男「美少女のやる気が凄すぎて困る」 (33)

男「美少女と異世界を冒険することになった」-SS速報VIP
男「美少女と異世界を冒険することになった」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1472670621/)
の続きです


美少女「はぁ~」

友「美少女ちゃんが深い溜め息ついてるぞ。声かけてやれよ」

男「生理だよ、そっとしな」

美少女「はっ!!はっ!!はぁ~~~!!!」

友「ほら、和田アキ子ばりに力強い溜め息をついてるぞ。あの鐘を鳴らして声かけろ!」

男「どの鐘?」

美少女「はぁ~~~ばぁ~~~らいとがぁ~~~」

友「今にもカモメが飛び立ちそうな溜め息だ。声かけてやれ!」

男「勝手に飛ばせ」

美少女「はっ…あぁ~~~ん♪」くねくねり

友「なんつー溜め息だ!これはもう声なんかじゃ足りない!ザーメンを……」もぞもぞ

男「かけるの意味合いが違ってくるから」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1473340523

美少女「やっぱやろっかなぁ」

男「どうかしたの?」

美少女「どうもしないよ。ただやろっかなぁて」

男「はは、どうかしてるじゃん」

美少女「ほら、このチラシ」

男「ふむふむ卵の特売・・・あ、日曜日にお米買うとポイント倍なんだ」

美少女「の隣ね」

『やるなら今!!!』

男「なんぞ、これ」

美少女「やる人を募集してるんだって」

男「なにを?」

美少女「やろうか迷ってんだよねぇ」

男「いや、だから・・・」

美少女「たださ~あたしがやるとさ~反則すぎてさ~」耳ほじほじ

男「耳クソほじりながら言われてもね」

美少女「でもさ~そろそろさ~やっとこうかなぁ~つって」ぱくっ

男「耳クソ食いながら言われてもね」

美少女「あたしってパーフェクトだからなぁ~マジ欠点見当たらないわ~くそんめぇ」ぺろぺろ

男「今のところ欠点しか見当たらないんだけど」

美少女「なによ、さっきからイチャモンばっかり!あたしのどこがダメなの?」

男「え、いや、はしたないし意地汚いし品がないし恥知らずだし礼儀知らずだし頭悪いしナルシストだし性格腐ってるし野グソするわ耳クソ食うわ痴女だわ妄想癖だわ品がないわでetc...なんだけど」

美少女「あたしって意外としっかり傷付くからね」

『※このあとトイレで号泣しました』

美少女「なによなによ!男くんってば!」

美少女「こんな美少女を目の前にしてあんな言い方ってある?」

美少女「こうなったらやってやってやりまくってぎゃふんと言わせてやるんだから!」

美少女「今に見てなさいよ!プンプン」

司会「やりました!」

わーわーきゃーきゃー!

美少女「やっちゃったわー。張り合いないわー」

町内会長「やってくれたね。おめでとう」

美少女「あす」

町内会長「来年もやってくれたまえ!」

美少女「ちぃーす」

美少女「はーもっとハードなのやりたいわ。誰かあたしにやらしてちょ」

ざっ

美少女「はっ!」くるっ

謎のやつ「ククク……早速やったようだな」

美少女「あ、あんたは!」

謎のやつ「まずはおめでとう…」

美少女「あんたなのね…!」

謎のやつ「今日のところは挨拶に留めておこうか…なぁに。お楽しみはこれからさ」

美少女「まさかあんただったとはね…!」

謎のやつ「これだけは言っておくぞ」

美少女「今さらあんたと話すことなんてないわよ!」

謎のやつ「話すことはないか。ククク!無理もない、なぜなら我々は初対面だからな…」

美少女「な、なんですって…!?」

驚愕の事実ッッッ!!!

謎のやつ「秘密結社、"深紅の瞳"が遂にやる時が来たのだ」

美少女「なにが深紅の瞳よ…絶対やらせないんだから!」

謎のやつ「なんと言われようと我らはやるぞ、せいぜい楽しみにしているんだな…ふはははははは!!!」

美少女「待ちなさいよ!あんた!!!」

そう言い残し、謎の男はやりにいった……

謎の組織、深紅の瞳……その恐るべき何かがやられようとしていた!


