速水奏「プロデューサーが脱がない」 (90)
キャラ崩壊あり
アイドルの話し方、呼び方が原作と違う場合あり
そこらへんは脳内補正して許してね
書き溜めが出来たら更新します。
-とある綺麗な浜辺-
モバP(以下P)「海か… 海はいつだって青いんだ… 俺の気持ちも知らずに…」トオイメ
奏「…ねぇ、凛。 Pさん、ここに着いてからずっとあんな調子じゃない?」
凛「うん… 光の無い目でずっと海を眺めてる…」
奏「水着グラビア撮影の仕事が終わって、明後日に帰るまで貸切で遊べるっていうのに、
どうしてかしら?」
凛「…海にいい思い出が無いとか?」
奏「…そうかもしれないわね、水着も一応着てるのに一度も海に入ってないし。」
凛「なんて言うんだっけ? あの男性用の上下の水着を着てさらに上着着てる。」
奏「確かラッシュガードって名前だったわ。
…まるで、海に遊びに来たけどガードの固い女の子みたいね。」
凛「確かに…」
周子「二人ともー 怪訝な顔してどしたん?」
凛「あ、周子… プロデューサーがずっと死んだ目で海を眺めてて…」
周子「どれどれ。 あら、ほんとだ。」
奏「思い返せば事務所でちひろさんから、今回の仕事の話を聞いた時から元気が無かったわね…」
-数日前、プロダクションにて-
ちひろ「と、言うわけでPさんには、この5人のグラビア撮影に同行をお願いします!」
P「……」
ちひろ「Pさん? どうしました?」
P「あ、いや、すみません… 最近暑さが強くなってきたもんだからちょっと疲れてて…」
ちひろ「大丈夫ですか…? 三日間のお仕事ですけど、撮影自体は1日目に終わるとの事ですから、
残りの時間はPさんもゆっくり休んでくださいね。暑さに加えて、仕事続きでしたし。」
P「は、はい… そうさせてもらいます…」
ちひろ「泊まる予定のホテルですが、最近出来た新しいホテルでとっても好評なんですよ!
食事は豪華で、部屋から一望できる海の景色も綺麗なんですって!」
P「ハハハ… タノシミダナー」
ちひろ「ちょ、ちょっとPさん? 本当に大丈夫ですか? スタドリ飲みますか?」
P「い、頂きます…」スタドリゴクー
P「よしっ 頑張れる…」
ちひろ(いつもならスタドリを飲んだらシャキーン!ってなるのになってない…
本当に大丈夫かしら…?)
P「ありがとうございます。ちひろさん スタドリ代払いますね。」
ちひろ「いえいえ!今のは無料ですよ! 気にしないでください!
それよりも、私の分まで楽しんで来てくださいね!」
P「はい…」
P「海、か…」
-回想終わり-
凛「海って聞いた途端に軽い絶望感の漂う表情をしてたような…」
周子「海より山に行きたかったとか?」
奏「だとしてもあそこまでテンションは下がらないでしょ…
ちょっと心配ね。」
周子「せっかくアイドルが水着でキャッキャッしてるのにねー
いくらプロデューサーだからって喜ばないで死んだ目してるってのはねぇ。」
凛「…ちょっとプロデューサー呼んでくる。」
奏「…私も行くわ。」
周子「二人ともいってらー」オテテフリフリ
P「海はいつも俺を追い詰める… 俺はただ平和に過ごしたいだけなのに…」ブツブツ
凛「プロデューサー!」
P「うおっ!? り、凛か… それに奏まで、どうした二人とも?
ホテルに戻るにはまだ時間があるぞ?」
奏「Pさんが水着の美女達をほったらかして、黄昏てるのを咎めにね♪」
P「黄昏てなんかないよ… ちょっと休憩してただけさ
俺のことは気にせず二人とも遊んでこいよ。俺はここで荷物番してるからさ。」
凛「ここ貸切でしょ。私達以外誰も来ないって。
ほら、向こうで加蓮と奈緒が呼んでるよ。プロデューサーも海で泳ごうよ。」
P「い、いや俺は…」
奏「そうね、その上半身のラッシュガードも脱いだら?
海風が気持ちいいわよ。 ほら、脱がせてあげる♪」ギュ
凛「ちょ、奏…」アワワ
P「ま、待て奏… 分かった、海には入るから上を脱がすのはやめてくれ!」グググ
奏「そんなに強く抵抗しなくてもいいじゃない… 私達はこんなに肌を晒してるのに。」ググッ
P「アイドルの水着と比べて、男の肌なんて見ても嬉しくないだろ… って奏、お前、力あるな…」ググググ
凛「か、奏、プロデューサー海に入るって言ってるし、もういいんじゃ…」
奏「ここまで来たら引き下がれないわ! Pさん、観念なさい!」ハァハァ
P「どうしてそこまで脱がしたがるんだ!」
奏「世の女性は鍛えられた男の体を見ると興奮するのよ!」ハァハァ
P「それは偏見だろ!? り、凛!奏を止めてくっ…」 ガッシ 「え?」
凛「…ごめんプロデューサー 奏の言った事は間違ってないよ。」
P「凛、お前まで!? くそっ…! 二人ともどこにそんな力が…!」
奏「クッ… そういうPさんも伊達に鍛えてないみたいね…!
ますますPさんの筋肉が見たくなってきたわ…!」
凛「諦めて全てをさらけだしなよ!プロデューサー!」
P「お前らこそ諦めろ! くそっ…!これが女子高生の力かよ…!?
ぐうう!! 絶対、絶対脱がないからなぁ!!」
凛「や、やっぱり強い…!!」
奏「まだ、まだよ…!!」
P「アイドルとして鍛えられて、体力があるとしても!
