春香「あははっ!」ブッ (191)

春香「あっ」

千早「…」

春香「ごめん…」

千早「…ええ」

春香「…」

千早「…」


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春香「…み、みんな遅いねー」

千早「そうね…」

春香「…」

千早「…」




千早「んっ」プゥ

春香「!」

千早「これでおあいこね」//

春香「千早ちゃん…!」


ガチャ

P「うぃーっす」


春香「千早ちゃん…」ブッ

千早「春香…」プゥ

P「」

P(アイドル2人が手を取り合い見つめあいながら屁をぶっ放している)

P(なんだこりゃ。夢でもみてんのか?)

P(もしかしてドッキリか?モニタリングされてんのかな)

春香「千早ちゃん」ブッ

千早「春香」プゥ

P「あのー。おはようございます」


春香「プロデューサーさん!おはようございます!」

千早「おはようございます」

P「おう…」

P「…」

春香千早「?」



P「そっそうだ!駅前のうまいドーナッツ買ってきたんだ!食うか?」

春香「わぁ!ありがとうございます!」

春香「食べよっ千早ちゃん!」ブッ

千早「えぇ」プゥ

P「待て待てマテーーイ!!!」


春香「?どうしたんですか?」モグモグ

P「おっお前ら!さっきからおかしいだろ!プップクプップク屁こきまくって!」

千早「人間ならおならをするのは当然だと思います」モグモグ

P「いや、そうだけど。いやそうじゃなくって!お前らアイドルだろ!?」

千早「アイドルの前に人間です」モグモグ

春香「ねー」モグモグ

P「そうだけど…そうだけどさぁ」



千早「」ゲップ

P「こらぁ!!」


千早「ごちそうさまでしたプロデューサー」

春香「ごちそうさまでした!」ブッ

春香「あっ」

千早「もう、春香ったら」プゥ

春香「えへへ」



P「事務所の中だからって…」

P「くさっ!」

P「くせえよ!2人してなんなんだよもう!」


ガチャ

貴音「おはようございます」

P「貴音!いい所に来てくれた!」

貴音「?」



千早「春香、食べカスがついてるわ」プゥ

春香「えーとってとってー」ブッブッ



P「なっ!2人しておかしいんだよ」

貴音「…」



貴音「ふんぬ」ボム


P「はっ?はあっ!?」

貴音「あなた様」ズイ

P「くっさ!」

貴音「放屁するという行為は、人として生を受けたからには、当然の生理現象でございます」

貴音「ましてや人気絶頂期のあいどるである春香と千早…」

貴音「日頃の激務による積もりに積もったすとれすや鬱憤も、他とは一線を画すでしょう」

貴音「その彼女たちの…うら若き乙女たちの放屁程度の失態」

貴音「一体誰が笑えるというのでしょうか!」ボム


P「笑ってねーよ!くせぇからやめろっつってんだよ!」


貴音「ところであなた様、わたくしの分のどーなっつは…」

P「え。あの机の上」

貴音「♪」トコトコ

P「誰だよアレ…」


貴音「♪」モグモグ

P「うまいか?貴音」

貴音「」ボム

P「屁で返事すんな」



美希「もー…うるさいのー」

P「なんだ美希いたのか」

美希「あふぅ…よく寝たの…って」

美希「くさっ!?」

美希「くさいの!なんなの!」

P「なっ!?くさいよなっ!?」

美希「ハニー!おならしたでしょ!」

P「俺じゃねえええええ!!!」


貴音「騒々しいですよ美希」モグモグ

美希「貴音!ハニーがおならした!」

貴音「なんと。それは真ですか」ボム

千早「レディの前でなにをしてるんですか」プゥ

春香「謝ってくださーい」ブッ

P「おまえらあああああ…」


美希「こんな所にいられるかなの!ミキ、もうお家帰る!」プスー

P「つっこまんぞ」


ガチャ

真「おはようございます!」

雪歩「おはようございます…あれ、美希ちゃんどこいくの?」

美希「こんな所にいられるかなの!ミキ、もうお家帰る!」スタスタ

P「何回いうねん」

美希「ハニーのカバッ!え〜ん」プスー


真「ケンカでもしたんですか?」

P「真の屁はくさそうだな」

春香「そうですね」

千早「おならには自信があったのですが…」

