【ガルパン】カエサル「緊急会議を行う!!!」 (124)




おりょう「いきなりなんぜよ…」

左衛門座「ひなちゃんのことか?」

カエサル「違う!」

エルヴィン「じゃあなんなんだ?」

カエサル「不届き者を炙り出してやる!」

おりょう・左衛門座・エルヴィン「はぁ…?」

おりょう「どうゆうことぜよ?」

左衛門座「不届き者って、私たちはしっかりこの家のルールを守ってるじゃないか」

エルヴィン「そうだ、ゴミ捨て、洗い物、お掃除、買い出し、庭の草むしりだって当番制でやっている、何が不満なんだ」

カエサル「…あー…言い方を間違えた…、少し言いづらいことなんだが…」

おりょう「なんなんぜよ~」

左衛門座「もったいぶってないでとっとと言ってくれ」

カエサル「良いんだな?」

エルヴィン「ああ」


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カエサル「本当に言って良いんだな!?」

エルヴィン「くどいぞカエサル!」

カエサル「言うぞ…、コホン、最近気になり始めたんだけどさ」

左衛門座「うん…」

カエサル「体を洗うハンドタオルに大量の縮れ毛が絡んでるんだよ!」

おりょう・左衛門座・エルヴィン「!!??」

左衛門座「ハンドタオルってお風呂場のやつか!?」

カエサル「そうだ!!」

エルヴィン「ハンドタオルっていう体を洗うやつか!?」

カエサル「そうだ!」

おりょう「大量ってどれくらいぜよ!?」

カエサル「ご飯にかけた後パックに取り残されたちりめんじゃこと同じくらいだ!」

左衛門座「脇毛の可能性は!?」

カエサル「あの剛毛は完璧に下の毛だ!」

左衛門座「そんな…」

エルヴィン「気がつかなかった…」

おりょう「メガネがなかったから気がつかなかったぜよ…」



カエサル「ったく…毎日毎日ハンドタオルについた縮れ毛を毛抜きで抜いている私の姿を想像してみろ!?」

左衛門座(ん…?)

おりょう「だいぶ悲壮感出てるぜよ…」

エルヴィン「つらいなぁ…」

カエサル「そうだろ!、風呂に生える前に寒いのを我慢して全裸の私が洗面所にある毛抜きを使って一本一本丁寧に誰のか知らない縮れ毛を取っているんだぞ!」

左衛門座「ちょっと待った!、洗面所にある毛抜きってまさか私のじゃないだろうなぁ!?」

カエサル「それ以外に何があるんだよ!」

左衛門座「お前ふざけんなよ!、あの毛抜きはまつげを整えたり眉毛の形を綺麗にするのに使ってるんだぞ!」

カエサル「文句ならハンドタオルに縮れ毛をつけたまま風呂を上がる誰かさんに言うんだな!」

左衛門座「貴子ぉ!!貴様ぁ!」

カエサル「お゛~ん!?」

エルヴィン「落ち着け2人とも!」

おりょう「そうぜよ!、今回のことでみんなが気をつけ合えば良いんぜよ!」


左衛門座「たしかに…そうだな…すまなかったカエサル」

カエサル「…」

エルヴィン「ほらカエサルも謝って」

カエサル「おりょうが怪しい」

おりょう「ぜよっ!?」

エルヴィン「何を言い出すんだよお前は!?」

カエサル「…ハンドタオルについてる縮れ毛はすんごい剛毛なんだよ!」

おりょう「だからって私の毛っていう証拠にはならないぜよ!」

カエサル「だってエルヴィンは金髪だろ?」

エルヴィン「そうだ、私は髪も脇毛も下の毛も全部金色だ」

おりょう「カエサルと左衛門座の下の毛だって黒色のはずぜよ!」

カエサル「いやいやいやいやいや、すんごいんだよ!すんごい剛毛なんだよ!?」

おりょう「剛毛剛毛言うなぜよ!」

左衛門座「そうだぞカエサル、そんだけ剛毛剛毛言うんならどれだけ毛が太いのか気になってきたぞ!」

おりょう「ぜよっ!?」

カエサル「そうだなぁ…例えるならひじきの1/4の太さかなぁ」

左衛門座「そりゃあ剛毛だなぁ!?」

エルヴィン(もうひじき食えねぇ…)



おりょう「私の毛は剛毛じゃないぜよ!」

カエサル「い~や剛毛だね!」

おりょう「証拠はあるのかぜよ!?」

カエサル「あるよぉ?」

エルヴィン(うっぜぇ…)

おりょう「じゃあ言ってみるぜよ!」

カエサル「学校の大浴場でおりょうの下の毛を見たんだがすんごいジャングルだった!」

左衛門座「お前変態かよ!?」

エルヴィン「お前…今までレズ説が浮上してたがこれで真実になったぞ…」

左衛門座「次寝るときは1m離れてくれ」

おりょう「下の毛なんてみんなジャングルぜよ、1年生チームの山郷ちゃんもアヒルさんチームの磯部さんだってジャングルぜよ!」

カエサル「い~やいやいやいや、証拠はまだまだ沢山あるんだよ!」


おりょう「なんぜよ!?」

エルヴィン「お…お前たちそろそろいい加減にだなぁ~…」

おりょう「エルヴィンは黙ってるぜよ!」

カエサル「お前のアホ毛引っ張るぞ!」

エルヴィン「あ…ごめんなさぁい…」

おりょう「そうだった証拠はまだあるんだろ!言ってみるぜよ!」

カエサル「あぁ言ってやる!、あれは寒い冬の日だった…」

エルヴィン「なんか始まったぞ…」ヒソヒソ

左衛門座「また怒られるぞ…」ヒソヒソ


おりょう「いつぜよ、曖昧だと証拠にならんぜよ」

カエサル「映画を見た日あったろ、1週間前の土曜の夜」

エルヴィン「あぁ~!あの日か!」

カエサル「ジュースを飲みすぎた私はトイレに行きたくなってな、トイレに行ったんだ、でも、トイレには先客がいたんだ」

左衛門座「その先客は誰なんだ?」

カエサル「野上武子ことおりょう、貴様だ!」

おりょう「本名を言うなぜよ!指を指すなぜよ!」

カエサル「まぁおりょうが先に入ってて、まだか~って言ったら小だからすぐに済むぜよ~って返ってきたんだ」

エルヴィン(声真似うまいな…)

