ココア「チノちゃん、戦車道しようよ!」 (41)
チノ「戦車道ですか?」
ココア「今度、リゼちゃんの学校と対抗試合をやるんだけど」
ココア「人数が足りなくて」
チノ「ココアさんの学校の試合なのに私が入ってもよろしいんですか?」
リゼ「あぁ、大丈夫だ」
リゼ「両校の先生方が承認済みだ」
ココア「多数の車輌同士の本格的な試合を練習させたいんだって♪」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462069893
チノ「では、参加させていただきます」
ココア「あと、まだ三人足りないんだよねー」
チノ「では、マヤさんとメグさんも誘ってみます」
リゼ「ナイスチノ!」
ココア「あと、お姉ちゃんも誘ってみるよー!」
リゼ「全員来てくれるといいな」
当日
青山「審判の青山です。両校の代表は前に出て、挨拶をしてください」
ココア&リゼ「よろしくお願いします!」
みんな「よろしくお願いします!」
青山「それでは、各チーム開始位置に移動して」
青山「試合開始!」
ココア「パンツァ―、フォー!」
みんな「パンツァ―、フォー!」
チノ「この試合はどのような試合だったか、もう一度確認したいです」
ココア「15対15の殲滅戦だよ。エリアは木組みの街全体!」
チノ「リゼさんの学校の戦車道は県内で上位に入るレベルの強豪です」
ココア「チノちゃん、大丈夫だよ。お姉ちゃんに任せなさい!」
チノ「うぅ…、ココアさんと同じ戦車に乗ったのは間違いな気がしてきました」
ココア「このT-46軽戦車は機動力が高いんだよ!動き回れば当たらないから問題はないよ!」
チノ「装甲はないに等しいので、当たったら終わりですけどね」
チノ(それにしても、ココアさんの学校はレア戦車を持ってるんですね)
T-46
https://ja.wikipedia.org/wiki/T-46_(%E6%88%A6%E8%BB%8A)
ココア「みんな開始位置のうちの学校の前を発車したね」
チノ「では車長のココアさん、どこへ向かいますか?」
ココア「ここは北の端だけど、街の西側は家が多くて重戦車でも隠れ場所が多いから戦いやすいよね」
チノ「では、軽戦車が有利になる東側の家の比較的まばらな地帯に向かいますか」
ココア「その通り!さすがはチノちゃんだね♪」
チノ「すぐ前をマヤさんとメグさんのBT-7軽戦車が走っています」
BT-7
https://ja.wikipedia.org/wiki/BT-7
ココア「あっ、おんなじこと考えてるのかな?」
チノ「T-46もBT-7も同じような典型的な軽戦車ですしね。視界が開けた位置からの偵察も兼ねているのでしょう」
ココア「万が一発見されても足が速いからすぐに逃げれるしね」
チノ「私たちの戦車もすでに時速60km出てます」
ココア「なんだか、行ける気がしてきたよ」
チノ「奇遇ですね、私もです」
マヤ「偵察偵察ぅ~!」
メグ「すごーい、速いねー」
マヤ「敵陣に一番乗りだな!」
メグ「バンザーイだね!」
チノ「メグさんたちがすごい勢いで敵開始位置の方向に突撃していきます…」
ココア「マヤちゃん!?どんな指示を出してるの!?さすがに危険すぎるよぉ…」
チノ「単騎突撃は多数の敵に発見され集中砲火を受けてすぐに撃破されてしまいます」
ココア「し、しょうがないから私たちも付いてってマメ隊のBT-7を孤立させないようにするよぉ!」
チノ「それでも二両だけで突撃になりますが、大丈夫でしょうか…」
メグ「東側とはいえある程度南に来るとそこそこ家があるねー」
マヤ「家の間を物を壊さないようにゆっくり抜けて行くんだ」
ペシャッ
メグ「後ろのココアちゃんたちが柵を壊した音がしたよ~」
マヤ「私たちが避けながら走っても後ろの戦車が結局壊していく!?」
チノ「他の戦車の様子はどうですか?」
ココア「とりあえず西側の偵察に軽戦車二両を向かわせてて、残りの車輌は私たちの後ろや開始地点付近でそれぞれの車輌の速度で前進してるよ」
チノ「私も無線手をやって味方の位置を把握しながら戦車道をやってみたいものです」
ココア「この車輌は無線手と装填手が兼任だから大変だよぉ!」
マヤ「H7地点に敵発見しました!九七式中戦車チハです」
九七式中戦車チハ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%BC%8F%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A
マヤ「味方からの無線によると、F3地点にも敵中戦車発見した模様です!」
ココア「いよいよ衝突が始まるねー!」
チノ「砲手の出番ですね」
ココア「そうだよ、がんばって、チノちゃん!」
メグ「とりあえず、こっちがあっちを発見したことだし、あっちがこっちを見つけてないことを祈って茂みに隠れるよー」
ココア「チハを狙うよ」
メグ「私たちも撃つよー」
マヤ「ファイアー!」
~ここまでの登場車輌~
ココアの高校
T-46 ココア車長・無線手・装填手 チノ砲手
BT-7 マヤ車長・無線手 メグ砲手・装填手
