シノ「白詰高校と合同学園祭!?」 (133)
わかば「金髪のギャルですわ!」 アリス(こっち見てる人誰だろう)の続き
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書き溜めなし
一ヶ月くらいで終わればいいかなーってくらい
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シノ「と驚いてみたわいいですが。白詰高校というのはどこでしょうか」
綾「しの何言ってるのわかばたちの高校じゃない!」
シノ「あれ、そうでしたっけ?」
陽子「しのー友達の通う高校だぞー」
アリス「シノはすぐ忘れちゃうね」
カレン「シノは忘れん坊将軍デース!」
シノ「いやはや照れますね」
綾「褒めてないわよ」
カレン「ところでそのことでシバオが明日のお休みに話があるといってイマシタ」
アリス「シバオって…カレン、シバさんの呼び名また変わったの?」
カレン「うーんなんかどれもしっくりこないデス」
陽子「柴さんでいいんじゃない?みんなそう呼んでるし」
カレン「フツーすぎてつまんないデース!」
綾「柴さんもかわってると思うけどね」
シノ「それでは柴犬の名前から『犬』にしましょう」
カレン「グッドアイディアデース!」
陽子「ひでーな」
アリス「それでどこに集まるの?」
カレン「場所はこっちで決めていいらしいので、明日穂乃花の店にお邪魔するデス!」
アリス「みんなに会うの久しぶりだね」
陽子「お互い忙しかったからね」
シノ「わかばちゃんは金髪にしたのでしょうか」
陽子「ちょ、シノ最後に会った時わかばに何吹き込んだのさ!」
アリス「…シノ」
カレン「あー明日が楽しみデス」
綾「…」
白詰高校
真柴「うーん」
萌子「柴さんどうしたの難しい顔して」
真柴「実はな…」
まお「テストの成績が悪かったんすね!大丈夫、まおも悪かったすよ!」
わかば「わたくしもですわ」
まお「仲間っすね!三馬鹿っす」
真柴「ちげーよ!なんだ三馬鹿って」
真柴「今年の文化祭ってなぜかしの達の高校と合同になっただろ」
萌子「そうだよねなぜか」
真柴「そこでカレンと決着を付けようと思う」
わかば「け…ちゃく…?」
真柴「こいつでな!」バサッ
合同文化祭美少女コンテスト
まお「あーこれ去年柴さんが出ようとして前日にわけのわからない儀式のせいで当日風邪をひいて変わりにわかばちゃんが出て優勝したやつっすね」
真柴「みなまでいうんじゃない!」
萌子「で、これがどうしたの」
真柴「…やつとは…カレンとはゲーセンで争うこと99戦5勝94敗…」
萌子「そんなにやってほとんど負けてるんだ」
まお「柴さんオタクキャラなのにボロ負けっすね」
真柴「オタクいうな!」
わかば「あの…それでどうするのでしょう」
真柴「あーそうそうこれにカレンと出場して勝敗を決める!」
萌子「あーうん…えーっと」
わかば「勝てるのでしょうか」
真柴「なーに相手は本物のイギリス人だろうと負けないぜ」
まお「なーんで勝てると思っちゃうんすかねこの人」
萌子「しかもよりによってカレンちゃんと」
真柴「おまえら言いたい放題だな!」
翌日
陽子「これ美味しいなー」モッモッ
綾「陽子またそんなの食べて…」
陽子「大丈夫大丈夫これはやや無謀パフェだから!」
シノ「見ているとお腹がすいてきますね」グゥゥ
アリス「じゃあなにか注文しようか」
カレン(ウェイトレス姿)「注文でゴザイマスカー?」タッタッ
シノ「おやカレン…その格好は」
カレン「イヌたちが来るまでお手伝いするデス」
陽子「もう誰が来るかわかんねーな」
シノ「はぁぁぁ、カレン…可愛いですよ////////」
アリス「むぅ…シノォ」プクー
穂乃花(犬!?犬と待ち合わせしているの!?)
萌子「柴さん今日の服かわいいね」
真柴「お、わかる?今日の宣戦布告のために新調してきたのさ!」
まお「まあ新品なのはすぐわかるよ」(タグ付けっパだし)プクク
萌子(980…)
わかば「とても素敵ですわ…特に後ろの980と書かれたおふだがなんとも…」
真柴「え”!?それタグじゃん!う…うわ…恥ずかしいい////////」
まお「柴さんおっちょこちょいかわいいっすね」プクク
真柴「わ…笑うなァァ!!」
萌子「ここが待ち合わせ場所のレストランだね」
まお「いい雰囲気の店っすね」
わかば「わたくしこういうお店はあまり行ったことがなく…き…緊張しますわ」ドキドキ
真柴「そんな緊張する事ないって」カランカラン
穂乃花「いらっしゃいませー」
穂乃花「何名様でしょうか?」
まお「…」スッ ヨンサイン
わかば「…」スッ ヨンサイン
萌子(真似してる…)
穂乃花「四名様ですね。おタバコは吸われますか」
真柴「いやここで待ち合わせしていて…」(なんでタバコ聞いたんだ)
真柴「金髪とこけしみたいな人たちです」
萌子「柴さん当たってるけど言い方ひどいよ!?」
穂乃花「カレンちゃんたちの知り合いの子ね」
わかば「ご存知なんですか?」
穂乃花「うん。…友達だよ」
穂乃花「話は聞いてるよ…えーっと犬さんたちね」
真柴「犬!?」
穂乃花「ご案内するね」スッ
萌子「…犬って誰のことだろう」
まお「たぶん柴さんじゃないっすか」
わかば「柴さんはほんとは犬だったのでしょうか」
真柴「なにわけのわからんことを」
シノ「あらみなさん」
真柴「よう」
まお「おいーっす!」
わかば「おいすー」
萌子「ごめんねーまった?」
陽子「だいじょーぶ!今来たとこだよー」ムッシャムッシャ
アリス「ヨーコそれは無理があるよ…」
綾「…コンニチ…ハ…」
真柴「あれ?カレンは」
真柴(そうだ…わたしはカレンに宣戦布告に来たんだ…)ゴゴゴ
真柴(今日のために新しい服を買っておめかししたし!)*ラベル付き
穂乃花「カレンちゃんは今裏でまかない食べてるよ」
陽子「お手伝いだろあいつ。タダ飯じゃねーか!」
穂乃花「まあまあ今呼んでくるね」タッタッ
まお「いやー今の子おっぱい大きかったすね。柴さんとどっちが大きいっすかね」
真柴「や…やめろ!////////」
アリス「ヨーコも負けてないよ!」
陽子「アリスもやめろって!というかこんなキャラだったか!?」
シノ「…といった感じに今をときめく女子高生には金髪が…」
わかば「ふむふむ…今度美容室で金髪にすべきでしょうか」
シノ「ちなみにイケイケの女子の間では美容室にマイシャンプーを持っていくのがはやっているんですよ」
萌子「向こうは向こうで変な盛り上がりしてるし」
陽子「あとさりげなく嘘を混ぜ込むな!」
まお「あと表現が妙にババくさいっす」
アリス「美容室…マイシャンプー…」
綾「…。」
「Oh!みんな集まってるネ」
真柴「お、きたな」
真柴「おいカレン!わたしと…」
カレン(ウェイトレス姿)「みなさんオマタセデース」キラキラ
萌子「わぁカレンちゃんかわいい」
まお「いいなーかわいいっすね!」
わかば「素敵です」
シノ「ハァ…いつ見ても素晴らしいです」
アリス「むぅ…」
真柴「」
カレン「ところでイヌ。ワタシニ何用デスカ?」
真柴「いや…実は…ってイヌって呼んでるのやっぱりお前か!」
カレン「まぁまぁ良いではないですか」
真柴「よくねーよ!」
シノ「それよりイヌさんはカレンになんのようでしょうか」
真柴「イヌっていうな!…あのだな」
