【安価】モバP「今日は何をしようかなあ」 (124)
P「…………」カタカタカタ
P「……ふぅ」カタ……
P「まだお昼過ぎだっていうのにお仕事終わったな」
P「さて、夜の外回りまでどうやって時間を潰そうか」
P「誰か話し相手でもやってこないかな」
>>2 やってくるアイドル
>>3 アイドルと何をするか
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川島瑞樹
事務所掃除
ガチャッ
瑞樹「お、おはよう! プロデューサー君!」
P「へ? あ、瑞樹さん、おはようございます。どうしたんです? そんなに声を荒げて」
瑞樹「プロデューサー君! ご、ゴミ箱! まだゴミ箱の中身は捨ててない!?」
P「あー、多分捨てて無いかと……」
瑞樹「よかったぁ…! 実は駅前のスーパーのポイントカードを昨晩一緒に捨てちゃったみたいで……」
P「ああ、あそこの。あそこのポイントカードは全部埋めると800円割引してくれますからね」
瑞樹「そう!それで、普段買わないおつまみでも買ってみようと思ったんだけど……。よし! ひっくり返すわよ!」
P「え? ちょ! 瑞樹さん!?」
瑞樹「えーとぉ…! これは違う。これはたこ焼き屋のポイントカード……。これはただのレシート……」ポイッ ポイッ
P「あわわわわ!」
瑞樹「たしかディップのプラスチックと一緒に捨てちゃったと思うから……! あ、あった! あったわ!」
P「よ、よかったですね」
瑞樹「はぁー…、よかったぁ……! こんな物でも、日々の積み重ねを無駄にしちゃうのは嫌だもの! ねっ?」
P「わかります。……でも」
瑞樹「でも? ……あっ」
P「せ、せめてゴミ袋を用意して、それに移し替えながら探して欲しかったです……」
瑞樹「ごめんね…? その、焦っちゃってて……」
瑞樹「ま、まあ一緒にお掃除しましょう? ついでに事務所全体も!」
P「ええ、たまには俺もお掃除しますか」
瑞樹「……と言うわけで」
瑞樹「いえーい♪ アイドルミズキの、お掃除スタイルよ☆」
P「ほー、エプロンと三角巾……。似合ってますね」
瑞樹「さあ! 隅から隅までお掃除しちゃうんだから!」
P「じゃあ、俺天井やるんで椅子抑えててもらっていいですか?」
瑞樹「うーん……。私が上でもいいかしら?」
P「えっ? でも、危ないですよ」
瑞樹「プロデューサー君が上から降ってきたら、私じゃとても支えられないわ」
瑞樹「でも、プロデューサー君がしたならもし私が落ちて来ても、お姫様抱っこで受け止めてくれるでしょう?」
瑞樹「私夢だったのよー! ピンチをお姫様抱っこで助けてもらうっていう、おとぎ話のような展開!」
P「でも、瑞樹さんが椅子乗っても天井まで届きませんよ?」
瑞樹「うぐっ……」
P「じゃ、しっかり抑えててくださいね」
瑞樹「はーい……」
P「ハタキなんてもつのいつ以来かな……。おー、かどの方には埃がたくさん」
瑞樹「あの辺りは滅多にお掃除しないものね。溜まっちゃうわ」
P「よし、じゃあ今度はあっちのほうに行きますか」
瑞樹「この椅子、キャスターが付いてるからこのまま押してもいいかしら?」
P「や、やめてくださいよ!? 不安定ですから!」
瑞樹「……えいっ」グイッ
P「うぉわぁぁあああ!? 瑞樹さん! 瑞樹さーん!!」
瑞樹「あは、あはははは!! プロデューサーくーん!」グイグイッ
P「瑞樹さぁぁぁん!? うわああぁぁぉぁあ!!」
瑞樹「ふふっ! あははは! プロデューサーくーん! あははっ、はぁー……!」
P「みーずーきーさーん!」グニー
瑞樹「ふいぃ…! いひゃ、いひゃいわ、ふろひゅーさーくーん……」
P「危ない事はやめてくださいよ! ほんと、ヒヤヒヤもんですよ!」
瑞樹「ふふっ! その、どうしてもイタズラしたくなっちゃって!」
P「も、もっと可愛い安全なイタズラにしてください……」
瑞樹「善処するわ! さ、残りもお掃除しちゃいましょうか」
P「はいはい……。じゃあ俺は床はくんで窓拭きお願いします」
瑞樹「ええ! 窓拭きは得意よ?」
P「高校以来か…。箒持つの……」サッ サッ
瑞樹「ふんふーん……♪」
P「お、本当に綺麗になってますね」
瑞樹「でしょう? 昔はよくやってのよねー……」
P「それに、雑巾の繊維が窓に付いてな……。ん? あれ! 瑞樹さんそれなんです!?」
瑞樹「何って、濡らした新聞紙よ?」
P「えっ!? 新聞紙で窓拭くんですか!」
瑞樹「いやいや、紙の繊維が汚れをとって、インクが窓ガラスをツヤツヤにしてくれるんだから! そうでしょ?」
P「な、なるほど……」
瑞樹「もしかして、世代がどうとか、そういうんじゃないわよね……」
P「…………」
瑞樹「返事してちょうだい! プロデューサー君!」
ーーーーーー………
P「……さて、なんだかんだでだいぶ綺麗になりましたね」
瑞樹「そうね! なんだか事務所が明るくなったような気がするわ?」
P「はい! 特に窓ガラスなんか……。はっ」
瑞樹「むぅー……」ジトー…
P「す、すみませんって…。独り暮らしの男にあんなスキルはありませんよ……?」
瑞樹「……まっ、そういう事にしといてあげるわ」
瑞樹「そうねぇ……。今度はプロデューサー君のお家をお掃除しちゃおうかしら?」
