ss初投稿です。
短編集のような感じになります。
子どものμ'sメンバーは一応同い年設定です。
色々間違いなどあるかもしれませんがよかったらみていってください。
「初出勤」
理事長(園長)「ことり、今日からあなたもこの音の木坂保育園の先生として頑張ってね」
ことり「はい!頑張ります!」
理事長(園長)「あと私のことここの保育園では園長じゃなくて理事長だからそう私のことは呼んでね」
理事長「間違えてもお母さんって言っちゃダメよ」
ことり「わかりました理事長先生♪」
理事長「じゃあ早速だけどあなたの担当するクラスを紹介するわね」
理事長「ついてきて」
ことり「はい!」
スタスタ
理事長「ここがことりの担当するクラスの「μ's組」よ」
ことり「うぅ、緊張するよ」
理事長「そんなに緊張しなくても大丈夫よ。先輩の人と一緒にお世話してもらうから」
ことり「それならちょっとだけ安心するかな」フ-
ことり「よし。よろしくおねがいします」ガララ
ほのか「おそとであそぼー!」
うみ「かってにそとにでちゃだめですよ」アタフタ
りん「つぎはまきちゃんがおににゃー!」ダダダ
まき「りん、まちなさいよ」ダダダ
はなよ「りんちゃん、まきちゃんはしったらあぶないよ」アタフタ ダレカタスケテ-!
えり「えりーちかはかしこい、かわいい、えりーちかなのよ」エッヘン
にこ「こら!穂乃果は外に出ようとしない!凛と真姫は教室を走り回らないの!」
えり「えりーちかはかしこいのよ」エッヘン
にこ「絵里はわかったから!さっきから何回も聞いてるから」
えり「えりーちかはかしこい、かわいいなんだから!」プンプン
にこ「ちゃんとわかってるわよ。絵里はかしこい、かわいいよ。ほらにっこにこにー」ニコォ
えり「えへへ、にっこにこにー」
理事長「おはようございます。矢澤先生いつも通りみんな元気ですね。」
にこ「あっ、おはようございます理事長先生。もう元気あり余り過ぎて手が足りないぐらいですよ」
理事長「そうですよね。それでこの間言っていた新人の先生が今日から一緒に勤務するので色々教えてあげてください」
ことり「初めまして、南ことりです。よろしくお願いします」ペコッ
にこ「ことりね、私は矢澤にこ。一応このクラスの担当の先生よ」
にこ「というか南ってことは理事長先生の娘さんとかですか?」
理事長「あら、よくわかったわね。娘だからって遠慮しないでビシバシ鍛えてあげて♪」
にこ「わかりました。よろしくねことり」
ことり「はい!よろしくおねがいします」ペコ
理事長「じゃあ私は戻るから後よろしくね♪」
にこ「わかりました」
にこ「ことりは働くのはここが初めてなの?」
ことり「はいここが初めてです。矢澤先生はベテランなんですか?」
にこ「ベテランってほどじゃないわよ。あと私のことはにこちゃん呼んで。そっちの方が私は好きなの。敬語とかもあまり使わなくていいわよ」
ことり「うん♪わかったそうさせてもらうね。にこちゃん♪」
にこ「じゃあクラスの説明するわね。このクラスは年長さんのクラスよ。子どもの数はそんなに多くないけどさっきまでの通りみんな個性が強くて元気な子ばかりで私だけじゃ少し厳しい時があったから助かったわ」
にこ「とりあえず今日はまずこの子達と仲良くなることを目標にして働いてみて」
ことり「うん!がんばるね」
にこ「なら最初は自己紹介ね。はーい「μ's組」のみんな集まって。新しい先生を紹介するわ」パンパン
ゾロゾロ
りん「せんせーがふえるのー?」
ほのか「だれがくるのー?」
にこ「じゃ、ことり、自己紹介して」
ことり「は、はい。「μ's組」のみんなー、はじめまして今日からみなさんのクラスの先生になる南ことりです。ことり先生って呼んでください。チュンチュン」
ほのか「ほえー、ことりせんせーかわいい!」
えり「じょゆうさんみたい」キラキラ
りん「にこちゃんせんせーとちがってやさしそうだにゃー」
にこ「私もやさしいわよ」
うみ「ことりせんせいがきたらにこせんせいはどうするのですか?」
まき「まきちゃんしってるよ!こういうのくびっていってどこかいっちゃうのよ!」
はなよ「ふえぇ。にこちゃんせんせーどっかいっちゃうのやだよ」ウルウル
にこ「真姫も余計なこと言わないの。私は消えないわよ。これからはことり先生と私でこのクラスの先生をやっていくから大丈夫よ」
にこ「じゃあ自己紹介も終わったからしばらく教室で自由に遊んでね」
全員「はーーーい!」
にこ「ことりもこの子達と一緒に遊んで仲を深めなさい。私も一応、教室にいるから何かあったら直ぐに言いなさい」
ことり「ありがとうにこちゃん。あとにこちゃんって最初は厳しい人かなって思ったけどけっこう優しいんだね」
にこ「ば、バカ何いってんのよ。子ども達が大事だからここにいるだけよ。いいから早く行ってきなさい」チョイチョイ
ことり「うん行ってくるね。何かあったらよろしくね♪」
ほのか「ことりせんせーいっしょにあそぼー」
ことり「うん一緒に遊ぼっか♪」
にこ「ふう。あの子ならこの子達も大丈夫そうね」
\ニコセンセ-!ワタシタチトアソボ-!/
にこ「はいはい、ちょっと待っててねー」
ーー
ほのか「ことりせんせー、わたしこーさかほのかっていうの!よろしくね!」
ことり「うん♪よろしくねほのかちゃん♪」
ほのか「わたしたちねこれからおままごとやるの。だからせんせーもいっしょにやろー」
ことり「いいよ♪先生もおままごとは大好きだよ」
りん「あっ、ことりちゃんせんせーとほのかちゃん!なにやるの?」
ほのか「これからことりせんせーとおままごとやるの」
りん「いーなー。ねえりんもなかまにいれて?」
ほのか「いいよ!はなよちゃんもいっしょにやろ♪」
はなよ「ありがとうほのかちゃん」
ほのか「じゃあねほのかがおかあさんやくやる!」
りん「りんもおかあさんやくやる!」
はなよ「はなよもおこめたきたいからおかえさんやりたいです」
ほのか「じゃあみんなおかあさんでことりせんせーはおとうさんね!」
ことり「家族関係がすごい複雑になってるけど大丈夫かな‥」
ほのか「あなたおかえりなさい。おふろにするごはんにするそれともわたし?」ダキッ
ことり「ほのかちゃん。そういうのどこで覚えてるの?」
りん「あなたおかなさい。しょうゆらーめんにするしおらーめんにするそれともみそらーめん?」ダキッ
ことり「りんちゃんは頑なにラーメンから離れないね」
はなよ「あなたおかえりなさい。はくまいにするのおこめにするのそれともたきたてのごはん?」モジモジ
ことり「はなよちゃんはそれもう全部選択肢が一緒だよー」
ほのか「ことりせんせーもっとあそぼー!」
りん「もっとあそぶにゃー!」
はなよ「はなよももっとあそびたいです」テレッ
ことり「いいよー♪もっと遊ぼうか♪」
ことり「んっ?だれか見てる気がするような?」
うみ モノカゲニカクレテ、チラッ
うみ「うぅ、」モジモジ
ことり(あの子は‥こっちでみんなと遊びたいのかな?)