万が一の時にアイドルを守れるようにさらに鍛えてる俺が!負ける訳にはいかないだよ!」
凛「ふぬぬ!」
奏「くうっ…!」
一方、ビーチボールで遊んでいた奈緒と加蓮
フヌヌー!!
クゥー!!
奈緒「何やってんだあの三人は…」
加蓮「なんかすごい力比べしてるね…」
奈緒「両腕で上手いことガードしてるなPさん…」
加蓮「あ、後ろから周子が…」
P「流石にもう限界だろ!諦めろ!」
凛「ハァ…ハァ…」
奏「フッ… ンッ…」
P(なんかエロい)
奏「…そうね、私達の負けみたいね…」
凛「…! うん、もう諦めるよ…」
P「ハハハ、分かってくれたならいいさ。 さあ、手を離してくれ。」
凛「それは駄目。」
P「え?」
奏「今よ!!周子!!」
周子「後ろとったーん♪」
P「周子!?いつの間に後ろにッ…!?」
周子「はい、ご開帳~」ラッシュガードツカミアゲー
P「おい!待て!ほんとにッ… やめッ!」
凛「ハァハァ!」
奏「フゥフゥ!」
P「やめろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ガバッ!
凛・奏・周子「「「!!?」」」
遠くから見てた奈緒&加蓮「「…? …!?」」
周子「あ、あ~ えっと…」
P「……」シンダカオ
凛「えっ」 ジュン
奏(あ、ありのままに今起こった事を話すわ…
「周子がプロデューサーの上着を脱がして素肌を晒させたら
その体には過去に刃物で刺されたような傷跡が複数あった」
頭がどうにかなりそうだった… 申し訳ない気持ちと
傷だらけの体もカッコイイって気持ちと正直濡れたってのがあって
味わい深かったわ…)
P「…もう、いいだろう?」
周子「え、あ、うん… ご、ごめんなPさん…」
P「いや、いいよ…」
周子「あ~ あっちの二人と遊んできまーす…」ススス
奏(どうしましょう… Pさんはこの傷を隠したかったのに無理矢理…
正直興奮しtじゃない、まずは謝るべきね)
奏「わ、私もごめんなさい、Pさn」
凛「プロデューサー、その傷はどういう経緯で付いたものなの?」
奏「凛!? そんな直球な…」
凛(奏も気になるでしょ?)コソコソ
奏(気にはなるけど… もうちょっと穏便に…)コソコソ
凛(謝ったし大丈夫だよ。 プロデューサーはそんな器の狭い男じゃない)
奏(えぇ… というか凛はまだ謝ってない…)
P「見られたからには仕方ないな… 話すけど、他のアイドルの子には秘密だぞ?」
奏「い、いいの?Pさん」
凛「絶対言わないよ。」
P「…あまり面白い話でもないけどな」
P「…二人は、女難の相って言葉しってるか?」
凛「確か、モテすぎて散々な目に合う男の人に言われるやつだよね。」
P「そうだ。 …俺が中学生の頃、家に帰る途中で占い屋につかまってな…」
-過去のP-
占い屋の婆さん「…そこの坊や ちょいとお待ち」
P「え、お、俺?」
婆さん「坊やから良くない運命を感じるもんでねぇ…
占ってあげるから座りんしゃい」
P「俺今、手持ちないんだけど…」
婆さん「子供からお金をとったりしないよ。安心しな。」
P「そ、それなら…」イスニスワリー
婆さん「ふむ、ふむふむ… う~む」
P「……」
婆さん「ふむ… 坊や、最近彼女が出来たりしてないかい?」
P「え!? で、出来たよ…同じ中学の…」
婆さん「部活の後輩だろう?」
P「う、うん… すごいな婆さん」
婆さん「フッフッフ… それで、その彼女だがねぇ…あまり気を許しちゃいかんよ」
P「気を許すなって… なんで?」
婆さん「その彼女は近い将来必ず坊やに不幸をもたらす… 坊やには女難の相が出てる
しかも特別悪いのがね。そのまま付き合ってたら坊や、あの世に逝っちまうよ」
P「えぇ!? う、嘘だろ!? あいつはそんな子じゃない!!」
婆さん「私の占いを信じるか信じないかは坊やの自由だがね…
それでも坊やがその彼女と付き合うってんなら一つだけ助言しとくよ」
P「助言?」
婆さん「体を鍛えるんだ。」
P「鍛えるって、筋トレとか?」
婆さん「ああそうだ。 ただ鍛えるだけじゃないよ。常人の倍は鍛えるんだ」
P「常人の倍…」
婆さん「そうしないと坊やはあの世逝きさ。とにかく鍛えるんだ。
鍛えた体は絶対に坊やを裏切らない。」
P「……」
占いを信じた訳じゃなかったが、婆さんが嘘を言ってる感じもしなかったから、
婆さんの助言の通りに体を鍛えたんだ。
当時、初めて出来たばかりの彼女と別れたくは無かったからな。
鍛えると言っても、まだ中学生だったからそんなに筋肉は付かなかった。
ただ、部活の仲間よりは力があるって程度だったよ。
そして占いをして半年ぐらい経ったある日の休日に、彼女と海に出かけたんだ…
後輩(彼女)「……ねぇ、先輩?」
P「ん?何だ?」
後輩「最近、3年生の女子の先輩と仲良いですよね。」
P「ああ、部活でいろいろ教えてもらってるんだよ。
3年生はそろそろ高校受験に本格的に力入れ始めるから、部活来れなくなるし、
2年生の俺が次の部活のリーダーになるから、引継ぎの事もあってな」
後輩「そうなんですか… でも、これはちょっと仲が良すぎるんじゃないですか?」ケイタイノガゾウミセー
P「え? あ、こ、これはな…」
後輩「引継ぎの話で、キスをされる必要はありませんよね?」
P「こ、これは先輩がふざけただけだよ!なにもないって!
