【艦これ】 労働基準法が艦娘にも適用されるってぇ? (15)

大淀「はい 本日をもって艦娘も適用対象になる そう通達がありました」

提督「な、なんてことだ。この戦局が厳しい時に…上層部はなにをやっている!」

大淀「労働基準法は厚生労働省 別部署です」

提督「縦割り行政…っ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1461060463

バタッ

ゴーヤ「てーとくー 話は聞いたでち」
加賀「もう話はすべての艦娘に知れ渡っています」
睦月「なんですかなんですかー いいことですかー?」

提督「資源集め潜水艦 とっても強いぞ正規空母 遠征固定だ睦月型!
    き、君たちにはこれからも随時出撃していただかない…と」

大淀「ですが法律です」

提督「どの程度までなら許されるんだ?」

大淀「そうですね
    出撃は1日1~2回 演習であれば1日3回 装備の改装をする日は出撃不可です」

提督「なん…だと?」

大淀「あと当然勤務は1日8時間なわけですが 修理中も勤務時間です」

加賀「入渠一回で10時間以上は残業というわけですね」

提督「いやいやいやいや お風呂が仕事ぉ?」

加賀「当然出撃の支度なので」

大淀「秘書官も3交代制となります」

提督「オワタ 戦争オワタ…」

~1ヶ月後~
提督「あああああああ なんだこれなんだこれどうすりゃいいんだどうすりゃいいの?」」

涼風「てやんでい! ドロップから2年間レベル1のあたいが戦況わかるわけないのさ!」

提督「二年間なにしてたんだよ」

涼風「最初の3か月はいつ呼ばれるかわくわく その後はいつ解体されるかビクビク」

提督「正直スマンかった」

涼風「あっ定時だ んじゃ次の秘書官レベル1卯月だかんな」

提督「秘書官配置おかしい! シフト作ったの誰だ! あっ俺だ」

卯月「おはようぴょ~ん 今日のお仕事は~ なにやるかわかんないぴょ~ん☆」

~2ヶ月後~
提督「とりあえずいままで育ててなかった子の適性を見極めなければな…(攻略サイトポチッ)

提督「ふーん、綾波大潮あたりも使えるじゃん あっ、千歳千代田ってそんな能力上がるんだ」

提督「遠征枠が3つ 旗艦は軽巡で9人シフト、いや休暇とか考えると12人はいるな」

提督「軽空母主戦でも対空は取れるか… 航空戦艦ありがてぇ」

提督「アイテム屋のシフトも作るの? 夕張と妙高鳥海あたりなら商品知識習得可能かな?」

提督「有給休暇は半年間就労して発生 あっ龍驤の奴着任日から使って」

提督「変形時間労働制! そういうのもあるのか」

提督「まぁなんだかんだで皆能力差は少ないんだよな 上限火力が2,3違っても結果は大差ない」

~3ヶ月後~
提督「労働基準法が適用されて3か月が経過しわたけだが」

大淀「なんだかんだで仕事も回り始めましたね」

提督「よく考えるとハードワークの艦娘はごく一部。残りは暇をしていたわけだ」

大淀「3交代制にできる人員はいたわけです」

提督「今となっては全員に仕事が与えられよかった気がする」

大淀「各地からも喜びの声が届いています」

『今まで姉妹の中でコンプレックス半端なかったにゃ でも今では出番同一嬉しいにゃ』

『ここはとてもいい部隊ですね!』

『もうドックに本は持ち込みません 毎日本を読む時間が作れるから』

大淀「私も任務画面で一日中立ってなくていいので嬉しいです」

提督「椅子くらい準備すべきだった…」

提督「っていうかそのなんだ今まで悪かったな
   特定の子は酷使してその他の子は永遠に待機 俺ってひどいことしてきたよな」

大淀「提督…」

提督「君たちは人ではない でも物でもないあんな扱いはするべきではなかった」
  
ゴーヤ「昔のことはいいでち」

提督「ごめんな いっぱいオリョクルして」

加賀「大破→バケツ 大破→バケツは肉体は良くてもさすがに精神が疲れました」

提督「もうイベントだからって無理はしない…」

睦月「睦月は残業だってへっちゃらですよー」

提督「ありがとう 1月20時間を上限にお願いするよ」

大淀「提督 おめでとうございます作戦任務達成です」ピコーン

『任務 労働基準法を守り鎮守府に笑顔を取り戻せ』 達成

提督「ふふっ これが職場の正しい姿なんだね」

大淀「それと新しい任務が入っています」

『新任務 労働安全法を守り 労災事故をなくそう』

提督「えっ」 owari

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年04月23日 (土) 10:23:58   ID: JUIR2Id1

艦これで労災は当たりま…おや、誰か来たようだ

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom