※ここに警告文のあるものとする
あずき「遊びすぎたぁ~…」
柚「すごいビックリする」
P「とんだ作戦もあったもんだ」
あずき「痛いよぅ……動けないよぅ……」
P「何?何になったって?」
あずき「肛門周囲膿症だよ。肛門の周りに激痛を伴う膿を持った出来物があるからきっとそうだよ」
柚「一体何したの?」
あずき「最近、おしりに出来物ができたから好奇心でほじほじしてみたら楽しくなってきちゃって…そしたら悪化しちゃった…」
P「わんぱくだなあ」
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あずき「うぅ…痛いよぅ……」
柚「そんなに痛いんだ」
あずき「痛いよ…咳するだけで激痛が走るんだ。まともに歩けたもんじゃないよ…」
P「柔な肛門だなぁ。尻から膿を出しながらも健気に働く俺を見習えよ」
柚「アンタもか」
P「いつまでもわんぱくな少年の気持ちを忘れたくないから…」
柚「少年はそんなことしないと思うなあ」
P「とにかく、あずきを病院に連れて行かないと。保険証は?」
あずき「持ってきてるよっ!」
P「よし、じゃあちょっと待ってろ。今、表に車持ってくるから」
駐車場
P「さぁ~て、くるまくるま~♪」
P「フンフンフフーン♪フンフフーン♪」
フレデリカ「フンフンフンッ!!!」ドガッ ドゴォッ
P「くるまああああああああああああ!!?」
フレデリカ「さあ une deux troisのリズムでこのマーチを壊してく」
P「俺のマーチに何しやがる!新車なのに!」
フレデリカ「あっ、プロデューサー、やっほー☆」
P「やっほーじゃねえよ。なんだってこんなことを…」
フレデリカ「いやー、鬱になると自傷行為に走るっていうじゃない?」
P「俺の知ってる自傷行為と違うなあ」
P「え、っていうかお前、欝なの?」
フレデリカ「なんか鬱になると人気がでるって聞いたから、7月6日は鬱記念日」
P「いつまでフレうつの話してんだ、オウムかよ」
周子「シューコーシューコーシュコシュコシューコー♪」
P「オウムだった」
フレデリカ「現アレフ」
周子「はろはろー。なになに~?プロデューサーの車、ボロボロやーん。どったの?誰かの誕生日?」
P「どこの蛮族の誕生日だよ」
フレデリカ「ボーナスステージは車の破壊だっていうから…」
周子「oh!my god!!」
P「どうすんだよ、今からあずきを病院まで連れてかなくちゃいけないのに…」
周子「病院?具合悪いの?」
P「お尻の出来物が痛いくて動けないんだってさ」
フレデリカ「心配だねぇ……アタシもついていっていーい?」
周子「ならウチも~。動けないんやったら手を貸してあげな」
P「ついてくるのはいいが、肝心の車がなぁ…」
フレデリカ「あっ、だったら良いものがあるよ~!」
P「良いもの?」
フレデリカ「こちら白磁の壷でございます」
周子「あれは……良いものだ!」
P「だからなんだ」
P「しょうがない、こうなったら奥の手を使おう」
周子「奥の手?」
P「のあさーーーん!!!」
のあ「…呼んだかしら」
周子「何故のあさんを?」
P「頼む、のあさん、トランスフォームしてくれ!」
のあ「…借りは高くつくわよ」
のあ「トランスフォーム!」ウィンウィンウィン
説明博士『説明しよう!高峰のあは実はアンドロイドで、ゆったり広々設計のトヨタ・ノアにトランスフォームできるんじゃぞい!』
P「やったー!トヨタ・ノアだーーー!オプティマーーーーーーーーーーーース!!!!!」
周子「またクソ設定作りやがって」
フレデリカ「この世の禁忌に触れてる感あるねぇ。禁忌にフレデリカ~♪」
P「よし、これであずきを病院に連れて行くことができるな」
のあの中
のあ「ぶうううううううううううん」
柚「あずきチャン、熱はあるの?」
あずき「家で測ったら微熱だったよ…」
周子「微熱の時が一番辛いよね。微妙なダルさがずっと続くやつ」
フレデリカ「微熱SOS」
あずき「こんなに辛いのはあなたのせいかもSOS」
柚「自業自得だと思う」
P「病院まであとどれくらい?」
のあ「…あと20分くらいね」
P「20分かぁ……おーい、袖チャン。今、何時?」
柚「柚だ。二度と間違えるな」
フレデリカ「今、11時だよ~」
P「診察終ったら丁度昼飯時かな。なんか食いにいくか。何食う?この辺に蒙古タンメンの店あるけど」
あずき「お尻に追加ダメージ与えようとしないでよ」
フレデリカ「お肉食べにいきたいな~」
周子「焼肉食べたいよね~。お腹すいた~ん」
柚「今日はコンビニで済ませとかない?あずきチャンの具合が良くなったら美味しいもの食べに行こうよ」
周子「それもそうだねぇ」
あずき「みんなごめんね……頑張って治すから!プロジェクトA(アナル)、作戦開始だよっ!」
周子「時計台用意しなきゃ」
P「もうすぐ病院着くぞ~」
フレデリカ「20分ってあっという間だね」
病院
看護師「桃井さーん、桃井あずきさーん」
あずき「はーい」
柚「じゃあ、私と周子チャンは付き添いで行ってくるカラ。フレデリカちゃんはプロデューサーが入って来ないようにボコボコにしておいて」
フレデリカ「よしきた」
P「よしくるな」
あずき「じゃあ、行ってくるね」
診察室
医師「脱肛の経験は?」
あずき「ダッコ?小さい時に何度も…」
医師「ふーん、結構ハードな人生送ってんのね」
周子「あずきちゃん、抱っこじゃなくて脱肛だよ」
あずき「小さい時に何度も…」
柚「ガチでハードなのかあ」
医師「じゃあ、下脱いでそこに横になって頂戴」
あずき「はーい」
医師「あ~、結構腫れてるわね。熱は?」
あずき「微熱があります」
医師「うーん、肛門周囲膿症なら高熱がでるはずなんだけど……指入れるわよ」ズポッ
あずき「あっ……」
医師「ここ痛いー?」
あずき「大丈夫ですー」
医師「じゃあここはー?」
あずき「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!いだいでずうううううううううううう!!!!!」
柚「親友のこんな姿を見ることになるなんて……アイドルって大変だよだよまったく」
周子「アイドル関係あらへんと思うなあ」
医師「完全に肛門周囲膿症ね。じゃあ、注射器で膿抜きますねー」
あずき「えぇ~…あずき、注射キラーイ」
柚「こら!我侭言ってるといつまでも良くならないよっ」
周子「そうよ~?それに注射も捨てたモンじゃないよ?あたしもよく献血で注射するけど、あれもなかなか…」ウットリ
柚「周子チャンが女の顔になってる……噂には聞いてたけど、注射フェチの人って本当にいるんだね」
あずき「そんなにいいものなのかぁ……よーし、じゃあ先生!いっちょお願いします!」
医師「はい、チクッとしますよー」チクー
あずき「マ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!????」
周子「うわっ、痛そー」
柚「人間ってこんな大声でるんだなあ」
待合室
あずき「ただいま…」
フレデリカ「おかえり~☆
P「どうだった?」
柚「注射で膿を抜いたら一気に良くなったみたい」
フレデリカ「おー、良かった良かった!」
あずき「良くないよぅ……死ぬかと思ったんだから……」
フレデリカ「なんか凄い声が聞こえてきたけど」
周子「いろいろあってね」
あずき「とりあえず、今後再発するようなら痔ろうが出来てる可能性があるから手術だって言われた」
フレデリカ「手術?肛門周囲膿症って怖いねぇ」
柚「そうならない為にも日ごろの生活から気をつけていかないとね」
周子「肛門周囲膿症は疲労やストレス、体調不良、下痢の時になりやすいと言われてるよ」
あずき「誰でもなる可能性があるんだって!びっくり!」
柚「疲れやストレスは溜め込まず、しっかりとした食生活と睡眠をとるようにしよう!」
フレデリカ「でも、過酷な現代社会を生き抜く中で、疲れもストレスも溜まっていく一方だよ……と、お困りの貴方!そんな時にはアタシたちのライブを観に来てね☆」
柚「疲労回復!ストレス解消!スタドリ飲むよりも効果摘面!」
あずき「やったー!アイドル最高!みんな、くれぐれも肛門周囲膿症とお尻での遊びすぎには注意しようねっ!」
P「おいおい、そんなまとめ方ってあるかよっ!HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
一同「HAHAHAHAHAHA!」
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P「HAHAHA……ハッ!ここは…どこだ……さっきまでみんなで一緒に笑っていたのに…」
P「……ああ、そうか、俺はまた幻覚を…」
看護師「あっ、起きましたかーPさん」
P「看護師さん…」
看護師「はーい、お薬の時間ですよー」
P「ちぇっ…僕、お薬キラーイ」
終劇
これにて終了ですー
肛門周囲膿症レポでしたー
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