モバP「アイドルに心理テストしてみよう」 (46)


P「暇だな……最近何事もなく事が進みすぎている…」カタカタ

P「こう…もっとアイドルたちとコミュニケーションを取りたい…」

P「なんか女子の好きそうな話題って何…ありますかねぇ?」

ちひろ「…」

P「ちひろさん?無視しないでくださいよ」

ちひろ「…えっ?私に話しかけてたんですか!?」

P「そらそうでしょう、今事務所にいるの僕とちひろさんだけなんですから」

ちひろ「ええ…独り言かと…」

P「ちひろさんの中で僕はどれだけむなしい人間になっているんですか?」


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ちひろ「そうですねぇ…私の場合だと休み時間に心理テストとかで盛り上がったりしましたね」

P「ああ…好きそうですもんね。心理学」

ちひろ「何か含みがある言い方ですね!?」

P「そうかぁ…心理テストか、良いですね!楽しそうです!」

ちひろ「気に入っていただけたようで何よりです」ニッコリ

P「確か、話のネタとして買ったのが、デスクに入ってたな」ゴソゴソ

P「お、あったあった。早速ちひろさんに試していいです?」

ちひろ「仕事中なんですが…」

P「まあまあ…一つだけにしますから」

ちひろ「もう、しょうがないですね」ワクワク

P「では早速…」


あなたは動物たちと旅に出ました。ヒツジ、馬、猿、ライオン、牛の5種類の動物です。
みんなで協力しあって楽しく旅をしていましたが、旅の途中お金がなくなって、1匹ずつ売りに出すことに。
さて、どの動物から順に手放しますか?

P「どれから手放します?」

ちひろ「うーん…とりあえずライオンは別にいらないですね…」

ちひろ「次にいらないのはサルで…牛もいらないですね。次は羊が消えてっと」

P「そして最後に残るのは馬ですね」

ちひろ「そうなりますね」

P「では、結果は…」


P「このテストでは、自分の中で何を大事にしてるかがわかるテストだそうです。」

P「早く捨てたものほど要らないと思ってるもので、最後に捨てたのが大事に思っているものですね。」

ちひろ「ほほう」

P「ライオンはプライド、サルは子供、牛は食べ物、羊は恋人、そして馬は仕事を表しているそうです」

ちひろ「じゃあ私はライオンを最初に捨てて、最後まで馬を持っていたので…」

P「はい、『プライドをドブに捨てて仕事をするのが大好きな人間』ってことになりますね!」

ちひろ「言い方にだいぶ悪意ありませんか!?」


P「結構当たってるじゃないですか!、楽しいですね心理テスト!」

ちひろ「待ってください、結構当たってるとは思いますけど最後の総評はひどくないですか!?」

P「これで、アイドルとコミュニケーションが取れるぜひゃっほう! 行ってきまーす!」ダダダ

ちひろ「ちょ、ま、待ってくだ…行っちゃった…」


P「さて、誰かアイドルは…」

卯月「あ、プロデューサーさん!おはようございます」

未央「あー!おっはよー!何してるの?」

P「おお、ちょうどいいところに」

凛「?何か私達に用事でもあったの?」

P「いや、今コミュニケーションの一環としてアイドルたちに心理テストを仕掛けてるところなんだ。」

未央「お!面白そうだね!」

凛「へえ…それも仕事の一環なの?」

P「いや、俺の趣味でやってるやつだから気にしなくていいぞ」

卯月(…それはそれで大丈夫なんでしょうか?)

P「じゃあ、早速出題していいか?」

未央「ばっちこーい!」


好きな人とのデートで緊張してしまった!こんな時あなたならどうする?

