女勇者「魔王様と過ごす一日」 (54)

人間界から隔てられ、遥か遠くに存在する魔の居城

人間の誰もが恐るる魔界の最奥に位置する巨大な禍々しきシルエットを毒のような魔界の瘴気が包み込み、おどろおどろしい雰囲気を放っている

病的なまでに青白く、歪に膨れ上がった月が睨めつける(ねめつける)空の下、女性の嬌声が響く

魔王城の高みの一室

魔王以外入ることを許されぬその部屋にて、人間の少女と怪物とが身体を重ねている

その少女は女勇者。かつて英雄と呼ばれ、人間に希望の徒として全てを託され期待されていた存在

相手の怪物は魔王。人間の最大の敵であり、誰もが恐れ、忌避した最悪にして災厄の存在


対極に位置する二人が身体を重ね、快楽に身を委ねているのは甚だ不可解なことだろう

しかし女勇者は自らそれを望み、魔王を求める


内臓のように赤黒く脈打つ触手に舐られ(ねぶられ)、人とは全然勝手の違う身体に抱かれ、悦びに声を挙げている


彼の名を呼び、唇をねだり、もっと責めて、もっと私を求めて、あなたがほしい、もっと突いて


愛を、その精を、自分に注いで



魔界の新鮮な空気を肺一杯に吸い込みます

魔力に満ち、人間世界とは全く違ったその美味しい空気

と、そこに芳しい匂いが一筋


女勇者「魔王様、朝からお元気ですね」


起こさぬよう下の布を脱がし、ソレをとりだします

私の一日はここから始まります

この雄々しく脈打つ赤黒い男根を口に含み、唾液を絡めて上下に扱きます

強い匂いと濃い味に頭がくらくらし、発情してしまいそうになりますがなんとか抑えます

これはご奉仕であり、私が気持ち良くなるためのものではありませんので


女勇者「ふっ…ん…ん…んぅ…んっ、ん…ぺちゅ…じゅぷ…くちゅ…ふっんっ…ちゅぷ…」


無音という音が支配する空間に水音と声にならない吐息の音とが響きます

魔王様の男根は太く、人間でいうカリが大きい

ふと先から細い触手が何本も出てきて私の口内を蹂躙していきます

暴れるそれに舌を絡みつかせ、出来るだけ多くに刺激を与えていきます


この人間に対するそれとは全然違ったフェラチオの形が、より背徳感を加速させ、私の心を満たしてゆくのです

不意に頭を撫でられます。魔王様が起きたようです


魔王「上手になったな。えらいぞ」


そう言いながら頭を撫でられます

褒め言葉と頭を撫でられる感触が心地好くて心地好くて、とっくに目覚めたはずなのに再び夢見心地に包まれます


女勇者「ん…んちゅぅ…ちゅぷ…ちゅる…ちゅぷぷ」


もっと唾液を絡めてしゃぶります。更に褒めてほしくて。さらに求められたくて


魔王「そう…そうだ。気持ち良い」

魔王「…出すぞ」


濃く、濃く香る魔王様の精液が口の中に沢山出してもらいました

零さないように飲み込みます

心も腹も満たされていきます


女勇者「ああ…魔王、様ぁ…♡」

魔王「女勇者…愛しているぞ」

女勇者「私も…愛しております。魔王様…」

軽い朝食を終えまして今は会議の時間です


「アイリム公国は既にライガ隊が制圧を完了したとのことで」

「ミスタリカ共和国はリーアたちより直前の定時報告にてもうすぐと聞きました」


魔王様を筆頭に魔界の重鎮たちが集まり、人間界を蹂躙し、征服する会議を進めているのです

私も魔王の妃としてその末席に座ることを許されました。身に余る光栄です


「魔王様、レイチェリア民主主義国家の国王から和平の申し立てが」

魔王「和平…だと?人間が魔物に?我々に?」


それはまた不思議な話です。あれほど魔族を毛嫌いし、見るだけでおぞましいと言う人間たちが


魔王「ふむ、どう思う?」


確かに。他の方たちはこれをどう考えるのでしょう


魔王「女勇者?」

女勇者「………………あ、はい、私ですか。すいません、えと」


そこで私に振ってくるとは予想外でした


魔王「貴様もこの会議の一員だということをもう少し意識せよ」

女勇者「すいませんでした。魔王様…」

魔王「まあ良い。どう考える?」

女勇者「…断るべきだと思います。和平とは名ばかりで自分たちだけ助かりたいという汚らわしい心が見え見えです」

魔王「なるほど」

魔王「では。おいで、女勇者」

結局は行くことになりました。そうと決まったならば私は従うのみです


