三日月「IS学園か……」【クロスオーバー】 (54)

機動戦士ガンダムとISのクロスssです。
初スレ立て、初ssですが精一杯頑張ります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1470056883

荒らしその1「ターキーは鶏肉の丸焼きじゃなくて七面鳥の肉なんだが・・・・」 
↓ 
信者(荒らしその2)「じゃあターキーは鳥じゃ無いのか? 
ターキーは鳥なんだから鶏肉でいいんだよ 
いちいちターキー肉って言うのか? 
鳥なんだから鶏肉だろ?自分が世界共通のルールだとかでも勘違いしてんのかよ」 
↓ 
鶏肉(とりにく、けいにく)とは、キジ科のニワトリの食肉のこと。 
Wikipedia「鶏肉」より一部抜粋 
↓ 
信者「 慌ててウィキペディア先生に頼る知的障害者ちゃんマジワンパターンw 
んな明確な区別はねえよご苦労様。 
とりあえず鏡見てから自分の書き込み声に出して読んでみな、それでも自分の言動の異常性と矛盾が分からないならママに聞いて来いよw」 
↓ 
>>1「 ターキー話についてはただ一言 
どーーでもいいよ」 
※このスレは料理上手なキャラが料理の解説をしながら作った料理を美味しくみんなで食べるssです 
こんなバ可愛い信者と>>1が見れるのはこのスレだけ! 
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」
ハート「チェイス、そこの鰹節をとってくれ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469662754/)


余談
7 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:06:48.44 ID:10oBco2yO
ターキー肉チーッスwwwwww
まーたs速に迷惑かけに来たかwwwwwwwww

9 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします sage 2016/07/28(木) 09:12:33.84 ID:LxY8QrPAO
>>7
はいNG設定


この速さである
相変わらずターキー肉くん=>>1という事を隠す気も無い模様

31 ◆xmciGR96ca4q sage saga 2016/07/28(木) 12:50:19.79 ID:g6WSU+sH0
昨夜寝ぼけてスレ立てミスったんで憂さ晴らしも兼ねて久々のロイミュ飯でした。書き溜め半分残り即興なんで色々アレかもしれませんがアレがアレなんでアレしてください何でもシマリス(熱中症

建てたら荒れると判ってるスレを憂さ晴らしに建てる
つまり>>1は自分の憂さ晴らしにs速を荒らして楽しんでる

うーん、いつも通りのクズ>>1で安心するわー

--教室--

山田「では次、三日月オーガス君。」

ザワザワ

三日月「三日月・オーガス、よろしく。」

山田「え、えーと……他には?」

三日月「ないよ。」

山田「あ、えーと……じゃあ次の人、自己紹介お願いします。」

箒「……」ジ-

生徒A「ねぇ、三日月君好きな女性のタイプは?」

生徒B「ISを動かしたきっかけは?」

生徒C「オーガスって名前、もしかしてハーフ?」

ガヤガヤガヤ......

三日月「…………。(騒がしいなぁ……)」

箒「ミカ、ちょっといいか?」

三日月「ん?あんたはうさ耳の妹……」

箒「篠ノ之箒だ!!!とにかく屋上に来い!」プンスカ

--屋上--

箒「全く、幼馴染だってのに名前を覚えていないとはな」プンスカ

三日月「あー、ごめん箒。」ボリボリ

箒「で、ISを動かすとは一体なにがあったんだ?姉さんに何かされたりしてないよな?」

三日月「うさ耳の人には何もされてないよ、まぁ色々あってISを動かしたけど。」

箒「そうか、なら良かった。」

箒「話は変わるがミカ、一夏は今どうしてるんだ?」

三日月「あいつなら藍越学園に入学したよ、千冬に迷惑かけたくないんだって。」

箒「ム……そうか、あいつらしいな。」

三日月「そろそろ教室に戻っていいか?」モグモグ

箒「あぁ……って何を食べてるんだ?」

三日月「火星グミ、一個食べる?」

箒「いや、いい……相変わらずその菓子が好きなんだな。」フフ......

--授業中--

三日月「……」モグモグ

山田「あ、あの……三日月君授業中に物を食べないで欲しいのだけれど……」

三日月「……」モグモグ

山田「(む、無視!?え、え~と……どうしよう……」

三日月「……」モグモグ

千冬「いい加減にしろ馬鹿者」スパ-ン

三日月「……千冬、痛いんだけど」ヒリヒリ

千冬「学校では織斑先生だ、馬鹿者」スパ-ン

三日月「……分かりました、織斑先生」

千冬「ふん」

三日月「……………………」モグモグ

千冬「いい加減にせんか馬鹿者」スパ-ン

ミカヅキクントオリムラセンセイッテシリアイナノカナ?
ミカヅキクンナニタベテルノカナ-?
ドキョウアルヨネ
スゲェヨミカワ......

