【安価】男「主人公補正が付く機械?」 (27)

男「えっ、なにそれチートじゃん」

天使「そう、これはチートアイテムなのです!」

男「なぜそんなものを俺に?」

天使「知りたいですか?知りたいですよね?仕方ないですねえ、教えちゃいます!」

男「はあ」

天使「それは、あなたのようなバカでどうしようもない変態方にも恋愛をさせよう……」

天使「というのが、天界での決まり事となったからなのです!」

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男「すまん、なぜいきなり罵倒されてるのかがわからないんだけど」

天使「それは、あなたのようなバカでどうしようもない変態方にも恋愛をさせよう……」

天使「というのが、天界での決まり事となったからなのです!」

男「殴ってもいいか?」

天使「恋愛が出来ない人間の元へ赴き、恋のキューピットになるのが私達天使の役目なのです!」

男「いらん帰れ」

天使「待ってください男さん!それでは私が困りますー!」

男「お前が困ろうが俺の知ったことじゃない」

天使「いやー!、私の出世街道が絶たれちゃうからダメなのー!」

男「こいつ天使の癖に考えてることゲスじゃねえか……」

男「まず第一、こんな機械で主人公補正が付くとも思えんし、お前本当に天使か?」

天使「まあまあ、そんなことは実際に使って見ればあいいじゃないですかー」テンシデスヨー

天使「ほらほら、ちょうどあそこに妹さんがいますので早速試してみましょう」

男「はあ、まあ試すだけ試してみるか、この機械を弄ればいいのか?」

元々の潜在能力+主人公補正値=能力評価

【見た目】 3+0 =3 普通
【 知 力 】 2+0 =2 普通
【 体 力 】 1+0 =1 平均より下
【 運 】 1+0 =1 平凡より下

残り弄れる値10

天使「そうです、ただし全てを超越する、なんてことは出来ません、世の中そこまで上手くはいかないんですよ?」

男「充分こんなものが存在する時点で、世の中おかしいけどな」

天使「まあまあ、それは置いといて、このチートアイテムについて説明しますね」

天使「まず、元々の潜在能力というのがあなたの生まれ持った能力ということになります」

【見た目】男の全体的な見た目のパフォーマンスに直結します。この値が高ければ高いほど相手を誑し込んでしまうかもしれません。

【 知 力 】男の頭のよさに直結します。この値が高ければ高いほど相手を言葉攻めしてしまうかもしれません。

【 体 力 】男の身体能力に直結します。この値が高ければ高いほど相手を力付くで組伏せてしまうかもしれません。

【 運 】男の漢としての生き方に直結します。この値が高ければ高いほどラッキースケベが起こるかもしれません。

天使「そして、ここからが重要になりまして、主人公補正値というのが、今のあなたからプラスする補正になります。上げられる値は一律で上限10まで、振り分けられる値も10までとなります。振り分ける値は均等でもいいですし、敢えて1つに特化してもいいです」



【見た目】 3+7 =10←上限は10まで
【 知 力 】 2+0 =2
【 体 力 】 1+0 =1
【 運 】 1+0 =1

残り弄れる値3←余ってもいい

【見た目】 3+4 =7
【 知 力 】 2+2 =4
【 体 力 】 1+2 =3
【 運 】 1+2 =3

残り弄れる値0
ただし、均等にすると主人公補正を実感しにくくなります。

【見た目】 3+0 =3
【 知 力 】 2+0 =2
【 体 力 】 1+0 =1
【 運 】 1+0 =1

残り弄れる値10
上のように、敢えて素の自分で勝負を挑むのも乙かもしれません。

余談:プラスがあるということは……?

*相手によっては逆に組伏せられ、掌握されてしまうこともあるかもしれません。

天使「数値が決まったら最終的な評価が出てきます。それを元にこのお話が進んで行きますので 皆さんのお力添えをよろしくお願いします」

男「誰に話しているんだ……」

天使「では、長ったらしい説明は終わりにして妹さんを攻略しちゃいましょうか!」

男「やれやれ……」

男 VS 妹
能力評価
勝ち気でツンデレ
スポーツ少女
おつむはちょっとだけ弱い?
いつもは兄に対して悪態を付くが本当の気持ちは……?

