第○回 壁外調査

エレン「なんかあんまし怖くねぇな」

アルミン「そうだね、そこまで大きくないし、なんかかわいい感じだし…」

エレン「なぁ、あれってやっぱ奇行種なのか？」

アルミン「どうだろう……、でも他の巨人とは違うというのは明らかだよ」

エレン「うーん、やっちまうか…？」

ミカサ「どうしたの二人とも」ﾀﾀｯ

アルミン「あ、ミカサ」


ミカサ「？エレン、ここが比較的安全な区域だからといってずっとここにいるのは危険」

エレン「あぁ、でも向こうになんか変な巨人がいんだよなぁ」

ミカサ「？」


ドシン「」

ミカサ「……なにあれ」

エレン「んー、なんつーか、かわいくねぇか？」

アルミン「たしかにね、髪型とか。あとなぜか笑顔だし」

ミカサ「！？エレン、あんな巨人がかわいいの？よし、今すぐ削いでこよう」ｼﾞｬｷｯ

アルミン「待ってミカサ！まだどんな行動をとるか分からないし、上官に報告した方がいいって！」

ミカサ「……アルミンが言うなら」ｽｯ

上官「おいお前ら！！南一キロ遠方から巨人の大群が接近している！！一旦帰還するぞ！！！」

アルミン「なんだって！！！エレン、ミカサ！早く行こう！！！」

エレン「あ、上官。向こうに変な巨人がアルミン「今はいいから！」

ミカサ「エレン。あんなのより私の方がかわアルミン「今はいいから！！マジで！！！！」


リヴァイ「ちっ、てめぇら、今回はノルマは達成した。とりあえず死なねえように帰還しろ！」

兵士たち「ハッ！！！」


エレン(リヴァイ兵長かっちょいい！)

アルミン(でも、あの巨人はなんだったんだろう…)

ミカサ(わたしもあの髪型にしようかな)

リヴァイ(俺かっちょいい)ﾌﾝ

アルミン「ふぅ、今回の壁外調査もなんとか帰還できたね」

ミカサ「そうね。エレン、怪我してない？」

エレン「大丈夫だっつーの。だいたい、今日は大した交戦は無かったし」

ミカサ「エレンが無傷でよかった」

エレン「たくっ、お前は俺の母親か！」

ミカサ「ちがう。でも、家族」

アルミン「はは、ミカサの心配性(エレン限定)は相変わらずだね…」

エレン「良い迷惑だぜ」

ミカサ「…そう」ｼｮﾎﾞﾝﾇ

エレン「さ、行こうぜ。夕飯だ」

アルミン「うん」


アルミン(無事に帰還できて本当に良かったなぁ)

アルミン(あぁ、夕日が沈んでく……。僕はこの瞬間が好きだなぁ)

アルミン(こうやって今日が終わって、また新しい明日が始まるんだ)


アルミン(でも、今日のあの黄色い巨人は本当になんだったんだろう……)

1です。

スマホの充電が無い。
ので、また後でpcで再開する。

1です。
ｐｃで再開します。

壁外調査翌日・食堂



アルミン(過去の文献を読み漁ってもあの黄色い巨人についての記述はなかった)

アルミン(ということは鎧の巨人や超大型巨人といったような奇行種の類なのだろうか……)

アルミン(あの時は僕やエレンもだいぶ遠くから見ていたから、単なる見間違いだったのかもしれないし……)

アルミン(このことはまだ上官には黙っておくべきかな……。とくにハンジ分隊長には)

エレン「ほんとだって！見たんだ！」

ジャン「ああ！？巨人のことばっか考えすぎてとうとう脳まで腐ったか！？」

ジャン「なーにが"全身黄色の笑顔の巨人"だ！気持ちわりーんだよ！！」

エレン「なんだとこのクズ野郎！！」ｶﾞﾀｯ

ジャン「やるか！？死に急ぎ野郎！」ｶﾞﾀｯ

サシャ「出ましたよー、ジャンの過剰な愛情表現が」

ライナー「本当おまえら仲良いよな」

ミカサ「やめて二人とも。それに私も見た」

ジャン「へー、そんな巨人がいるのか。詳しく聞かせてくれよミカサ」ｽｯ

ベルトㇽ(はやっ……！)