真柴(ほんとは美少女コンテストで勝負を仕掛けようとしたがカレンのこの姿を見て勝てる気がしなくなったとは言えない…)
カレン(ウェイトレス姿)「?」キラキラ
真柴(どうはぐらかそうか…)「せ…せっかく合同の文化祭だし…こ…交流を…」
萌子「柴さんは美少女コンテストに出場しようとしていて…」
まお「それで無謀にもカレンに…」
真柴「あ…アリス!!!!わたしと美少女コンテストで勝負だ!!」ダン
アリス「ヒッ」
まお、萌子「!?」
真柴(あ…アリスになら…勝てる)
まお(…とかかんがえてんだろーっすね)
シノ「美少女コンテスト?」
わかば「白詰高校の文化祭の伝統行事ですわ」
アリス「先生が合同でやるって言ってたでしょ」
陽子、シノ「そうだっけ?」「そうでしたっけ?」
アリス「陽子まで聞いてなかったの?」
萌子「わかばちゃんは去年それで優勝したんだよ」
シノ「それはすごいです」
カレン「わかばなら納得デス」
まお「ほんとは柴さんが出る予定だったんすけどね」
真柴「ちょ言うなって」
カレン「わたしもでたいデース!」
真柴(ま…まずい)
シノ「カレンなら優勝間違いなしですよ」
アリス「むむ…わたしだって…」
シノ「アリスは私の中じゃ優勝です。大宮賞です!」
アリス「わぁありがとうシノ」
萌子(遠まわしにアリスちゃんが公式の優勝無理と言ってるような…)
わかば「わたくしも出たいのですが一度優勝してしまうと次は出場できならしいので」
カレン「それよりもわたしも出たいデース!」
真柴「ま…まてカレン落ち着けそっちが金髪外人が二人も出場するのは不公平じゃないか」ワタワタ
まお(なんでカレンちゃんと決着つけるために勝負仕掛けに来たのにこの人目的忘れちゃってるよ…)ハァ
カレン「それならわたしが出るデス!」
カレン「アリスより私のほうが優勝確実デス」フフン
アリス「カチーン」
アリス「ぜ…絶対わたしが出る!カレンになんか任せられないんだから!!」
シノ「ふ…二人ともケンカは…」
萌子「そういえば今年は衣装とか作ったりするサポートと組んで二人一組になるんだよね」
シノ「それなら衣装はわたしが作りますね」
真柴(しのが衣装か…確かしのは裁縫が得意なはず…ここで潰すか」ブツブツ
まお(途中から声に出てるし、とことん陰湿っすね。心は間違いなく美少女じゃないっす)
陽子「綾はこういうの興味ないの?」
綾「え!?わ…わたし!!?」
萌子「いいね綾ちゃんかわいいし絶対いけるよ!」
綾「あ…あのわたしは…」アタフタ
萌子「?どうしたの」キョトン
綾「えーっと…」アセアセ
陽子「トイレ?大きい方?」
綾「そんなんじゃないわよ!!」ドシーン
まお「綾ちゃんは金髪外人じゃないし一緒にでても問題ないしいけるっすよ!」
綾「で…でも…//////」アセアセ
わかば「綾ちゃんはファッションセンスもありますから次の優勝ですね」
綾「ま…まだ出ると決めたわけじゃないわ」
わかば「でも出たら優勝確実ですわ」
真柴(なんかもうわたしは確実に優勝できないみたいになってるよ)
真柴(たしかに綾はいい線言ってるだが胸なら負けてない…いやしかし…綾もここで…)ブツブツ
まお「…」
萌子「柴さんですら出ようとしてるんだし全然恥ずかしくないよ!」
真柴「おい」
まお「そーそーうちのなんかよりいけるっすよ」
綾「わ…わたしは…//////」
カレン「…」
カレン(…フム)
カレン「アリス…」
アリス「な…何?出場の座なら…」
カレン「私の代わりに出場オネガイシマス」
アリス「え?!」
シノ「カレンどうしたのです?さっきまであんなに出たがっていましたのに」
カレン「ちょっとやることがデキマシタ」
帰り道
萌子「今日は楽しかったね」
まお「ところで柴さん誰と組むんすか」
わかば「あちら方はアリスちゃんとしのちゃんですね」
真柴「しのは服を自分で作れるしその技術は高いものだ…強敵だな」
萌子(アリスちゃんは敵と見てないんだね…)
真柴「な…なあ誰か組んでくれないか?」
まお「いやーまおにはきついっす」
萌子「わたしもちょっと…」
真柴「」
わかば「あの…よろしければわたくしと組んでもらってもよろしいですか…」
萌子「わかばちゃんが!?」
まお「やめたほうがいいすよ!柴さん難易度高いっすよ!」
真柴「おい」
わかば「わたくし今まで友達となにかを一緒にやるってことがあまりなくて憧れていたのです」
萌子「わかばちゃん…」
真柴「んじゃわかばよろしくな!」
わかば「はい!こちらこそ」
まお「コンビ結成っすね」
わかば「そうと決まれば今からわたくしの家で衣装合わせとウォーキングの指導と…」
真柴「今から!?いや…あの」
わかば「メイクもどれを使うか今から決めないといけないですわね」
真柴「ちょっと…わかばさん?」
わかば「あとは本番までに減量も…当日まで柴さんの食事はわたくしが管理しますわ」
真柴「」
まお「モデルの道は大変っすね」
アリス「美少女コンテストかぁ…」
シノ「アリスなら優勝間違いなしです!」
アリス「わぁありがとうシノ!」
シノ「アリスが頑張れるように精一杯サポートしますね」
シノ「まずはじめに衣装合わせとおねえちゃんに頼んでウォーキングの指導と…」
アリス「え?」
シノ「メイクも少ししないといけないですね」
アリス「シ…シノ?」
シノ「あとは本番までに減量も…当日までアリスの食事はわたしが管理します!」
アリス「シノ…」
シノ「それと身長が足りないのであと10センチ伸ばしておいてください」
アリス「伸ばせるものなら伸ばしてるよ!」ムキー
綾(まただわ…)ハァ
陽子「どうした綾?ため息なんかついて」
綾「よ…陽子!?いつの間に…」
陽子「さっきからいるよ…っていうか帰り道一緒じゃん」
綾「そ…そうだったわねごめんなさい」
陽子「それよりどうしたのさ。みんなといる時もずっと静かだったし」
綾「う…」(やっぱり陽子にはバレちゃうか…)
綾(…でもわたしはここで陽子に頼るわけには行かない)
綾「何もないわよ得には」
陽子「ほんとに?」
綾「ほんとよ」
陽子「…」ジー
綾「…」
陽子「…」ジー
綾「…///」ポッ
綾「そんなジロジロ見ないでよ」バシッ
陽子「いてぇ!?」
綾(はぁ…また陽子に辛く当たっちゃった)
綾(それにわたしが悩んでいるの多分バレちゃってるし…)
綾(でもここで陽子に頼っちゃいけない…それじゃ今までのわたしよ」
カレン「どうして頼っちゃいけないデース?」
綾「それは……ってカレン!?」
カレン「途中から声に出てマシタヨ?」
綾「そ…そんなことよりなんでここに?」
カレン「アヤヤに話があってここにきました」
綾「話?」
カレン「アヤヤわたしと組んで美少女コンテストにでるデース!」
綾「えええええええええ!?」
一ヶ月で終わるとか言ってもうすぐ一ヶ月で
まだ半分しか終わってねえ
綾「なんでわたしがコンテストに…?」
カレン「アヤヤ…ズバリシバーバたちにまだ慣れてないデスネ」
綾「!!」ギク
綾「どうしてそれを…」
カレン「今日の様子をみて確信いたしマシタ…ワカバには慣れていますがそれ以外の方にはまだまだデスネ」
綾「うっ…」
綾「…でもそれがどうしてコンテストにつながるのよ」
カレン「アヤヤはお人見知りデス。それなら人前に出て度胸をつけるのが一番の解決策デス」
