男「パンツがぬげない…」(4)
ｸﾞｸﾞｸﾞ
男「ハアハア…クソッ！」
男「パンツが肌に貼り付いて離れない！」
幼馴染「男ー!もう電車来るよ！」
男「分かってる…分かってるんだ。急がないと電車に乗り遅れることは…」
男「だが、今ここでおしっこをしなければ車内でお漏らしをしてしまうかもしれない！」
男「だから何としてもこのパンツを脱がなくてはならないんだ！」
男「何としても…」
ｼﾞﾘﾘﾘ
男「このパンツを…」
ｶﾞﾗﾗｯ ﾋﾟｼｬﾝ
男「……ツを…」
ｶﾞﾀﾝ ｺﾞﾄﾝ
ｺﾞｺﾞｰ
男「ｱｱ！電車が逝ってしまった？」
男「幼馴染…申し訳ない」ﾎﾟﾝ
おばさんＡ「あんた誰？」
男「うわっ！誰だこのババア」
おばさんＢ「誰がババアよ！」
おばさんＣ「失礼だわね！」
男「おばさん多っ！」
おばさんＤ「ところでさっき若い女の子がこんなメモを渡してきたわよ」
男「電車が来たので先に行ってるね、はあと」
おばさんＡＢＣＤ「置いて逝かれたのね」
男「そんな…幼馴染が俺を置いていくなんて…」
ﾏﾓﾅｸ ｲﾁﾊﾞﾝｾﾝﾆ
ｶｸｴｷﾂｳｶ ｼﾝｼﾞｭｸｲｷｶﾞ
男「幼馴染…」
ｶﾞﾗｯ ﾋﾟｼｬﾝ
おばさんＡＢＣＤ「そいじゃサイナラー!!」ｺﾞｺﾞｰ
男「今行くぞー！」ｶﾞｼｯ
車掌「ギャー、危ないから次の駅からちゃんと乗れ！」
男「じゃあ今乗り込むよ」ﾊﾟｶ
車掌「フロントガラス開けるなぁー！」ﾋﾞｭｺﾞｵｵｵ
男「さて、俺が運転を代わろう」
車掌「ダメ！これは僕の車なの！」ﾊﾞｯ
男「おっ？ここに音速運転スイッチが…」ﾎﾟﾁ
車掌「そっそれはギャー」
男「おー早い早い。どんどん加速してるぞ」ｷｨｨｨﾝ
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