美波「私の第一歩」 (23)
モバマスSSです。
新田美波生誕を祝いまして、美波のSSを書かせていただきます。
著者はまだモバマスに触れて1年ほどの新参ですのでご不快になる点もあるかもしれないです。
そのあたりご注意ください。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1469588083
「あの、ちょっといいですか?」
私、新田美波が初めて彼、プロデューサーさんに声をかけられたのは大学に入学して間もない頃だった。
まだ右も左もわからず、希望と不安をない交ぜにしつつ勉学に励んでいた私は漠然と生きている自覚があった。
だけど、それをどうにかする術を知らなかった。
プロデューサーさんのその誘いは私の世界を広げる第一歩だった――――
「アイドル、やりませんか?」
当然、すぐに受け入れられる話ではなかった。
惹かれないと言えば嘘となるが、全く知らない世界に入るという恐怖もあった。
それに初対面の人物をすぐに信じられるほど楽観的に生きてはいない。
初めて私が彼にかけた言葉は――――
「すみません、急いでいるので」
プロデューサーさんを拒絶する言葉だったが、今考えても間違えていないと思う。
だけど、プロデューサーさんは諦めず、しつこいほどスカウトしてきた。
そんなプロデューサーさんが最初は怖かったし、警察に相談しようとも思った。
しかし、ある一言が私を変えた。
「今、貴女は目指すべきものはありますか?」
心臓を貫かれた思いだった。
動揺が伝わったのか、プロデューサーさんは畳み掛けるように言った。
「絶対に後悔させません! お願いします、私と共にトップアイドルを目指しませんか?」
「でも、私は……」
「貴女なら、いえ、貴女と私なら絶対にできます! 貴女の明日を、未来を私に託してください!」
傍目から見るとプロポーズのような、いや人生の一つ大きな道を決めるものだ。
重要性に関してはプロポーズとそう大差なかったのだろう。
ここから短くも長いトップアイドルへの道を共に歩くことを私はこの時、決めたのだ。
それから私の日々は一変した。
幸い両親は私が流されたのではなく、自身の意志によってその道に進むというのであれば反対はしないとアイドルになることを許してくれた。
運動をこなしているとはいえ慣れないダンスレッスンは全身の筋肉に悲鳴をあげさせ、ボーカルレッスンはうまくいかず悩む日々だった。
それでもビジュアルレッスンに比べればできている方だった。どうしても表現というのがうまくできなかった。
うまくやっているつもりでも飛んでくるのはトレーナーさんの叱咤のみ。
「はあ、どうすればうまくいくんだろう?」
レッスンを終え、更衣室で着替えをしながら独り言ちた。
その悩みは外に出てからも顔に出ていたようで、
「どうしました新田さん? 納得いかないことでもありましたか?」
迎えに来てくれたプロデューサーさんは心配そうにこちらを見ている。
「いえ、その大丈夫です!」
「そうですか。気のせいならいいんですけど、何かあったら言ってくださいね」
私は咄嗟に誤魔化した。この程度のことでプロデューサーさんの手を煩わせてはいけない。
私が単独で解決しなければならない。そう考えていた。
――とどのつまり、私はプロデューサーさんのことを無意識下で信頼していなかったのだ。
「はい、その時はよろしくお願いします」
笑顔で答えていたつもりだったけど、この時の私はどんな顔をしていたのだろうか。
プロデューサーさんはちょっと納得していないようだったけど、追及してくることはなかった。
「ただ今戻りました」
「おかえりなさい。お疲れ様です」
事務所に戻ると愛らしい笑顔の事務員、千川ちひろさんが出迎えてくれた。
「ちひろさんお疲れ様です」
「はい、美波ちゃんもお疲れ様。今日はもう予定もないですし、寮に帰ってじっくり身体を休めてください」
「ありがとうございます。では失礼します」
シンデレラプロダクション。それが私がスカウトされ所属した芸能事務所だ。
結構大きな事務所で多くのアイドルを輩出している。
私の担当のプロデューサーは若手で、私が初めてのスカウトだったらしい。
「お、お疲れ様です」