おりょう(むっかつくぜよ…)


カエサル「まぁおりょうが出た後用を足そうとしたら便器の上にあったんだよ!」

左衛門座「何が!?」

カエサル「1本の縮れ毛が暖かい便座の上にあったんだよ!」

おりょう「そ…それは」

エルヴィン「その縮れ毛はどうだったんだ?」

カエサル「風呂場の縮れ毛と同じなんだよ、色も形も!」

おりょう「縮れ毛なんてみんな同じ形ぜよ!」

カエサル「い~やあの剛毛はおりょうの縮れ毛だね!」

おりょう「んぐぅ~!!!」


カエサル「まぁ推測すると、お風呂に入ったおりょうは体を洗うよな」

エルヴィン「うん」

左衛門座「まぁ…うん」

カエサル「んで、体を洗うときタオルにボディソープをつけて泡立て股をがっしがっしとタオルで擦ったんだよ!」

おりょう「言い方が卑猥すぎるぜよ!」

左衛門座「で…?」

カエサル「で、体を洗い終わったおりょうはシャワーでタオルと体の泡を落とす」

エルヴィン「まぁそうだな」

カエサル「タオルを絞ってタオル掛けにかけるが…肝心なものを落とし忘れてたわけだ…」

左衛門座(ゴクリ…)

エルヴィン「それは…!?」

カエサル「縮れ毛だ!!!」

おりょう「なんでそうなるぜよ!!!」


カエサル「率直に言えばメガネをかけてないおりょうはハンドタオルについている自分の毛に気がつかなかったんだよ!」

おりょう「私の毛って決めつけるなぜよ!」

エルヴィン(たしかに…その説はあるな…)

カエサル「いやいやいやいやいや、あの剛毛はおりょうの毛だね!」

おりょう「う゛~…う゛~…!!!」

カエサル「どうした~、悔しかったら反論してみろ!」

おりょう「う゛~!!!」

バチン!!!

カエサル「痛いぃぃぃ!」

エルヴィン「おりょう暴力はいけない!」

左衛門座「落ち着けおりょう!」

カエサル「この人悪い人です!」

おりょう「う゛~!もうカエサルなんて嫌いぜよ!!」

たたた!

エルヴィン「どこに行くんだおりょう!」

左衛門座「待つんだおりょう!」

おりょう「もう寝る!」

エルヴィン「あぁ…、そうか」

左衛門座「おやすみ…」

おりょう「ふんっ!」


数分後 寝室前

カエサル「いったぁ~…」

エルヴィン「真っ赤になってるぞ」

左衛門座「おりょうに対して言い過ぎだぞ…」

カエサル「そう…だよなぁ…」

エルヴィン「自分に非があると思ったら謝っとけって」

左衛門座「そしたらおりょうだって許してくれるから」

カエサル「…」

エルヴィン「まぁ夜も遅いし…この話はまた明日に」

左衛門座「もう私の毛抜きを使うなよ!」

カエサル「…うん…歯…磨いてくる、おやすみ」

エルヴィン「おやすみな!」

左衛門座「おやすみ!」

カエサル「おやすみぃ…」

???「…」たったったったったっ

左衛門佐だったのかジーザス…
書き直します…

リセットして最初から書き直すか途中から書き直すか迷ったんですが途中から書き直します…



コンコン…

カエサル「おりょう…その…起きている?」

おりょう「…」

カエサル「あ…寝てるか…」

おりょう「起きてるぜよ」

カエサル「ひぇっ!?」

おりょう「ひえってなんぜよ!?」

カエサル「その…さっきは言いすぎたかなって…」

おりょう「言いすぎぜよ」

カエサル「そうだよな…」

おりょう「だいたいなんで例えにひじきを出すぜよ!、それのせいでひじきを食べるたびに複雑な気持ちになるぜよ!?」

カエサル「すまなかった!次からはもずくって表現する!」

おりょう「ちっ!」

カエサル「あ…その…本当にそのっ!すまなかった!」

カエサル「…」チラッ…

おりょう「ダッツさん…」

カエサル「はぇ…?」

おりょう「ハーゲンダッツさん5個で許してあげるぜよ、私が2人食べて残りの3つはみんなで食べるぜよ!」

カエサル「そうか…ハーゲンダッツ5個か…わかった!、明日の学校の帰りに買ってやる!」

おりょう「これでこの話は無しぜよ!」

カエサル「うん、おやすみ!」

おりょう「おやすみ…ぜよ」

たくさん意見をいただき途中から変えることにしました、みなさんご意見ありがとうございます!


次の日の温泉

左衛門佐「…」頭わしゃわしゃ

山郷ちゃんも磯部さんもみんな剛毛ぜよ!

チラッ

あゆみ「桂利奈最近操縦上手くなったよね!」もっさもっさ

桂利奈「そうかなぁ…///、冷泉先輩のおかげかなぁ…///」

ちらっ

典子「はぁ…大きくなりたいなぁ…」もっさもっさ

あけび「ご飯いっぱい食べてたら大きくなりますよ!」

妙子「好き嫌いせずに食べてれば大きくなりますよ!」

忍「毎日牛乳飲みましょう!」

左衛門佐「…」

左衛門佐(マジでモッサモッサだ、すごいモッサモッサだ!!)

チラッ

ツチヤ「はー…はやく金曜日にならないかなぁ…」

ホシノ「月曜日になったばかりじゃないか」もっさもっさ

左衛門佐(凄いなぁ…)

優花里(左衛門佐殿…さっきから鏡越しでみんなの股間を見てますね…しかも両目開きで…)

左衛門佐「…」ジー…

優花里(まさか…左衛門佐殿は女の子に興味が…、思い切って私もレズ告白して…いや…私には西住殿が…いや…ハーレムもありです…)




次の日の夜

カエサル「緊急会議を行う!」

おりょう「またなんなんぜよ!」

エルヴィン「なんなんだよ…もぉ…」

左衛門佐「朝食を食べ終わった後だぞ!」

カエサル「…またタオルに縮れ毛をつけた不届き者がいる!」

左衛門佐(無視かよ…)

エルヴィン「また掘り返すのか!?」

おりょう「私は犯人じゃないぜよ!」

カエサル「なぜそう言い切れる?」

おりょう「あるぜよ!」

カエサル「言ってみろ!」

おりょう「私は昨日の夜、下の毛を全部剃ったぜよ!」

エルヴィン(ん゛ん!?)