セシリア「(あの男一体なんですの?)」

--放課後--

山田「あ、三日月君探しましたよ」

三日月「何?俺今から帰るんだけど」

山田「え、え~と……そのことなんだけど、急遽寮で生活してもらうことになって……。」

三日月「……まあいいけど、着替えとかはどうすればいいの?」

山田「そのことに関しては……」

一夏「俺が持ってきたぜ、ミカ。」

山田「え?き、君は?」

一夏「始めまして千冬姉の弟の織斑一夏です。」

山田「え?お、織斑先生の弟さん!?どうしてここに」

一夏「千冬姉からミカの手荷物持ってくるように言われて、ちゃんと許可は貰ってるんで安心して下さい。」

山田「そ、そうですか。」

一夏「しかし本当に女子ばっかりだな、大丈夫かミカ?」

三日月「問題ないよ、勉強に関しては全くわからないけどね」

山田「それって問題大有りですよぉ……」

一夏「ハハ、相変わらずだなミカは。」

一夏「取り敢えずハイこれ」カバンワタシ

三日月「ん、中身は?」

一夏「生活必需品に漫画とかの娯楽品、千冬姉は着替えと携帯だけでいいって言ってたけど流石にそれだけじゃダメだと思ってさ。」

三日月「ありがとう一夏、そういえば箒が一夏のこと気にしてたよ。」

一夏「箒がこの学園に?なら声掛けとかないとな、すいません山田先生でしたっけ?箒の部屋どこだか分かりますか?」

山田「あ、それなら1025室でちょうど三日月君と同じ部屋ですよ」

需要あるかなこれ?


--移動中--

エ?ナンデダンシガフタリイルノ?
イケメンダネ
ナンデモオリムランセイノオトウトラシイヨ
カレミカヅキクンニニモツワタシニキタンダッテ......
ジャアフタリハオナジイエニスンデルッテコト?
イッタイドウイウカンケイナノカシラ......

一夏「……周りからの視線が痛い。」

三日月「……」モグモグ

一夏「ミカは気にならないのか?」

三日月「うん、ちょっと五月蝿いと思う位でなんともないよ」

一夏「……やっぱミカは凄いな」

三日月「……?そうかな?」モグモグ

一夏「あぁ……ごめんなミカ、あの時俺がもっと早く気づいてたら……」

三日月「あの時のことなら別に気にしてないよ、一夏が悪い訳じゃないし」

一夏「……そっか。」

三日月「ただ……」

一夏「ただ……?」ゴクリ

三日月「一夏の料理が食べられなくなるのは嫌だな、寮の食事が美味しければ良いんだけど……」

一夏「ははっ、ありがとなミカ。」

三日月「……」ガチャ

一夏「おお、結構いい部屋だな」

三日月「部屋なんてベットと洗面所があれば充分なのに」

一夏「部屋が豪華なのは世界各国から生徒が来る訳だしな、国の意地みたいなもんだろうな」

一夏「というか箒の奴はいないのk……」

箒「ふぅ、スッキリし……」

箒「……なんで一夏と三日月がここに……」

三日月「……」

一夏「えーと箒、とりあえず服着てくれないか」

箒「!!!」ブン

一夏「うわ!箒、やめろ!!、」

箒「うるさい!!!二人ともそこに並べ!」ブンブン

箒「避けるな!」ブンブンブンブン

一夏「無茶言うな!おいミカ、箒を止めてくれ!」

三日月「分かった。」ヒョイ

三日月「(無言の腹パン)」

箒「」ガク

一夏「おいミカ、なにも気絶させなくても……」

三日月「こうでもしないと箒は止まらないじゃん」

箒(バスタオル一枚のみ「」

一夏「……////」

三日月「?どうしたの一夏」

一夏「いや、なんでもない」

三日月「そっか」

今日はここまで、また明日投下します。

続きはまた明日投下します。
IDが何回か勝手に変わってるんですがどうすればいいですかね?

テスト

次からはこのコテでいきます。

オルガは?

