杏「ほーら食い付いた。」
桃(完全にこれを狙ったな…)
~大洗学園艦のどこかの寺~
桃「まさかこんな所に放棄された寺があるとは…」
柚子「桃ちゃん、やっぱりやめようよ…祟られそうで怖い…」
桃「桃ちゃん言うな!わわ私はこここんなのぜぜ全然平気だ…」ガタガタ
桃「と、とっとと始めるぞ!」
柚子「だけど私一人で音響とカメラをやるなんて無理だよ…」
桃「それよりあの4人はまだか!!」←完全無視
桃「っと、噂をすれば。」
ズチャララ ランラン チャン チャン♪
ズチャララ ランラン チャン チャン♪
カバさんチーム「しょう しょう しょうじょうじ♪
しょうじょうじのにわは♪
つ つ つきよだ♪
みんなでて こいこいこい♪
おいらのともだちゃ♪
ぽんぽこぽんのぽん♪」
エルヴィン「チ○ポコポン♪」
※(証城寺の狸囃子)
カエサル「何年振りだろうな、この童謡を歌うのは。」
エルヴィン「もう大分前だ。」
おりょう「我々の歴史の一つぜよ。いつまでも覚えていたいぜよ。」
左衛門佐「なら、チーム名をカバからタヌキに変えるのはどうだ?」
カエサル・エルヴィン・おりょう「それだ!!」
桃「それだじゃない!!」
桃「ぽんぽこぽんのチ○ポコポンってなんだ!!」ベシッ
エルヴィン「あだ」
桃「お前達は卑しくも仏に仕えに来たのだろ!!」
桃「心が汚れている!仏像に申し訳ない!!」
エルヴィン「オイッス!\(∀・ )」
桃「仏像に向かってオイッスとはなんだ!!」
桃「出直して来い。」
カエサル「うむ、何がいけなかったのだろうか。」
エルヴィン「童謡なのがいけなかったんだ。」
おりょう「なら曲を変えるまでぜよ。」
テンテンテンテンテンテンテンテン♪
パッパラパララーン♪
カバさんチーム「マルコメマルコメマルコメマルコメ♪」
パッパラパララーン♪
カバさんチーム「マルコメマルコメマルコメマルコメ♪
マルコ~~~メみそ♪」
カバさんチーム「どぉーーーーーん!!」
※(マルコメ味噌のCM)
桃「コラァーーー!!」
おりょう「あれ、CMの曲もダメぜよ?」
桃「そんな仏の身の教えがどこにある!!」
カエサル「どうもすいませんね!!(地声)」
桃「馬鹿者が!!」
エルヴィン「私が間違っていた。踊りを間違えた。」
桃「そういう問題じゃない!!」
桃「今からお前達の中にある汚れた心を癒すために、
座禅を組め。」
カバさんチーム「…」
桃「座れ!!」
エルヴィン「あれ膝を痛めるんだよな…」
桃「正座をして座禅を組め。」
エルヴィン「カエサル、ちゃんと座れ。」
桃「座禅というのは、己を忘れ去る。動いてはいけない!」
桃「目を閉じて、一切動くな。」
桃「無我の気持ちに入れ。」
左衛門佐「…」
桃「左衛門佐、フラフラするな。」
ベシッ
左衛門佐「っ!」
桃は手に持った細長い木材で左衛門佐の頭を叩く。
おりょう「ごほっごほっ」
桃「おりょう、咳をするな。」
ベシッ
おりょう「あいた」
エルヴィン「おりょう大丈夫か?」
桃「コラッ!私語は慎め。」
ベシッ
エルヴィン「ぐっ…」
カエサル「帽子が無かったらもっと痛いだろうな…」
桃「ベラベラ喋るな!!」
ボゴッ
