モバP「ウレロ☆未確認少女?」 (30)
@川島プロ
飯塚「はあー……仕事来ないっすねぇー……」
川島「まあまあ、UFIもデビューしたばっかりだ。今にドカーンと売れるよ」
飯塚「そうですよね……!これからっすね!」
豊本「でも、円盤でもなんでも初動が肝心ですよねぇ……」
あかり「……」コクコク
飯塚「うるせぇよお前は。あかりちゃんもものすごい早さでうなずかないでくれる?」
あかり「……」
飯塚「無視だねぇ!目すら向けないねぇ!」
ガチャ
升野「はいはいはいはーい雑魚どもー元気に脳細胞動かしてるかー?」
飯塚「升野さん!なんすかどうしたんすか」
升野「UFIの仕事、メチャメチャでっかい仕事とってきちゃいましたー」
川島「なんだと!?本当か升野!」
飯塚「え、え、なんすか!教えてくださいよー!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1475155209
時系列的には一期です
升野「346プロ知ってるでしょ?そこのアイドルがやってる番組にゲスト出演することになるんだよぉ~!」
飯塚「ええーーー!?あの、346プロっすか!?有名アイドルを多数輩出している、あの346プロっすか!?」
川島「うん……うん。あのー、346プロね?うんうん、知ってるぅー……」
飯塚「絶対知らないでしょ社長。あの神崎蘭子ちゃんとか!渋谷凛ちゃんとか!塩見周子ちゃんとか!十時愛梨ちゃんとか!」
川島「……??」
升野「財前時子さんとか」
川島「あー!あーあー!時子様の!」
飯塚「好みがピンポイントかよ」
あかり「引きます……」
升野「そう。で、これからその出演するアイドルとプロデューサーさんがね?ここにきて打ち合わせするのよ」
飯塚「え!?これから来るんすか!?どうしよう片付けないと……」
川島「ええー!?片付けるのぉ!?俺の机のトランプタワーもぉ!?」
飯塚「いや当然でしょ暇なのかよ!めちゃくちゃたけぇなぁ!」
川島「後で!後で片付けるから!せめて完成を!」
飯塚「ダメです!片付けてください!」
川島「ママァーーーーー!!」
飯塚「誰がママだ!!」
升野「そろそろ予定の時間だ……おい!邪魔だけはすんなよ!」
川島「大丈夫だって!こうして片付けてるだろ?安心してくれよ」
飯塚「あかりちゃん、お茶の用意とかしておいてくれる?」
あかり「はあ?」
飯塚「はあじゃなくて、お茶の準備して」
あかり「それは事務員の」
飯塚「仕事だよ!!むしろ事務員じゃなくて誰がやるんだよ!!」
あかり「チッ……」
飯塚「体良く仕事サボろうとしてない?俺の勘違いかな?」
コンコン
飯塚「あっ!来たかも!はいはいはーい!」
ガチャ
P「あ、どうもー……346プロのプロデューサーですが……」
飯塚「あ、打ち合わせの件ですよね!どうぞどうぞ!」
P「では失礼して……おい!お前らも挨拶しろ」
由里子「お邪魔するじぇ」
つかさ「お邪魔するよ」
乃々「お邪魔するんですけど……」
升野「お待ちしておりましたさあさあこちらへ……どう……ん……あの……」
飯塚「ああもうこちらどうぞはいはいどいてください升野さんほら」
升野「じゃあはい、打ち合わせの方を始めたいと思います」
P「はい……いや、あの……」
升野「ん?どうかしました?こちらに対する質問ならもうドンドンしていただいて結構ですよ」
P「あの……ちょっと、近くないですか?」
升野「ああ、すいません。小さなソファしかないので、まう相対的に近く感じるかなーってところはあると思うんですけど」
P「いや、あの……絶対近いですよね」
升野「んー?そんなに近く感じます?なんで近いと感じるんでしょう?」