P「大丈夫ですよ、ほとんど使ってないんでそんなに汚れてないです」
瑞樹「そう? ふー、疲れた! さ、私は駅前のスーパーに行ってくるわ。オイルサーディンって言うの前から買ってみたかったのよ!」
P「お、おいるさーでん? サラダ油かなんかですか?」
瑞樹「美味しい缶詰! ワインなんかに合いそうなの! じゃあねー♪」
P「お疲れ様でーす……」
P「おいるさーでん…。オイルは油として『さーでん』はなんだ……?」
P「ま、俺も今度スーパーに行って探してみよう」
P「はぁー…。久々の大掃除は疲れたなぁ……。ソファでひと休みしよう……」
P「よっこいしょ……。んっ、ふかふか……」
P「はぁ…、ふあぁ……」ウトウト
>>13 やってくるアイドル
>>14 アイドルと何をするか
日菜子
オイルマッサージ
日菜子「おはよございます」
P「んぁー…。くかー……」
日菜子「あらぁ〜? プロデューサーさんは寝ちゃってますねぇ〜?」
日菜子「……つんつんっ♪」
P「こかっ!? ほ? な、なんだ……?」
日菜子「あ、起こしちゃいましたね…。ごめんなさい……?」
P「いや、大丈夫だよ……。仕事中に寝ちゃってた訳だし」
日菜子「そうですか? なら、よかったぁ……」
日菜子「……でも、どうせ起こすのならお姫様から王子様のへの、むふ、むふふふ……♪」
P「おーい、日菜子ー?」
日菜子「ああ、すいませんねぇ〜。少し妄想の世界に……。むふっ!」
P「そうか……。ま、ほどほどにな?」
日菜子「はぁい」
P「あ、そういえば日菜子は料理できる子だっけ?」
日菜子「……いいえ。私はですねぇ、いっつも焦がしちゃうんです」
P「焦がす……? じゃあ、焦がさないようにすればいいんじゃないか?」
日菜子「ええ。でも、このお料理を新婚の旦那様に作っている物だと思うと……。むふふふっ!」
P「日菜子は、おいるさーでんって知ってるか?」
日菜子「さーでん? オイルサーディンの事ですかぁ?」
P「あ! そう、それ! それって何なんだ?」
日菜子「えーと…。まあ、オリーブオイルとかに漬けた鰯……、お魚ですよぉ?」
P「へー……。美味しいのかな」
日菜子「私は食べた事ないでけど……。お魚ですから、きっと美味しいですよぉ?」
P「ふーむ…。オイルねえ……」
日菜子「……あ、プロデューサーさん? オイルと言えば……」
日菜子「オイルマッサージって、ご存知ですかぁ……?」
P「あれだろ、オイルでマッサージするやつ」
日菜子「そのまんま……」
日菜子「まあ、えっとぉ……。そういうオイルを使ってマッサージするんですけど」
日菜子「私、やってみたいなぁって……。むふふふふ……!」
P「へえ。そういうお店とかあるんじゃないのか?」
日菜子「あるにはあるんですけど…。その……」
日菜子「ネットで調べてみたら、ちょっと、えっちな……」///
P「え? マッサージなのにそんななのか?」
日菜子「はい…。だからぁ……」
日菜子「むふふっ! 信頼できるPさんにやってもらおうかなって!」
P「え、ええ!? お、俺ぇ!?」
日菜子「はぁい!」
P「い、いや! 俺はあんまりアイドルと過激なスキンシップはさぁ!」
日菜子「むふふふふっ! プロデューサーさんは日菜子に、そんなマッサージをするつもりなんですかぁ? 私もっとけ ん ぜ ん ♪ な物を妄そ……。こほん、想像してたんでけどぉ……」
P「うぐっ……」
日菜子「ねぇ〜? プロデューサーさん、お願いしますよぉ〜」
日菜子「なんなら腕か足だけでもいいですから、ねぇ?」
P「お、おう……」
日菜子「……で、1番の問題はですねぇ」
P「問題は……?」
日菜子「それ用の、アロマオイルを持ってないんですよぉ」
P「……どうするの?」
日菜子「どうしましょう?」
P「一応事務所にはサラダ油とゴマ油と牛脂ならあるけど……」
日菜子「日菜子、別の意味で美味しそうになっちゃいますよう!」
P「……とりあえず、ゴマ油でやってみる?」
日菜子「…………」
日菜子「…………」
日菜子「……じゃあ、お願いしますよぉ?」
P「結構悩んだな」
日菜子「ゴマ油を塗ったくられる日が来るとは思ってなかったです」
日菜子「むふふっ! でも、どっちにします? 腕か、足か?」
P「そうだなぁ……」
日菜子「やっぱり腕から肩が凝っちゃいますねぇ……。あ、でも、上を脱がないといけないから日菜子の下着姿をPさんに見せないといけないですねぇ……♪」
P「じゃ、じゃあ……。足?」
日菜子「そうですねぇ……。あ、でも、Pさんの手のひらが私のスカートの中にスススッと入って来て……。むふ、むふふふっ! むへへへへっ♪」
P「あ、じゃあ足にやろうか」
日菜子「むふへへ……、へ?」
P「さ、日菜子そこのソファに座って、机に足を乗せてくれ」
日菜子「へ、えっ?」
P「ゴマ油はどれくらいつけてみようか? たくさんがいいのかな、やっぱり……」
日菜子「えっ、プロデューサーさん……?」
P「ほら、座らないと出来ないぞ?」
日菜子「ひゃ、ひゃいっ!」
P「よし、じゃあさっそくスカート上げていくからなー」
日菜子「は、はは、はいぃ!?」
P「さてと……」
日菜子(ぷろ、プロデューサーさんの手が、大きな手が私のスカートの裾を…、摘んで……。摘んで……!)