カエサル「いっっだぁ!!」
他の3人は木材の表面で叩かれたのに対し、
カエサルは木端で叩かれる。
カエサル「今ので頭蓋骨が凹んだかもしれないぞ!」
桃「これはすべて仏への心得である。」
おりょう「運が悪かったぜよ。」
桃「ベラベラベラベラ喋るな!!」
ベシッ
桃「おりょう、お前は滝に打たれて少し反省してこい。」
おりょう「かぁ~これが嫌なんだよな~。(素)」スタスタ
バチャバチャバチャ
おりょう「うぅ冷たいぜよ~…」
カエサル「おりょう大丈夫か。」
おりょう「冷たい…」
桃「仏の道というのは、大変に厳しい道である。
まず座禅を組み、己を忘れ…」
カエサル「な、なに!?私を撃つのか!?」
桃「カエサル!!両手を上げて何をしている!!」
カエサル「小山がピストルで私を狙って…」
桃「これはピストルではない。これはマイクだ。」
カエサル「ま、マイク!?」
エルヴィン「随分長いな。」
桃「小山はこの仏道の様子を撮影している。映像の他には
音が必要だ。小山は私のお説法をフィルムに収める、
その音を集めている。私の声を拾っているのだ。」
カエサル「もっと向こうだって!」
柚子(わかってるよぉ…)
カエサル「今度はこっち!」
カエサル「下手くそ!!」
柚子「!?」ガーン
カエサル「貸せ!私がやる!!」
桃『心の乱れを打ち払い、消し炭程でも、邪心を持ってはならない。
これが御仏の教えである。』
カエサルはマイクを持ち、桃の顔の前にかざす。
エルヴィン「うまいじゃないか。」
桃『どのような苦労があっても、どのようョゥ%$$#$#”’&’
、。_=~|)(&%(’)(=。』フガフガ
マイクの先が桃の鼻に刺さる。
ベシッ
カエサル「あいた」
桃「お前がこんなことをやらなくていい!!」
桃「なんで簡単に渡すんだ小山!!」
桃「しっかりやれ!!」ベシッ
柚子「」
桃「カエサル、お前も滝に打たれて来い。」
カエサル「はぁ、怒られてしまったな…」スタスタ
バチャバチャバチャ
カエサル「つ、冷たい…!」
カエサル「ん?あれは団子か?」
スタスタ パクッ
エルヴィン「何食べてるんだ?」
カエサル「寺にある団子だ。」
エルヴィン「私も食べたいな。ふぁ~(´Д`)」
桃「ああああああ!!」ベシッ
エルヴィン「すまない!滝に打たれてくる!」
桃「打たれてこい。」
バチャバチャバチャ
エルヴィン「雪の進軍 氷を踏んで、
どれが河やら道さえ知れず~♪」
スタスタ パクッ
カエサル「お前も食べたか。あぁ~足が痛い!」
桃「足が痛いとはなんだ!!」ベシッ
カエサル「しまった、行ってくる!」
桃「行ってこい!!」
バチャバチャバチャ
カエサル「よし、今度は3個!」
ツルッ ステーーン
カエサル「いたたた…調子に乗りすぎた…」
トボトボ パクッパクッパクッ
エルヴィン「一個くれ。」
カエサル「おえ」
エルヴィン「わああ汚いな!!」
エルヴィン「ふぁ~(´Д`)」
桃「あくびをするとはなんだ!!」
エルヴィン「わああ!!滝に打たれてくる!!」
桃「行ってこい!!」
スタスタ パクッ
エルヴィン「馬は斃れる捨ててもおけず♪
ここは何処ぞ皆敵の…」
バッシャァ!!!