後輩も知ってるだろ?あの先輩よく冗談でキスしてくるんだよ!そ、それに頬っぺただし!」
後輩「彼女がいるからやめてくださいって、言えばよかったんじゃないですか?
この画像、P先輩も喜んでるように見えますよ?」
P「そ、それは…」
後輩「どうして断らなかったんですか!?」
P「!?」
後輩「なんで、私がいるのに… 断らなかったんですか…?」
P「わ、悪かったよ… 謝るから、落ち着いてくれ…」
後輩「…あ、そっか 私、P先輩にキスしてあげた事無かったですよね…」
P「え?」
後輩「ごめんなさい、P先輩。 あの女のような頬っぺたのキスじゃなくて、口にしてあげますから…」ギュ…
P「ま、待てって、落ち着け!」ドンッ!
後輩「きゃっ!?」ドサッ
P「あ、ご、ごめん…」
後輩「…なんで …なんで」ナイフトリダシー
P「!?」
後輩「P先輩の事、信じてたのに!!!」ダッ
P「グッ…!!」ザクー
-回想終わり-
凛「そうだったんだ…」
P「その後、通りがかった人たちが彼女を取り押さえて、救急車を呼んでくれたおかげで
助かったんだ。」
奏(キスに対して異常に警戒するとは思ってたけど… 過去にこんな事があったからなのね…
…私の今までPさんにしてきたキスの話、逆効果だったんじゃ…)ズーン
凛「でも、その時の刺し傷って一つだけだよね? ほかの傷は?」
P「中学の時の彼女とはさっきの話の後で、別れた、というか会えなくなって、
その後高校生と大学生の時にも彼女が出来たけど、高校じゃ卒業間際に刺されて、
大学じゃ3年生ぐらいの時に刺されたんだよ。 大学の時は2回ぐらい連続で。」
凛「えぇ…」
奏「そ、そんなに…」
P「そして場所が全部、砂浜で起こった事な…
海に来ると嫌でも思い出すんだ…」
P「…占いの婆さんの助言通り、鍛えてたからかな?
今まで刺されたどの時も命に別状はなかったよ。内臓も無事だったし。」
奏「そ、そう…」
-その日の夜 ホテルにて-
奏「Pさん、居る?」コンコン
ドアガチャー
P「奏か、どうした?」
奏「その、お昼の事、謝りたくて…
部屋、入れてもらってもいいかしら?」
P「あ、ああ」
-Pの泊まる部屋-
P「アイスコーヒーでよかったか?」
奏「ええ、ありがとう」
奏「…その、お昼は、ごめんなさい… Pさんを無理矢理…」
P「…気にしてないよ 元はと言えば、俺がちゃんと説明すればよかったんだし。」
奏「それでも、Pさんに嫌な思いをさせてしまったわ…
それに、今まで… その、キスを迫ったりして…過去を思い出させてたと思うと…」
P「く、くくくっ」
奏「ちょ、ちょっとなんで笑うのよ?」
P「いやぁ、すまんすまん いつも大人びててクールな奏が、珍しくしおらしい感じだったからつい…」ハハハ
奏「もう… 心配して損したわ。」ムスー
P「悪かった。 さっきも言ったけど、気にしてないよ。
嫌な思い出なのは確かだけど、それで奏を責めたりはしないよ。昔の俺が悪かっただけさ。」
奏「…占いのお婆さんが、Pさんに女難の相って言ったの、理解できたわ。
Pさんってどこか女性を引き付けるわけのわからない魅力があるけれど、女性の扱いが下手なのよね」
P「それを言われちゃ痛いな。 アイドルのプロデュースは上手くこなせてる筈なんだけどなぁ」
奏「女性を扱うのと、アイドルのプロデュースは似て非なるものと、私は思うわ。
愛する人として接するか、商売道具として接するか…」
P「商売道具だなんて、俺はそんな風には…」
奏「そう、だからPさんは下手なの。
女性の扱いと、アイドルの扱いが混ざってしまっているのよ。」
P「混ざって…」
奏「混ざってると言っても、8:2ってところかしら?
普段は女性として扱って、こっちを期待させて、肝心な所じゃアイドルして扱って、こっちをもやもやさせる。」
P「ちょ、ちょっとその言い方だと、俺がひどい男みたいだな…」
奏「そうよ。Pさんはひどい男。 下手なのに焦らし上手。
だからきっと、昔の彼女さん達も、感情が抑えれなくなったのね。」
P「…面目ない」
奏「そこが、Pさんの良い所でもあるんだけれどね…
…ごめんなさい、Pさんに嫌味を言うつもりなんてなかったのに…」
P「いや、こっちこそすまん… なぁ、奏」
奏「?」
P「その、俺が自惚れてるようで、頭の悪い質問なんだけどさ、
奏が言った通りなら… 俺は、アイドル達に惚れられてるって考えていいのか…?」
奏「…ええ、そうね」…スッ
P「か、奏?」
奏「事務所に所属するみんながどうかはわからないけれど、少なくとも今回の5人はPさんに惚れているわ。
Pさんの事を、プロデューサーではなく、1人の男性として」ギシッ…
P「か、奏、どうした? 目が怖いぞ?」アトズサリ
奏「ねぇ、あの傷跡、もう一度見せて?」セマリ
P「いやいや、そう何度も見るもんじゃないだろ? …って5人?」アトズサリ
奏「そう、5人。 私も、Pさんの事、好きよ。愛しているわ。」セマリ
P「は、ははは え、演技上手いなぁ奏。」カベニオイツメラレ
奏「…演技じゃないわ。 本気よ。 Pさん」グッ
P「か、かなd…!?」
奏「ンッ… やっと、貴方に、キスが出来たわ。」
P「…か、奏 き、気持ちは嬉しいが、お前はアイドルなんだ、こういうのは… ングッ!?」フタタビキスサレー
奏「……ッ お願い、Pさん 今はアイドルではなくて、一人の女として扱って。」
P「奏…」
奏「…もう、我慢できないの。」ググッ
P「お、おい待っ…」 ブチブチッ シャツヤブカレー 「!?」
奏「やっぱりPさんの体、凄いわ! コレを見て我慢しろってのは無理な話よ!」ハァハァ!