左衛門佐「はぁ!?」

カエサル「マジ…?」

おりょう「本気と書いてマジぜよ!」


カエサル「うーん…確認をしなければ証明にはならない!」

エルヴィン「限度を知れよクソレズ!!」

左衛門佐「ひなちゃんにチクるぞ!!」

カエサル「だってさぁ、ねぇ!?」

エルヴィン「ねぇ!?じゃない!」

おりょう「まぁいいぜよ…カエサル…こっちこい…」

エルヴィン「ばかおりょう!、それはカエサルの策略だ!」

左衛門佐「どさくさに紛れてちょろっと舐める気だぞ!レズがうつるぞ!」

カエサル「そんなことはしねぇよ///!」

おりょう「早くするぜよ!」

カエサル「しか…しかた…ななななない…見みてやるよ!」

おりょう(動揺しすぎぜよ…)

チラッ…

カエサル「おーっ…ほほぉ…ほぉーっ!!」

エルヴィン(すんごい絵面だなぁ!)

左衛門佐(おりょうがスカートたくしあげてカエサルが顔を突っ込んでる…)

おりょう「あん…息が…」

エルヴィン「ストップストップストップ!」

カエサル「…」

左衛門佐「どうだったんだよ!」

カエサル「ツルツルだった」

おりょう「疑いが晴れたぜよ!」

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [Saga]


次の日の夜

カエサル「緊急会議を行う!」

おりょう「またなんなんぜよ!」

エルヴィン「なんなんだよ…もぉ…」

左衛門佐「夕食を食べ終わった後だぞ!」

カエサル「…またタオルに縮れ毛をつけた不届き者がいる!」

左衛門佐(無視かよ…)

エルヴィン「また掘り返すのか!?」

おりょう「私は犯人じゃないぜよ!」

カエサル「なぜそう言い切れる?」

おりょう「あるぜよ!」

カエサル「言ってみろ!」

おりょう「私は昨日の夜、下の毛を全部剃ったぜよ!」

エルヴィン(ん゛ん!?)

左衛門佐「はぁ!?」

カエサル「マジ…?」

おりょう「本気と書いてマジぜよ!」

訂正します



エルヴィン「じゃあ誰が犯人なんだ…」

左衛門佐「昨日の夜、最後に風呂に入ったのは誰だ?」

エルヴィン「昨日の夜…、最後に入ったのはカエサルだったよな?」

カエサル「あぁ、タオルは綺麗だったぞ」

エルヴィン「で、このタオルにについてる毛は…黒みがかった茶色だよなぁ…」

左衛門佐「黒みがかった茶色…」

おりょう「怪しい奴は…」

カエサル「ちょっと…うーん…身に覚えが無いなぁ…」

エルヴィン「お前だよなカエサル、お前の髪は黒みがかった茶色だよなぁ!」

左衛門佐「下の毛も茶色だよなぁ!!」

カエサル「違う!」

エルヴィン「証拠は!?」

カエサル「ならおりょうみたいに私の毛を見てくれ!」

おりょう「…」

エルヴィン「変態かよ…」

左衛門佐「いっぺん[ピーーー]よ…」

カエサル「そんな目で見ないでくれよ!」

エルヴィン「お前もおりょうみたいにツルツルにしてやろうか?」

カエサル「怖いこと言うなよ…」

左衛門佐「そうだ、お前おりょうにちゃんと謝ったのか?」

カエサル「謝ったよ!」

おりょう「ハーゲンダッツさん5個買ってもらったぜよ、みんなで食べるぜよ!」



???「…ーん」スンスンスン…



夕方


優花里(西住殿も…左衛門佐殿も…うーん…悩むであります!)

優花里(夜に左衛門佐殿に電話をかけて…アタックしてみますか…)グッ…!





カエサル「緊急会議を行う!」

エルヴィン「ハンドタオルじゃあないだろうなぁ…?」

カエサル「ちがう!」

左衛門佐「またツルツルにしてやろうか!!?」

カエサル「嫌だぁ!」

おりょう「今度は何なんぜよ…?」

カエサル「これだぁ!」

バァン!

エルヴィン「これは…カエサルのマフラー…?」

左衛門佐「これがどうかしたのか?」

カエサル「よく見てみろ、よくだぞ!」

みんな「むーん…」

みんな「!!??」

エルヴィン「うわぁよく見ると縮れ毛がつている!!?」

左衛門佐「うわぁ気持ち悪い!」

おりょう「しかもしっとりしてるぜよ…」

カエサル「さっき見つけてなぁ…、洗濯カゴにあったんだよ!」

おりょう「洗濯カゴにあった?、…それは変ぜよ…?」

エルヴィン「おりょう、何か知ってるのか?」

おりょう「洗濯カゴの中身を洗濯機に突っ込んだぜよ」

左衛門佐「全部か?」

おりょう「全部ぜよ」



エルヴィン「おかしいな…じゃあだれがカエサルのマフラーに縮れ毛を付けて洗濯カゴの中に入れたんだ?」

カエサル「実はもう…犯人はわかっている…」

左衛門佐「ほう?」

エルヴィン「誰なんだカエサル!?」

おりょう「いったい誰なんぜよ!?」

カエサル「左衛門佐、貴様だ!!」

左衛門佐「はあ゛ぁぁぁふざけるなよおまえ!!??」

おりょう「お前だったのか!?」

左衛門佐「そんなわけあるか!?」



エルヴィン「落ち着け左衛門佐、もう夜だぞ!」

左衛門佐「落ち着いていられるか!、私は友人のマフラーに縮れ毛を絡ませて楽しむ変態扱いされてるんだぞ!」

おりょう「まぁ落ち着くぜよ左衛門佐、カエサルが左衛門佐を犯人扱いしたにはそれなりの理由と証拠があるんぜよ」

エルヴィン「あるのか?」

カエサル「あぁ…ある!!」

左衛門佐「納得する理由を言ってみろ!」

カエサル「左衛門佐は赤フンドシをつける時があるよな」

左衛門佐「あぁ…あるよ…」

エルヴィン「よくあるなぁ」

おりょう「よくあるぜよ」

カエサル「左衛門佐はさっき…外に出たろ?」

エルヴィン「出たのか左衛門佐?」

左衛門佐「あ…あぁ、でたよ…」

左衛門佐(グデーリアンから電話が来たからな…)



