P「怪しい」





P「ちひろさんがあんなに色々くれるはずがない」

P「普段ならもっとこう…毒にも薬にもならないものを嬉々として配るはずなんだ」

P「ここ最近だ、役に立つ物をくれるようになったのは」

P「一体何が…」

ユッコ「おっはようございまーす！」

P「おうユッコおはよう」

ユッコ「今日も良い天気ですね！」

P「ああ、最近こんな天気ばっかだな。ところで」



http://imgur.com/Nuuimwc.jpg



P「何でライブ衣装着てるの？」

ユッコ「？？どういうことですか？」

P「いやどういうことも何もお前ライブ衣装着てるじゃん」

ユッコ「はぁ、確かに着てますね」

P「わざわざ着てきたの？」

ユッコ「そういうことになりますね」

P「家から？」

ユッコ「恐らく…そうですね」

P「……まあ良いや、今日も1日頑張ろう」

ユッコ「はい！」

P「ユッコも何か変だ」

P「いや確かにいつもちょっと変ではあるんだけど」

P「朝からライブ衣装着てくるのは気合の表れとかなんだろうか…」

美波「おはようございます！」

P「おはよう美波」

美波「おはようございますプロデューサーさん！美波、今日も精一杯アイドルやります！」

P「その調子だ。それでちょっと聞きたいんだが」



http://imgur.com/lub5CYh.jpg



P「何で競泳水着着てるの？」

美波「？？どういうことですか？」

P「いやどういうことも何もお前競泳水着着てるじゃん」

美波「はぁ、確かに着てますね」

P「わざわざ着てきたの？」

美波「そういうことになりますね」

P「家から？」

美波「恐らく…そうですね」

P「……まあ良いや、今日も1日頑張ろう」

美波「はい！」

P「家から水着を着てくるとかさすがに尋常じゃない」

P「しかも競泳水着」

P「個人的には目の保養だが事務所的にはそうはいかない」

P「一体どうしたっていうんだ…」

ゆかり「おはようございます」

P「おはようゆかり」

ゆかり「おはようございますプロデューサーさん。今日も精一杯努めさせて頂きますね、ふふっ」

P「ああ、無理しないようにな。そんで話は変わるんだが」



http://imgur.com/K5DbGTG.jpg



P「何でコンサートドレス着てるの？」

ゆかり「？？どういうことですか？」

P「いやどういうことも何もコンサートドレス着てるじゃん」

ゆかり「はぁ、確かに着てますね」

P「わざわざ着てきたの？」

ゆかり「そういうことになりますね」

P「家から？」

ゆかり「恐らく…そうですね」

P「……まあ良いや、今日も1日頑張ろう」

ゆかり「はい！」

P「家から(略)」

P「いや確かに美しいし高貴なオーラバリバリなんだが」

P「アレで電車に乗るとか正気じゃない、色んな意味で」

P「皆性格が変わったとかじゃないんだ、何か…何かがズレているだけなんだ…」

P「やけに親切なちひろさん…普段着のおかしなアイドル…」

P「ログボで貰えるスタージュエル…」

P「ん？ちょっと待てよ？」





P「スタージュエルって何だ？」

P「普段俺たちが使ってたのはMCだったはずだ」

P「それにここ最近エナドリと鍵クロの備蓄を見てない」

P「前はこれでもかというくらい売りに来てたのに」


P「違和感はまだある」

P「ベテトレさんがやけに有能になったのもここ最近だ」

P「ライブは前から1日数回開催してたが歌う曲を選ぶようになったのも最近」

P「加えて事務所の模様替えが妙に捗るようになったのも最近」

P「極め付けは専務が配属されたのもここ最近」

P「一体何が起こってるんだ…」

ちひろ「プロデューサーさん？」

P「！？ち、ちひろさん」

ちひろ「どうしたんですか？顔色が悪いようですが」

P「い、いえ何でもありません」

ちひろ「ところで聞いてください！なんとストア1位を達成したんです！」

P「ストア？」

ちひろ「それを記念してスタージュエル2500個、ドーンとプレゼントしちゃいます！」

P「スタージュエル…」

ちひろ「これでたくさんガチャを回してくださいね！」

P「……ああそうか」

ちひろ「？」

P「何が変われど俺達プロデューサーに必要なものはただ一つだったんです」



P「今やっと分かりました」





P「宇宙の心は、ガチャだったんですね」

ちひろ「やっと真理に到達したんですね」

P「ちひろさん、現在のピックアップは？」

ちひろ「SSRフレデリカちゃん、SR美羽ちゃん、R柑奈ちゃんですね」

P「ッシャオラァ！待ってろ柑奈ァ！！」ﾊｲﾗｲﾄｵﾌ


ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

ｱｯﾋｬｯﾋｬｯﾋｬｯﾋｬ



ちひろ「あ、モバマスの方のログボあげるの刹那で忘れちゃった」

ちひろ「まあ良いかあんなマニー」


おわり