どうしようもないはなし(5)
大学の掲示板に「文化祭時、演劇を講堂ジャックしてやります」などと書かれたポスターが貼られた。
誰の目も惹かないポスターだったが、『 なんでもやれるだけやってみる』っていうのがモットーの俺は、とりあえずポスターに書いてあるメールアドレスに入りたい旨を送ってそのサークルに入った。
〇日に��へ来てください。
ポスターのメールアドレスからそういったメールが送られて来た。
指定された日、指定された場所に行った。
どうやらまだ何をするかも決まっていない状況だったが、40人程の学生が集まった。
班を決めよう。そうして分担しながらやっていこう。
そういう話になった。
私は国語だけは幼少期から本の虫だったお陰で出来た。
だから脚本班に入った。
脚本班に入ったのは全部で5人。
俺と戦国オタクの女、剣道部の女、ギャルゲオタの男、ジャニオタの女。
何をするか後日もう一回話し合って決めよう。
そういうことになり解散。
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