おりょう「長いあいだいなかったけど何しに出たんぜよ?」

左衛門佐「ジョギングだよ…」

おりょう「待つぜよ、左衛門佐がジョギングに行ったなら洗濯カゴにはジョギングの時に使った服が入ってるはずぜよ!」

エルヴィン「あー、確かに」

おりょう「でも洗濯カゴの中には左衛門佐の服はなかったぜよ」

左衛門佐「そ…それは…洗濯機に入れたんだ!」

左衛門佐(グデーリアンとの関係がばれたらまずい…!)

おりょう「それはおかしいぜよ、洗濯機は小さいタオルが1枚も入らないくらいパンパンだったぜよ」

左衛門佐「ぐっ…」

カエサル「おりょう…察してやれ…左衛門佐の口から言わせるなんて残酷すぎる」

左衛門佐「カ、カエサル!お前はわかってくれるのか!?」

カエサル「あぁ、わかっているさ!」

カエサル「お前が赤フン1枚の露出ジョギングに出かけていたことに!」


エルヴィン(ぶっふ!!!)

おりょう(なるほど…ぜよ)

左衛門佐「お、お、おまえおまおまえ本当になぁ!!??」

カエサル「左衛門佐はジョギングの時、赤フンドシを付けたんだ、でもそれは赤フンドシじゃなかったんだ…」

エルヴィン「つまり…?」

カエサル「間違えて私のマフラーを使ったんだよ!!」

左衛門佐「そんなわけあるかぁ!?」

カエサル「そうすれば、洗濯場に左衛門佐の服が無くて、私の赤フンドシが洗濯場にある理由がつく!」

エルヴィン(なるほどっ…!)

カエサル「間違えて下半身に縛り付けたのは赤フンドシではなく私のマフラーだったんだ!」

左衛門佐「おまえっ…本当におまえ!!」

おりょう「左衛門佐落ち着くぜよ!」

カエサル「左衛門佐は自分の欲求を満たすために上半身は全裸で下半身には赤マフラーだけを身につけ、ジョギングに出かけたんだよ!」

左衛門佐「そもそも私に露出願望はない!」

エルヴィン(いや…真田紐の水着で公共プールを泳いだのはドン引いたぞ…)

おりょう(露出の毛は絶対にあるぜよ…本人は気付いてないだけで…)



カエサル「マフラーにびっしりとついた毛は左衛門佐の下の毛!」

左衛門佐「…」

カエサル「洗面所に左衛門佐の服が無かったのは服を着ていなかったからだ!」

左衛門佐「…」

カエサル「どうだっ!」

カエサル「このっ!」

カエサル「変態め!」ビシィ!

左衛門佐(プツン)

左衛門佐「…」テクテクテク

エルヴィン「ちょ…どこに行く左衛門佐!?」

トントントントントン

おりょう「2階に行ったぜよ」

左衛門佐「…」テクテクテク

エルヴィン「戻ってきたな」

おりょう「何か持ってるぜよ」

左衛門佐「鈴木貴子…」

左衛門佐「成敗…!!!」チャキッ…

カエサル「ひぃぃぃぃ!?」

エルヴィン「ちょっと模造刀はやばいって!」

おりょう「落ち着くぜよ!、ここは借家ぜよ!!」

エルヴィン「ほらハンガーと模造刀交換して!」

左衛門佐「うん…」

すっすっ

左衛門佐「キェー!!!」

バシンバシン

カエサル「痛い痛いハンガーで殴らないで!!!」

左衛門佐「キェー!!」

バシンバシン!!

エルヴィン「落ち着け左衛門佐!」

おりょう「前科ついちゃうぜよ!」

左衛門佐「キェー!」

カエサル「ひぃぃぃぃ!」

エルヴィン「ダメだ逃げるぞおりょう!」

おりょう「すまんカエサル!」

カエサル「お、お前らぁ!?」

数分後

カエサル「…」

左衛門佐「私はやってないぞ…」

カエサル「うん…」

左衛門佐「本当にやってないぞ…」

カエサル「うん…」

左衛門佐「さっきグデーリアンから電話が来たんだ」

カエサル「うん…」

左衛門佐「長電話になりそうだったから外で話したんだ」

カエサル「うん…」

左衛門佐「嘘だと思うなら明日グデーリアンに聞けばいい」

カエサル「うん…」

左衛門佐「思い返せば…間違えておりょうのパンツを履いたり、カエサルの靴下を履いたり、エルヴィンのブラジャーをつけたり」

カエサル「え、ブラのサイズ違くない?」

左衛門佐「あ゛ぁ゛ぁ゛!!!」

ビシィ!

カエサル「痛い!」

左衛門佐「間違えてみんなの下着をつけた事はあったが、だとしてもだ、お前の魂に縮れ毛をつける事なんて私は絶対にやらないぞ」

カエサル「それは…そうだよな…」

左衛門佐「それは信じてくれるか?」

カエサル「うん!」

左衛門佐「そうか、ありがとう」

カエサル「それはそうと…、左衛門佐に言いたい事があるんだが、いいか?」

左衛門佐「なんだ?」

カエサル「警察に御用になる前に露出癖は直したほうがいいぞ…」

左衛門佐「うん…そうするよ…」

ドア越し

おりょう「一件落着ぜよ…」

エルヴィン「そうか…?」



???「……ちゃーん…」

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]

エルヴィン(ぶっふ!!!)