エルヴィン「ブゥー!ちょっと量が違うぞ!」
エルヴィン「バカヤロ、量間違えてやんのwww(素)」スタスタ
桃「座禅はここまで。今度は本堂に上がって仏像の前で読経の
時間だ。正座をしろ。」
左衛門佐「またか…足が痺れるんだよな…」
おりょう「これが嫌なものぜよ…」
カエサル「はぁあ、年食ったな!まだ若いけど!」
パクッ
おりょう「あ、つまみ食いぜよ。」
桃「コラァ!!」
桃「カエサル、お前は気持ちが卑しい。正座しろ。」
桃「絶対に膝を崩すな。」
エルヴィン「着替えがパンツァージャケットしか無かった…」
桃「着替えついでにまた食べただろ。」
エルヴィン「いえいえいえいえ、断じてそんな事は…」
カエサル「いや食べてるだろ!なんだその口の動きは!」
エルヴィン「クソッ、バレたか。」
桃「仏像の前では失礼が無いように!」
桃「自我得仏来所経諸劫数無量百千万億載阿僧祇常説法教化…」
カエサル「足が痺れてきた…」
チョン
エルヴィン「わあああ!」
エルヴィン「やめろ!足が痺れてるんだ!」
エルヴィン「この!」チョン
カエサル「ひぁあああ!」
カエサル「触るなってば!この!」チョン
エルヴィン「あぁあああああ↑!!」
エルヴィン「何するんだ!」チョン
カエサル「あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝!!」
カエサル「このやろ!」チョン
桃「ああああああああああああ!!!」
カエサル「痺れてるんじゃないかww」
桃「そこを我慢するのが仏の道!」
桃「あたいだって痺れるんだ!!」
カエサル「あたいってwwww」
桃(しまった、思わず幼い頃の一人称を…)
桃「つ、次はお前達がお経をあげてみろ!左衛門佐!!」
左衛門佐「御意。」
左衛門佐「では、うぉっほん!」
桃「偉そうにするな!! 交代。」
おりょう「うむ。」
おりょう「こんにちは。」
桃「余計な一言だ!!わかってないぞお前は!!」
カエサル「馬鹿者めが!!(地声)」
桃「エルヴィン、次だ。」
エルヴィン「よし。」
エルヴィン「ヤークトパンターのお届けにあがったぞ。
Ama〇on配達人のエルヴィンだ!」
桃「お前もわかってない!!」
桃「カエサル。」
カエサル「わかった!」
カエサル「いくぞ、世尊妙相具我今重」
ポン☆
カエサル「仏子何因縁名為観」
ポン☆
カエサル「具足妙」
ポン☆
カエサル「具足妙」
ポン☆
カエサル「具足妙」
シーーン…
桃・エルヴィン・おりょう・左衛門佐「」バタァ
カエサル「具足妙♪」
ポン☆
カエサル「具足妙♪」
ポン☆
ポンポポンポンポンポポンポンポン♪
プップ~♪
ポンポポンポンポンポポンポンポン♪
プップ~♪
ポンポポンポポンポポンポポン♪
プップ~♪
エルヴィン「あそぉれ!」
ポンポポンポポンポポンポポン♪
プップゥプ~~~~♪
桃「って、どうしてお前達は遊び半分なんだ!!」
桃「もういい、私がやる。っと、もうこんな時間か。」
桃「左衛門佐、鐘を鳴らしてこい。」
左衛門佐「御意。」
~釣鐘~
左衛門佐「では…」
ゴオオオオオオオオオオン
エルヴィン「赤城の山も今宵…」
カエサル「それは左衛門佐のセリフだ!」ドン
エルヴィン「わあああ!危ないな!!」
カエサルはエルヴィンを本堂から突き落とす。
カエサル「馬鹿者!(地声)」
エルヴィン「危ないなぁww(素)」
桃「騒がしいぞ!」
左衛門佐「鐘を突いて参りました。」
桃「いくつ突いた?」
左衛門佐「一つ!」
桃「馬鹿者が!真の仏の鐘は一つではない!」
桃「おりょう、お前が行け。」
おりょう「私に任せるぜよ。」
~釣鐘~
おりょう「いざ…」
ゴッ
おりょう「!?」ガクッ
カエサル「なんだ!?」
エルヴィン「なんだ今の短い音は。」
おりょう「おかしいぜよ…」
ゴッ
5人「」ズルッ
おりょう「今度こそ…」
シーーン…