疲れた声と共に入ってきたのは先輩アイドルの安部菜々さんだった。
「菜々さん、お疲れ様です」
「あ、美波ちゃ……さん、お疲れ様です」
年齢は永遠の17歳。ウサミン星出身のウサミン星人だ。
「菜々さんお疲れ様ー」
「うう、疲れました」
そう呻きながらソファーへダイブした。とても辛そうだ。
「大丈夫ですか菜々さん?」
「み、美波さん、ナナの方が年下なんだしさん付けはちょっと……」
「いえ、でも芸能界の先輩ですし……」
「で、では先輩としてちゃん付けしてくださいと頼みますから、もうさん付けはやめて……」
「はあ、そこまでおっしゃるのでしたら……じゃあ私もさん付けはやめてほしいなあって」
「うう、わかりました。これからは美波ちゃんって呼ばせてもらいます」
菜々さんには菜々さんの拘りがあるのだろう。菜々さんのアイドルにかける情熱は並みじゃない。
その真摯な姿勢に尊敬の念を抱かされる。
「じゃあ、菜々ちゃん。私はこれで帰りますね。お疲れ様でした」
「お疲れ……さ、ま? 美波ちゃん……?」
何かこちらに疑問を投げかけようとしている菜々ちゃんを背に、私は事務所を出た。
扉の向こうで菜々ちゃんがプロデューサーさんに何か話しかけていたが、私は最後まで聞かず後にした。
大学とアイドルを両立し始めて2ヶ月ほど経った。
ダンスレッスンとボーカルレッスンは進歩が見えてきたが、ビジュアルレッスンだけはどうしてもダメだった。
「まあ誰しも苦手なことはあります。少しずつ克服していきましょう」
そうプロデューサーさんは言うが、どうしても焦ってしまう。
私のせいでプロデューサーさんの評価に響いてしまったらどうしよう。私はプロデューサーさんが直接スカウトした初めてのアイドル。
全く結果を出せないまま終わればプロデューサーさんの経歴に傷をつけ、評価が落ちてしまう。
私のせいで、そうなってしまう。
「……少し、自主レッスンしていきます」
トレーナーレッスンを終えたばかりだが、このままではいられない。
もっと、もっと練習していかなければ。
「あまり無茶してはダメですよ。身体を壊しては元も子もありません。新田さんはまだアイドルとして卵、それも生まれたての卵なんです。まだできないことがあって当然です」
「だからと言って!」
つい声を荒げてしまう。はっと気づき、視線を彷徨わせる。
「だからと、言って……出来ないままにしておくことなんてできません。すみません声を荒げてしまって」
プロデューサーさんはぽりぽりと頬を掻き、困ったような顔をした後、
「1時間、1時間だけですよ。時間になったら問答無用で迎えに行きますからね」
「は、はい! ありがとうございます!」
プロデューサーの許可を得た私は事務所内にあるレッスンルームへと向かった。
「何が悪かったのか。まずは反省点を挙げてそこを改善していかなきゃ」
今まで悪いと思ったところは全てノートに認めていた。ボーカルやダンスはそれで少しずつ向上していったが、ビジュアルはどうしてもうまくいかない。
ああでもない、こうでもないと考えながらレッスンルームの扉を開けるとそこには先客がいた。
「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ、あれ? み、美波ちゃんですか?」
そこにいたのは疲労困憊の菜々ちゃんだった。
「お疲れ様です菜々ちゃん。大丈夫ですか?」
乱れた息を整え、ゆっくりと深呼吸をする。
やがて呼吸が整い始めてきた。
「大丈夫です。ナナは17歳現役JKですからね!」
「若い……といっても2歳しか違わないけど、やっぱりパワフルだね」
「ぐっさあ!!」
菜々ちゃんは胸に手を当てよろよろと倒れ込んだ。
心配になり近づくも、菜々ちゃんに制された。
「大丈夫……大丈夫です。ナナは17歳、ナナはウサミン星人なんですから」
ぶつぶつと何か言っているがそれほど疲れたのだろうか。
やはり菜々ちゃんがここまで疲れているということはとてもハードなレッスンをしたに違いない。
「私も頑張らなきゃ!」
備え付けの更衣室へ向かいジャージに着替え、軽く準備運動をしてレッスンに備えた。
「あれ? そういえば美波ちゃん、今日はトレーナーさんのところでレッスンして来たんじゃなかったんですか?」
「え? ええ、今日は一日トレーナーレッスンだったんですけど、どうしても納得いかなくてプロデューサーさんに我侭言って1時間だけ自主レッスンに来たんです」
「そう、ですか……では一緒にやりませんか? 二人でやった方がきっと捗ると思いますし」
「え? いいんですか? ぜひお願いします!」
「ところでなんのレッスンを?」
「ええっと、ビジュアルレッスンを中心にダンスレッスンもやろうかと……」
「そうですか。ではビジュアルレッスンから始めましょう!」
菜々ちゃんと一緒に鏡に向かいポーズを決めたり、表情を作ったりした。
しかし、やはりどうにもうまくいかなかった。
「ダメ、どうしてもできない。作り物だってことがすぐにわかっちゃう白々しいものしかできない……」
焦りが不安を呼び、不安は気を弱くさせる。
もしかして自分がこの世界に来たのは間違いだったのでは……?
そのような疑問が胸の中を過った。
「うーん、そうですね。ちょっと今日はレッスン終わりにしましょう」
菜々ちゃんによる唐突な終了宣言。私は見限られたのか。
でもしょうがない。レッスンに付き合わせてこの体たらくでは……。
しかしそれもすぐに杞憂である事がわかる。
「美波ちゃん。今日この後用事はありますか?」
「えっと、ありませんけど……」
「では、ナナに付き合ってください!」
レッスンルームを出て、プロデューサーさんとちひろさんに挨拶をした後、私は菜々ちゃんととある喫茶店に来ていた。
「おかえりなさいませお嬢様!」
「ここは?」
「ここはナナがアイドルになる前にお世話になっていたメイド喫茶です。ささ、どうぞどうぞ座っててください。ちょっとナナは店長にご挨拶に行ってきますので」
「あ、はい」
菜々ちゃんに言われるがまま私は席に着いた。
「美波ちゃんはちょっとレッスンを離れて気分転換をするべきです!」
そう言われて連れてこられたのがこのメイド喫茶である。
今までこのような場所に来たことがなかったため新鮮な気持ちではあったが、やはりレッスンのことが尾を引き純粋に楽しめなかった。
「みんなぁ! 今日は特別ゲストが来てくれましたよ~!」
突如メイドの一人が店内のお客さんに向けて大声を張り上げた。
びっくりして不意に顔をあげた先の壁に一枚のポスターがあり、そこに今月のスケジュールが書き込まれていた。
それを確認するとどうやら今日は特別ショーがある日らしい。
「本当はメインは私のはずだったんだけどぉ~、急遽メインを交代してもらいました~!」
今話している子は特別ショーのメイン役の子だったらしい。
とても愛らしい笑顔で見てる側を幸せな気持ちにする。
「……私もあんな笑顔ができたらな」
素直に羨ましいと思った。
同時にどうすればあのような笑顔を引き出せるのかを考えた。
すると店内が暗くなり、一つの小さなステージにスポットライトが当たった。
「じゃあ来て下さ―い!」
メインだった子が呼びかけると奥から
「ナっナで~す! みんな久しぶり~! ウサミン星より出張してきましたよ!」
出てきたのはウサミン星人こと安部菜々ちゃんだった。
「え? え?」
状況が理解できず、ただただぼーっと見るしかできなかった。
周りは菜々ちゃんが出てきた瞬間に雄叫びのような声とおかえりと迎える声が入り混じっていた。
「みなさん元気してましたか? バリバリ元気ですよ~! さて、今日は突然のお願いにもかかわらずステージを譲っていただきありがとうございます!」
「いいよいいよ。私も菜々ちゃんの大ファンだもん!」
「ミーコちゃんのファンの皆さんも申し訳ないです!」
客席より「残念だったけど僕らも菜々ちゃんファンだぞ!」「ミーコちゃんも菜々ちゃんも大好きだ!」と歓迎ムードのようだ。
「皆さんありがとうございます。で、ですね。今回ステージにあげてもらったのは私の仲間を紹介したいからです! 美波ちゃーん! こっち来てくださーい!」
突然の招集に戸惑いを隠せなかった。
身動きできずにいるとミーコさんに強引にステージまで引っ張られてしまった。
「え、あの、その菜々ちゃんこれって?」
「みっなさーん! 彼女が私の大切な仲間の新田美波ちゃんでーす!」
すると客席ざわめきだす。
やはり私はここに来るべきではなかったのでは?
