春香と千早が暇に任せてアイドルのことを語るだけのSSです。
>>1の主観を語らせるものなので、不快感を覚えた方はそっとじでよろしくお願いします。
また、安価に頼ることもあるかもしれませんので、その際はよろしくお願いします。
春香「きらりちゃんって可愛いよね。あのおっきさのお陰で可愛さが増してる気がする」
千早「諸星さんって身長どのくらいなのかしら?」
春香「アイドル銘鑑には186.2cmって書いてあるね」
千早「え、それだけしかないの?190超えていると思っていたわ…」
春香「パワフルさで大きく見えちゃうのかな?だとしても、可愛いことには変わりがないから問題ないね」
千早「春香は諸星さんが好きなの?」
春香「え?きらりちゃんを嫌いになる人っているの?」
千早「私も諸星さんのこと嫌いじゃないわ。諸星さんはとても礼儀正しいし、仕事にも一生懸命だし、周りをよく見て気をきかせることもできるし、あと……」
春香「あと?」
千早「か、可愛い」
春香「だよね」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461403450
千早「そういえば、諸星さんってグラビアモデルには興味なかったのかしら?」
春香「高身長でグラマラスだから、グラビアモデルの方が活躍できたんじゃないかってこと?」
千早「ええ。私と違って恵まれた身体なのだから、グラビアモデルでなくとも他にも道はあったんじゃないかしら?」
春香「たぶんね、アイドルしかなかったんだよ」
千早「え?」
春香「たぶんというか、もうアイドルしかなかったんじゃないかな?」
千早「どういうこと?」
春香「きらりちゃんがよく口にしてたの。『きらりは他の娘よりもちょーっとだけおっきいから…』って」
千早「似てないわよ」
春香「いいの、今は関係ないから。それでね、本人に確認したわけじゃないんだけど、きらりちゃんは可愛い格好することを諦めようとしてたんじゃないかなって思うの」
千早「でも、諦めようとしたなら、アイドルにはなってないんじゃ?」
春香「きらりちゃんはね、私たちとは違って、街中できらりちゃんのプロデューサーさんに声をかけられたんだって」
千早「スカウトされたのね。それで?」
春香「そこでプロデューサーさんから、今のきらりちゃんのままでオーディションを受けてくれって言われたんだって」
千早「今の……ええと、それってどういう?」
春香「千早ちゃんって察しが悪いよね」
千早「え?どうして私は春香に面と向かって悪口を言われているの?」
春香「察しが悪いからだよ……」
千早「ごめんなさい。でも、こんな私を春香は親友と言って付き合ってくれるじゃない。だから、私は今のままでもいいのかなって思って…」
春香「察しの悪さは変わらないけど、最近の千早ちゃんはほんと柔らかくなって魅力的になったよね」
千早「そんな、照れるわ……ありがとう、春香」
春香「きらりちゃんもね、ずっと似合わないかもって思ってた可愛い格好のままでいいって、プロデューサーさんに言われて嬉しかったんだよ、きっと」
千早「!…そうなのね。すごく共感できるわ」
春香「街を歩くと笑われたり、馬鹿にされたことも何度もあったんだって。そういうのってやっぱり辛いよね」
千早「ええ、そうね。だから諸星さんってどんなお仕事でも高槻さんに負けない笑顔なのね」
春香「うん。だから今、すっごく楽しいんだと思うよ。きらりちゃんと一緒のお仕事ほんとうに楽しいよね」
千早「少し変わった口調だけれども、歌はとても上手だし、学ぶところはたくさんあったわ」
春香「千早ちゃんって純粋に楽しむことができない生き物なんだね…」