1,「緊張しちゃった」と言う
2,「落ち着け…落ち着け…」と暗示をかける
3,相手の手をつなぐ
4,飲み物を飲む

卯月「で、デートですか…」

未央「私は「緊張しちゃった!」っておちゃらけて言う感じかなー!」

凛「うん、私も「緊張した」って言うと思うな」

P「なるほど、未央と凛は同じ答えか」

卯月「私は…うーん…緊張をほぐすために飲み物を飲む…ですね」

P「なるほど、では答え合わせです!」

未央「おー!」


P「まず、凛と未央の答えだが…」

P「『緊張しちゃった!』という人はストレスを溜め込まない、上手くストレス解消が出来る人だそうだ」

未央「おー!確かに私はストレスをそんなに貯めこむほうじゃないかなー」

凛「うん、私も、言いたいことは割りとその場でズバッというからね」

P「一見凛は溜め込みそうなタイプに見えるから意外といえば意外か」

未央「しまむーの『飲み物を飲む』はどうなの?」

P「『飲み物を飲む』を選んだ人は『甘えっ子タイプ』だそうだ」

未央「『甘えっ子』だって!しまむーカワイイ!」

卯月「か、からかわないでください!」

凛「うん、確かにそれっぽいね」

P「ちなみに、口に刺激を求めるのは、母親のおっぱいを求める心から来ているから、心理的に云々とか書かれているな」

凛「…プロデューサー、セクハラ一歩手前だよ」

P「す、すまん」


P「じゃあ次の問題はセクハラにならなそうなやつを選ぶか…」ペラペラ…

P「よし、これだ!」バシッ

未央「お!なになにー?」

P「……あっ」

凛「…? どうしたの?早く出しなよ」


P「……『青を選んだあなたは、落ち着いた雰囲気を持つ知性派、いつも冷静で的確に物事を判断します。』」

凛「ねえ、なんで答えから言ったの?ねえ、ちょっと」

未央「当たってるー!さすがしぶりん!」

卯月「すごいです!」

凛「ちょっと」


P「ちなみに未央と卯月はどんな色が好きなんだ?」

卯月「私は…赤が好きです!」

未央「私は黄色かな!ミツボシ☆☆★パッション!」

P「『赤を選んだあなたは、情熱的、いつも自分が夢中になれるものを探しています』」

未央「しまむーにとってのアイドル活動のことだね!」

卯月「えへへ、ぶいっ!」

P「『黄色を選んだあなたは、好奇心旺盛な行動派』だそうだ」

卯月「未央ちゃんにピッタリです!」

未央「おー!びっくりするくらい当たってるね!」

凛「私は蒼が好きかな!蒼!」

未央「知ってた」

卯月「知ってました!」

凛「えーん、プロデューサー!卯月と未央がいじめる!」

P「知ってた」

凛「うわーん!」


未央「まあまあ、しぶりん落ち着いて」

凛「もう…、みんな私の事からかって…」

未央「…プリンセスブルー(笑)」ボソッ

凛「……未央ー!」ダダダッ

未央「はっはっは!捕まえてごらーん!」ダダダッ

卯月「あわわ、そ、それじゃあ失礼します! ま、待ってー!」タタタッ

P「仲いいなあ…あいつら」

P「さて…次はどこへ行くか…」

P「そういえば、小梅が部屋でホラー映画の鑑賞会をやるって言ってたな…行ってみるか」


・・・・・・女子寮・小梅の部屋・・・・・・

P「おるかー?」コンコン

幸子「ひっ、ど、どなたですか?」

P「よし、おるな」ガチャ

小梅「…え?…えっ?」

P「(心理テスト)やるで」トントン

輝子「い、いきなりだな…」


あなたは捕虜として捉えられ、窮地にいます。
そんな時、敵から「最後に一つだけ食べたいものを食べさせてやろう」と言われました。
あなたなら次の内、どれを選びますか?