リゼの高校
九七式中戦車 チハ
バン
メグ「は、はじゅしたー」
ココア「ファイアー!」
バンバンバンバンバン
チノ「このT-46は機関銃(マシンガン)を積んでいるタイプです。一度に五発まで自動で発射することができます」
ココア「でも、一発あたりの貫通力が低すぎて、当たってるのに全然効いてないよぉーっ!」
チノ「撃ってしまったのでこちらの場所も気づかれる確率が上がってしまいましたね・・・」
ココア「しかもチハは甘兎庵の陰に隠れたみたいで見失っちゃったよ!」
チノ「とりあえず、見つかってしまっている気がするので後退しましょう」
ココア「そうだね…って、マヤちゃんたちがどんどん前進していくよー!」
チノ「またマヤさんたちを孤立させてしまわないためには…」
ココア「うん。仲間を見捨てないのは昨年度優勝校の西住みほさんも大事だって言ってたよ」
チノ「付いていきましょう」
マヤ「こちらBT-7、チハを再確認しました。甘兎庵の裏に隠れているようです」
メグ「とちゅげきー!」
チノ「またメグさんたちは突撃して…ほんとうにどうしようもないメグさんです…」
ココア「いや、意外とこの判断は良いかもしれないよ」
チノ「どういうことですか?」
ココア「今BT-7が西側に回ってチハを攻撃すれば、私たちのT-46が東側に回れば、チハを挟み撃ちにできると思うんだ!」
チノ「なるほど!すぐに甘兎庵の東側を通って家の裏に回りましょう」
ココア「ここで右に曲がって!チハがいない…チハがいない!?」
チノ「いるはずなんですけど、シャロさんの家が間にあるので、邪魔で視線が通らないし、当然射線も通りません」
マヤ「チハ、依然甘兎庵の裏にいます!」
ココア「ふふっ、チノちゃん」
ココア「視線は通ってなくても、射線は通ってることがあるんだよ?」
チノ「ど、どういう意味ですか」
ココア「チノちゃん、シャロちゃんの家に向かって砲撃してくれる?」
チノ「わかりました」
バン
チノ「わっ、シャロさんの家が大破しました」
チノ「あっ!」
ココア「機関銃なら、最初の一発で建物を壊すことで、間髪入れず二発目以降をそのすぐ奥にいる敵に当てることができるんだよ」
チノ「すごいです!」
バンバンバン
チノ「命中してます!」
バン
九七式中戦車 チハ、白旗
チノ「やりました!撃破です」
ココア「やったぁ♪撃破したよ!」
マヤ「味方、敵駆逐戦車を撃破!」
ココア「すごーい!強豪校の戦車を味方が倒してるよー!」
マヤ「これは突撃するしかないってことだね!」
メグ「うん♪突撃突撃ー!」
ココア「マメちゃん!?」
チノ「マメBT-7がリゼさんの高校の方に向かっていきます」
ココア「敵スタート地点だね。私たちも例によって付いていこうね」
マヤ「高校前に、敵Renault FT-75 BS発見!」
ココア「ヴェエエッ!?自走砲!?聞いてないよおぉぉ!」
Renault FT-75 BS
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC_FT-17_%E8%BB%BD%E6%88%A6%E8%BB%8A
バリエーションの項目のFT BS
チノ「フランスの第一次大戦期の古い自走砲ですね…」
ココア「カール自走臼砲みたいなとんでもないものが出てこなくてよかったね」
チノ「県大会レベルの高校でそんな良い車輌は持ってないでしょう」
メグ「自走砲は機動力がないから、近づいちゃえば勝ちなんだよ」
マヤ「そうだな。接近するぞ」
メグ「いっけー!」
マヤ「あれ、ぶつかるー!」
メグ「自走砲、移動しないねー」
マヤ「このままでは体当たりになっちゃうぞー!」
カール自走臼砲
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%87%AA%E8%B5%B0%E8%87%BC%E7%A0%B2
ガルパン劇場版で出てきたやつです
メグ「体当たり、一回やってみたかったんだー」
マヤ「すごい衝撃が来るぞ!気を付けろ!」
ガシンッ
Renault FT-75 BS、白旗
BT-7、白旗
ココア「マヤちゃんたちが特攻した!」
チノ「えらい、えらいです…」
マヤ「敵を撃破したぞ!」
メグ「こっちも撃破されちゃったけどねー」
~ここまでの登場車輌~
ココアの高校
T-46 ココア車長・無線手・装填手 チノ砲手
(撃破)BT-7 マヤ車長・無線手 メグ砲手・装填手
リゼの高校
(撃破)九七式中戦車 チハ
(撃破)Renault FT-75 BS
ココア「敵を探そう!」
チノ「敵影が見当たりませんね」
ココア「味方よりD2地点、つまり北西のほうで二両発見との報告が来たよ!」
ココア「報告した途端に撃破されたみたいだけど…」
チノ「それでもまだこちらは敵より多いです」
ココア「ヴェッ?もう一両やられた?」
チノ「そ、それでも」
ココア「今またやられた!?」
チノ「あっ…」
ココア「とりあえずD2地点に急行しよう!」
チノ「そうですね…敵目視しました。AMX 38軽戦車とSU-76M自走砲です」
