勇者「僕は君みたいなイケメンには興味が無いんだ」(4)

魔王「イケメンだと?ふざけるな!」

勇者「イケメンくん♪」

魔王「俺をおちょくって言っているのは分かってる!第一俺がイケメンなはずがないんだ!」

勇者「とにかく君には興味が無いから触ることもしないでくれたまえ」

魔王「待て!じゃあこれから俺は誰を相手にしていけばいいんだ!」

勇者「他にも勇者いるでしょ」

魔王「でも俺はお前が好きだったんだ」

勇者「そこで過去形になるということはハイ分かります。つーか男が男に愛情表明とかキモ」

魔王「別にお前と結婚したいわけじゃねーよ」

勇者「じゃあ嫌いなんだね」

魔王「好きだからって誰とでも結婚したいわけじゃない」

勇者「ハッキリしてくんない?イラつくからさあ」

魔王「めんどくさい!もうお前なんて嫌いだ!」

勇者「ラッキー♪僕もお前のこと嫌い嫌い大嫌いだったの!これでおあいこだね!」

魔王「うるさい!黙れ!耳が腐る!」

勇者「」フフッ

魔王「息もするな!」

勇者「」ジー

魔王「俺と目を会わせるな!」

魔王「つーかお前性格と態度悪すぎ!」

勇者「さよなら」

魔王「聞けよ!」

勇者「僕の耳はそんなにヒマじゃない」

魔王「いちいちいちいちキザなこと言うな!食うぞ!」

勇者「君はいつもそうやって脅すだけだ。本当に人を殴ったりはできないんだろう」

魔王「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!」

勇者「半泣きw」

魔王「もうウザイから早く帰れ!」

勇者「やだね♪」

魔王「帰えお!」

勇者「じゃあ魔王城の一室を僕の家としよう」

魔王「ラメえええ!」

勇者「別に嫌がらせはこれからはしないよ」

魔王「嘘だ!」

勇者「僕が嘘を言うものか」

魔王「嘘だ!もうお前なんて信用できない!」

勇者「大丈夫だから」ギュッ
魔王「触るな!」ドカッ

勇者「初めてだな、僕を素手で殴ったのは」

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