菜々「ウサミンと!」奈緒「かみやんの」茜「アニゲーTV!!」 (23)

作品都合故のキャラ崩壊有。
口調も変なところがあるやもしれません。
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菜々「はい! 始まりました! 私たちの冠番組、第一回放送ですよ!」

奈緒「うん、なんか感慨深いな」

茜「そうですね!!」

菜々「この番組ではアニメやゲームの話を時々ゲストを交えてだらだら話したり実際にプレイしたりする番組です!」

茜「それはとても面白そうですね!!」

奈緒「Pさんもすごいよな。こういうのがやってみたいって言ったら仕事取ってくるんだもん」

菜々「プロデューサーさん様様ですね!」

茜「やっぱりプロデューサーはすごいですね!!」

奈緒「えーっと、そろそろいいか?」

菜々「なんでしょうか?」

奈緒「私と菜々さんがメインパーソナリティーの番組だよな?」

茜「そうですね!!」

奈緒「つまり、茜はゲストだ」

菜々「そうなりますね」

奈緒「何故茜がゲストなんだ? それも第一回放送から?」

茜「!!? もしかしてご迷惑でしたか!!?」

奈緒「ええいやいやいや!! そういうわけじゃないんだ。ただ、茜ってアニメやゲームと縁遠いと思って」

菜々「確かに、そういうイメージないですね」

茜「はい! 正直私もわかりません!!」

菜々「んーどうしてでしょう? おや?」

カンペ:監督が茜ちゃんの大ファンでかつ、今日は茜ちゃんの誕生日なのでそのお祝いです。

奈緒「いや、いいんだけど、いいんだけど第一回目からこれで大丈夫か?」

菜々「ま、まあまあ、今日は茜ちゃんにアニメやゲームの面白いところを知ってもらいましょう」
奈緒「そうだな。これもいい機会だし、茜に布教しますか!」

茜「お二人とも! よろしくお願いいたします!!」

奈緒「とまあ、このタイミングで言うのもなんだけど、誕生日おめでとう茜!」

菜々「おめでとうございます!!」

茜「ありがとうございます!!」

菜々「茜ちゃんは何歳になったんでしたっけ?」

茜「今年で17歳になりました!!」

奈緒「私と同い年なんだよな」

菜々「さてさて、そんな茜ちゃんに薦めたいアニメはこちらです!」

茜「おお! ガンダムってやつですね!!」

奈緒「まあ大まかには合ってるんだけど、これは『機動武闘伝Gガンダム』ってやつだな」

天の声--『機動武闘伝Gガンダム』とは1994年4月から1995年3月まで1年かけて放映されたアニメだね。この作品の異質なところは搭乗者の動きをトレースし、武術を駆使して闘うっていう今までにないガンダムだったんだ。そのせいで作品自体は賛否両論で、ガンダムとは認めないと言われるアニメとなっているよ。