ことり「ねぇ、そこにいる
りん「ことりちゃんせんせーこんどはあっちでつみきであそぶにゃー!」ソデヒッパリ ダッシュ
ことり「あぁ、ちょっと待って凛ちゃん」
ほのか「つみきどれだけつめるかしょうぶだー!」ダダダッ
はなよ「はしっちゃあぶないよ~」トテトテ
うみ「いっちゃいました‥」ウツムキ
うみ「さみしいです」トボトボ
にこ「はぁ、まったく海未は変わらないわね。ほらこれをことり先生や穂乃果達に渡してきて」つ長い積み木
うみ「これはにんきのいちばんながいつみきです」パアァ-
にこ「これならちょっと恥ずかしくてもいけるでしょ。あなたはしっかりしてて優しいんだけどもう少し自己主張できるようになるといいわね」ナデナデ
うみ「ありがとうこざいます。にこせんせー」タタタッ
にこ「ふぅ、ほんと世話焼けるわね」
\ア-ッ、ウミチャンノツミキイイナ-、イッショニアソボウミチャン/
\ヨロシクネウミチャン♪ コトリセンセ-ヨロシクオネガイシマス/
キャッキャッ
にこ「ことりもあの子たちと仲良くなれてよかったわ」
えり「あー、にこせんせいわらってる」
まき「イミワカンナイ」
にこ「さっ、あんた達も友だちと沢山遊びなさい」
「給食の時間」
にこ「はーい。お昼ごはんの時間だから全員手を洗ってきて。私が給食の準備するからことりは全員を連れて手を洗わせてきて」
ことり「わかった。行ってくるね」
ことり「みんな~。手を洗いますからついてきてくださ~い♪」
全員「はーい!」
ーー手洗い場ーー
ことり「ちゃんと石鹸を使って洗ってね」
ほのか「ほら、あわあわがいっぱーい」
うみ「ほのかあそんじゃだめですよ!」
ことり「真姫ちゃんもちゃんと石鹸を使って洗わないと病気になっちゃうよ」
まき「まきちゃんのおうちはびょーいんだからびょうきになってもすぐなおるもん」プイ
ことり「ダメだよ!石鹸さん使わない悪い子のおうちには病気が治ってもサンタさんが来ないんですよ」プンプン
まき「ヴェェ、うぅ、やだよ。さんたさんこないのやだ」グスッ
ことり(まきちゃんのワガママの対処法をにこちゃんに聞いたから使ったけど想像以上にまきちゃんには効いちゃってるよ)アセアセ
ことり「じゃ、じゃあ先生と一緒にもう一回ちゃんと洗おうね。そしたらサンタさんもちゃんと来るから」アセアセ
えり「まき、えりーちかもいっしょにあらうからやろ」ニコッ
まき「うん、それならもういっかいやる」ナミダフキフキ
ことり「えらいね真姫ちゃん。絵里ちゃんもありがとう」ナデナデ
えり「えへへ~。はらしょー♪」
ことり「手を洗った人は教室に戻ってねー」
ーー教室ーー
にこ「みんなちゃんと給食ある?」
ことり「うん大丈夫だよ♪」
にこ「はいじゃあみんな手を合わせて。いただきます」
全員「いただきます!」
\ワイワイ、ガヤガヤ/
にこ「みんな好き嫌いしないのよ。こら!穂乃果はピーマンだけ残さないの!」
ほのか「やだー!ピーマンきらいー!ほのかたべたくなーい」ジタバタ
うみ「ほのかすききらいしちゃだめですよ!」
まき「すききらいあるなんてまだおこさまね。まきちゃんはおとなだからなんでもたべられるんだから」ドヤァ
はなよ「まきちゃんすごーい」バクバクモグモグ
にこ「でも真姫今日の給食のデザートは冷凍ミカンよ」
まき「ヴェェ」
ほのか「ほらまきちゃんもすききらいしてるからほのかもいいのー!」ジタバタ
ことり「そうだ、穂乃果ちゃんことり先生の魔法でピーマン一緒に食べようか♪」
ほのか「まほう?」
ことり「うん。ピーマンを食べられるようになる魔法♪」
ほのか「おもしろそー。ほのかにかけて」キラキラ
ことり「じゃあ穂乃果ちゃん目瞑って口を開けて」
ほのか「あーん」
ことり「じゃあいくよ。ちゅんちゅん♪」穂乃果の鼻を少しつまんでピーマンを口に入れる
ほのか モグモグゴックン
ほのか 目をあける「あっピーマンが消えてる!」
ことり「実は今穂乃果ちゃんが食べたのがピーマンだったんだよ」
ほのか「うそー!だってあんまり苦くなかったよ」
ことり「それはねことり先生の魔法と穂乃果ちゃんの頑張りがピーマンの苦さに勝ったからだよ。これからは好き嫌いしないでちゃんと1人で食べるんだよ。ことり先生との約束♪」
ほのか「うん♪ほのかがんばるよ」ユビキリ
まき ソワソワ
にこ「ことり。真姫にもその魔法で冷凍みかん食べさせてあげて」
まき「べ、べつにうらやましくないもん」プイ
ことり「だめだよ~真姫ちゃん好き嫌いしちゃ。一緒に先生と魔法を使って食べよ♪」ナデナデ
まき「しょうがないからこんかいだけゆるしてあげるわよ」テレッ
にこ「この子も素直じゃないんだから」
うみ「あー!ほのかみかんとらないでください!」
ほのか「だってうみちゃんたべるのおそいからほのかがかわりにたべてあげる」ヒョイ
りん「かよちんのみかん、りんたべたいにゃー」ジ-
はなよ「だ、だめだよー。これははなよのものだよ」アタフタ
えり「れいとうみかんはらしょー」キラキラ
にこ「あんた達、給食の時間ぐらい静かにたべなさーい!」
「お昼寝の時間」
にこ「ふぅ、やっと全員寝たわね」
ことり「ほんとこの子達元気たくさんでけっこう大変だね」フ-
にこ「いつもはもうちょっと静かなんだけど多分ことりが初めて来たからみんなはしゃいじゃったのかもね」
ガララ
希「にこっち~、おる~?」
にこ「あら希じゃないどうしたの?」
希「こっちの仕事がひと段落したからそっちの様子を見にね。おやその子は例の新人さんかな?」
ことり「あっ、そうです。南ことりっていいます。よろしくお願いします。」
希「そんなかしこまらんでもええよ。うちは東條希、通称希ちゃんっていうんよ、よろしくね」ブイ
希「一応見た目はそう見えんかもしれんけどにこっちとは同期なんよ」
にこ「だれが子供体型よ」
希「そこまでいってないやろ。あとうちのことはさっきも言ったけど希ってよんでな」
ことり「わかった希ちゃん♪希ちゃんはクラスの担当とかなの?」
希「そうよ。うちは年中さんのクラスを担当してるんよ」
ことり「そうなんだ~。にこちゃん同様希ちゃんもいろいろ教えてください」ペコ
希「にこっちと違ってしっかりしてるね」
にこ「ぬわぁんでよ。でもことりはけっこう筋はいいのよ。あの気難しい海未と真姫がもう懐いたんだから」
希「へぇー。それはすごいな。あの2人はにこっちも相当苦労してたもんな」
ことり「そんなことないよ。にこちゃんのおかげだよ。にこちゃんが皆んなに信頼されてるからことりにも安心して警戒心を解いてくれたんだよ♪」
にこ「それに色々と教えてくれたりフォローもしてくれるから」
にこ「嬉しいこと言ってくれるわね」
希「流石やねにこっち。子供だから皆んなと気持ちが通じるんやね」
にこ「ひっぱたくわよ」
ことり「ふふふ♪」
ゴソゴソ
えり「う~ん」ポケ-
えり「といれいきたい」フラフラ
希「あっ。えりちが起きちゃってるね」
にこ「あっ、ほんとね。どうしたの絵里?」
えり「といれいきたい」
にこ「トイレね。じゃあ一緒に行こうか」
えり「う~ん」ポケ-
えり「のぞみせんせーといくー」ダキッ
希「うちでええの?」
えり「うん」ダキッ
ことり「絵里ちゃんって希ちゃんにすごい甘えるんだね」
希「そうなんよ。うちの担当してるクラスがひとつ下の子のクラスなんだけどそこにえりちの妹さんがいてね。それで帰りの時とかにえりちと遊んだりしてたら懐かれちゃったんよ」ヨシヨシ
にこ「希は母性のかたまりみたいなものだからね。きっと絵里も安心するんでしょ。絵里と一緒に行って来てもらっていい?」
希「ええよ。じゃあえりちトイレに行こうか」
えり「うん。いく」手つなぎながら
ガララ
ことり「希ちゃんもやっぱりすごいね。自分の担当してるクラスじゃなくてもあんなに慕われるなんて」
にこ「まあなんだかんだ希もこの仕事に向いてるからね」
ことり「にこちゃんもだよ♪」
にこ「ありがとねことり。そしたらちょっと花陽が起きちゃってるから見てきてあげて」
ことり「はーい」
ーー
ことり「花陽ちゃん目が覚めちゃった?」
はなよ「おかあさん」ダキッ
ことり「まだ寝ぼけちゃってるのかな」ヨシヨシ
はなよ「うーん。だいすきー」ダキッ
ことり「間違えてるとしてもやっぱり大好きっていわれると嬉しいね。」ナデナデ
ことり「はなよちゃんまだ時間あるからもう少し寝ようか」
はなよ「うん。おかあさんといっしょにねる」
ことり「いいよ。なでてあげるよ」
はなよ「おやすみなさい」
ことり「はいおやすみなさい♪」ナデナデ
はなよ ス-ス-
ーー
にこ「やっぱりことりもこの仕事向いてるわね」
希「ほんとやね。はなよちゃん安心しきっとるもんね」
にこ「希もついでに絵里を寝かせちゃって」
希「ええよ~。えりちを寝かせたらうちは戻ろうかね。ほらえりちも寝るよ~」
にこ「うん。のぞみせんせーもいっしょ」ギュッ
希「じゃあお布団に行こうか~」
にこ「まったく、今日も平和ね」
とりあえず今はここまでにしておきます
ミスの指摘ありがとうございます。
修正版を載せときます。
>>38修正
ーー
にこ「やっぱりことりもこの仕事向いてるわね」
希「ほんとやね。はなよちゃん安心しきっとるもんね」
にこ「希もついでに絵里を寝かせちゃって」
希「ええよ~。えりちを寝かせたらうちは戻ろうかね。ほらえりちも寝るよ~」
えり「うん。のぞみせんせーもいっしょ」ギュッ
希「じゃあお布団に行こうか~」
にこ「まったく、今日も平和ね」
「お外の時間」
にこ「ことりこれから外遊びの時間だからみんなについて行ってあげて」
ことり「うん」
にこ「時間になったらまたこっちから呼ぶわ」
ことり「了解♪みんな外遊びの時間だから準備してー!」
ほのか「わーい!そとであそべるー!」タタタッ
りん「やったー!」タタタッ
えり「はらしょー!」タタタッ
ことり「やーん!3人とも走っちゃだめだよー」アセアセ
