西住みほ「オナ禁道、始めます!」 (293)

口調・呼称がおかしかったら言ってください

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大洗女学園

桃「えー大会を一週間後に控えているわけだが、隊長の西住から全員に挨拶をしてもらい、士気を高めることとする」

みほ「えぇ!?私ですか!?」

桃「そうだ。経験者はお前だけだからな。大会までに心がけておくことなどの指導があったらそれも頼む」

杏「まあまあ気楽にさー、ガンバローみたいなのでいいし」

沙織「みぽりんがんばー」

優花里「是非お言葉をお願いします!」

みほ「えぇっと……はい、あと一週間を切ったわけですが…」

麻子「きこえないぞー」

梓「隊長、もっと大きな声で!」

みほ「はい!みなさんで力を合わせて頑張りましょう!」

………

桃「……それだけか?」

みほ「えぇ!?だって会長はそんな感じで良いって……」

桃「にしてもそのまま言うやつがあるか!必勝法をみんなの前で演説せんか!」

柚子「桃ちゃんそんな方法あるわけないよ」

みほ「技術や体力は一週間ではどうにもなりません。後はみんなの気合の差がそのまま試合結果に反映します」

桃「精神力は一週間で鍛えられるのか?」

みほ「えぇ、西住流とあと黒森峰では伝統的にやっている訓練があります」

桃「ほお、どういったことをすればいいんだ?」

みほ「オナ禁です!!!!」

ざわざわざわ……

沙織「オナ…ってえぇぇ!?」

華「オナ禁……初めて聞く言葉ですね」

みほ「自慰行為、性交渉を一切禁じて試合に興奮状態のピークを持っていくんです」

華「えぇ!?これから一週間もですか!?」

みほ「黒森峰では二週間前から禁止されていました」

麻子「まじか……」

桃「わかったかお前ら!これから一週間全員自慰行為禁止だ!」

柚子「ちょ、ちょっと桃ちゃん!何そんな簡単に受け入れてるの!」

桃「それで試合に勝てるかもしれないんだぞ?」

柚子「いや……それ言われちゃったらさぁ……」

桃「そもそも私は自慰行為はほとんどしないからな」

柚子「えぇ!?」

桃「当たり前だ。一週間なんて余裕だ」

柚子「私は絶対無理!!」

私も無理でーす!
一週間はちょっと……
前日だけじゃダメなんですかー?
そんなの無理ぜよ!人権侵害ぜよ!

桃「黙れーい!これは決定事項だ。破ったものには罰を与える」

みほ「黒森峰では全員の前で下半身を出してお尻100叩きでした」

桃「じゃあそれを採用する!全員の前でお尻100叩きだ!」

ざわざわざわ……

沙織「意外と可愛い罰だった……」

梓「でも、そんなの隠れてやっちゃえばバレなくないですか?」

エルヴィン「それもそうだな」

桃「そうだぞ、西住。むしろバレる方が珍しいケースなんじゃないか?」

みほ「それは大丈夫です。私は匂いでわかります」

沙織「えぇ!?何の匂い!?」

みほ「自慰行為した時に分泌される特殊な女性ホルモンの匂いだよ、西住流の人はみんな鼻がいいからね」

沙織「えぇ……嘘でしょ……」

みほ「じゃああんこうチームのみなさんちょっと集まってください」

くんくんくんくん

みほ「麻子さんと華さん、昨日したでしょ?」


華麻子「えええええ!?」//////

桃「どうなんだ?当たってるのか?」

華「い、言いたくありません///」

麻子「黙秘権を行使する……」

杏「ってことは」

柚子「当たってるってことだねえ…」

あゆみ「秋山先輩と武部先輩は?」

みほ「二人からは匂いがしないよ」

優花里「昨日は疲れていたのですぐ寝ましたから……」

沙織「私も勉強してすぐ寝ちゃったなあ」

梓(真面目そうでそういうことに縁がなさそうな五十鈴先輩と)

そど子(エッチに興味なんてなさそうな冷泉さんがしてて…)

エルヴィン(毎日してそうなグデーリアンと)

優季(恋愛とかそういうのにうるさそうな武部先輩がしてないってのが……)

全員(なんかすごくリアルだなぁ……)

カエサル「意外だな、グデーリアンがしてないなんて」

優花里「何が意外なんですか、何が!」

柚子「ねえ西住さん、桃ちゃんが本当にしてないか確認してくれない?」

桃「してないと言ってるだろうが!」

くんくんくんくん

みほ「匂いしないですね」

桃「だから言っただろ!」

桃「柚子、人を疑ったからにはお前も確認されても文句はないよなあ?」

柚子「えぇ、ダメダメっ!」

桃「嗅げ西住!」

ここまで書いといてなんだけどこれここでやっちゃいけないやつかな?

くんくん

柚子「ダメダメダメ!西住さんホントにダメ!」///

みほ「んっ…!これは…小山先輩、言ってもいいですか?」

柚子「ダメ!」

桃「ダメじゃない!」

華「そうです!」

麻子「私たちだけ恥かかされるのは納得いかないぞ。で、西住さん、どうなんだ」

みほ「これは2、3回してます。ちょっと強めの匂いです」

柚子「あぁぁぁぁ//////」

ざわざわざわ……

柚子「もう!なんで言っちゃうの!」

麻子「大丈夫、健全な女子高校生の証拠だからな」

華「恥ずかしくないですよ。まあ私たちは一回だけですけどね」

柚子「もーう///」

柚子「こうなったら会長も確認してもらいましょう!」

杏「えっ、なんで私が!?」

桃「西住いけっ!」

みほ「うーん……香水の匂いでわかんないや」

柚子「会長!さっきまで香水なんて付けてなかったじゃないですか!」

桃「卑怯ですよ!」

杏「いやー急につけたくなっちゃってさ」

沙織「ちょっと待って。香水でわからなくなるならみんな隠せるんじゃない?」

桃「お前ら明日から香水やコロンの類は使用禁止だ!使用したものは隠ぺいしたとして罰を与える!」

エルヴィン「ちょっと待て、本当にそんなことやるのか?」

そど子「まあ私は大丈夫だけどね」

おりょう「せめて今日だけ!今日だけは許してほしいぜよ!」

そうだそうだ!
ブーブー

桃「それもそうだな。じゃあ禁止は明日から適用するものとする。今日は猶予を与えるぞ。じゃあ解散!明日の朝練に遅れるなよ!」

優花里(ここにいる女子高生が今夜全員[田島「チ○コ破裂するっ!」]すると考えると)

華(その気はないけどなんか興奮しますね・・・)

カエサル(今日ひなちゃんと電話しよ)

沙織(今日ぷっちょ買って帰ろーっと)

澤梓(早くネットでおかず探さないと)

左衛門佐(伊達×片倉、いや真田×武田にするかっ!?)


大洗の夜はふける・・・・・・・

―――
――

翌朝

みほ「寝坊しちゃった・・・みんなごめんなさい」

桃「遅いぞ西住!」

沙織「もうみんな揃ってるよ~」

みほ(!!!)

みほ「ごほっごほっ!」

優花里「大丈夫ですか?風邪ですか?」

みほ「ううん、ちょっとえずいちゃっただけ」

みほ(す、すごい匂い・・・)

みほ(やっぱり昨日みんないっぱいしたんだね・・・)

みほ(あんこう、カバさん、カメさん、カモさんは常識の範囲内だけど)

みほ(運動部って性欲強いのかなぁ、アヒルさんチームの匂いはちょっと桁外れだ・・・)

みほ(でもみんな昨日の間中に発散できたみたいだね)

みほ「よーし、練習始めまーす!」


………
……

桃「えー全員、朝練ご苦労だった」

桃「昨日の件だが、今日から六日間、大会まで禁欲生活に入る」

桃「異性との性交渉は勿論、自慰行為は御法度となる」

桃「明日から朝練の前に西住から全員にチェックが入るので忘れるな」

桃「違反者、もしくは疑わしい者は即罰せられるので気を引き締めるように」

桃「では解散!」

―――

――
1限と2限の休憩中・・・

あや「梓、トイレいこう」

梓「うん、いいよ」

あや「スマホもっていきな」ボソッ

梓「?うん、わかった」

――
女子トイレ

あや「昨日さぁ、アレした?」

梓「ぶっ!何の話!?」

あや「私さ、疲れて寝ちゃったから正直出来てないんだよね」

梓「……私もオカズ選び切れなくて出来なかった」

あや「今しちゃおうよ」

梓「ダメだよ!今日からもう禁止だよ?」

あや「大丈夫大丈夫、だって普通みんなするのは夜でしょ?だから朝チェックするわけじゃん?」

梓「うん…」

あや「今やっちゃって1日経てばさすがに匂い取れるでしょ!」

梓「そうかなぁ」

あや「私はやるよ!このトイレあんま人来ないから10分休憩の間にぱぱっとやっちゃうから」

梓「じゃあ私も……」

あや「終わったらノックして。イヤホンしてるから」

梓「うん……」

梓(昨日は西住隊長の画像をひたすら検索してて深夜になっちゃったけど……)

梓(結局どの画像でするか決められなかった)

西住みほ パンチラ 画像検索

梓(やっぱ隊長ってこういうところ甘いよね。ネットにいっぱい画像載ってる……)

梓(あ、この画像いいかも。すごい凛々しい顔してるのにパンツ丸見えだ)

梓(んっ……あっあっ……っ)

梓(さすがに声出しちゃまずいよね)

くちゅっ、くちゅっ・・・

梓(もう…あやの音聞こえてきてるし……)

梓(ヤバいヤバイ、イキそう……)

梓(あっ…)

びくんっ

梓(あっあっ…)

びくびくびくびくっ

梓(っ……ふぅ)

カラカラカラカラ(トイレットペーパーを巻く音

梓(バレないよね?今日1日あんま隊長の近く通らないようにしないと)