P「シリアスな雰囲気だったのにー!? なんでー!?」
奏「昼に言った通りよ! 鍛えられた男の体は女を興奮させるのよ!」ハァハァ!
P「ちょ、ほんとにッ! まずいって!」
奏「これだけ近づけば、もう抵抗も無意味よ!」
P「待ッ!」 ペロン 「!?」
奏「あぁ… 過去の彼女さん達が羨ましいわ… Pさんに消えない印をつけてるもの…」ペロペロ
P「き、傷跡を舐めるのやめてくれッ…!」
奏「痛かったでしょ? 苦しかったでしょ? 私の唇で癒してあげるから…!
そして私の印を付けさせて?」チュッ
P(抵抗しないと…! ああ、でも気持ち良い!!チクショウ!!)
奏「ジュルッ… ンンッ… Pさんの体…! 傷跡…! 本当に好き…!」ジュルジュル
P(落ち着け俺…! まだチャンスはあるはずだ!奏が力を抜いた瞬間に抜け出せば!
昼の二人相手と比べて今は奏一人! 俺の筋肉ならできる!!)
???「お~ 奏すっごーい」
P「!?」
周子「私もまぜてーん♪」コーン
凛「奏、抜け駆けは駄目だよ。」フーン
奈緒「お、おい流石にコレはまずいんじゃないか…?」ナオーン
加蓮「そう言いながら奈緒も興奮してるじゃん♪」カレーン
P「お前ら!? いつの間に!? 部屋の鍵は!?」
周子「奏がこの部屋に入った時に、ドアを少し開けたままで固定してロックしないようにしたんよー♪」
凛「じゃあプロデューサー、私達も混ざるね。」ハァハァ
P「!?」
加蓮「みんなでPさんの傷を癒してあげるね。」
奈緒「あ、アタシも頑張るから…! Pさん…!」
周子「いただきまーす♪」
P「ま、待て、落ち着け、な?」
奏「Pさん、大好きよ…」ジュルッ
ウワアアアアアアアアアアーーー!!
その後、Pは五人が満足し疲れて眠るまで快楽を与えられ続けた。
もちろん傷跡を舐められるだけでは終わらず、男女の営みにまで至った。
翌朝、最初に目覚めた奏の談によるとPは五人の美女に抱かれたまま眠っており
その寝顔は苦悶の表情を浮かべていたという。
その顔に興奮した奏はPの傷跡を舐め始め、起きた他の四人と共に再びPに快楽を与えた。
-帰省後、事務所にて-
ちひろ「おかえりなさいPさん! 疲れは取れましたか?」
P「はい、そうですね」
ちひろ「…Pさん?」
P「はい、そうですね」
ちひろ「だ、大丈夫ですか? なんか目に光がありませんよ?」
P「はい、そうですね」
奏「ただいま、ちひろさん」
ちひろ「あ、奏ちゃん、おかえりなさっ…」
奏「? ちひろさん?何か私の顔に付いてる?」ツヤッツヤッ
ちひろ「う、ううん なんでもないわ! おかえりなさい!」
タダイマーン
チヒロサンコレオミヤゲー
ア、アリガトウゴザイマスー
タノシカッタネー ネー
ちひろ(今回の撮影の5人がみんなすっごいツヤツヤしてる… Pさんは目に光が無い… あっ…(察し))
ちひろ(私も行きたかったなー…)
その後、吹っ切れた奏が事務所のいたる所でPと性交したり
時々凛、奈緒、加蓮、周子が混ざったりしたり、ちひろが新しく精力増強効果のあるドリンクを作って
Pになんやかんやしたりするがそれはまた別のお話…
おしまい
近日中に性交編書きます
しばしお待ちを
おまけ ここから地の分多め
速水奏の場合・前編
-夜・レッスンルーム-
奏(…ふぅ、流石に疲れたわね。 休憩しないと)
ドアガチャー
P「…奏、もう21時だぞ。終わったらどうだ?」
奏「あら、Pさん… もうそんな時間だったのね。気づかなかったわ。」
P「自主レッスンをするのは良いんだが、体を壊すなよ?」
奏「わかってるわ。 ちゃんと適度に休憩を挟んでいるから大丈夫よ。」
P「…まあ、奏なら大丈夫か。」
奏「…ねぇ、Pさん」
P「な、なんだ?」ドキッ
奏「…ご褒美、頂戴?」
そう言いながら奏は、Pにゆっくりと抱き着き、つま先立ちで背伸びをしPの唇と自分を唇を密着させた。
Pは一瞬、奏の肩を掴んで抵抗しようとしたが、奏の深い口付けを受けた瞬間に、抵抗の意思は消えてしまった。
二人はあのホテルでの一件以降、何度か体を重ねた。
最初の内はPは抵抗していたが、女として愛してほしいと願う奏の想いに負けてしまった。
そして交われば交わる程、奏は抱かれる事を求む数が増えていった。