にこ「大丈夫かしら」
ーー
ほのか「うみちゃん、すなばでおやまつくろー!」タタタッ
うみ「わかりました。さんちょうあたっくです」タタタッ
りん「かよちん、みんなとおにごっこするにゃー!」タタタッ
はなよ「チョットマッテ-!りんちゃーん!」タタタッ
えり「まき、すべりだいですべるのよ!」タタタッ
まき「まちなさいよえり!」タタタッ
ーー
ことり「うふふ♪みんな楽しそう。やっぱり子どもはかわいい♪」
うみ「すごいです!おおきなおやまです!」ピョンピョン
ほのか「ほのかがもっともっとおおきくしてあげるよ!」
うみ「おおきくしてさんちょうあたっくです!」
ーー
りん「かよちんがおににゃー!」タタタッ
はなよ「りんちゃんまってー!」タタタッ
りん「やだよー!」タタタッ
はなよ「あっ、りんちゃんまえむいてないとあぶないよー!」タタタッ
りん「りんは大丈夫だにゃー」タタタッ
りん「あっ」コケッ
砂場の大きな山に突っ込む
山 ドサドサ-
ほのか「あっ」
うみ「あっ」
りん「うぅ、いたいよー」
ことり「大丈夫りんちゃん!」ダダダッ
りん「おひざがいたいよ~」ウルウル
ことり「ちょっと擦りむいちゃってるね。すぐ絆創膏とか貼ってあげるね」アセアセ
ほのか ジワ~
ほのか「うっ、ひっぐ」ボロボロ
ほのか「うっ、ひっぐ」ボロボロ
ことり「ほのかちゃんもどうしたの?どこかケガしちゃった?」アセアセ
ほのか「うわーーーん!りんちゃんのばかーーー!」タタタッ
ことり「ぴい!、ハノケチャン!」
りん「うっ、うっ、うわーん!」ボロボロ
ことり「あっあっ、凛ちゃんも落ち着いて!よしよし」アタフタ
うみ「わたしがほのかをみてますからことりせんせいはりんをみてください」タッ
ことり「う、うん。海未ちゃんありがとう。とりあえず凛ちゃん消毒とかしようか」
りん「ひっぐ、ひっぐ」ポロポロ
はなよ「りんちゃん‥」
ーー教室ーー
にこ「はいこれで大丈夫よ」フ-
ことり「にこちゃんありがとう」
にこ「で、何があったの?」
ことり「実はーー」
にこ「そういうことね。まあそんなに心配しなくてもケンカはよくあることよ」
ことり「うぅ、でもことりがちゃんと見ておけば穂乃果ちゃんも凛ちゃんもケンカなんかしなかったのかなって思うと」ションボリ
にこ「なにあんたまで泣きそうになってんのよ。ケンカはねこの子達からしたら自分の気持ちを伝える大事な1つの手段だからその機会を私達が奪うべきではないの」
にこ「でもねケンカした後、その子達らの関係がより良い方向に向かわせる手伝いは私達でも出来ることでしょう。この子達の力になってあげなさい、ことり」
ことり「にこちゃん‥。そうだよね。ケンカして仲良くなくなっちゃうなんで誰だって嫌だよね」
ことり「りんちゃん。ことり先生も手伝うから穂乃果ちゃんとしっかりお話しして仲直りしない?」
りん「うん、りんもほのかちゃんとなかよくしたいもん。なかなおりする」グス
ことり「りんちゃんは偉いね。じゃあ行こっか♪」ナデナデ
にこ「頑張りなさい」
ことり「ありがとうにこちゃん」
ガララ
にこ「優しすぎるのもあれね」
ーーグラウンドーー
ほのか「ひっぐ、りんちゃんのばかぁ」グスッ
うみ「ほのかだいじょうぶですか?」
ほのか「うみちゃん、ぐすっ、ごめんね。おおきなおやまつくれなくて」グスッ
うみ「そうだとおもいました。ほのかはひとにやさしいですから」
うみ「ほのか、わたしはおやまがつぶれてしまったことはざんねんですけどかなしくはないです」
ほのか「えっ!うみちゃん、なんで?」グスッ
うみ「わたしはほのかとおやまをつくっていることがたのしいんですよ。つぶれてしまったならまたいっしょにつくりましょう」
ほのか「うみちゃん‥。」ウルウル
ほのか「ありがとう。ほのかもね、うみちゃんとおやまつくるのだいすき!」
ほのか「でもほのか‥りんちゃんにばかっていっちゃった。りんちゃんころんでわざとじゃなかったのに、おやまがつぶれちゃって、かなしくてばかっていっちゃった」グス
ほのか「りんちゃんきっとほのかのこときらいになっちゃったよね‥」ジワッ
うみ「だいじょうぶです。ほのかとりんはともだちですからちゃんとあやまればゆるしてくれます」ダキッ
うみ「わたしもいっしょにあやまりますからりんのとこにいきましょう」
ほのか「うみちゃんはあやまらなくてだいじょうぶだよ。ほのかがわるいんだもん」
うみ「わかりました。がんばってくださいほのか」
ほのか「うん、ほのかがんばる」
タタタッ りん「ほのかちゃーん!」
ほのか「りんちゃん、ことりせんせい!」
りん「りんね、ほのかちゃんにいいたいことがあるの。あの、えっと」モジモジ
ことり「りんちゃん、大丈夫。さっき先生に話してくれた凛ちゃんの気持ちをそのまま穂乃果ちゃんに伝えればいいんだよ」
ことり「先生がついてるよ」手をギュッ
りん「うん、あのねほのかちゃん、うみちゃん、ほのかちゃんとうみちゃんがつくったおやまりんがこわしちゃってごめんなさい」ペコリ
りん「りんがちゃんとかよちんのいうこときかないでちゅういしてなかったからなの。ほんとにごめんなさい」
ほのか「りんちゃんこっちこそ、ばかっていってごめんなさい」ペコリ
ほのか「りんちゃんころんだのわざとじゃないのにほのか、ばかっていっちゃった。ほんとにごめんなさい」
りん「ほのかちゃん。りんとなかなおりしてくれる?」
ほのか「うん、りんちゃんはうみちゃんたちといっしょでたいせつなともだちだもん。ほのかとなかなおりしてください」
りん「ほのかちゃん」グスッ
りん「うわーん。ありがとうほのかちゃん。りんもほのかちゃんだいすきだにゃー」ダキッ
ほのか「うん!ほのかもりんちゃんのことだいすき!」ダキッ
うみ「よかったですねほのか」
ことり「うんうん、ほんとによかったよ」ウルウル
はなよ「よかったねりんちゃん」ホッ
にこ「一件落着みたいね」
ーーその頃ーー
えり「まきみてみてー!ばったさんつかまえたー!」タタタッ
まき「いやー!こっちこないでー!」タタタッ
えり「みとめられないわぁ!」タタタッ
まき「もうやだー!」
「一日の終わり」
りん「ばいばい!ことりせんせい!」
ことり「ばいばい♪気をつけてね」
ことり「あとは穂乃果ちゃんのお家のお迎えだけかな」
希「こーとりちゃん」
ことり「希ちゃん。どうしたの」
希「うちのクラスもあとお迎え来てないのがこの子だけやからね。それでそっちのクラスで一緒に待たせてもらおうと思って来たんよ」
雪歩 ヒョコ
ことり「かわいい~♪」
ほのか「あっ、ゆきほだー!」タタタッ
ことり「この子、穂乃果ちゃんの友達なの?」
ほのか「ゆきほはねほのかのたいせつないもうとだよ!」
ことり「そうなんだ!言われてみれば少し似ているような‥。それで希ちゃんもこっちに来たんだ」
希「そうゆうことやね。でも雪歩ちゃんはちょっと穂乃果ちゃんと違って恥ずかしがり屋なんよ」
ほのか「ゆきほ、ほらことりせんせいにあいさつして」
ゆきほ オドオド
ことり「はじめまして♪穂乃果ちゃんのクラスの担当のことり先生です。よろしくね雪歩ちゃん」
ゆきほ「は、はじめまして。こうさかゆきほです」オドオド
ほのか「ゆきほー!えらいよー!」ダキッ、ナデナデ
ゆきほ「//」
ことり「穂乃果ちゃんと雪穂ちゃんは仲良しだね♪」
希「そうやね~」
ほのか「ゆきほだいすき~」スリスリ
ゆきほ「ゆ、ゆきほも//」
ほのママ「すいませ~ん。穂乃果達の迎えに来ました」
ことり「はーい♪」
ほのか「おかーさん!」
ーー
希「これで全員きちんとお迎えがきたね」
ことり「ふぅ、安心したら疲れてきちゃった」
希「どうやった。ことりちゃん初めての勤務は?」
ことり「うん、色々感じることはたくさんあったかな。最初は不安だったけどにこちゃんや希ちゃんのおかげもあって自分なり精一杯働けたとは思うよ」
ことり「これからもここでみんなの成長を見ていきたいかな♪」エヘッ
希「それは良かった。うちな、占いが趣味でさっきちょっとことりちゃんをかってに占ってみたんよ」
ことり「ええ、そうなの?結果はどうだったの?」
希「これからいろんな事が起きる。大変な事もある。でもことりちゃんならそれを乗り越えていける。そうでたんよ」
希「だから大丈夫。ことりちゃんは優しくて強い子やからね♪」
ことり「もうっ、恥ずかしいよ。希ちゃんでもありがとう♪ことりはこれからもこの音の木坂保育園で頑張ります」ビシッ
希「うんうん。そのいきやね」
希「‥で話変わるんやけどこれからことりちゃんの歓迎会やろうかと思うんやけど来れる?」
ことり「ほんとに!いけるよ♪」
希「よかったわ。じゃにこっちとかも誘って行こうか」
ことり「うん♪楽しみだね♪」
勤務初日おわり
「うみちゃんは目立ちたい」
ーーある日ーー
まき「えっへん!まきちゃんはねピアノ弾けるのよ」ドヤァ
ことり「真姫ちゃんはすごいんだね♪」ナデナデ
まき「あたりまえでしょ」フン
ほのか「ほのかもねおまんじゅうつくれるよ」エヘヘ-
りん「りんはね、はしるのがすごいはやいの」ニャ-
ことり「ふたりともすごいねー♪」ナデナデ
ほのりん「えへへ♪」
えり「えりーちかはね、ばれえやってるからからだがやわらかいの!」グニャ-
えり「あといもうとがいるの」
ことり「体がやわらかいのはすごいけど妹は違うような‥」ナデナデ
花陽「はなよはひとりでおこめをたけます!」
ことり「すごいけどよくそれを覚えようとしたね」ナデナデ
えりぱな「わーい」ギュッ
うみ「わ、わたしもあります!わたしはにちぶがとくいです!」エヘン
ほのか「にちぶってなにー?」
ことり「うーん、先生もあまり詳しくないけど確か日本の伝統文化の踊りって感じかな?」
まき「なにそれイミワカンナイ」
りん「よくわからないにゃー」
えり「えりーちかもよくわかんない」
うみ ガーン!