ココア「あのSU-76M、自走砲なのにエンジン改造されてるみたいで駆逐戦車並みに動いてるよー!」
チノ「それから、今もう一体見えました。III号戦車A型です」
ココア「味方のT2中戦車が敵三両と交戦中だね」
チノ「私たちも砲撃しましょう。ここからなら射線が通ります」
ココア「AMX 38を狙って、ファイアー!」
AMX 38
https://en.wikipedia.org/wiki/AMX_38
SU-76M
https://ja.wikipedia.org/wiki/SU-76_(%E8%87%AA%E8%B5%B0%E7%A0%B2)
III号戦車A型
https://ja.wikipedia.org/wiki/III%E5%8F%B7%E6%88%A6%E8%BB%8A
T2中戦車
https://ja.wikipedia.org/wiki/T2%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A
カキーンカキーンカキーンカキーンカキーン
リゼ「あれは37mm砲か?そんな砲ではAMX 38の装甲は抜けないぞ」
シャロ「五発すべて跳弾させてやったわ」
ココア「ヴェアアア!なにあれ、絶対軽戦車じゃないよぉー!中戦車だよー!」
チノ「全く効いてないです。37mm砲の貫通力のなさが身に染みます…」
ココア「チノちゃん、もう一回!」
チノ「フ、ファイアー」
カキーンカキーンカキーンカキーンカキーン
シャロ「撃ってるの誰よ、学習しないんだから。その弾は私たちの装甲では跳ねるだけよ」
リゼ「あぁ、いつもぴょんぴょん可能だ」
ココア「T2中戦車が一両で敵三両を食い止めてるよ!」
チノ「でもこのままでは時間の問題です。救援に向かいましょう」
ココア「って、目の前でT2中戦車がやられた!?」
チノ「私たちの車輌がすごい勢いで敵三両の目の前に突っ込んで行きます」
ココア「万事休すだよぉ…さすがにこんなに囲まれたら勝ち目ないよおぉ!」
チノ「撤退しますか?」
ココア「ううん、今ここで車体を旋回させたらその間静止してしまって敵の良い目標になるよ」
チノ「アクセルを入れながら旋回するには建物に挟まれていて道が狭すぎますしね」
ココア「このまま、敵の中央を突破します!威嚇程度に射撃しながら敵の間をすり抜けて!」
リゼ「なんだなんだ!?」
シャロ「あのT-46、馬鹿じゃないの!?」
ドカン
ココア「ヴェエッ!III号戦車A型の射撃で右履帯が損傷したよ!」
チノ「まだ走行は可能なようです」
ココア「とりあえず、一番近いAMX 38に対して発砲して!」
チノ「了解です!」
カキーンカキーンドーンカキーンドーン
ココア「やっぱり!この距離なら貫通してる弾もある!」
リゼ「やられたようだな」
シャロ「まだまだこちらの車輌は大丈夫です!でもあちらのT-46は瀕死です。狙いましょう」
ドーン
T-46、白旗
リゼ「やったぞ、シャロ!」
シャロ「敵、撃破です!」
ココア「うわあああっ!?」
チノ「撃破されてしまいました…」
ココア「私たち、ここまでだよー!チノちゃああああん!」
チノ「ココアさん、落ち着いてください」
千夜「ココアちゃんが!?大変」
モカ「私たちの任務を果たしましょう」
千夜「私たちは今SU-76Mに乗って敵のSU-76Mを追撃しているわ」
ココア「なんでSU-76Mが二両もいるのおお!?」
千夜「♪きっと同じ趣味だから」
チノ「SU-76Mはかなり量産されてますからね」
モカ「敵SU-76M、左に曲がったわね」
千夜「建物の陰に隠れてしまって、撃てません」
モカ「追いかけましょう…ってあら?」
ドコォ
リゼの高校のSU-76M、白旗
千夜「味方のT-60が撃ってくれたんだわ」
モカ「私たちの追撃に気を取られているうちに、別の方向から狙撃されたみたいだね」
千夜「ナイス連携プレーです!」
ドオン
モカ「な、何!?」
T-60
https://ja.wikipedia.org/wiki/T-60_(%E6%88%A6%E8%BB%8A)
千夜「J3地点、すぐ近くにIII号戦車A型の発見との入電!今撃ってきたのはそいつです!」
モカ「ただちに狙いましょう」
千夜「III号戦車A型、味方のT-60と交戦中!」
モカ「撃つわよ!ファイアー!」
バウン
千夜「外しちゃったわね…」
ドコン
モカ「相手も外してくれたみたいね…」
バキン
III号戦車A型、白旗
千夜「すごいわ!T-60が撃破したわ!」
モカ「ある孤立したエリアの中で味方の数の方が多いときは、なるべく集団で行動して多対少にもっていくのよ」
モカ「そうすれば、時間あたりの射撃数で有利になれるわ」
千夜「敵を見失ったわね」
モカ「探しましょう」
千夜「G3地点に敵AMX 38を発見と入電!」
モカ「T-60が攻撃中ね!」
千夜「私たちも攻撃しに行きましょう」
モカ「何か、感じるわ」
千夜「えぇ、あのAMX 38の動きからは…」
モカ&千夜「熟練者のオーラが!」
モカ「あれはたぶんリゼちゃんね」
ドカン
T-60、白旗
千夜「T-60がやられた!?」
リゼ「ふっ」
シャロ(リゼ先輩、かっこいい!)
