フレデリカ「よいしょ」モゾモゾ
乃々「ふ、ふれ……ふれっ!?」ビク
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フレデリカ「ふれ? フレちゃんはフレちゃんだよ?」
乃々「あ、あぅ……」
フレデリカ「ん……んー、乃々ちゃんもう少し詰めて~」
乃々「つめっ、え、えっと……あの……は、はい……」モゾモゾ
フレデリカ「ぐらしあーす☆」
乃々「どうしてスペイン語……」
フレデリカ「よいしょ!」ポスン
乃々「……あ、あの……」
フレデリカ「わぁ~……これが机の下かぁ」
乃々「話を……」
フレデリカ「話? 何のお話する~? あっ! フレちゃんが幻影旅団に入ってた時の話しよー☆」
乃々「入ってたんですか……しないです……」
フレデリカ「イタチさんの好きなモノ何だと思う? キャベツなんだって~! ウサギみたい!」
乃々「それ暁です……お話聞いてください……」
フレデリカ「えへへ、ごめんね? なーに?」
乃々「な、なーにって……」
フレデリカ「んー?」
乃々「その、どうしたんですか……いきなり」
フレデリカ「いきなり? ステーキ? フレちゃん今はステーキよりモンブランが食べたーい!!」
乃々「私は、ショートケーキが、食べたいです……ではなくて……!」
フレデリカ「えぇー? ショートケーキもいいと思うけどな~……あっチーズケーキでもいいかも! 周子ちゃんに買ってきてもらっちゃおー! ガトーショコラとショートケーキ!」
乃々「そ、そうでもなくて……!」
フレデリカ「乃々ちゃん食べないの? ショートケーキ!」
乃々「……食べますけど」
フレデリカ「だよねー♪」
乃々「っ……それで……! いきなりどうしてここに来たんですかぁ……」
フレデリカ「えっ、あれぇ? 連絡してなかったっけ?」
乃々「連絡……? もらってないんですけど……」
フレデリカ「矢文で」
乃々「どの時代に生きてるんですか……」
フレデリカ「ところで、ところで乃々ちゃん!」
乃々「なんですか……?」
フレデリカ「アタシね、いつも思ってたんだ」マジデリカ
乃々「……? はい……」
フレデリカ「乃々ちゃんのこと見て、不思議に思ってた」マジデリカ
乃々(真面目なお話かな……?)
フレデリカ「……言うよ?」マジデリカ
乃々「は、はい」
フレデリカ「もし乃々ちゃんが傷ついちゃったら、ごめんね」マジデリカ
乃々「……はい」
フレデリカ「……」
乃々「……」ドキドキ
乃々(真面目なフレデリカさん、何だか綺麗――――)
フレデリカ「プロデューサーの足って臭くないのかな!?」フレデリカー
乃々「」パシッ
フレデリカ「どわーっ!? ナニコレキノコ!!」
乃々「……」ムス
フレデリカ「これ食べれるかなぁ?」マジマジ
乃々「だ、だめです……輝子さんに怒られます……」
フレデリカ「輝子ちゃん? わーおそれは大変だね~」
乃々「で、ですから……かえして……」
フレデリカ「ヒャッハーモードに入ったらフレちゃんもシルブプレモードで対抗しなきゃいけなくなっちゃうからね~」
乃々「……か、かえして……」クイクイ
フレデリカ「はい、どーぞ!」ギュッ
乃々「っわ……ありがとうごじゃ、ございます……」
フレデリカ「ごじゃいます?」
乃々「……ございます」カァ
フレデリカ「乃々ちゃんも噛むことあるんだね~、一緒に滑舌のトレーニングするー?」
乃々「しないですけど……」
フレデリカ「そんなこと言わずに~♪ せーのっ! あ・い・あ・う・あ・え・あ・お!」
乃々「え、え、え……あっ、あ、い、あ、う、あ……え、あ、お……」
フレデリカ「ここで好きなフルーツを一つ! めろ~ん♪」
乃々「え、えぇ、えっ……あ、あ! いちご……」
フレデリカ「よくできました~♪」ナデナデ
乃々「ぁ、う、うぁ」
乃々「……」ムス
フレデリカ「んー?」
乃々「……」ムスス
フレデリカ「んん~?」
乃々「なんですか……」
フレデリカ「乃々ちゃん、何だかフキゲン? あっ、フキゲンってコラーゲンみたいだね~体に良さそ~」
乃々「不機嫌なんかじゃ、ないです……ふん」
フレデリカ「でもフキゲンはダメだよ~アタシは笑ってる乃々ちゃんが好きー!」
乃々「……真面目なフレデリカさん、素敵だと思ったのに……」
フレデリカ「えっ」
乃々「えっ」
フレデリカ「……」
乃々「……あれ? 口に出て……あ、あれ、あれっ」カァ
フレデリカ「……乃々ちゃん」
乃々「……な、な、なんですか……」
フレデリカ「今のはガードが堅いコも落とせるよ! キュンってきた!」
乃々「……」
フレデリカ「? めるし~ぼくー……?」ツンツン
乃々「……そういう素直な所もずるいんです……」
フレデリカ「お~~? 何だ何だ! さては乃々ちゃん、フレちゃんを落としにキてるなー?」
乃々「ち、ちがいま」
フレデリカ「安心して! 既にフレちゃんは乃々ちゃんラビューだよ! ラビュラビュ~♪」
乃々「……も、もうしらないです」プイ
フレデリカ「ん~? むこう向いてどうしたのー? 宇宙人でもいた!?」
乃々「いないですよ……」
フレデリカ「交信しないとっ……! みょんみょんみょん……」グルグル
乃々「なにやってるんですか……」
フレデリカ「乃々ちゃんにテレパシー送ってるの!」グルグル
乃々「……交信じゃないんですか……」
フレデリカ「交信はできたよー? こずえちゃんと♪」
乃々「えっ」
「ふわぁ」
乃々「えっ」
フレデリカ「ねっ?」
乃々「えっ」
フレデリカ「みょんみょん……聞こえますか……聞こえますか森久保乃々さん……」グルグル
乃々「……」
フレデリカ「今……あなたの心に呼びかけています……」グルグル
乃々「……」
フレデリカ「わたくし宮本フレデリカ……どうか乃々ちゃんの笑顔が見たいです……」グルグル
乃々「……え、えがお……」
フレデリカ「はい……笑顔です……こういうやつです……」
フレデリカ「」ニパー☆
フレデリカ「これです……」
乃々「は、はぁ……」
フレデリカ「もう一度……やりますか……?」グルグル
乃々「い、いえ……大丈夫です……」
フレデリカ「」ニパー☆
乃々「えー……」
フレデリカ「やりたかったので……やりました……」グルグル
乃々「そうですか……」
フレデリカ「どうか……乃々ちゃんの機嫌を取り戻したいです……」グルグル
乃々「……そ、そうですか……」
フレデリカ「何でもはしないけど……何でもお話だけは聞きます……」グルグル
乃々「え、えぇー……」
フレデリカ「ということで、どうかなっ!?」
乃々「……どうって……言われても……」
フレデリカ「だめかなぁ」
乃々「とくに、聞いてほしいお話は……」
フレデリカ「うーん……うぅー! シューコちゃんに子供との接し方教えて貰えばよかったー!」
乃々「こ、こども」
フレデリカ「……はっ! ぴこーん! 閃いた~♪」
乃々「自分で言うんですか……ぴこん……」
フレデリカ「……ぴこん! ぴここーん!」
乃々「……ぴ、ぴこーん」
フレデリカ「ぴこーん! ぶわぁ! ぴこんぴこーん!」
乃々「……ぴこん……ぶ、ぶわ……ぴ、ぴこーん……!」
フレデリカ「イマダー!」ガバッ
乃々「ぴっ!?」
フレデリカ「フレデリカホールド~♪」ギュ
乃々「わ、っわ!?」ジタバタ
フレデリカ「からの~」
乃々「か、からの……からの……えっ!?」
フレデリカ「……」ピタッ
乃々「……えっ」
フレデリカ「……」ジー
乃々「……」
フレデリカ「……」
乃々「……ふ、ふれでりかさ」
フレデリカ「コレダー!」ナデナデ
乃々「ふれっ!?」
フレデリカ「フレデリカ……! フ、フレデ……う~ん…………フレデリカなでなで~♪」
乃々「な、なにするんですかぁ!」
フレデリカ「ほら~シューコちゃんっていっつもこずえちゃん撫でてるでしょー?」
乃々「わ、わたしはそんな、こずえちゃんほどちっちゃくないですぅ……!」
フレデリカ「今だってしてるよ!」
乃々「えっ?」チラ
周子「……」ギュ
こずえ「……」
周子「……」ナデナデ
こずえ「……」
周子「……」ギュー
こずえ「……しゅーこー……あめー……」
