綿木toは幼馴染 (4)
公園 ブランコ
ミシェル「む~み~♪む~み~♪」
僕「綿木、また変な歌をうたってる」
ミシェル「……」
僕「……」
ミシェル「む」
僕「み~♪」
ミシェル「む~」
僕「み~♪」
ミシェル「とらないでっ」
僕「ごめん」
ミシェル「あーあー。これから本物のミミが歌います!」←たんぽぽマイク装備
僕「よーっ、待ってました」パチパチ
ミシェル「ありがとーみんなぁ」フリフリ←たんぽぽマイク消滅
僕「一人しかいないのにみんななの?」
ミシェル「アイドルになったときの練習だもーん」
僕「綿木がアイドルなんて絶対むりだ」
ミシェル「むみっ!?なんで」
僕「だって、人前に立つの苦手じゃん」
ミシェル「……確かにそうだけど。でもそれが治ったら、アイドルになりたい!」
僕「む り」
ミシェル「む」
僕「みぃいいいいいいいいいいいいい!」
ミシェル「だからとらないでっ」
僕「ごめん」
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僕「アイドルなんかよりさ、もっと役に立つことしようぜ」
ミシェル「?」
僕「イロウス退治だよ。あいつらもう近くまで来てるらしいぜ」
ミシェル「怖いよ」ブルブル
僕「ふっ、大丈夫だ。僕が星守になって、この街を守るからさ!」
ミシェル「星守になるの……?」
僕「そう、僕の夢は星守になることなんだ。そして、ヒーローになる」
ミシェル「すごい……」
僕「そうだ、そうしたら綿木も星守にしてやる。ヒーローには相棒がつきもの。
たった二人で地球を守るんだぜ、かっくいー」
ミシェル「怖いのやだ……」
僕「ダイジョーブ。僕が戦う係、ミシェルは作戦を立てる係でいこう」
ミシェル「うーんそれならいいかなぁ……」
僕「なら決まり!指切りげんまんな」
ミシェル「んっ!」
僕・ミシェル「「指切りげんまん、うそついたらハリセンボンのーます」」
僕「えへへ」ニマー
ミシェル「えへへ」ニマー
ミシェル父「おーい、二人ともそろそろ帰りなさーい」
僕「でたー!イロウスだぁああああああ!」
ミシェル「きゃああああああああ」
ミシェル父「がははははっ。ほれほれ逃げてみろ!」ゴォッ
僕「わぁああ!走るの速い!というか綿木ばっかり狙ってる!?」
ミシェル「にゃあああああああああ!」ドタタッ
ミシェル父「つかまえーた❤。頬っぺたすりすり攻撃~~~~~」
ミシェル「じゃりじゃりやだぁ!」ジタバタ
僕「綿木を離せ!イロウス!」
ミシェル父「あー柔らかくていいのぉ」
ミシェル「うわぁああああん(半泣き)」ジタバタ
僕「うぉおおおおお」ダンダン
ミシェル父「小学生のパンチなんぞまるで効かんなぁ。せいぜい次会うときまでに鍛えておくことだ」スタスタ
僕「くそぉ!」
ミシェル父「僕くん、バイバーイ。ほらミシェルも挨拶」
ミシェル「……ばいばい」
僕「ばいばい……ごめん」
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