魔王様の背から闇が溢れ出し、禍々しい翼と化します


魔王「掴まれ」


両腕で抱きかかえられ、太い触手で体を固定されます

脈動する男らしい筋肉、エロスを感じさせる触手

そういうことをするわけでもないのに発情しそうです


バサ


闇の瘴気を切り裂き、魔族の王が飛び立ちます

人間界に向けて

眼下に人間が群れているのが見えます

一掃してしまいたい気持ちを抑えつつも色々思いを巡らせていました

私は何故連れて来られたのでしょう


魔王「降りるぞ」

女勇者「はい」


城の前に降り立ちます

魔王様の体から離れるのは少し寂しいです


恐怖に怯えた人間が目の前で迎えてくれます

恰好からして兵士でしょう。同じ顔をしています


兵士「よ、よくぞいらっしゃいました。魔王……様」


少しイラっとしました。何故でしょう。嫉妬とは多分違います。それでもこいつが魔王様の名を呼ぶことが嫌です

人間のくせに

魔王「では、案内してもらおうか」

兵士「は、こちらです」


案内係の人間は震えています。喜びに震えているわけではなく恐怖に慄いているのでしょう

せっかく魔王様に言葉をかけてもらったというのに。やはり"嫌"です


―女勇者、今は堪えろ。後でのお楽しみがある―


魔王様の言葉が脳内に響いてきます。私も了承を伝えます

魔王様が私を連れてきた意味がなんとなく分かりかけてきました

女勇者「ひぃっ…」


私の心の臓腑を掻き立てるようなおぞましい恐怖が襲い掛かってきました

人間がたくさん犇めき、蠢いています。その姿が全て同じなのです

多種多様、見ていて飽きない程全く違った姿かたちをしている魔物と違い、人間はほとんど見分けがつかない程そっくりです


そんな同じモノが大量に、沢山に波打ち、震え、ガヤガヤザワザワうざったい声を立てながら私達を見ています

吐き気がしてきました

同じ姿をしているものが数十程度いるだけでこんなにもキモチワルクなるのに…よく私は16年間も人の群れの中に暮らしていて発

狂しなかったものです

今にも精神衛生のためにも全て滅ぼしてしまいたくなります。このおぞましいイキモノどもを


その時、魔王様が私の手を握ってくれました

心の底から温かい気持ちがあふれ出し、私を包みます。やはり私は魔王様がいないとダメなのです、それを再認識するとともに安心

します

王座の間


王「お、女勇者…様」

女勇者「私この国に来たことは無いですが、知ってくれているのですね」


レイチェリア国国王は私のことをどうやら知っているようです
生きていることに驚かないということは私が魔族側についていることは全世界に知られているのでしょうか


王「それで…ですね、魔王様…」

魔王「ああ、和平の話だな。魔物だけでは信用に欠けるだろう?それで人間である女勇者を連れてきた」

女勇者「」ペコリ

王「それは…つまり、和平は」

魔王「ああ、我は女勇者と同じく貴様らを友人として迎え入れよう」

王「ほ、本当ですか!?」

魔王「無論」



魔王「嘘だ」



―シュパッ―
それは私の剣が空気を引き裂いた音、それと共に人間が血を吹き出して倒れていきます


王「何…何を…」


これ…これです。人間の生暖かい鮮血を浴びるこの感覚

すっぱい鉄分の匂い、ぬるい温度の液体

恍惚とした表情が自然と出てきてしまいます


魔王「わざわざ敵将を自陣の、しかも王将の眼前に連れてくる愚者がいるものかね」


王「護れ!わしを護れ!!!」

魔王「目は見えないのか?女勇者が一太刀で全て切り伏せてしまったではないか。勇者が、貴様らの英雄がな」

王「裏切り者!よくも人間を!わしらを裏切りおったなぁああ!」

女勇者「あなたも裏切ろうとしましたよね?人間を」

王「ひっ…」


血を浴びてニヤけながら迫る私は彼にどう見えていたでしょう。その場にぺたんとへたれこんでしまっています。カワイソウニ

女勇者「安心してください。貴方が私と同類だなんて言ったりはしません。貴方は人間のことを‥少なくともこの国の人間のことを思って行動した。そうですよね?」

女勇者「でも私は違います。魔王様に惚れ、仕えたいと、求められたいと思ったのです。保身よりも下劣な…敵に溺れ、性的快感に溺れ…」