千早「そんなことっ……nある……かも、しれないわ…」
春香「きらりちゃんのにょわー☆っていいよね。なんか元気が出てくる」
千早「それならボンバー!!!はどう?」
春香「茜ちゃんだよね?うるさい方の」
千早「その認識はどうなのかしら?じゃあ野々原さんはどんな方なの?」
春香「うざい方?」
千早「春香!!野々原さんとっても良い子なのに、うざいだなんて酷いわ!」
春香「ちょっと落ち着いて千早ちゃん。今のはバラエティ的ないじりなだけだから!」
千早「春香。その、私はバラエティ知ってます!みたいな喋り方はどうかと思うわ」
春香「う……気をつけます。それより、日野茜ちゃんだよね?」
千早「ええ。彼女ラグビー部のマネージャーをしているそうなの。それでね……」
春香「ねぇ、千早ちゃん。この話長い?」
千早「レッスンの時間までには終わるわよ?」
春香「ってことはあと2時間日野茜ちゃんのことを話し続けるつもりだったんだ……」
千早「だめ?」
春香「日野茜ちゃんは私も好きだけど、千早ちゃんがボンバー!!!しすぎかなって」
千早「ねぇ、春香?そうやって上手く言おうとしなくてもいいのよ?」
春香「してない!してないよ!千早ちゃんは私をなんだと思ってるの?」
千早「芸人?」
春香「……」
千早「…はるか?」
春香「もう絶交する」
眠いので起きたら続きポツポツ投下します
千早「待って!ごめんなさい!」
春香「どうして謝るの?私がお笑いだけのアイドルなのは本当でしょ?みんなみたいに可愛くないし」
千早「違う!春香は可愛いわ!」
春香「どれくらい?」
千早「えーっと、どれくらいって……あ、あの輿水さんよりも可愛いわ!」
春香「比較対象を同じ芸ドルにしたことは評価するよ」
千早「そんなつもりは……」
春香「じゃあどうして?」
千早「あの、輿水さんっていつも『ふふーん、カワイイボクに会えて幸せですねぇ♪』って言ってるじゃない?」
春香「似てる!千早ちゃんのモノマネクオリティに春香さんビックリだよ…」
千早「え、あ、ありがとう…?」
春香「それで、幸子ちゃんと私はどう繋がるの?」
千早「輿水さんってお笑い芸人以上の体当たり企画ばかりさせられても可愛いじゃない?だから、春香も同じように…いえ、それ以上に可愛いのよ」
春香「そ、そうかなぁ?」
千早「ええ、そうよ。春香は私が嘘を言うとでも思うの?」
春香「ううん。ありがとう千早ちゃん♪」
千早「ふふっ、どういたしまして♪」
春香「そうそう、可愛いといえば杏ちゃんだよ」
千早「ああ、だらだら妖精の双葉さんね」
春香「杏ちゃんって私と同級生なんだよ?信じられないよね」
千早「私の一つ上って言う方がもっと信じられないわ…」
春香「美希の憧れのアイドルらしいよ」
千早「なんだかわかる気がする。どちらがどう優れてるって言うわけでもないけれども、二人ともスイッチが入った時のパフォーマンスは目を見張るものがあるもの」
春香「それは言えてるかも。ただ、向こうのプロデューサーさんも苦労してるんだろうなって思うと」
千早「ふふっ、律子みたいな人が双葉さんを叱ってるのかしら?」
春香「どうなんだろう?杏ちゃんと言えばきらりちゃんとセットってイメージあるよね」
千早「キャンディアイランドの三村さんと緒方さんともよく一緒にいるわよね」
春香「律子さんみたいな人がいないね」
千早「346のプロデューサーさんお疲れ様です」
春香「そっち?こっちじゃない?」
千早「こっちが北だから合ってるわ」
春香「こっちが北なんだ。じゃあ私も。346プロのプロデューサーさんお疲れ様です」
はるちは「あははっ」
春香「ふぅ。まだ時間あるね」