安価↓2
能力は簡単に指示して頂いて大丈夫です。
見た目10とか簡単に指示してくれれば反応します。
数値が指示されてなければ1つ下の値を参考にします。
安価が続かなかった時点でこのお話は終了です。

【 運 】 1+9 =10 最強の運。神はいつでもあなたを見ています。

男「うん、完璧だ……」

天使「ちょっといいですか?何故か奇跡の風が吹いて、パンチラを見られたうえ、恥ずかしくてスカートを押さえようとしたらスカートが脱げてパンツもろだしになったことをいいことにいまだガン見を続けてるド変態の男さん?」

男「なにかな?」モミモミ

天使「一体なんの数値を上げたんですかねー?クズ男さん?」イライラ

男「いやあ、半信半疑だったんでな、運を10まで上げちゃったら大変なことになっちった!」モミモミ

天使「うがー!!いい加減私の胸をどさくさに紛れて揉むのやめろー!」

男「うーん、この揉み心地はCか?いや、Dはあるかな?他の人のを揉んだことないけど」

天使「私のことはいいから早く妹に会いに行けーこのバカー!」ポカポカ

男「おっと、そうだった、そうだった」

男「今の俺は無敵みたいだからな、妹と少し遊んでやるか」

妹「ふぅー、いい汗をかいたー!やっぱ運動は最高だぜー!」

妹「汗をかいた後には、ひとっ風呂浴びる!最高だぜ!」

男「いーもーうーとーっ!!」ダッダッダ

妹「えっなに!やだちょっとなんでこっちに走ってくるのお兄ちゃん!?」

男「とーっう!!」ダイブ

妹「ぐえっ」

男「会いたかったぞー!!」クンカクンカ

妹「あーっくそ放せボケ!なんで身体が意味不明に絡まってくんだよ!」

男「いやあ、お前の身体からは良い匂いがするなー!!」クンカクンカ

妹「やめろっつってんだろー!汗をかいてんだから良い匂いがするわけないだろ!」

男「は?、俺の妹が臭いわけないから」

妹「いや、急に冷静にならないでよ」

妹「もういいでしょ、離れてよ」

男「ったく、わあったよー」ンションショ

妹「……なにしてんの?」

男「抜け出せない」

妹「はあっ?なにやってんの!ばっかじゃないの?ばっかじゃないの?」

男「ちょっと待て動くな、余計に絡まるだろが」

男「いいか?俺が動くからお前は動くなよ」

妹「……っもう、わかったから早くして」

男「んんっ、なんでこんな絡まってんだよ」グイグイ

妹「……ッンン//」

男「……ん?」

妹「……」

男「んしょんしょ」グイグイ

妹「……っア…ンン//」

男「……」

妹「……」

男「……もしかして変態?」

妹「お兄ちゃんが変なところを触るからでしょうがー!!うがー!!」

男「やめろ噛みつくな、興奮するだろうが」

妹「妹で興奮するな!この変態!」

男「っとすまんすまん」

妹「……」

妹「……お兄ちゃんは妹の私なんかでも興奮するの?」

男「むしろ妹にしか興奮しませんが?」

妹「……」

妹「じゃ、じゃあさ!私とこんな風に絡まってて嬉しい……?」

男「もっと深いところまで絡ませたい所存でございます」

妹「…そ、そうなんだ」

妹「……」

妹「…い、いいよ?お兄ちゃんとなら…私、もっと深く絡まっても?……//」

男(yes!神様ありがとう、今日男は漢になります!!)

男「じゃあ、いっただっきまーす!」

母「ただいまー!妹ちゃんいるー?」

妹「!!?」

妹「ちょっ!ちょっとお兄ちゃん!早く離れて!!」

男「いや、でも身体がほどけなくてだな……」スルスル

男(あれ?なんでだ、急に緩くなった、それに最強の運を手に入れた俺にこんな邪魔が入るわけがないのに…)

天使「終わったみたいですね」

男「天使か、これは一体どういうことだ?」

天使「あれ、説明をしていませんでしたか?」

天使「このチートアイテムの有効時間は30分です。主人公補正はいつまでも続くものではないんですよ」

男「おいおい、それを先に説明しろよ」

天使「どうです?妹さんで手応えは感じて頂けましたか?」

男「ああ、これは紛れもなく危ない機械だ」

天使「ふぅー、分かっていただけたみたいでなによりです。今後は使い方に気をつけてくださいね」

天使「ところで、男さんには好きな女性はいらっしゃいますか?」

男「うーん、特別気になる子はいないな」

天使「あなたの回りには魅力的な方がたくさんいらっしゃるのに欲がないですねえ」

男「別に恋愛がしたいわけじゃないからな」

天使「んもぅ!それじゃ困るんですってー」

天使「次の人は私がピックアップしちゃいますからね!次は幼なじみさんですよー!」

男「ああ、幼なじみね」


男 VS 幼なじみ
能力評価
心優しい
体力に難有り
家庭的な少女
いつでもニコニコ笑顔、その裏に隠された顔は……?