女勇者「仕方ないじゃありませんか。愛は何にすらも勝るのです。大義も正義も善も悪も敵も味方もありません」

女勇者「では、さよなら」


王は何かを言う前に死にました

何かを言う前に殺しました

あーめん

魔王「ふ、本人の前で愛だのなんだのと語ってくれるな。こそばゆい」ナデナデ

女勇者「す、すいませんでした…」


少し調子に乗りすぎてしまったようです…


魔王「別に責めているわけではない。ほら、あれをやれ」

女勇者「はい」

剣を振り上げます

かつて女神の業物、光の宝剣と謳われたこれは既に闇の瘴気に毒されきって禍々しく、毒々しく変化しています

使用者の心をも反映するとも聞いたことがありますがこれはきっとデマでしょう。愛がこんなに毒々しいわけはありません


女勇者「やっ」


ズサ


地面に剣を突き刺します


ズオォォォオ

地面から汚染が始まり、やがて国一帯を軽々覆うほどの巨大な範囲が魔の領域へと変化していくのです


女勇者「魔界浸食」

地面から溢れる闇の瘴気が天までをも浸食し、全てを魔へ変えていく

ああ…この空間のなんと心地好い事か


悲鳴が聞こえます。沢山の折り重なった叫びが


この空間にいるならば女神の祝福を受けた者以外の人間は発狂するか精神を焼き尽くして廃人と化すかただただ気絶するかです

極々稀に魔物化する者もいるらしいです


女勇者「魔王様、終わりました」

魔王「ごくろう」ナデナデ

女勇者「ん…嬉しい、です///」

さて、奴隷どもを運ぶのは後からやってくる魔物の一団に任せて私たちは帰ります

人間界へのお出かけはすぐ終わりました

帰ったら奴隷たちの様子でも見に行く予定です

今は魔王様と奴隷たちの様子を見ているところです

ここは種付小屋とでも言っておきましょうか

人間の遺伝子に魔物の遺伝子を配合した兵士を作るための施設です


四六時中矯正が響いています

手足を肘から先、膝から先が切り落とされ、四足の動物のようになっている女性ばかりが集められ、魔物たちに種付されています


あるものは狂ったように喘ぎ声をあげ、あるものは死んだ目で何の反応もせず

まともな人間など一人もいません。全てが産むための機械です


憐れで悲しい人々

そんな憐れんでいる私に魔王様が触手にて絡みついてきます


魔王「発情してしまったか?」

女勇者「魔王様がそうしろとおっしゃるのならば喜んで発情します」


魔王「くく、もうこの者どもの痴態を見て思うことはないのか?貴様と同種の快楽に溺れている姿を」

女勇者「いえ、いくら姿が似ているからと言ってサルの交尾を見て発情する人間はそうそういませんよ。それと同じです」

魔王「く、くはは。愉快なことを言うじゃないか」ナデナデ

女勇者「?よく分かりませんが…頭ナデナデは喜んで受け入れます」

「女勇者!女勇者なのか!」

女勇者「おや、貴女は…女戦士さん」

女戦士「良かった…お前は無事で…」

女勇者「…それはどういう趣旨の発言でしょう?」

女戦士「どういう…て…」

女勇者「いえ、どうでもいいことですね。魔王様、お時間を取ってしまって申し訳ございません」

女戦士「ちょっと待ってくれ魔王様ってどういうことだよ!」

女勇者「どうもこうもお慕いする方を敬称付きで呼んで何が悪いのでしょう?いえ、悪いとは言ってませんね。失礼しました」

女戦士「…お慕い…だと…」


そういえばこの人は今まで見かけませんでしたね


魔王「そ奴は最近魔王城をコソコソ嗅ぎまわっていてな。つい先日捕まえたのだ」

女勇者「なるほど」ポン


女戦士「女勇者!なあ、洗脳されているだけなんだよな!魔王を慕うなんてありえないよな?」


雌豚…―失敬、そんな恰好をしていたもので―女戦士が絶望の中垂らされた糸に縋るような憐れな顔つきで私を見上げています

なので私は


女勇者「私に洗脳が効かないことは貴方も知っていでしょう?膨大な魔力を持った魔王様といえども例外ではありませんよ」


その垂らされた糸を切ってやりました


女戦士「嘘だ!嘘だ…お前は…誰よりも優しくて、正義を愛して…」

女勇者「そうですね。かつてはそうでした」

女勇者「でも、今は違うんです。ねえ?魔王様」

魔王「そう。今は我の妃として申し分の無い性格に変わったよ」