美少女「さてと、やりますか」

男「なにを」

友「とうとうあいつらがやるのか」

男「だからなにを」

美少女「これが最後になりそうね…覚悟はいい?」

男「なんの?」

友「どうやら…やるしかないようだな」

男「なにを」

美少女「えぇ、やるなら今よ」

男「なーにーをー」

友「やってやろうじゃねぇか…!」

美少女「やる時が来たのね…!」

男「あーそ、もういいよ、やんな」

友「男!やるぞ!!」

美少女「男くんもやるっしょ!」

男「なんで僕がやる流れになってんの」

美少年「システム、バックアップ完了!システム管理システム起動!更にパーフェクトマニュアルシステム搭載システム実行!システム開発プロジェクト再システム、システムの裏側にあるシステムを更にシステム化し、システムをバージョンアップシステムに移行!!システム、スキャンシステム発動!システム異常感知0!!システム準備!!システム開始!!システム100%!!システム、オールグリーン!!システムクリア!!!システム施行!!!!!」

男「なんだ、このシステムだらけの部屋は」

美少年「おねーちゃん!こっちはいつでもやれるよ!」

美少女「ご苦労さん、じゃあやろっか男くん」

男「説明責任って知ってる?」

美少女「知らん、やろ」

男「やりようがない」

謎の組織"深紅の瞳"本部

総司令「諸君、これより深紅の瞳はやるぞ」

女軍曹「あぁーらぁん♪やるってのにボスは来てないワケ?」

スキンヘッド「黙れ。ボスは現在ィスラム国でやっている」

女軍曹「は?なにアンタやんの」

スキンヘッド「アンタってのはまさか俺のことじゃないだろうな?」

女軍曹「アンタはアンタよ、ハゲダルマ」

スキンヘッド「キレたぜ…やってやんよ」

女軍曹「フゥン♪お先にやっちゃおうかしら」

総司令「やめろ!まだやるな!」

謎のやつ「くっクク……クハハハハハハハ!!!」

総司令と女軍曹とスキンヘッド「!?」

謎のやつ「いぃ~いねぇ、こういうの?やりそうな雰囲気がするじゃないの」

女軍曹「(誰こいつ)」

謎のやつ「だがそれっぽさだけじゃいかんのさ」

スキンヘッド「(誰だこいつは)」

謎のやつ「リアルに!派手に!!やるからにはやりたい放題やんなきゃなぁ~?」

総司令「(ダメだ分からん。無視してやろう)」


スキンヘッド「やるんだな」

女軍曹「さっさとやりましよ」

謎のやつ「やってもいいぜ」

総司令「そうだ、我々は……やる!!!」かっ

そして世界は混沌の渦へとやられた

世界はやられる

誰もがそう思った

しかし………

男「(知らん間に世界やられてんだけど)」


友「なんだよ、これ」

友「なんなんだよぉぉぉお!!!!」

美少年「もう…やれない、ですネ」

美少女「あんたたち!なに勝手にやめてんのよ」

友「美少女ちゃん・・・」

美少年「おねーちゃん・・・☆」

美少女「今こそ・・・やるんでしょ!?」

友「……!」

美少年「うるるん☆」

美少女「あたしたちがやらなきゃ誰がやるっての!?」

美少年「そうだよ!やらなきゃ!」

友「俺たちがやるんだ!じゃなきゃあいつも浮かばれねぇ!」

美少年「うぅ・・・」

友「なぁ・・・そうだろ、男」

美少女「見てなさいよ!男くんの分まであたしたちがやってやるんだから!」

男「死んでないし、いい加減なにやんのか教えて」

女軍曹「あぁーらぁん♪お揃いで!ようやくやる気になったのねぇん♪」

男「"眼帯"軍服"銀髪"で検索したらなんらかの作品に引っ掛かりそうなコスプレ女があらわれた」

友「お前は!?」

美少女「おでましね」

女軍曹「だけどもだっけーど~?」

美少年「やるよ!みんな!」

女軍曹「やるのは…あたしらよぉぉ!!!」ぎゅおんっ

男「あのーなにす」

ボガァァァァァァァン

