ことほのss【百合・暴力表現注意】 (17)

ことり「愛してる」

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ss初投稿です。寝落ちするまで頑張ります。おかしな点とかあったら色々教えてもらえると助かります。

ことり「愛してるよ、穂乃果ちゃん………。本当に大好き」
穂乃果「うぅ………。ごめん、ごめんね、ことりちゃん………。穂乃果のせいで、毎日………」ダキシメ
ことり「良いんだよ?」ナデナデ

ことり「――――だって、痛いのは、愛だから」
穂乃果「ことりちゃん………」
ことり「大好き、穂乃果ちゃん、愛してる………」

ことり(私と穂乃果ちゃんがいつからこんな関係になったのか、それは私達の卒業式の日の放課後まで遡る)


~放課後・部室近く~

ことり「穂乃果ちゃん!」

穂乃果「あっ………ことりちゃん!早く行こうよ!皆卒業パーティの準備してくれてるよ?」
ことり「穂乃果ちゃん、あのね………」
ことり(今、この気持ちを伝えなきゃ、後悔することになる………!)
ことり「私、穂乃果ちゃんのことが大好き!……友達としてじゃない、愛してるの!」
穂乃果「えっ、ことりちゃん………?」
ことり「やっぱり、女の子どうしなんて、駄目かな………?」
穂乃果「ううん、そんことないよ」ダキシメ
穂乃果「私もずっと大好きだったし、今も大好き!」
ことり「じゃあ――――」
ことり「私と、付き合ってくれるの?」
穂乃果「うん!」


そこから、私達の関係は始まったんだ。

あ、R表現………見落としてました。申し訳ないです(´・ω・`)





ことり(それはとっても甘くって、幸せな時間………)
ことり「穂乃果ちゃん」
穂乃果「何ー?」
ことり「ん」チュー
穂乃果「ん」チュッ


ことり(毎日が幸せで、キラキラしてて、スクールアイドルをしてた頃とはまた違った色に世界が輝いて見えて…………でも、二人で同居するようになって、少しずつ穂乃果ちゃんの様子が変わっていったんだ)


~二人の共同部屋~

ことり「かーがみさん~、おーしえてよ~♪」トントントン
ことり(えへへ、今日は穂乃果ちゃんが大好きなシチュー?穂乃果ちゃん喜んでくれるかなぁ♪)

ピンポーン

ことり「あっ、穂乃果ちゃんかな♪」タッタッタッ
ことり「穂乃果ちゃん、おかえりー」ガチャ
穂乃果「………」
ことり「今さっきお夕飯作り始めたの♪今日は穂乃果ちゃんの大好きなシチューだよ?」
穂乃果「………」ギュッ
ことり「わっ…………ほ、穂乃果ちゃん!?どうしたのいきなりっ」
穂乃果「………」ギュウウウウウウ
ことり「穂乃果ちゃ、痛い!痛いよ!どうしたの!?そんなに強く抱き締めないで!?」
穂乃果「ことりちゃん………」
ことり「穂乃果ちゃん、どうしちゃったの本当に……」
穂乃果「ことりちゃん、お昼に話してた女の子、誰………?」
ことり「えっ………?他の学科の友達だよ?それがどうかしたの?」
穂乃果「ねぇ………どうして」
穂乃果「どうして穂乃果以外の女の子と仲良くするの!」バキッ

ことり「…………えっ」ヒリヒリ
ことり(えっ?穂乃果ちゃん、何で………)
ことり(何で私、穂乃果ちゃんに殴られたの………?)
穂乃果「ことりちゃん言ってたよねぇ?毎日毎日毎日、言ってたよねぇ?穂乃果のこと愛してるって!」バキッ
ことり「痛いっ!」
穂乃果「本当に、本当に穂乃果のこと、愛してるのかな?」
ことり「うん、穂乃果ちゃん、大好きだよ!愛してる!穂乃果ちゃん以外の女の子を大好きになったりなんかしないよ!」
穂乃果「だったら………証明してみせてよ」チュ
ことり「!?――――プハッ、あっ………ほの、かちゃ………駄目っ!!」ドンッ
ことり(嫌………嫌だよ、そんな乱暴なキス!)

穂乃果「………」
ことり「あっ………ごめん、穂乃果ちゃん、びっくりしちゃって、痛く………なかった?」
穂乃果「痛く、なかった………?」
穂乃果「痛いよ!心が痛いよ………。ことりちゃんは穂乃果のことが大好きで、愛してるって、そう言ったのに………でもことりちゃんは、あの女とは仲良くして、穂乃果のことは突き飛ばすんだね」
ことり「ち、違うの、ことりは………」
穂乃果「ねぇ、ことりちゃん………、穂乃果、やっぱり可愛くないから、だからこんななのかなぁ………?」

穂乃果「穂乃果、怖いんだよ………ことりちゃんがどこか遠くにいっちゃうような気がして」ポロッポロッ
穂乃果「ことりちゃんは可愛いし、器用だから大学でも上手くいくだろうけど、穂乃果は穂乃果には――――ことりちゃんしかいないんだよ?」ポロッポロッ
穂乃果「ことりちゃん以外何にもいらない、世界がどうなったって良いよ、だからことりちゃん………穂乃果を一人にしないで」ポロッポロッ
ことり「穂乃果ちゃん………」
ことり「大丈夫、大丈夫だよ……」ナデナデ
ことり「私は穂乃果ちゃんだけの物なんだよ?他の誰の物にもならないし、穂乃果ちゃんのこと、世界で一番愛してる。だからもう一度、キスして」
穂乃果「大好き」チュッ