千早「そうね。でも、いつも時間がないって慌てている分、こんな風にゆったりできる時間は貴重だわ」
春香「そうだね。それに千早ちゃんと一緒だから高得点だよ!」
千早「ふふっ、ありがとう春香。あ、ゆったりと言えば高森さんよ」
春香「ゆるふわ藍子ちゃんだね。え、でも、千早ちゃんとはどう……あ…」
千早「春香♪怒らないから、今どこを見て納得したのか教えてくれるかしら?」
春香「してない!してない!納得してない!」
千早「何を見たの?」
春香「何というか藍子ちゃんは74……あ、違う違う!」
千早「そう。やっぱり春香もそうなのね」
春香「ごめんなさい!ごめんなさい!」
千早「なーんてね。私もいい加減慣れたもの。そこまで気にしてないわ」
春香「千早ちゃん……うぅっ、強くなったねぇ」
千早「ちょっと、春香っ!何も泣くことないでしょう」
春香「最近は春香さんよりも千早ちゃんの方がグラビア増えてきたし、自分の武器をわかってきた千早ちゃんが強敵になってきたよぅ」
千早「そっちなの?」
春香「だって、千早ちゃんは元々可愛いけど、ファンになるのは歌からって人が多かったじゃない?それが今や、グラビアやテレビなんかで千早ちゃんを見てファンになる人の多いこと」
千早「そうなの?」
春香「そうなの?って、プロデューサーさんからそういう話聞かないの?」
千早「ファンが増えたなとか、いい笑顔になったな……とか、言われるようにはな
春香「待って!」
千早「え?」
春香「千早ちゃん、今プロデューサーさんのこと思い出して顔赤くなったよね!?」
千早「そ、そそそ、そんなことないわよ!」
書き溜めてから投下するのでまた次回
それと、春香と千早に語らせたいアイドルがいたら教えてください
可能な限り語ります
この娘を書いてくれ
http://imgur.com/HsmJV1b.jpg
春香「くんくん、これは嘘の匂い!」
千早「な、そんな匂いするわけないでしょう」
春香「でも、志希ちゃんは○○の匂いがするーっていつも言ってるよ?」
千早「一ノ瀬さん…だったかしら?とても頭が良いのよね?」
春香「興味がなくなると逃亡しちゃうらしいよ。この間はレッスンサボって美希と一緒にカモ先生とお話ししてたんだって」
千早「その話なら美希から聞いたわ。伊吹さんもそこにいたのよね」
春香「そうそう。才能のあるアイドル同士で気があったんだろうね」
千早「でも、一ノ瀬さんっていつも危ない薬を持ってるイメージなんだけれど」
春香「わかるわかる。もしかしたら美希に惚れ薬を渡してたり?」
千早「さすがに美希でもそんなことしないでしょう?……しないわよね?」
春香「そこは素直に信じてあげようよ」
千早「じゃあ、一ノ瀬さんが美希とプロデューサーのことを知って、一方的に渡してきたり?」
春香「あー。美希とプロデューサーの件は業界に知れ渡ってるし、志希ちゃんは面白いこと好きそうだから否定できないね」
千早「たしか、一ノ瀬さんみたいな人は、面白いことにはとんでもない集中力を発揮するのよね?」
春香「ギフテッドでジーニアスな人だね」
千早「え……?」
春香「ツイッターで見かけたから、ちょっと使ってみたくなっちゃった」
千早「そんなの突然言われてもわからないわ。そうだ、ツイッターと言えば>>26の写真が私に送られてきたんだけれども」
春香「え?これ……顔だけ千早ちゃんだよね?」
千早「ええ。ファンの人が首から下は渋谷さんだって教えてくれたわ」
春香「へぇ〜、よくできてるよね。初めて会った頃の千早ちゃんを思い出すなぁ」
千早「え?私こんな感じだったの?」
春香「始めて会った時なんか『ふーん、アンタが天海春香?悪くないかな』って言ってたよね」