コンコン

梓「ひっ」

あや「あずさー、終わった?」

梓「うん、終わったよ。今出るから」

あや「匂いわかる?」

くんくん

梓「ううん。全然わかんない」

あや「だよねー、多分西住先輩も適当言ってんじゃないかな?」

梓「だといいんだけど」

――昼休み

桃「失礼する」

梓「えっ!?河嶋先輩…」

桃「澤梓と大野あやはいるか」

梓「い、いますけど」

あや「私もいます」

桃「貴様ら、今日から自慰行為は禁止されていると言ったはずだが?」

あや「知ってますけど」

桃「しただろう」

梓「えぇ!?」サーッ(血の気の引く音

あや「何を証拠に言ってるんですか!」

桃「二人で休憩時間に隠れて人気のないトイレに入っていったとタレコミがあった」

梓「し、してないです」

桃「西住!入れ」

みほ「失礼します」

梓「」

あや「」

桃「どうだ、二人から匂いはするか」


みほ「……します」

あや「ち、違います!昨日したからその匂いが残ってるだけです!」

梓「あ、あや。謝れば許しt」

あや「黙ってて!」

桃「ほーう、ならばスマートフォンの履歴を見せてみろ」

あや「」

梓「」


桃「トイレに入っていた時間とスマートフォンの履歴の内容を見て判断する。早く見せろ」

梓あや「す、すみませんでしたああああ!!」

桃「貴様ら、初日にもう違反とはいい根性してるじゃないか」

あや「で、でも罰ってお尻叩きですよね?」

梓「はい!すぐお尻出します!」

桃「いや、貴様らの違反は悪質とみなし重い罰を与える」

梓あや「え」

桃「このプレートを付けて昼休みの間廊下で正座だ」

――


ヒソヒソヒソヒソ…
えーマジで?
ありえないんだけどぉ

『わたしたち二人は学校で自慰行為を行いました』

あや「うぅぅぅ、いくら女子高とはいえ恥ずかしすぎるうううう…」

梓「私たちが悪かったんだから仕方ないよ、スマホの履歴見られてたらマジでやばかったけど」

1日目、夜―――

カエサル「ありえなくない?そんなことして本当に効果あんのかなー」

カルパッチョ「でも黒森峰がやってるなら効果あるんじゃないかな?」

カエサル「そりゃ強いところがストイックにやるってのならわかるけど、うちみたいな新設チームが付け焼刃でそんなことやってもさ」

カルパッチョ「あっ、私ちょっとお風呂入ってくるね、終わったらまた電話するから」

カエサル「わかった。じゃあまたあとでね」

カルパッチョ「うん。バイバイ」

……


ラーイン

カエサル「ん?ひなちゃんからだ。お風呂あがったのかな」

カエサル「!?」

カエサル「何この画像!?」

♪~

カエサル「もしもしひなちゃん!?」

カルパッチョ「画像見てくれた?」

カエサル「見たけど……おっぱい隠したひなちゃんの自撮り写真……」

カルパッチョ「うん、他にもいっぱい撮ったから全部送ってあげるね」

カエサル「ちょっと!今私そういうことできないって言ったよね!?」

カルパッチョ「知ってる♪」

カエサル「ダメだって!マジで怒られるから!」

カルパッチョ「中には隠してないやつもあったりして…」

カエサル「……」

カルパッチョ「今さあ、お風呂入ったあと何も着てないんだ」

カルパッチョ「ねえたかちゃん、スカイプしようよ」

カエサル「うん……マイクとカメラ用意するから待ってて」

……


カルパッチョ「ふふ、これでたかちゃん明日みんなの晒し者だね」

カエサル「あー本当にヤバイ……どうしよ……」

カルパッチョ「たかちゃんさぁ、昨日私と電話しながらしてたでしょ?」

カエサル「えぇ!?それもバレてんの!?」

カルパッチョ「うん。だって時々声途切れてたし、変な間あったりしたもん」

カエサル「うわー、恥ずかしい……」

カルパッチョ「見せあいっこして今更それで恥ずかしい?」

カエサル「恥ずかしいの!」

カルパッチョ「大洗って1回戦勝ったらうちと当たるよね?」

カエサル「うん、多分」

カルパッチョ「じゃあ久しぶりに会えるんだ!」

カエサル「うん、勝てたらね。アンツィオも勝てたらだけど」

カルパッチョ「じゃあさ、試合終わったら会おうよ」

カエサル「いいよ。ご飯でも行く?」

カルパッチョ「ううん、ご飯じゃなくて別のとこ行きたいなぁ」

カエサル「・・・1回戦頑張ろう」

カルパッチョ「頑張れー♪」

―――

みほ「匂いしますね」

桃「鈴木ィ!貴様、下を脱げ!!」

エルヴィン「ひなちゃんか」

左衛門佐「ひなちゃんだな」

おりょう「ひなちゃんぜよ」

カエサル「ちげーし!!」

―――2日目、夜

@flower_hanahana
10分後に配信開始します。お暇な方は是非。

華「マスク用意しないと」

10分後

華「みなさま、こんばんは」

ばんはー
今日も暑いね
熱中症大丈夫?

華「ええ、今日も暑かったですね。熱中症は大丈夫でしたよ。みなさまも大丈夫でしたか?」

私も大丈夫でしたよー
可愛いねー
初見

華「ありがとうございます。あっ、初見さんいらっしゃい。良かったらコメントしていってくださいね」

華(私の最近の趣味はネット上で生配信をすることです)

華(数ヶ月前他の方がやっているのを見てハマってしまい、私もやりたくなってしまったのです)

華(とはいってもマスクは欠かせませんが)

おっぱい見せて
上脱ごうよ

華「ふふ、ちょっと待ってくださいね。もう少しリスナーさんが集まってくれたら脱ぎます」

おっぱい!おっぱい!
今日は何してたんですか?

華「今日は学校に行って部活動をしてきました。もうすぐ大会なんですよ」

何部?

華「せ、あっ、すみません。特定されるかもしれないのでやっぱり言えません」

セックス部?
セックス?
戦車道かな?

華「ふふ、みなさん面白いですね」

……


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華「みなさま、それではR18放送に切り替えさせていただきます」

華「私の裸が見たい方は是非そのままご覧ください」

きたーー
キタキタキターヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノ!
flowerちゃんのおっぱい!

華(最初はただの雑談だけのつもりでした)

華(しかしマスク有りとはいえ顔出しをしているので、みなさんとにかく褒めてくれるんです)

華(嬉しくなって要求に答えていたらアダルト放送の方が向いていると言われ、裸を見せたり、自慰行為を見せるような放送を始めたのです)

華(パソコンの前で私の裸体を見ながらたくさんの男性、女性が自慰行為をしていると考えたら興奮が止まらなくなってしまいました)

華「よいしょ…」パサッ

華「ブラも外しますね」プチップチッ

でかっ
ふぅ
マスクとってー

華「すみません、さすがにマスクは……」

乳首に線入ってる
乳首埋もれてない?
乳首陥没してる


華「……」イジイジ

華「乳首出てきましたよー」

華「もうちょっと人が増えたら下も脱ぎますから待っててくださいね」

華「私の体を見てしこしこ、くちゅくちゅしてくれたら嬉しいです。是非コメントしてください」

……



華「それではみなさま、また次回視聴していただけたら嬉しいです」

華「さようなら」カチッカチッ

華「……」

華(いつもはカメラの前で自慰行為を見せているのでなんだか物足りませんね)

華(しかもすごく濡れてます)くちゅっ

華(オナ○ー……しようかしら)

華「ダメよ、試合までは……」

試合?なんの?
部活?

華「えっ、放送切れてませんでしたっ!?」

―――
――
3日目、朝

みほ「今日はみなさん大丈夫ですね」

桃「よし、今日は違反者なしだな。よく我慢した。では解散!」

華(昨日はなんとか耐えました……)

沙織「顔見るともうヤバそうな人も数人いるね」

優花里「私も散々迷いましたよ。でもなんとか我慢しました」

沙織「私も!もう何度やろうと思ったことか」

優花里「私普段はそこまでしないんですけど、禁止されるとしたくなっちゃうんですよね」

沙織「わかるぅ~!ほんとそれ!」

ねこにゃー「あの……ちょっといいですか?」

華「はい?私ですか?」

ねこにゃー「五十鈴さんってflowerさん……ですよね」

華「……見てるんですか?」

ねこにゃー「うん。昨日の放送内容で気づいちゃった」

華「……それで用はなんでしょうか」

ねこにゃー「とりあえず二人っきりになりましょうか」

――空き教室

ねこにゃー「あ、あの、放送毎日見てます。すごい面白いですよね」

華「え?」

ねこにゃー「五十鈴さんって真面目そうだったけど結構話面白くて生で見終わった後もタイムシフトで見てます」

華「え、あ、あの、私があんな生放送やってるの知って脅してやろうとかそういう話じゃ…」

ねこにゃー「いえ、そういうやましい気持ちではなくてですね。まあないと言えばウソになるんですが」

華「百合乱暴しないんですか?エロ同人みたいに」

ねこにゃー「しません!本当にただのファンです」

華「あ、ありがとうございます」

ねこにゃー「以前放送でお餅好きって言ってましたよね。ちょっと高めのお店で買ったやつなんでよかったら」

華「本当ですか!?嬉しいです!」

ねこにゃー「友達にも五十鈴さんの生放送のこと教えていいですかね」

華「是非!今日も放送するんで見てくださいね」

ねこにゃー「は、はい。ありがとうございます。あの、友達って言ってもネトゲの中の友達ですけどね」

華「良かったらお友達になりましょう。LINE教えてくれますか?」

ねこにゃー「ほ、本当ですか!是非!あ、あのー今度どっか遊びに行きませんか?」

華「いいですよ。良かったら家にいらしてください」

ねこにゃー「えっ!いいんですか!」

華「はい、お待ちしてますよ」

ねこにゃー(や、やった。もしかしたらflowerさんとオフパコできるかも)

華(これで囲いが一人出来ました。有名配信者に一歩近付けましたね)

3日目、昼休み―――


あけび「……」キョロキョロ

あけび「……」サッ

そど子「周りの様子の伺いながら人気のないトイレに入っていった…」

そど子「もうこれだけでアウトなんだけどね」

そど子「ゴモヨ、時間計ってね。5分経って出てこなかったらいくわよ」

ゴモヨ「うん」カチッ

――5分後

そど子「5分経過、出てくる気配なし。行くわよ」

そど子「…」コンコン

あけび「は、はい!」

そど子「あなた戦車道履修者でしょ!自慰行為禁止よ!」

あけび「す、すみませんすぐ出ます!」

ギーッ

あけび「あ、あのまだ事は終わってないので、未遂なんですけど……」

そど子「それは私たちが判断することじゃないの。もしもし河嶋さん?例の場所でまた一人捕まえました」

桃「うむ、西住を連れてすぐ行く」


……



みほ「うーん……これは、セーフ……かな?」

桃「お前はぎりぎりセーフだ。これに懲りてもうするなよ」

あけび「よかった」ホッ

そど子(これで未遂者5人目ね)

そど子(初日に1年生がここで捕まってから風紀委員が定期的に見回りしてるけど)

そど子(面白いように来るわね。ここのトイレ)

そど子(そんなにしたいのかしら、みんな)

そど子「監視に戻るわよ、ゴモヨ。そろそろ一人くらい検挙しないとね」

ゴモヨ「そうだね」

……

麻子「……」

麻子「……」キョロキョロ

そど子(大物がかかった!ついに来たわね冷泉さん!)

そど子(そういえばあなたは初日に前日のことバラされてたわね)

そど子(したくてしたくてたまらないんでしょう。思う存分しなさい。捕まえてあげるから!)

麻子「…」サッ

そど子「入ったわ!」

そど子「ゴモヨ、今回は5分じゃなくて7分にしましょう。現行犯で捕まえるわよ」

ゴモヨ「え、でも河嶋先輩は5分を目途にしろって……」

そど子「そろそろもう一人くらい脱落者が出ないと盛り上がらないのよ!」

ゴモヨ「いいのかなぁ……」

7分経過―――

そど子「行くわよ!」

そど子(ふふふふ、冷泉さんのお尻思いっきり叩いてあげるんだから!)

麻子「おおっと、なんだトイレに駆け込んできて。大きい方か、そど子」

そど子(チッ、待ちすぎたかしら。現行犯じゃ逮捕できなかった!でも……)

そど子「冷泉さん、あなたしてたでしょう?」

麻子「な、何を言ってるんだ。そんなわけないだろう!」

そど子(この焦り様、確定ね)

そど子「待ってなさい、河嶋さん呼ぶから」

麻子「ま、待て!それだけは勘弁してくれ!」

そど子「ダメよ。みんな我慢してるのにあなただけ抜け駆けなんて許されないわ」

麻子「……」ニヤリ


……


みほ「匂い全くしないです。多分未遂でもないですね」

そど子「な、なんですって!西住さん、同じチームだからって庇ってるんじゃないの!?」

麻子「西住さんがそんなことするわけないだろう、私は初日にバラされてるのに」

そど子「じゃあなんで問い詰められたとき焦ったのよ!やましいことしてたからでしょうが!」

麻子「そうだったか?覚えてないな」

そど子「そうだったじゃない!」

河嶋「じゃあ私たちはもう行くからな」

みほ「じゃあね、麻子さん」

そど子「え、ちょっと!」

そど子「はぁ……冷泉さん、あなたも行っていいわよ」

麻子「行っていい?何を言ってるんだお前は」

麻子「冤罪で私を疑っておいて謝罪の一つもないのか?」

そど子(こ、こいつ……私をハメるためだけに!)