安価↓2

【 運 】 1+9 =10 最強の運。神はいつでもあなたを凝視していることでしょう。

男「……」ニヤリ

天使「あの、私の衣服がなぜか弾けとんで、ブラジャーとパンツ一丁になったのには理由があるのでしょうか?」

男「理由などない、ただ俺がそう望んだだけのことさ……」

天使「むっきー!!やっぱりまた運を上げましたね!この変態!鬼畜!天使をバカにすると後で痛い目に遭うんだからー!!」

男「はいはい、今の俺は最強だからなーんも怖くないっての」

男(でもよく考えたら運を上げるだけで俺って勝ち組になれるんじゃなかろうか?)

幼「うーん、今日はいい天気だなー、絶好のお散歩日和だよぉ」

男「幼なじみはいつもマイペースだよな」

幼「あー、男くんだー。こんにちは!」

男「おー、これからどこに行くんだ?」

幼「んっふっふー、実はねー今日はスーパーの特売日なのだぁ!」

幼「今から戦場に向かうのですよ!」フンス

男「そうかそうか、そりゃ大変だ、でもその特売日は明日だぞ」

幼「へ……?」

幼「おおっー!明日だね!」

男「ってなわけで今日は俺と散歩をしような」

幼「うんっ、いいよー!」

男「あー、ちょろいなー全く」

ポツポツポツ

幼「ってあれ?なんか雨降ってきたね?」


男「そのようだな、本降りになる前に雨宿りしようか」

ザッーザッーザッー

男「結構本格的に降ってきたな、幼なじみは傘を持ってきたか」チラッ

──ふと、目を向けたらそこには雨で濡れて服が透けている幼なじみがいた、俺はその姿に見惚れてしまった、その透けた先にあるブラジャーではなく、そう、彼女の濡れた姿に──

男「ってなわけで、お前のブラジャーにはなんの興味がないんだ、誤解しないでよね」

幼「なんの話?」

男「ともかく、お前って傘を持ってたりしないの?」

幼「うん、今日は雨が降るとは思ってなかったから……」

男「困ったなあ」

──考え事をしていると、ふと、肩になにか柔らかいものが触れた。幼なじみのふくよかなマシュマロだった。そういえば俺の体温はめっきり下がってしまっていたようだ、俺はその暖かな幼なじみの体温に安堵し、感謝の言葉を伝えることにした──

男「当たってるんじゃないの、当ててるのよ」

幼「それ、私のセリフなんだけどね」

妹「お兄ちゃーん!!」タッタッタ

男「おおっ愛しの妹じゃないか、どうした?」

妹「誰が愛しの妹じゃ!お兄ちゃん傘持ってなかったしょ?迎えに来たよ!」

男「おー、良くできた妹だ、ナデナデしてやろう」ナデナデ

妹「えへへ……、って勘違いしないでよね!たまたま暇だったから来ただけなの!」

男「じゃあ帰ろっかって、傘1つだけか?」

妹「し、仕方ないでしょ!お兄ちゃんの傘が見つからなかったんだもん!」

男「玄関先に置いてあるはずなんだがなぁ、まあいいや、じゃあ妹と幼なじみは2人で帰れ」

妹「はっ?なんでよ」

幼「……」

男「なんでって、お前らを濡らすわけにはいかんからな、俺はそこら辺で傘を買って帰る」

妹「私はお兄ちゃんの迎えに来たの!こんなやつどうなってもいいじゃん!」

幼「……コロスゾ」ボソッ

男「……」

気付いたら雨が止んでいた。
この日俺は誓った、2度と幼なじみにちょっかいは出さないと。

天使「それで、その後はどうなったんですか?」

男「あのあとは無言で帰ったよ、怖すぎた」

天使「恋人にしたくなりましたか?」

男「ならんならん、逆に恋愛が怖くなったわ」

天使「もぅ、前途多難ですねー」

天使「わかりました、でしたらもう一度初心に戻って、家族を攻略しましょう!標的はあなたの姉です!」

男「姉ならまぁ」

姉 評価
真面目
品行方正
生徒会長
男は弟としてかわいい

安価↓2

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