シャロ「まだまだ撃っていくわよ!」
ヒュッ
千夜「ひっ!?こわっ!」
モカ「今のは危なかったわね」
モカ「でも、安心なさい。リゼちゃんたちの背面から私たちの味方のマルダーII対戦車自走砲が近づいてきているわ」
千夜「でもマルダーIIって接近戦は…」
カンッ
モカ「私たちが撃たれた!」
リゼ「もう少しだ。これはいけるかもしれないぞ」
マルダーII対戦車自走砲
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BCII
シャロ「敵はまだ三両います!どどどどうやって勝つんですか!?」
シャロ「しかも私たちは敵二両に前後から挟まれています!」
リゼ「よく見るんだ。私たちを挟んでいるのは両方とも機動力に劣る改造自走砲だ。接近戦は向いていないはずだ」
モカ「私たちはどちらの車輌も自走砲よ!こんな近くの軽戦車に動き回られたら勝てないわ」
千夜「数を活かして連携プレーするしかないんじゃないかしら?」
千夜「いくら軽戦車でも、片方の車輌を狙っているときはもう片方に対応できない」
千夜「マルダーII!今すぐにAMX 38に突撃して!」
リゼ「とどめた!」
ドコン
SU-76M、白旗
シャロ「や、やった!」
リゼ「すぐに後ろに砲塔を旋回しろ!」
リゼ「ま、間に合わない!?」
ドカン
AMX 38、白旗
モカ「マルダーII、自走砲なのに至近距離の軽戦車を撃破するなんて///」
青山「残存車輌の確認をしています…」
~ここまでの登場車輌~
ココアの高校
マルダーII対戦車自走砲
(撃破)SU-76M 千夜車長 モカ砲手
(撃破)T-60
(撃破)T-46 ココア車長・無線手・装填手 チノ砲手
(撃破)T2中戦車
(撃破)BT-7 マヤ車長・無線手 メグ砲手・装填手
リゼの高校
(撃破)AMX 38 リゼ車長・砲手・無線手・装填手 シャロ操縦手
(撃破)SU-76M
(撃破)III号戦車A型
(撃破)九七式中戦車 チハ
(撃破)Renault FT-75 BS
青山「○○高校の、勝利!」
ココア「やったー!チノちゃーん!勝ったよー!」
チノ「お疲れ様です」
マヤ「すごい!あのリゼの高校に勝てるなんて」
メグ「ココアお姉ちゃんのおかげだね」
千夜「最後にAMX 38の砲塔の旋回がもう少しだけ速かったら、負けてたかもしれないわ」
モカ「ココアがいつの間にか戦車道上達してたみたいで、お姉ちゃんは嬉しいぞ!」
シャロ「負けちゃったあ…」
リゼ「完敗だな」
チノ「せ、戦車道って…面白いですね!」
その後
ココア「ええっ!?ボトルシップやめちゃうの!?」
チノ「ボトルシップなんてもう古いです。これからの時代はボトルパンツァ―です」
リゼ「チノのやつ、すっかり戦車にハマったみたいなんだ。戦車なんて今どき古風すぎないか?」
ココア「リゼちゃんが言うの!?」
チノ「ココアさん、私やっぱりココアさんの高校には行きません」
ココア「なんでええ!?チノちゃんと同じ学校に通いたいよお!」
マヤ「チノ、行きたい高校ができたんだってさー」
チノ「黒森峰女学園というところなのですが…」
終わり
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