奏「んっ… んんっ…」 チュパ
P「…! か、奏…」
奏「なぁに?Pさん♪」
P「まだこの時間は、誰か残ってるじゃないか…?」
奏「大丈夫よ。この時間帯なら、トレーナーさん達も帰ってるし、更衣室にも誰も居ないわ。」
P「なんで分かる…?」
奏「調べたからよ♪」
P「…最近遅くまで自主トレしていたのは、人が居なくなるのを調べる為か。」
奏「正解♪」
奏はそのまま器用にPのYシャツのボタンを外し、Pの傷跡を舐め始める。
Pの顔を上目遣いに見つめながら、蛇が這うように傷跡に添って舌を走らせた。
その淫靡な光景を前にPは自身の男根に血が廻って行くのを感じた。
ふと鼻を利かすと、奏の体から汗の匂いを感じた。
しかし決して不快な匂いではなく、どこか甘美な香りでありPを更に興奮させる。
一頻りPの傷跡を舐め終えた奏は、Pをベンチソファーに座らせた。
そのまま脚を少し開かせ、自身はその脚の間に座り込んだ。
そしてPのズボンのジッパーを下ろし、ゆっくりと下着を下げ、Pの男根を露出させる。
奏「…♥」ジュルッ
奏は恍惚とした表情で男根を口に含み丁寧に口内で舐め上げた。
男根はどくんどくんと、脈を打ち、亀頭からカウパーを出し始める。
それを奏は味わうように舐めながらゆっくりと頭を上下させ始め、徐々にその速さを上げて行く。
それと同時に奏は自身の秘所に指を沈め自慰を行い始めた。
P「クッ…! か、奏…!!」
奏「いふへも、ふぁひてふぃーふぁほ♥」 ジュポッ、ジュポッ
(いつでも、出していいわよ♥)
自分の育てたアイドルが、自分の股間に顔を埋め、
自慰をしながら淫靡な表情を浮かべ口を使って奉仕する――
それはあまりにも背徳的で、官能的な光景であった。
奏「…フッ♥ ンンッ♥」ジュッポジュッポ
P「奏ッ…!!」
奏は自慰とは逆の手でPの片手を優しく掴み、目を細ませ、
慈愛を感じる表情でPを見上げる。
その背徳的な美しさを見て、Pの興奮は絶頂を迎えた。
P「ッ…!!」グググッ
奏「ングッ!?」ゴク
ドピュルッ ドップン ドップ…
射精の瞬間、Pは奏の頭を掴んで男根を喉奥へと押し込んだ。
一瞬嘔吐しそうになりながらも、奏は大きく喉を鳴らし放たれた精液を胃の中へと導いた。
P「ハァ…! ッ…!」
奏「ンッ…… くっ…」 …ゴクン
P「だ、大丈夫か?奏…」
奏「フフッ…♪」ニパァ
P「…!」
軽く涙を浮かべながら口を開けて微笑む奏の表情に、Pは興奮を止める事は出来なかった。
後編はまた近日中に
遅くなって申し訳ないです 後編始めます
速水奏の場合・後編
奏はスポーツウェアの下を脱ぐとPに抱き着き
対面座位の姿勢でゆっくりと自身の蜜壷にPの男根を挿入していった。
奏「はぁぁ……ッ!」
P「ッ…」
Pは奏を抱き寄せ、奏はPの肩に頭をのせて体を密着させる。
奏はそのままゆっくりと腰をくねらせ快感を貪り始める。
既に何度も交わった二人の体は互いのポイントを熟知しており、ただ貪欲に
快楽の絶頂を求める。
静かなレッスンルームに二人の息遣いと、体と体がぶつかり合う音が響く。
P「上手く、なったな… 奏ッ…!」
奏「そ、そう…? ンッ…! 私、ちゃんと、出来てるのね…?」
P「ああ…」
奏「なら、嬉しいわ…♥ もっと、私で、気持ちよくなって…ッ! くぅ…!」
Pは奏を抱きしめている片手をそっと、奏の後頭部に移動させ優しく撫で始める。
奏は目を瞑り、秘所からの快感と、撫でられる快感、二つの感触を恍惚とした表情で味わう。
そのせいか、絶頂の波が来たのは奏が先だった。
奏「くぅ… んんッ! P、Pさん…」
P「…ど、どうした?」
奏「ご、ごめんなさい… わ、私… もう…」
P「…わかった!」ドチュッ!
奏「ひあっ!! ま、まって…」
P「……!」ドチュンッ!
奏「ひぃ!!」
奏の言葉を聞いたPは奏を抱きしめる力を強め、腰を強く押し上げ、奏の蜜壷を突き上げる。
そのまま奏をベンチソファーに寝かせ、体を密着させたまま正常位の姿勢になった。
奏は先ほどの強い突き上げから生じた快楽を我慢するように歯を食いしばっている。
奏「ッ……!!」
P「……」
Pはそんな奏を抱きしめながら力強いピストンで攻め立てた。
そしてついに奏の我慢は崩壊した。
ドチュ!
