艦娘の等身大フィギュアを売ることになった (19)
※登場する電はプラズマと読む知らない子です
前回
艦娘の吐息入り缶詰を売ることになった
艦娘の吐息入り缶詰を売ることになった - SSまとめ速報
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大淀「新任務 3体の艦娘等身大フィギュアを作るための型を作ろう」
提督「はぁ」
大淀「生の艦娘で型取り! 実に煽情を掻きたてられる商品ですね」
提督「はぁ」
電「モデルへのロイヤルティーは…ふっ。たった粗利益の1.3%」
大淀「マンスリー任務ですので早めにお願いします」
提督「転職したい…」
『艦娘の生写真』 『艦娘の握手会付きCD』 『艦娘の吐息入り缶詰』
提督「これまで色々売ってきたが今度は等身大フィギュアか…」
電「資金稼ぎは大切なのです」
提督「国を守るために軍を目指したのにな…」
電「戦費のためならえんやこら」
提督「えーと誰かの型か指定は……『売れそうなのをみつくろって』 ね」
提督「一応聞いてみるがモデルになる気は?」
電「寝言は寝てから言いやがれです♪」
提督「だよなー」
電「とりあえず金になりそうな人に聞いて回りませんか?」
(平手打ち)
(平手打ち)
(右ボディーブロー)
提督「島風・天龍・加賀と3連敗…」
電「全国300万の男どもに汚される役目なんて…」
提督「土下座も通じないとは冷たい奴らめ」
提督「しゃーない。説得しやすい提督LOVE勢の中で金になりそう順に当たろう」
電「それなら選択肢は一つなのです♪」
提督「というわけで君らの中から1人 等身大丸裸のデータが欲しい」
金剛型「!?」
提督「いや、個人的には君ら4人に頼んで終わりでもいいんだけどね」
電「駄目なのです 初期発売が同型3人では購買層への刺激が足りないのです」
提督「4人姉妹で一人未発売ってのも悲しい」
提督「金剛か榛名。僕の為にモデルになって…貰えないか?」
金剛「そ、それ私の丸裸が販売されるってことデスカー?」
電「粗利益の0,7% 臨時収入も入ります!」
提督「今の若く美しい姿を保存すると思って」
榛名「さすがの榛名もそれはちょっと大丈夫とは…」
比叡「お、お姉さまの発売されれば… 買える…」
提督「着脱可能だが服も着せるが嫌か 別に比叡でもいいぞ」
比叡「私がモデルになったらお姉さまの買えないじゃないですかー」
電「霧島さんはどうでしょうか?」
霧島「そういう性的なのはちょっと」
提督「ダッチ○イフじゃないからな 一応軍の販売品だから不埒なものでは」
霧島「そんなもの後でいくらでも加工できますよ司令」
提督「頼む このとおりだ! お前の力が必要なんだ」(土下座)
金剛「……」
金剛「……私やるヨ」
提督:ニヤリ
榛名「そんな! そんなことをしては」
比叡「気合い入れてお迎えします!!」
榛名「ほらこんな眼をした方たちの家に自分と同じ姿の人形が…」
比叡「こんな って」
金剛「私が汚されるわけではない」
金剛「それに提督のためになるのなら」
金剛「でも…裸にして型をとるのは電ちゃんじゃなく提督がやってほしいネー」(///)
提督「承知した」
金剛「うー 流石に恥ずかしいヨ」(全裸)
金剛「や・さ・し・く 測っ……」
金剛「ちょっとまってなにそれ」
提督「石膏」
提督「このかんお…げふんげふん。箱に入ってもらい石膏を流し込む」
金剛「oh リミット」
電「固まるまで20分 測定によると艦娘は最大30分息を止めることが可能なのです」
提督「呼吸チューブをくわえると肝心な唇部分がダメだ 頑張ってくれ」
金剛「Jesus Christ!」
榛名「15分経過… これ本当に大丈夫…」
電「金剛さんが固まるまでの間に次の子達を連れてきたのです」
吹雪&夕立「……」(茫然)
吹雪「コンクリ詰め… 海の底… 司令官 私解体…」
夕立「もしかして 2人だけ 呼ばれた 理由 ですか…」
提督「解体の設定そこまでエゲつないのは嫌だなぁ」
~提督説明中~
吹雪「裸…」
夕立「あんな型の取り方。閉所恐怖所だと発狂するっぽい…」
提督「頼む このとおりだ! お前の力が必要なんだ」(土下座)
電(この人いっつもそれなのです)
吹雪「本当に…安全?」
夕立「金剛さんが無事なのか確かめたいぽ…いや確かめたい!」
提督「提督を信用してくれよ~」
コンコンコン
提督「ほれ こうやって石膏を外すと中から出てきたのは」
提督「裸を晒すことに照れている金剛」
提督「……なんですかその鬼の様な表情は」
金剛「重かった暑かった痛かった辛かった苦しかった死ぬかと思った」
金剛「提督… 息が続くからってこの型取りに問題があるとは考えなかったんdeathカ?」
金剛「電ちゃんも女の子なら髪やまつ毛がどうなるか考えなかった…deathネ?」
提督「せせせ、石膏は熱が出るからシリコンにしようと言ったんだぞなのに高いからって」
電「電はただシリコンは時間がかかるし高いって言っただけなのです!」
電「それに部分部分型取りは組み合わせるのが面倒と言いだしたのは司令官さんで」
提督「なにぃ? お前だって賛成したじゃないか賛成したら同罪」
電「だったらロイヤルティー中抜きに同意した司令官も同罪…あっ」
提督「ばかっ」
金剛「ほほぉ…」
金剛「ブッキー 夕立ィー あなたたちにも臨時収入あげるデース」
軍人A「鎮守府より型が届いたか 金剛・吹雪・夕立。なかなかよいラインナップだ」
軍人B「後の二人ってこんなんでしたっけ?」
軍人A「なに 顔と髪形さえ塗装で整えればどうでもいいんだよ。だから体も使い回す」
軍人B「使い回す?」
軍人A「この型を使い金剛型4人と吹雪型白露型から3,4体づつを発売する」
軍人B「待って それでは胸が 例えばこの夕立の型のサイズで時雨と言って売るのは無理…あれっ?」
軍人A「どうした?」
軍人B「いえ、なんか胸が平で… というか股間部分がなにか…」
軍人A「ごちゃごちゃ言うな 早く造形作業を始めるんだ!」
おわり
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