魔王「あった当初の正義感が強かった貴様も良かったがな」

女勇者「もう…意地悪です」

魔王「悪かった悪かった」


魔王様がお詫びとばかりにキスをしてくれました

人間とは全く形状の異なる頭が割れ、触手が私の口の中へと侵入してきます

私はそれらに舌を弄ばれ、もっと顔を近づけ、もっと触れ合い、顔と顔が一つになってしまうぐらいに密着して口づけを交わすのです




女戦士「…化け物……」

女勇者「ぷは…ありがとうございます…魔王様♡」

魔王「くく、その蕩けた顔、たまらぬな…」ナデナデ

魔王「さて、この人間のことは?」

女勇者「そうですね…仮にも元仲間なわけですから」

女戦士「…え?」


あり得ないとわかっていながらも期待をしてしまっている目ですね。これは

ならば、私はその期待に応えてあげることにします


女勇者「あなたの配合相手にはオークを宛がってあげますよ」

女戦士「な…え…はぁ…?」

女勇者「実はオークの交配って凄い気持ちいいらしいですよ。それこそ、理性が飛ぶくらい」

女勇者「どうせ苗床として生きる人生です。楽しみませんか♪」


女戦士「い、いやだぁぁああああ」


女勇者「うふふ」



女戦士の絶望の叫びが空間に満ち満ちます。素敵な絶望の色を湛えた絞り切るような叫びが

魔王様が種付するのを見ています

嫉妬なんかしていませんよ?強い兵士を産むために必要なことです。ええ、分かっていますとも

魔物と人間では文化が違いすぎるのです。あれは浮気でもセフレでも無いのです

魔王様も私に考慮していてくださっているのか全く反応のしないマグロにたった一回のピストンで射精しています


嫉妬なんかしていませんったら

奴隷労働場


ここは奴隷たちが力仕事をしている場所です

他には何もありません。ただの働かせ過ぎなら魔界でなくたって見られますしね。次

苗床場

先ほどの種付小屋とは少し違います

ここにいるのは男ばかり

雌の魔物は男の直腸や胃に卵を産み付ける種もいます。そのためなのです


ここに来れば男の娘妊娠、ショタ妊娠などというジャンルも満たされますよ


魔法使い「あはは…女勇者ちゃん…見て…僕の赤ちゃん…♡こんなにお腹大きくなったよ…」


かつての仲間も壊れてしまったようです。それとも私のように本当に魔物の子を宿したことが嬉しいのでしょうか

だとしたら私も嬉しいです

時間は飛んで夕食です

今日は何やら豪華な様子


魔界で取れた食料の他に何やら…どうやら人間ですね

全身焼けた良い人肉です

これには私も涎がでてしまいます

人が焼ける匂いは酷い匂い?いいえ、それは髪の毛が焼ける匂いです

きちんと洗って血抜きをすれば、とても良く焼け、とても香ばしい、芳しい香りがするものです

ナイフとフォークでくるくると皮を剥ぎ取り、口に放り込みます

パリパリに焼けた加減が素敵です


スーと音を立てずに肉を切っていきます

口に運ぶと良くスパイスの効いた味が口いっぱいに広がってきます

肉汁が溢れ、食べている途中だというのに空腹が刺激されるような、そんな香りと味を楽しみます

顔の皮を剥がした後は眼窩に収まった目ん玉をスプーンで出して食べるのです

奥の視神経をプチって切る感覚はちょっとした快感ですよ

以外に大きい目玉を大口あげて食べちゃいます

魔王様、そんな大口あげている私を見ないでほしいです…恥ずかしい


ぶちゅっとした感触と共にしょっぱい果汁が溢れました

えづきそうになりながらも飲み込んで嚥下します

なんだか楽しそうな声が大きく響いています

余興でもやっているのでしょうか?そう思って見てみると大きな魔物が生きた人間を丸呑みしています

口の中に入ってもまだ悲鳴は続き、楽しそうに口を動かした後無くなりました

そしてボウルの中でもがいている人間をまた一人つまんで口に放り込むのです


魔王「女勇者もやってみるか?」

私はムッとしました。できないだろ、とからかわれている気がしました

女勇者「私はあそこまで大口ではありませんよ」

魔王「くく、ちがうちがう。踊り食いなら他にもパターンがある」

魔王「いや、ちがうな、踊り食いというより活き造りか」

女勇者「活き造りですね」


私の目の前には頭蓋骨を外し、脳みそを晒している人間がいます