奏「あッ……!」ビクンッ
ビクビクビクッ
奏「ひぁ……ぁぁ……」
大きな絶頂の波が奏の全身へ駆け巡り、体を痙攣させた。
プシュプシュと音を鳴らしながら、二人の結合部の隙間から透明な液体があふれ出る。
目尻から小粒の涙を流し、奏はレッスンルームの天井を呆然と見つめた。
奏の膣内が絶頂で収縮するのを感じながらもPは体を起こし、息を整える。
奏「……Pさんッ 私、待ってって言ったのに…」
P「…すまん」
奏「一緒に、イキたかったのに…」
P「…奏の顔を見たら、我慢できなかったんだ…」
奏「もうっ…」
何度か体を重ねた二人だが、同時に絶頂を迎えた事はまだ無かった。
奏はいつからか同時絶頂に憧れを持ち、体を重ねる度に挑戦したが、
いつも奏が先に絶頂を迎え、二人同時には未だに迎えられないでいた。
P「そんな、気にすることなのか…?」
奏「気にする事なの…! だって…」
P「?」
奏「あ、愛する人と、一緒にイケたら… その、と、とても… 幸せだと、思う、のよ…」
P「……」
その言葉を聞いたPは、再び興奮で自身の男根に血が巡るのを感じた。
P「あぁ… クソッ…」
奏「…? P、さん?」
P「なんでお前は、そんなに俺を興奮させるんだ…」グイッ
奏「ぁ…」
Pは繋がったままの奏の体を引き寄せ、今度は二人で絶頂を迎えられるようにと、
奏の様子を見ながら労わるように優しく腰を押し出し突き上げる。
それを見て奏も、Pと合わせられるように快楽を我慢する。
奏「ねぇ、Pさん…」
P「ん…」
奏「キス、して?」
奏の願いに答える為、Pは奏の体を抱き起こし、深い口付けをする。
先ほど自身の精液が含まれていた奏の口内であったが、Pにとっては些細な事であった。
奏も目を閉じ、舌と舌を絡ませる。
口内と結合部、両方の快楽を味わいながら、二人の動きは少しずつ激しくなっていく。
奏は一度口付けを解き、スポーツウェアの上を脱ぎ、一糸まとわぬ姿となって
視覚でもPを興奮させた。
眼前で揺れる奏の白く程よい大きさの胸を、Pは片方を口に含み、もう片方を手で掴んだ。
愛する男に自身の胸を吸われるの奏は微笑みながら受け入れる。
奏「P、さん… もう一度っ…!」
P「…ッ」
奏「ンンッ… んっ…」
深い口付けを再開し、二人は動きを早める。
奏はPの体を強く抱きしめ、絶頂が近い事をPに知らせる。
それに答えるようにPも奏を抱く力を強め、腰を早め突き上げた。
ドチュ、ドチュ、ドチュ
奏「P、ふぁん…!♥」
P「……か、なで!」
奏「い、いっしょ、に…♥」
P「い、くぞ!!」
奏「うん…!♥」
P「!!」 ドチュンッッ!
奏「…ッ!!!」
ドッピュッッッ ドッピュン ドピュルッ…
二人の快楽が最高潮に達した時、Pは奏の一番奥へと突き上げ、
子宮内へと大量の精液を注ぎ込んだ。
奏は自身の子宮に精液が注がれるの歓喜しながら、体を震わせ絶頂した…
-----------------------
P「はぁぁぁぁ……」
奏「どうしたの?」
P「プロデューサー失格だな…と思ってな…」
奏「フフッ、大丈夫よ。」
P「大丈夫って… 軽く言うがな…」 ギュッ 「!」
奏「私は、Pさんを愛しているわ。 Pさんも、私を愛してくれてるでしょ?」
P「…そう、だな」
奏「なら、大丈夫よ。 …だから、プロデューサーを辞めるとか、考えないでね?」
P「…辞めないよ。 初めて会った時、言っただろ?」
奏「?」
P「何があっても、トップアイドルにするって…」
奏「そうだったわね♪」
P「…こうなったら、何もかもを受け入れてやるさ」
奏「吹っ切れた?」
P「かもな」
奏「フフッ… 愛してるわ、Pさん」
速水奏の場合・終
次回は周子偏で行きたいと思います またしばらくお待ちください
塩見周子の場合
夜・プロダクション・事務所にて
P「…っと、完成。」カチャカチャターン
夜の22時を過ぎる頃、Pは一人、事務所にて企画書を作成していた。
完成させたファイルを保存し、ふと後ろの窓を見上げる。
ザァァ…
P「大雨か… 参ったな。」
梅雨も終わりと思った矢先、連日、雨が振ったり止んだりの繰り返しで不安定な天気が続いていた。
Pは自分のデスクから立ち上がり、事務所に備え付けてあるテレビを点けた。
タイミング良くニュースが放送されており、Pはテレビの近くのソファに座り見始めた。
どこかの動物園の何周年かを祝う行事が紹介された後、天気予報のコーナーになる。
「明後日までは、不安定な天気が続きますが、明々後日からは晴れが続き、
ようやく本格的な夏が始まりそうです。」
P「明々後日から晴れか… 次のライブには影響は無さそうだな。
しっかし、今日のこの雨は明日まで止みそうにないのか…」
テレビに映る天気のマークは今日、明日、と雨が降ることを示す傘マークが表示されており、
明日の昼ごろまで降ると示されていた。
Pはテレビを消し、ソファにもたれ背中を伸ばす。
P(帰るのが面倒だな… ロッカーに着替えはあるし、事務所に泊まっていこう。)
Pのデスクの近くには社員用のロッカーが二つ置いてあり、片方はP用、もう片方はちひろ用となっている。