うみ「す、すごいんですよ!おかあさまにもほめられたんですよ!」
はなよ「はなよはよくわからないです」
うみ「うっ」
ことり「でも皆んながあんまり知らないことを出来るなんて海未ちゃんはすごいよ」ナデナデ
うみ「//」
ほのか「ほのかはもっとすごいんだよ!あのねあとね」
まき「なにいってるのよ!まきちゃんはもっとすごいのよ!」
えり「えりーちかもかしこいかわいいえりーちかなのよ!」ドヤァ
\ワイワイガヤガヤ/
うみ「‥くやいしですぅ」ギュッ
ーーその夜、園田家ーー
うみ「なにかみんなをおどろかせられるすごいことをみにつけます!」
うみ「なににしましょうか‥」
うみ「そうです!みんなまだじぶんのなまえをかんじでかけません!」
うみ「わたしがなまえをかんじでかけたらきっとみんなすごいといいます!そうとなったらかんじのおべんきょうです!」
うみ「おかあさま!わたしのかんじをおしえてください!」タタタッ
うみママ「あらあら海未さんは勉強熱心ですね♪(穂乃果ちゃん達と何かあったのかしら?)」
ーー翌日ーー
うみ「みなさん!わたしはじぶんのなまえをかんじでかくことができます!」エッヘン
ほのか「うみちゃんすごーい!」キラキラ
えり「かいてるところみたいチカ!」
うみ「いいですよ。いまかいてみせます」スラスラ
うみ「これです!」ドヤァ
国申海末バ-ン!
りん「うみちゃんすごいにゃー!」
まき「まきちゃんもべんきょうすればかけるのよ!」
はなよ「すごいねうみちゃん!」
うみ「ふふん」ドヤァ
ことり(これは‥!)
にこ(おしい!おそらく昨日閃いて勉強して暗記したにはすごいおしい!)
ことり(にこちゃん、これは間違ってること言わない方がいいよね)チラッ
にこ(そうねことり。この子達は誰も間違ってることに気づかない。ここは海未も頑張ってるしこのままいくわよ)チラッ
ことにこ コクン
ガララ
理事長「矢澤先生ちょっと話があるのだけど」
理事長「矢澤先生ちょっと話があるのだけど」
にこ「あっ、理事長先生どうしたんですか?」
理事長「うん、ちょっとだけ話があって、ってあれこの漢字誰が書いたのかしら?」
ほのか「うみちゃんがかいたんだよー!」
うみ「わたしはじぶんのなまえをかんじでかけるんですよ!」エヘン
理事長「あらそうなの♪すごいわね」ナデナデ
理事長「‥でもね。この漢字間違えてるわよ」
うみ「えっ」
ことり「あっ」
にこ「ブフォ」
ほのまきえりりんぱな「‥‥」
理事長「‥あら?もしかして私何かやっちゃった?」
にこ「み、みんな~♪ほらにっこにこに~♪」
全員「‥‥」
にこ「理事長先生ちょっと他のところで話しましょう」ギラン
理事長「いや、あのね、悪気はなかったのよ。あの状況つかめなかったし」アタフタ
ガララ
うみ プルプル カオマッカ
ことり「あの、しょうがないんだよ、まだ小学校で勉強してるわけでもないしね」アタフタ
まき「ちがうかんじならすごくないわよ」
ことり「こら!真姫ちゃんそういうこと言わないの!」プンプン
まき「ヴェェ」
うみ「わ、わたしはばかですー!」ダダダッ
ことり「やーん!ウミチャー待ってー!」
はなよ「‥おままごとでもしよっか」
ーーその夜、園田家ーー
うみ「きょうははずかしかったですぅ。なにかもったほかのできることをさがさないと」キョロキョロ
なわとびポイ-
うみ「どうじょうにくるひとがつかっているなわとびがおちてます!これをちゃんととべたらすごいはずです!」
うみ「これではつかえませんからさっそくおかあさまになわをみじかくしてまらいます!」タタタッ
うみ「おかあさま!なわとびをわたしがとべるようにしてください!」
うみママ「え、ええわかりました(また何があったのか明日先生達に聞いてみようかしら)」
ーー翌日、外遊びの時間ーー
うみ「みなさん!きょうこそわたしのすごいところをみせます!」
りん「すごいことってなにー?」
うみ「ふふふ、それはこれです!」
なわとびバ-ン!
うみ「わたしはなわとびをれんぞくして10かいとべるのです!」
えり「はらしょー!えりーちかは5かいくらいでひっかかっちゃうもん」
うみ「そうでしょう。いまみせてあげます!」
ほのか「うみちゃんがんばって!」
うみ「いきます!」
ヒュンヒュンヒュン
まき「なかなかやるじゃない」
ヒュンヒュンヒュン
はなよ「あとすこしだよ!」
ほのか「がんばって!」
ヒュンヒュン
うみ(あとすこしです!あと2かいでみんなにすごいとこをみせられます!)
ヒュン
えり「あと1かいよ!」
ほのか ドキドキ
うみ(あと1かいです!これでおわりです!)
うみ(あっ!)
ヒュ、ペシッ!
うみ トテン
ほのか「うみちゃん!」タタタッ
うみ ジワッ
りん「うみちゃん大丈夫にゃー?」
うみ「うわーん!しっぱいしちゃいましたー!オ-イオイオイオイ」
ほのか「うみちゃんなかないでよ」ナデナデ
うみ「ウエーん!わたしはすごいところなんかなにもないだめなひとです!エーン」グスグス
ほのか「そんなことないよ。ほのかにとってうみちゃんはいっぱい、いーっぱいすごいところがあるんだよ」
うみ「そんなのうそですぅ」シクシク
ほのか「うみちゃんのしっかりしてるところとかまじめなところはほのかにないすごいことだよ。ほのかはそんなすごいうみちゃんがだいすき!」ギュッ
うみ「うう、ほのかぁー!」ダキッ
はなよ「こんどうみちゃんのにちぶっていうのはなよにおしえて」
えり「えりーちかにも!」
まき「まきちゃんにもおしえなさい!」
りん「りんもりんもー!」
うみ「みんな‥」フキフキ
うみ「はい!かわりにみんなのすごいことももっとおしえてください!」
にこ「ことりはなんか特技とかあるの?」
ことり「うーん。お菓子作りとかお裁縫かな♪にこちゃんは何かある?」
にこ「私は料理とかあとアイドルに詳しいことくらいかしら」
ことり「なんか以外だね♪」
にこ「そうかしら?ちなみに希の特技はエセ関西弁よ」
ことり「あれ特技なんだ‥」
「交流の時間」
にこ「ってことで今日の午後は年中組の子たちと一緒に遊ぶわよ」
はなよ「それってのぞみせんせいのくらすですか?」
にこ「そうよ。たぶんもう少しで皆んな来ると思うから仲良く遊んでね」
ほのか「ゆきほとあそぶー!」ワクワク
えり「ありさがくるのね!はらしょー!」ヤッタ-
ガラララ
希「ほーい。皆んなついたよー。」
ことり「いらっしゃい♪みんな♪」
\ワ-ワ-、ギャ-ギャ-/
希「μ's組のみんなこの子達のことよろしくたのむな」
ほのか「ゆきほー!ほのかとあそぼー!」ギュッ
ゆきほ「//」
うみ「ほのかはいつもあそんでるのですからきょうはわたしとゆきほはあそぶのです!」
ゆきほ「///」コクン
ほのか「あー!うみちゃんずるい!」
りん「りんもゆきほちゃんとあそぶにゃー!」
えり「ありさ!えりーちかとあそぶわよ!」
ありさ「うん!おねえちゃんとあそぶ!」
はなよ「はなよもありさちゃんとあそびたいです!」
ありさ「ほんとですか!はなよさんともありさあそびたいです!」ダキッ
まき チラチラ
ありさ タタタッ
ありさ「まきさんもありさとあそんでほしいです!」
まき パアア
まき「まきちゃんもそうおもってたのよ//」
\ワ-ワ-!コッチデアソボ-!カワイイネ-!/
希「皆んな仲良くしてくれとるね」
にこ「まっ、あの子達なら大丈夫よ。一部を除いてもともと人見知りしない子ばかりだし」
ことり「こうして見てるとみんなの普段とは違う側面が見られるね~♪」
にこ「そうね。あんな風に積極的な海未とかあまり見られないものね」
希「真姫ちゃんは平常運転やけどね」
ことり「ははは‥」
ーー
うみ「ゆきほ!いっしょにえほんよみましょう。わたしがよんであげます!」
ほのか「だめだよ!ゆきほはほのかとブランコであそぶんだよ!」
ゆきほ オロオロ
うみ「えほんです!」
ほのか「ブランコだよ!」
ゆきほ「うぅ」オロオロ
りん「ゆきほちゃんあっちでおにんぎょうであそぶにゃー」手をギュッ
ゆきほ「//うん♪」ギュッ トテトテ
うみ「あぁ、まってくださーい!」トテトテ
ほのか「うわーん!ほのかをおいていかないでー!」トテトテ
ーー
ありさ「ありさはすべりだいであそびたいです!」トテトテ
えり「まちなさいありさ!」トテトテ
ありさ「あっ!すなばもたのしそうです!」クルッ トテトテ
まき「すべりだいじゃないの?」アタフタ
ありさ「でもボールあそびもしたいです」クルッ タタタッ
はなよ「ありさちゃんどれか1つにしてよ~」オロオロ
ありさ「じんせーはいっせきにちょーだからどれもみりょくてきです」キラキラ
希「亜里沙ちゃんそれ意味違っとるよ」
えり「はらしょ~」ゼ-ゼ-
ーー
ほのか「ゆきほちゃん、ほのかのおにんぎょうさんとあそぼう」ウラゴエ
うみ「ゆきほ、わたしのおにんぎょうさんのほうがいいですよね」ウラゴエ
ゆきほ「うぅ」アセアセ
ほのか ジ-
うみ ジ-
ゆきほ「ううぅ」ジワッ
ゆきほ「おねえちゃんとうみちゃんこわいよ~」ポロポロ
うみ「ゆ、ゆきほ、な、なぜないてしまうのですか」アセアセ
ほのか「ゆきほなかないでよ、こわくないよ」アセアセ
ゆきほ「うぅ」ポロポロ
りん「いいかげんにするにゃ!」
ほのうみ ビクッ!
りん「ゆきほちゃんはりんたちみんなといっしょになかよくあそんでほしいのにゃ!」
りん「そこでふたりがゆきほちゃんをとりあってもゆきほちゃんはなんにもたのしくないの!」
ゆきほ「うぅ、ひっぐ、りんちゃ~ん」ダキッ
うみ「ごめんなさいゆきほとりん。わたしたちはゆきほのきもちをかんがえていなかったです」ペコッ
ほのか「うん、ごめんなさい。おねえちゃんなのにぜんぜんゆきほのことわかんなかった。」
ほのか「みんなでなかよくあそぼう」ニコッ
ゆきほ ゴシゴシ「うん!」ニコッ
りん「それじゃいっぱいあそぶにゃー!」
ーー
ありさ「ありさはジャングルジムにのぼりたいです!」トテトテ
えり「ありさまちなさい!」タタタッ
まき「あぶないからあまりはしっちゃだめよ!」タタタッ
はなよ「みんなマッテー!」タタタッ
ありさ「ジャングルジムについたです!ありさはのぼります!」ヨジヨジ
まき「ありさちゃんげんきすぎるのよ‥」ハアハア
はなよ「のぼるのもはやいね‥」ゼ-ゼ-
えり「はらしょー‥」ゼ-ゼ-
ありさ「てっぺんにつきました!」ヨジヨジ
えり「ありさだめよ!ありさのとしはジャングルジムのてっぺんはあぶないからきんしされてるのよ!」
ありさ「だいじょうぶですよ!ありさはもうおおきいですから」エヘン
はなよ「それでもだめだよ~」アワワ
まき「えりーはまだてっぺんまでこわいからのぼれないものね」チラッ
えり「うぅ、のぼるひつようないものにのぼるひつようないわぁ」プイ
ありさ「おねえちゃんよりもありさははらしょーです」ドヤァ
えり「くっ、そ、そんなことよりおりてきなさいありさ!」
はなよ「そうだよおりてきなよありさちゃん」アタフタ
ありさ「ありさはまだここにいたいからいやです!」ベ-
まき「ゆきほちゃんとはぜんぜんちがうわ」
えり「ありさ!おねえちゃんのゆうことききなさい!」
ありさ ベ-
えり「ぐぬぬ‥」
風ヒュ-
ありさ「きゃっ」フラッ
はなよ「あっ、だいじょうぶありさちゃん!」
ありさ「だ、だいじょうぶです。ちょっとふらっとしただけです」ドキドキ
えり「ありさ!」ダダダッ、ヨジヨジ
まき「えりーがジャングルジムをのぼってるわ」オ-
はなよ「すごいはやいね」オ-
えり ヨジヨジ
えり「ありさ!だいじょうぶなの?」
ありさ「おねえちゃん‥。うん、ありさはだいじょうぶ」
ありさ「おねえちゃんジャングルジムのてっぺんはこわいんじゃなかったの?」
えり「ありさがいるからこわくないわだいじょうぶよ。ありがけがしなくてよかったわ」ナデナデ
ありさ「おねえちゃん!」ダキッ
えり「もうこんどからこんなことしちゃだめよ」
ありさ「うん!こんどからおねえちゃんといっしょにのぼります!」
えり「‥‥まあいいわ」
ーー
まき「きょうだいってうらやましいわね」
はなよ「はなよもおねえちゃんがほしいな♪」
まき「えりーはジャングルジムからおりれるのかしら?」
はなよ「‥どうだろうね」
えり「うわーーん!こわくておりられないチカァ!」ポロポロ
ありさ「おねえちゃんいっしょにおりるよ!」
えり「いやーーー!だれかおりさせてーー!」ウワ--ン!
タタタッ
にこ「なんでジャングルジムに登れない絵里がてっぺんにいるのよ」
希「おおかた亜理沙ちゃんを助けようとでもしたんやない?」
にこ「絵里らしいわね」ハァ
希「まぁいいお姉さんやね♪」
「ことりは悩みます」
ある日の朝
ことり「さあ昨日お休みをもらってゆっくり出来たのでことりは元気いっぱいです♪」
ことり「今日もお仕事頑張ります♪」オ-
ことり「あっ、絵里ちゃんおはよう♪」
えり「!」
えり「おはようございます」タタタッ
ことり「?」
ことり「今日の絵里ちゃんいつもより冷たいような?家で何かあったのかな?」
うみ トテトテ
ことり「海未ちゃんおはよう♪」
うみ「!」
うみ「お、おはようございますことりせんせい」ペコリ タタタッ
ことり「あれ?海未ちゃんもいつもと雰囲気違うような?後でにこちゃんに聞いてみようかな?」ウ-ン
ほのか ワ-ワ-、キャ-キャ-!
ことり「穂乃果ちゃんは変わらず元気だね♪
穂乃果ちゃんおはよう♪」ニコッ
ほのか「!!」
ほのか「うん!ことりせんせいおは、あっ、」プイッ
ほのか タタタッ
ことり「ほ、穂乃果ちゃん‥。うそ‥‥」ボ-ゼン
ーー
ことり(μ's組のみんなの様子がおかしいよ‥。みんなことりに対して態度が冷たい‥)
ことり(にこちゃんにはいつも通りの様子みたいだからことりが悪いってことだよね)
ことり(ことりなんかやっちゃったのかな‥‥)ジワァ
ーー
コソコソ
りん「ことりせんせいはいまどこにいるにゃ?」
うみ「いまはせんせいのきょうしつにいるみたいです」
まき「いいからはやくやりなさいよ!」
はなよ オリガミオリオリ
えり「おりがみってむずかしいのね」オリオリ
ほのか「はなよちゃんじょーず!」
はなよ「はなよのとくぎですから!」
ーー
ことり(こんなところで悩んでてても駄目だよね。みんなとちゃんと向き合わなきゃ!)