エレン「て、てめえ……、俺は信じねえのにミカサは信じるのかよ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

ベルトㇽ(まあ、ジャンだしね……)

ライナー「ところでベルトルト、どうしたんだそれは」

ベルトㇽ「ああ、昨日誤って眉毛を片方剃り落してしまったんだ」

ライナー(どうでもいい)

コニ−「つーか、マジでそんな巨人いたのか？"全身黄色で笑顔の巨人"なんて、なんか気持ちわりーな」

ジャン「まったくだ。たしかに巨人ってのはニタニタ笑ってるやつも見かけるが……、そいつはどんな感じだったんだ？」

ミカサ「私はちらっと見ただけだから……、エレンとアルミンがよく見ていたはず」

エレン「おう！見てたぜ！あいｔライナー「アルミン、説明を頼む」

アルミン(でもあの巨人がほかの巨人とことなｒ「え！？僕！？」ﾊｯ

マユトレト「ああ、見ていたんだろ？教えてよ」ｶﾀﾏﾕﾅｼ

アルミン(こわっ)「あ、ああ、あの巨人ね……」


アルミン「まず、見た目だけど、本当に"全身黄色"なんだ」

アルミン「そして大きさはそんなに大きくはなかった」

アルミン「顔は絶えず笑顔なんだけど、ほかの巨人とは決定的に違う部分があるんだ」

ジャン「違う部分？ただの変な黄色い巨人じゃねーか」

ライナー「黄色い時点で他の巨人とはだいぶ違うと思うがな」

サシャ「なんか気持ち悪いですね」ﾌﾞﾙｯ

コニ−「で、なんなんだ？他の巨人と違う部分ってのは」


アルミン「それはね……」






テーブルの隅

エレン「だれも俺の話聞いてくんない」ｸﾞｽｯ

ミカサ「大丈夫、エレンはかっこいい(？)」

アルミン「恐怖を全く感じなかったんだ」

ライナー「……巨人に全く恐怖をかんじなかっただと？」

コニ−「え？怖くなかったのか？巨人って怖いもんじゃねーのかよ？」

ジャン「おいおい、まさかアルミンまで死に急いでんじゃねーだろーな？どっかの野郎みてーによ」

サシャ「さっすがアルミンです！巨人を見てもビビらないんですね！」

アルミン「い、いや、そーいうわけじゃなくて……」

コニ−「おお！アルミンかっけえ！なあ、なんで怖くなかったんだよ！」

アルミン「それはｎ
サシャ「頭がいいからですよ！！」

コニ−「なるほど！さすがアルミンだぜ！」

サシャ「座学トップをなめないで下さいよ」ﾌﾌﾝ

マユレルト(いや、違うだろ。てかなんでサシャが得意そうなんだい。やっぱもう片方も剃った方がいいのかな)

ライナー「馬鹿はほっといて続きを聞かせてくれ」

アルミン「あ、うん。」

アルミン「恐怖を感じないというどころか、愛くるしい感じですらあったよ」

ジャン「あ、愛くるしい？」

ミカサ「たしかにあの感じは愛くるしいというイメージが妥当」

ジャン「ミカサの方が愛くるしいけどな」(へー、そいつは一度見てみてえな)

サシャ「逆ですよジャン」

コニ−「逆ジャン」


エレン「……髪型がとくにかわいいんだ」ﾎﾞｿｯ

みんな(あ、まだいたんだ……)