1,リンゴ
2,チョコレート
3,おにぎり
4,何も選ばない



幸子「うーん…最後に一つだけ…ですか…」

小梅「わ、私は…リンゴ…かな」

輝子「きの
P「選択肢から選べよ?」

輝子「フヒィ…」

幸子「ボクは何も選ばないですね!「最後に一つ食べさせてやる」なんてあからさまに毒を盛られてるに決まってるじゃないですか!」

P「ほほう、輝子は決まったか?」

輝子「チョコレートと迷ったけど…りんごだな…フヒ」

P「よし、じゃあ答え合わせ行くぞー」


P「この心理テストは『一人で生きていく力』診断だそうだ」

P「リンゴを選んだ、小梅、輝子は『一人で生きていける度50%』、実は自分一人でも生きていけるが、愛情に飢えているため、あえて他力本願なところを見せたりする…だそうだ」

輝子「フヒ…」

小梅「うう…」

P「あ、責めてる訳じゃないぞ、変に勘ぐるなよ?」

P「で、幸子だが…『何も選ばなかった人は一人で生きていける度80%』、どうにかして自分一人で生きていけるように、努力、分析をして、困難に打ち勝とうという強い意志がある人…だそうだ」

幸子「当然ですね!ボクは常に努力を惜しまない、逸材ですので!」

P「反面、自分の力だけで乗り越えようと意固地になる面があるので、たまには誰かを頼って負担を軽減するのも覚えたほうが…とも書かれている。」

幸子「…フフーン、ま、周りがボクについてこれないので、頼る相手がいないだけです!」

P「幸子…」

輝子「幸子ちゃん…」
小梅「…私達…頼ってもいいんだよ…?」

幸子「……フフーン、まあ、お二人もボクには及びませんが、カワイイので考えておきましょう!」

P「…あと、チョコレートを選んだ人は『一人で生きていける度20%』、他力本願タイプ」
P「おにぎりを選んだ人は『一人で生きていける度100%』の超人らしいの、あふぅ…」

P「じゃあ次いくか」



P「さて、いきなりだが…チキチキ!突撃!お前の待ち受け画面! はっじまっるよー!」

幸子「!?」
小梅「!?」
輝子「!?」

P「これはだな、今現在の待ち受け画面を何にしているかでその人の心理を測るというものだな」

幸子「ああ…なんだ、そういうことですか」

P「まあ、見られたくない待ち受けの可能性もあるから無理強いはしないぞ?」

幸子「別に見られて困る待ち受けにはしていませんからね!ボクはかまいませんよ!」

輝子「私も…だいじょうぶだぞ…」

小梅「わ、私も…」

P「どれどれ…」


P「まず、小梅は…案の定ゾンビの写真だな…」

小梅「えへへ…ゾンビ映画の待ち受け…」

P「輝子は…これまたわかりやすい…キノコの写真か」

輝子「フヒヒ…親友のシイタケ君…」

P「幸子は…以外にも幸子と小梅と輝子で並んで撮った写真か」

幸子「まあ、ユニットを組んだり、一緒に買物に入った中ですからね!」

P「ふむふむ…では答え合わせだが…」


P「…うーん判断が難しいな、答えだけ言うと」

P「動物の画像を待ち受けにしている人は、寂しがり屋で臆病な性格からくる孤独を抱えている人…だが、今回は特にいないな」

幸子「ゾンビと人間を動物に含めなければですけどね!」

P「アート系作品、感性の強そうな作品を待ち受けにしている人は『孤独だけど気にしていない人』だそうだ」

幸子「…そんな人いるんですかね?孤独を感じない人なんて」

P「ゾンビ映画の待ち受けは…これに入るのかな、周りとぜんぜん違う雰囲気のせいで孤立してるけど、自分の世界観を重要にするから大して孤独を感じてない人…ってこれ飛鳥くんやんけ!」

輝子「うん…飛鳥ちゃんは間違いなく、待ち受けはアート系画像だと思うぞ…」

小梅「だ…だよね…」

幸子「ほぼ限りなく100%に近い確率でアート系画像ですね」










飛鳥「ヘクチッ」クシュン

飛鳥「…誰かがボクのウワサをしてたり……なんて、非科学的だね」ヤレヤレ


P「さて、次、『風景画像』にしてる人…輝子がこれに入るのかな?キノコ」

輝子「フヒ…」

P「風景画像を設定してる人は…コミュニティに対して不安が少なく心に余裕がある人……マジで!?」

輝子「フヒィ!?…そ、それ…間違ってないか…?」

幸子「意外な結果が出ましたね!?」

P「続きを読むぞ…『友達なのか、家族なのか…常に心を許しあえる確たるものがあり、独りの時でもつながりを感じていられています。それで、歪みがなく、真面目で優しく、少しのんびり屋な性格』だそうだ…」