麻子「みんなストレス発散が出来なくてイライラしてるんだ、あらぬ疑いをかけた上に行っていいだと?」

麻子「会長と河嶋先輩に掛け合ってそど子に罰を与えないといけないなあ」

そど子(えっ)

そど子「やめなさいよ!脅す気!?」

ゴモヨ「そど子。ここは謝った方が……」

そど子「も、申し訳ありませんでした……」

麻子「んーーー?聞こえんなあ。それに図が高いんじゃないか?」

そど子「何をさせる気・・・?」

麻子「土下座でもしてみるか?」

そど子「はぁ!?あなたねえ!」

麻子「いいのか?体制側の人間がそんな態度じゃクーデターが起きるかもな」

そど子「くっ!」

ゴモヨ「そど子……」

そど子「わかったわよ!」

そど子「冷泉さん、この度は……無罪のあなたを疑い……本当に申し訳ありませんでした……」

ゴモヨ「申し訳ありませんでした」

麻子「ははっ、ちょっと写真撮らせろそど子」パシャパシャ

そど子(こいつ、どこまで調子に……)

麻子「これに懲りたら警察みたいな真似はやめろ。ゲシュタポにでもなったつもりか」

そど子「わかったわよ……」

麻子「ふふっ、これでいいストレス発散になった。もう残り3日は耐えられそうだ」


4日目、朝

桃「今日の違反者は2人。たるんでるぞ貴様ら!」

あけび「結局我慢できなかった……」

桂里奈「あいー……」

桃「それと、今日から一週間部活棟のトイレが使用禁止になった」

えー!
なんでですかー!?

桃「あそこは普段人通りがないからな、違反行為の温床になり得るとして閉鎖されることになった」

桃「今日の朝練と報告は以上、解散!」

麻子(くっ、そど子め。余計なことを)

そど子(私は転んでもただでは起きないのよ!)

そど子(それに昼休み中見回りしててろくにご飯食べる時間もなかったんだから!)

夕方、練習後――

優花里「おかあさーん、ランニング行ってくるねー」

好子「はーい、車に気を付けてね」

優花里(最近私はランニングと筋トレにハマっています)

優花里(装填手という仕事柄体力と筋力が必要になりますから)

優花里(今日も練習が終わった後、腕立て腹筋背筋それぞれ10回5セット終わった後10キロのランニングを行います)

優花里(自慰行為に使っていた時間を自分磨きに使うって本当に素晴らしいと思います)

優花里「はぁっはぁっ、あれ。ここどこだっけ?迷っちゃった……」

優花里「こんなところに公園あったっけ……」

優花里「まあいいや、ちょっと入ってみよう」

優花里「ん?あの金髪は……おーいエルヴィン殿!」

エルヴィン「グデーリアン!?」

優花里「何してるんですか?こんなところで。もしかして覗きですかぁ~?」

んっ・・・あっ・・・

優花里「本当に覗きだった!?」

エルヴィン「知らないのか?ここはネットでは有名なハッテン場だぞ」

優花里「ハッテン場、ってなんですか?」

エルヴィン「知らない女同士が集まってちちくりあうところだ!」

優花里「えぇー!?そんな夢のような場所が大洗にあったんですか!?」

優花里「で、そのハッテン場に何しに来てるんですか?私はたまたまランニングで通りかかっただけですが」

エルヴィン「の、覗きに来ただけだ。見るだけなら問題ないだろう」

優花里「そんなことしたら余計辛くなりますよ」

エルヴィン「うるさい!本当は禁欲を破るつもりだったんだ!でも誘う勇気が出なかったんだよ!」

優花里「悪いこと言わないから我慢しましょう。運動した方が気持ちいいですよ」

エルヴィン「……グデーリアン、うちに来ないか?」

優花里「家、ですか?」

エルヴィン「やましいことをするつもりはない!ランニングして汗かいてるだろう?ちょっと休憩していったらどうだ」

優花里「はぁ……」

――エルヴィン家

優花里「……」

エルヴィン「……」

優花里(なんでもいいから喋ってほしい……)

エルヴィン「お茶」

優花里「え?」

エルヴィン「お茶入れる」

優花里「あぁ、お願いします」

エルヴィン「お、おまたせ」プルプルプルプル

優花里「ちょ、ちょっと!すごい零れてます!雑巾雑巾!」

ガッ(優花里の手をつかむ音)

優花里「え、エルヴィン殿…?」

エルヴィン「なぁ、グデーリアン。私、もう限界だ。一つになろう」

優花里「……すみません」

エルヴィン「なんでだ!お前のことが好きなんだ!いいだろう?」

優花里「ありがとうございます。でも、今じゃないです」

エルヴィン「……」

優花里「お尻100叩きなんて、そんなことはどうでもいいんです。西住殿を裏切ることはできません」

優花里「西住殿は一人だった私に救いの手を差し伸べてくれた人です。だから一生ついていくって決めてるんです」

エルヴィン「お前……隊長のことが好きなのか?」

優花里「好きですよ。大好きです。でも友情とか愛情とか、そういう言葉で言い表すことができない感情です。この気持ちは」

エルヴィン「そうか……」

優花里「勿論、エルヴィン殿のことも好きですよ」

エルヴィン「……わかった。すまないな、無粋なことをして」

優花里「いえ、私もしたいですよ?でも今は出来ないんです」

エルヴィン「よし、私もランニングに付き合う!二人で走ろう!」

優花里「はい!」

5日目、朝

桃「今日の違反者はなしか」

桃「よく耐えたな、あと2日の我慢だ!」

桃「では解散!」



昼休み、生徒会室―――

柚子「……」ボーッ

桃「柚子、ちょっとそっちの資料とってくれ」

柚子「……」ボーッ

桃「柚子?聞いてるのか?」

柚子「聞いてるわよ!はい!」

桃「おおう、なんだ聞こえてるのか」

杏(小山、もう限界って顔してるなあ)

杏(それに比べて河嶋はいつもと変わらない)

杏「ちょっと出てくるわ」

桃「はい、私も行きましょうか?」

杏「いいよ、一人で行ける」

……


杏「西住ちゃーん」

みほ「あぁ、会長。どうも」

杏「ちょっと話あるんだけどさ」

みほ「はい、なんでしょう」

杏「オナ禁のことなんだけど」

みほ「はい」

杏「これって普段してる人が我慢することで興奮を高めるって言ってたよね」

みほ「そうですね」

杏「じゃあ普段全くしない人は何の変化もないんじゃないのかな?って思ったんだけど」

みほ「はい。実はそういう意見も多いんです。そういう人は逆に積極的にしろって教えなんですけど……」

杏「えっ!?そうなの!?」

みほ「でも同じコミュニティで生活をしてるのにそういう差を付けてしまうと我慢する方が圧倒的に辛いじゃないですか」

杏「まあね~河嶋と小山見てるとよくわかるよ」

みほ「だから一律で我慢しようってことになってます」

杏「確かにうちの学校でも全くしないって人はほとんどいないもんね」

みほ「そういう人はみんなと同じことをしたって言う達成感を糧にするしかないんですよ」

杏「うーん。よりによってうちはそれが河嶋かぁ。河嶋が一番成長してほしいんだけど」

みほ「特例……認めます?」

杏「うーん……」

……


桃「それにしても今日は暑いな、ちょっと脱いでいいか?」

柚子「勝手にすれば」

桃「何イライラしてるんだお前は」

桃「…ふぅ」パサッ

柚子「桃ちゃんまた大きくなった?」

桃「ん?かもな、先月買った下着が既にちょっときついからな」

柚子「もう限界。桃ちゃん!!」ガバッ

桃「な、なにをする気だおい!バカやめろ!!」

杏「ただいまー、かーしま。ちょっといいー?」

みほ「お邪魔しま、ってえええええ!?」

柚子「会長……私、やっちゃいました……」

杏「河嶋!?大丈夫か!?」

桃「うぅぅぅぅ……柚子ちゃんが、柚子ちゃんがあああ……」

柚子「すみません。私、魔が差しちゃって……」

柚子「私が悪いんです……桃ちゃんは悪くありません」

みほ「うっうおええええええ」

杏「西住ちゃん!?どしたの!?」

みほ「ま、窓開けてください……こんな強烈な匂いは…今まで経験がないです」

柚子「もしかして桃ちゃんから出る匂い?」

杏「とりあえず服着よう河嶋!」

みほ「すみません、ちょっとマスクします」

……


みほ「河嶋先輩もしかして、したことないですか?」

桃「あぁ、そうだ…一回もしたことない。したいと思ったこともない」

柚子「そんな人ホントにいるんだ」

杏「実はそのことでちょっと西住ちゃんと話しててさあ」

杏「河嶋だけは特例で1日5回ノルマとしてやってほしいんだよね」

桃「5回!?無理に決まってます!」

柚子「ずるい!1回私に分けてよ!」

みほ「小山先輩はダメです」

柚子「うぅ……」

杏「どうだった?小山にされて気持ちいいって思えた?」

桃「気持ちよくありませんでした……怖い、痛いしかありません」

柚子「ごめんね桃ちゃん……」

杏「そっかぁ……あと4回出来そうか?」

桃「絶対嫌です!」

柚子「だったら私が!」

杏「小山は黙ってような」

みほ「みんな我慢してるんです。河嶋先輩も我慢して、やってください」

桃「わかった……これからは出来るだけ数をこなすようにする」

柚子「いいなあ、桃ちゃん…」

6日目、朝―――

桃「えーみんな6日間ご苦労であった」

桃「明日は初戦、サンダーズ大附属高校との試合が控えている」

桃「この一週間の全てを試合にぶつけろ!!」

桃「いいな!」

はい!!!!!

桃(といいつつ私だけノルマ5回をこなさなければならない)

沙織「なんだかんだで我慢できたねー」

優花里「ですね。長いようで短かったです」

沙織「私なんか集中力上がったような気がするよ!」

優花里「私も健康的になった気がします、体が軽いですよ」

沙織「こりゃー初戦勝てるかもね」

優花里「ええ、勝ちましょう!」

杏「かーしま、はいこれ」

みほ「私も持ってきました。これ使ってください」

桃「会長、西住、ありがとう。恩に着る」

昼休み――

桃「……」キョロキョロ

桃「…」サッ

桃(みんなが我慢している中、申し訳ないが私にはノルマが課されている)

桃(朝1回、昼1回、夜3回を計算しているが朝時間がなかったので、昼の間に2回する予定だ)

桃(場所がないので封鎖されているトイレで隠れて事を行わなければならないのだ)

桃「さて、始めるか」パサッ

くちゅくちゅ・・・

桃「んっ……はぁっ……っ」

桃「……」スンスン

桃「会長の一週間洗濯してない体操着……」クンクン

桃「はぁっ…ヤバイ、もうイケそうだ」


桃「んっ…イクっ…」

びくんっ

桃「んあっ……はぁっ…」

桃「よし、1回完了だな」

桃「次は西住に借りた3日間履き続けた靴下だ」

桃「んっ……いい匂いだぁ……」

桃「んんっ……」

びくびくびくびくんっ

桃「ふぅ……」

桃「…来た、この感覚」

桃(自慰行為の後、私は不思議な感覚に陥ることに気付いた)

桃(明鏡止水、一点の曇りもない澄みきった気持ちになる)

桃「いける……試合中にこの感覚になればどんな弾でも外す気がしない」

桃「最初は数秒だったこの感覚も、回を重ねるごとに5分、10分と伸びていき、今で30分ほど継続するようになっていった」

桃「しかし、試合の直前に自慰行為をしなければならない、それだけが問題だ」

桃「明日は大会初日……追い込みをかけよう」

一応アニメの流れに沿いますが試合の描写は適当です

翌日、大会初日―――

ケイ「私は隊長のケイよ、エキサイティングな試合しよう!」

ナオミ「ナオミだ」

アリサ「アリサ」

みほ「よろしくお願いします」

桃「よろしく頼む」

……

沙織「で、どうだった?」

みほ「うん。多分だけどパーティーみたいなことしてたんじゃないかな?お酒の匂いしたし」

優花里「えぇ!?」

みほ「精液の匂いもちょっとしたから」

沙織「はぁーー!?私たちみたいな雑魚は前日にそんなことしてても勝てるってこと!?」

梓「完全に舐められてますね……」

桃「いいか!そんなチャラチャラした連中には絶対勝つぞ!」

おおおおおお!!!!!

桃「それでは各車、位置につけ!」

はい!!!

あんこうチーム、Ⅳ号戦車内――

優花里「なんででしょう、初戦なのに不思議と緊張してません」

華「私もです、もしかしたらオナ禁の効果が出たのかもしれませんね」

麻子「私は運転したくて仕方ないんだが。もう動かしていいか?」

みほ「ダメダメ!試合開始までそのままじゃないと失格だから!」

沙織「……」チリチリチリーン(ニュータイプが覚醒するあの音)

みほ「沙織さん?緊張してるの?」

沙織「みぽりん、ちょっと話あるんだけど」

麻子「なぁ西住さん、軽くその辺回るだけだ。いいだろう?」

みほ「ダメ!」

沙織「……」

スッスッスッ(ケータイいじる音

ピポン

あんこうチーム(5)

さおりーぬ:多分この戦車、盗聴されてる

優花里「えぇ!?本当ですか!?」

沙織「ゆかりん!ダメっ!」

みほ「ちょっと試合まで精神統一のためにみんなで黙りましょう」

優花里「そ、そうですね」


みぽりん@戦車道復帰:それって確かな情報?

さおりーぬ:通信の時微かに雑音が入るの。それとさっきから私の耳鳴りが酷いから

秋山優花里:どうします?

MAKO:作戦変えるか?

みぽりん@戦車道復帰:とりあえず、嘘の情報を流した後、ケータイで本当の作戦を伝えましょう

さおりーぬ:おっけー、とりあえず全車にケータイで盗聴されてること伝えます

華「……」

沙織「……」トントン

華「はい?」

沙織「ケータイみて」ボソッ

華「すみません、集中させてください」

華「私は作戦のことはわかりません」

華「私の仕事は敵を撃つだけです。最低限のことは把握してるつもりです」

沙織「わかった。ごめん」

……

みほ「みなさん、とりあえず相手の動きを待ちましょう!動いたら負け!土佐犬決闘作戦です!」

優花里「ドカベンの知三郎ですね!さすが西住殿、漫画の知識もお詳しい!」

さおりーぬ:みんな試合開始と同時に一気に敵陣に突っ込みます

アリサ「そりゃそうだろうな、結局奴らは素人集団」

アリサ「唯一経験者の隊長だって黒森峰を逃げ出したチキン野郎だ」

アリサ「隊長、ここは相手の動きを待ちましょう」

ケイ「何か理由があるの?」

アリサ「相手は素人です。こちらの動きがなければ焦って突撃してきます。そこを狙いましょう」

ケイ「オーケイ!相手を下に見るのはよくないけどやっぱそうよね」

アリサ「はい」

アリサ「はーあ、つまんね。昨日のたかしは激しかったなあ」

「試合開始!!」

アリサ「はいはい、お昼寝でもしようかしら」

ドーンドーン

アリサ「なに!?」

通信手「敵チーム一気に来ます!」

アリサ「なんだぁ?もしかして……いやそんなわけない」

みほ「みなさんこのまま待機です」

さおりーぬ:とりあえず、カバさんはカメさんの護衛

さおりーぬ:それ以外はふらふらと走り相手に攻撃を与えたらすぐに逃げてください

さおりーぬ:あんこうはこちらに誘き出した車両を撃ちます

さおりーぬ:ヒット&アウェイ作戦!

さおりーぬ:です!!

アリサ「ちっ、もうバレてるってわけね!」

アリサ「やってやるよクソ野郎!地力の差を思い知らせてやる!」

沙織「……」チリチリチリーン(ニュータイプが覚醒するあの音)

沙織「ん、もう気付いたっぽいね」

みほ「うん、そこまでは想定内」

みほ「そこを逆手に取ります」

みほ「全員一旦引き返します!」

さおりーぬ:30秒ほど引き返すふりをしてすぐにさっき言った陣形に戻ります

さおりーぬ:恋の駆け引き作戦です!

ヨハネス・オイゲン・ロンメル:それ、隊長が考えた作戦名じゃないだろう

さおりーぬ:上手いこと言えたからいいんです!

「全車戻っていきます!どうしますか?」

アリサ「なにぃ!?バレて……ないのか?」

アリサ「とりあえず追え!」

みほ「来た!華さん!」

華「はい!」カチッ

ドーン
シュパッ

みほ「優花里さん!すぐ行ける!?」

優花里「もう行ってます!」ガコンッ

華「撃ちます!」

シュパッ

アリサ「くそっ……追うな!全員撤退!」

みほ「逃がしません!一気に潰します!カチコミ作戦です!」

アリサ「ファック!サノバビッチ!!」

ケイ「どうしたの、アリサ。珍しくあなたの予想が外れてるわね」

アリサ「すみません隊長、経験則で物を言い過ぎました」

ケイ「それとすぐに感情的になるところ、悪い癖よ」

アリサ「すみません……」

ケイ「まぁ、いいわ。私もあのキンタマ野郎どもをぶちのめしたくて仕方ないのよ」

アリサ「隊長……!」

ケイ「行くわよ、ナオミ!アリサ!」

ナオミアリサ「イエスマム」

………


華「花を生けるときのように集中して……」

シュパッ

「勝者、大洗女学園!」


ワーワーワー!!

沙織「勝った?勝ったあああああ!!!」

優花里「やりましたああああ!!!!」

みほ「ふぅ……」

華「す、すみません。腰が抜けて動けません」

みほ「えぇ!?大丈夫!?」

麻子「よっしゃ、このままウイニングランだ。戦車でドリフト見せてやる」

みほ「ダメダメダメ!」

同日、夜――

桃「ええ、みんなお疲れ様!」

桃「無事に1回戦を突破したわけだが」

桃「今日はこのホテルに1泊し、明日には学校へ戻る」

桃「2回戦は1週間後だ、更に気を引き締めて次に備えるように!」

梓「あのー……」

桃「なんだ」

梓「ずっと気になってたんですけど、オナ禁って大会中ずっと続くんですか?」

桃「どうするんだ西住、まぁ今日くらいはいいんじゃないか」

みほ「そう、ですね」

みほ(河嶋先輩、自分だけしてたから後ろめたいんですね)

みほ(それに次の試合はアンツィオ高校だし)

マジで!?
やったあああ!!
久しぶりの自慰ぜよ!

桃「最後まで話を聞け!いいか、今日だけだからな」

桃「それと合意のない無理やりな性交渉は絶対禁止だ!」

桃「お前らの不祥事で大会辞退なんてこともあり得るんだからな!」

はい!!!

―――

――

カメさんチームの部屋

杏「いやー疲れたね」

桃「はい」

杏「今日すごかったじゃんかーしま。練習より全然良かったよ」

桃「ありがとうございます」

杏「あれー?小山は?」

桃「コンビニに行くと言っていました」

杏「あっそ」

桃「……会長、私今日も5回しないといけないんです」

杏「そうだよねえ、かーしまだけ義務だもんね」

桃「今日は会長も大丈夫な日ですよね」

杏「大丈夫な日って……やれる日って意味じゃ大丈夫な日だよ」

桃「お相手、していただけませんか?」

杏「……いいよ。こっちおいで」

―――

サンクス店内

柚子「今頃桃ちゃんと会長楽しんでるかな」

ありがとうございましたー

柚子「うぅ、夜は寒いよー」

柚子「はーあ、私は個室ビデオにでも行こうかな」

アリサ「こんばんわー」

柚子「」ダッ

アリサ「おーっと逃がすな!逃がすなよ」

柚子「……何のつもりですか」

アリサ「大丈夫、あたしたち5人全員の相手してくれたらすぐ帰してやるよ」

――


あんこうチームの部屋

沙織「はぁー、疲れた……なんか一気に疲労感が」

沙織「もう寝よっかな……」

沙織「てかみぽりんとゆかりんと華は?」

麻子「みんな夜の街に繰り出していったぞ」

沙織「マジか……私もう寝る……かも」

麻子「なぁ沙織、そっちの布団行ってもいいか?」

沙織「え!?こっち来るの!?」

麻子「あぁ」

沙織「い、いーけど」

麻子「そうか、じゃあ失礼する」ガサガサ

沙織「……」

麻子「……」

麻子「沙織」

沙織「ん?」

麻子「キスしていいか」

沙織「……」

プルルルルル

沙織麻子「!?」

沙織「はい!」

沙織「うん、起きてるよ」

沙織「今部屋にいるのは麻子と私だけ」

沙織「うん、うん。わかった麻子と話してみる」

麻子「誰からだ?」

沙織「1年生から。部屋広いから暇な人で集まろうって。みんなすごい盛り上がってるみたい」

麻子「そうか」

沙織「行く?」

麻子「沙織は行きたいのか?」

沙織「うん。せっかくだし後輩たちと騒ごうよ」

麻子「そうか、なら私も行く」

沙織「ケータイと財布だけもってこう」

麻子「あぁ」

沙織「あ、そうだ。あと」

チュッ

麻子「はぁ!?なんだ急に!」

沙織「急じゃないよ。さっきしたいって言ってたじゃん。オッケーって意味のだよ」

麻子「それは電話で一回中断しただろう!」

沙織「私の中では全然有効だったし」

沙織「お疲れ様。麻子の運転がなかったら私たち負けてた」

麻子「……沙織もお疲れ様。盗聴のこと気づかなかったらそれこそ負けてたぞ」

沙織「すごいよねー我ながらアッパレ!って感じ」

……

麻子「なぁ、もっとキスしていいか?」

沙織「うん……いいよ」

―――

華「みなさま、こんばんわー」

華「本日は最初からR18放送でお送りしまーす」

華「今日はいつもの家ではなくホテルの部屋から配信しております」

華「それと今日はお友達に来てもらってまーす」

ねこにゃー「こ、こんばんわー。ねこにゃーです」

華「今日は二人での絡みを皆様に見てもらいたいと思います」

華「最後までお見逃しないように」

――

エルヴィン「いやー満腹だ」

優花里「おいしかったですね、帰って寝ましょうか」

エルヴィン「グデーリアン……相談があるんだが」

優花里「はい、なんでしょう」

エルヴィン「あそこで休憩していかないか?」

優花里「え……あそこは」

HOTEL
休憩2時間4000円

エルヴィン「隊長の許可も出たことだ、ちょっと休んでいこう」

優花里「……すみません」

エルヴィン「どうした?もしかして、私のこと嫌いになったか?」

優花里「いえ、そうではないです」

エルヴィン「じゃあどうして……」

優花里「西住殿は今も歯を食いしばって我慢しているかもしれないです」

優花里「それなのに私だけ……というわけには」

エルヴィン「律儀なやつだなお前も」

優花里「一歩間違えばただのストーカーですけどね」

エルヴィン「いいんだ、そういうお前も魅力的だ」

エルヴィン「じゃあ隊長に電話して確認してみよう」

優花里「えぇ!?私たちが性交渉を行ってもいいか西住殿に聞くんですか!?」

エルヴィン「あぁ、お墨付きをもらえればお前も心置きなく出来るだろ」

優花里「はい……じゃあ電話してみますね」

――

トゥルルル

優花里「……出ませんね」

エルヴィン「もしかしてもう寝たのか?」

ガチャッ

優花里「西住殿?もしかしてお休み中でした?」

みほ「うぅん、起きてたよ。あっ……んっ…」

優花里「何か艶めかしい声が聞こえてきたんですが…」

みほ「あぁっ、ごめんなさい!うん、何か用かな?」

エルヴィン「隊長、私とグデーリアンがセックスしても構わないか?」

みほ「えぇ!?」

優花里「エルヴィン殿!そんな直球な!というかスマホ返してください!」

エルヴィン「こいつが隊長から直接許可を得ないと出来ないと駄々をこねていてな」

みほ「え……いいよ、どうぞ」

エルヴィン「いいのか!」

エルヴィン「いいって!」

優花里「に、西住殿!いいんですか!?もしかして、西住殿が我慢してらっしゃるのに私だけそのようなことは…と思ったのですが」

みほ「私も私でストレス発散してるから優花里さんもエルヴィンさんも我慢しないでください」

優花里「わ、わかりました!失礼します」

みほ「いたたたたた!!」

優花里「だ、大丈夫ですか!?」

みほ「大丈夫。じゃあ二人で楽しんでね」


優花里「というわけでオッケーでました」

エルヴィン「よし!じゃあ行こうか」

優花里「はい…///」

―――

みほ「ふっふーん♪」

みほ(アウトレットで服と化粧品いっぱい買っちゃった)

みほ(整体に行ってマッサージしてもらったから体もすっきり!)