茜「なるほど! 杏さんありがとうございます!!」

菜々「茜ちゃん茜ちゃん! 天の声ってことになってるから、ね!」

茜「そうなんですか! 天の声さんありがとうございます!!」

奈緒「しかし、良いチョイスだと思うけど、相変わらず菜々さんのチョイスは古いな」

菜々「ギ、ギクーッ! いや、め、名作はいつまでも名作ですし、ね?」

奈緒「まあそうだよな。茜もこのアニメは楽しめると思うよ」

菜々「ということで、茜ちゃんとお話をするためにも数話だけ一緒に見てみましょう」

茜「はい! よろしくお願いします!!」


--アニメ視聴中--

茜「おお! 素晴らしく熱いアニメですね!!」

奈緒「でも少し笑っちゃうよな。倒す前にルールを叫びながら倒すってのは」

菜々「そういうところも勢いがあっていいんじゃないですか」

茜「ちゃんとルールを確認しながら戦うのはすごくいいことだと思います!!」

菜々「お約束なんですけど、主人公の手の甲にある紋章をその辺の人が説明してるってのがナナ的にはとってもいいですねえ」

奈緒「なんで知ってるんだよって感じだよな。有名すぎだろシャッフル同盟」

茜「お! このアメリカっぽい人、すごくいいですね! 熱いです!!」

菜々「ネオアメリカ代表のチボテー・クロケットですね。彼は、まあそうですね!」

奈緒「熱いは熱いな。色々可哀想だけど」

茜「こんな子供まで出場してるんですね!」

菜々「ネオチャイナ代表のサイ・サイシーですね。彼は少林寺復興のために頑張ってるんですよ」

奈緒「やんちゃ盛りで中々真面目に修業とかしないけど、後半はほんとすごかったな。色んな意味で」

茜「おお、この騎士みたいな人もガンダムファイターなんですね!!」

菜々「ネオフランス代表のジョルジュ・ド・サンドですね。彼は本物の騎士ですよ」

奈緒「見た目は派手だけど、なかなか目立たないんだよなあ」

茜「うわ! 優しい人だと思ったのに敵だったんですね!」

菜々「ネオロシア代表のアルゴ・ガルスキーですね。彼は宇宙海賊をやっていたんですが捕まって子分たちを人質にとられて代表になった口ですよ」

奈緒「いやー、私は中々味があって好きなんだけど、やっぱり噛ませにされるんだよなあ」

--アニメ視聴終了--

茜「とっても面白いと思いました!! 今度レンタルして全話見てみたいと思います!!」

菜々「そこまで喜んでもらえてナナも嬉しいです!」

奈緒「数話だけだったけど、茜はどのファイターが好きだった?」

茜「私はですね! ネオアメリカ代表のボクサーの方が良いですね! 夢に向かって突き進む。うーん熱い! この熱を発散するためにも走りましょう!! ボンバ―――――!!」

奈緒「ちょちょ!! 茜ーーーー!!!」

菜々「ま、まあ茜ちゃんのことはスタッフさんに任せるとして、私たちは次の準備をしましょうか」

奈緒「そうだな」


--茜捕縛中--


茜「すみません。熱くなって走ってしまいました」

奈緒「ん? おかえり茜」

菜々「ほらほら茜ちゃん。次も押してますから、今度は奈緒ちゃんプレゼンツですよ!」

奈緒「おう、今度は茜にお薦めしたいゲームだ」

茜「ん! どんなゲームでしょうか!!」

奈緒「みんなでやろうと思って、古いゲームなんだけどこれだ!」

菜々「お! スーパーファミコンですね!」

茜「私も名前だけは見たことあります! このゲーム!」

奈緒「茜に薦めたい、といか一緒にやりたいゲームはこのスーパーファミコン用ソフトの『スーパーボンバーマン3』だ!」

天の声--『スーパーボンバーマン3』はハドソンより1995年4月に発売された対戦型アクションゲームだね。プレイヤーはボンバーマンと呼ばれるキャラクターを使用して壁を爆弾で壊しながらパワーアップアイテムやルーイと呼ばれる特殊能力を持つ乗り物を取得し、相手プレイヤーを爆殺するんだ。普通は2人までしか遊べないところ、マルチタップっていうのを使うことで最大5人まで遊べる画期的なゲームだったんだよ。

菜々「菜々はこれ結構やり込みましたよ。いやあ、友達呼んで一緒にプレイしてましたよ」

奈緒「家にスーファミがないからやりたくて持ってきたんだけど、これってバーチャルコンソールで出てたっけ?」

菜々「う゛え゛!! い、いやあ親戚のおじさんが持ってきてくれてやったんですよ! あは、あははは」

茜「これはどうすればいいんですか!?」

菜々「ああ、えっと設定は私がやります。えっとサドンデスは……まあ初めてですしなしで、時間無制限、みそボンは……ありでいいでしょう。CPUは最初は無し。PKも無しで」

奈緒「キャラクターがたくさんいるな。どれが強いんだ?」

菜々「強い弱いはないですね。単純にグラフィックが違うだけです」

奈緒「ふーん。なるほどね」

菜々「じゃあ菜々はノーマルにボンバーマンで」

奈緒「私は……じゃあハートの子で」

茜「私はこのノッポな方で!」

菜々「場所はいつもので」

茜「場所ごとに何かあるんですか!?」

菜々「はい! 雪玉が落っこちてきたり、トロッコ乗ったり色々ありますね!」

奈緒「このステージは普通なのか?」

菜々「ここは特にギミックはないんですが、ルーイやアイテムが他のステージより豊富なんですよ。なので初心者にはお勧めです!」

茜「そうなんですか! あ、始まりますね!」

菜々「最初に何Pを使ってるかで場所が決まります。菜々は1Pなんで左上、奈緒ちゃんは2Pなんで右下、茜ちゃんは3Pなんで右上といった具合です。4Pは左下で5Pは真ん中になります」