おりょう(なるほど…ぜよ)

左衛門佐「お、お、おまえおまおまえ本当になぁ!!??」

カエサル「左衛門佐はジョギングの時、赤フンドシを付けたんだ、でもそれは赤フンドシじゃなかったんだ…」

エルヴィン「つまり…?」

カエサル「間違えて私のマフラーを使ったんだよ!!」

左衛門佐「そんなわけあるかぁ!?」

カエサル「そうすれば、洗濯場に左衛門佐の服が無くて、私のマフラーが洗濯場にある理由がつく!」

エルヴィン(なるほどっ…!)

カエサル「間違えて下半身に縛り付けたのは赤フンドシではなく私のマフラーだったんだ!」

左衛門佐「おまえっ…本当におまえ!!」

おりょう「左衛門佐落ち着くぜよ!」

カエサル「左衛門佐は自分の欲求を満たすために上半身は全裸で下半身には赤マフラーだけを身につけ、ジョギングに出かけたんだよ!」

左衛門佐「そもそも私に露出願望はない!」

エルヴィン(いや…真田紐の水着で公共プールを泳いだのはドン引いたぞ…)

おりょう(露出の毛は絶対にあるぜよ…本人は気付いてないだけで…)

訂正します!


左衛門佐「グデーリアンのやつ学校に来てないみたいだな」

カエサル「風邪でも引いたんじゃないか?」

エルヴィン「最近寒くなってきたからな…」

おりょう「ウチらも用心するぜよ…」



沙織「へ~みぽりんワンちゃん飼い始めたんだ~!」

みほ「うん!、とっても可愛いの」

沙織「わかるぅ~、でもトイレとか大変じゃない?」

みほ「大丈夫!、とても賢い子だから!」

沙織「へぇ~、私もワンちゃん飼いたいなぁ~、そうだ!今日遊びに行ってもいい?」

みほ「う~ん…、でも…散歩に行きたがらないくらい臆病な子だから…」

沙織「そっかぁ…、無理に行ったらワンちゃん可哀想だよね!」

みほ「今度写真見せてあげるよ、みんなに」

沙織「うん!、楽しみにしとく!」



エルヴィン「へ~、西住さんワンちゃん飼い始めたのか!」

カエサル「私も飼いたいなぁ」

左衛門佐「借家だから厳しいだろうなぁ…」

おりょう「砂漠のキツネならいるぜよ…」

カエサル「布団の中じゃ猫だけどな!」



スズキ「今の聞いた…?」

ツチヤ「聞いた聞いた!」

ホシノ「そうだと思ったんだよねぇ…」

ナカジマ「大胆だよね…///」



エルヴィン「カエサル…、覚えとけ」

カエサル「スイマセン…」


深夜です!

ピチョーン…ピチョーン…

カエサル「うぅん…zzZ」

ピチョーン…ピチョーン…

カエサル「うう゛ん…!?」

左衛門佐「どうした~…カエサル~…」

カエサル「雨漏りが顔にかかったんだ…」

左衛門佐「雨漏り~…?、この家古いからなぁ、仕方がないさ…」

カエサル「そうなのか…ん…ネバネバする…」

左衛門佐「布団の中に潜ればいいさ…」

カエサル「すまない…起こしちゃって…」

左衛門佐「別にいいぞ…、おやすみ~…」

カエサル「うん…おやすみ…」



???「…ちゃ~ん…」



深夜です!

カエサル「zzz...!」

ドカッ!

カエサル(う゛ぅん…なんだぁ…?、隣は…エルヴィンだよな…また布団に入ってきたのかぁ?)

???「…」スンスンスン

カエサル「エルヴィン…エルヴィン…向こうに行けって…」ぼそぼそ

ゆさゆさ

???「うぅん…」チュッチュッ

カエサル(指をしゃぶるなぁ!?)

???「ちゅっ…ちゅっ…」

カエサル(こいつ寝てるよなぁ…起こしたら悪いよな…)

???「…」もみもみ

カエサル(なにっ!?、こいつ胸を…我慢我慢…!)

???「んふ…」もそっ…

???(太ももに足を入れてきた…!!)

???「あったかぁい…ふへへ…」もそもそもそ…

カエサル(………)

カエサル「おいエルヴィンおきろ!!」

ドタンバタンガタガタ!!!

エルヴィン「んぅ…、なにぃ…?」

左衛門佐「電気つけるなよぉ…」

おりょう「なんぜよ…?」

カエサル「エルヴィン、また寝ぼけて布団に入ってきたな!」

エルヴィン「うん…」

左衛門佐「眩しいぞ…」

おりょう「どうしたんぜよ…?」


エルヴィン「ん…」

カエサル「ったくお前はちょくちょく私の布団に入って…」

エルヴィン「ん…ごめん…」

カエサル「まだ寝ぼけてるな」

エルヴィン「うん…」

おりょう「そんなことでいちいち起こすなぜよ…」

左衛門佐「おりょうの機嫌が悪いぞ」

カエサル「この際言うが、毎晩胸を揉まれたり指を吸われるのは困るんだ!」

左衛門佐「なん…だと…!」

おりょう「やっぱりエルヴィンは布団の猫だったぜよ…」

エルヴィン「ごめん…んん゛!?」

左衛門佐「どうしたエルヴィン?」

エルヴィン「私の寝相が悪いのは認めるが指を吸ったり胸を揉んだりしてたのか!?」

カエサル「あぁ、終いには股の間に足を入れてきてグリグリと!!」

エルヴィン「な!?」

おりょう「エルヴィン…!」

左衛門佐「それは…ちょっとやばいぞ…」


エルヴィン「なぜ注意してくれなかったんだ!?」

カエサル「だからこうして起こしたんだろう」

エルヴィン「本当に私だったのか…?」

カエサル「暗くてあまり見えなかったが金髪が月の光で反射していたんだ!」

おりょう「諦めるぜよエルヴィン…お前はカエサルの布団の中にいたんぜよ」

エルヴィン(反論できない…)