輝子「フヒ…わ、私には親友とシイタケくんがいるからな…それに、幸子ちゃんや小梅ちゃん、お隣さんや美玲ちゃんにまゆちゃんとか…たくさん…」

小梅「なんだかんだ言って…輝子ちゃん友達多いよね…」

P「意外にも当たっているかもしれない…」


P「さて、最後に『自分、もしくは友達の画像』だが…」

幸子「フフーン、これはボクですね!まあ、だいたい予測がつきますけど!」

幸子「ボクは一番ボクがカワイイと思ってますので!」ドヤァ!

小梅「診断する前に自分で言っちゃったね…」
輝子「フフ…まだ結果はわからないぞ…」

P「…『自分や友達の画像を設定するあなたは、自己愛が低く、更に孤独に対して敏感に恐れを抱いているタイプ』」

幸子「……へ?」

P「…『先天的な性格は寂しがり屋で、見た目は派手だが、根は真面目という人に多い』」

P「『他人からの目線では、人生を謳歌しているように見えるが、同時に得たものを失っい孤独になったらどうしようと言う恐怖に苛まれている。孤独ではないが、孤独に対して敏感で恐れを抱いているタイプ』…だそうだ」

小梅「幸子ちゃん…」
輝子「幸子ちゃん…」

幸子「な、な、な、何ですかその目は!ボクをそんな目で見ないでください!」

P「幸子…」

幸子「Pさんまで何ですかその目は!ボクは別に強がってなんかいません!」

輝子「ダイジョブだぞ…私は幸子ちゃんの味方だから…」

小梅「こ、困ったことがあったらいつでも言ってね…?」

幸子「…小梅さん…輝子さん…」

幸子「……」グスッ

P(なんかいい話っぽいし俺はここらへんで退散しとくか…)