貴音「勝てる気が致しません」ボム

真「なんでボク来ていきなりdisられてるの」


雪歩「やめて下さいぃ!真ちゃんはおならなんかしません!」

真「いやするよおならくらい」

雪歩「」ガーン

P「とにかくもう禁止な。くさいから」

貴音「」ボム

P「屁で返事すんな」



真「おならで勝負?」

春香「そう!負けたらオヤツおごること!」

真「乗った!」


真「ふん!」ブボボ

春香「ヴァイ!」ブッ

千早「真の勝ちね」

真「やーりぃ!」

春香「くっ」

P「ルールがわからん」

雪歩「」パタッ


真美「兄ちゃん兄ちゃん!」

P「お、真美おはよう。向こうで俺と遊ぼうか。ここはくさくてかなわん」

真美「ゆきぴょんが倒れてるよ!」

P「真が屁こいたのがショックだったんだろ」

真美「なんだそんなことか」プチ

千早「相変わらず真美のおならはかわいいわね」

真美「早く千早おねーちゃんみたく立派なのしたいよー」

千早「ふふ。焦ってはだめよ?」プゥ

P「コレハユメダ…コレハユメダ…」ブツブツ


同時刻、竜宮小町たちは…


亜美「あ」

律子「どうしたの?亜美」

亜美「真美、今おならしたかも」

伊織「は?」

あずさ「双子ってそんなことまでわかるのね〜」

伊織「二郎三郎じゃないんだから」


亜美「えい」プチ

律子「こらぁ!車の中でおならすんな!」

あずさ「あら〜かわいいおなら」

伊織「なにやってんのよ…」

亜美「いや、亜美もやっとかなきゃって」

あずさ「それじゃあ私も〜」ボフッ

律子「!?」

伊織「しょうがないわね、ったく」ププ

亜美「いえーい!」プチ


律子「くっさ!くさっ!おええ!」

伊織「ちょ、ちょっと律子!前!前!」ププ


ドガシャーン


ガチャ

やよい「おはようございまーす!」

やよい「くさっ」

バタン



P「ほらみろぉ!やよい帰っちゃったじゃん!」

P「くせーんだよ!お前ら!」



千早「くさいくさいって…」プゥ

真「まったく!傷つくこと言ってくれますね」ブボボ

春香「ひどいですプロデューサーさん!」ブッ

貴音「真、嘆かわしい」ブリュ

真美「おならくらいフツーっしょー」プチ

雪歩「ウーンウーン...」



P「ちょっと待て」

P「今誰かもらしただろ」

春香「…」

千早「…し、四条さん?」







貴音「ん?何が?」プーン


真美「うわああああ!」

真美「お姫ちんがうんこもらしたー!」

春香「貴音さん…」

真「ま、マジで…」







貴音「ん?何が?」プーン


P「しらばっくれんな!」

P「ほら!早くトイレ行け!」

貴音「ん?何が?」プーン




千早「完全に動揺してるわね」

春香「すごい立ち方が変…」

真「口調もおかしなことになってるよ」

真美「お姫ちん…」ホロリ

大便「屁です」
耄碌した貴音の肛門「良し通れ!」


1時間後

P「貴音は落ちついたか?」

千早「いえ…」

真美「お尻ふきながら涙と鼻水とヨダレ垂れ流してたYO」

真「重症だね…」



春香「雪歩は復活しましたよー」

雪歩「お騒がせしました」

P「ごめん完全に放置してた」


春香「プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「悪ふざけが過ぎました…すいませんでした」

千早「おならしてるうちに楽しくなってしまって…すいませんでした」

真「ボクも、ごめんなさい」

真美「ごめんなさい兄ちゃん…」

雪歩「反省してますぅ」

P「なぜ雪歩が謝る」

雪歩「いや…ノリで」



P「いや、いいよもう」

P「それより貴音が心配だな」


バンッ

小鳥「プロデューサーさん!大変です!」

P「音無さん」

小鳥「さっきトイレで今日一番の大物をひり出そうとしたら…」

小鳥「便器の上にこんな書置が!」



さがさないでください

たかね



P「なぜに全部ひらがな」


真美「大変だよ!兄ちゃん!」

P「ぬぅ」

春香「かわいそう…貴音さん」

雪歩「好きな人の前で脱糞しちゃうなんて…」



P「えっ?」

千早「気づいてなかったんですか?」

小鳥「鈍感ですねぇ」


P「そんなこと言ったって…俺好きなの響だし」

春香「こいつ…」



千早「四条さんを立ち直らせることができるのは、プロデューサーしかいないんです!」

真美「兄ちゃん!」

雪歩「プロデューサー!」

小鳥「プロデューサーさん!」

春香「プロデューサーさんっ!」

真「プロテインさん!」




「「「・・・」」」

真「すいませんでした」


P「とにかく貴音を探してくる」

P「事務所に戻ってきたら知らせてくれ!」タッ

真美「あいさー!」

春香「お願いします!」




小鳥「あぁ。こんな時に伊織えもんがいたら」

真「お金の力で一発なのに」

雪歩(真ちゃんはそんなこといわない)

数時間後

P「はぁ…はぁ…」タッタッ

P「くそっ!もう夜になっちまったぞ!」

P「携帯にも出ないし、ていうか俺貴音の家も知らないし」

P「アイツが行きそうなとこは大体探したんだけどなぁ…」

P「あとは…ラーメン屋ぐらいか?」

P「くそっ!」タッ

同時刻、貴音さんは…


貴音「はぁ」トボトボ


貴音(幻滅されてしまったでしょうか)


貴音(あの方の気を引きたいが為に…散々阿呆のふりをして、挙げ句の果てに脱糞とは)


貴音(あいどるとして、高みを目指して来たつもりが…)


貴音(もうこのまま故郷に帰ってしまいましょうか)


貴音(…それがよいのかもしれません)

貴音「うぅ…」ジワ





P『貴音は月が好きなんだな』

貴音『えぇ』

貴音『今宵の月は、いつにもまして大きく…』

貴音『その…』

P『?』


貴音『月が、きれいでございますね』///


P『???』

P『おお、そうだな』

貴音『…あなた様はいけずです』プク

P『なぜ!?』






響『わーはっはっは!』

響『モンゴル相撲だー!!』ヌルヌル

亜美『うあうあー!ヌルヌルだー!』

真美『ヌルヌルすりゅううう!』

やよい『やめてくださいー!油がー!』

貴音『響!おやめなさ』ツルッ


ゴチン


貴音『』ピクピク

亜美『お姫ちーーん!』

真美『よくもお姫ちんをー!』

響『のび太がよけないのが悪いんだぞ』






美希『王さまだーれだっ!』

響『自分だぞ!』

春香『響ちゃんかぁ』

真『ドギツいの頼むよ!響!』

響『よーし…』



響『3番がマイケルのマネをする』



貴音『っ』ガタッ

千早『し、四条さん?』

伊織『まさか…』

貴音『…』プルプル

貴音『ぽう!』クイッ

響『あっはっはっはっは!!』


貴音『ああお!』クイッ

響『ひーひひひひひひwww』


美希『お、お腹いたいのっ』プルプル

真『キャラ崩壊ってレベルじゃないよこれ!』ゲラゲラ


千早『〜〜〜!!!』ジタバタ

春香『もうやめてぇ!千早ちゃんが窒息死しちゃう!!』


貴音『ぼくたちのねばあらんどさぁ…』

伊織『それは吹き替えでしょうがっ!』


千早『』シーン

春香『ちはやちゃああああん!!!』





貴音「あの楽しかった頃には、もう戻れないのですね…」ポロポロ



P「貴音っ!」

貴音「!」

P「見つけたぞ。さぁ765プロへ帰ろう」

貴音「来ないでください!」

P「貴音…?」

貴音「わたくしは…もうあなた様のお側にはいられません」

P「なにいってんだ!ほら帰るぞ!」グイ

貴音「っ!おやめ下さい!」

貴音「うぅ…」ポロポロ

P「貴音…」


P「なぁ…もういいだろ?みんな心配してるぞ」

P「また屋上で一緒に月でも見よう」


貴音「月…」

P「今日はくもってるから見えないけどさ」


貴音「…」

貴音「ぬばたまの…」

P「?」



ぬばたまの 夜渡る月の さやけくは

よく見てましを 君が姿を


貴音「…」グスッ


貴音「あなた様、わたくしはもう…」


貴音「皆と共に、とっぷあいどるへの道を歩んでいくことが…できません」グスッグスッ


貴音「あなたさまぁ…わたくしは、どうしたら…」ポロポロ



P「…」

瞬間俺は理解した。

貴音は今、ギリギリの所にいる。


かつてあんなに気高く、強く見えた彼女が

消え入りそうに小さくなって震えている。


彼女をここで見放してしまったら、きっとバラバラに壊れてしまうのだろう。


ここで貴音にかけるべき言葉はなんだ!?


「もう気にしてないよ」とか

「うんこなんて皆もらすよ」とか


そんな生ぬるい言葉では決してないはずだ。


考えろ!


ダゾダゾ...



ん?



ダゾダゾ...



なんだ?



ダゾダゾ...ダゾダゾ...

響『はいさーい!』

響『自分、我那覇響だぞー!!』ジャジヤーン


響!?

マイ・エンジェル・響じゃないか!!


響『プロデューサーぞが困ってるぞから助けに来たんだぞ!』


え…


響?『どうしたぞか?』

響?『プロデューサーぞの大好きぞな響ちゃんだぞ!もっと嬉しそうにするぞ!だぞだぞ!』



お、お前は響じゃない!

響はそんなにだぞだぞいわない!!



響?『ひ、ひどいぞ!自分プロデューサーぞのためにがんばって来たぞなのに!』


P「うるせ!帰れ帰れ!このニセモノが!」


貴音「あ、あなた様。先程からどなたと話されているのでしょうか…」ビクビク

P「はっ!?」



P「す、すまん。なんでもないんだ」ハハ

貴音「は、はぁ」

貴音「…」グス

P(どうしたもんか)




ニイチャン...ニイチャン...



ん?



ニイチャン...ニイチャン...



今度はなんだ!?


亜美『兄ちゃん!』ポワーン



亜美!



亜美『えへへ。兄ちゃんに会いたいから来ちゃった!』



…お前、本当に亜美か?



亜美『なっ!兄ちゃんひどいYO!』

亜美『亜美、兄ちゃんのこと、こんなにあいちてるのに…』ヨヨヨ



やっぱニセモンだわ、帰れ


亜美『あーもう!めんどくさ!時間ないから教えちゃうね!』

亜美『お姫ちんに言うべきこと!』



え?マジで?



亜美『あのね…』ゴニョゴニョ



はっ?はぁ!?

なんで俺がそんなこと…



亜美『とにかく!お姫ちんをこれ以上なかせたら許さないかんね!!』

亜美『じゃーね!ばいば〜い!』ピューン



あっおい!待てよっ!



亜美『…最後に会えて、嬉しかったよ兄ちゃん』


貴音「あなた様!あなた様!」ペシペシ

P「はっ!?」


貴音「よかった…いきなり白目になって倒れて、
どうしたのですか?」

P「...いや」


P「貴音、きいてくれ」

貴音「は、はい」




P「俺は」


P「俺はな」





P「スカトロマニアなんだ」

眠い

また明日続きかきます

あれは万葉集で一番好きなやつなんだ

ばれた

マジか

貴音「すか…?」


P「スカトロ」


貴音「すかとろ」


P「スカトロマニア」


貴音「すかとろまにあ」


P「Scatology」


貴音「すかとろじい」


貴音「どういう意味なのですか?」


P「俺はな、貴音」


P「女の人のうんこやおしっこが、大好きなんだ」


貴音「」

貴音「あ、あなた様」

貴音「仰っていることの意味が、よくわからないのですが…」

P「もっと簡単に言おうか」


P「お前今日俺の前でうんこもらしたよな」

貴音「!」ビク




P「正直めちゃくちゃ興奮した」

貴音「」


P「あの気高く、強く、誇り高い四条貴音が」


P「765プロの銀髪の王女が!!」


P「俺の目の前で脱糞している…」


P「おぉ…」ブルッ


P「ふふ、思い出しただけで達してしまいそうだよ」


貴音「」


貴音「そ、それは」

貴音「まこと、なのですか…?」



P「あぁ」


P「まこともまこと」


P「菊地真だ」



貴音「」ガタガタガタガタ


貴音「うっうそです!」

貴音「あなた様は本当はお優しい方」

貴音「わたくしの為に、そのようなお戯れを…!」


P「今日お前らが事務所で屁をプップクプップクこいてた時」

P「俺は一度も事務所から出ていないが?」


貴音「っ!」ハッ


P「おかしいよなぁ」


P「やよいや美希が逃げ出すほどの悪臭が充満した事務所の中で…」


P「どうして俺は平然としていられたと思う?」


貴音「あ…あ…」ガタガタ


P「もう一度言うぞ、貴音」



P「貴音のうんこ食べたい」



P「貴音ぇ!」ガシッ

貴音「ひい!?」



P「お前は今日、確かに俺の前で屁をこいた!」


P「それだけでは飽き足らず、うんこまでもらした!!」


P「これは変えようのない事実だ!!」


P「お前は自分のことを最低だと思って事務所から逃げ出したんだろうがな!!」


P「ほれ!目の前にいる俺を見ろ!!」


P「お前が思っている以上に!その何万倍も最低な人間が!!」


P「ここに、存在しているんだ!!」


P「貴音が屁をこくというのなら、それを胸一杯に吸い込んでみせよう」


P「貴音の小便だって、いろ○すスパークリングレモンのように飲み干してくれよう!」


P「貴音の大便!?」


P「言わずもがな!!」


P「保存用!布教用!テイスティング用!!」


P「三つに小分けしてお楽しみタイムのはじまりだああああ!!!」


P「だから貴音!落ち込むな!!」


P「そのままのお前でいいんだ!!」


P「俺はうんこをもらす貴音がいいんだ!!」


P「うんこお姫ちんが大好きなんだ!!」


貴音「」ガタガタガタガタ


P「俺は、上から下まで」


P「体外へと排出された老廃物まで」




P「貴音のことを、愛している!!」


貴音「ふっ!」ヒュン

P「おげぇ!!」キーン!


バタ


P「わ、わしの…たまたまが…」ピクピク


貴音「…っ」タッ

P「あー」


P「行っちまった…」


P「何やってんだろ俺」


P「いてて…」ズキズキ


P「帰ってりりかSOSのDVD見よ…」ヒョコヒョコ


翌日


P「あぁ」

P「気が重いなぁ」

P「事務所入りたくないなぁ」


千早「プロデューサー?」

P「おっ。おはよう千早」

千早「どうしたんですか。入り口で立ち止まったりして」

P「いやぁ。あはは。なんとなく」

千早「中に入りたいのですが」

P「ごめんごめん」


ガチャ

千早「おはようございます」

P「おざまーす…」



小鳥「あっ!プロデューサーさん!」

P「わぁ!」

P「すいませぇん!」

P「お、俺の力じゃ貴音を引き止めることはできませんでしたぁ!」

小鳥「えっ」

小鳥「貴音ちゃんならあそこに…」



真美「ちがうよーお姫ちん」

真美「もっとこう、キャワいくブイブイって!」

貴音「ぶいぶい…」

真美「ブイブイッ!」

貴音「ぶいぶい!」


アハハ フフ...



P「あるぇー」

小鳥「もうっ!一体どんな魔法を使ったんですか?」

小鳥「好きな人の前で脱糞して傷ついた乙女の心を癒すなんて!!」

P「いやぁ」ハハ

P(もう完全に嫌われただろうがな…)




真美「あっ兄ちゃん!」

貴音「!」

P「よ、よう」

真美「おはおは→!」

貴音「…」ペコリ

P「おはよう。二人とも」

貴音「」ササッ




P「あ…」

真美「あれ?仲直りしたんじゃないの?」

P「いや、そもそもケンカもしてないぞ」

真美「なんかビミョーな感じ?」

P「そんな感じ…」

P(どうしよう)


P「はぁ…」ドヨーン



響「プロデューサー元気ないなぁ」

春香「いやー響ちゃんいない間に色々あったんだよ」

響「そうなのか?」

千早「四条さんから避けられているみたいね」

響「なんだって!?」ガタ

千早「理由はあると思うのだけれど…」

真「アレだよねぇ」

春香「アレだねぇ」

千早「アレね…」



響「なっなんだ!?」

響「アレってなんだ!?」

響「プロデューサー!」

P「おお…響かぁ…」

P「どうしたぁ〜?」


響「どうしたもこうしたもないさー!」

響「貴音から避けられてるってホントか!?」

P「いやーははは…」

響「貴音とケンカしてるのか?」

P「ケンカじゃないよ…」

響「じゃあ何だ?みんな教えてくれないぞ…」



P「うーん」

響「…」

P「なんというか」

響「…」イライラ

P「その」

響「…」イライライラ

P「あー」

響「…」イライライライラ

P「えと」

響「うぎゃー!!イライラするー!!」ドーン

響「言うんなら早く言うさー!!」



P「ははは」

P「響はかわいいなぁ」

響「ごまかすなー!!」ガジガジ

P「あだだだだだだ!!」


ワーワーギャーギャー


貴音「…」

今日はここまで

続きは明日

美希「ハーニィ♪」ギュ

P「あつい」

美希「むーまだお仕事してるのー」

P「律子たちが入院してるからな」

P「その分がんばらにゃ」

美希「そうだね…ミキもがんばるの!」

美希「だからハニー分を補給しとくの!」ギュ

P「あつい」




貴音「…」

病院


亜美「」スヤスヤ

P「ノンキな顔で寝やがって」

P「お前の助言のせいで大変なんだぞ」

P「早く目をさませよな…」ナデナデ

P「またお前とスマブラやりたいよ」

亜美「」スヤスヤ




貴音「…」

P(うそのスカトロカミングアウトから数日がたった)

P(未だに貴音は口をほとんどきいてくれない)

P(つらい)

P(俺と貴音がよそよそしくなり)

P(他のアイドルに気をつかわせてしまっているのもつらい)

P(しにたい)

P(響なんて俺と貴音の仲を取り持とうと尽力してくれている)

P(天使や)

P(マイ・スウィート・ハート・響)

P(あぁ)

P(響のうんこ食べたい)

P(まぁでも)

P(俺は貴音が好きなんだろうな)

P(あの場では貴音を行かせまいと必死だったが)

P(冷静になって思い返してみれば)

P(口から出た貴音への想いは自分の本心ばかりだった)

P(うんこがどうこう以外は)



P(自分の好きな子に)

P(デマカセとはいえスカトロ宣言)

P(しにたい)




ガチャ

P「おじゃじゃーす…」

P(だれもいない。カギは開いてたのに)

P(ん?俺の机の上になにかメモが)



おくじょうにてまっております

たかね



P「だからなんで全部ひらがななんだよ」

貴音「…」

P「貴音」

貴音「!あなた様」


P「おはよう」

貴音「おはようございます」

P「…」

貴音「…」

P「きょっ今日はいい天気だな!」

P(どもった。しにたい)

貴音「そうでございましゅね」



P(かんだ…)

貴音「…」//


P「…はは」

P「やっと喋ってくれるようになったんだな」

貴音「あなた様」

貴音「今日までの数々の無礼…」

貴音「誠に申し訳ございませんでした」フカブカ

P「いいよもう…」

P「俺が悪かったんだ」

P「傷ついてる貴音に最低なこといって…嫌われて当然だよな」

貴音「嫌ってなどおりません!」

貴音「時が必要だったのです」

貴音「わたくしが、あなた様の前で、その」

貴音「致してしまったことと」//

P「…」

貴音「あなた様からの」

貴音「わたくしへの、あの告白」

貴音「我が身の内で整理するには…少々…」

P「そうか…」

貴音「それで、でございまして、ございましてですね」モジモジ

P(テンパってるな)

貴音「そのう」

貴音「あなた様のあの告白…」

貴音「わたくしも、お受け、したいと」

P「いや貴音、あれはだな…」



P「は?」

貴音「わたくしも」

貴音「あなた様をお慕い申し上げております」


P「」

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P「はっ!?」



春香「貴音さん!プロデューサーさん!」

春香「おめでとうございます!」

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千早「おめでとうございます」

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真「おめでとうございますっ!」

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雪歩「おめでとうございますぅ」

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やよい「おめでとうございまーす!」

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美希「おめでとうなのー!」

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亜美「おめでとさーん!」

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真美「おめっとさーん!」

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伊織「おめでとっ!」

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あずさ「おめでとうございます〜」

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律子「おめでとうございます!」

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小鳥「おめでとうございます♪」

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高木「おめでとう」

パチパチパチパチ

響「貴音!プロデューサー!」

響「おめでとうっ!!」




貴音「…」///

P「あ…あ」



P「ありがとう…ありがとう…」

そして数週間後


P「こんなもんか…」

P(今日は貴音が部屋にくる)

P(ここずっと忙しかったからな、二人きりになんてなれなかった…)

P(あわてて片付けたはいいが…)


P「ああああ!緊張するうううう!!!」

P「そしてエロいことを期待しちゃってるうううううう!!!!」

ピンポーン


P「きたぁ!!」


ガチャ

貴音「!」

P「いらっちゃっ!」

P(かんだ。しにたい)

貴音「…」

貴音「ふふ」

貴音「おはようございます、あなた様」ニッコリ



P(あああああああ!!!)

P(かわえええええええええ!!!!)

P(マイ・エンジェル・貴音)

P(ま、定例ライブのDVDを見るっていう名分はあるんだけどな)


貴音「…」ジー

P(貴音が俺の部屋でDVD見てる…)

P(夢じゃないよな)

貴音「…」ジー

P(すごい真剣な表情)

P(なんというか)

P(美しい)

貴音「…」ジー

P(ほんとにこれが俺の彼女なのか?)

貴音「…あなた様」

P「へっ」


貴音「そんなに見つめられると…その」

貴音「…うぅ」/////



P(ああああああああああ!!!!!)

P「す、すまんすまん」

P「貴音があんまりキレイだったからさ」キラーン

P(決まった…)


貴音「」ドキーン

貴音「っ!っ!」///// ペシペシペシ

P「あはは!いたいいたい!ごめんって!」


P(ふひ、ふひひひひひ!!!)

P(た、楽しい!!)

P(もうしんでもいい!!!)

P「おっ!もうこんな時間か」

P「貴音、腹へっただろ?」

P「メシ食いに行こうぜ」

貴音「あ、あの」

P「ん?」



貴音「本日はわたくし」

貴音「僭越ながらあなた様のために」









貴音「弁当を作ってまいりました」

P「ま、マジで?」

貴音「はい…」ゴソゴソ

P(し、信じられん!)

P(貴音の手料理が食べられるなんて!!)

貴音「あなた様のお口に合うかわかりませんが…」スッ

P「合う合う!!」

P「貴音のなら絶対おいしいもん!見なくてもわかるよ!!」

貴音「どうぞ」///

P「いやー幸せもんだなぁ!ぼかぁ!」


パカッ



貴音のうんこ「よう」

P「」

P「あの」

P「貴音さん?」

P「これはなに?」



貴音のうんこ「」プーン



貴音「どうぞ、お召し上がりください」///

貴音「あなた様♪」///

P「いやいやいやいやいやいやいや」

貴音「あなた様の御自宅に伺う五分前にひり出してまいりました」///

貴音「少々冷めてしまったかもしれませんが…」


貴音のうんこ「」ホカホカ


P「うん!まだ温かいや!」

P「無理無理無理無理無理無理無理無理」


貴音「あれからずっと考えてまいりました」

貴音「わたくしを窮地から救って下さったあなた様の為…」

貴音「あ、愛するあなた様の為…」///

貴音「わたくしは、何を差し上げる事ができるかを…」

P「」

貴音「そして決めたのです」

貴音「あなた様が望むもの全てを」

貴音「わたくしは全身全霊をもってひり出すという事を」コトッ


ジョボボボボボボ...


貴音のおしっこ「」プーン

眠いので寝ます

今日で終わると思う

同時刻、千早宅


ワイワイ

春香「千早ちゃーん!ソースとってー」

千早「はい」

響「んー!んまいぞ!」モグモグ

真「楽しいねっ!たこ焼きパーティ」

雪歩「うん♪」モグモグ

響「貴音も今頃プロデューサーとご飯食べてるかなぁ」

真「今日が初デートなんだって?」

響「そう言ってたぞ」

千早「…」

千早「我那覇さんは、その」

千早「よかったの?二人が付き合って」

響「んー」モグモグ

真「えっ!響もプロデューサーのこと好きだったの!?」

雪歩「わぁ…」

響「好きというかなんというか…」

響「にぃにと重ねてた時はあったかもなぁ」

春香「お兄ちゃんとして好きみたいな?」

響「んー」モグモグ

響「自分は貴音もプロデューサーも大好きだから」

響「二人が幸せならそれでいいさー」

春香「なんていい女なの!響ちゃん!」ヒシッ

響「自分完璧だからなー」モグモグ

真「恋愛で損するタイプだねぇ」

雪歩「ちょっと真ちゃん…」



千早「プロデューサーと四条さん」

千早「上手くいくといいのだけれど」

P宅


貴音のうんこ「」プーン

貴音のおしっこ「」プーン

貴音「 ♪ 」ニコニコ



P「」ガタガタガタガタガタ

P(どうする!?どうすんの!?)

P(どうすんの!?俺!?)

貴音「あの、あなた様…?」

P「ひゃい!?」ビク

貴音「何かお気に召しませんでしょうか…」

貴音「その、糞尿の調理法など存じ上げませんでしたので」

貴音「そのまま持って参りましたのですが…」

P「あー…」

P「あはは、いやぁ、まぁ」



貴音「…」

貴音「っ!」ハッ

貴音「わたくしとした事が…!」

貴音「申し訳ございません!失念しておりました!!」

貴音「少々お待ちを…」

P「え」



貴音「…」スッ




貴音「ふんぬ」ボム

もわわ〜ん

P(くっせえええええええ!!!!!)

P(しぬ!!しんじゃう!!!)

P(おかあちゃーん!!!)



貴音「さぁ、あなた様♪」ニコニコ


P「あ…あ」ガタガタガタガタ


P(どうする!?どうする!?)

P(マジで絶対絶命じゃん!!)

P(ま、まさかこんな事になるなんて…)

P(…今更うそでしたって言うか?)

P(貴音の為の一世一代の告白をなかったことにするのか!?)

P(だ、大丈夫だ!)

P(俺がスカトロだという誤解さえとけれは、あとは何とでも…!)

P(はっ!?)



貴音「 ♪ 」ニコニコニコニコ


P(む、無理だっ!!)

P(見ろっ!)

P(あの期待に満ちたまなざしっ!!)

P(あの貴音の百万ドルの笑顔をっ!!)


貴音「 ♪ 」ニコニコニコニコ


P(今更誤解を解くのは…)

P(全て無かった事にするのは…っ)

P(あまりに困難っ!!)

P(あまりに酷っ!!)



貴音「 ♪ 」ボム


P(なにか)

P(なにかないか…!)

P(何か策が…っ!!)


〜♪


P(?)

P(ライブのDVDか…)

P(春香が歌っている…)


< ワタシリュウカクゲンソノイチ!

♪ イソガバマッスグススンジャオウ! ♪


P(春香…)


P「…」グッ

P「貴音」

貴音「」ボム

P「屁で返事すんな」









P「いただきます」


パクッ

モグモグモグモグ...

ゴクン...

クッチャクッチャクッチャ...ズルズルズルズル...

ゴクン...




貴音「あなた様」

貴音「お味の方は…?」ドキドキ

P「…」クチャクチャ



P「ウマーイ!!」テーレッテレー

貴音「!」パアァ


貴音「ま、まことでございますかっ!?」///


P「ウマイ!ウマイヨ!タカネ!」クッチャクッチャ

P「メッチャウマイヨ!!」ハフハフハフ

P「コレナラナンバイダッテイケチャウヨ!!」ズルルルルルルル


貴音「〜っ!」////


貴音「あなた様っ」バッ



ブリュブリュブリュブリュブリュブリュ
ブリュブリュブリュブリュブリュブリュ



貴音「おかわりもございますっ!!」


貴音のうんこMk-II「」プーン


P「ウマイヨ!ウマイ!」モグモグモグ

P「メッチャウマイ!!」ズルズルズルズル

P「ウマスギテシンジャイソウダヨ!!」ハフハフハフハフ



貴音「あぁ…あなた様」ウットリ

貴音「わたくしは、幸せでございます」////



P「ウマイ!ウマイヨ!」

P「ウマスギルヨ!!!」


こうして765プロに

世にも珍しいスカトロバカップルが爆誕した

プロデューサーは未知の感染症に罹患し

一週間後にこの世を去った

貴音は故郷に帰った

おわりです

ありがとうございました

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