P「日菜子は長いスカートも似合うなあ」
日菜子(ゆっくりと、ゆっくりと捲りあげて……!)
P「てか、足長いなぁ。やっぱりアイドルはスタイルもいいよな」
日菜子(ひうっ…! 私の太ももが……! それに、プロデューサーさんの指が太ももを撫でてくすぐったい……!)
P「…………」
日菜子(あ、あ……! きょ、今日の下着は、ああ、ああぁ……!?)
P「……さて、ここまで捲り上げたら十分かな? これ以上あげたらパンツ見えちゃうし」
日菜子「……きゅぅ」
P「って、日菜子? 日菜子!?」
P「あ、ダメだ…。完全に気絶してる……」
P「とりあえず仮眠室で寝かしておいてあげよう」
日菜子「ふぁぁ……」
P「ほら、おやすみ、日菜子」
P「……しかしオイルマッサージかぁ。ちょっとえっちらしいが本場のはどんなんだろう」
P「……さて、ゴマ油仕舞うか」
>>29 やってくるアイドル
>>31 アイドルと何をするか
藍子
添い寝しながらの思い出話をしつつイチャつきあう
藍子「ふ、あぁ…。おはようございます……」
P「この事務所調味料多いな……。って、藍子か。おはよう」
藍子「ああ、プロデューサーさん…。仮眠室借りてもいいですか……?」
P「ああ、今日菜子が気絶してるけど大丈夫だぞ」
藍子「きぜ……、えっ? 」
P「簡単には起きないから平気だよ」
藍子「は、はぁ。じゃあ、借りちゃいますね…。昨晩あまり眠れなかったんです……」
P「夜更かしか? まあ、ゆっくり休んできな」
藍子「はい…。そうさせてもらいます……」
P「日菜子を壁際に寄せて、と」ズルズル
藍子「扱いが雑……」
P「さぁ、毛布もあるからおやすみ」
藍子「はい…。ありがと、う……。ございます……。ふあぁ……」
P「……ふぁあ。あ、うつっちゃった」
藍子「ふふっ、プロデューサーも眠いですか?」
P「まぁ…、さっき昼寝しようと思ってたんだけど……」
藍子「……なら、一緒に横になりませんか? 日菜子ちゃんと合わせて川の字で……♪」
P「……じゃあ、お言葉に甘えようかな」
P「ふぅ…。やっぱり横になれると気持ちいいな……」
藍子「ええ、それに、畳の匂いが心地よくて、ふぇあぁ……」
P「ふあぁ……」
藍子「ふふっ…。またうつっちゃいましたね……」
P「ああ……」
藍子「……こうして2人で寝っ転がっていると、親子みたいに見えるのかな」
P「んー……。俺、父さんには添い寝してもらった事ないんだよなぁ」
藍子「私も、です……」
P「というより、女の子と添い寝したのがこれで初めてかな……」
藍子「ふふっ…。どうです? 感想は……」
P「藍子、なんだかいい匂いがする……」
藍子「シャンプー…、昨日から新しいのに変えたんです……」
P「そうか…。俺、この香り好きだな……」
藍子「シャンプーといえば…、昔プロデューサーさんは女性向けのシャンプー使ってましたよね……」
P「ああ…、そんな事もあったなぁ……。誰から貰ったんだっけ……」
藍子「それで、誰のお家にお泊まりしてきたんだー、って、みんなに迫られてて…。ふふっ……」
P「あの時は本当に身に覚えがないからなぁ……」
藍子「たしか、その時のシャンプーが私の使っていた物と一緒で……」
P「藍子にまで飛び火したんだっけ……」
藍子「ふふっ…♪ ふわぁ……。いい思い出ですね……」
P「今となっちゃあな……」
P「藍子、もう一回髪の匂い嗅いでもいい……?」
藍子「もう…。じゃあ、はい、どうぞ……♪ 結んだポニーテールごと貸してあげますね……?」
P「おお…、これは濃厚な、藍子の香り……」
藍子「ふふっ…、な、なんだかくすぐったいです……」
P「……ふぅ、堪能した」
藍子「じゃあ、そろそろ、寝ましょうか……」
P「ああ…、そうだな……」
藍子「いい夢が見れるといいなぁ……」
P「見れるよ、きっと……」
藍子「はい…、だって……」
藍子「プロデューサーさんが、側にいてくれますから……♪」
藍子「……ふぁ、すぅ……」
P「お、寝たか……」
藍子「すぅ…、んぅ……。プロデューサー、さん……」
P「んー……」
藍子「大好き、です、よ……。ふふ……。くぅ……」
P「俺も、大好きだよ…。みんなの事……」
P「さぁ、俺もこのまま寝てしまおう……。……んっ?」
P「冷蔵庫の扉、ちゃんと閉めたっけ…? はぁ、確認してこよう……」
P「せっかく藍子の香りとともにいい眠りにつけそうだったのに……」
>>41 やってくるアイドル
>>43 やってくるアイドルその2
>>44 アイドルと何をするか
ふみふみ
幸子
ふみふみと幸子がやってきて、髪をとく事とします。
P「はぁ…、ちゃんと閉まってたのに……」
P「さて、戻ろうか……」
文香「あ……」
P「ああ、文香。おはよう」
文香「おはよう、ございます」
P「今日も事務所で読書か? せっかくのオフの日なら家でも……」
文香「いいえ…、ここの方が、集中できますから……」
P「そうか? ならいいんだけど」
文香「その、ひょっとして迷惑でしょうか?」
幸子「あ! プロデューサー! そんな所にいたんですか! もうー、探しましたよ!」
P「いや、ぜんぜんそんな事はないよ」
幸子「カワイイボクが事務所に来たんですから、ちゃんと出迎えるのが筋ってものでしょう! ねえ、文香さんもそう思いますよね!」
P「ただ、こんな所で集中出来るのかなーって思って」
文香「ええ、それは大丈夫です……。むしろ、いくらか雑音があった方が集中できますから」
幸子「ちょ、ちょっとぉ!? プロデューサー! 文香さん! 無視しないでください! こんなにカワイイボクが話しかけてるんですよぉ!」
P「そっか、ほら。よいしょっ!」
幸子「ひゃわっ!? だ、急に抱っこしないでください!」
P「こんなにやかましいのもいるからさ」
幸子「やかましいとはなんですかぁ! 文香さん、プロデューサーにボクを降ろすように言ってください!」
文香「ほぁ……」
幸子「文香さぁん……」
文香「……お人形みたいで、可愛いですね」
幸子「ええ、それはもちろんです! なんせボクは……」
幸子「カワイイですから!!」ババーン!!