P「いや、三人座るソファで隣同士はちょっと近いと思うんですが」
升野「いえいえだって、私がお誕生日席だと、ちょっと偉そうに見えるじゃないですか?一線を引いてるようで、なんか嫌だなぁと思ったので」
P「そうはそうですが、うちのつかさがお誕生日席座ってるせいで、なんか、様になっちゃってますし」
飯塚「確かにあっちがプロデューサーって感じのオーラ出してる。貫禄すらある」
オリキャラ?クロスならちゃんと元ネタ書け
つかさ「てかさ、そういうこと言ってないでさっさと打ち合わせしねぇといけないんじゃね?プロデューサーの予定パンパンなんだろ?昨日だってテッペン越えてんじゃん?」」
飯塚「すげぇ!!業界の人だ!すげぇ!」
川島「ねぇ、あの、俺もさ、業界の人なんだけど、すごい?俺すごいよね?」
飯塚「はい」
川島「そっけねぇ!!」
飯塚「社長もすごいとこありますよちゃんと。あ、あかりちゃんお茶出して」
あかり「チッ……はーい」
飯塚「今はやめとこうか。舌打ちやめとこうか」
川島「俺は?すごいとこある?」
飯塚「後で言いますから。そんなに食い下がらないでくださいよ見苦しい」
川島「そんなぁ……ママァーーーー!!」
飯塚「誰がママだよ!一回家帰れよもう!」
>>8
タイトルが……
あかり「お茶です」
P「あ、どうも」
升野「うんそこ置いといてさっさとお茶お配りしろホラ」
あかり「……」コトッ コトッ
乃々「すごい睨んでくるんですけど……怖いんですけど……」
升野「で、ですね。今回のテレビでゲスト出演させて頂くわけですけれども……複数の企画に参加するとお伺いはしてるんですけど、その詳細から……」
P「ああ、それはですね……あの……近い……息が……」
飯塚「ちっかいわ!!なんで目を閉じてるんだ升野さん!」
由里子「……」カシャッ カシャッ
飯塚「なんで連写してるんだぁぁーーーー!!」
由里子「最近はチビ系も流行ってるんだじぇ?」
飯塚「どこの業界の話なんですか!!」
P「あの、ちょっと打ち合わせしづらいんですけど……」
升野「そんな!どこに不備が!?」
飯塚「アンタだよ!!」
川島「……!!」
飯塚「お前じゃねぇよ!!」
P「せめてあの、ちょっと離れていただければ……おい乃々、ちょっと升野さんと席代わって」
乃々「むぅーりぃー……」
P「いや、ちょっとでいいから。」
乃々「むぅりぃー……」
P「乃々」
乃々「むぅりぃー……」
P「森久保ォ!!!」
乃々「ヒィッ!?」
升野「!?」
飯塚「!?」
川島「!?」
豊本「やっと届いたぁー……まさか☆マサコの限定フィギュア……」
由里子「そ、それはまさか……抽選20名にしか当たらないまさか☆マサコの!」
豊本「わかるかぁ……この価値が!」
由里子「私も応募したじぇ」
P「お前営業先でごねてんじゃねぇよコラァ!!川島プロの方々びっくりしてるじゃねぇかオォ!?」
飯塚(いやアンタにびっくりしてるんだよ)
P「お前のせいで打ち合わせ止まっちゃってんじゃねぇか!!さっさと代われ数時間のことだろうが!!」
乃々「ううぅ……暴挙なんですけど……」
P「なんかすいません……うちの森久保が……」
川島「あああの……へへ……どうぞ……ごゆっくり……」
飯塚「なにいってんすか社長!?」
つかさ「え?」
P「お前じゃねーよ」
つかさ「いや、だってプロデューサー」
升野「え?」
飯塚「お前じゃねーよ!!めんどくせぇな!!」
P「はい……じゃあ、こういう感じで」
乃々「……」
飯塚「升野さん、大丈夫ですか?」
升野「………」
P「じゃああの、打ち合わせの方を……」
升野「……あっ……はい……あの……」