奈緒「へえ、5Pが一番有利そうだな」

菜々「ええ、間違いなく有利ですよ。壊すところ多いですし」

茜「た、大変です! 爆弾置いたら動けなくなりました!!」

菜々「ああ! 爆弾の上は基本的に移動できないですので、そのまま爆死です」

茜「ボ、ボンバーーーー!!!」チュドーン\ウワァー/

奈緒「お、なんか画面端に出てきたぞ」

菜々「これは3から取り入れられたみそボンシステムです。死んだ後でも爆弾を投げ入れてライバルを邪魔することができます」

茜「そうなんですか! では早速!!」

奈緒「うお! やめ! 逃げらんねえ!!」チュドーン\ウワァー/

菜々「とまあ倒し方はこんなもんですけど、他にも説明するのでもう一回やりましょう」

天の声--とまあこんな感じに茜と奈緒に説明しながらプレイしたよ。
ちなみにルーイは緑、青、黄、桃、茶の5種類がいて、それぞれ緑がつきあたりまで高速移動。青が爆弾キックで壁を乗り越えて爆弾送りができる。黄が壁キックで壁を蹴って壁を押し込む。桃が無敵ジャンプでブロックを一個分乗り越えることができる。茶は所持数分爆弾を一列につきあたりまで出すことができるんだ。
このステージにはルーイは二体までしかでないから早い者勝ちだよ。というかなんで奈緒は持ってきたのに知らないの?

菜々「よし! これで基本プレイは大丈夫ですね!」

奈緒「おう、なんとかな!」

茜「ええ! 万全です!」

菜々「それじゃ……ん?」

カンペ:負けた人は罰ゲームで!

菜々「え゛!? ななな何をさせるんですか!?」

カンペ:水着に着替えてカラオケ

菜々「な゛ああああああああ!!! ダメです! NGです!!」

奈緒「ダメダメダメ!! んな恥ずかしいことできるか!!」

カンペ:強制です

奈緒「うう、畜生! 勝ってやる!!」

菜々「あらゆる手を使います!!」

茜「おお、お二人とも燃えてますね!!」

菜々「ではルールはみそボンあり、制限時間は3分、CPUはなし、3本先取で最も勝てなかった人が負けで!」

奈緒「おう!」

菜々「ステージは茜ちゃんも奈緒ちゃんも初心者なのでさっきと変えません」

茜「わかりました!!」

菜々「では勝負開始です!!」

天の声--そういうことで始まった勝負。序盤は3人ともアイテムを集めて順調な模様だね。ルーイは奈緒と茜がどっちも黄を引き当てたよ。

奈緒「よーし! これでアドバンテージができた!」

茜「むむむ! これはまず奈緒さんを倒させていただきます!」

奈緒「ふふ、こっちだって爆弾をたくさん置けるんだぜ! おら囲んでやる!」

茜「うわわわ! 囲まれて動けません!!」

奈緒「これでおしまいだ!!」

菜々「甘いですよ!!」ゲシッ

奈緒「うわわ! しまった爆弾が誘爆!!」チュドーン

茜「ルーイがいなくなってしましました」チュドーン

菜々「キックはとても重要なアイテムです。こうやって誘爆させて倒すのもテクニックですよ!!」

ピピー!!

奈緒「な、なんだ!」

菜々「サドンデスです。残り時間が1分を切ると画面端から即死ブロックが降ってきます」

茜「どんどん狭くなってきますよ!!」

菜々「こうして狭くなったフィールドを利用し追い込み、敵を封じる!!」

奈緒・茜「あ!」チュドーン\ウワァー/

菜々「ナナの一勝です!」

天の声--大人気ない菜々さんはそれからもう一勝もぎ取り、そのあと奈緒と茜に連携され奈緒が一勝もぎ取った。菜々さんが二勝、奈緒が一勝、茜は勝ててないね。本当に大人気ないなあ。

