千早「え？春香以外にいないでしょう？」

春香「いや、小鳥さんかなぁ、って……」

千早「もう。春香の目は節穴なの？」


小鳥「ﾋﾟﾖﾍﾍﾍﾍﾍ ライダー1号×2号たまんねぇピヨ」ｼﾞｭﾙﾘ


千早「どっからどう見ても仕事中でしょう」

千早「仕事中に話しかけたら悪いわ」

春香「千早ちゃん頭いいね」

千早「ね」

春香「ｱﾊﾊﾊﾊ」

千早「ｳﾌﾌﾌﾌ」

千早「それで、眼からビームの話だけど」

春香「それね」

千早「もしも眼からビームが出ていたら……」

春香「出ていたら」

千早「……」

春香「……」

千早「……今頃春香の頭部を貫通しているわ」

春香「言えてるね」

千早「ね」

春香「ｱﾊﾊﾊﾊ」

千早「ｳﾌﾌﾌﾌ」

春香「でもさ、1ついいかな？」

春香「仮に、眼からビームが出たとしたらさ」

千早「出たとしたら」

春香「……」

千早「……」

春香「……眩しくてしょうがないよね」

千早「現実的なのね」

春香「ね」

千早「ｳﾌﾌﾌﾌ」

春香「ｱﾊﾊﾊﾊ」

春香「そのビームってさ」

春香「出力どのぐらい？」

春香「オンオフできるやつ？」

春香「何色？」

春香「体力つかう？」

千早「春香ってアレね」

千早「けっこうアレね」

千早「細かいところが気になっちゃうタイプなの？」

春香「だね」

春香「子供の頃にね、ミスター・ビーンを見てたからかな」

春香「細かいことが気になると夜もグッスリなんだ」

千早「大変ね」

春香「ね」

千早「ｳﾌﾌﾌﾌ」

春香「ｱﾊﾊﾊﾊ」

春香「でもアレだよね」

春香「ビーム出すとしたらさ」

春香「眼か、口か、指だよね」

千早「そうね」

千早「他には、額とか、ヘソとか」

春香「マニアックだね」

千早「あとアレね」

千早「乳首とか」

春香「攻めるね」

千早「ね」

春香「ｱﾊﾊﾊﾊ」

千早「ｳﾌﾌﾌﾌ」