千早「ちょっと、春香!私はそんなこと言ってないじゃない!それに渋谷さんも反省しているんだからやめてあげて!」
春香「あははっ、ごめんごめん」
千早「もう。今は私たちだけだから良かったものの、人前でこんなこと言わないでよ。春香だって歌のこと言われるの嫌でしょ?」
春香「い、今は音程さんが来てるからだだだだ、大丈夫だもん!」
千早「ほら、動揺してるじゃない。まるで安部さんみたいよ」
春香「安部さん?」
千早「メルヘンチェンジする『キャハッ!ラブリー17歳♪ブイッ♪』の人よ」
春香「可愛い!千早ちゃん可愛いよっ!」
千早「ちょっと、恥ずかしいわ…」
春香「でも、ナナちゃん17歳じゃ
千早「だめよっ!」
春香「ふぇっ!?」
千早「たとえ誰にも聞かれていなかったとしても、それ以上はダメよ」
春香「あっはい」
千早「……」
春香「……」
千早「ウサミン星って千葉に
春香「千早ちゃん!!さっきダメだって自分で言ってたのは何だったの!?」
千早「ごめんなさい。やるなら今しかないかなって…」
春香「でも、ナナちゃんを語る上では避けて通れない話題だよね」
千早「そうね。ウサミン星人の安部 さん17歳 だものね」
春香「くふっ、あははっ」
千早「春香、アウトー!」
春香「あははっ、千早ちゃんが楽しそうで私も嬉しいよ」
千早「安部さんもすごいけれど、馬場さんも24歳には見えないわね」
春香「このみさんは下手したら中学生だもんね」
千早「さすがに中学生はないんじゃないかしら?」
春香「でもね、この間このみさんとダーツのできるお店に行った時ね」
千早「待って春香。それ私知らないわ」
春香「だって、言ってないし千早ちゃんはお仕事だったもの」
千早「くっ……」
春香「今度一緒に行こうね。それでね、お店に入る時に、保護者がいないと入れませんよって止められちゃって」
千早「馬場さんがよく行くお店なのよね?」
春香「うん。新人さんだったみたいで、このみさんプンプンしながら免許証出してた」
千早「くふふっ、AT限定の免許証よね?」
春香「そうそう。クラッチに足を伸ばすと座席からずり落ちたって噂の」
千早「その噂誰が流したの?」
春香「亜美と真美がひなたちゃんに教えて、そこから広まった」
千早「ぶふっ……!!」
春香「千早ちゃん!ティッシュティッシュ!」
千早「はぁ…はぁ……危なかったわ」
春香「いやいや、アウトだよ!覆った手に跳ね返って顔中鼻水とよだれまみれだよ!ほら、洗っておいでよ」
千早「ええ、そうさせてもらうわ」
このままでは際限なくだらだら続けそうなので、リクのあったアイドルをもうちょい語らせたら閉めますね。
それではまた明日か明後日に。
千早「安部さんもすごいけれど、馬場さんも24歳には見えないわね」
春香「このみさんは下手したら中学生だもんね」
千早「さすがに中学生はないんじゃないかしら?」
春香「でもね、この間このみさんとダーツのできるお店に行った時ね」
千早「待って春香。それ私知らないわ」
春香「だって、言ってないし千早ちゃんはお仕事だったもの」
千早「くっ……」
春香「今度一緒に行こうね。それでね、お店に入る時に、保護者がいないと入れませんよって止められちゃって」
千早「馬場さんがよく行くお店なのよね?」
春香「うん。新人さんだったみたいで、このみさんプンプンしながら免許証出してた」
千早「くふふっ、AT限定の免許証よね?」
春香「そうそう。クラッチに足を伸ばすと座席からずり落ちたからATにしたって噂の」
千早「その噂誰が流したの?」
春香「亜美と真美がひなたちゃんに教えて、そこから広まった」
千早「ぶふっ……!!」