美少女「男くぅぅぅぅん!!!」

こうして人類は破滅の一途を辿りそうなくらいやられた

人類はやられる

誰もがそう思った

ただし………

男「(そんなんなるまで何されたんだ)」


友「やるしか…ねぇんだな?」血まみれ

美少年「ハイ・・・☆ここまできたら・・・やりましょうヨ」瀕死

美少女「やる時はやる・・・それが美少女の流儀よ」脳死

男「何をいつになったらやるんだろう」

美少女「あれ、男くんさっきなんかやられなかった?」

男「僕が聞きたいよ。最初からずっと何やってんの」

スキンヘッド「やらせんぞ」ざっ

男「軍人っぽいキャラかと思いきや少林寺っぽいキャラだった」

友「そ、そんな…!?」

美少女「ここにきておでましね」

スキンヘッド「そこまでだ…ガキども」

美少年「みんな!やろう!?」

美少女「やりすぎないようにしないとね・・・」

スキンヘッド「ほう?なかなかやらせてくれそうだな」

美少女「さぁ・・・やるわよ!」

スキンヘッド「いいだろう…やってやる!!!」バッキバキィィイ

友「海が…空が…大地が……やっている」

美少年「これちょっとやりそうかもですネ・・・☆」

美少女「そっちがその気ならこっちもアレをやるしかないみたい」

スキンヘッド「おもしろい…やってみせろ」

美少女「かぁぁぁぁぁぁあ・・・・・・・・・」

友「宇宙の法則がヤラレテイル・・・!」

美少年「ほんとに・・・おねーちゃんなの?」

美少女「ムッハァァ!!!!」ドリュリュリュ!!!!

スキンヘッド「そうか…それがお前の真の………やってきたぜぇぇ…!!!」

美少女「待たせたね。やるよ」

ずっがぁぁぁぁぁあああああああきゅいぃぃぃいいいいいじしゃあああああぁぁたこんこんこん!!!!!!!!!!

男「セリフも効果音も聞こえるけど何やってんのかわかんないもどかしさ」

それから地球は崩壊寸前までやられた

地球はやられる

誰もがそう思った

なのに………

男「(世界と人類やられるまで地球が無事だった不思議)」


友「は、はは……笑えねぇよ。こうなったらやらざるを得ないじゃねーか」

美少年「やっていいんですかネ・・・」

美少女「いいかどうかじゃない!やるんだよ!!!」

友「そうだな…もうやる以外に道がないんだもんな」

美少年「まさかここまでやるなんて・・・☆」

美少女「泣いてる暇なんかない!とにかくやる!それだけよ!?」

男「もういっそやってほしいよね、なんでもいいから」

ゴゴゴゴゴゴ………

友「な、なんだ、ありゃ」

美少年「戦車、戦闘機、戦艦、原子力空母、ミサイル発射台、三輪車、トミカ、浮き輪、紙ヒコーキ、紐付きトンボ・・・笹舟もあるヨ!?」

美少女「奴ら、かなりやる気ね!」

男「前半で戦争かなと思ったけど後半で謎に包まれた」

美少女「とうとうおでましね」

総司令「やるとなったら徹底的にやる。それが私のやり方だ」

男「もっと具体的に頼む」

友「美少年きゅん・・・やれそう?」

美少年「やってみないと分からないですヨ」

友「おいおい冗談キツいぜ、やれってのかよ」

美少女「メスガキの言う通りよ!弱音はいいからやんなさい!!」

美少年「うん、メスブタの言う通りですヨ☆やりましょう!」

友「しゃーね、やるか」

総司令「やらせはしないぞ。我々がやり尽くすまではな」

美少女「こっちのセリフだっつの!あたしらがやる限り、あんたはなんもやれないんだから!」

総司令「ふん、やれなくなっても知らんぞ」

美少女「後悔ってのはやってからするもんよ」

総司令「ならばやるがいい。存分にな!」

ぐぼっしゃああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「分かった、なんでもいいから一回僕にもやらせてくれ、じゃなきゃ分からん」

銀河がやられた

宇宙がやられる

誰もがそう思った

かくして………

男「(世界も地球も人類も宇宙もやられた。なにをやってるのかは分からない。でもやられた)」


友「やったんだな、俺たち」

美少年「やったー☆」

美少女「ま、やってみるもんだね」

男「一生のお願い、細部まで文章化して」

謎のやつ「ぎゃはははは!!!俺もやるぜぇ!?」

男「またなんかやりに来た」

美少女「もうおでまし?」

謎のやつ「クク!やってくれたなぁ」

友「誰だ、お前は!?」

謎のやつ「やってみりゃ分かるさ」

美少年「そんなぁ・・・まだやるの!?」

美少女「やってもやってもキリがないね」

謎のやつ「フヘへ!とことんやろうぜぇ」

美少女「やってやろうじゃん!どこまでも!」

謎のやつ「そうこなくっちゃなぁ」

Boom!!!

男「(あぁなんかやりたくなってきた。なにをどうするとかじゃなくてただひたすらやりたい、この気持ちはきっと誰にも伝わらないけど僕はやりたいんだ)」

はたしてやりきったのか

いや、まだやれる

誰もがそう思った

とりあえず………


ボス「はじめまして、朕が深紅の瞳のボス、そして……すべてをやる者だ」

男「・・・」

美少女「やっとおでましね」

友「こいつもやるのか…!」

美少年「くっ・・・とてつもないやる気だヨ!」

ボス「やるのは朕である…」

美少女「いいえ、あたしがやる」

美少年「待っておねーちゃん!最後くらいボクにやらせてよ☆」

友「おいおいそんなん言ったら俺だってやりてーよ」

ボス「朕を差し置いてやろうなど片腹痛いわ!!!」

美少女「悪いけど…やるのはあたしよ」

男「・・・いいや、僕だ」

美少女「えっ」

友「なっ…」

美少年「おにいさんが!?」

男「僕がやる!!!」

ボス「ほう…やると言うのか、少年よ」

男「やるったらやるんだぁっ!!!」

ボス「いいだろう。ただし一度だけだ」

女軍曹「ボス!あんな坊やにやらせていいの!?」

スキンヘッド「我らでさえやれなかったことをあのガキにやらせるのか!?」

総司令「やれるのか…!あのような小童に!?」

謎のやつ「やらせてみようぜ。あれしきの幼児に」

男「やるぞ…!!」

ボス「うむ。やれ…」

男「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」


…………………………………………………………………………………………~~~~~~~~~~~~~~~~―――――――――――――――――××××××××※#※#※#※#※#※ヴ※ヴ※ヴ※ヴ※ァ※※ギ※ナ※〇◆〇◆〇◆〇◆〇◆〇◆〇◆〇♪♪♪♪♪♪♪♪♪♂♂♂♂♀♂♂♂♂♂♂♂〆→→→→→→→→→→→→→→→→→→→仝


男「(あぁ…みんなのやる気が流れてくる)」

『男くん、やって!』

『やろうぜ!』

『やるんだ!』

『やるのよ!』

『やりましょう!』

『やらいでか!』

『やると言うのか』

『やりすぎィ!』

男「(ありがとう、みんな…僕、やるよ!)」

美少女「やっちゃったね・・・」

友「あぁ、やっちまった」

美少年「おにいさんがあそこまでやるなんて・・・」

女軍曹「だからやらせるべきじゃないと言ったのよ!!」

スキンヘッド「やってやれないことはないが……」

総司令「やってもないのに出来やしないとか言いたくないからやるしかないよ」

謎のやつ「やらせてみるもんだな」

ボス「……これでいい。そうですよね、矢沢さん」

矢沢永吉「やっちゃえ三菱」

やりすぎた

誰もがそう思った

かといって………


男「ねぇ、あん時なにやったの」

美少女「え?まぁいろんな」

男「だからそのいろんなが知りたいの」

美少女「やったよーあれこれ」

男「世界と人類と地球と宇宙の危機にやりすぎた僕はなにをやったの」

美少女「やれることやったよ」

男「いや、だから」

美少女「またやろーね。じゃ、ばいびー」すたすた

男「・・・」


友「おい男!今度やるけどお前もやるか」

男「やる」


fin....

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom