りゅうくん「埋めてやる!埋めてやるぞぉぉ!」マルフォイ「そうはさせないフォイ!」 (25)

りゅうくんは怒り狂っていた。風を身に纏い現れた純血の英雄マルフォイによって、己の野望を粉々に打ち砕かれたからである。

マルフォイは感じ取っていた。
りゅうくんからかつて世界を震撼させた魔王「ゴンベッサ」と同じ香りを。人々の安眠を妨げる辻斬り「ID加速中」の狂気を。人々の平穏を盗む詐欺師「ミムラ」のオーラを。

事実、マルフォイの感は正しかった。

りゅうくんはマルフォイの攻撃を受けた腹いせに関係のない人々を襲い始めたのだ。りゅうくんの狂気は凄まじく、マルフォイがりゅうくんを止めたころには村は廃墟と化していた。

マルフォイはこの救いようもない悪魔を浄化した。英雄たるマルフォイの力をもってすれば、悪魔を退治することなど造作もない。
甘やかされて育ってきたりゅうくんは最期まで、自分がなぜこのような仕打ちに会うのか理解できなかった。

命の灯が消えるその瞬間まで、りゅうくんは問い続けた。だが、その問いに答えてくれるものは誰もいない。答えを知る者は全てりゅうくんが自らの手で葬っていたからだ。

栄光を求めた愚かな少年は、栄光とは程遠い場所で孤独に力尽きた。

マルフォイはこの哀れな少年の亡骸にそっと花をそえると、次なる世界を救うため、愛用の箒にまたがって、暁へと消えていった。

マルフォイは悲しみの連鎖を肉便器にした。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468862972

[ゴンベッサ]
http://i.imgur.com/fF9gvAD.jpg
ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県SSの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると詐称し、炎上した。
詳しくは「ゴンベッサ」で検索

なお、本人は現在も自分のヲチに一人で粘着して三年以上の自演活動を続けており、
さっさとネットから消えればいいものを自演による燃料投下をやめないため
現在も枯れない油田状態になっている模様 →http://goo.gl/HbQkN5

SS作者ゴンベッサとは何者か?
http://www64.atwiki.jp/ranzers/pages/10.html

まるぽい「純血ぽい」

シカクフォイ「フォイ」

バツフォイ「フォイ」

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