春香「千早ちゃん!ティッシュティッシュ!」
千早「はぁ…はぁ……危なかったわ」
春香「いやいや、アウトだよ!覆った手に跳ね返って顔中鼻水とよだれまみれだよ!ほら、洗っておいでよ」
千早「ええ、そうさせてもらうわ」
春香「おかえり千早ちゃん」
千早「ええ。これが仕事中でなくて本当に良かったわ」
春香「ひなたちゃんの破壊力」
千早「くふっ…もう、やめっ…」
春香「あー、ツボっちゃったかぁ。じゃあ話題変えなきゃね」
千早「ふーっ、ふーっ…」
春香「まだ40分くらい時間があるね」
千早「たいして時間が経ってないのね」
春香「そういえば、さっき日野茜ちゃんを熱く語ろうとしたのは何で?」
千早「日野さんってうるさいじゃない?」
春香「うん。さっきはその認識は……って言ってたけど認めたね」
千早「矢吹さんもうるさいじゃない?」
春香「可奈ちゃんはうるさいというか、昔の私がもうちょっと酷くなった感じというか…」
千早「春香もなかなか言うわね、ふふっ」
春香「別に毒舌対決してるわけじゃないよね?え、どうして千早ちゃんが得意気なの?」
千早「細かいことはいいのよ」
春香「う、うん。それで?」
春香「おかえり千早ちゃん」
千早「ええ。これが仕事中でなくて本当に良かったわ」
春香「『このみさんって足が届かないからAT限定にしたんねぇ』」
千早「くふっ…もう、やめっ…」
春香「あー、ツボっちゃったかぁ。じゃあ話題変えなきゃね」
千早「ふーっ、ふーっ…」
春香「まだ40分くらい時間があるね」
千早「たいして時間が経ってないのね」
春香「そういえば、さっき日野茜ちゃんを熱く語ろうとしたのは何で?」
千早「日野さんってうるさいじゃない?」
春香「うん。さっきはその認識は……って言ってたけど認めたね」
千早「矢吹さんもうるさいじゃない?」
春香「可奈ちゃんはうるさいというか、昔の私がもうちょっと酷くなった感じというか…」
千早「春香もなかなか言うわね、ふふっ」
春香「別に毒舌対決してるわけじゃないよね?え、どうして千早ちゃんが得意気なの?」
千早「細かいことはいいのよ」
春香「う、うん。それで?」
千早「矢吹さんって、私のことをすっごく尊敬しているらしいのよ。心の歌姫とまで想ってくれていると聞いたわ」
春香「千早ちゃんに憧れてるんだね」
千早「私に憧れて765プロに来てくれたのだとしたら、とても光栄なことだわ」
春香「そうだね。私にも憧れてくれてたような気がするけど、きっと別の世界線のことだね」
千早「矢吹さんが私の前で歌うじゃない?」
春香「え…あ、うん」
千早「それに対して、私は真剣にアドバイスをするの。と言っても、私もまだまだ勉強中だから偉そうなことは言えないのだけれども」
春香「千早ちゃんは歌に対しては本当に真面目だよね。そういうとこは親友として尊敬できる部分だよ」
千早「ふふっ、ありがとう。それでね、矢吹さんって私のアドバイスを真剣に聞いてメモまで取ってくれるの」
春香「へぇ〜、心酔しきってるって感じだね」
千早「そんな矢吹さんを見てるととっても可愛く思えてきてしまって、同じくうるさい日野さんも可愛いなって」
春香「おや?」
千早「876プロの日高さんも可愛いわよね。もちろん、元気いっぱいな高槻さんだって可愛いわ」
春香「あるえー?」
千早「春香もわかるでしょう?」
春香「えーっと、アドバイスを真剣に聞いてくれるところまでは、とっても共感できるし、いい話だったね」
千早「じゃあうるさい娘って可愛いと思わないの?」
春香「待って。そもそも茜ちゃんは17歳だよ?私たちが可奈ちゃんや愛ちゃんと同じように可愛いって思うのはちょっと失礼じゃない?」