綾「何その超理論…」
カレン「大丈夫デス!アヤヤはタイタニックに乗ったつもりで任せるデス」
綾「それ沈んだ船よ!?」
カレン「そういえばどうして陽子に頼っちゃダメなんデス?」
綾「…カレンになら言ってもいいかな」
綾「知っていると思うけどわたし人見知りが激しくて…」
綾「それでいつも陽子に頼りっきりで」
綾「でも…このままじゃいけないって思って、大学だって同じとこに行くとは限らないし」
綾「わたし…自分を変えたくて」
カレン「それならコンテストに出るべきデス!ダイジョウブデースわたしに任せるデス」
綾「え…でも」
カレン「アヤヤはわたしがプロデュースするデス!」
萌子「それで柴さんがね…」
まお「ハハ流石柴さんっすね」
わかば「みなさんごきげんよう」
萌子「わかばちゃんおはよう」
まお「おはよっすー」
真柴「ごきげんよう」
萌子・まお「!?」
まお「し…柴さん?」
萌子「どうしたの…?」
わかば「実はあのあとわたくしの家にお招きして…」
真柴「淑女の嗜みをご教授いただきましたわ」フフフ
萌子「一日でこうなるなんて…」
まお「留学から帰ってきて英語使いたがる人みたいっすね」
真柴「何を言ってんですわ。これは本来のわたくしに目覚めただけなんですわ」
わかば「柴さんは本番までわたくしの家でご指導しながらお泊りしていただくことになりましたわ」
わかば「お友達がお泊り…ふふふ」ニコニコ
萌子「わかばちゃんのおうちにお泊まりかーいいなー」
まお「ご飯おいしかったっすか?」
真柴「それはもう…あんなうめえもん食ったのはじめてですわ!」
まお「ちょいちょいボロが出てるっすね…」
シノ「アリス次はこれを…」ハァハァ
アリス「シノォ…もう疲れたよ…」
シノ「もう少しだけ…もう少しだけ…」
勇「忍もうやめなさい」
シノ「あ、おねえちゃん」
アリス「イサミー」ダキ
勇「ダメじゃない忍モデルにそんなに無理させちゃ」
シノ「い…いえそんなつもりは」
勇「一体どれだけ洋服準備したのよ」
シノ「えーっと108着ですかな」
勇「準備しすぎよ!?」
アリス(煩悩かな)
勇「着れるのは一着だけなんだからそんなに準備しても意味ないわよ」
勇「それにアリスも疲れているんだしもうやめたほうがいいわ」
アリス「イサミィ…」パァ
シノ「そうですね…すみませんアリス」
アリス「ううん。いいよ」
勇「それじゃあウォーキングの練習をしましょう」
アリス「え!?」
勇「まずは姿勢からね」
アリス「い…イサミ?」
勇「ほら背筋伸ばして」
アリス「いやあああああああああああああああああああ」
綾「カレン…鍛えるというと聞いてきたんだけど」
カレン「Yes♪」
綾「ここは…」
カレン「ゲームセンターデース」
カレン「度胸をつけるならこのダンスゲームデス!」
綾「そ…そんな人前で踊るなんて…」
陽子「それでなんでわたしが呼ばれたのかな」
綾「よ…陽子!?」
カレン「シバーバリアンを連れてこようと思ったのデスガ用事があったらしくて…」
陽子「埋め合わせかよ!というかあだ名また変わってるし」
カレン「ササッ!アヤヤやってみるデス!」
綾「そんな…無理よ…」
カレン「アヤヤ!これも特訓デス!」
綾「私には…無理よ」
カレン「ダメデス!やるのデス!」
陽子「まあまあ綾も困ってるんだしそのへんに…」
カレン「ヨーコはだまってるデス」
陽子「!?」
カレン「アヤヤ…ここで進まなきゃずっとこのままデスヨ?」
綾「カレン…」
陽子「?」
綾「わかったわ…わたし…やるわ!」
マシン「0てーん!」パンパカパーン
綾「」
カレン「下手くそデース」
陽子「これはひどい」
こうして各々の準備は進んでいった
わかば「柴さん!3時以外のおやつは厳禁ですわ!」
真柴「やべぇ!見つかっちまったですわ!」ダダダ
萌子「もう品位の欠片もないね」
まお「まあ柴さんだしね」
シノ「アリスー♪次はこちらを…」スッ
アリス「わたしはマネキンわたしはマネキンわたしはマネキンわたしはマネキンわた…」ブツブツ
勇「アリス歩き方はこうよ…」スッスッ
アリス「わたしはアシモわたしはアシモわたしはアシモわたしはアシモわたしはアシモわた…」ブツブツ
大宮母「」
そんなこんなで文化祭当日を迎えた
ちょっとした寄り道
~アヤヤの特訓編~
綾「それでカレン…ここは…」
カレン「カラオケデース」
綾「知ってわよ!なんでここに連れてきたのよ!」
カレン「人前で歌えれば人見知りも良くなるデス」
綾「で…でもぉ」
カレン「それに今日はゲストを連れてきたデス!」
陽子「やあ」
まお「いよっす!」
萌子「こんにちは」
綾「!?」
綾「こここここここんにちちちはは」アセアセ
綾(ちょ…ちょっとカレン!どういうことこれは!?)ヒソヒソ
カレン(まあまあマオたちに慣れるなら一緒に遊ぶのが一番デスヨ。シババとワカバは来れなかったのデスガ)ヒソヒソ
カレン(ヨーコはアリスとシノ側が二人かたまってて一人寂しそうだったから連れてきました」
陽子「途中から聞こえてるぞ」
萌子「今日は誘ってくれてありがとうね」
まお「カレンちゃんやアリスちゃんシノちゃんとはよく遊ぶんすけど陽子ちゃんと綾ちゃんとはまだあんまり絡みないから楽しみっす!」
陽子「おーよろしくなー」
まお「んで誰が先に歌うっすか!」
カレン「ワタシデース!」
萌子「わたしも歌いたいな…」
綾(わたしは歌いたくない)
まお「ここは公平にジャンケンで…」
テレビ「~♪」
三人「!?」
陽子「ん?みんな入れないから先に入れちゃったぞ」
カレン「ちょっとヨーコ何先に入れてるデス!」
まお「あんまりっすよ!空気読むっす!」
萌子「いないからって柴さんみたいなことしなくても」
陽子「袋叩き!?っていうかいない人に飛び火してるけど!」
陽子「わかったよこれは消すよ…」
カレン「いや別にそこまではしなくていいデス」
まお「せっかく入れたんだし」
萌子「大丈夫だよ歌っていいよ」
陽子(じゃあなんであんなに叩かれたんだわたしは)
カレン「それじゃ順番を決めるデース!」
まお「一番最初にまおはパーをだすっすよ」
萌子「じゃあわたしはチョキをだすよ」
カレン「ワタシはグーを出すデス!」
萌子「それじゃアイコだよ」
三人「HAHAHAHA」ドッ
陽子「歌いずれえよ!」
綾「…」パンパンシャカシャカ
陽子「綾が…真顔でマラカスとタンバリンを…」
綾「…」パンパンシャカシャカ
陽子「しかも音程ずれてるし…」
綾「…」パパンパンシャカシャカ
陽子「」
カレン「ジャンケンの結果次はモエデス!」
陽子「…わたしはもう回ってこなくていいよ」ズーン
萌子(どうしたんだろ)
テレビ「~♪」
まお「?これなんの曲っすか」
カレン「この曲知っているデス日曜日の朝にやっているアニメデスネ!」
萌子「よく知っているね」
カレン「日曜の朝はフラッシュギアからおジャ魔女ソラシまでのアニメと特撮に限りマス」
まお「あーなつかしいっすねたまにゴルフとかで潰れるやつ」
萌子「~♪」
カレン「モエ歌上手デス…」
まお「歌っている歌が萌ちゃんらしいっすけどね…」
二人「もえたん…」ホンワカ
萌子「~♪」(わたし変なの歌ってるかな!?/////////)
綾(上手いわね)
まお「次はまおっすね!」
テレビ「~♪」
萌子「あれ、これ洋楽?」
まお「いやー最近洋楽にハマっててね」
テレビ「89点!」
萌子「おおーすごい」
まお「ふふふ…どんなもんっすか!…次はカレンちゃんっすね」
カレン「…」
テレビ「~♪」
萌子「また洋楽!?」
まお「まさか…」
テレビ「92点!」
カレン「ふふーん」ドヤァ
萌子「英語しゃべれるから洋楽も上手だね」
まお「…」ピッ
テレビ「~♪」
萌子「まおちゃん!?順番守らなきゃ…今度は邦楽?」
テレビ「95点!」
まお「ふふふ」ドヤァ
萌子「ちょっと…」
カレン「…」ピッ
テレビ「~♪」
萌子「カレンちゃん!?…今度は邦楽?」
テレビ「90点」
まお「ふふふ」ドヤァ
カレン「グギギ」グヌヌ
萌子「」
萌子「そういえばまだ綾ちゃん歌ってないね」
綾「ギクゥ」
萌子「…もしかして歌が苦手?」
綾「…」コクコク
萌子「それじゃあ一緒に歌おうよ。大丈夫だよわたしがリードするから」
綾「でも…わたしなんかと歌ったら点数が…」
萌子「点数なんか気にしなくていいんだよカラオケは楽しく歌った人が一番だよ」
綾「…わたし、歌うわ」
萌子「うん」ニコッ
萌子「じゃあ曲入れてくるね」
カレン「次こそは…次こそは…」←目的を忘れてる
まお「洋楽でも負けないっす…負けないっす…」
ガシャン
二人「!!!??」ビクッ
萌子「綾ちゃんと歌いたいんだけど曲入れていいよね?二人とも十分歌ったよね?」ゴゴゴ
二人「は…はい」
綾(つ…強い…)
萌子「ほら綾ちゃん」つマイク
綾「あ…ありがとう/////」
テレビ「~♪」
萌子「~♪」
綾「~♪/////」
カレン「アヤヤ楽しそうデス」(そういえばアヤヤに歌わせる目的できたんでシタ)
まお「なんかこういうのもいいっすね楽しく歌ってる感じ」
陽子(…わたしも楽しく歌いたかった)ズーン
話の半分まで行ったがなかなか次が思いつかないなー
今日の夜あたりに疲れてなければ更新します
文化祭当日
陽子「おおー人がいっぱいいるしで店がたくさんあるなー」
カレン「なにから食べましょうカ」
陽子「まずはたこ焼きだろ!」
綾「もう二人共ったら食べることばっかり…」
アリス「シノォ…」
綾「アリス?どうしたの」
シノ「実はアリスがモデルをするので食事制限を…」
綾「そこまでしていたの!?」
綾「わたしはそんなこと…」
カレン「アヤヤは今のままで十分だから必要なかったデス」
綾「/////もう、カレンったら…」
陽子(照れてる)
アリス「シノォ…出店…たこ焼き…わたあめ…」
シノ「アリス…今日まで頑張ってきましたし好きなもの食べていいですよ」
アリス「シノォ」パァ
アリス「シノ!さっそくたこ焼き買ってきたよ!」ニコニコ
シノ「まあ」フフフ
綾「いい笑顔!」
陽子「そういえば綾もでるんだよな」
カレン「わたしがプロデュースしたのデス」
シノ「それでは今日はライバルですね」
カレン「アリスとシノには負けないデス!それとワカバにも!」
陽子(さりげなく柴さんをライバル視してない…)
アリス「シノちょっとお手洗いに行ってくるからたこ焼きもっていて…」
シノ「あ、わかりました」スッ
陽子「そういえばわかばたちとはいつ合流する?」
カレン「出店を回りながら合流するデス」
綾「連絡はとっているの?」
カレン「マオとメールしてるデス…あ!焼きそば発見デース!一番乗りデス」ダダダ
陽子「負けるかー!」ダダダ
綾「ま…まってよ」タッタッタ
シノ「フフフ」スタスタ
カレン「イカの丸焼きも美味しいデス」モグモグ
綾「ちょっとカレン食べ過ぎよ」
陽子「まあまあいいじゃないか」モグモグ
綾「もう、陽子まで!」
シノ「カレンたこ焼きもありますよ」スッ
カレン「ありがとうデス!それではこのきゅうりの塩漬けをあげマス」
シノ「まあ、ありがとうございます」
陽子「なんでそんなのまであるんだ」
綾「そこの人は何を思ってそれをだそうと思ったのかしら」
カレン「!あそこに牛刺しが」
陽子「まて早まるな!ナマモノは流石にまずいって」
カレン「ヘイタイショー!牛刺しひとつ!」
真柴「牛刺しひとつ!」
二人「…ん?」
まお「おおみなさんお揃いで」
萌子「あれ、待ち合わせは別のところじゃなかったっけ?」
カレン「どうやらワタシたちはひかれあう運命のようですね」フフフ
真柴「どうやらそうらしいな」フフフ
陽子「そんなに食べ物抱えて言っても格好つかないぞ」
二人「…」タベモノー
綾「…陽子も言えないけどね」
わかば「みなさんごきげんよう」
シノ「あ、わかばちゃん!」
わかば「シノちゃん!」
ガシッガシッ
シャキーン!
陽子「なんだそのポーズ!」
シノ「わかばちゃんが新しく金髪同盟に入ってくれたので決めポーズを」
萌子「どうりで最近外人さんの写真集ばっかり読んでいたんだね」
シノ「ちなみに穂乃花ちゃんも加わると完全三位一体アルティメットフォームです」
陽子「なんだそれ!?」
綾(シノはもうわかばとあんなに…うらやましいな)
真柴「…ところでアリスは?」キョロキョロ
四人「!?」
綾「あ…あれ…いつの間に?」
カレン「あ…アリス?」
陽子「ずっといると思ってたぞ…」
萌子「いつからいなかったの?」
陽子「しのなにか知らないか?」
シノ「たしかお手洗いに行くとか…」
綾「どこでのこと?」
シノ「たこ焼きをかったとこだったはずです」
陽子「結構前!」
萌子(忘れてたのかな)
綾(どうりで何も買ってないはずのしのがたこ焼き持っていたのね)
カレン「というわけで緊急アリス捜索隊を結成するデス」
カレン「バンゴー!」
シノ「1!」
わかば「2!」
まお「3!」
綾「…4」
わかば「6!」
カレン「7!」
真柴「8!」
萌子「9」
陽子「…」
シノ「10!」
カレン「うむちゃんと全員揃ってるデスネ」
陽子「いや多いだろ!10人もここにいねーよ!」
萌子「じゃ…じゃあいつの間にかいないはずの人がまざってる…?」ガタガタ
綾「ヒッ」ビクッ
陽子「いやないから無駄に不安煽るのやめようか」
カレン「ここは二人一組で別れて行動するデス」
陽子「どうやって分ける?」
真柴「ここはくじ引きか」
カレン「いえここはワタクシタチは通い慣れてない白詰高校…更なる迷子を生むので別々のトコの人になるようワケマス」
*説明のタイミングが見つからなかったが文化祭会場はわかばたちの学校で行われています。
シノ「なるほど!例えば私、カレン、アリスのような感じですねわかりました!」
萌子「いやわかってないよ!?…っていうかアリスちゃん探すのになんでアリスちゃん混ざってるの!?」
真柴「金髪に囲まれる欲望ダダ漏れだな」
わかば「わかりましたわ!わたくし、しのちゃん、陽子ちゃん、綾ちゃん、カレンちゃん、アリスちゃん、柴さん、まおちゃん、萌ちゃんで回るのですね」
真柴「ここにもわかってない奴が一人」
まお「またしれっとアリスちゃんが混ざってるし」
萌子「わかばちゃんはみんなで回りたいんだね」
綾「それにしてもカレン妙に冴えてるわね」
カレン「ギクッ」
綾「なにか隠してる?」ジーッ
カレン「ナ…ナニモナイデスヨー」タラタラ
萌子「そ…それよりもアリスちゃんを探さなきゃ!早く組み分けしようよ!」
まお「そうだね。実はもう決まってたりするっすか?」
カレン「く…組み分けはワタシが独断と偏見で今キメマシタ!」
綾「あ…うん」
シノ、わかば「わー」キャッキャッ
カレン(なんとかバレズニ済みました…モエ、マオniceデス)フーッ
回想
まお「綾ちゃんをまおたちと仲良しにする?」
まお「というかもう友達なんじゃ…」
カレン「うーむそうはいってもアヤヤはまだワカバ以外の人とは一歩引いた感じなのデス」
萌子「言われてみたらそうかも…」
まお「そう言われると友達だと思ってたのが実はまおたちだけみたいでかなしいっすね」
カレン「そんなことないデスアヤヤはマオ達と仲良くしたがっていマシタ」
カレン「しかしなかなか素直になれずにいることをもどかしく思っていて…」
カレン「アヤヤは大切なトモダチデス…そのトモダチが悩んでいるのなら助けてあげるのがトモダチデス」
まお「なるほどっすね…でもそれならまおたちより付き合いの長い陽子ちゃんとかに相談したほうがいいような」
カレン「アヤヤはヨーコには頼らずに解決するといっていマシタそれならばヨーコ以外の人に相談するのデス」
萌子「それで私たちに相談しているんだね」
まお(陽子ちゃん以外ならいいとかそういう問題じゃないような気がするけど面倒だから黙っとくっす)
まお「でもどうやるっすか」
カレン「最初はコンテストに参加させれば度胸もついていいと思ったのデスガそれだけではダメのような気がしまして…」
カレン「というかブッチャケコンテストは半分ノリで参加させたのであまり意味はないデス」
萌子「ぶっちゃけすぎだよ!」
カレン「そこでアヤヤをマオかモエと一対一にして文化祭を回らせるデス」
まお「タイマンっすか燃えるっすね!」
萌子「わたしかまおちゃんってことはまだ決めてないんだね」
カレン「誰にするかはおいおい決めるデス」
まお「ところでどうやって一対一に持っていくんすか」
カレン「フッフッフッフーそれは作戦がアルデス!」
萌子(それがこの作戦なんだよね…)アリスチャンカワイソウニ
カレン「それでは組み分けを発表するデス!」
シノ・ワカバ組
シノ「おお!」
わかば「わぁ」
綾(わかばとがよかったな…)シャベリヤスイシ
まお「チーム名は何にするっすか」
真柴「そんなのいるのかよ」
まお「なにをいうんすか!名前は大事っすよ!」
真柴「お…おう」
シノ「それでどんな名前をつけてもらえるのでしょう」キラキラ
わかば「ワクワク」
カレン「ふむ…シノとワカバの特徴からとって…」
まお「高級こけしっすね!」
シノ・ワカバ「…」
シノ・ワカバ組 チーム名:高級こけし
シノ・ワカバ「…」
カレン「次行ってミマショー!」
ヨーコ・シバットバット3世組
陽子「シバットバット3世とか…」フム
真柴「いや誰だよ!いい加減変なあだ名付けるのやめろよ!」
カレン「それではナオミと呼ぶデス」
真柴「それもおかしいだろ!というかお前僕の下の名前ナオミと思ってただろ!」
カレン「ボクっ娘だったのデスネ」ヘェー
真柴「今関係ないだろ!」
まお「まあまあナオミちゃん落ち着いて」
真柴「誰がナオミだ!…まあ変なあだ名よりはましかな」
カレン「まったくナオンドゥルスには困ったものデスネ」ハァ
真柴「テメェ!」
陽子(…向こうは突っ込みプラスいじられまでされるんだな)ヒエー
陽子「ところでチーム名は?」ワクワク
綾「なにワクワクしてるのよ」
陽子「いやーこういうのたのしいじゃん」
陽子「わたしたちの特徴から…」
まお「おっぱい」
真柴「/////な」
カレン「おっぱい」
陽子「いや…ちょ」
萌子「おっぱい」
真柴・陽子「…はい」
ヨーコ・ナオミ組 チーム名:おっぱい
カレン「次はこっちデース」
アヤヤ・モエ組
萌子(うん…頑張らなきゃ)
綾(萌子とはこの前デュエットを歌ったけど…緊張する)ドキドキ
まお「チーム名は…」
萌子(まあ私たちだし普通の名前だよね)
カレン「メルヘンツインテールデス!」
萌子・綾「」
真柴「二人の特徴が上手くはいってるな」
陽子「どっちもツインテールだし」
まお「どっちもメルヘンチックだし」
萌子「いや…この名前は…」
カレン「お気に召さないデスカ?貧乳を加えるか悩んだいたのデスガ…それでは」
カレン「メルヘン貧乳にシマスカ」
萌子「なんでそっち残しちゃうの!?」
綾「」
萌子「…もう最初のやつでいいです」
アヤヤ・モエ組 チーム名:メルヘンツインテール
カレン「最後はワタシ達デス!」
カレン・マオ組
まお「んーチーム名は…」
真柴(よし…ここで思いっきり変な名前を…)
萌子(お見舞いしてあげるよ!)
陽子「金髪のカレンとギャルっぽいまおで金髪ギャルって名前はどうだ!」
カレン「オオーなかなかイイデスネ」
まお「悪くないっすね」
カレン・マオ組 チーム名:金髪ギャル
真柴「ちょ何してんだよ!」
萌子「なんで普通の言っちゃうの!」
陽子「え?ご…ごめん」
シノ「…金髪?」ピク
わかば「…ギャル?」ピク
シノ「あの…よろしければそちらのチームに」
わかば「わたくしも…」
真柴「名前に釣られてさっそく高級こけしが解散しそうなんだが」
その頃のアリスは
アリス(もうカレンったら…いくらアヤのためとは言っても私を迷子にさせるなんて…シノと回りたかったのに)
アリス(それに私のほうがおねえちゃんなのに…)
アリス(まあいっか…)
アリス「たしか作戦だとアヤとのペアに合わないように他のペアと合流すればいいんだよね」
アリス「それじゃシノと合流しようかな」フフフ
アリス「…」
アリス「あれ?」
アリス(そういえば私携帯持ってないからほかの人と連絡とれない…)シノモモッテナイシ
アリス(それにここ…どこ?)
ほんとに迷子になっていました
一番上の日付が六月だった
そんなことよりきんモザの例の映画のPV第一弾が公開されていたな
これは期待できる!
希望を言うならモブでもいいから若葉たちが出ればいいなと
アニメの制作会社違ってたから難しそうだけど
~余りにも長くて中だるみしそうなんで本編と関係ないおまけ~
真柴「カレンの家遊びに行くのはじめてだなー」
萌子「ほんとだね」
アリス「カレンの家はすごいんだよ!」フフン
陽子「なんでアリスが威張ってるんだ…」
まお「まお手土産にお菓子持ってきたっす!」ポテチー
真柴「実はわたしもなんだよね」ナントカターン
わかば「わ…わたくし何も持ってきていませんわ…」
萌子「わ…わたしも…」
シノ「別になくてもいいと思うのですが…」
萌子「わかばちゃん今からコンビニに買いに行こう!」ダッ
わかば「わ…わかりましたわ!」ダッ
真柴「フッ…二人ともまだまだのようだな」
まお「気遣い力はまおたちの方が上っすね」フフフ
陽子「そんなお菓子くらいで」
アリス「ついたよ!ここがカレンの家だよ」ドヤァ
まお「へぇー結構大きいとこっすね」
真柴「んでカレンのとこは何階だ?」
シノ「ここ全部がカレンのおウチですよ」
真柴「…へ?」
まお「…へ?」
二人「!!??」
陽子「まあそうなるよな」
萌子「みんなー遅れてごめんねーお菓子買ってきたよー!」タッタッ
わかば「黒い稲妻ですわ!」タッタッ
真柴「ば…バカお前ら!そ…そんな庶民過ぎるものが手土産になる訳無いだろ!」アタフタ
まお「すぐに別のに取り替えるっす!」アタフタ
わかば・萌子「えええええええ!?」
綾(わかばの家も負けず劣らずのお金持ちじゃなかったかしら)
*アヤヤは喋ってないだけで最初からいたんだよ!
長引きすぎてどこまでいったかわからんくなってきたな
気力があれば明日更新します
チーム高級こけし
シノ「わ…わかばちゃん!早くアリスを見つけ出しましょう!」アタフタ
シノ「きっと今頃泣いているに違いありません!」
わかば「で…でもどこから探したら良いのでしょうか」
わかば「と…とりあえず大声でお名前を呼んでみましょう!」
シノ「そうですね、では…アリスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
わかば「アリスちゃああああああああああああああああああんんんんんんんんんんん!」
シノ「アリスウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!」
わかば「アリスちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああんんんんんんんんんんんん!」
アリスウウウウウウウウウウ
アリスチャアアンンンンンン
陽子「なんかシノたちが大変なことになってる気がする!」
真柴「ほっとけよ」
穂乃花「忍ちゃんどうしたの!?」
シノ「あ、穂乃花ちゃん!アリスを…アリスを見ませんでしたか!?アリスが…アリスが行方不明になってしまったのです!」アタフタ
穂乃花「忍ちゃん落ち着いて」
わかば「穂乃花ちゃんごきげんよう」
穂乃花「わかばちゃんごきげんよー」
穂乃花「アリスちゃんが行方不明になっちゃったの?」
わかば「そうなんですわ…」
穂乃花「忍ちゃんはこんなに慌ててるけどわかばちゃんは落ち着いてるね」
わかば「はい、わたくしまで動揺してしまっては自体を更に悪くしてしまうと…」
穂乃花「わかばちゃん…」
穂乃花(でもわかばちゃん冷や汗すごいし手足が子鹿のように震えてるよ…)
わかば「…」ダラダラブルブル
穂乃花「ちょうど今休憩中だしわたしも一緒にさがすよ!」
シノ「ほ…ホントですか!?」
穂乃花「うん」
わかば「あ…ありがとうございます!」
シノ「それでは早く探しに行きましょう!」アセアセ
穂乃花「まって探す前に一旦落ち着こう。でなきゃ見つけられないよ」
シノ「でも…アリスがいないのに落ち着いてなんて…」
穂乃花「忍ちゃんこれを見て!」サッ
シノ「そ…それは」
わかば「きん…ぱつ…」
穂乃花「やっとのおもいで手に入れた人毛100%の金髪ウィッグだよ」
穂乃花「これで金髪パワーを」
シノ「は…はい!」スースーハーハー
わかば「…」チラッチラッ
穂乃花「わかばちゃんもどうぞ」ニコッ
わかば「あ、ありがとうございます!」パァ
わかば「では遠慮なく…」スースーハーハー
穂乃花「…」
穂乃花(どうしよう二人を見てるとなんだか私も…)
穂乃花(うん我慢はいけないよね…私も!)
穂乃花「…」スースーハーハー
観衆(な…なんだあれは)
穂
金
忍 若
アリス(声が聞こえたから行ってみたけどなんかすごく近寄りたくない…)
チームおっぱい
真柴「このチーム名なんとかなんねえかな」
陽子「まあ仕方ないよ」ハハハ
真柴「それよりアリスがいなくなったのにそんな理由があったとはな」
陽子「うん。綾には内緒な」
真柴「それならアリスは適当に誰かと合流するだろうし探さなくていいか」
陽子「じゃあ綾たちにあわないように二人でまわっとくか」
真柴「そうだな」
陽子「んでどこから行くか」
真柴「うーん…お!あれにしよう」
アーケードゲーム台
売り子「あのゲームが一回十円だよ!」
陽子「文化祭になぜゲーセンのゲーム台が…」
真柴「深く考えるなよ」
真柴(カレンには惨敗、シノには音ゲーとかで惨敗最近負け越しだからここらで…)
陽子「すみませーんこれ一回プレイいいですかー?」
売り子「毎度ありー」
結果
陽子「うひゃーまけたー柴さん強いなー」
真柴「フフこれは得意分野だからな」
陽子「私ゲームなんか妹たちとしかやらないんだよねー」
真柴「ハハハ…」
真柴(虚しい…)
真柴(よしここは別のもので…)
陽子「次はどこにしようか」
真柴「!あれはどうだ」
陽子「PK…対決…?」
真柴「どうやらPKの対決ができるやつらしいな」
陽子「なんでそんなものが…変なもの多すぎだろ」
真柴「あれにしようぜ」
真柴「ところでサッカーは得意か?」
陽子「んーそれなりに」
真柴(ホッ…それなら元サッカー部のわたしと対等に戦えるな)フフフ
陽子「んじゃそっちからでいいよー」
真柴「フフフ余裕だな」
真柴「その余裕が命取りだぜ…この私の弾が受け止められるかな」
真柴「オラッ!」シュバッ
陽子「よっと」バシッ
真柴「あ…」
陽子「なかなかいい弾だな…じゃあ次私だな」
真柴(あっさり…止められた…?)
陽子「よーし準備はいいかーいくぞー」
真柴「お…おう!」
真柴(まずい…止めなければ負けてしまう…)
陽子「それ!」シュバッ
真柴(は…はやい!でも…負けるわけにはいかない!)
真柴「うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
陽子「いっけえええええええええええええええええ!!!!」
ドゴォ!!!
真柴「ぐああああああああああああああああああああああああ!!!!」メキメキ
陽子「柴さああああああああああああああああああああああああああああああんんんん!!!」
チーム金髪ギャル
カレン「アリスは大丈夫ですしここは二人でマワリマショー」
まお「そうっすね!どこにいくっすか」
カレン「まずは腹ごしらえデス」モグモグ
まお「うお!いつの間に…」
カレン「あそこに売ってるデス」モグモグ
久世橋「コラ九条さん!食べ歩きしない!」
カレン「わっ!…クゼハシセンセー!?」
まお「担任の先生っすか?」
カレン「そうデスヨ。担任のクゼハシセンセーデス」ササッ
久世橋「九条さんのお友達?」
まお「そうっす白詰高校一年黒川真魚っす!」ビシッ
久世橋「よ…よろしく…ね」グギギ
久世橋「ニコッ」ギロリ
まお(笑顔で睨まれた…)ブルブル
カレン「クゼハシセンセーは一人で何シテルデス?」
久世橋「烏丸先生と見回りをしていたのですがはぐれてしまって…」
カレン「それならワタシたちも一緒に探すデス」
久世橋「そんな…わたしは…」
カレン「マオもいいですヨネ?」
まお「まおはどっちでもいいっすよ」ニコッ
久世橋「ありがとう…それでは…」
カレン「お!あっちによさげの出店が!」ダダダ
久世橋「っ!九条さああああああああんん!」
まお「ハハハ…」
カレン「コスプレ…写真館?」
まお「演劇部たちの衣装らしいっすね」
久世橋(結局流されるままに来てしまった…)
カレン「ドウデスカ!」シャラララン☆
まお「おお!かわいいっすよ」
久世橋(…かわいい)
まお「まおも負けてらんないっすよ!」シャララララン☆
カレン「マオも似合うデス!」
久世橋(…こっちもかわいい)
カレン「次はクゼハシセンセーも着るデス」
久世橋「え…わたしはちょっと…」
まお「まあまあ着てみるっすよ」
久世橋「流石にわたしの歳では無理が…」
烏丸「え!?」セーラーフク
久世橋「」
どうでもいいかもしれないがちょっとこのSSの設定の変更
わかば組→1年生
きんモザ組→2年生
をわかば組を2年生にして両組を同学年に改変します。
後の展開がやりにくいので
そもそもなんで一つ違いの設定にしたのかも私もわからないです
多分誰も覚えてないし気づかないかもしれないが一応書いておきます
覚えてないし気づかなければスルーで
チームメルヘンツインテール
萌子「…」
綾「…」
萌子・綾「「…あ」」
萌子・綾「「どうぞどうぞ」」
萌子「…うん」
綾「…はい」
萌子・綾(気まずい…)ズーン
萌子(綾ちゃんが打ち解けやすいようにわざわざカレンちゃんに一対一にしてくれたけど)
萌子(綾ちゃんがこんなにガチガチに緊張してるとこっちまで緊張しちゃうよ…)
綾(この間のカラオケの時は少しなれたかなと思ったのに…)
綾(一対一は流石にまだ…)
萌子(…でもここは私から行かなきゃ…綾ちゃんとも仲良くなりたいし)
萌子「あ…綾ちゃん…」
綾「!…なに?」
萌子「単刀直入に聞くけど私たちにまだ慣れていない…?」
綾「ギクッ!」
綾「あ…あの別にあなたたちが苦手とかそういうのじゃなくて…」アセアセ
綾「…ただ私すごい人見知りで」
綾「自分から友達になりにいくっていうのができなくて…」
萌子「でもしのちゃんや陽子ちゃんたちとは…」
綾「陽子たちはわたしが中学の時転校してきた時向こうから声をかけてくれて…」
綾「アリスやカレンだってもしも陽子やしのと友達じゃなかったら…」
綾「うぅ…」グス
綾「わたし…このまま大学に行ったら友達ができずに昼食をトイレで食べるようになるんだわ!」
萌子(そんな…)
綾「だから陽子に頼らずになんとかしようと思って頑張っても…なんだかんだカレンに頼っちゃってるし」
綾「わたしは誰かに頼らなきゃ生きていけないのかな…」ボロボロ
萌子(…)
萌子「綾ちゃん誰にも頼らずに生きていける人なんていないよ?」
綾「でも…」
萌子「それに友達になったきっかけってそんなに大事なのかな」
綾「…」
萌子「仮に綾ちゃんが今みんなと友達になれたのが陽子ちゃんやしのちゃんがきっかけだったとしても」
萌子「ここまで仲良くなれたのは綾ちゃんがみんなと仲良くしようって歩み寄ったからだよ」
綾「萌子…」
萌子「…私たちが友達になれたきっかけなんてたまたま席が近かっただけだよ」
萌子「でも仲良くなれたのは放課後一緒にアイス食べに行ったり、休みの日に待ち合わせして遊ぶ約束したり」
萌子「夏休みにみんなでプールにいったり…わかばちゃんをお祭りに連れて行くためにおウチに押し掛けたり」
萌子「わたしの逆上がりの練習に遅くまで付き合ってくれたり、年を一緒に越したり」
萌子「わかばちゃんが学校に来なかったらみんなで学校抜け出してお見舞いに行って」
萌子「…転校するかもって聞いたらみんなで説得しにいったり」
萌子「そんなことがあったからきっと今のわたしたちがあるんだよ」
綾「…」
萌子「一人で立ち上がるのが難しいのならそれをたすけて立ち上がらせてくれるのが友達なんじゃないかな」
萌子「そこから歩いていく力を綾ちゃんは持っているから大丈夫だよ」
綾「…うん」ボロボロ
萌子「大学だって…しのちゃんは勉強ができないらしいし、陽子ちゃんは見た感じ勉強できなさそうだから同じ大学に行けないかもしれないから」バッサリ
綾(最もだけどひどい)
萌子「わたしじゃ物足りないかもしれないけど綾ちゃんの行く学校のレベルまで頑張って、一緒の大学に行くよ!」
萌子「綾ちゃんを便所飯なんて寂しい経験はさせないよ!」キリッ
綾「…フフ」ニコッ
萌子「フフフ」ニコッ
綾「ありがとう…萌子」
萌子「うん!」
陽子「いい話だな」グス モグモグ
カレン「アヤヤー」グス モグモグ
真柴「お前らで台無しだけどな」ボロッボロ
まお「柴さんなんでメガネ粉々なんすか」
真柴「いやーいいものみさせてもらったぜ」パチパチ
陽子「うんうん」モグモグ
カレン「ウンウン」モグモグ
二人「!?//////」
綾「い…いつからみていたのよ!?////」
まお「二人が笑い合ってるとこからっすね」
萌子「ほぼ見てない!」
萌子「というか柴さんなんでメガネがボロボロなの?」
真柴「聞くな…」
カレン「アヤヤ!やりましたね!」
陽子「よくやったな」ナデナデ
綾「あ…頭を撫でないでよ!それに陽子は何も知らないじゃない/////」
陽子「まあみてないし何も知らないけど綾がなにか悩んでいたのは知っていたし」
陽子「今綾が笑ってるから解決したってことはわかるよ」ニコ
綾「…うん/////」
萌子「…」ニコニコ
カレン「モエアリガトデス!」
萌子「ううん私も仲良くなれて良かったよ」
真柴「ところでわかばやしのはどこにいるんだ」
まお「どっちも携帯持ってないからわかんないっすね」
カレン「それなら心配ゴムヨーデス!ホノカのとこにいるらしいから今ここに来るようにつたてもらったデス」
カレン「アリスも一緒デス」
シノ「みなさーん」テクテク
わかば「おまたせいたしましたわ」テクテク
アリス「シノォ…ワカバ…手をつながなくたって大丈夫だよ////…恥ずかしいよ」
シノ「ダメです!アリスは勝手にどこかに行ってまた迷子になってしまいます」
わかば「ですわ」ニコニコ
一同(つかまった宇宙人?)
若金忍
美少女コンテスト会場
シノ「いよいよ本番ですね」
陽子「いやー楽しみだなー」モグモグ
萌子「いつまで食べてるの」
カレン「優勝はウチのアヤヤデス!」
シノ「いえいえここはアリスが…」
わかば「優勝するのは柴さんですわ」キリッ
まお「柴さんはないっすよ」ハハハ
真柴「誰がないって」
まお「げっいや…柴さん…そういう意味じゃな…」
真柴「…」オメカシー
まお「うおっ!?」
陽子「し…柴さんが」
シノ「キレイに…!?」
真柴「なんか引っかかる言い方だな」
まお「ほえ~柴さんホントキレイっすね」
真柴「そ…そうか/////」テレッ
萌子「衣装も結構凝ってるね」
わかば「はい!一流のデザイナーさんに特注で作っていただきましたわ」
萌子「あっ…」
陽子「金に物言わせたんだな…」ボソッ
シノ「さてお次はアリスのご登場です」
アリス「え、いつの間にコンテストみたいな出かたになったの!?」ヒラヒラ
まお「おおーアリスちゃんかわいいっす」
陽子「似合ってるなー」
萌子「アリスちゃんらしい感じだね」
カレン「というか…」
まお(幼稚園児っすね…)
陽子(幼稚園児だな…)
萌子(幼稚園児だね…)
カレン「幼稚園児みたいデス」
アリス「!?」
陽子「ちょ」
萌子「それにしてもこんな服初めて見たかも」
わかば「生地や作りもしっかりしていて…どこのブランドなのでしょうか?」
シノ「これはわたしが作ったんです」
若葉組「!?」
アリス「シノったらこれのためにずっと徹夜だったんだよ」
陽子「どうりで最近居眠りが多いわけだ」
わかば「この縫い目やデザイン性…既製品異常…いやハイブランドクラス…」
まお「シノちゃん…一体何ものっすか」
カレン「最後はアヤヤの登場デース!」
綾「え…ちょっとまって////」
寝ぼけて書いたから
誤字多いかも気づいてもスルーで
既製品異常→既製品以上
綾「…/////」ヨウセイサン
真柴「お」
まお「綾ちゃん大胆っすね」
アリス「ミニミニなワンピース…」
シノ「妖精さんみたいです」
わかば「よくお似合いですわ」
綾「あ…ありがとう//////」
陽子「仮装大会かよ…」
萌子「イロモノばっかりだよ」
まお「柴さんは柴さん自体がイロモノっすね」
真柴「おい」
勇「あれ?忍?」
シノ「あ!おねえちゃん!」
まお、萌子「い…勇さん!?」
真柴「…知ってるのか?」
まお「知ってるも何も超有名人っすよ!」
カレン「イサミは女子高生を中心に絶大な人気を誇るカリスマモデルデスヨ!」ドヤァ
アリス「そしてシノのおねえちゃんなんだよ」ドヤァ
真柴「なんでお前らが威張るんだよ…」
柚葉(わかば姉)「そちらにいますのは…若葉さん?」
わかば「…お姉様?」
乙葉(わかば母)「若葉…やっとあえましたわ」
萌子「わかばちゃんのおねえちゃんとお母さん?」
陽子「わかばのおねえちゃんとお母さん!?」
綾「わ…若いわね」
まお「どうしてしのちゃんのおねえちゃん…勇さんと」
柚葉「それにはわけが…」
回想
勇「えーっと美少女コンテストの会場は…」キョロキョロ
乙葉「あのー…少しお時間よろしいですか?」ソロー
勇「なんでしょうか?」
柚葉「私たち美少女コンテストの会場を探しておりまして…」
勇「それならあそこの方ですよ」ユビサシー
柚葉「わかりましたわ。ありがとうございます…お母様行きましょう」
乙葉「ええ…ありがとうございます」
勇(今時お母様って…)
柚葉、乙葉「…」テクテク
勇「そっちじゃないわよ?」
柚葉「あれ、そうなのですか?」
勇「あっちですよ」
柚葉「そうなのですね。わざわざありがとうございます」
乙葉、柚葉「…」テクテク
勇「…そっちでもないわよ?」
乙葉「あ…あれ?…えーっと」
勇「…わたしもそこに行く予定なので一緒に行きますか?」
乙葉「あの…えっと…ありがとうございます」
回想終わり
柚葉「それで今に至りますわ」
勇「まさか忍の友達のご家族とは思わなかったわ」
忍「それでおねえちゃんはどうしてここに…」
勇「忍たちが面白いものに出るって言うから見に来たのよ」
まお「高校の美少女コンテストにカリスマモデルが見学ってすごいっすね」
~舞台裏~
アリス「うぅ…緊張してきたよ」
シノ「アリスなら大丈夫ですよ」
わかば「わたくしもなんだか緊張してきましたわ」
綾「うう…」ガチガチ
カレン「みなさんダイジョウブデスヨ、あれを見れば…」
真柴「私はできる…私はかわいい、私はできる私はできる私はかわいい私はかわいい私は…」
アリス「なんか安心した」
綾「私も」
陽子「楽しみだな」
まお「そうっすね」
萌子「綾ちゃんが一番最初に出るようだね」
陽子「綾のことだから『なんで私が最初なのよ』って文句言ってそうだな」
まお「すごく緊張してそうっすね」
萌子「大丈夫だよきっと…」
まお「ところで勇さんはどこっすかね」
萌子「さっきまでいたのにね…いつの間にかわかばちゃんのお姉ちゃん達もいないし」
陽子「…後ろの長机の席って審査員のとこだよな…なんかいさ姉がいるように見えるんだけど」
まお「ほ…ほんとだ!」
萌子「しかもわかばちゃんのおねえちゃんも!?」
司会『それではまず審査員のご紹介からはじめます!』
司会『各校から先生一人ずつ』
白詰教員「ニコニコ」
久世橋「…」ピキピキ
萌子「ねえあの先生めっちゃ睨んでるんだけど…」
陽子「くっしーちゃんはあれが笑顔なんだよ」
まお「きっと不器用なだけっすよ」ハハハ
司会『そして特別審査員からモデル大宮勇さん!』キャー
観衆「「「「キャーイサミサーン」」」」
勇「よろしくね」
陽子「すごい歓声だな」
萌子「仕方ないよ」
司会『最後にご紹介するのは今回飛び入り審査員ご参加…』
司会『去年優勝したあの小橋若葉さんの実姉小橋柚葉さんです!』
柚葉「ニコニコ」フリフリ
陽子「いや飛び入り審査員ってなんだよ!」
まお「賄賂っすかね」
萌子「というか裏方とはいえ出場者の実姉が審査員の二分の一って…」
まお「八百長っすね」
陽子「いや…流石にいさ姉はそんなこと…」
司会『それでは一組目から入場です!』
柚葉(ちなみにお母様は参加できなかったようですわ)
綾「う…緊張するわ」
シノ「手のひらに三回金髪って書いて飲み込むといいですよ」
綾「画数多いよ!」
わかば「女子高生がいいですわ」
綾「増えてるわよ!」
真柴「それじゃBLってのは」
綾「余計落ち着かない!」
司会『それでは一組目から入場です!』
カレン「ほらアヤヤ出番デスヨ」
シノ「綾ちゃん頑張ってください」
アリス「アヤ頑張って」
わかば「綾ちゃん」
真柴「綾…行ってこい」
カレン「アヤヤにならデキマスヨ!」
綾「…いってくるわ」ニコッ
司会『以上をもちまして美少女達のパフォーマンスを終了いたします!審査に入りますので少々お待ちください』
陽子「いやーすごかったな」
まお「去年よりすごかったすよ」
萌子「みんな可愛かったね」
萌子「綾ちゃんも堂々としてたし」
陽子「歩き方が少し大げさっぽかったけどな」
まお「アリスちゃんは…うん」
陽子「紛れ込んだ小学生の学芸会…」
萌子「ハハハ…」
陽子「まあそれよりもな…」
まお「一人だけウォーキングがやたら上手い人いたっすね誰とは言わないっすけど」
萌子「一人だけ忍び込んだパリコレモデルだよ」
審査員達
柚葉「みなさんかわいかったですね」
勇「そうですね」
久世橋(カータレットさん可愛かったな)キュンキュン
柚葉「とりあえず若葉さんプロデュースの真柴さんは満点を…」
勇「ちょっと審査に私情をはさむのは良くないですよ」
柚葉「はあ…」
勇「仕事を受けた以上を身内だろうと平等に審査しなくてわいけないんですよ」
柚葉「…そうですね」
白詰教員(そういいながら勇さんは妹さんのところの感想にびっしりと書き込まれているわ…)
久世橋「…」ポケー
久世橋:アリスの感想(かわいい)
綾「」ポケー
シノ「あ…綾ちゃんが」
わかば「燃え尽きていますわ」
カレン「明日のアヤヤーデス!」
真柴「まあ無理もないか」
アリス「柴さんは普通だねマオからこういう時弱いって聞いていたのに」
真柴「まあ…な…」
わかば「柴さんは毎日わたくしのおウチでウォーキングに励んでいましたわ」
真柴「毎日が…パリコレだよ…」
アリス「あー…うん」
シノ「優勝は誰なのでしょうか」
アリス「もちろん私たちだよシノ!」
真柴「私たちだな」
わかば「ですわ」
綾「」ポケー
カレン「ワタシたちに決まってマース!」
カレン「フッ」ファサ キラキラ
シノ「!」
シノ「優勝はカレンです!」ギュッ
アリス「ちょシノ!?」
司会『えーそれでは審査の結果が出ました』
司会『今年のグランプリは――』
陽子「いやー学園祭もあっという間だったなー」
アリス「学園祭がおわったらテストだね」
陽子「あー聞こえない」
アリス「ちょっとヨーコ!?」
綾「陽子ったら…」
シノ「陽子ちゃんはなにも勉強しなかったようですね」
アリス「シノも勉強しているところ見ていなかったよ」
シノ「あー聞こえません」
カレン「大丈夫デースワタシなんか教科書すら開いてないデス!」
アリス「全然大丈夫じゃないよ!?」
綾「もう!こうなったらみんなで勉強会よ!来年から受験生なんだからね!」
カレン「OH!お菓子は500円までデスカ!」
綾「勉強会だって言ってるでしょ!」
綾「カレンには特別にみっちり勉強を教えてあげるわね」ゴゴゴゴ
カレン「ゴ…ゴカンベンを…」ガタガタ
陽子「ははは綾のは厳しいぞー」
シノ「私たちは高校受験でみっちりしごかれましたからね」
アリス「笑ってる場合じゃないよ二人には私が教えてあげるね」ゴゴゴゴ
二人「ヒッ」
シノ「なんかいつもの生活に戻った感じがしますね」
アリス「そうだねー」
陽子「終わったらまたわかばたちと遊びに行くかー」
綾「そういう話は終わってからにしなさいよ」
綾「…でも会いに行きましょう」ニコッ
陽子「綾…」
カレン「フフフ」ニコニコ
綾「そうと決まったら勉強会よ!」
三人「あー聞こえない」
綾「カレン…」
カレン「ナンデス?」
綾「ありがとう」
カレン「なんのことデス?ワタシはやりたい事をやったダケデスヨ」
綾「カレン…」
綾(少しだけ素直になれた気がするわ…ありがとうカレン)
まお「柴さんこの前の小テスト何点だったすか」
真柴「難しかったなーあれ」70
まお「フッ勝ったっす」72
真柴「二点だけじゃねーか!」
わかば「」ポカーン
真柴「わかばー!しっかりしろー!」
まお「柴さんこれを見るっす」
小橋若葉 23点
真柴「あーうん…」
まお「大丈夫っすよ人間テストの点数がすべてじゃないっすよ」
まお「わかばちゃんスタイルいいしかわいいし…」
わかば「…はい」ポカーン
真柴「萌子はどうだった?」
萌子「98点だったよ」
真柴「すげーな」
萌子「あと二点がおしかったよ」
まお「最近萌ちゃん勉強頑張ってるっすからね」
真柴「なんか目標でもあるのか」
萌子「行きたい大学が決まったからね」
まお「今のうちから決まってるってすごいっすね」
萌子(綾ちゃん…頑張るからね)
おわり
半年かかっててうける笑
わかばガールときんモザの公式クロスカモン
美少女コンテストの結果は書き忘れたんで想像にまかせるよ
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