みほ(軽くお酒飲んで帰ろーっと)

みほ(ん?おでんの匂いがする)

みほ「うわー、雰囲気のある屋台があった」

みほ「すいませーん、一人なんですけど大丈夫ですか?」

「いらっしゃい!」

「いらっしゃい!」

みほ「じゃあ生と大根と玉子で」

「あいよ!」

みほ「」ゴクゴクゴク

みほ「」プハァーッ

みほ「うんまっ!やっぱり試合の後のお酒は最高だね」

みほ「すみません、熊本の焼酎とかってありますか?」

「熊本の米焼酎ならありますよ!」

みほ「じゃあそれ水割りで」

「あいよっ」

みほ(懐かしいな、16になった時黒森峰の1年生みんなで飲んだっけ……)

みほ(エリカさん、小梅さん、直下さん……)

みほ(みんなに会いたいなあ……)

みほ(うぅん、私はもう大洗の隊長なんだ。黒森峰は……敵だ)

1時間後――

みほ「なんが黒森峰かて!!あんなとこ辞めてせいせいしてるったい!!」

みほ「意味わからんっちゃない?なんで人助けして追放されないけんの?」

みほ「クソすぎばいマジで!サッカーやったら採点で10点出すような超ファインプレーやんか!!」

みほ「溺れ死んでたらそれこそ戦車道の全国大会だってなくなってたかもしらんやろが!!」

みほ「なーんが西住流かて。くだらん。戦車道なんて所詮スポーツったい」

みほ「人助けした娘勘当するような人がいるところったい、西住流は!!」

みほ「あーー!!黒森峰うちちゃー!!西住流うちちゃー!」


※熊本弁めちゃくちゃです、すみません

―――

沙織「遅くなりましたー」

麻子「まだやってるか?」

梓「せんぱーい!遅いですよ!」

あゆみ「座って飲みましょう!」

沙織「うわぁ、みんな飲んでるし……」

そど子「何してたのよ冷泉さん!遅いじゃない!」

麻子「そど子……お前も飲んでるのか」

梓「この地域は16歳からお酒飲めるんですよ!」

そど子「まだ16歳になってない子はジュースよ!」

梓「じゃあ先輩が二人来たところで」

「「「「一気!一気!!一気!!」」」」

沙織「えぇ!?マジで!?」

麻子「私、飲んだことないんだが」

沙織「私もないよー!」

……


沙織「だからー!男は!単純なの!ちょっと胸見せたらすぐその気になるんだから!!」

あゆみ「はい、そうですね…」

優季「先輩その話もう3回目……」


麻子「……」

そど子「冷泉さん具合悪いの?」

麻子「あぁ、ちょっとな」

そど子「別の部屋に行く?」

麻子「なんだそど子、誘ってるのか?」

そど子「はぁ!?ち、違うわよ!!」

麻子「私の部屋行くか」

そど子「い、行くけど。別に変なことするために行くんじゃないから」

梓「ちょっと待ったー!抜け駆けなんてさせませんよ!」

そど子「そんなんじゃないわよ!」

あや「ゲームしましょう、ゲーム!」

沙織「何のゲーム?」

あや「オ○ニー大会です!一番先にイッた人が勝ちの大会です!」

麻子「いいな、やろう」

おりょう「今だったら10秒でイけるぜよ」

左衛門佐「私は5秒でいける」

沙織「負けた人は罰ゲームだよー!!」

梓「よーし、全員脱げー!!」

――翌朝

桃「……」イライライライラ

桃「遅い!誰一人として集合時間に間に合ってないじゃないか!」

杏「みんな昨日は楽しんでたみたいだしさ」

桃「それにしても西住まで遅れるとは……たるんでます!」

桃「それはそうと柚子、お前昨日どこに行ってたんだ。夜遅かったみたいだが」

柚子「……言いたくない」

桃「そうか、なら別にいいが」

みほ「すみませーん、遅れました」

桃「遅いぞ西住!ってええええ!」

杏「西住ちゃんどうしたのその顔と手!」

みほ「えーっとですね、まず酔っ払って壁殴ってたら拳ボロボロになっちゃいまして」

杏「何してんの!」

みほ「それと階段からこけまして……歯は大丈夫だったんですけどちょっとおでこ切っちゃいました」

杏「勘弁してよね……西住ちゃん試合出らんないと全部終わりなんだから」

みほ「大丈夫です!黒森峰ではみんな二日酔いになりながら乗ってましたから」

杏「自慢することじゃないって……」

優花里「すみませーん」

エルヴィン「遅れて申し訳ない」

桃「遅い!後の者はどうした!」

優花里「いえ、知らないです。私たち今帰ってきたので」

杏「朝帰り!?ちょっと、大丈夫なの、このチーム……」

桃「もういい。先に朝食に行ってろ。来ないものは部屋まで起こしに行ってくる」

――

桃「この部屋もいない……」

桃「なんだ、一つの部屋に集まっているのか?」

桃「あとは1年生の部屋だけだが」

コンコン

桃「おい!もう時間だぞ!いつまで寝ている!」

ガチャッ

桃「鍵空いてるじゃないか……入るぞ」

桃「っ!なんだこの臭いは!!」

桃「酒と……何の臭いかわからんがとにかく臭い!」

梓「あっ、かーしま先輩おはよー」

桃「おい、起きろ!今何時だと思ってる!!」

沙織「んがっ……ダメ、もう本当に飲めない……死んじゃう」

桃「ほら起きないか!!」

麻子「」

麻子「」

梓「ちょっとー!まだ飲み足りないんじゃないですかせんぱーい!」

桃「馬鹿!寝てる者に無理やり飲ますんじゃない!」

―――

杏「うわ、くっさ!!みんな何時まで飲んでたの?」

沙織「もー覚えてないです。12時くらいから記憶が一切ない」

麻子「」

沙織「麻子起きなよ、朝ごはんだよ」

麻子「こんな時間に飯が食えるか……全部出るぞ」

沙織「正直あたしも食欲ない……」

おりょう「酷い有様だったぜよ、昨日は」

みほ「何してたの?あんな大人数で」

沙織「オ○ニー大会終わった後は、クンニ大会して、寝た子に直接顔面騎乗するってゲームして遊んでた」

優花里「ヤリサーみたいな遊びしてますね」

左衛門佐「楽しかったけどな」

エルヴィン「というかクンニ大会ってなんだ?」

あゆみ「4人でじゃんけんして負けた一人を押さえつけて全員でひたすらクンニする大会です!」

みほ「地獄みたいな遊びしてたんだね」

沙織「もー何回クンニされたかしたか覚えてないもん」

沙織「しかもみんなお風呂入ってないから結構臭ってたし」

麻子「そういう沙織が一番臭かったけどな」

沙織「やだもー!言わないでよ!」

優花里「今更そこが恥ずかしいんですか?」

沙織「そういうみぽりんは何してたの?なんかケガしてるみたいだけど」

優花里「大丈夫ですか西住殿!その手!」

みほ「うん、ちょっとね……」

梓「フィストファックしすぎて腕折れちゃったんですか!?」

麻子「澤さん、ちょっと酔い過ぎだ」

桃「お前らいい加減にしないか!1週間後のアンツィオ戦に頭を切り替えろ!」

桃「西住、何か気合の入る挨拶をしろ!」

みほ「は、はい!みなさん次も勝ちましょう!」

桃「またそれか!必勝法を演説しろと言っているだろ!」

みほ「次はアンツィオ高校戦です。正直言ってこの高校は強くはないです」

みほ「だからこの一週間、オナ禁をしろとは言いません」

ええーー!?
マジで!!
やったぜよ!日本の夜明けぜよ!

みほ「でも、一つ条件があります」

優花里「なんですか?」

みほ「アンツィオ戦、圧勝してください」

沙織「圧勝!?私たちサンダースにギリッギリで勝ったレベルだよ!?」

みほ「私が一年生の頃、黒森峰の二軍とアンツィオ高校で練習試合をしたことがあります」

みほ「私はその時二軍で隊長をしていました」

みほ「その時は圧勝、今後30年は勝てないと思わせるレベルのボコボコでした」

沙織「つまりはアンツィオにそのくらいの大差で勝たないと」

麻子「黒森峰には遠く及ばないってわけか」

華「しかも私たちが相手にするのは黒森峰の一軍ですからね……」

みほ「するもしないも皆さんの自由ですが」

みほ「この約束だけは守ってください」

はい!!

それぞれがそれぞれの一週間を過ごし、そして試合当日――

みほ「よろしくお願いします」

桃「よろしく頼む」

アンチョビ「お前の戦車道は弱い!」

みほ「あ?」

アンチョビ「練習試合ではお前に負けたわけではない。黒森峰に負けただけだからな!」

みほ「……お前、[ピーーー]ぞ」

アンチョビ「んー?どうした、ビビッて声が小さくなってるぞ?」

みほ「行きましょう河嶋先輩」

桃「あぁ、そうだな」

「試合開始!」
「試合終了!大洗女子学園の勝利!」

……試合後、反省会

沙織(みぽりん、さっきからずーっと黙って腕組んだまんま……)

麻子(そりゃそうだ、あの結果じゃな)

優花里(結果的には勝ちましたが)

華(かなり苦戦しましたからね)

みほ「……みなさん」

「「は、はい」」

みほ「私言いましたよね?」

みほ「ボコボコにしろって」

みほ「それがなんですか!!この結果は!!」

「「……」」

みほ「優花里さん、いいんですか?このままじゃ黒森峰なんて勝てませんよ?」

優花里「よ、よくないです!」

みほ「沙織さん、気合、入ってないんじゃない?」

沙織「は、はい!申し訳ありません!」

みほ「麻子さん、1回戦の気持ちはどこに置いて来たの?1回勝てば満足なの?」

麻子「ふがいない運転で申し訳ない」

みほ「華さん、試合中本当に集中してた?別のこと考えてたよね?」

華「……」(←下を向いてうつむいてる

みほ「会長、負けたらこの学校廃校なんですよね?いいんですか、なくなっても」

杏「ごめん」

みほ「会長の気持ちはそんな程度だったんですか!」

杏「……」

みほ「今からみなさんを殴ります」

えーー!!
隊長、さすがにそれは……

みほ「じゃあしっかりやれ!!!」

「「「はい!!!!」」」

……

左衛門佐「隊長めっちゃ怖かったな」

おりょう「あんなにキレてる隊長初めて見たぜよ」

カエサル「……」

エルヴィン「どうしたたかちゃん」

カエサル「これから友達と会う約束してるのに、あんなに怒られた後じゃ会いづらいんだよ」

左衛門佐「あー、そうだな。今日は打ち上げとかしなさそうだし」

エルヴィン「ひなちゃんか?」

カエサル「……うん」

おりょう「あの隊長の怒りっぷりだと明日からもうチェック入りそうぜよ」

カエサル「あーもう!昨日会ってやっとけばよかった!」

エルヴィン「……」

左衛門佐「……」

おりょう「……」

カエサル「な、なんだよ」

エルヴィン「同情してたけど、その言葉で撤回した」

左衛門佐「お前、ひなちゃんをなんだと思ってるんだ」

おりょう「性のはけ口ぜよ、その言い草」

カエサル「違う!それは言葉の綾だ!」

ラーイン

カエサル「あ、ライン来た」

カエサル「ちょっと行ってくる」

エルヴィン「怒られろ!隊長にマジギレされて殴られろ!」

カエサル「うるさい!」

……

……

カエサル「お疲れ様!」

カルパッチョ「うん、お疲れ様」

カルパッチョ「惜しかったけど負けちゃったぁ、たかちゃん、次も勝ってね?」

カエサル「勿論!ひなちゃんの分も頑張って優勝するよ!」

カルパッチョ「このままの勢いなら出来るよ」

カエサル(間違いない、この空気なら今日は……)

カエサル(ヤれる日だ!!)