仕事柄、事務所に泊まる事も多い為、Pは自分のロッカーに数着の着替えの服を入れていた。
ソファから立ち上がり、ロッカーを開け、Yシャツと下着、予備のスーツがある事を確認する。
P(大丈夫だな。 あとは… うーん、腹が減ったな。)
事務所の隅にあるシステムキッチンの戸棚を空けると数個のカップ麺が保管されていた。
しかし、今の空腹具合だとカップ麺では満たされるのに少々足りないと考えたPは、
キッチンの隣の冷蔵庫を開け中を見た。
P(アイドル達のおやつ、ペットボトルのお茶、味噌、さとうのごはん…
ん、レトルトのミートソースに、パスタ麺があるな。 決まりだな。)
冷蔵庫からレトルトのミートソースの袋と、パスタ麺を取り出し冷蔵庫の扉を閉める。
戸棚から片手鍋を二つ取り出し片方には水とミートソースの袋を入れ、
もう片方には水だけを入れ、それぞれをクッキングヒーターの上に置く。
水だけを入れた方が沸騰し始めたら少し多めに麺を入れ菜箸でゆっくり回しながら茹でる。
Pが事務所に泊まった際の夜食は、大体が大盛りのミートソースパスタだった。
P(おっと、塩を忘れるところだった。)
戸棚から食塩の小瓶を取り出し、麺の鍋に振って入れる。再び麺を回す。
P「はじまりはそっと~♪すっ…」
???「素Kiss Kiss Kiss~♪」
P「うわぁ!?」
周子「こんばんはやね~ Pさん♪」
P「しゅ、周子か… もう22時過ぎだぞ? どうした?」
周子「更衣室にスマホ忘れてねー 取りに来て、なんとなく事務所も覗いてみようと思ったら
明かりがついてたからなんやろ?って♪」
P「そうか…」
周子「んで、Pさんは何してんの?」
P「パスタ作ってんの。 今から晩飯だ。」
周子「おおう、お疲れ様です。 …Pさん、私もお腹すいt」
P「やらんぞ。」
周子「ちょ、ちょっとー そんな食い気味で拒否せんとってよー ケチー」
P「この前、お前が一口頂戴と言って俺のエクレア4割近く食ったの忘れてないからな。」
周子「…ぐすん。そうだよね。 Pさんがケチなんじゃなくて、周子ちゃんが悪いんだよね…」
P「……」
周子「ぐすん。あの時エクレアをちょっとだけ食べてれば、今頃Pさんはそのパスタも周子ちゃんに分けてくれたんだよね…」
P「……」
周子「でも今のPさんは分けてくれない… Pさんの心を鬼にしてしまったのは周子ちゃんなんだよね… ぐすん。」
P「……」
周子「嗚呼、でもお腹すいてるのは事実だからこのままじゃ周子ちゃんは空腹で倒れてしまうだろうなぁ~ ぐすん。」
P「……」
周子「最後に、Pさんのパスタ食べたかったな… うぅ…。」
P「…少しだけだぞ。」
周子「やったー! Pさん大好きー!」ケロッ
P「はぁ……」
-数分後-
周子「ごちそうさまー♪」
P「また4割近く食いやがったなお前… いや、ほぼ半分だな今回は…」
周子「大盛りだったし良いかな~?って」
P「良くないんだよなぁ…」
周子「麺が塩味が効いててついつい 塩見だけに?」
P「楓さんかお前は。」
他愛のない会話をしつつ、Pは食器を洗う。
そのPの後姿を周子は見つめた。
周子「それって本当にする人居たんだ…」
P「それ?」スイドウジャバー
周子「Pさんが今してる、ネクタイの先を胸ポケットに入れる奴」
P「ああこれか… こうしとかないとネクタイ濡れたりするからな。」サラキュッキュー
周子「…なんかいいね、それ。 家庭的って感じがして。」
P「…そうか?」ジャバー キュッ
周子「うん。良い。」スッ
周子は椅子から立ち、手を拭いているPの背後に近づき、抱きついた。
Pの背中に鼻を押し付け呼吸し、匂いを嗅ぐ。
P「しゅ、周子?」
周子「…食欲満たしたしさ、次は、性欲も、満たしたいな、って…」
P「ッ……」
周子「最近、Pさんと会える機会少なかったし… ね、駄目…?」
上目遣いにPを見つめる周子の顔は白い肌が赤く染まり、性の興奮を示していた。
Pは周子に向かい合い、そっと抱きしめる。
Pの腕に抱きしめられた瞬間、周子は微笑を浮かべた。
Pは不意に周子の後頭部を優しく掴み、周子の顔を自分に向かせ口付けをした。
周子は一瞬驚くが、すぐに表情を綻ばせ、口付けを受け入れる。
爪先立ちになりながらも必死に口付けを続けようとする周子の姿に、Pの興奮は上昇する。
周子「んっ…♥ あっ…♥」チュル… ジュル…
P「…!」
周子「P、さ…」
口付けをしながら周子はゆっくりとPのネクタイを外し、Yシャツのボタンを外していく。
Pの傷跡が晒されるとそれに舌を這わせ、味わうように舐め始める。
顔を紅潮させ、傷跡を舐めるその姿は淫靡な美しさを纏い、Pをさらに興奮させた。
P「…周子ッ」グイッ
周子「きゃっ!… P、さん?」
P「すまん、もう我慢できない。」
周子「えっ? あっ…」
Pは周子を壁に押し付け、少々乱暴にショートパンツを下着ごと引き摺り下ろす。
周子の性器を晒させると、Pはしゃがみ込んで、彼女の膣内へ舌を突き入れた。
周子「あっ!♥ ちょ、ちょっと、待って、Pさんッ!♥」
P「……」ジュルジュル
周子「ぁぁぅ……!」
P「…ッ!」ジュボッ!