カエサル「おりょう、どうした?」
おりょう「鳴らなくなったぜよ…」スタスタ
ゴオオオオオオオオオオン
おりょう「」ステーン
桃・カエ・エル・左衛「」ドバタァ
おりょう「河嶋師匠!私には無理ぜよ!」
桃「じゃあエルヴィン!お前が行け。」
エルヴィン「わかった!」
~釣鐘~
エルヴィン「いくぞ…」
ゴオオオオオオオオオオ
エルヴィン「これで良し。」
オオオオオオオオオオオ
エルヴィン「ん?長いな…」
ガシッ
シーーーーン…
鐘を押さえると音がピタリと止む。
エルヴィン「今日はおかしなことばかりだな…」
ォォオオオオオオオオオ
エルヴィン「!?」
ガシッ
シーーーーン…
パッ
ォォオオオオオオオ
ガシッ
シーーーーン…
パッ
ォォオオオオオオオ
エルヴィン「…」スタスタ
鳴り続ける鐘を放置し、桃の背後に立つ。
エルヴィン「失礼する。」
エルヴィンはそう言うと、桃の頭を押さえる。
シーーーーン…
カバさんチーム「!?」
パッ
ォォオオオオオオオ
ガシッ
シーーーーン…
パッ
シーーーーン…
エルヴィン「!? 止まったのか…?」
エルヴィンは桃の手元にあるバチを取る。
エルヴィン「失礼する!」
手に持ったバチで桃の頭を叩く。
ゴオオオオオオオオオオン
5人「」ズルンバタァ
エルヴィン「なんだ今のは!? 頭から鐘の音って…」
桃「もういい!カエサル!!」
カエサル「よしきた!」
~釣鐘~
カエサル「頼もう!」
ヒョイッ
カエサル「!?」
鐘が一人でに動き、撞木を避ける。
カエサル「もう一回!」
ヒョイッ
カエサル「えっ!?」
カエサル「こんの!」
ヒョイッ
カエサル「どうしたものか…」
鐘に寄りかかろうと手を伸ばす。
ヒョイッ
カエサル「なっ!? 手もダメなのか!?」
カエサル「…」
カエサル「あああああ!!いーーーち!!!」
ヒョイッ
カエサル「にーーーい!!!」
ヒョイッ
カエサル「そうだ、紐で動けなくすればいいんだ。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カエサル「さてと、散々避けてくれたな。だがこれでは
動けまい。」
カエサル「いくぞ!!」
ドガアアアアアアアアン
5人「うわああああああああ!!!」
エルヴィン「何があった!?」
カエサル「鐘が爆発した…」
桃「カエサル!滝に打たれてこい。」
カエサル「今度は傘を使おう。」
カエサル「さぁいつでも来い。」
バッシャァ!!!
カエサル「ブゥー!なんだこのボロ傘は!!」
カエサル「もう寒い!!この傘なら大丈夫だろう。」
シューーーーーー→
カエサル「横っ腹冷た!!このっ!!」
シューーーーーー←
カエサル「背中冷た!!このやろ!!」
シューーーーーー↑
カエサル「アッーー!そこは弱いんだってばこの///!!」
シューーーーーー↓↑→←
カエサル「どわあああああああ!!!」
四方から噴き出す水地獄から慌てて脱出する。
カエサル「コラァこのやろ!!止まれぇ!!」
カエサル「コラァー!!止まれぇ!!」
カエサル「止まれぇ!」
カエサル「止まれってば!!」
カエサル「止まれぇ!止まれ!」
カエサル「ストップ!ポチャポチャするな止まれ!!」
カエサル「止まれって言ってるんだ!!!」
カエサル「止まれ!」
滝に向かって怒鳴り続ける。
カエサル「そう!そのまま静かにしていろ!」
カエサル「あぁ酷い目に会った…下着までずぶ濡れだ…」
そう言いながら本堂に戻り座り込む。
ザァーーーーーー!!
カエサル「!?」
エルヴィン「どうなってるんだ!?」
左衛門佐「雨漏りにしては酷すぎるぞ!?」
おりょう「西郷家の雨漏りよりも酷いぜよ!!」
カエサル「だめだこりゃ。」
終わり
これで終わりです。依頼出してきます。
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