カエサル(絶対ゴール決めてやる……)

―――

――

カルパッチョ「ちょっとトイレ行ってくるね」

カエサル「うん、いってらっしゃい」

カエサル「ふぅ……」

カエサル(あ、ライン来てる)

カバさんチーム(4)

ヨハネス・オイゲン・ロンメル:今頃ひなちゃんと……

真田源次郎幸村:早くひなちゃんのエロ画像寄越せよ

楢崎龍:お前の汚い裸はいらないぜよ

カエサル(こいつら……私のこと罵っておいて何がエロ画像だ)

カエサル(知るか、バカ)

カルパッチョ「送ってあげようよ」

カエサル「えええええ!?ひなちゃんもう帰って来たの!?」

カルパッチョ「うん、トイレ混んでたから引き返してきた」

カエサル「そっかぁ……送るって何を?」

カルパッチョ「私のエッチな画像」

カエサル「……見た?」

カルパッチョ「うん、視界に入っちゃったからさ」

カエサル「ダメだよ!こいつらひなちゃんの画像で何するかわからないんだから!」

カルパッチョ「えー、興奮しない?自分の裸の画像がオカズになるかもしれないんだよ?」

カエサル「ダメだって!」

カルパッチョ「もう脱いじゃお」パサッ

カエサル「ちょっとひなちゃん本当に!!」

カルパッチョ「個室だから大丈夫だよ。それよりどう?私のおっぱい」

カエサル「すごい綺麗……」

カルパッチョ「たかちゃんも脱ぎなよ」

カエサル「うん……」

―――

ガイウス・ユリウスさんが画像を送信しました

ヨハネス・オイゲン・ロンメル:え

真田源次郎幸村:なんだこの画像!!

楢崎龍:ひなちゃん乳輪デカいぜよ

真田源次郎幸村:お前の裸はいらんといったろうが!

ガイウス・ユリウスさんが画像を送信しました

ヨハネス・オイゲン・ロンメル:ふぅ…

真田源次郎幸村:ふぅ…

楢崎龍:ふぅ…

―――

カルパッチョ「本当に2時間でいいの?泊まろうよ」

カエサル「いや、お互い門限とか、明日の予定とかあるしさ…」

カルパッチョ「じゃあコンビニ寄っていこうか」

カエサル「うん」

カルパッチョ「え……もしかしてあそこにいるのって」

カルパッチョ「ドゥーチェ!?」

カエサル「え、知り合い?」

アンチョビ「カルパッチョ!?お前どうしてここに……」

カルパッチョ「どうしてって……その、友達と来たんですけど。ドゥーチェは?」

アンチョビ「わ。私か!?そ、そうだな。私はあれだあれ!あのーデリヘル的なものを呼ぼうかなーなんて思っててだな」

カエサル(あ、この人アンツィオの隊長の人か)

カエサル(ホテルで知り合いと鉢合わせとか地獄でしかないなぁ……)

ペパロニ「姐さん!そこのコンビニすごいっスよ!さすがラブホの近くのコンビニッスね!エロエロなグッズいっぱい売ってましたよ!」

ペパロニ「やっぱ需要と供給って大事なんスね!いくつか買ってきましたよ!」

アンチョビ「」

カルパッチョ「」

カエサル(更に新しい人が登場してきた)

カルパッチョ「二人は付き合ってたんですか?」

アンチョビ「つ、付き合ってない!付き合ってないぞ!」

ペパロニ「姐さんが最後の試合負けて寂しいって誘ってくれたんだ」

アンチョビ「うるさいんだよ馬鹿!」

ペパロニ「だって本当じゃないスかー」

アンチョビ「本当でも言わなくていいんだよ!」

ペパロニ「付き合ってなくて一晩相手するだけってこと説明してんじゃないスか!」

カエサル(なんか痴話喧嘩が始まった)

カルパッチョ「なんで私も誘ってくれなかったんですか!?」

カエサル(え)

ペパロニ「だってお前そこのたかちゃんとデート行くって張り切ってたじゃん」

アンチョビ「そうだぞ、だからお前はあえて誘わなかった」

カエサル「ひなちゃん、私帰ろうか?」

カエサル「せっかくだから3人で仲良くしなよ」

カルパッチョ「ダメ!たかちゃんは帰さない!」

ペパロニ「お前たかちゃんに気遣わすなよなー」

アンチョビ「私たちはもう入るぞ」

カルパッチョ「ダメですドゥーチェ!」

ペパロニ「じゃあどうすりゃいーんだよー」

カルパッチョ「4人でする……とかどうですか?」

アンチョビ「」

ペパロニ「」

カエサル「」

ペパロニ「いやお前それはさぁ……」

アンチョビ「私は別にいいけどな」

ペパロニ「いや良くないッスよ!私たちが良くてもたかちゃんが……」

カエサル「あの、私本当に帰りますから」

カルパッチョ「ダメ!」

アンチョビ「逆に空気読めよ、もう帰るって選択肢はなしだろ」

ペパロニ「姐さん、もしかしてこの子のことちょっと好きになってんじゃないスか!?」

アンチョビ「はあああ!?何言ってんだお前!」

ペパロニ「髪黒くて短い感じ私に雰囲気似てますもんね」

アンチョビ「ふざけんな!誰がお前なんか!」

ペパロニ「好きじゃないんスか?」

アンチョビ「……好きだよ」

ペパロニ「カルパッチョ、やっぱ4人でってのはなし」

カルパッチョ「そうね。ごめんなさい」

カエサル「あれ?話決まりそう?」

カルパッチョ「うん、じゃあ私たちコンビニ寄ってから行くんで」

ペパロニ「お先ー」

――

カエサル「ただいまー」

エルヴィン「おっ、早いな。朝までかかると思っていたが」

左衛門佐「なんだあの画像!」

カエサル「ひなちゃんが撮ろう撮ろうってうるさいから撮った」

カエサル「でお前らに送ってやった」

おりょう「ごちそうさまぜよ」

左衛門佐「あれは……1ヶ月は使える画像だ」

おりょう「でも大会終わるまで禁止ぜよ」

左衛門佐「くぅー!そうだった!」

エルヴィン「そういえばお前ひなちゃんとやったのか?」

カエサル「やったよ」

左衛門佐「お前本当に隊長にぶっ飛ばされるんじゃないか?」

カエサル「怒られたら土下座して許してもらう」

エルヴィン「どうかなー?」

――翌朝

桃「それじゃあ学校に帰るぞ」

みほ「すみません。一つよろしいでしょうか」

桃「なんだ、どうした」

みほ「あの、皆さん昨日はすみませんでした!」

え?え?
何の話?

みほ「みんな頑張って勝ったのにそれを褒めることをしないで怒ってばっかりで」

みほ「それでみんなに嫌われちゃったらどうしようってずっと考えてて……」

沙織「大丈夫だよみぽりん。みんなわかってるから」

沙織「だよね?みんな」

優花里「そうやって謝ってくれるところが西住殿らしいです!」

麻子「私は怒られて若干ムカついてたけどな」

華「まあまあ。いいじゃないですか」

梓「私たちこそ隊長の気持ち考えてあげられなくてすみませんでした」

あゆみ「全員でプラウダ高校ぶっ潰しましょう!」

「「「おー!!」」

――

沙織「あれでよかったの?」

みほ「うん、ありがとう沙織さん」

沙織「良かったね、みんなに謝れて」

みほ「え?何が?」

沙織「さっきの話だよ。謝りたくて私にフォロー頼んだんでしょ?」

みほ「ううん、私は嫌われてもいいんだけどね。このチームだとそれがボイコットとかに繋がりそうだからね」

みほ「1回勝ってみんなが浮かれてたしね、私もだけど。気引き締めないと絶対どこかでコケるよ」

みほ「でもみんなは気の引き締め方、わからないんだよ。仕方ないことだけどね、素人が何ヶ月かで仕上げただけだから」

みほ「だからある程度余裕のあるアンツィオの時にやっておかないといけなかったの」

沙織「みぽりんって……実は凄い人!?なんかちょっと前の人と別人に見えるんだけど!」

みほ「えー?全然普通だよー」

沙織「でもまー正直みぽりんの悪口言ってる子何人かいたね、私には話しやすいから言うんだろうけどさ」

みほ「リーダーなんてみんなに嫌われるためだけにいるようなもんだからね」

沙織「そうなの?」

みほ「大体オナ禁させるような奴嫌って当然だよ、それはもう仕方ないよ」

みほ「お姉ちゃんも一部の人にはすごく嫌われてたし」

沙織「えー、そうなの?厳しいけどみんなに慕われてる寡黙な隊長って感じだったけどね」

みほ「お姉ちゃん基本的に言葉足りないからね、それが反感買う人にはすごく買ってた」

―――

エルヴィン「怒ってなかったな、隊長」

左衛門佐「それどころか謝ってた」

おりょう「隊長泣きそうになってたぜよ」

カエサル「匂いチェックもされなかったし」

エルヴィン「あっ、そうだズルいぞお前!」

カエサル「ずるくない」

左衛門佐「そうだ!隊長がまたオナ禁とか言い出さないうちに早くひなちゃんの画像で!」

ピポン

大洗女子学園戦車道履修者(30)

みぽりん@戦車道:みなさんお疲れ様です

みぽりん@戦車道:これから試合までまた禁欲生活に入ります

みぽりん@戦車道:次は準決勝ですので、違反者の罰を厳しくしました

みぽりん@戦車道:全裸で校庭10周してもらいます

さおりーぬ:なんかめちゃめちゃ厳しくなってるんだけど!?

みぽりん@戦車道:今回は猶予がありません。明日からチェックを開始しますのでそのつもりで

左衛門佐「ああああああああああ!!!!」

――

優花里(それからプラウダ戦までの一週間私たちはまたオナ禁を始めることになりました)

優花里(そして一週間が経ち、試合となったのですが)

優花里(試合開始の前日、超巨大台風に見舞われ開催が危ぶまれていました)

優花里(しかし次の日は台風一過による酷暑で最高気温は38℃の超真夏日となってしまったんです)

優花里(プラウダ高校はその暑さに大苦戦)

優花里(副隊長に肩車されていた隊長は太陽の光をもろに浴びて熱中症になってしまいました)

優花里(他にも具合が悪くなる生徒が続出で救急車が出動するほどでした)

優花里(そんな苦難を乗り越え私たち大洗女子学園が勝利を収め、決勝戦に進むことになりました!)