千早「え?日野さんって高校生だったの?」
春香「響ちゃんみたいにちっさくて可愛いけども私と同級生だよ」
千早「そうだったのね。でも、歳なんて関係なく日野さんは可愛いわ。もちろん、春香も可愛いわ。大好きよ♪」
春香「ふぇっ!?ちちちちはやはや…あう……」
千早「春香ったら耳まで真っ赤じゃない」
春香「恥ずかしいんだから仕方ないよぅ」
千早「そういうときは別のことを考えるのよ。ほら、着ぐるみアイドルのあの子みたいに……」
春香「もふもふえんの3人組?」
千早「あれは着ぐるみとまでいかないでしょう?」
春香「じゃあ、上田しゃん?」
千早「違わないけれども違うわよ、もう!」
春香「ごめんごめん、仁奈ちゃんだよね。市原仁奈ちゃん」
千早「そうそう、市原さんだわ。あの独特の口調が可愛いのよね」
春香「それで、私も仁奈ちゃんみたいに○○の気持ちになればってことなんだね?」
千早「ええ。でももう大丈夫みたいね」
春香「上田しゃんともふもふえんのお陰かな」
春香「たしか、お母さんと一緒に事務所に来て、お母さんはお仕事だから仁奈ちゃん一人だけ事務所に置いてけぼりにされたんだよね」
千早「市原さんは私みたいにご両親と不仲というわけではないのに、なかなか甘えられる時間がなかったとも聞いたわ」
春香「お父さんは海外に出張してて、お母さんはお仕事で忙しいんだよね。仕方がないって言っちゃうとそれまでだけど、仁奈ちゃんはまだ9歳だもん。寂しいに決まってるよね」
千早「着ぐるみを着ているのは、みんなが笑顔になってくれるからってことだけれども、もしかして…って疑ってしまうわね」
春香「○○の気持ちになるっていうのは、そうしなければお母さんから愛じ
千早「春香!これ以上いけないわ。やっぱり他所様の家庭事情を邪推するのはいけないことよ。私にも覚えがあるもの」
春香「あ……そうだね。そうだよね。ごめんね、千早ちゃん」
千早「ううん、私の方こそごめんなさい」
春香「でもね、さっきのことは抜きにしても、仁奈ちゃんが楽しくお仕事しているのを見ると、見ている方も楽しい気持ちになるよね」
千早「ええ。市原さんは幼いのに本当に立派だわ」
春香「亜美と真美のせいで実感湧かなかったけど、育ちゃんや桃子ちゃん、環も小学生だから、そう考えると本当に頑張ってるって思えるね」
千早「亜美と真美のせいっていうのは同意するわ」
春香「あの双子は本当にやりたい放題だったよね。今でも変わってないけど」
千早「桃子は元々子役なのよね?それを差し引いても自分のやりたいことを我慢しているようで…っと、これも邪推ね」
春香「でもね、先月泰葉ちゃんと一緒になったとき、桃子ちゃんのこと気にかけてくれてたよ」
千早「やっぱり子役同士で色々とわかることがあるのね。桃子は否定するでしょうけれども、もう少し甘やかしてあげようかしら」
春香「育ちゃんもいい子でいようって我慢しちゃう所もあるよね」
千早「そうね、育も環みたいに遠慮なく来てくれるといいのだけれど」
春香「ふふっ、千早ちゃんはすっかりお姉さんだね」
千早「そうかしら?」
春香「うん。桃子ちゃんたちのことを話してるときから、優しいお姉さんの顔だったよ」
千早「そう言われると照れるわ。でも、ありがとう」
春香「そろそろレッスンに行く準備しようか?」
千早「ええ、そうね」
春香「ねぇ、千早ちゃん?」
千早「何かしら?」
春香「私たちってかなりの事情通なんだね」
千早「トップアイドルだもの。仕方ないわ。ふふっ」
春香「あははっ。それじゃあ仕方ないね」
おしまい☆
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