ことり(よし!ことり頑張ります!)スタスタ
ガララ
ことり(凛ちゃんは折り紙をやってるのかな?話しかけてみようかな)
ことり「凛ちゃんは今何を作ってるの?」
りん「にゃ!!」ビクッ
りん「ことりせんせいにはかんけいないにゃ」プイッ
ことり「そんなぁ~‥、お願いだから先生に教えてほしいな」オネガァイ
りん「いやだ!ぜったいおしえなーい!」プイッ
ことり「‥‥ごめんね。先生しつこかったよね」トボトボ
ガララ
りん「あっ」アタフタ
にこ「‥‥」
ーーお昼寝の時間ーー
ことり「結局お昼の時もみんな冷たかったな‥。ことりやっぱり駄目なのかな」ウルウル
希「ことりちゃん。そんな悲しそうな顔してどうしたん?」
ことり「希ちゃん‥。」ジワァ
ことり「ふえぇん‥、希ちゃーん!」ダキッ
希「こ、ことりちゃんどうしたんよ」ヨシヨシ
ことり「話聞いてくれる?さっきね‥‥」
希「休みをもらって戻ったら子供達の様子が冷たくなってたと、それで何かやっちゃったのかなって思って自己嫌悪に陥ってしまったと、簡単に言うとそういうことやね」
ことり「うん、ことり、みんなと仲良くなれて上手くやれてると思ってたの」
ことり「でもそれってことりがそう勝手に思ってただけでみんなからしたらそんなことなかったんだなって思ったら悲しくて‥」ジワァ
ことり「この仕事やっぱり向いてないのかな?」
希「ほんとにことりちゃんは優しすぎる子やね。そうやねウチからはあんまり言えないけどことりちゃんのみんなへの愛情はみんなに通じてる」
希「ウチはことりちゃんと一緒に働いてきてそう思うしきっとにこっちもそう思ってる」
ことり「そうなのかな‥。自信がなくなっちゃったな」
希「ウチはことりちゃんにこの仕事は天職やと思ってるよ♪ことりちゃんが毎朝鏡の前で独り言呟いて気合い入れてるのも見とるしね」
ことり「う、うそ!あれ見られてたの!恥ずかしいよ」カアァ
希「ほんとにやってたんやね。ちょっとカマかけただけやったんだけど‥」
ことり「も、もう!」プンプン
ことり「でも希ちゃんのおかげで元気でたよ♪ありがとうね」ニコッ
希「その優しい笑顔のことりちゃんがやっぱりええよ」
希「そうやね、冗談やけどもし辞めるにしてもせめて今日だけはちゃんと最後までいるんよ」
ことり「?」
希「さっ、そろそろ時間だから戻ろか」
ことり「うん!」
ーー
ことり(やっぱりみんな冷たいけど仕事だしケガとかしないように見てなきゃ)
にこ「ことり今日はちょっとにこの仕事代わりにやってくれる?」
ことり「うんいいよ」
にこ「悪いわね。結構量があるから職員室でやってもらっていい?」
ことり「わかったじゃあ行ってくるね」
ガララ
にこ「さて、こっちもやりますか」
ーー職員室ーー
ガララ
理事長「あら♪ことりが職員室で仕事してるなんて珍しいわね」
ことり「あっ、おかあさん」
理事長「ふふっ、ここでは理事長先生でしょ♪」
ことり「あっ」
理事長「教室で何かあったの?」ストン
ことり「‥ううん、何もないよ」
理事長「そう?少し目を腫らしてる人に何もないとは思えないけどね」
ことり「‥‥」
理事長「そうね私から言えることはあまりないわ」
ことり「そうなんだ‥」
理事長「私はことりのことをこの保育園の1人の信頼できる先生だと思ってるわ。矢澤先生や東條先生と同じね。」
理事長「私からはこれだけね♪じゃ、お仕事頑張りなさい♪」
ガララ
ことり「うん、ありがとう理事長先生」
ーー
ことり「ふぅー、おわった~♪」
ことり「結構時間かかっちゃったな。にこちゃんに報告しなきゃ」ヨイショ
ガララ
にこ「ことり仕事は終わった?」
ことり「うんたった今終わったところだよ」
にこ「そう、ベストタイミングね。じゃあもう時間だし教室に行きましょう」
ことり「‥うん」
ーー廊下ーー
にこ「今日はことりに辛い思いをさせちゃったわね」
ことり「ううん、ことりが悪いんだから大丈夫だよ」
にこ「私もちょっとあれは想定外だったから。でももう少しことりは精神的に強くなれるともっといいわね」
ことり「‥うん、そうだよね」
にこ「まあ今日は私から言うことはこれくらいかしら。あとはあの子達に任せるわ」
ことり「?」
にこ「さあ扉の向こうにはあなたのことを待っている沢山の人がいるわ。にっこにこにーな笑顔でいきましょ」ニコッ
ことり「?、うん」
ガララ
μ's組全員「ことりせんせいようこそ!」バ-ン!
ことり ポカーン
ことり「‥‥これはどうゆうこと?」
ことり「教室も飾り付けられてるし‥」
ほのか「おどろいたでしょ!これはねことりせんせいのパーティーだよ!」
ことり「え、ことりの?」
にこ「ことりがこのクラスを持ってしばらくたったでしょ。その歓迎会ってことね」
えり「びっくりしてるわ!」
まき「ふふん、まきちゃんがやってるんだからあたりまえでしょ!」
ことり「いつ準備してたの?」
にこ「昨日ことりが休みの時にやろうってこの子達が言い出して準備したのよ。教室の準備はさっきことりが居ない間にね」
ことり「そ、そうだったんだ、ほんとびっくりだよ」
りん「ことりちゃんせんせいこれりんがせんせいのためにつくったの!」つオリガミノヒヨコ
ことり「これって‥、午前中に凛ちゃんが作ってた折り紙?」
りん「うん!それであのね、せんせいにばれたくなかったから‥」
ことり「ううん、そうだよね、分かってるよありがとう凛ちゃん♪すごい嬉しい」ダキッ
うみ「μ'sぐみのみんなことりせんせいのためにおりがみをつくったんです」つオリガミノツル
ほのか「はなよちゃんにおしえてもらったんだよ!」
ことり「そうなの?」
はなよ「う、うん//」
ことり「花陽ちゃんは折り紙が上手なんだね。みんなすごい嬉しいよ」ナデナデ
ことり「みんなも先生のためにありがとう」ギュ-
にこ「折り紙は1人1人からのプレゼント。そして全員からもう一つプレゼントがあるのよ」
ことり「全員からもう一つ?」
にこ「ええ、じゃあみんな準備して」
全員「はーーい!」
にこ ピアノの前に座る
にこ「それじゃあいくわよ」
♪~~♪~
あいしてるバンザーイ♪ここでよかった~♪
ことり(みんな‥‥)
ことり(みんなほんとうにありがとう。ことりもμ's組のみんなと一緒に成長していくよ。ことりはこれからもここで頑張ります!)ホロリ
ほのか「ことりせんせいどうだった?きのうみんなでれんしゅうしたんだよ!」
まき「まきちゃんはうたがじょうずなのよ!」
えり「えりーちかもがんばったのよ!」
ことり「みんな‥、本当に大好きだよ!これからもよろしくね!」ニコッ
ーーーー
ーー
♪~~♪~~~~♪~
希「まさか理事長先生も協力するとは思わなかったですよ」
理事長「矢澤先生にあそこまで言われたらね。それにお母さんとして理事長先生としてたまにはいいとこ見せないとね♪」
理事長「それにいくつになっても子どものことは心配なのよ♪」
「まきちゃんの初恋」
ある日の帰りの時間
りん「りんはかよちんのことだいすきにゃー」ギュッ
はなよ「りんちゃん//」
はなよまま「あらあら」
ことり「これは」
りんまま「アッツアツね!」
りん「にゃー♪」
はなよ「あわわ//」
ーー
にこ「あの2人は相変わらずね」
ことり「見てるこっちもぷわぷわするね♪」
にこ「まあ可愛いものよね。そういう気持ちはまだ持たない子もいるし」
ことり「ことりはすごいあーゆうのは好きだな♪」
にこ「ことりは初恋はいつなの?」
ことり「え~、もう恥ずかしいよにこちゃん」キャッキャッ
にこ「ずいぶん楽しそうね」
ほのか「ほのかはうみちゃんがすきだよ!」
うみ「ほ、ほのか//」
ことり「ほんとに~!穂乃果ちゃんもおませさんだね♪」
にこ「穂乃果の好きは少し違うような」
まき「まきちゃんはママがだいすきよ!」
ことり「う~ん、真姫ちゃんはまだ少し早いかな~♪」ニコッ
まき「イミワカンナイ」
にこ「そのうち分かるようになるわよ」
まきママ「真姫ちゃ~ん迎えに来たわよ~」
まき「まま!」タタタッ
にこ「ほんと大好きなのね」
ーーその夜、西木野家ーー
まき「ママ!まきちゃんはママにこいしてるの?」
まきママ「あらあらどうしてそう思ったの?」
まき「ほいくえんでことりせんせいたちがすきなひとがいるとこいしてるっていってたから」
まき「こいしてるとおとななんだって!」
まきパパ「まき!まだ恋をするのは早い!パパがいるだろ!」
まき「パパよりママのほうがだいすき!」ニコォ
パパ「ぐはぁ」ドサッ
まきママ「それは嬉しいわね」ナデナデ
まきママ「そうね簡単に言うと恋っていうのはねその人のことを考えると胸がドキドキしたり話そうとすると緊張したりすることかしらね」
まき「ふーん。じゃあむねがドキドキしないからママはこいじゃないのね」
まきママ「ふふっ、そうねいつかそういう人が現れたら自分のその気持ちを大切にするのよ♪」
まき「うんわかった!」
まきママ「じゃあ今日はもう寝ましょうか」
まき「うん!いっしょにてつないでね!」
まきママ「うふふ♪あまえんぼさんね」
スタスタ
まきパパ「ま、まき‥‥」
ーー
数日後
お絵かき中
まき ♪~♪~~ カキカキ
えり「まき!つみきであそびましょ!」
まき「いまえをかいてるからあとであそぶわ」
えり「わかったわ。あっ、ほのか!つみきであそびましょうよ」
ほのか「うん!いいよ!」
えり「じゃあむこうでやりましょ」タタタ
ほのか「うん!」タタタ
まき お絵かき中
まき「ふん♪ふんふーん♪」カキカキ
黒光りするG カサカサ
まき ♪~♪~‥、チラッ
黒光りするG ヤア、コンニチワ
まき サ--
まき「い、いやー!」バッ
G ニゲナイデ カサカサ
まき「こっちこないで!」
G カサカサ
まき「いやぁーー!だれかたすけてよ!」ジワァ
G カサカサ
うみスリッパ装備 サッ
うみスリッパ装備 Gパ--ン!