――決勝戦、5日前

沙織「おっ、ゆかりん偉い。勉強してるじゃん」

優花里「あぁ、武部殿。もう練習に行きますか?」

沙織「うん。何の勉強してたの?数学なら教えてほしいんだけど」

優花里「いえ、普通の教科ではないです」

沙織「じゃあ戦車道の戦術の勉強とか?」

優花里「それも違います」

沙織「じゃあ何の勉強なのよー」

優花里「戦車道の試合で必ず役に立つものです!」

沙織「気になるんだけど……関係ないけどさ、ゆかりんちょっと痩せたよね?」

優花里「そうですか?まぁ筋トレしてますから」

沙織「なんか顔ほっそりしてるし、腕も足もいい感じに筋肉ついてるよ」

優花里「最近腹筋が割れてきました」

沙織「えっ、すごっ!!かっこいい!」

優花里「武部殿もやったらどうです?」

沙織「えーっ、ちょっとぽっちゃりの方が男受けいいし……」

麻子「おーっす」

華「こんにちわ」

優花里「あぁ、お二人ともどうも」

優花里「五十鈴殿、今日の夕食はカレーですか?」

華「えっ!?なぜそれを?今冷泉さんとその話をしていたんですが……聞こえてました?」

優花里「そんな顔してました」

沙織「今日の夕食カレー食べたいなーってどんな顔なの!?」

麻子「二人とも腹出して何してるんだ」

沙織「見てよ!ゆかりん腹筋割れてるの!」

華「凄いです」

優花里「毎日腕立て腹筋背筋スクワットしてますからね」

麻子「それに比べて沙織は……」

沙織「いーの!お腹にちょっとお肉があった方が女の子っぽくていいってテレビで言ってたもん!」

華「下半身を鍛えるとあそこの締まりが良くなると言いますよ」

沙織「マジ!?じゃあスクワットだけしよっかな……」

麻子「そういえば模試の結果が貼り出されてたが、秋山さん、載ってたぞ」

優花里「えぇー!?本当ですか!?やったー!!」

麻子「1位は私だけどな」

優花里「さすがに冷泉殿には敵いませんよ」

沙織「最近どしたのゆかりん。なんか凄いじゃん」

優花里「これもオナ禁のおかげですかね」

沙織「でもねーせっかく恋人いるのにエッチ出来なかったら意味ないよねー」

優花里「……そう……ですね」

華「……」

麻子「……」

沙織「えっ、私なんか変なこと言った?」

麻子「ちょっとトイレ行こう、沙織」

――トイレ

沙織「えっ、あの二人別れたの!?なんで!?」

麻子「知らん。が、別れたのはアンツィオ戦のすぐ後らしい」

麻子「私もカバさんチームが話してたのを聞き耳立ててただけだからな」

沙織「ってことは……」

麻子「多分西住さんがブチギレたことが影響してるだろうな」

沙織「でも次の日謝ってたじゃん!!」

麻子「だから知らん。何か思うところがあったんだろう」

沙織「そういえばゆかりん、あの夜死んだような顔してどっか行ったと思ったらさらに死んだような顔して帰ってきたっけ……」

麻子「その時言ったんだろうな」

沙織(言ってあげたい、怒ったのも謝ったのも全部演技だったって)

沙織(でも……それしたらみぽりんがしたことの意味がなくなっちゃう……)

沙織(それに責任の一端は私にも……)

――


沙織「ゆかりん、なんでエルヴィンさんと別れたの」

麻子「おいっ馬鹿、お前!」

優花里「あぁ、聞いちゃったんですね。すみません、報告しないで」

沙織「報告とかそういうんじゃなくて!なんで別れたのよ」

優花里「西住殿に怒られて気付いたんです。そんな甘えた考えじゃ勝てないって」

優花里「だから心苦しいですけど、お付き合いの関係を大会が終わるまでなしということにしてもらったんです」

沙織「それでエルヴィンさん納得したの?」

優花里「はい。付き合う時も色々あったんですけど、本当に迷惑かけっぱなしです」

沙織「終わるまでってことは大会終わったらまた付き合うんだよね?」

優花里「はい、勝てたらですけど」

沙織「負けたら別れたままってこと?それもみぽりんのせいなの?」

優花里「いえ、というか」

麻子「負けたら廃校だからな。全員バラバラになるかもしれない」

沙織「廃校になっても一緒の学校行けばいいじゃん!」

優花里「ウチは実家が学園艦ですから……」

麻子「それこそ一家で路頭に迷う可能性だってある」

沙織「なんでそんなこと言うのよ!」

麻子「事実だろう、秋山さんの家にとってはこの大会は死活問題なんだ」

沙織(そんなの……そんなの悲しすぎるじゃない!)

沙織(ゆかりんだって、エルヴィンさんだって……みぽりんだって可哀想!)

沙織「ゆかりん、絶対勝とう!」

優花里「はい!勿論です!負ける気はさらさらありません!」

沙織(私今まで中途半端だった)

沙織(モテたいとか、彼氏欲しいとか、そういうのもうどうでもいい)

沙織(二人のために戦う!)

そして決勝戦当日――

みほ「よろしくお願いします」

まほ「みほらしい戦いを見せてみろ」

みほ「……」くんくん

みほ「!?」

みほ(お姉ちゃん仕上げてきてるね…)

まほ(そういうみほも相当じゃないか)

みほ(うん、お酒も自慰も我慢しすぎて最近本当に手震えてきてるよ)

エリカ「ふんっ、お久しぶり」

みほ「あぁ逸見さん、久しぶりだね」

エリカ「弱小チームだとあなたでも隊長になれるのね」

みほ「は?」

みほ(思い出した)

みほ(逸見さんって1年前の黒森峰で全部員の中で一番最初にオナ禁破ったんだよね)

みほ「今年は我慢できたみたいだね」クスッ

エリカ「なっ、何よ!何の話してんのよ!」

みほ「さぁ?そっちこそ何の話がしたいの?」

エリカ「くっ!」

まほ「いくぞエリカ、余計な話をするんじゃない」

エリカ「は、はいっ!」

まほ(試合後、楽しみにしているぞ)

みほ(それはこっちのセリフだよお姉ちゃん)

――



優花里「西住殿、ちょっとよろしいですか?」

みほ「なに?」

優花里「車長は戦車から身を乗り出して指示を送りますよね?」

みほ「うん、私はそうしてる」

優花里「実は私読唇術の勉強をずっとしていたんです」

沙織「あー、テレビとかでやってる口パクで何言ってるか当てるってやつ?」

優花里「はい!それです!」

優花里「試合開始までのこの時間、多分各戦車で陣形や作戦の確認をしていると思うんです」

優花里「それでこの超望遠レンズを使って、車長が何を喋っているか予想を立てるんです!」

麻子「それってズルじゃないのか?」

みほ「全然!盗聴よりはよっぽど技術的な作戦だと思うよ」

華「野球選手もマウンドでは口元を隠しますしね」

沙織「てか口元なんて見えるの?相当強いレンズじゃないと無理じゃない?」

優花里「このレンズは5キロ先にいる相手の鼻毛まで見えます!」

沙織「すごっ!」

優花里「武部殿の肌のきめ細やかさまで見えますよ!」

沙織「最近『愛されモテ肌を作る化粧水』っての使ってるんだけどどう?彼氏出来そうな肌になってる?」

優花里「早速敵の位置を確認しましょう!」

沙織「おーい!」

……


優花里「……」ジーッ

優花里「西住殿のお姉さん発見しました!」

優花里「……」ジーッ

優花里「……」ジーッ

優花里「……」ジーッ

沙織「結構長いこと喋ってるみたいだね」

麻子「シッ」

優花里「ふむ……」

みほ「どう?何かわかりそう?」

優花里「どうやら相手は短期決戦で決着をつける気ですね。火力に物を言わせるみたいです」

みほ「よし、じゃあ有利な場所に移動して長期戦に持ち込みましょう!」

麻子「よっしゃ、高速道路に乗ったつもりで飛ばすぞ」

麻子「日本の渋滞だらけのじゃない。海外映画に出てくるあのだだっ広い誰も走ってない道路だここは」

「試合開始!!」

……



桂里奈「エンジンかかんないいいい!!」

「ウサギさんチームエンストしました!」

麻子「早くしないと黒森峰来るぞ」

みほ「……」

沙織「行ってあげ

優花里「私が行きます!」

沙織「えぇ!?」

優花里「西住殿の戦車道が間違っていなかったこと!私が身をもって証明します!」

みほ「……うん!頼りにしてるよ!優花里さん!」

麻子「大丈夫か?結構距離あるけど」

優花里「私の走り幅跳びの記録聞いたらビビりますよ」

みほ「命綱つけてあげる」

優花里「はい!私の命西住殿に預けます」

みほ「……」ポタッ

華「みほさん……」

優花里「西住殿、泣くのはまだ早いですよ。私死んじゃうみたいじゃないですか」ポンポン

みほ「…うん、ごめん」ゴシゴシ

優花里「行きます!」

優花里「あああああああ!!」

華「危ないっ!!」

沙織「ゆかりん飛び過ぎ飛び過ぎ!!」

優花里「大丈夫でーす!」

みほ「……」

沙織「その涙も演技なの?」

みほ「ううん。もうそういうのしないことにしたんだ」

沙織「だよね。嘘だったら私怒ってたよ」

みほ「優花里さんには本当に申し訳ないことしちゃった。後で土下座しよっかな」

沙織「土下座までしなくていいよ!?」

……


シュパッ

「勝者、大洗女子学園!!」

みほ「勝った……勝ったよ!」

優花里「やりましたああ!!優勝ですううう!!」


エリカ「負けた…」

小梅「負けたんですね」

まほ「みほ、お前の戦車道見せてもらったよ」

まほ「それに、いい仲間を持ったみたいだな」

わあああああ!!
勝った勝った!!

杏「やったあああああああああ!!!」

桃「西住いいいいい!!!ありがとおおおお!!!」

エルヴィン「グデーリアン、いや、優花里、お疲れ様」

梓「本当に勝っちゃった……すごいよ隊長」

――大洗女子学園、打ち上げ会場

杏「あー、みんなお疲れ様!」

杏「最終的には西住ちゃんのあんこうチームがやってくれたわけだけど」

杏「みんながいなけりゃここまで来れなかった」

杏「だから自分はすごいんだって!思ってください」

杏「じゃあ西住ちゃん、挨拶!」

わーわー!
たいちょー!

みほ「えー、みなさんこんばんわ」

こんばんわああああ!
みぽりーん!

みほ「勝ったぞおおおお!」

うおおおおおおお!!

みほ「黒森峰ぶっ潰したぞおおおお!!」

にっしずみ!にっしずみ!にっしずみ!
にっしずみ!にっしずみ!にっしずみ!

みほ「素敵な夜にしましょう、乾杯!!」

かんぱあああい!!