スパイスがまぶされ、野菜や肉で彩られた脳みそ


「やだっ、許して、許してぇぇ、ねえ、あなた人間でしょ、助けてよぉぉお!!!」


ボロボロと泣いている顔を見ながらスプーンを入れます


「おがぁぁっはっ」


脳を抉ると叫び、身体が跳ねました


女勇者「面白いですね。味もいい」

魔王「そうだろう?」

女勇者「こんな美味しい食べ方教えていただきありがとうございます」

魔王「お礼を言われるほどのことでもないわ」


女勇者「では続きを」グチュ

「お゙ぉ゛っ!」

肉を消化中の胃に数種のスパイスを練り込んだものを食べてみました

ドロっとした肉を包み込む胃の触感も中々の物です

さて次は


「やめて…赤ちゃんには手を出さないで」

女勇者「ごめんね?ダメです」


その妊婦の腹を引き裂き、胎児を取り出します


「いやぁぁああ!お願い、お願いぃぃい」


既に魔法で調理と味付けは済ませています。胎児を目の前で食すのです


「酷い…酷い…あなたも人間なのに…女性なのに…」

その夜

もう一日のお終いです。少し悲しくもありますが一番楽しみな時間帯でもあります


魔王「おいで」


ベッドで魔王様が優しく声をかけてくれます


私も服を脱ぎ棄て、それに応えるのです

魔物の王の子作りには2種類あります

1つは先ほどの、兵士を作るためのものです

2つめは正当な世継ぎを産み出すための物


世継ぎを産み出すための子作りはまず好き合っている相手でないとダメです。そのため私のように人間相手はまずありえないと聞いています

次に、何回も何回も精液を注がなくてはなりません

重ね掛けして、濃さを増して、何度も、幾度も

それは孕んでからも、中に出し続け、生涯愛し続ける


その過程を思う度に濡れてしまうのです

何度も夜伽が出来るのです

魔王「さあ、今日も愛してやろう」

女勇者「はい…♡」


まず口づけから始まります

顔にもびっしりと生えている触手が口だけでなく鼻も耳も犯していき、私を満たしていくのです


女勇者「んぷっ…んちゅ、れろぉ…んく…ちゅぅ♡」

女勇者「ぷは…魔王様…♡大好きですぅ♡」トロォ

魔王「我も好きだぞ」


魔王様の触手が私の全身を包んでいきます

ニュルニュルの愛おしい触手が…

触手が私の肢体の表面を撫で、舐り、愛してくれます

女勇者「んあぁぁっ♡///」ビクンッ


いきなりズブリと触手が2・3本入ってきました

ちょっと刺激が強すぎます


女勇者「んぁっ、おっ、んぁっ、今日はあ、そういう趣向っ、なんですか?♡///」ジュプッ、ズジュジュッ、ヂュチュ、ズッチュ

魔王「貴様がエロ過ぎて興奮してしまったのだよ」


そう言う間も触手が私の中を凌辱してきます

中でとぐろを巻き、全方向を一斉に刺激して

女勇者「あっ♡はっぁ、魔王様ぁ♡あんっっ、んぁ、あっあっ…♡///」ジュズッ、クチュクチュ、ヂュプッ

魔王「では…入れるぞ」

女勇者「はい…♡///」


ズプ…ズププ


女勇者「はぁぁあ♡///」


魔王様の男らしい男根が根元までずっぽりと入ってきます

これ…これです

根を張るように私の中で触手が先っぽから生えてきた触手が中をまさぐっています

魔王様は私に体を密着させています

男らしい体つき、腕、触手、全てによって私の体が魔王様に埋め尽くされています

ああ…魔王様と一つになる…境界線も無く溶けて…溶けて…蕩けてしまう…

ああ…幸せすぎて…



これはただの幸せな日々

その一コマ

私はただ魔王様に愛されていればそれでいい

例え私が勇者だとしても…もう、どうでもいい

魔王様…

悪堕ちはもちろんその調教の過程を楽しむものですが完全に悪に堕ちきった後の日常も良い物です
そんなSSでした

もっと食事は美味そうに書きたかった


明日になったら依頼出してくる
感想くれたら嬉しいです。おやすみ

このSSまとめへのコメント

1 :  匿名係K second   2016年07月16日 (土) 00:02:42   ID: ucPDCXCU

できれば、悪堕ち調教の様子も描いてほしかったね。

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