うみ「だいじょうぶですかまき!」
まき「う、うみ‥」
うみ「もうやつはたいじしたのでだいじょうぶです」
まき「あ、ありがとう」ペタリ
まき「こ、こ、こわかったわけじゃないのよ!」
うみ「わかってます。でもなみだをふいてください」フキフキ
まき「かってにふかないで!」プイッ
うみ「だめです!ちゃんとふかないとまきはかわいいのにあとがついてしまいます!」
まき「イミワカンナイ//」カアア
うみ「かおがあかいですよ?かぜひいてるのですか?」オデコピタ-
まき「//」ボンッ
うみ「?」
ーー
タタタッ
にこ「あら、もうGは海未が倒しちゃったのね」
ことり「ちょっと待ってにこちゃん!これは‥」
まき「//」チラッ
まき「//」プイッ
うみ「まき、なにかいやなことしちゃいましたか?」オロオロ
まき「ヴェェ、その、えと//」モジモジ
うみ「わたしがたすけたのがいやでしたか?」オロオロ
まき「そ、そうじゃなくてその//」モジモジ
にこ「まさか‥、この感じ」
ことり「真姫ちゃんが海未ちゃんのことを好きに‥なっちゃったのかな?」
にこ「‥かもしれないわね」
うみ「まき、おしえてください!」グイ
まき「//」ボンッ ダダダッ
ことり「あっ逃げた」
にこ「真姫はこういうタイプなのね」
うみ「あうぅ」
ーー給食の時間ーー
うみ モグモグ
まき ジ--
ことり()
ことり(ずっとみてる)
ーーお昼寝の時間ーー
うみ ス-ス-
まき モゾモゾ
まき「//」
にこ()
にこ(さり気なく近くに寄ってる)
ーー午後ーー
ワ-ワ-!キャ-キャ-!
まき ジ--
にこ(海未が穂乃果達と遊んでるのをずっと隠れて見てるわ)
まき ジ--
えり「まきなにしてるの?」ヒョコ
まき ビクッ!
まき「な、なにもしてないわよ!ただたってるだけよ!」
にこ(いやそれ怪しいわよ)
えり「ふーん。それならえりーちかとあそびましょ」
まき「だめよまきちゃんはいそがしいのよ」
にこ(忙しくないでしょ)
えり「たってるだけならいそがしくないでしょ?」
まき「まきちゃんはいそがしいのよ!」
えり「じゃあいいもん。うみたちとあそぶわぁ」トコトコ
まき「ま、まちなさい!だめよ!」ガシッ
えり「なによ!それならまきがえりーちかとあそびなさいよ!」
まき「それは‥、いまはいそがしいのよ」
えり「いそがしいならうみたちとあそぶわぁ」
まき「うぅ~、どっちもだめよ!」
えり「みとめられないわぁ」
まき「うぅ‥」
トテトテ
ほのか「ねぇ、えりちゃんとまきちゃんもほのかたちとあそぼ!」ニコッ
うみ「はい、いっしょにあそびましょう」
えり「はらしょー、あそぶわ!」
まき「//」
ほのか「まきちゃんもあそぼ!」
まき「え、えと//」
うみ「まきわたしたちとあそぶのいやですか?」
まき「あの、そうじゃないの、えと」アセアセ
ほのか プク- 「もう!いっしょにあそぶよ!」ギュッ ヒッパリ
まき「ああ、もうほのかぁ」ズルズル
えり「いくわよ!」
うみ「まきをひっぱっちゃだめですよ」オロオロ
にこ(流石、穂乃果ね)
ーーその日の夜、西木野家ーー
まきママ「あら真姫ちゃん、みんなの集合写真なんか見てどうしたの?」
まき ビクッ!
まき「な、なんでもないの!」アセアセ
まきママ「一緒に見てるのは‥‥、前に海未ちゃんと撮った遠足の写真じゃない」
まき「//」
まきママ「もしかして海未ちゃんのこと好きになっちゃったのかしら?」
まき「ちがうのよ!//」
まきママ「あらあら♪ついに真姫ちゃんにも好きな人が出来ちゃったのね♪」
まき「//」
ダダダダッ
まきパパ「どこのどいつだ!うちの真姫をたぶらかすやつは絶対許さんぞ!」
まきママ「あなた」
まきパパ「い、いや、でも流石にこれは見過ごせな
まきママ 从^^从
まきパパ「はい夜勤行ってきます」タタタッ
まきママ「真姫ちゃんは海未ちゃんのどこを好きになっちゃったのかしら♪」
まき「だからすきじゃないのよ!」プイ
まきママ「そうなの残念ね。もし好きだったなら海未ちゃんが好きなっちゃうような作戦があったのに‥」
まき「ヴェェ」
まきママ「残念ね。好きじゃない人にはこの作戦は教えてあげられないのよ」ハァ
まき「」
まきママ「ほんと残念ね~」
まき「うぅ//」
まき「マ、ママ//。ほんとはちょっーとだけうみのことすきだからおしえてほしいわ」
まきママ「全く、我が娘ながら素直じゃないわね♪」ナデナデ
まきママ「そうねこうすればいいのよゴニョゴニョ~~」
ーー翌日ーー
うみ キャッキャッ♪
まき コソッ サササッ
まき スススッ
まき ス-ハァ--ス-ハァ--
ー
ーー
まきママ「真姫ちゃんは今度ピアノの発表会があるでしょ。そこに海未ちゃんを招待しちゃうのよ♪」
まきママ「真姫ちゃんが上手にピアノを弾いてるとこを見たらきっと海未ちゃんも真姫ちゃんのこと好きになっちゃうわよ♪」
好きになっちゃうわよ♪
なっちゃうわよ♪
ちゃうわよ♪
わよ♪
ーー
ー
まき「えへへ//」ポケ-
まき ハッ! ブンブン
まき サササッ ピタッ ジ--
うみ キャッキャッ♪
まき バッ
うみ ビクッ!