~数十分後~

穂乃果「ごめん、ごめんね、ことりちゃん………ごめんね、穂乃果、バカだから、ごめんね………」ダキシメ
ことり(あれからずっと、穂乃果ちゃんは謝りながら私を抱き締めている)
ことり(穂乃果ちゃんは元々寂しがりやさんだから、だからこういうことは、いつ起きてもおかしくなかったのかもしれない)
ことり「良いんだよ」
ことり(でも、……痛くても、それでも最後に大好きな人が抱き締めてくれるなら、)
ことり(私は私の体なんて、どうでもよくって、どうしようもないくらい幸せを感じれた。)
ことり「私………幸せ」



ことり(それからも、ほとんど毎日穂乃果ちゃんからの暴力は続いた)


穂乃果「ごめんね、ことりちゃん、またやっちゃった………」ダキシメ
ことり「ううん、良いんだよ」


ことり(その度に穂乃果ちゃんは涙を流して、私を抱き締めてくれた。やっぱりその時間は、とても幸せだったと思う)
ことり「大好き。愛してるよ、穂乃果ちゃん」チュッ

ことり(私の体には、穂乃果ちゃんに付けられた印が沢山ある。その痛みは毎日残留していて、私は穂乃果ちゃんの、穂乃果ちゃんだけのものなんだって、思い知らされた)
ことり(これはきっと、世界でたった一人、私だけの、私と穂乃果ちゃんの愛の結晶。歪んでいようが何だろうが、私にとってはそれはとても心地好いものだった)
ことり(そんなある日――――)



海未「ことり!ことりなのですか!?」
ことり「あっ、海未ちゃん……久しぶり♪」
海未「ことり、その………」
ことり「うん?」
海未「その、体は………?」
ことり「あー、うん!海未ちゃんには隠さないで話すねー。……これは、穂乃果ちゃんと私の愛の結晶なの!」
海未「何を言ってるんですか、貴女は!」
ことり「??………何で海未ちゃん泣いてるの??私は大好きな人に痛みを与えてもらった上に、抱き締めてもらえるんだよ?それって幸せなことでしょ?」
海未「ことり、貴女は――――」ポロッポロッ
ことり「もうー、海未ちゃん、どうしちゃったのー?」フキフキ
海未「ことり、今すぐにおばさんの所に戻りましょう、今すぐです!」ガシッ
ことり「えっ……どうして、そんなことしたら、穂乃果ちゃんと離れなきゃいけなくなっちゃうよ」
海未「その穂乃果についてです!」
穂乃果「ことりちゃん、何してるのー?」
ことり「あっ♪穂乃果ちゃん!」タッタッタッ
穂乃果「あれ、海未ちゃん?久しぶりー」
海未「穂乃果………!」キッ
海未「貴女という人はっ………!」グググッ
ことり「わわわっ、海未ちゃんどうしの!?そんなことしちゃ駄目だよ!」
穂乃果「ことりちゃん、もう帰ろうよ。お腹すいた」
ことり「う、うん………。海未ちゃん、またね」
海未「くっ…………」
海未(あんなボロボロのことりを傷つける訳にはいきません!)

ことり(その日の夜は、いつもより激しく、穂乃果ちゃんからの暴力を受けた。………多分、海未ちゃん………勘違いしてるよね?)

ことり「消さなきゃ」



ことり(穂乃果ちゃんと私の邪魔をする人を消してからは、また前のように幸せな毎日に戻った。……はず、だったんだけど………)

穂乃果「ねぇ、ことりちゃん?」
ことり「なぁに?」
穂乃果「ことりちゃん、何で、足も、手も、顔も、全身ボロボロなのに、何で………穂乃果から離れようとしないの?」
ことり「どうしてそんなこと聞くの?」
穂乃果「いや、だって………」
ことり「今日は穂乃果ちゃんの大好きなシチューだよ♪」

この会話の後から、穂乃果ちゃんから私への暴力は完全になくなり、ただただ、普通の毎日に戻っていった。けれど――――

ことり「あれ、これ、穂乃果ちゃんのスマホ?」


――――私の彼女がやばい。気味が悪い。


ことり「うん?彼女?彼女って――――私の、こと?」



~数日後~

ことり「ねぇ、穂乃果ちゃん??何で?何で???」ザクッザクッ
ことり「ことり………穂乃果ちゃんのこと、本当に愛してて、穂乃果ちゃんの為に友達皆と関係切って、海未ちゃんも殺したのに………なのに、ねぇ?どうして…………?」ザクッザクッ
ことり「嫌だよぉ…………。離れたくないよぉ………」ザクッザクッ

ことり(もう、こんな世界はいらない。………穂乃果ちゃんが愛してくれない世界なんてもう、何の価値もない)
ことり「穂乃果ちゃん………来世で、また会おうね。大好き、愛してる」ポロッポロッ

ザクッ


いちおこれで終わりですー。駄文+内容ペラペラで申し訳ないですわ

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