>>22
今の所出すかは未定です。


--数十分後--


箒「……」ガバ

箒「……気絶してたのか、私は」

三日月「うん、とりあえず服着たら?」

箒「ミ、ミカ!?……見たか?」

三日月「見てないよ、興味ないし」

箒「」

三日月「どうしたの箒?」

箒「別に……なんでもない」ムス-

三日月「そ、ならいいんだけど」

箒「着替えたぞ」ガチャ

箒「ところでミカ、一夏は何処だ?何故一夏がこの学園に?」

三日月「俺の荷物届けに来たんだよ、もう帰ったけど」

箒「そ、そうか……あいつ何か言ってたか?」

三日月「ああ、『可愛くなったな』とか言ってたよ」

箒「な、か……可愛い?///本当にそう言ってたのか?」

三日月「うん」

箒「そ、そうか」ニコニコ

三日月「(相変わらず一夏のことが好きなんだな)」

--次の日--

セシリア「ちょっとよろしくて?」

三日月「誰あんた?」

セシリア「まぁ!このイギリス代表候補生のセシリア・オルコットをご存知でないのですか?」

三日月「うん、俺はあんたに興味ないし」

セシリア「なっ……なんですかその態度は!代々男でISを動かせるからといって……」クドクド

ガラ

千冬「授業を始める、さっさと席につけ」

セシリア「……また来ますわ」

三日月「(めんどくさいなぁ……)」

千冬「さて、これからクラス代表を決めてもらおう。自薦推薦は問わん、誰かやりたい者はいるか?」

生徒D「はい、三日月君を推薦します」

生徒E「私も三日月君を推薦しまーす」

生徒F「私も、話題にもなるしね」

千冬「ふむ、三日月か」

セシリア「待って下さい、もの珍しさからクラスの代表を決めるなんて間違ってますわ。大体こんな島国の、よりによって男が代表など……」クドクド

三日月「……不満があるみたいだしあいつがクラス代表でいいよ」

セシリア「なっ……このセシリア・オルコットをあんた呼ばわりなんて!」

千冬「駄目だ、推薦された以上辞退は認めん。他に立候補者がいなければ一週間後にアリーナにて決闘を行い勝った方をクラス代表とするが、どうだ?他に立候補者は?」

シ-ン

千冬「ふむ……ならば授業を始めるぞ」

セシリア「覚悟しなさい……」ボソ

三日月「……」

--寮--

箒「ミカ、代表候補生と勝負なんて大丈夫なのか?」

三日月「さあ、俺はやれることを全力でやるだけだよ」

箒「そうか……なあミカ、なんなら剣道で稽古付けてやろうか?」

三日月「やめておくよ、剣はなんか合わないし」

箒「そうか」

--決闘当日--

三日月「よし、行くか」

箒「頑張れよミカ」

三日月「うん」

千冬「待て三日月、たった今お前へ専用機が届いた」

三日月「専用機?聞いてないけど」

千冬「言ってなかったからな、本当はもっと後に届くはずだったんだが急に完成が早まったらしい」

三日月「ふーん。で、その専用機は?」

山田「これです、三日月君」ガラガラ

千冬「IS『バルバトス』全身装甲の近距離格闘型だ、時間がないからフォーマットや一次移行は戦闘中に行え」

三日月「分かった、取り敢えず出るよ」

千冬「……ミカ」

三日月「何?千冬」

千冬「勝ってこい、お前なら出来るだろ?」

三日月「……うん、行ってくる」バシュ-

セシリア「よく来ましたわね」

三日月「(武器は……メイス一本だけか)」ギュ

セシリア「最後のチャンスを与えますわ」

三日月「(センサーは良好、スラスターも異常なし)」

セシリア「土下座しなさい、そうすれば……」

ビ-シアイカイシ!

三日月「……」ブン

セシリア「許してさしあげないことも--!?」

三日月「チッ外した」

セシリア「ちょっちょっと貴方!人が話してる途中に……!」

三日月「……」タッタッタッ......

セシリア「そもそも近接武器を投げるなんて馬鹿ですの?」

三日月「あんたが喋ってるうちに回収できたし問題ないよ」ガシ

セシリア「~~ッッ!!!覚悟しなさい!」バン

見返したら間違えてた

セシリア「なっ……このセシリア・オルコットをあんた呼ばわりなんて!」

セシリア「なっ……このセシリア・オルコットをあいつ呼ばわりなんて!」

ミスったので寝ます。
続きはまた明日。

ssの書き方で戦闘シーンが難しい……
ですので地の文を入れようと思います。
慣れていないので人称や比喩表現などが無茶苦茶かもしれません。



セシリアの持つライフルから青いレーザーが放たれる。

三日月「……」

三日月はそれを後ろに跳ぶことで回避した

セシリア「よく避けましたわね!」

二発、三発、四発、五発、セシリアは正確に狙いをつけてスターライトMk2の引き金を引く。
無反動で放たれた青い光は三日月の纏う白いISを貫ぬかんとアリーナの地面に降り注いだ

三日月「……」

しかしその攻撃が三日月に当たることはなかった、三日月は急停止やターン、後方へのブースト移動など多彩な動きでセシリアからの銃撃を避けて見せたのだ

セシリア「あなた……本当に初心者ですの?」

セシリア・オルコットは驚いた顔でそう呟いた
ISの操縦は操縦者のイメージが強く影響する、その為初心者でも才能とセンスがあればある程度ISを乗りこなすことは出来る。
そのことを差し引いても三日月の動きは異様だった。
相手を直接狙った一発目の狙撃はともかく回避先を予測して放たれた二発目、牽制のために放った三発目、相手の移動先に放った四発目、動きが止まった所に放った五発目、それら全ての攻撃を完璧に避けたのだ。
連続して降り注ぐレーザーの合間を縫うかのような起動、それは最早初心者が繰り出せる動きではなかった。

自分で書いた文章見て恥ずかしくなってきた……
この調子で続けて大丈夫ですかね?

--管制室--
山田「すごいですね三日月君、あの猛攻を避けるなんて……」

千冬「……山田先生」

山田「はい、なんですか?」

千冬「三日月のバイタルは正常か?」

山田「えーと……血圧、脈拍、呼吸、体温、脳波、全て問題ありませんが……どうしてですか?」

千冬「いや……問題無いなら良いんだ」

箒「……?」

三日月「……」
セシリアが驚いている間に三日月は背中のスラスターを吹かせセシリアへと接近する

セシリア「こうなったら……ブルーティアーズ!」

それを見たセシリアの掛け声と共に四機のビットがISから放たれる
放たれたビットはそれぞれ別々の軌道を描きその銃口からビームを発射する

三日月「……」

しかし三日月は最小限の動きでビームを回避する

セシリア「同時攻撃でもダメだなんて--!?」

瞬間、三日月の操るバルバトスが瞬間的に加速する。
バルバトスは両手で構えた長いメイスを前に突き出し、セシリアへと肉迫する。

セシリア「--ッ!!!」

セシリアは反射的に手にしているライフルで迎撃しようとした、だが必死の抵抗も間に合わず突き出されたメイスはスターライトMk2の砲身をひしゃげさせた。
粉々に砕けていくスターライトMk2を目にしたセシリアは焦燥に駆られた。
ブルーティアーズは試作機ながらもイギリスの最新鋭の機体である、それを若干15歳にも関わらず与えられた事にセシリアは誇りを感じていた。
その誇りを、己の優秀さの証である武器を、ISをロクに触っていない初心者に、しかも自分の下卑する男によって壊されたのだ。

セシリア「なんてことを……!」

セシリアはもう使えないライフルを手放し大きく後退した、怒りに顔を染めながら目前の敵を睨みつける。

三日月「……」

しかしその敵の表情はその顔を覆う装甲のせいで読み取れない、表情を変えない緑色の目をした頭部がただ黙って彼女を見つめるだけだった。

戦闘をもう少し続けるか終わらせるか検討中
取り敢えず投下はまた明日。

↑打ち間違えました。

三日月「……まだやるの?」

セシリア「ッ当たり前ですわ!」

セシリアは四機のブルーティアーズを操り三日月に猛攻を仕掛ける。
正面から、頭上から、背後から、足元から、死角から、縦横無尽に動くビットからレーザーが放たれる。

三日月「やりにくいな……」

三日月は回避行動を取りながらそう呟いた。
乱射されるレーザーは三日月のISのシールドエネルギーを着実に削っている。

三日月「こうなった……ら!」

空中での一時停止の後に三日月は背中のスラスターを全力で吹かし加速する、メイスを両手に持ちセシリアへ向け一直線に突っ込む。
被弾覚悟での特攻、その速さにビットの反応は追いつかない
乱射されたレーザーを突き抜けメイスを叩き込もうと構えたその時--

セシリア「かかりましたわね!」

--セシリアのISから二機のミサイルが放たれた。

三日月「--ッ!」

放たれたミサイルを見て三日月は回避行動を取ろうとした。
しかし加速のスピードは機体制御では抑えきれずIS越しに伝わる圧力が三日月の体を痛めつける。
結局三日月が回避する事なくブルーティアーズのミサイルは二機とも三日月に命中した。


--管制室--

箒「ミカが負けた?」

一人つぶやく箒。
驚いた様子でモニターを見つめる彼女に
千冬「いや……まだだな」

千冬はそっけなく答えた。

セシリア「はぁ……はぁ……」

肩で息をするセシリア、ISによるパワーアシストがあるため体力的な疲労はないもののビットの高速稼働にレーザーの乱射、確実に当てるために充分敵を引きつけてからのミサイル攻撃と短時間の間にも様々な動きをしたセシリアは精神的に疲労していた。

セシリア「はぁ……はぁ……」

息を整えながらも警戒は解かない、試合終了の合図がまだだからだ。
セシリアは四機のビットを収集させ構える、ビットは無茶な連射による熱暴走気味なのかセシリアの出す命令に遅れて反応している、後で修理をしないとロクに動かなくなるだろう。
--だが、それでも残りわずかなシールドエネルギーを削りきることぐらいは出来る。
そうセシリアは考えていた。
考えていたからこそ、煙の向こうから見える光に驚愕した。


セシリア「まさか……一次移行!?いままで初期状態で戦っていらしたの!?」

煙の向こうから、装甲を

途中で送信してしまった……

セシリア「はぁ……はぁ……」

肩で息をするセシリア、ISによるパワーアシストがあるため体力的な疲労はないもののビットの高速稼働にレーザーの乱射、確実に当てるために充分敵を引きつけてからのミサイル攻撃と短時間の間にも様々な動きをしたセシリアは精神的に疲労していた。

セシリア「はぁ……はぁ……」

息を整えながらも警戒は解かない、試合終了の合図がまだだからだ。
セシリアは四機のビットを収集させ構える、ビットは無茶な連射による熱暴走気味なのかセシリアの出す命令に遅れて反応している、後で修理をしないとロクに動かなくなるだろう。
--だが、それでも残りわずかなシールドエネルギーを削りきることぐらいは出来る。
そうセシリアは考えていた。
考えていたからこそ、煙の向こうから見える光に驚愕した。


セシリア「まさか……一次移行!?いままで初期状態で戦っていらしたの!?」

煙の向こうから、肩部に白く丸い装甲を追加しスラスターが増設されたIS『バルバトス』がその姿を表した。

初期状態は原作のバルバトス第一形態。
一次移行は原作のバルバトス第四形態をイメージしてます。

とりあえずバルバトスの一次移行まで書ききったし続きはまた夜に。

このバルバトスってMSの手と足をでかくした感じ?

>>51
アニメISの白式ぐらいの大きさの手足にISサイズに縮めたバルバトスの装甲がついてるイメージで書いてます。
まあ各自好きなように脳内補完しても問題ないです。

刹那の沈黙の後にバルバトスはゆっくりと身体を動かし始めた、緑色の瞳が再びセシリアを見つめる。
それに恐怖を感じたセシリアはミサイルを放とうと砲身を三日月に向けた。
セシリア「--ッ!?」
しかしミサイルを放つ前に目前に大きな鉄の塊が迫ってきた。
とっさに両手を交差させ防御の姿勢をとるがメイスが腕に当たった瞬間、セシリアは機体のバランスを崩し落下していった。
バルバトスによって目にも留まらぬ速さで投げられたメイスはその質量を以って防御の上からセシリアの体に大きなダメージを負わせたのだ。

衝突の振動に痛む体、火花をあげてながら制御を失い落下していくブルーティアーズ。

セシリア「(悔しいですけど……完敗ですわ)」
落下し、埃の舞う地面の上でセシリアは己の敗北を認めた。
シールドエネルギーはまだ3ケタあるが痛む体ではISを満足に動かせそうもない
何より空を舞いながら戦っていた自分が地面に落とされたのだ、力の差は歴然だ。

セシリア「(考えを改めなければなりませんわね……)」
別段取り乱すこともなく、セシリアは冷静にそう思った。
クリアな思考で三日月のトドメを待つ。
しかし、しばらくしてセシリアの耳に聞こえてきたのは

「試合終了、勝者セシリア・オルコット」

全くもって予想外の勝者発表だった。

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