【グラブル】グラン「武器物語?」 (11)
鬱はありません。
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グランサイファー 武器倉庫
グラン「久しぶりにここの掃除をしないとな!みんなズボラなんだから……」
ガチャガチャ
……ガタン
グラン「ん?ブロンズソードか。これは強化素材に出さないとな」
ブロンズソード:Lv1 解放
グラン「なんだこれ……武器物語?」
グラン「どれどれ……」
「炎剣」ブロンズソード
Lv1昔空の辺境に小さな島があった。島の村で暮らしていた碧眼が特徴的な少年は、質素ながらも何不自由なく暮らしていた。
グラン「これだけ?でもまだまだ続きがありそうな雰囲気があるな。強化することで続きが読めたりして!」
グラン「ちょっと気になってきたし、こいつを特別に強化してみるか!」
デデデデッデデン♪
ブロンズソード Lv21
グラン「さて、解放されたかな?」
ブロンズソード Lv1解放
グラン「ん~、解放されないなあ……どうすればいんだ……」
グラン「もしかしてこいつで敵を倒せば、解放されるのかな?」
グラン「しょうがない、やれることはやってみよう」
シェロの依頼遂行中
ビィ「おい、グラン。なんでいつもの強そうな武器じゃねえんだ?」
グラン「たまには初心に帰るのもいいって思ってさ!今日は簡単な依頼だし、こいつで行くよ」
ラカム「おいおい、頼むぜ団長さんよ。お前が切り込み隊長なんだから」
カタリナ「いい心がけだな。私もルカ・ルサ頼みではなく見習わなければいけないな」
グラン「大げさだよカタリナ。ただの思いつきだから。」
グラン(本当の思惑は別にあるんだけどね。)
グラン「ヤァ!」
モンスター「ぐぇ!」
ラカム「喰らえ!」
モンスター「ギャー!」
カタリナ「よそ見はよくないぞ!ハァ!」
雑魚兵「グフッ!」
グラン「ふぅ、これで全部かな?帰ろうか!」
ラカム「結構あっさりだったな、心配して損したぜ」
グラン(モンスターを倒して実戦経験を積むと解放されたりして……)
グランサイファー
グラン「さて確認確認」
ブロンズソード Lv4
グラン「お、だいぶ解放されてるな!これで全部読めるのか?」
Lv1昔空の辺境に小さな島があった。島の村で暮らしていた碧眼が特徴的な少年は、質素ながらも何不自由なく暮らしていた。
Lv2数年後青年となった彼は、貧しい村を豊かにしようと帝国軍に志願する。
青年の父は彼のために簡素ながらも、質のいい一振りの剣を贈った。
Lv3地獄のような戦場で、彼は恐怖に怯えていた。老人子供も容赦情けなく星晶獣で惨殺し殺す。
仲間も敵もわからなくなるくらい死体が混ざり合う。青年は気が狂いそうになる寸前だった。
そんなとき彼に襲いかかろうとした者がいたため、とっさに剣を相手の胸に突き立ててしまった。
青年が殺してしまったのはまだ二桁もない少年だった。
狂気と恐怖、そして幼い子供を殺したという罪悪感と後悔で青年は壊れてしまった。
Lv4 己の体に懺悔するかのように剣を刺しては抜いて刺しては抜いて。
身体中に傷を作り、叫びながら自傷する。やがて青年は動かなくなった。
その後発見された青年の碧眼は真っ赤に染まり、水属性だった剣は、血まみれで炎を纏うようになったという。
グラン「」
グラン「」
グラン「……なにこれ……後味悪っ……!」
グラン「え?この武器にはそんな壮絶な物語があったのか!?報われなさすぎだろ!?」
グラン「……しばらく剣を使うのはやめよう……」
グラン「……」
今日はここまで。 皆さんも思いついたらどんどん描いてください。
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