うみ「ま、まき、どうしたのですか‥」
まき「//」
まき「あ、あのうみ、その‥」モジモジ
うみ「?」
まき「やっぱりなんでもないの!」ピュ--
うみ「?」
ーー
まき(けっきょくもうみんなかえっちゃうじかんなのにうみにいえなかった‥)
にこ「まきー。お母さんがお迎えにきたわよ」
まき「ヴェェェ」
まきママ「真姫ちゃーん♪元気にしてたかしら♪」
まき「ママ‥」
まきママ「あらあらその感じだともしかしてまだ海未ちゃんを誘えてないのかしら?」
まき「‥‥」
にこ「誘うって海未と遊ぶ約束でもするんですか?」
まきママ「あっ先生達には話してなかったわね♪じつはゴニョゴニョ~」
にこ「やっぱり真姫は海未のことが好きになっちゃってたんですね」
まきママ「あら矢澤先生も気づいてたんですか?」
にこ「ちょっと思いあたる節があって」
まきママ「真姫ちゃんは素直あまり素直じゃないけど分かりやすいのよね♪でもそこがかわいいのよ♪」
にこ「まあわかります」
まきママ「矢澤先生ちょっと手助けしてもらってもいいかしら?」
にこ「全然大丈夫ですけど何をすればいいですか」
まきママ「それはちょっとだけね♪」
ーー
まきママ「真姫ちゃん帰る準備できたかしら?」
まき「うん」コク
うみ「まきー!」タタタッ
まき「!!」
うみ「まきハンカチをわすれていましたよ」つ
まき「//あ、ありがとう//」
まきママ「あら~♪わざわざ渡しに来てくれてありがとう海未ちゃん♪」
うみ「にこせんせいにたのまれたんです」ニコッ
まきママ「あっ、そうだ。海未ちゃん今度、真姫ちゃんピアノの発表会があるんだけど穂乃果ちゃん達も誘って見に来ない?」
まき「マ、ママ!」
うみ「まきのピアノがきけるのですか!いってみたいです!」キラキラ
まき「うみ//」
まきママ「ほんとに~良かったわ♪詳しいことはお母さんに連絡しておくわね♪」
うみ「はい!たのしみです!まきがんばってください!」
まき「//」
まきママ「ほら真姫ちゃん♪」ポン
まき「う、うみのためにがんばるわ//」
うみ「!」
うみ「はいおうえんしてます!」
ーーその夜、西木野家ーー
まき「ママ!ピアノのれんしゅうしたいわ!」
まきママ「うふふ♪そうね海未ちゃんが来るんだから頑張って練習しなきゃね♪」
まき「♪~♪~」
まきママ「ほんとによかったわね真姫♪」
まきパパ コソコソチラッ
まきパパ「う、ううっ真姫ぃ~~」ポロポロ
まきママ「はぁ、あっちもどうにかしないとね」
「えりーちかはお姉ちゃん」
ある日
ありさ「あはは!」タタタッ
えり「ありさ!はしりまわらないで!」タタタッ
ありさ「りんちゃんいっしょにあそぼー!」
りん「あっそぶにゃー!」
ありさ「じゃありんちゃんがおにね!」タタタッ
りん「まつにゃー!」タタタッ
えり「ありさもりんもおちつきなさい!」タタタッ
ありさ「わーい!」
ことり「亜里沙ちゃんはこの保育園で1番元気ってぐらい元気だよね♪」
希「そうやね~。まぁ元気すぎてちょっと見てて危ないんやけどね」
希「ちょっと落ち着かせにいってこようかね」
ーー
えり「ありさ、りん、はしりまわったらあぶないわよ!」
りんあり ダダダッ キャッキャッ!
えり「なんでいうこときいてくれないのよ‥」ジワァ
ガシィ
りんあり「!!」
希「はいそこまでにするんよ」
ありさ「ありさはあそびたいんです!」ジタバタ
りん「りんもはしりたいのにゃー!」ジタバタ
希「そうやね、そんなに走しりまわって遊びたいならお仕置きが終わってからやね」ワシワシ
りんあり「うぅ」
希「さあどうする?」ワシワシ
りんあり「‥しずかにあそぶ」
希「うんそうやね。ほらえりちもケガしないか心配してるんやから」
ありさ「おねえちゃん‥」
えり「もう、ありさころんでけがしたらあぶないからしずかにあそびなさい!」
ありさ「なみだめになってる!」
えり「べつにいいのよ!」
ーー
ことり 仕事中
ことり カキカキ
トコトコ
えり「ねえことりせんせい」
ことり「どうしたのえりちゃん?」
えり「どうしてのぞみせんせいはありさたちにちゃんということきかせられるの?」
ことり「え?そうだね~やっぱり希ちゃんは母性があるからそういうのもあるのかな?」ウ-ン
えり「ぼせいってなに?」
ことり「えっとお母さんみたいに安心できたりお世話したり頼りになる感じかな?」
えり「えりーちかもぼせいある?」
ことり「絵里ちゃん達の年じゃ母性はまだないかな」ナデナデ
えり「むう」プクゥ
ことり「大丈夫、大きくなったら絵里ちゃんにも母性が感じられるようにきっとなるよ♪」
えり「それじゃおそいの!」
ーー
うみ「まきはピアノがすごいじょうずなんですね!」
まき「//」
まき「うみもいろいろすごいわよ//」
うみ「そんなことないです。まきのほうがすごいです!」
まき「//」
えり「そうねまきはすごいものね」ダキッ
まき「!」
まき「ナニヨ!」バッ
うみ「とつぜんどうしたのですかえり?」
えり「てれなくていいのよまき。えりーちかはぼせいがあるでしょ」ナデナデ
まき「イミワカンナイ!」
えり「うみもえりーちかをたよっていいのよ!」ダキッ
うみ「あわわ」
にこ「絵里は急にどうしたのよ?」
ことり「‥‥ナンデモナインジャナイカナ」
にこ「‥‥後で話しなさい」
ことり「‥はい」
ーー給食の時間ーー
りん「うぅ、りんのきらいなおさかながあるにゃ」
りん キョロキョロ
りん「のこしちゃお~」
えり「りん。ちゃんとたべなきゃだめよ」
りん「えりちゃんにはかんけいないにゃ~」
えり「えりーちかがりんにたべさせてあげるわ」
りん「いやだー!たべたくないにゃー!」バタバタ
えり「はいりんあーん」
りん「やだにゃー!」ドタバタ
えり「あばれないの!」
にこ「2人とも食事の時間は静かに食べなさい!みんなの迷惑でしょ!」
りん「だってえりちゃんが‥」
えり「えりーちかはりんにたべさせてあげようとおもって‥」
にこ「好き嫌いする凛も悪いわ。けど絵里も嫌がる凛に無理やり食べさせようとしないの!」
りん「‥わかったにゃ」
えり「‥‥」
にこ「わかったの絵里?」
えり「‥‥うん」ショボン
にこ「そしたら給食たべちゃいなさい」
ーー
えり「ぜんぜんみんなのおせわできないわ‥」
えり「えりーちかはぼせいがあるおねえちゃんになれないの‥」シュン
ことり「えりちゃん♪」ヒョコ
えり「ことりせんせい」
ことり「えりちゃんはそんなに母性とかを気にしなくてもいいとことり先生は思うよ」
えり「でも‥」
ことり「先生が初めてここに来た日の給食の時間に絵里ちゃんが真姫ちゃんのことフォローしてくれたのはすごい嬉しかったんだ♪」
ことり「だから絵里ちゃんは母性とかそういうのを気にしないで今までのままでいていいと思うよ♪」
えり「ことりせんせい‥」
えり「うんわかったわ!えりーちかはぼせいがなくてもいいのね!」
ことり「う、うん?」
えり「えりーちかはぼせいがないしっかりしたおねえちゃんになるわ!」
ことり「そ、そう。頑張ってね絵里ちゃん」
はなよ トコトコ
えり「はなよのおねえちゃんになってくるわ!」タタタッ
ことり「これでいいのかな?」
ーー
えり「ふんふんふ~ん♪」
希「おやえりちはご機嫌な様子やね」
えり「えりーちかはのぞみせんせいみたいにぼせいがなくてもいいおねえちゃんなのよ」エッヘン
希(にこっちやことりちゃんがさっき言ってやつのことやね)
希「えりちは立派なお姉ちゃんにもうなってるとウチは思っとるよ」
えり「でもありさはあまりえりーちかのいうこときいてくれないのよ!」
希「そうやね亜里沙ちゃんはあまり人の言うことは聞かない元気ハツラツって感じな子ではあるね」
希「でもえりちの言うことを聞いてくれなくても亜里沙ちゃんが1番好きなのはウチなんかよりもえりちなんよ」
えり「しんじられないわぁ」
希「亜里沙ちゃんが1番この保育園で楽しみにしてる時間ってなんだと思う?」
えり「外遊びのじかん?」
希「ううん。それも亜里沙ちゃんは大好きなんやけど1番は亜里沙ちゃんのクラスとえりち達のクラスが遊ぶ時間なんよ」
えり「!!」
希「いつもその日になると「お姉ちゃんと遊べる!」っていってすごい楽しみにしてるんよ」
希「きっと言うことをあまり聞いてくれないのも大好きなえりちと遊べるのが嬉しくてなんやろね」
えり「ありさ‥‥」
希「だからあんまり難しく考えなくていいんよ。えりちはまだまだ成長の途中なんだからもっとのびのびと遊んだり勉強したりするんよ」ナデナデ
えり「うん!」
希「それになんたってえりちはかしこいかわいい~‥‥」
えり「!!」
えり「えりーちか!」ニコッ
希「ハラショーやね」ナデナデ
えり「すっごいはらしょー!」
ーー
にこ「流石希ね」
ことり「ほんとお母さんみたいだよね♪」
にこ「ああゆうタイプが1人居てくれるとありがたいわね」
ことり「にこちゃんも希ちゃんとは違うタイプだけど居てくれると安心するよ♪」
にこ「相変わらず言ってくれるわね」
ことり「ふふ♪」
にこ「久しぶりに希も誘って飲みに行く?」
ことり「いいよ♪じゃあ希ちゃんにも言っておくね♪」
にこ「わかったわ。それじゃ今日もあと少し頑張りましょ。」
ことり「うん!」
一旦これで終わりにします。
またネタを思いついたり書きためが出来たりしたらまた書くかもしれません。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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