左衛門佐「実はカエサルが見た夢だったんじゃないか?」

エルヴィン「それだ!」

カエサル「私の指先を見ろ!」

おりょう「あ、しわしわでふやけてるぜよ」

左衛門佐「現実だったか…」



カエサル「実は夜這いにあったのは今日だけじゃないぞ、一昨日なんか私の胸を直に吸ってきたじゃないか」

左衛門佐「うわぁ…」

おりょう「まるで赤ちゃんぜよ…」

エルヴィン「…」

カエサル「お前が夜な夜な寝ぼけて私にセクハラかましてくるんだよ!!」

エルヴィン「そんな…私は変態だったのか…?」

カエサル「そうだお前は変態だ!」

エルヴィン「そんなぁ嫌だよぉ!」

左衛門佐「自覚がないとは残酷なことよ…」

カエサル「そういえば太ももの間に頭を入れてきたこともあった!」

左衛門佐「エルヴィン…お前なんてことを!!」

おりょう「布団の配置が違ったら私もやられてたぜよ…」

エルヴィン「あ…やめて…そんな目で私を見ないで!」

カエサル「砂漠のキツネとか言ってながら布団の中じゃ猫だったな!」

エルヴィン「いやぁあああああ!!!」


数分後

左衛門佐「なんで私がエルヴィンの横なんだよ!」

おりょう「ジャンケンで負けたからぜよ」

カエサル「頼むよ左衛門佐…お前が生贄になってくれないと私の体操が危ういんだ!」

エルヴィン「生贄って…」

左衛門佐「何が悲しくてレズと同じ布団で寝なくちゃいけないんだよ!」

カエサル「お前変態だから良いじゃねぇかよ!!」

左衛門佐「良いわけないだろ!!!」

おりょう「2人とも夜遅いから少し声のボリューム下げるぜよ…」

カエサル・左衛門佐「すまん」

エルヴィン(左衛門佐は自分が変態なことを認めるのか…私も…自分が変態だったことを認めなくちゃいけないのか…)

エルヴィン「もう…」

エルヴィン「もういっそ…ひと思いにころしてくれ…」



???「…かちゃ~ん…来たわよぉ~…」



みほ「今日の練習はこれまで、ありがとうございました」

みんな「ありがとうございました!」

エルヴィン「練習終わった~」

おりょう「お腹ぺこぺこぜよ…」

カエサル「晩御飯どうする?」

左衛門佐「夜も遅いし外食にするか!」

カエサル「晩御飯作らないと出費出るぞ~」

エルヴィン「まぁカエサル、夜も遅いし練習で疲れてるんだ、これくらい良いだろう」

カエサル「そうか…そうだな、ならどこに行く?」

エルヴィン「びっくりドンキー!」

左衛門佐「肉系はきついぞ…」

おりょう「ジョナサン!」

カエサル「ジョナサンは高いだろう…」

おりょう「そうぜよ?」

カエサル「うん…」

左衛門佐「和食にしないか!?」

エルヴィン「そうだなぁ…」

おりょう「なら浜寿司でどうぜよ?」

みんな「それだ!」

カエサル「それだぁ!(半ヤケ)」


沙織「みぽりん、わんちゃんのお洋服買ってきたよ!」

みほ「わぁ~ありがとう!、きっと喜ぶと思うよ!」

麻子「犬には毛皮があるから服なんかいらんだろ…」

沙織「ぶー、いいじゃんピンクのフリフリ可愛くて!」

みほ「薄毛の子だから喜んでくれるよ、寒がりだから布団に夜になるとベッドに入ってくるの!」

沙織「や~ん可愛い!」

華「…」

沙織「華、どうしたの?」

華「その…、優花里さんが心配で…」

沙織「うぅ…ゆかりん…、失踪して1週間かぁ…」

みほ「警察も探してくれてるし、みんなで優花里さんの無事を祈ろう…」

麻子「そうだな…私達にはそれくらいしか出来ないからな…」

沙織「うん…」

華「早く見つかるといいですね…」


1週間後


カエサル「緊急会議を行う!」

おりょう「またぜよ…?」

左衛門佐「またふざけたことじゃないだろうな~…」

カエサル「違う!」

おりょう「私は毎週剃ってるぜよ!」

カエサル「違う!」

エルヴィン「私は毎日縛られて夜を過ごしているぞ…」

カエサル「いやらしく聞こえるけど違う!」

左衛門佐「で、なにが緊急なんだ?」


カエサル「これだ!」バン!

通帳

エルヴィン「通帳が…どうしたんだ?」

カエサル「中を見てみろ…」

エルヴィン「…」

エルヴィン「…!」

エルヴィン「残高100,000切ってるじゃないか!」

左衛門佐「はぁ!?」

おりょう「ぜよ!?」

カエサル「お金が…やばい…!」


エルヴィン「ん…、待てよカエサル、私達の今月の家賃払ったか!?」

カエサル「払ってない…」

左衛門佐「光熱費は!?」

カエサル「払ってない…」

おりょう「カエサル…今計算したんだが…家賃光熱費その他もろもろを引いたら残り10.000あったらいいなくらいぜよ…」

エルヴィン・左衛門佐「どうするんだよ!」

カエサル「待て、待つんだみんな!」


左衛門佐「待てって言われても…、食費とかご飯はどうするんだよ!」

カエサル「自炊するしかない…」

エルヴィン「怪我とかの治療費は!?」

カエサル「その時は緊急用のへそくりを使う!」

左衛門佐「今が緊急だろ、へそくり使えよ!」

カエサル「おばか、怪我や事故にあったらどうするんだよ!、いざって時のために緊急用のお金が必要なの!」

左衛門佐「お前しっかりしてるのか、しっかりしてないのかはっきりしろよ!」

カエサル「大丈夫だ、1ヶ月1万円生活があるじゃん、真似すれば行けるって、テレビでやってるじゃん!」

エルヴィン「終わっちゃったけどね…」

左衛門佐「1ヶ月1万円生活はなぁ、1人で1ヶ月1万円生活してるんだよ!、4人で割ったら1ヶ月2,500円生活なんだよ!」

カエサル「そうだった…」

左衛門佐「え、馬鹿なのか?」

エルヴィン「落ち着け左衛門佐、一応緊急用のへそくりはあるんだ」

おりょう「カエサル、一応聞くけどへそくりはいくらくらいあるんぜよ?」

カエサル「100.000円」

左衛門佐「100.000もあるじゃんか!」

おりょう「気持ち余裕はあるぜよ…」



エルヴィン「じゃあなんでそんなに使いたがらないんだ、理由でもあるのか?」

カエサル「だって、1回使っちゃったらまた簡単なことで使うようになっちゃうから…」

左衛門佐「ん…?」

エルヴィン「確かにそうだな…」

カエサル「今は平気だけど…、3年になったら私達…大学受験があるし…、参考書とか大学見学とかお金を使う場面増えるし…」

カエサル「船舶科や畜産科は卒業後は安定して就職できるけど…、私達普通科だから勉強しなきゃ良いとこいけないし…」

おりょう(おぉぅ…)

エルヴィン(しっかり将来のことを考えてるんだな…)



左衛門佐「わかった、私が浅はか過ぎたことがわかった、ならなんでこんなにもお金が無くなったんだ?」

カエサル「歴史資料」

エルヴィン「…」

カエサル「練習で疲れたから夜に外食して出費を出す」

おりょう(浜寿司…20皿は食べたぜよ…)

エルヴィン「確かに…今週は4回外食に行ったな…」

カエサル「朝練の時間早いから朝ご飯作る暇がなくてコンビニで朝ごはん買って、おりょうはダメって言ったのになんかお菓子を買って…」

おりょう(う…)

左衛門佐「あの…カエサルさん…?」

カエサル「お昼ご飯は戦車道の特典で無料だからいいけど…歴史資料と朝晩の食費が…馬鹿にならなかった…」

エルヴィン「積もりに積もって今に響いたのか…」

左衛門佐「その…すみませんでした…」

おりょう「お菓子…我慢するぜよ…」

カエサル「再来週の25日に振り込みあるから…それまで我慢しよ…」

エルヴィン「あぁ!」

左衛門佐「兵糧丸もあるぞ!」

おりょう「来月庭に畑を作るぜよ、借家だけど庭ならなんとかなるぜよ!」

カエサル「なんだか乗り切れそうな気がしてきた!」

みんな「あはははは!」



???「真面目なたかちゃんも…とっても素敵よ…」


87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします []

沙織「みぽりん、わんちゃんのお洋服買ってきたよ!」

みほ「わぁ~ありがとう!、きっと喜ぶと思うよ!」

麻子「犬には毛皮があるから服なんかいらんだろ…」

沙織「ぶー、いいじゃんピンクのフリフリ可愛くて!」

みほ「薄毛の子だから喜んでくれるよ、寒がりだから夜になるとベッドに入ってくるの!」

沙織「や~ん可愛い!」

華「…」

沙織「華、どうしたの?」

華「その…、優花里さんが心配で…」

沙織「あぁ…ゆかりん…、失踪してもう1週間かぁ…」

華「どこにいるんでしょう…」

みほ「警察も探してくれてるし、みんなで優花里さんの無事を祈ろう…」

麻子「そうだな…私達にはそれくらいしか出来ないからな…」

沙織「うん…」

華「早く見つかるといいですね…」
2016/10/25(火) 00:52:49.89ID: MupTchk80 (8)

ごめんなさい訂正します



夜です!
ジョギング中です!


左衛門佐「ふぅ…ふぅ…」チラッ

おりょう「ひぃ…ひぃ…」ダムンダムン

左衛門佐(残り20分でやめるか…)

おりょう「左衛門佐~…少しペースを落としてほしいぜよ~…」

左衛門佐「残り20分だ、ダイエットしたいって言ったのはおりょうじゃないか」

おりょう「そんなこと言ったって~…、ん…?」

左衛門佐「どうした?」

みほ「…」キョロキョロ

おりょう「西住さんぜよ、何か探してるみたいぜよ…」

左衛門佐「落とし物でもしたんじゃないか?」

おりょう「声をかけてみるぜよ」

おりょう「こんばんわ~」

みほ「ふぇっ!?」ビクゥ!

おりょう「驚かしちゃったぜよ」

左衛門佐「こんばんわ西住さん」

みほ「あ…杉山さんと野村さん…」

おりょう「おりょうさんと左衛門佐ぜよ」

みほ「そうでした…ははは…」

左衛門佐「何か探してるようだけど…どうしたんだ?」

みほ「散歩中にワンちゃんがいなくなっちゃったの!」

左衛門佐「何ぃ!?」

おりょう「それは一大事ぜよ!」

みほ「うん…さっきからずっと探してるんだけど見つからなくて」

おりょう「ジョギング中に見かけたりはしなかったぜよ…」

左衛門佐「犬の特徴は!?」

みほ「茶色の毛をしていてピンクのかわいいお洋服を着てるの」

左衛門佐「わかった!」

おりょう「見つけたら連絡入れるぜよ」

みほ「ありがとうおりょうさん、左衛門佐さん」

左衛門佐「健闘を祈る!」






30分後です



おりょう「といったものの…全然見つからんぜよ…」

左衛門佐「犬の名前を聞いておけばよかった…」

おりょう「西住さんすっごく心配そうな顔してたぜよ…」

携帯「ピピピピピ!」

おりょう「ん…、西住さんからメール来た」

左衛門佐「なんだって?」

おりょう「ワンちゃん保護したって!」

左衛門佐「そりゃ良かった!」

おりょう「そうと決まれば帰るぜよ、寒いしおなかすいたぜよ…」

左衛門佐「エルヴィンがの晩飯に鍋を作ってくれてるからな…楽しみだ!」





エルヴィン「…」ゴクリ

エルヴィン「どうしよう…全然おいしくない…」

エルヴィン「やばい…もうすぐ左衛門佐とおりょうはジョギングから帰ってくるし…、カエサルは…家計簿つけてるな…」ズズズ

エルヴィン「やばい…、どうしようほんと美味しくない…」

エルヴィン「…」

エルヴィン「トイレ行ってこよ…」スタスタスタ

???「…」ソー

???「…」ズズズ

???「灰汁を取って…、出汁が薄いからかつおだしを入れて…それと少し塩と…ネギを入れて…、溶き卵も入れれば…うん…、おいしい…!!」

???「…」ソー

エルヴィン「ふう…、どうしようか…あれ…いい匂いがするぞ?」パクリ

エルヴィン「あれ、おいしい!?」

カエサル「できたかエルヴィン?」

エルヴィン「うん…できたっちゃできたけど…」

カエサル「おぉ!旨そうだなぁ!」

エルヴィン「うん…」

カエサル「どうした?」

エルヴィン「いや、何でもない、何でもないんだ!」


エルヴィン(あれ~、おかしいなぁ…)