P「重い」
幸子「フギャーーーっ!?」ベシャッ
幸子「う、うぅー……! 急に手放すなんて酷いですよぉ! プロデューサー!」
P「だって持ち上げたはいいけど重いんだもん」
幸子「もう…。落下の衝撃でせっかく整えたボクのカワイイヘアースタイルが……」
文香「あの、私でよければ、髪をときましょうか……?」
幸子「っ! ふふーん、文香さんがそんなにもこのボクの艶やかな髪に触れたいというのなら、まあボクの寛大な心に免じて触れさ……」
P「ほーら、わしゃわしゃー」ワシャワシャ
幸子「フギャーーーっ!? ボクの髪がぐしゃぐしゃにー!」
文香「あら……」
幸子「う、うぅー……! 文香さぁん…、プロデューサーがボクに乱暴を……」
P「人聞き悪いなあ」
文香「じゃあ、痛かったら言ってくださいね」
幸子「はい……」
文香「えい、えい……」サラッ
幸子「おー……、少し手つきはぎこちないですが、人にやってもらうのはとても気持ちいいですねぇ」
文香「幸子ちゃんは髪が短いから、簡単なのでしょうか……?」
幸子「たしかに、長いと絡まったりしますから」
文香「あ、ここの横ハネが少し……」
幸子「あ! そこはボクの数あるチャームポイントの中のひとつですから、念入りにお願いします!」
文香「は、はい……!」
文香「ふぅ…。か、完成です……」
幸子「フフーン! カワイイボクの復活ですよ!」
文香「慣れない事をすると、なんだかとても疲れますね……」
幸子「ですが、これもお洒落の道への一歩です! また文香さんがどうしてもというのなら、ボクの髪をといても……」
P「お礼を言いなさい」
幸子「うぐっ、その……。ありがとう、ございます……」
文香「い、いいえ、そんな……」
P「さ、文香は読書をしに来てるんだから、迷惑かけちゃダメだぞ」
幸子「わかってますよ!」
文香「さて……」パラッ…
文香「…………」
文香「…………」ペラッ
幸子「文香さんがいつもの位置に着きましたね」
P「ほんと、すごい集中力だよなぁ」
幸子「ええ、真横でみんなが大騒ぎしても無反応ですから」
P「この前はそれにかこつけてネコミミ装着されてたし」
幸子「読書を終えた後もネコミミに気づかずそのまま付けて帰っちゃいましたし……」
P「多分家に着いた時に気付いて、顔を真っ赤にしながら布団にうずくまったんだろうなぁ」
幸子「あ、容易に想像できますね!」
幸子「……あっ、文香さんの髪もハネてますよ」
P「えっ、どこ?」
幸子「ほら、左の後ろのほう……」
P「あ、本当だ」
幸子「……せっかくですからプロデューサーが髪をといてあげたらどうですか?」
P「え、俺?」
幸子「はい! 軽い気持ちで髪をぐしゃぐしゃにするプロデューサーには、女の子が髪の毛を整えるのにいかに苦労しているかを少しでも理解した方がいいです!」
P「別に、幸子以外にはやらないしなぁ」
幸子「ど、どういうことですか、それぇ!」
P「……まあ、気付かれないだろうしやってみようかな」
P「櫛を持って、そーっと……」
幸子「優しく、引っかからないようゆっくりですよ」
P「オッケー。では、失礼します……」
文香「…………」
P「えーと、こう、でいいんだよな」サラッ
幸子「はい、上から下までゆっくりですよ」
文香「…………」ペラッ
P「ほー、文香の髪はサラサラだなぁ……」サラッ
文香「…………」
P「あ、こっちの方もなんか髪が変になってる」
P「…………」ペラッ
幸子「どうです? プロデューサー」
P「結構楽しい」サラッ
幸子「ふ、フフーン! なら、今度ボクの髪をとかせてあげてもいいですよ!」
P「じゃあ、また今度な」
幸子「ええ……」
文香「……ふぁ」
P「……?」
文香「っくしゅん……! ん……」
P(ただのくしゃみか)
文香「…………」チラッ
P(お、目があった。くしゃみで集中力が一旦途切れたかな)
文香「…………」
文香「えっ?」チラッ
P「ん?」
文香「えぇぇ!? きゃ、あぁぁぁ!?」ガシャン!
P「えぇぇ!?」
幸子「ふ、文香さんが急に椅子から転げ落ちました!」
文香「え、え……? なん、なんで……?」
P「だ、大丈夫か? 頭とか打ってないか?」
文香「だ、大丈夫、です……」
幸子「ふ、文香さん? いったいどうしたんですか?」
文香「そ、その…、私の髪をといてくれてるのは幸子ちゃんだと思ってて気にせず本を読んでたんです……」
文香「それで、ふと横を見てみたら、私の髪をといてるのは幸子ちゃんじゃなくてプロデューサーさんで……」
幸子「それで、気が動転して転がり落ちちゃったわけですね……」
P「ご、ごめんな、文香……」
文香「い、いえ、私も髪をといてもらえてとても心地よかったですし……」
P「そうか、それはよかったけど……」
幸子「とりあえず起こしてあげましょうよ」
文香「……ふう、なんだか、まだ胸がドキドキしています……」
幸子「もう! プロデューサーのせいですよ!」
P「提案したのは幸子だろ?」
幸子「あ、あー、そうでしたね……」
文香「ふぅ…、なんだか、読書の気分じゃなくなったので、家でゆっくりします……」
P「ごめんな、せっかくの休日が……」
文香「いえ、私もいい経験ができましたから、その、ありがとうございます……」
文香「では、失礼します……」
P「ああ、気を付けてな」
幸子「お疲れ様でーす……」
幸子「って! 文香さーん! 本! 本忘れて行ってますよー!」
幸子「ちょ、ちょと追いかけてきます! 文香さんってばぁー……!」
P「……やっぱり、悪い事したかなぁ」
>>62 やってくるアイドル
>>64 アイドルと何をするか
フレデリカ
P「慌ただしいなぁ、幸子は」
P「さて、事務所掃除してから特に何も飲んで無かったな……」
P「なんかお茶でもあったかなー。っと」
ガチャッ
フレデリカ「はぁーい♪ ぐっどぐーてんもーるげーん♪」
P「お、フレデリカか。いつから親御さんはドイツ人になったんだ?」
フレデリカ「んー? それはねー、フレちゃんがお茶の時間にしたいなーって思った時からかなー?」
フレデリカ「あとあとー、アタシはフランス語喋れないんだー♪」
P「そっか、そういえばそうだったな」
フレデリカ「うんうん、アイキャントスピーいんぐりーっしゅ!」
P「ほわーいジャパニーズぴぽー」
フレデリカ「で、プロデューサー。アタシお紅茶飲みたいなー?」
P「えー? 俺、紅茶の淹れ方わからないけど……」
フレデリカ「けどけどー? そこはフレちゃんにお任せー♪ 美味しいお紅茶淹れちゃうからー」
P「お、流石お母さんがフランス人なだけはあるな!」
フレデリカ「まずー、お菓子を用意しまーす♪」
P「おせんべいとういろうならあるぞ」
フレデリカ「続いてー、コップを用意してくださーい」
P「ガラスのコップしかないけど……」
フレデリカ「あとはこれに午後ティー入れてー、美味しいお紅茶の完成ー♪」
P「よし、ティータイムと行こうか」
P「……ふぅ。やっぱり美味しいなぁ」
フレデリカ「ふんふーん……♪ どう? フレちゃん結構なお手前でしょー?」
P「ああ、特にコップに午後ティーを注ぎ入れる角度とか申し分無かったなぁ」
フレデリカ「えへへー♪ でしょー? やっぱり出来るオンナは昨晩の食事から違うんだよー?」
P「ほう。昨日の夜は何食べたんだ?」
フレデリカ「んーとねー……。忘れたー☆」
P「ですよねー」
フレデリカ「もー、気にしない気にしない! こんなの誰がやっても一緒!」
P「ふぅ、ごちそうさま」
フレデリカ「ごちそうさまー。美味しかったね、この羊羹!」
P「いや、これはういろう」
フレデリカ「なめろう?」
P「それ魚のタタキ」
フレデリカ「あいなめ?」
P「それ魚」
フレデリカ「フレちゃん秋刀魚が食べたくなってきちゃったー☆」
P「あー……、秋まで我慢だなぁ」
フレデリカ「ぶー……」
P「俺も食べたいなあ…。今年も値上がりするのかなぁ……」
フレデリカ「じゃあ、釣りに行こうよー♪ 一本釣りで!」
P「随分と大きな秋刀魚だなあ」
フレデリカ「でねー、それを、キャッチあんどデストローイ!」
P「〆ないと美味しくなくなるもんなぁ」
フレデリカ「じゃあ、また夏になったら海に行こうねー? プロデューサー」
P「秋刀魚はー?」
フレデリカ「おっと、もうこんな時間。アタシ用事があったんだー。なんだと思うー?」
P「んー……。家に帰っておじゃる丸と忍たま乱太郎を見る?」
フレデリカ「ぶっぶー。正解はー、わしもとナンダカベロニカを見る、でしたー!」
P「え? あの二つ終わったの?」
フレデリカ「んーん、あったりなかったりするんだー」
P「へー……。最近のテレビはごちゃごちゃしてるんだな」
フレデリカ「あ、早くしないと笑点終わっちゃう! じゃねー、プロデューサー!」
P「おーう、気を付けてなー」
フレデリカ「お釣りいらないからねー!」
P「おっけー!」
P「……行ったか」
P「僕はついてゆけるだろうか」
P「君といる、会話のスピードに」
P「なんでういろうから秋刀魚になっておじゃる丸に繋がるんだよ……」
P「はあ、もう夕方か……」
P「……赤い夕日が綺麗だなあ」
>>73 やってくるアイドル
>>74 アイドルと何をするか
日菜子
関ちゃん
クラスの子との仲について話す
日菜子「……はっ! ここは……」
日菜子「あれ…、畳……」
日菜子「えっと、たしか私はプロデューサーさんにオイルマッサージ……。って、まさか!」
日菜子(気を失った日菜子を仮眠室に運び込んで、全身くまなくマッサージをされた後……!?)