周子「ひゃっ!?♥」
奏と同じく既に何度か体を重ねた事から、周子の敏感な部分をすぐに探り当て、
そこを舌先で丁寧に、それでいて激しく刺激し、膣内を蹂躙する。
周子「ぁ、やぁ…♥」
P「っ…」ジュズルッ
周子「ひぅ…!♥」
Pの頭に手を置き、膣内を動き回るPの舌から与えられる快感に周子は耐えるが
その表情はすでに限界であった。
Pは周子の膣内から溢れる蜜を吸い、陰核を指の腹で軽く刺激しながら
さらに舌の動きの激しさを増した。
周子「あッ! P、さ…! も…、だめ…!」ビクッ
P「っ…!」
周子「あっ…!!♥」プシュッ
足を震わせながら、周子は絶頂へ達した。
絶頂の瞬間に愛液が噴き出し、Pの顔に飛び散るが、それを気にする事なく
Pは膣内への刺激を続ける。
絶頂の波が収まると、Pは周子の膣から舌を離し、口元を拭った。
周子は壁に凭れながら、その場にへたり込む。
周子「はぁ…、はぁ…♥」
P「…大丈夫か?」
周子「う、うん…♥ すご、かった…」
P「…周子」
周子「? んぁ……!」
へたり込んだ周子を抱きかかえると、そのままソファまで運び、周子を仰向けに寝かせる。
Pはそのまま周子の足を開き、その間に座り、ズボンのジッパーを下げた。
周子「ちょ、ちょっとまってPさん… 今、イったばっかやから…」
P「挿入れるぞ」
周子「そ、そんな… んああぁぁぁぁ!!♥」 ズニュウウゥゥゥ
充分すぎるほど濡れている周子の蜜壷へ、Pは躊躇う事無く男根を突き入れた。
一気に膣奥まで侵入し、最初から腰の動きの早さを激しくする。
先程の絶頂で敏感になっている周子にとって、それは耐える事のできない快楽だった。
ジュップ、ジュップ、ジュップ
淫猥な音を響かせながら、Pは我武者羅に周子の蜜壷へ自身を打ち付ける。
周子の白く細い腰を掴み上げ、彼女の腰を浮かせ、子宮の入り口を叩くように。
その激しいピストンは周子に痛みをもたらすが、それすらも今の彼女にとっては快感
の一つであった。
周子「ひぐっ… ああっ…!♥」
(これ、凄い!♥)
P「ハァ…! ぐっ…!」 バヂュン、バヂュン
周子「ああっ…、ぃ…!」
(Pさんに、物みたいに…!♥)
ジュプンッ!
周子「ひぁっ!!?」ビクンッ
激しい突き上げから生じる快楽によって小さな絶頂が何度も周子を襲う。
その快感の連続に口の端から唾液を垂らしてしまい、周子の表情は淫乱な物へと変わる。
ずり上がったシャツはいつしか周子の胸を露出させ、打ち付けられる度にその白い胸は
淫らに揺れた。
ジュプンッ、ジュプンッ、ジュプンッ
周子「はぅぅ……!」
(こ、これ…!)
ジュプシュ!
周子「はひぃ……!♥」
(また、大きいの…、クる…!♥)
ズプンッ!
周子「ひぁぁぁぁああ!!♥」
強い一突きによって膣奥を刺激され、周子の全身に大きな快感が走り、
そのまま周子は絶頂した。
激しいピストンから解放された周子の体は、ぶるぶると痙攣し、
目は虚ろになりながらも、その表情は幸福の笑みを浮かべている。
周子「P、しゃん…♥」
P「周子…」グイッ
周子「ぅあ…」
チュプッ
周子「んぐ……♥」
力の抜けた周子の体をPは抱き寄せ、深い口付けをした。
周子は未だ終わらない快楽の余韻に浸りながら、目を細め口付けを受け入れる。
口付けの最中、周子は自身の膣内でまだPの男根が果てていない事に気づいた。
腕に力を入れ、Pの体に抱きつこうとした瞬間、再びソファに押し倒され、
今度はうつ伏せの姿勢に変えられる。
周子「ふぇ…? P、さん…?」
ジュグッ
周子「ひゃ! ま、まっへ、Pさっ…」
バチュンッ!
周子「ふぅんっ……!♥」
Pは周子をうつ伏せにし、再びピストンを開始した。
快楽の余韻が抜けきっていない周子は上半身に力が入らず、尻をPに差し出すような姿勢となる。
再び全身に流れる快感に周子はソファの肘掛の掴んで受け入れる事しか出来ない。
周子「んぐっ! んひぃ…!♥」
P「…周子ッ!」バチュンッ!
周子「P、さんっ…!♥」
周子の背後から体を密着し、Pは後背位の状態で周子の顔を向けさせ、口付けをする。
周子も自身の体を抱きしめるPの腕を掴みながら、懸命に舌を突き出し互いの口内を貪りあう。
その最中に、膣内で段々と震えだす男根から射精が近づいている事を感じ取る。
P「周子ッ…!」 バチュンッ、バチュンッ
周子「き、て…! Pさん…!♥」
P「ッ……!」
ドチュンッ!
周子「ぁぁぁああッ……!♥」
ビュルゥ! ドビュルッ! ドッビュン…!
Pは渾身の力を込め、周子の膣内に射精する。
子宮内へ叩きつけられるような射精の感触と同時に、
周子は恍惚とした表情で全身を震わせ絶頂した…
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周子「はぁ… んんっ…」
P「…すまん、周子。 大丈夫か?」
周子「ちょ、ちょっと…力入れるのに苦労する…」
P「…汗、拭くぞ」
周子「ありがと…」
P「……」
周子「ふふっ…」
P「?」
周子「Pさんって、してる最中、なんかSっぽいね。」
P「…すまん」
周子「謝らんでええよ~。凄い幸せやったし… もしかしたらあたしMかも。」
P「自分じゃそんなつもりは無いんだが、周子があまりにも綺麗だったからな…」
周子「…フフッ そんなん言われたら…また疼いてくるって…♥」スッ
チュッ
P「ッ!」
周子「Pさん、また、シようね。♥」
塩見周子の場合・終
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