奈緒「茜! このままじゃ菜々さんの優勝確定だ! また連携して倒すぞ!」

茜「了解です!!」

菜々「もうさっきと同じ轍は踏みませんよ」

奈緒「よし! 緑ルーイ確保!」

菜々「ナナも茶ルーイ確保ですよ」

茜「確か茶ルーイは爆弾を一列に出すでしたっけ?」

菜々「そうです! こうやって!!」

奈緒「うわあ! 危ない!!」ビュイーン

茜「逃げられない!!」チュドーン\ウワァー/

菜々「茜ちゃんは始末しました。次は奈緒ちゃんです!」

奈緒「くそ! でもこっちもルーイはいる! 条件は同じだ!!」

菜々「そんな高速移動で爆弾を8個持ってる爆弾魔に勝てると思わないことです!!」ビュ

奈緒「うわわ! 事故った!!」チュドーン

菜々「これでおしまいです!!」

奈緒「くそ!! 負けてたまるか!!」

茜「みそボンで援護しますよ!」シュッ

奈緒「よし! いい位置に爆弾が! 私の爆弾と合わせて!!」

菜々「甘い、甘すぎですよ! こっちは爆弾魔! 相手の位置と爆弾に合わせて!」ビュッ チュドーン

奈緒「!?」チュドーン\ウワァー/

茜「私たちの爆風に合わせて爆弾を!!」

奈緒「逃げる間もなかった……」

菜々「これが茶ルーイの奥義、自爆即殺です。茶ルーイの能力と相手の爆弾を利用して間合い関係なく相手を倒す一度限りの自爆技」

奈緒「畜生!!」

茜「菜々さん本当に強いです!!」

天の声--とまあ菜々さんが大人気なく勝ったところで、茜が水着カラオケの罰ゲーム!

茜「お待たせしました!!」

奈緒「おお、可愛いじゃん!」

菜々「ええ! とっても似合ってます!」

茜「ありがとうございます!!」

菜々「で、何を歌うんですか?」

茜「それは、これです!!」

♪~

奈緒「お! これは!」

菜々「良いですねえ、良いですねえ!」

茜「FLYING IN THE SKY! 高くはばたけ 大空をどこまでも~♪」

茜「SHINING FINGER! 輝く光りが地の果て照らし奇跡を呼ぶSPELL♪」

奈緒「さっき初めて見たのによく歌えるな」

菜々「実はナナが事前に曲だけは渡してたんですよ」

奈緒「なるほど。で今日あのアニメのOPだと知ったってことか」

茜「BRIGHT YOU NOW! 君が描いた 未来へのシナリオは~♪」

茜「SHINING FINGER! 夢を掴もう 全ては思うままに I GET A CHANCE!♪」

菜々「うわあ! よかったです!!」パチパチ

奈緒「かっこよく熱かった!!」パチパチ

茜「ありがとうございます!!!」

菜々「ふぅー、あ、もう終わりの時間ですね。どうでしたか茜さん?」

茜「いやあ、熱いアニメや知らないゲーム等、とても楽しかったです! また機会があれば呼んでください!!」

奈緒「まあ、次があればな」

菜々「ええ、まあこれ遊びまくったナナたちが言うのもなんですが、大丈夫なんです?」

カンペ:たぶん大丈夫っしょ

菜々「軽い!!」

奈緒「うんでも茜もありがとうな! 素直に驚いたりしてくれたおかげで楽しく番組を進行できたよ!」

菜々「ええ、もし番組が残ってたら絶対に呼びますので、残っているように祈っててください!」

茜「はい! お二人も頑張ってください!!」

菜々「ではテレビの前の皆さんもさようなら!」

奈緒「おうまたな! ……ん? 次回「ウサミンとかみやんのアニメガッツリ対談」だそうだ」

菜々「次回お会い出来たら会いましょう!!!」


終わり

拙稿を読んでいただきありがとうございます。
茜ちゃん誕生日おめでとうございます! 茜ちゃんを出したのはただの私の趣味です。
ウサミンと奈緒を使ってアニメやゲームの話を延々とだらだらやらせたいなあと思って出来上がりました。
アニメやゲームの説明ですが、私の体験を思い出しながらやってるので説明がおかしかったりするかもしれません。
あとボンバーマンみたいなアクションゲームの説明は文ではとてもできないな。
年代くらいは安価で募ろうと思ったのですが、ライトユーザーすぎて処理できないので断念。
繰り返しになりますが拙稿を読んでいただきありがとうございました。



過去作
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新鮮

Gガンとスパボン3とか世代直撃なんですけど
懐かしい


昭和62~平成3年生まれとみた

ボンバーマンはやらなかったな…だがGガン世代ではある
Gガンはスパロボ最強でチートだしな…俺はXの方が好きだが


ボンバーマンもGガンもハマっていたわ

>>22
Xいいよな
戦中を知らないガロードと戦時下でやさぐれてしまった大人達が互いに良い影響を与えあっていくのが凄い好き

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