日菜子「むふ、ふふはははぁ……! じゃ、じゃあ隣で寝息を立てているのは……!」
藍子「すぅ、くぅ……」
日菜子「……あらぁ?」
日菜子「んん、服に乱れはないし、ただ気絶して運ばれただけ……」
日菜子「……ほっ」
日菜子「んん…、ふあぁ……」
P「あ、日菜子。気がついたか」
日菜子「はい……。プロデューサーさんにナニをされたかと思えばただ運ばれただけだったんですねぇ」
P「そりゃあな」
日菜子「もう! 隣でPさんが寝てるのかと思ったら藍子ちゃんでびっくりしましたよぉ!」
P「ああ、寝不足らしくてなぁ」
日菜子「隣で女の子が寝てるのは、修学旅行以来ですねぇ……」
P「そうか、学生にはそんなイベントがあったなぁ」
P「どうだった? 修学旅行の女子部屋ではクラスの子と何話してたんだ?」
日菜子「そうですねぇ。明日はどこを巡るかとか、何を食べるかとか、あと……」
日菜子「クラスの男子は誰がいいかー、なんて、ですかねぇ……」
P「ほう……」
日菜子「まあ、私はクラスの男子には興味はなかったので話に交わる事はなかったんですけど……」
日菜子「むふふ……! そのあと私の元にやってくるであろう白馬に乗った王子様と私の物語をみんなに披露しましたよぉ〜……! むふはははっ……!」
P「で、みんなはなんて?」
日菜子「ぐっすり眠れた、そうです」
P「だろうなぁ……」
P「まあ、クラスの子と仲が良さそうでなによりだ」
日菜子「ええ、私の頭の中で紡がれる物語はみんなを魅了してやまないんです」
日菜子「そう、例えば体育の若い先生とクラスの女の子とのチョメチョメ……」
日菜子「……むふっ!」
日菜子「こんな話を漫研の友達に披露しましたよぉ?」
P「で、反響は?」
日菜子「校長先生に怒られてました」
P「それだけで済んで良かったよ……」
日菜子「風の噂では体育の先生は減給されたとかどうとか……」
P「完全にとばっちりじゃん……」
P「けど、日菜子の妄想ストーリーをちゃんと聞いてくれるなんて、なんだかんだ言って仲いいんだなぁ」
日菜子「あらぁ? プロデューサーさんはこんな話しなかったんです?」
P「そりゃあ、英語の若い先生と付き合えたらー、とか、3年の誰々先輩と付き合えたらー、とかは話したりしたけど……」
日菜子「むふ、その話、詳しく聞かせてもらえます?」
P「無理無理! あくまでも『たられば』の話なんだから!」
日菜子「ふむむぅ……。まだまだですね、プロデューサーさん」
P「あ、でもこう言う妄想ストーリーなら話せるぞ」
日菜子「むふふ! なんですなんです? この日菜子に打ち明けちゃってくださぁい!」
P「日菜子を、他のみんなも。キラキラしたトップアイドルに俺の手で導けたらなあ……、って」
日菜子「…………」
P「なんて! ちょっとクサい話だよな!」
日菜子「プロデューサーさん。それは妄想じゃないです」スッ…
P「うお…、な、なんだそのマジ顔は……」
日菜子「それは想像や妄想なんかじゃなく……」
日菜子「私とみんなと、プロデューサーさんの目標ですから」
P「日菜子……」
日菜子「そして、トップアイドルになった私はプロデューサーさんと……」
日菜子「…………」
日菜子「むふっ……!」
P(いつもの日菜子だ……)
日菜子「むふふふっ! 今日は妄想力を使い過ぎましたねぇ……!」
P「なにその力」
日菜子「今日の妄想をノートに纏めないと……! プロデューサーさん、今日は失礼しますねぇ。むふっ!」
バタン
P「……行っちゃった」
P「しかし、想像でも妄想でもなく目標か……。いいこと聞けたなぁ……」ジーン……
>>85 やってくるアイドル
>>87 アイドルと何をするか
藍子
送り狼する
藍子「ふあぁ…、おはよう、ございます……」
P「おや、藍子まで起きてきた」
藍子「まで…? あ、日菜子ちゃんも起きたんですね……」
P「ああ、もう帰っちゃったけど」
藍子「そうですか…。ふあぁ……」
P「さて、仮眠も十分とれただろうし、藍子も家に帰るか? 俺もそろそろ外回り行くし送って行くよ」
藍子「んん…、じゃあ、お願いします……」
P「よし、じゃあ荷物まとめてくるよ」
P「免許も持ったし、いざ出発」
藍子「進行ー」
P「それにしても、藍子はなんで睡眠不足だったんだ? そう言うのはしっかり管理してる方だと思ってたんだけど」
藍子「それが、辞書を引いてたら随分と夜更かししちゃって……」
P「辞書? 何を調べてたんだ?」
藍子「『おくりおおかみ』って知ってます?」
P「…………」
藍子「昨日の晩は携帯も充電中で、結局辞書を引いてる途中で寝ちゃったから調べられて無くて……」
藍子「おおかみ、はともかく『おくる』は『見送る』のほうかプレゼントのほうの『贈る』だと思うんですけど……」
藍子「プロデューサーさんは分かります?」
P「んー…、その……」
P「わかるけど、教えない」
藍子「え、な、なんでですか?」
藍子「……あ、もしかして、その……」
藍子「ちょっと、オトナな意味なんですか……?」
P「……当たり」
藍子「……そ、そうなんですか」///
P「ま、まあ、そう言うアレだから、あんまり人前で言っちゃダメだぞ?」
藍子「は、はい……」
藍子「……でも、プロデューサーさんは、おくりおおかみになんて、なっちゃいませんよね?」
P「それは……」
藍子「…………」
P「どうだかn」
藍子「……私も、少しはオトナなつもりです。それは身体つきや内面なんかはまだまだ子供ですけど……」
P「え? 藍子……?」
藍子「……でも、年齢は、16歳ですから」
P「…………」
藍子「って、何言ってるんですかね、私…! すいません、忘れてください……」
P「ちょっと、路肩に止めるな」
藍子「え? あ、はい……」
P「いいか、送り狼はな、隙を見せたら襲ってくるんだぞ」
藍子「へ? す、隙を、ですか……?」
P「今みたいに、心の隙を、狼に見せたら……」スッ…
藍子「……っ!?」
藍子(プロデューサーさんの、手が私に……!)