おりょう「すごく美味しいぜよ!」

左衛門佐「卵鍋か…体が温まるな…」

カエサル「肉は一人5枚だからな!」

左衛門佐「エルヴィンも料理うまくなったもんだ」

エルヴィン「煮込んだらうまくなったんだ」

カエサル「シェアハウスのはじめの方は大変だったなぁ…」

おりょう「エルヴィンが黒いシチューを作り出した時は震えたぜよ」

左衛門佐「今でもその味を思い出せるぞ!」

カエサル「エルヴィンの味を体が覚えちゃったんだよ…忘れられない…」

おりょう「五臓六腑にしみ込んじゃってるぜよ」

エルヴィン「なんでいやらしく言うんだよ…」

カエサル「あ、思い出した」

左衛門佐「何をだ?」

おりょう「食事中は緊急会議禁止ぜよ、お約束条例に書いてあるぜよ」

カエサル「ちがうちがう」

エルヴィン「何を思い出したんだ?」

カエサル「もうすぐひなちゃん泊りに来るから」

おりょう・左衛門佐・エルヴィン「…は?」




夜です






カエサル「へへへ今晩は寝かせないぜ…」チュッチュ

カルパッチョ「いや~んたかちゃんのけだもの…///」チュッチュ

エルヴィン「ふんぐぐぐ」ボソボソ

おりょう「野郎見せつけてきやがる…」ボソボソ

左衛門佐「彼女持ちになりてぇ…」ボソボソ

エルヴィン「せめて隣の部屋でいちゃつけよ…」ボソボソ

おりょう「明日パッチョさんが帰ったら緊急会議を開かないか…」ボソボソ

左衛門佐「そうだな…奴の蛮行をみんなに暴いてやる…」ボソボソ

エルヴィン「魔女狩り…」ボソボソ

左衛門佐・おりょう「それだ!」ボソボソ



カエサル「ひなちゃ~ん…///」チュッチュ

カルパッチョ「たかちゃん…///」チュッチュ









朝です!


カルパッチョ「お邪魔しました」

左衛門佐「また遊びに来なよ」

おりょう「そうぜよ、パッチョさんがいるとカエサルがおとなしくて助かるぜよ」

カエサル「私はいつもおとなしいだろう!」

エルヴィン「そうかぁ?」

カルパッチョ「ふふ、また遊びに来ますね」

カエサル「ひなちゃん駅まで送ってくる!」

左衛門佐「あ…」

エルヴィン「逃げた…」

おりょう「野郎策士ぜよ…」







夜です!

カエサル「緊急会議を行う!」

エルヴィン「何があったんだ?」

カエサル「あれ…おりょうがいないぞ」

左衛門佐「おりょうならたった今風呂に入ったぞ」

カエサル「そうか…なら仕方ない、おりょう不在ででやるか」

エルヴィン「で、何があったんだ?」

カエサル「私のパンツがないんだ!」

左衛門佐「パンツ…?、昨日畳んだぞ、カエサルのパンツ」

カエサル「その後どこにやった!?」

左衛門佐「リビングに置いておいた」

エルヴィン「リビングは見たのか?」

カエサル「見た!」

左衛門佐「残るはタンスだな、ちゃんと見たのかー?」

カエサル「見た…、みんなのタンスもしっかり見たけどなかった…」

左衛門佐「おい…」

カエサル「もしかしてひなちゃん間違えて持って帰っちゃったかぁ…同じ赤だからなぁ…」

左衛門佐「じゃあ今あそこに干してあるのはひなちゃんのパンツか」

エルヴィン「ひなちゃんのパンツ使っちゃえよ」

カエサル「使わん!」

左衛門佐「なんでだ?」

カエサル「馬鹿野郎これをおかずに使うんだよ…///」

左衛門佐「こいつ変態だよ!」

エルヴィン「なんでこんな変態がモテるんだよ…」



カエサル「へへへ…まぁばれなきゃ問題ないよ、おりょうが風呂から上がる前に歯磨こ…ん?」

エルヴィン「どうした?」

カエサル「私の歯ブラシ…なんか変わった?」

エルヴィン「特に変わってないが…?」

左衛門佐「赤い色がカエサルの歯ブラシだぞ」

カエサル「うーん…歯触りが変わった気がする…まぁいいか…」シャコシャコ

ギョワー!

カエサル「む!?」

左衛門佐「おりょうの声だ!」

エルヴィン「どうしたおりょう!?」

おりょう「ハンドタオルに縮れ毛がびっしりぜよ!」

エルヴィン「持ってくるなよ!」

カエサル「緊急会議を行う!」

エルヴィン「今日風呂入ってないぞ、これから入ろうとした!」

左衛門佐「私もだ!」

おりょう「今入ったぜよ!」

カエサル「と言うことは縮れ毛が付いたのは昨日の夜か今日の朝だよな…、今日の朝…、ひなちゃんお風呂入ったよな…」

左衛門佐「まさかぁ…?」

カエサル「左衛門佐毛抜きを貸してくれ!」

左衛門佐「絶対に嫌だ!」

おりょう「最悪ぜよ…」

エルヴィン「うわぁ…」

カエサル「一生のお願いだから!」

左衛門佐「お前…ほんとにいい加減にしろよ…」





カルパッチョ「ふふふ…、幸せ…///」スンスンスン



おしまい

更新遅れてごめんなさい、尿管に石ができてました。

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