P「…そろそろ事務所に戻るか」スタスタ

・・・・・・事務所・・・・・・

P「ただいまー」ガチャ

ちひろ「おつかれさまです」

アナスタシア「プロデューサー、お疲れ様、です」

文香「…お疲れ様です」

P「おお、二人共、お疲れ様。ちひろさんもお疲れ様です。」

文香「…?プロデューサー、何か本を持っているようですが…それはなんの本でしょうか?」

P「お、これはな、心理テストの本だな」

アナスタシア「心理テスト…?ですか?」

P「あー、その人の思いとかを知るためのテストだな、アイドルに出してみたら面白そうと思ってな」

アナスタシア「ダー、楽しそうです」

P「そうだ、せっかくだから二人にもやってみるか」


P「じゃあ、物語形式で行くから、順番に質問に答えていってくれ」ペラペラ

アナスタシア「ダー、分かりました」

文香「…わかりました」


P「あなたは美しい森のなかにいます、太陽はキラキラと輝き、風があなたの頬を撫でる…」

P「さて、この森をあなたは誰と一緒に歩いていますか?」

アナスタシア「ダー、私は、ミナミですね」

文香「私は…Pさんと…」



P「あなたは誰かと森のなかを歩き続けると、動物に出会います。その動物は一体何ですか?」

アナスタシア「私は…キツネ…ですね」

文香「…私はたぬきでした」



P「更に森を進むと、空き地に出ました。その中心には一件の家が立っています・家の大きさはどれくらいですか?」

アナスタシア「特に周りに何もない普通の家…ですね」

文香「…私は塀に囲まれた…古風な家です」



P「その家に近づくと、ドアが少し開いています。中に入ってみるとテーブルがありました。テーブルの上には何がありますか?」

アナスタシア「ダー、ズヴィズタ…星の飾り物が置いてあります。」

文香「お茶と本が置いてありますね…お茶は緑茶で、本は…自分の今読んでいるものです。」


P「あなたは家の中をひと通り見て、裏口から外へ出ます。そこには芝生が広がっており、中心には庭があります。そこであなたはマグカップを見つけます。」

P「見つけたマグカップは何で出来ていますか?」

アナスタシア「ジレーザ…鉄で出来ています」

文香「…ガラス製のキレイなマグカップですね」



P「庭を進み続けると、あなたは水の中にいることに気づきました。それは池ですか?湖ですか?それとも海ですか?」

アナスタシア「オーゼロ…湖、です」

文香「…海…です」



P「家に帰るにはその水の中を渡りきらなければなりません。どのくらい濡れてしまいましたか?」

アナスタシア「足首まで…ですね」

文香「…海なので…全身余すところなくぐっしょりと濡れてしまいました」


P「…質問は以上です。では。答え合わせをしていきましょう。」


P「さて…Q1「森のなかを誰と歩いているか?」だが、これは人生で一番大切な人…だそうだ」

アナスタシア「私は、ミナミ、ですね」

文香「っ!」

P「文香は…あれ?何だったけ?」

ちひろ(…鈍感系主人公やってますねぇ)カタカタ



P「Q2「なんの動物と出会ったか?」は、抱えている問題の大きさを表すそうだ、また、警戒心の強い動物だと、積極的、逆なら消極的だそうだ」

アナスタシア「キツネは、大きくなく、警戒心が強い、です」

文香「…た、たぬきは、大きくなく、警戒心が薄い…です」



P「Q3「見つけた家の大きさ」は、野心の大きさを表し、フェンスとかがない人はあけっぴろげな性格だそうだ」

アナスタシア「私は…家の大きさは、普通で、フェンスはありません、でした」

文香「私は…サイズは普通で、堅い囲いがありました」



P「Q4「テーブルの上にあるもの」、テーブルの上にものがない人は、幸せでないそうだが…二人共幸せはあるみたいだな」

アナスタシア「ダー、アイドル、楽しいです」

文香「私も…色々と経験が詰めて…、楽しいです」


P「Q5「マグカップの材質」…これは大切な人との関係の強さを表しているそうだ」

アナスタシア「私は、ジレーザ…鉄製なので、ミナミとの関係は、かなり堅いです」

文香(…ガラス製…割れやすく元に戻らない…)



P「Q6「湖か、池か、海か…」それの大きさは…、あー、うん」

アナスタシア「?」

P「あなたの性欲の強さ…だそうだ」

文香「性…っ///」



P「Q7「水にどれだけ濡れたか」は、セックスをどれほど重要視してるか、濡れてるほうが重要視してるらしい…」

文香「……(びしょ濡れ…)」

アナスタシア「…プロデューサー?セクハラ、ですよ」

P「す、すまん…答えは見てなかったから…そんなつもりじゃなかったんだ…」

文香「わ、私…ちょっと外行ってきますね…」

P「その…そんなつもりじゃなかったんだ…ごめん文香…」

バタン


P「やっちまった…」ズーン

ちひろ「今のは最低だと思いますね」カタカタ

P「わざとじゃ無いんです…わざとじゃ無いんです…」ズーン

ちひろ「はぁ…」

美嘉「ヤッホー★来たよー…って、なんかプロデューサー落ち込んでるね」

ちひろ(仕方ないですね…ここは美嘉ちゃんを利用して…)

ちひろ「美嘉ちゃん、プロデューサーは今アイドルたちと心理テストしててね…ちょっとやらかしちゃったから落ち込んでるの」

美嘉「な、なにしちゃったの…」

ちひろ「おんなじことやられて恥をかけば、少しは罪悪感和らぐと思うから…この心理テスト…プロデューサーにやってあげて?」スッ

美嘉「えーと、分かった!やってみるね★」


美嘉「やっほー★プロデューサー、ちょっと心理テストしていい?」

P「あ、ああ美嘉か…そうだな…受ける側に回るのもいいか…よろしく頼む…」

美嘉「じゃあ第一問!」

ちひろ(ふっふっふ…)



ちひろ(何を隠そう!、あの心理テストの問題集は、過去私が受けたセクハラ心理テストをまとめたものです!)

ちひろ(Pさんには文香ちゃんが受けた以上の屈辱を受けてもらいますよ!)

ちひろ(そうすれば、Pさんの罪悪感も薄れ、文香ちゃんも割りと優しい目でプロデューサーさんを見ることができるはずです!)

ちひろ(決して、面白がってやってるわけではないのです!)ワクワク


美嘉「あなたの目の前にはローソクが何本か立っています。そのローソクの数はいくつですか?」

ちひろ(ふふふ、これの答えはローソクの数=SEXしたい人の数という典型的セクハラ心理テストです!)

P「ローソクか…うーん…ちょっと多いから数えるの待ってくれ…」

美嘉「わかった★」

ちひろ(ププー!多いですって!10本ですか?それとも20本ですか?)

P「164本」

ちひろ「う、うわああああああああああああ(椅子から転げ落ちる音)」

ガンガラガッシャーン!

P「ちひろさん!?」
美嘉「ちひろさん!?」


P「だ、大丈夫ですか!?」

ちひろ「へ、平気です、お気になさらず…」

ちひろ(164って何ですか!多すぎませんか!)

ちひろ(ってかどこから出た164!)

ちひろ(って346プロのアイドルの数じゃないですかああああああ(椅子から滑り落ちる音)」

ドンガラガッシャーン!

P「ちひろさん!?」
美嘉「ちひろさん!?」


P「だ、大丈夫ですか!?」

ちひろ「へ、平気です、お気になさらず…」

P「具合悪いなら帰ったほうがいいですよ!?」

ちひろ「大丈夫ですから…大丈夫ですから…!」


美嘉「じゃ、じゃあ次…『あなたは飛行機に乗り、操縦桿を握っています。しかし嵐に巻き込まれ、墜落は避けられません…あなたは何分この嵐を持ちこたえられますか?』」

ちひろ(この質問は自慰行為にどれだけ時間を使うか…という問題ですね。)

P「10時間くらい?」

ちひろ「う、うわああああああああ(椅子から転げ落ちる音)」

ズンガラガッシャーン!


P「ちひろさん!?」
美嘉「ちひろさん!?」


P「だ、大丈夫ですか!?」

ちひろ「へ、平気です、お気になさらず…」

P「いやいや!さっきからおかしいでしょう!」

ちひろ「だいじょうぶですから…!大丈夫ですから…!」




美嘉「じゃ、じゃあ次…『あなたは商店街の福引で特賞を当てました、包みを開くと中には何が入っていますか?』」

ちひろ(こ、これはどんな体位でSEXするか?という心理テストですね、さすがにこれなら…)

P「海苔の詰め合わせだな(四十八手全制覇)」

ちひろ「う、うわああああああああ(椅子から転げ落ちる音)」

バンガラガッシャーン!


P「ちひろさん!?」
美嘉「ちひろさん!?」


P「ちひろさん、具合悪いなら帰ったほうが…」

ちひろ「ぴ、Pさん…」

P「は、はい」

ちひろ「Pさんの…」

P「?」

ちひろ「Pさんのドスケベ性欲魔神ーーーーーっ!!!!!」ダダダダ!

美嘉「!?」

P「は、はあ!?ちょ、待ってちひろさん!誤解を招くようなことを言って走らないでください!」ダダダッ!

ちひろ「こ、こっちこないでー!!」ダダダ

美嘉「え?え? えええ!?」






おわり

おしまいです。
見てくれてありがとうございました。
感想や、指摘などあれば嬉しいです。ありがとうございました。

乙、楽しかった
>>17の「買い物に入った中」って誤字ってるのと
>>8の心理テストの残りの解答に対する意味が気になるかな?

>>34
すみません、「買い物に行った仲」ですね。誤字ってました。ありがとうございます。

>>8の心理テストは
「落ち着け…落ち着け…」とやってしまうのは緊張の負のスパイラルに落ちてしまう人、考え方が縛られて、動きがガチガチになる人
「相手の手をつなぐ」は一か八かのギャンブラータイプ、注意
です

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