偵察兵「彼我の戦力差!当方300に対し、敵およそ5000です。」
領主「な!こんなのは無理だ!」
異世界転生軍師「僕におまかせください。」
領主「勝算はあるのか!?」
軍師「僕の読み通りに戦局が動いてくれれば、九割ほどで。」
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軍師「まずは300の兵に、これらの装備を渡してください。」
領主「なんだこれは!こんなものでどうやって勝つのだ!」
軍師「これは銃という武器です。火薬を使って、金属の弾を飛ばす武器です。」
領主「使い方だってわからんのに!」
軍師「お任せください。私が異世界から連れてきた彼らに指導をさせます。」
ジェド豪士「なんとかしてみよう。」
平賀=キートン・太一「任せてください。」
領主「例えその武器が強くても、戦力差を考えろ!数で押されたら支えきれんぞ!」
軍師「最後まで、話を聞いていただきたいものですね。」
軍師「敵は大軍ですが、補給を断てば烏合の衆となります。別動隊を敵後方に送り込むのです。」
領主「お主は阿呆か!ただでさえ少ない兵を更に分けると申すか。」
軍師「何度、同じことを言えばいいんですか最後まで聞いてください。」
軍師「別動隊は、私が異世界から連れてきた彼らにやっていただきます。」
新城直衛「無茶をするからには、きっちりした部隊が必要ですよ・・・。」
軍師「異世界から連れてきました。剣牙虎兵500と猫が80あります。」
新城「単独で敵後方に送り込まれて、我々の糧秣はどうする気ですか。」
軍師「1日分の糧秣を渡しましょう。それ以上は無理です。自分でどうにかしてください。」
軍師「そうだ。敵の糧秣を奪えばいいではないですか。」
新城「無茶だ。我らに死ねと仰られるのか。」
軍師「これは命令です!」
新城「・・・了解しました。」
領主「おい!彼らを死地に送る気か!彼らも一緒に籠城すれば、十分耐えられるのではないのか!」
領主「10日も経てば、本国から援軍が来るのだぞ!」
軍師「9割です!勝算は9割あります!」
領主「・・・」
新城「・・・」
軍師「さあ来い!敵の大軍!僕の出世の踏み台にしてくれる!」
その後、軍師は砦の物見台から足を滑らせ死亡。
天才軍師の不慮の死に、皆が涙した。
同日、戦地昇進した新城直衛大尉により防御陣地を形成を指示。
銃の訓練を終えた300の兵と共に10日の籠城を成功させた。
しかし、この戦いは新城直衛伝説のほんの序章に過ぎなかった。
おわり
思い付きでSS書いてます。見てください。
女剣士「くっ・・・犯せ!」
俺たちは奴隷ではない。
異世界に飛ばされた僕の探偵家業
魔王「七つの大罪。」
島津ならやれそうだから困る。
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