藍子(私、プロデューサーさんに、狼さんに食べられちゃう、羊なの……?)
藍子(……でも)
藍子(羊だって、狼さんが嫌いだとは限りませんよね……)キュッ…
P「たーべーちゃーうーぞー!」
藍子「……ひゅえ?」グニー
P「藍子のほっぺはふにふにのふわふわだなあ! このまま食べちゃいたいくらいだ!」
藍子「ふあ、ふぁの、ふろひゅーさーひゃん?」グニー
P「砂糖醤油なんかが合いそうだなあ、藍子のほっぺ!」
藍子「……も、もう! ちゃひゃひゃないでふらさいよ! ふろひゅーさーひゃん!」グニー
P「茶化すなって? それは無理だなぁ! だって……」
P「理性が爆発するすんでの所だから……!」
藍子「ふろひゅーさーひゃん……!」グニー
P「ほら、俺のこの両手の狼さんは藍子ちゃんに襲いかかり、そのほっぺを堪能しましたとさ」
藍子「んっ…、それで、めでたしめでたし、ですか……?」
P「残念ながらな」
藍子「ふふ……♪ やっぱり、プロデューサーさんは狼になれませんね」
P「お? じゃあ俺を動物に例えると……?」
藍子「んー…。そうですね……。あっ!」
藍子「鹿さんです♪」
P「……鹿かあ」
藍子「ええ、だって鹿さんは……」
藍子「お花を食べちゃいますから、ね?」
ーーーーーーー……
P「その後特に送り狼する事もなくにお家に送りましたとさ」
P「……最近の子供はませてるなあ」
P「さあ、テレビ局の偉いさんに挨拶しに行かないと」
P「それが終わったら俺はどうしようかなぁ……」
>>99 出会うアイドル
>>100 アイドルと何をするか
関ちゃん
ありす
占い
ーーーーーーー………
P「ふぅ、次の雑誌の特集は占いかぁ…。占いの本貰ったけど……」
P「えーと、俺の誕生日は……」
P「なになに? 女性との関係で一悶着起こるでしょう。ラッキーカラーは朱と蒼。恋愛関係に相応しい女性の年齢はプラスマイナス5歳……」
P「アンラッキーアイテムは包丁……」
P「信じていいのかな、この本……」テクテク
???「きゃっ!?」ドンッ!
P「うわぁっ!?」ドンッ!
P「ああ、すいません! よそ見してたもので……。って」
裕美「あたた……。あ、プロデューサー……」
P「裕美か。ごめんな、怪我してないか?」
裕美「うん、私は大丈夫……。何を見てたの?」
P「これ、占いの本」
裕美「占い? へぇ、プロデューサーもこういうの信じるんだね」
P「こんどの仕事は占いが絡むらしいから、その予習にな」
裕美「……ねぇ、それで私を占ってもらえるかな」
P「ああ、いいぞ。とりあえず何を占う?」
裕美「そうだなぁ……。じゃ、じゃあ……」
裕美「恋愛の、事とか…。だめ……、かな……?」
P「うんうん、女の子はそれが一番気になるよなぁ」
P「よし、裕美の誕生日は8月17日どからー……」
裕美「わぁ…! 覚えててくれてるんだ……!」
P「えーと、なになに? 初対面の人でも身近な異性でも少女漫画のような出会いをした人と将来結ばれる可能性大」
裕美「えっと、少女漫画みたいな出会い……?」
P「あー、曲がり角でぶつかる、とかかな」
裕美「ああ、さっきみたいに……」
P「…………」
裕美「…………」
裕美「……っ!?」
P「ッ……!」
裕美「ほ、ほか! 星座占いとかどうかな!」
P「お、おう! えーと、獅子座は……」
P「親族以外で、常にスーツ姿の男性と結ばれる可能性大」
裕美「…………」
P「…………」
裕美「そ、その…、血液型占いとか……」
P「そこそこ歳上の男性と結ばれる可能性大……」
裕美「…………」///
P「…………」
裕美「そ、その、男女の誕生日とかを照らし合わせて、その2人の相性をみるような占って、載ってる……?」
P「あ、ああ。載ってる……」
裕美「その、さ…。えと……」
裕美「試しに、プロデューサーと私で、やってみない……?」
P「じゃあ、やってみようか……!」
P「俺と、裕美の誕生日を合わせて……。あ、あった!」
裕美「あった!?」
P「じゃ、じゃあ、読むぞ……」
裕美「う、うん……」
P「えーと…。相性そのものは最高……」
裕美「や、やったぁ……!」
P「……ただし男性の方に難あり」
裕美「……え?」
P「相手の男性は競争率が非常に高く、もし年齢差がプラスマイナス5歳以上ならかなり高難易度。だが2人が結ばれると老後まで幸せに暮らすことができるが、もし他の女性に取られようものならば……」
裕美「…………」
P「男性のラッキーアイテム、分厚い雑誌……」
P「女性のラッキーアイテム……」
裕美「…………」
P「包丁……」
裕美「…………」
P「ラッキーアイテムの手入れさえ怠らなければ、年齢差の壁を簡単に断ち切る事ができるでしょう……」
裕美「……わかった」
P「ひ、ひろみ……?」
裕美「来たるべきその日まで、私、ラッキーアイテムを丹念に手入れしておくわ!」
P「ま、まって裕美! なんか、なんかヤバい! 主に俺に刃物関係の悪い相が出てる気がする!」
裕美「とりあえず、包丁屋さんに行ってくるね!」
P「裕美ー!? 包丁は料理に使う道具だからなー!」
P「……俺、占い信じなくてもいいかな……」
P「……はぁ、事務所に戻って帰り仕度しよう」
>>109 最後に事務所にいるアイドル
>>110 最後に何をするか
桃華
家まで送る
健全安価ヤッター!!!!!