そう思った次の瞬間。
「うおおおおお! 可愛いぞおおおお! すげえええ! アイドル!? アイドルなん!?」
様々な叫びが所々から飛び込んできた。
その様に気圧され、怯んだ。
「美波ちゃんはアイドルとしてまだデビューしていませんが、トップアイドルとなるため日々レッスンに励んでいる良い子ですよ! 今日はみなさんには特別にデビュー前ライブしますよ!」
「ええええ!? な、菜々ちゃん? 私それ聞いてない!」
こっそり耳打ちするように菜々ちゃんは言った。
「もう、後戻りできませんよ」
私は何もわからないまま裏へと案内された。
「菜々ちゃんこれは?」
「強引にごめんなさい。でも、お願い。何も言わずに最後まで付き合ってほしいの」
菜々ちゃんの真剣な表情に私は息をのみ、承諾した。
そしてメイド喫茶に相応しいようにと、恥ずかしいけどメイド服を着て舞台へ出た。
「――――――」
声にならない声。歓声。雄叫び。様々な声が、音が、私を貫いた。
最初に舞台へ引っ張られた時の比ではないくらい緊張で足が竦んだ。
「大丈夫ですよ」
菜々ちゃんがそう声をかけてくれた。
不思議と足の竦みが消え、周りの声が良く聞こえるようになった。
「頑張れ!」「大丈夫だよー!」「俺たちがついてるぞ!」
どれも応援の声で、怖がることはない。
そう思ったら足が一気に軽くなった。
「みなさん! 新田美波といいます! 今日は精一杯頑張らせていただきます!」
「じゃあ美波ちゃん行きますよ! 最初は――――」
メイド喫茶でのライブを終え、私たちは公園のベンチで休んでいた。
「はい、美波ちゃんこれ」
菜々ちゃんは買ってきた缶コーヒーを差し出した。
私はそれをありがたく受け取る。
「んくんく、ふぅー。今日は付き合ってくれてありがとうございます」
「いえ、こちらこそ、あんな体験出来て楽しかったです」
すると菜々ちゃんは視線を遠くに向けながら、口を開く。
「アイドルになってからレッスンとか色々苦しいことが多いと思う。正直美波ちゃんって外に吐き出すタイプじゃないから、今日は無理にでも気分転換になればと思って、ごめんね強引で」
そんなことは、と言うと菜々ちゃんは一拍置き私に問う。
「美波ちゃんはアイドル、楽しい?」
私は考える。先程のメイド喫茶でのステージ。非公式ではあるがあれが私の初ライブステージだった。
私は思い返す。メイド喫茶にいた人々。私のことなど欠片も知るはずないのに大声で応援してくれた。
私は答える。
「うん、アイドル……楽しいよ」
その答えを聞いて菜々ちゃんはゆっくりと頷いてくれた。
「じゃあもう、大丈夫。これからの美波ちゃんは無敵だよ」
「菜々、ちゃん……ありがとう」
アイドルとしての第一歩を未だに踏んでいなかったこと、そしてそれを今踏んだこと。
それに気付いた私は今まで溜めこんできたものが溢れ、泣いていた。
菜々ちゃんは優しく私を抱き止めてくれた。
数日後
「うむ、いいぞ新田。これまでと見違えるようだ。これからもこの調子で頑張れよ」
「はい! ありがとうございました!」
あれからというもの、トレーナーさんに褒められる程度には向上した。
「新田さん、お疲れ様です」
「プロデューサーさん、お迎えありがとうございます」
迎えに来たプロデューサーさんの車に乗り、事務所へ向かう。
「最近、とても良くなりましたね。いえ、前から良かったんですけど、以前にも増して……」
「そうで、しょうか。ううん、そうですね。一つ、問題が解決したので」
「そうでしたか。それは良かったです。ところでその問題っていうのは?」
「……私、アウトプットというのが苦手だったんです」
「ほう」
「自分の想いを外に出すのは我侭だって、そう思い込んで、だからレッスンがうまくいかなかったときも誰にも、プロデューサーさんにも相談できなくて、私のせいで手を煩わせるのは我侭って思ってたから」
「そんなことはないですよ」
「はい、今ならそう思います。むしろ溜めこんでダメになる方が我侭だって気づきました」
「私、一歩も動いてなかったんです。今まで、一度も。色んな事にチャレンジしてきました。勉強もスポーツも。でもそれは一歩を踏み出すための準備をしていただけで、私はそこで満足してました」
プロデューサーさんは黙って聞いてくれている。
だから私もそのまま続けた。
「アイドルもそう。一歩踏み出した気になっていて、アイドルの世界に一歩踏み込んでいた気がしていて焦ってたんです。踏み込んだのに何もできない自分に」
そう、私は卵。プロデューサーさんの言うとおり孵化していない卵だったのだ。
「何もできない自分を受け入れられなかった。でも、今はもう大丈夫です。ご心配をおかけしてすみません」
黙って聞いていたプロデューサーさんが口を開いた。
「新田さんが何か悩んでいることはわかっていました。ですが、本人の口から言うまでは見守ろうと思っていました。それが新田さんをどんどん苦しめていて……本当に申し訳ないです」
「い、いえいえ! 私が悪いんです! 私が溜めこむから!」
「いえ、プロデューサーとして当然の責務を果たしていなかったのですから、私の落ち度です。菜々さんには救われました」
「菜々ちゃんに、ですか?」
「ええ、実は以前より菜々さんには新田さんの様子がおかしいということを言われてはいました。しかし先ほども言った通り、私はしばらく見守ろうと決めてました。その間に菜々さんが尽力してくれたということを聞きました」
こちらが申し訳なるほど、プロデューサーさんの表情は落ち込んでいた。
「菜々ちゃんには、お世話になりました。私が言うのも憚られますけど、確かにプロデューサーさんの落ち度と言えばそうなのかもしれません。でもお互いまだ経験も浅いですし、これを糧に頑張っていきましょう!」
常に前向きに明るく。それが菜々ちゃんから教わったアイドル道の一つ。
「そう、言っていただけるとありがたいです」
車内の空気が晴れ、車は事務所へと向かう。
さらに数週間後
「出番ですよ美波ちゃん! 頑張ってください!」
「今の新田さんなら出来ます!」
「ありがとう菜々ちゃん、プロデューサーさん、行ってきます!」
私のデビューステージ。
殻を破り、アイドルとしての本当の第一歩を今私は踏みしめた――――
終わり
拙稿を読んでいただきありがとうございます。
一応推敲はしておりますが誤字脱字があったらすみません。
美波、というよりもモバマスSSを書くこと自体初めてでキャラクターに違和感があるかもしれませんが、二次創作ということでご勘弁ください。
とにかく美波が大好きなので、誕生日に間に合うように何とか書き上げました。
美波に性的な魅力があるのは否定しませんが、美波は真面目な部分がもっとプッシュされるべきで、
性的な魅力はエッセンス程度に留めておくべきだ!
というのが私のモットーです。
まだモバマスに触れて1年ほどなので色々と刺激的です。
次回書く際は菜々さん(17)か早苗さんか瑞樹さんか……迷います。
あとすみません。私はメイド喫茶行ったことないですし、実態はいまいちわかってないまま書きました。この中ではこういうものであるということで流してください。
繰り返しになりますがここまで読んでいただきありがとうございます。
レディアントヴィーナスください。
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