乃々「……」
升野「……」
P「……」
升野「へへ……」
飯塚「なんだよこの時間はよぉ!!」
升野「あの、ムリムリムリムリ。話せない。隣にあの森久保乃々ちゃんがいんのムリ」
飯塚「わかりますけど、どうするつもりなんですか。打ち合わせできないですよ。ソファもあれしかないし」
升野「あの……どうしよう」
P「ちょっと、いいですか?」
飯塚「あ、はいはい!」
P「まずあの、今回は連れてきたうちのアイドル三人がそれぞれ企画を持ってるんですが、それに参加していただいて、三人と勝負しよう!みたいな感じで……」
飯塚「だ、そうです」
升野「そうですねー、そうでしたら、うちのUFIが六人なんで、二人ずつ挑戦していくっていうのはどうでしょう」
飯塚「だ、そうです」
P「そうですねー……じゃあ、UFIの方々の特徴に合わせた配置を考えましょう」
飯塚「だ、そうです」
升野「じゃあその企画の方の詳細で決めましょう」
飯塚「だ、そうです。なんだよこのシステムはよぉ!!」
飯塚「升野さん俺を中継機にしないでくださいよ!俺『だ、そうです』しか言ってないじゃないすか!俺いるの!?」
升野「ちょっとさぁ……助けてよ……ムリだって俺」
飯塚「じゃあどうするっていうんですか……」
升野「あのー……どうしよう」
つかさ「ちょっとさぁ、全然進まねえし別の人と代わってもらったほうがよくね?」
P「そうだなぁ……でも、この升野さんはすごい人なんだぞ?わざわざあのクイーンステージを社長の川島さんと一緒に辞めて、この@川島プロを立ち上げたんだぞ?」
つかさ「ふーん……あのクイーンステージをね……」
つかさ「だったら川島社長と話してもよくね?」
P「そうだな……」
つかさ「その川島さんってどこに?」
飯塚「あれです」
川島「え?ほんと?……あ、ほんとだー!くずれなーい!コツってあるんだー!」
あかり「でしょ?だから最初からこれでやってればよかったんですよ」
川島「もう四段トランプ積んじゃったー!やばーい!」
つかさ「やめとくか」
P「う、うん……」
升野「どうやって打ち合わせしよう……可愛いアイドルに囲まれてたら……俺息止まるよ?
飯塚「なんのアピールなんだよ!!何の顔アップなんだよ!!」
升野「どうしよう……俺死にたくない……」
飯塚「何の恐怖を抱いてるんだよ!打ち合わせだろ!」
升野「まともに話せるのは……飯塚、は……俺だけで進めた話もあるし無理か……」
飯塚「うーん……あ、角田は?角田はどうですか!?」
升野「いや、なんか知らないけど今日来てないんだよ……連絡つかねぇし」
飯塚「マジすかなにやってんだよあのクソハゲ……」
升野「ああもうなんか気持ち悪くなってきた辛い人生が暗く見えてくる」
飯塚「ネガティブの加速度がレールガン並みですよ。ちょっと待ってくださいって……」
ガララ
ピシャッ
飯塚「……あのー……お菓子買ってきます」
ガチャッ
バタン
川島「あれ?飯塚?どうした?」
あかり「なんか打ち合わせが進んでないみたいですね」
川島「どういうことだ升野ぉ!?……升野?」
あかり「それは知らないです。自殺でもしたんじゃないですか?」
川島「ええ!?どうしよう……升野ぉぉぉぉ!!!ママァァァーーーー!!」
P「なんだこの事務所ぉ!?」
豊本「え?これプレゼン企画でやるのぉ……?ちょっと無理がない?」
由里子「流石にJ-POPの歌詞からおじさま萌えの話に持っていくのは無理があるかー……」
豊本「そういえば、あのアニソンからおじさま萌えは想起できるかも……」
由里子「え、なんだじぇ?教えてくじぇーーー!!」
LAWSON
飯塚「ああどうしよう……つい逃げちゃったけどまずいよなぁー……」
飯塚「お菓子は買ってきたけど、あっちのプロデューサーさんも怒ってるよなぁ……」
飯塚「……ああー……階段登るの重いなあ……」
事務所
升野「どうしようどうしよう俺としたことが……ビックな仕事がこのままじゃ……オジャンになっちまう……」
升野「もうなるべく下を見て喋ろう。これでいけるかもしれない。」
升野「最悪吐くけど、そのときはもう舌を噛んで死のう」
飯塚「お菓子買ってきましたー……」ガチャッ
升野「すいませんプロデューサーさん!打ち合わせ進めましょう!」ガララッ
豊本「ここの歌詞から、妻に先立たれたことが想起されて……」
由里子「おお!なるほど!参考になるじぇ……」
つかさ「だからさ、今後のコンセプトから出る番組は左右されていくわけだから、今後はこういう番組の路線を進んでとってきたほうがいいよ」
川島「参考になるー!すごーい!社長みたーい!」
つかさ「てか、社長だし」
乃々「今回の番組のプレゼン企画、短すぎる気がするんですけど……」
あかり「あ、だったらここをもうちょっと深めてったほうが……」
升野「ええーーー!?」
飯塚「なにこれぇ!?」
P「いやぁ、それぞれの企画の話が、この事務所の方々と合うみたいで……」
升野「えっ……あの……どういうことですか?」
P「うちの大西はそちらの豊本さんが、桐生のは社長の川島さんが、森久保はあかりさんが対応してくださって……」
飯塚「ちょっと、よくわかんないんですけど……」
P「うちのアイドルは個性が強いやつが多いですから……話が合う人とは、とことん話せる人間なんですよ」
飯塚「はあ……」
P「我々は我々で、UFIの方々とうちのアイドルで出来ることを話しましょう」
升野「ええ……。わかりました」
P「いい事務所ですね。ここは」
飯塚「いやぁ……そんなことは……」
角田「うわぁぁぁぁん!!聞いてくれよぉぉ!!」ガチャ
飯塚「きちゃったよ爆弾が!!」
角田「今日婚活パーティー行ってきたんだけどさぁ!!もうどいつもこいつもいけすかねぇ女ばっかだよ!!」
升野「てめぇなに平日から婚活パーティー行ってんだオラっ!!お前の仕事は作曲だろうがよ!!」
角田「いだだっ!ちょっ!やめて!やめて!いたーい!!」
由里子「なんかもう一つ題材がほしいじぇ……なにがいいかなぁ……」
豊本「最近流行ってる……えーと……なんだったっけ……」
角田「うわぁぁん!!どうせ俺の話なんか誰も聞いてちゃくれねぇんだー!!」
つかさ「ちょい待ち。いるぜ?ここに一人な」
飯塚「コブラか!!」
角田「えっ……てか……誰だこの美人!!!」
つかさ「んなこと今どうだっていいだろ?自分がヤケになったら、もう誰の救いの手も見えなくなるもんなんだよ」スッ
角田「あ……あ……」
つかさ「ほら、お前はまだ自分の足で立てるんじゃねぇか?」
角田「ママァァァーーーーーーー!!」
由里子「ママ……!?そう!バブみだじぇーーーーー!!」
川島「えっ!?なに!?」
川島「ママァァァーーーーーーー!!!」
飯塚「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
P「……前言撤回の方向でいいですか?」
升野「すいませんでしたーーー!!」
終わり
ありがとうございました。読んでくれた人に感謝したいです。
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幸子Pとして奈木蒸アツシに共感して正拳突きをする幸子を提案します
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