……


みほ「……」グデー

沙織「みぽりん死んでるね」

優花里「各テーブルで3回ぐらいずつ一気させられてましたからね」

華「西住さん、お酒強いんじゃなかったんですか?」

麻子「強いにしてもあそこまで飲まされたらこうなるだろう」

みほ「……お姉ちゃん」

沙織「これでお姉ちゃんとお母さんとも仲直りできるね」ナデナデ

優花里「よかったです」

みほ「……お姉ちゃん!」

みほ「そうだ、お姉ちゃんと約束してたんだった!」

沙織「えぇ!?無理だよ、こんなにお酒入ってるのに」

みほ「ごめん、私出るね!」

優花里「無理ですって、フラフラじゃないですか!」

麻子「私が戦車で送ろうか、黒森峰も近くのホテルに泊まっているんだろう」

華「飲酒運転はさすがに……」

麻子「いや、私酒飲んでない。アルコール飲むと体赤くなって全身痒くなるんだ」

沙織「この前飲んでたよね!?」

麻子「その時は最初の一杯だけだ。それ以外は焼酎飲むふりして水飲んでた」

みほ「お願いしていい?麻子さん」

麻子「いいぞ、行くか」

沙織「……ちょっと待ってよ。みぽりん、大洗の隊長でしょ!?それでもお姉さんに会いに行くの!?」

優花里「武部殿……許してあげましょうよ。お姉さんもきっと西住殿に会いたがってますよ」

沙織「ダメ、許さない。だってゆかりんとエルヴィンさんが別れてたのだって元はと言えばみぽりんが原因だし」

優花里「違います!あれは私が自分で考えて自分でやったことです。西住殿は関係ないですから!」

沙織「そういう問題じゃないの!!」

みほ「ちょ、ちょっと二人とも落ち着いて」

麻子「おい何喧嘩してるんだよ」

華「やめましょう、めでたい席なんですから…」

杏「どうしたの、おっきい声出して」

みほ「そうだよね、優花里さんとエルヴィンさんには謝らないといけないよね」

みほ「本当にごめんなさい。私のせいでいたずらにあなたたちの関係を崩してしまいました」

優花里「やめてください!そんな他人行儀な敬語なんて」

エルヴィン「別に謝ってもらわなくていい。隊長のおかげで私たちにはより強い絆が生まれたんだからな」

優花里「……エルヴィン殿…」

チュッ

沙織「ちょ、ちょっと何キスしてんの!」

優花里「す、すみません。なんか我慢できなくて」

エルヴィン「可愛いぞ、グデーリアン」チュッ

優花里「あぅ///」

エルヴィン「すまん、私たち二人は部屋に戻るけどいいか?」

沙織「え!?」

杏「いーんじゃない?もう12時超えてるしさー、一次会しゅーりょー!二次会行くぞー!」

華「私はもう部屋で寝ます」

沙織「・・・よーし!恋人いない子は二次会強制参加!」

麻子「送るぞ、西住さん」

みほ「うん、ありがとう!」

――

麻子「着いたぞ」

みほ「ありがとう」

麻子「私は帰って二次会に参加しようかな」

みほ「…ねぇ、アルコール飲むと体痒くなるって話嘘でしょ?」

麻子「いや、嘘じゃないが」

みほ「みんなの前だから私に気遣ってくれたんでしょ?」

麻子「いや本当だ、さっき一口飲んだだけでこんなになった」ペロン

みほ「うわっ、めちゃめちゃかぶれてる!大丈夫なの!?」

麻子「飲んだのは何時間も前だからな。でも赤みは全然引かないんだ」

みほ「ごめん、なんか変なとこ疑っちゃって……でも二次会は行くんだ?」

麻子「雰囲気は好きなんだ。みんな呂律回ってなくて何言ってるかわからない中一人冷静なのがな」

みほ「あー、そういう人いるね」

麻子「それにこうやってあのメンバーで集まれるのも最後かもしれないしな」

みほ「……」

麻子「あっ、別に西住さんに嫌味言ってるわけじゃないぞ。楽しんでくればいい」

みほ「うんっ、ありがとう麻子さん!」

麻子「おー」

――

みほ「えっとお姉ちゃんの部屋は205号室か……」

コンコン

まほ「はい」

みほ「お姉ちゃん、私だよ。みほ」

ガチャッ

まほ「みほか。よく来たな。入れ」

みほ「お邪魔します」

まほ「打ち上げやってたのか?」

みほ「うん。1次会終わって、友達に送ってもらったんだ。黒森峰は?」

まほ「うちも少しだけやったよ、でも去年みたいなお通夜じゃなかった。割りとみんな明るかったぞ」

みほ「多分私が元気に戦車道やってることわかってみんな嬉しかったんだね」

まほ「ははっ、そうかもしれないな」

まほ「お茶でも飲むか」

みほ「じゃあ熱いの貰おうかな」

まほ「了解した」

みほ「こうやって二人で会うの久しぶりだね」

まほ「お前は帰省もしなかったもんな、まぁ出来なかったと言うのが正しいのかもしれんが」

みほ「アハハ……お母さん元気?」

まほ「元気だよ。黒森峰OGとして立て直しに躍起になってる。でも、もうみほのことも怒ってなかったよ」

みほ「そもそも怒られる意味がわかんないんだけどね」

まほ「まぁそう言ってやるな。お母様も家元としてのメンツがあるんだ」

みほ「お母さんの話はどうでもいいや。お姉ちゃん……」

まほ「なんだ?」

みほ「しよっ?」

まほ「あぁ、こっちにおいで」

チュッ

みほ「んっ……」

まほ「お前も禁欲をしていたらしいな」

みほ「てか大洗のみんなにもさせてた」

まほ「ははっ、じゃあお前みんなに嫌われてただろう」

みほ「下脱がしてあげる」

まほ「あぁ、頼む」

みほ「うわっ、ガチガチじゃん!お姉ちゃんどのくらい抜いてなかったの?」

まほ「もう1ヶ月になるか」

みほ「お姉ちゃん、生えてるのによくそんなに我慢できるね。夢精とかしなかった?」

まほ「しなかったよ、1ヶ月なんて慣れたもんだからな」

みほ「ひええ、私は最長でも3週間だよ」

まほ「まだまだ鍛え方が足りないな」

みほ「妹の手で射精しようとしてる人が言うセリフ?」シコシコ

まほ「んっ……ダメだ。この1ヶ月分の濃いのはみほ、お前の中で出したい」

みほ「うん、私も脱いじゃお」

――

まほ「入れるぞ?」

みほ「うんっ……来て」

グリグリ

みほ「い、痛い!」

まほ「すまん、痛かったか。濡らし足りなかったかもしれないな」

みほ「いいよ、そのままガンガン続けて。痛いのが気持ちよくなっていくのが好きだから」

まほ「わかった」

コンコン

みほ「!?」

隊長!逸見です。入ってよろしいですか?

みほ「え、なんで逸見さんがお姉ちゃんの部屋に来るの!?」

まほ「いいぞ、入れ」

みほ「いやなんで入れちゃうの!?」

エリカ「失礼しま、って何やってるの!?」

まほ「姉妹のスキンシップだ」

エリカ「おかしいでしょう!隊長、私と約束していたはずですよ!」

みほ「……してたの?」

まほ「あぁ、ちょうど全体で禁欲を始めるとなった時に言われたのは覚えてる」

みほ「じゃあ私との約束は?」

まほ「みほとの約束は確定していたわけではなかったからな」

まほ「試合の後いつもしていたが、この試合の後もするかどうかみほと決めていたわけではないし」

みほ(それってエリカさんを一応キープしておいたってことじゃ……)

エリカ「おちんちん入れたまま話さないでください!!」

……


エリカ「で、どっちとするんですか?」

みほ「私だよね?だって1年振りだよ?」

エリカ「あなた妹なんだからいつでもできるでしょう!」

みほ「逸見さんこそ同じ学校なんだからいつでもできるでしょ。私は茨城に住んでるんだよ?」

エリカ「知らないわよ、あなたが勝手に辞めたんじゃない」

みほ「かっちーん、辞めさせる空気作ったのは誰だっけ?」

まほ「おいおい喧嘩するんじゃない」

みほ(原因はお姉ちゃんなんだけどな)

エリカ「この2週間溜めに溜めたものを隊長の中にぶちまけるの、楽しみにしてたんですよ?」

まほ「エリカ、伝達不足かもしれんが私に入れられる趣味は全くない。そのつもりだったのならお断りさせていただく」

エリカ「えっ、そうなんですか?」

まほ「あぁ、いつもみほに入れてばかりで入れられる自分が想像出来なくてな」

みほ「はい終わりー、一人でシコって寝てくださーい」

エリカ「うるさいわね!」

エリカ「はい、それでも大丈夫です!隊長の受け入れます!」

まほ「とは言っても私の体は一つだからな」

まほ「そうだ、まず二人でやってみて、次に私とやるというのはどうだ?」

エリカ「えっ」

みほ「私とエリカさんがやるの?」

まほ「あぁ、で先にイッた方が負けだ。勝った方は私と出来る。それでどうだろうか」

みほ(なんか趣味悪い金持ちの遊びみたいなことになってきた)

エリカ「そんなぁ……なんでみほとなんて」

みほ「私だってエリカさんとなんてしたくないよ!でも……やるしかないじゃない」

エリカ「わかったわ。勝負しましょう、戦車道では負けたけどこの戦いは絶対負けないわよ」

……

エリカ「入れるわよ」

みほ「うん……」

ぬるんっ

エリカ「っ・・・あんたなんでこんなに濡れてるのよ!?」

みほ「違う!さっきまでお姉ちゃんのが入ってたからだよ!別にエリカさんで濡れたわけじゃないから!」

エリカ「いいわ、突いて突いて突きまっくってヒィヒィ言わせてやるんだから」

みほ「望むところだよ」

――

エリカ「はぁっ……はっ…」

みほ「っ……んっ……」

エリカ「なに声我慢してんのよ、そんなことしても意味ないから」

みほ「うるさいっ……」

びくっ

エリカ「イ、イッた!今イッたでしょう!」

みほ「ち、違うの!イキかけただけ!イッてない!」

エリカ「嘘つくな!」

まほ「エリカ、申し訳ないが経験上みほはイクと激しく痙攣して呆然となりこんな風に喋れない」

まほ「つまりイッてないと言うことだ」

エリカ「くっ……」

エリカ(私ももうヤバイ……)

みほ(もう……ダメっ)

どくどくどくどくっ
びくびくびくんっ

エリカ「っ……」

みほ「あああっ!!あっ!!っ……」

エリカ「ど、どっちですか!どっちが先でしたか!?」

まほ「……すまん、私の目には同時に見えた」

エリカ「えぇ!?じゃあ、もう一回?」

まほ「同時にイけるなんて体の相性がいい証拠じゃないか」

まほ「このまま二人で続けてもいいんだぞ」

エリカ「私は……みほが嫌じゃなければこのままでいい」

エリカ「みほも私が相手でいい?」

みほ「…」コクン

まほ「私はお邪魔なようだ。誰かの部屋で一晩過ごすよ」

まほ「二人は楽しんでくれ、それじゃあ」

――

まほ「あいつの部屋は……」

まほ「ここか」

コンコン

はい……

まほ「赤星、私だ。西住だ」

小梅「隊長!?はい、すぐ開けます!」

まほ「今日はお疲れだったな、よく頑張ったぞ」

小梅「いえ、私なんて……全然です」

まほ「どうした、試合が終わってからずっと元気がないじゃないか」

小梅「……今日の試合、絶対勝ちたかったんです」

小梅「みほさんの恩返しの為にも、みほさんがしたことが間違ってないって証明するためにも」

小梅「……でも、負けちゃいました」

小梅「去年負けたのも、みほさんが学校を辞めたのも、今年負けたのも、全部わたしのせいです」

小梅「隊長を2回も負けさせてしまったのもです」

小梅「だから、もう戦車道はやめ

まほ「赤星!」

小梅「は、はい!」

まほ「お前はこの1年間頑張った。私が一番それを知っている」

まほ「嫌なことを言う輩がいたのも知ってる。でもお前はそれに耐えて頑張ったじゃないか」

まほ「だから誇りを持て。辞めるなんて言うな」

まほ「今年勝てなかったら、来年勝てばいいんだ。お前にはまだ1年あるだろう」

小梅「た、たいちょぉぉ……」

まほ「お前には副隊長をやってもらおうと思ってる」

小梅「私がですか!?」

まほ「あぁ、エリカを支えてやってくれるか」

小梅「わかりました!来年は絶対に勝ちます!」

まほ「その意気だ!」

――そして1年後

「それでは全国戦車道大会決勝戦、大洗女子学園vs黒森峰女学園の試合を開始します!」

みほ「よろしくお願いします」

梓「よ、よろしくお願いします」

エリカ「ふんっ、結局最後もあなたたちと戦うのね」

小梅「みほさん、今年は絶対に負けませんよ!」


……

梓「じゃあ隊長、一言お願いします」

みほ「みなさん、今日は勝って最高のオナ○ーしましょう!」

うおおおおおおお!!!

終わり

終わりです、だらだらと続けてすみません
本来ならRでやるものだったんですが初投稿なので許してください

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