ーーーーーーー……
P「ただいまー」
桃華「おかえりなさい、Pちゃま」
P「あれ? 桃華じゃないか。こんな時間にどうしたんだ?」
桃華「わたくし、夕暮れからPちゃまをここで待ってましたの」
P「え、な、なにか約束してたっけ…。その、もしも忘れてたらごめんな……」
桃華「ふふっ、そう焦らなくともよろしいですわ? わたくしがただ、勝手にここにいただけですもの」
桃華「その…、フレデリカから聴いたのだけれど、今日のティータイムはペットボトルの紅茶だとか……」
P「あ、ああ…。確かにそうだったけど……」
桃華「ふふっ♪ そこでわたくしはこう考えましたの」
桃華「アイドルを家に送り届けて、戻ってきPちゃまに最高の紅茶を振る舞おうと……」
P「あっ……」
ーーーーーーー……
P「ただいまー」
桃華「おかえりなさい、Pちゃま」
P「あれ? 桃華じゃないか。こんな時間にどうしたんだ?」
桃華「わたくし、夕暮れからPちゃまをここで待ってましたの」
P「え、な、なにか約束してたっけ…。その、もしも忘れてたらごめんな……」
桃華「ふふっ、そう焦らなくともよろしいですわ? わたくしがただ、勝手にここにいただけですもの」
桃華「その…、フレデリカから聴いたのだけれど、今日のティータイムはペットボトルの紅茶だとか……」
P「あ、ああ…。確かにそうだったけど……」
桃華「ふふっ♪ そこでわたくしはこう考えましたの」
桃華「アイドルを家に送り届けて、戻ってきたPちゃまに最高の紅茶を振る舞おうと……」
P「あっ……」
ーーーーー……
桃華「では、どうぞ?」
P「いただきます…。ん、いい香り……」
桃華「…………」
P「うん、美味しいよ。母さん……」
桃華「……うふふっ、ふふふっ!」
P「……あ! ま、待って! 無し! 今の無し!!」
桃華「ふふっ! なんとまあ、大きな息子ですの! わたくし、まだ純潔の乙女でしてよ?」
P「あぁー…! なんで間違えちゃったかなぁ……!」
桃華「ふふ、はぁ……! ……でも、そう呼ばれて悪い気はしません事ね?」
桃華「Pちゃまの母となれるのなら、わたくしは喜んであなたの面倒を見てさしあげますわ! ふふふっ!」
P「はぁ…。じゃあ、家に送るよ……」
桃華「ならお言葉に甘えますわ」
P「もう子供は寝る時間だからな」
桃華「ふふっ……。最後にオシメの取り替えはよろしくて? おっぱいは大丈夫ですの?」
P「生後何ヶ月だよ! 俺は!」
桃華「冗談に必死に食いついてくる様がお子様ですこと! ……さあ、行きましょうか」
P「はぁ…、紅茶でゆっくり休めたと思えば、最後にどっと疲れた……」
桃華「ふふっ♪ 運転中の居眠りは げ、ん、き、ん……。でしてよ?」
P「大丈夫……。さあ、行こうか」
桃華「ええ……♪」
ーーーーーー……
P「……で、結局」
桃華「くぅ…、すう、すぅ……」
P「車の中で寝ちゃうあたり、やっぱりまだ桃華も子供なんだなぁ……」
桃華「んぅ……、ふふ……」
P「桃華ー? 館に着きましたよー?」
桃華「んー…、ふぅ……。すう……」
P「じゃあ、お姫様抱っこで運びますか。起こさないように……」
桃華「んっ……」
P「また明日な、桃華。紅茶、楽しみにしてるから」
桃華「……えぇ。くぅ……」
ーー Pの家 ーー
P「ふぅ、ただいまー……」
P「よいしょっ…。今日もいろいろあったなぁ……」
P「あ、スーツはハンガーにかけとかないと……」
P「ん、桃華の香水の香り……」
P「…………」
P「…………」
P「……桃華のおっぱいかぁ」
【思い出がすべて桃華で上書きされた】
完ッ!!
安価がすべて健全なお題で助かりました。
こんな時間までお付き合いありがとうございました!
完
……深夜は気をつけようね?
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モバP「事務所に飾った雛人形は片付けません!」
モバP「事務所に飾った雛人形は片付けません!」 - SSまとめ速報
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