周子「あーん」
こずえ「あー……ん」パク
周子「……」ナデナデ
こずえ「うむー……ほめてつかわすー……」ナデナデ
周子「有難き幸せ」
フレデリカ「ね?」
乃々「……暑そう……」
フレデリカ「フレちゃん達も二人みたいに熱々になろー?」
乃々「……」
フレデリカ「お?」
乃々「……や、やです……」ペシペシ
フレデリカ「へぶ、ぷぁ、ほあぁ」
乃々「もう……抱きついても……撫でても……好きにしていいですけど……」
フレデリカ「ホント!? 乃々ちゃんもしかしてフレちゃんのこと好きなの……!?」
乃々「そ、それは……もちろん……すきです」ボソ
フレデリカ「すき焼き? 食べたいの?」
乃々「ち、ちがいま……! も、もう……!」
フレデリカ「えへへ、冗談~♪ 私も乃々ちゃんのことすき! 大好き~♪」
乃々「……う、うぅ~……」
フレデリカ「ラビュ~♪」ナデナデ
乃々「も、もう……暇なら……暇ならあっち行けばいいじゃないですか……」
フレデリカ「え?」
乃々「暇だから、来たんじゃないんですか……?」
フレデリカ「え、違うよ!」
乃々「……じゃ、じゃあなんだって言うんですか……」
フレデリカ「んー? あっ!」
乃々「……?」
フレデリカ「乃々ちゃんそういえば!」
乃々「なんですか……?」
フレデリカ「今日、誕生日じゃない!?」
乃々「……あっ、そういえば……」
フレデリカ「全然気が付いてなかった~♪ おめでとう~!」ナデナデ
乃々「え、あ、え……え、えへ……」
フレデリカ「知ってたらなー! 知ってたら誕生日プレゼント買ってきて……はっ! こ、これはナンダー!?」ゴソゴソ
乃々「……へ?」
フレデリカ「コ、コレハー! こんなところにガトーショコラとチーズケーキとショートケーキがー!」
乃々「え、えっ」
フレデリカ「乃々ちゃんが食べたいって言ってたショートケーキまで……! ナ、ナンテコッタァ……!」
乃々「あ、えと、えっ……えっ」
フレデリカ「これはプレゼントするっきゃない! 乃々ちゃん!」
乃々「は、はい……!?」
フレデリカ「改めてー! お誕生日、おめでと~♪」
乃々「……フ、フレデリカさん……」
フレデリカ「ほら~早くケーキ食べよー♪ フレちゃんはガトーショコラ!」
乃々「……」
フレデリカ「チーズケーキはー……シューコちゃんとこずえちゃんにあげよー!」
乃々「……」
フレデリカ「ほら、乃々ちゃん!」ギュ
乃々「わっ……!」
フレデリカ「あっち行こ♪ フレちゃんが連れてってあげるよ~♪」
乃々「……は、はい……!」
フレデリカ「シューコちゃーん! チーズケーキだよー!」
周子「え? 唐突すぎない? てかどこいたん」
フレデリカ「ここじゃないどこか~♪」
周子「何も分からんわぁ」
こずえ「ふわぁ……ののー……たんじょーび、おめでとー……」
周子「あっ乃々ちゃんだ、誕生日おめでとー」
乃々「あ、ありがとう、ございます……」
フレデリカ「ショートケーキが乃々ちゃんでー、ガトーショコラとチーズケーキがアタシ達のだよー!」
周子「三人で二つ? こずえちゃん、フレちゃんの分たくさん貰っていいよー」
フレデリカ「やだシューコちゃん鬼畜~♪」
こずえ「ほんとー……? やったー……」
フレデリカ「鬼畜姉妹~♪」
こずえ「ふれでりか……すきー……」
フレデリカ「うわぁ天使だコレ!」
周子「せやろ」
フレデリカ「いっぱい食べて~♪」
乃々「……フレデリカさん、やっぱりズルイです」
フレデリカ「んー? なーにー?」
乃々「……なんでもないです!」
おしり
\ドッ/ 乃々誕生日おめでとう! \ドッ/
前作と
【モバマス】ちひろ「佐久間まゆ、7歳」
【モバマス】ちひろ「佐久間まゆ、7歳」 - SSまとめ速報
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過去作です
twpf.jp/HybridRainbow_5
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