サシャ「どんな髪型だったんです？」

エレン「そうだな、コニ−の頭にカブを植えた感じ？」


みんな「コ　ニ　−　の　頭　に　カ　ブ　を　植　え　た　感　じ　！　？」


コニ−「！！？」



アルミン(だめだ！エレンの言わんとしていることはわかるけど、エレンにそれを表現する力は、ない！)


ジャン「ますます意味わかんねーよ！」

エレン「だあ！俺もわかんなくなっちゃったじゃねーか！！」


アルミン(だめだこりゃ)




上官「昼食終了だ！片付けろ！」ｶﾞﾔｶﾞﾔ

壁の外



…ｼｰﾝ


ドｼｰﾝ！





ドシーン！





ドシーン！！




ドシン「」ﾆｺﾆｺ

すっかり過疎ってるな
これ書いてても
しょうが
ねえな
まあ
すげえ疲れたしな

おはよう

http://up3.viploader.net/anime/src/vlanime091582.jpg

壁外調査から数日後


駐屯兵団「報告します！！南南西の方角より巨人多数接近！！！」

ダリス「なに！！」

駐屯兵団「なお、鎧の巨人、および超大型巨人もこちらに接近しております！！」


ダリス「各兵団総員配置につけ！！！！また壁が壊されることだけは防げ！！！！」



各兵団「ハッ！！！！」






壁外

…ドｼｰﾝ

ドシーン



ドシーン！






ドシン「」ﾆｺﾆｺ

エレン「またか！！くそ！！！壁はぜってえ壊させねえ！！」

ミカサ「わたしも、エレンを守る」

リヴァイ「おいガキども、俺たち調査兵団は最前線だ。死んでも壁は守れ」

「ハッ！！！」


エルヴィン「広域から巨人が迫っている。二手に分かれて広域に警戒網を張る」

エルヴィン「リヴァイとミカサの精鋭班は南だ。それ以外は周囲を警戒し、発見次第討伐しろ！」


ミカサ「！！？しかし私では力不足です！！！」

エルヴィン「これは命令だ」

ミカサ「でも！！！」


エレン「ミカサ！！行くんだ！！だだこねてんじゃねえ！！！」

ミカサ「う……、わかった……。エレン」


エレン「わかってるさ、死なねえよ！死んでたまるか！！！」


エルヴィン「よし！総員配置につけ！！！！」


「「「ハッ！！！」」」

鎧の巨人(南南西の巨人に気を取られている隙に北から行こうと思ったんだけど)









ドシン「」ﾆｺﾆｺ










鎧の巨人「」ﾅﾆｺﾚ

鎧の巨人(え？あ、まさかエレンたちが言ってたやつってこいつのことか？)


ドシン「」ﾆｺﾆｺ


鎧の巨人(大してでかくねえな、それになんだこの間抜け面は)hahaha



兵士たち「こっちに巨人がいるぞ！！」


鎧の巨人(おっと、もうきやがったか……)




「殺せ！」



ドシン「」ﾋﾟｸｯ

「ぶっ殺してやる」


「てめえら巨人のせいで！俺の家族が！！」


「憎い！巨人が憎い！！」


「人間の敵め！！！」


「そのくせえケツに刃ブチ込んで[ﾋﾟｰｰｰ]ぞ！！！」




ドシン「」ﾋﾟｸｯﾋﾟｸｯ





ドシン「」グンッ！！







鎧の巨人(え？)

ｷﾞｬｰ！ｷﾞｬｰ！ﾌﾞｯｺﾛｽ！ｳﾘｬﾘｬﾘｬｰ！


エレン「ん、向こうの壁の方が騒がしいな、っ！！」




エレン「あれは、鎧の巨人……！」



エレン「巨人どもめ……」ｸﾞｸﾞ


エレン「……してやる」








エレン「駆逐してやる！！！！！！！」ﾊﾞｼｭｯ！！









ドシン「」ボオォン！！！









鎧の巨人(きょ、巨大化した！！？)