卯月「島村卯月とキュートな日々」 (79)

『卯月とまゆと時々プロデューサー』

卯月「おはようございます!今日も一日、頑張りましょう!」ガチャッ

まゆ「え?」ムンズ

卯月「…」

まゆ「…」

卯月「ひぃぃぃ!?な、なに持ってるんですかまゆちゃん!?」

まゆ「あ、あの!これは、なんというかぁ… …豚の生首?」

卯月「おぎゃあああああああ?!似合いすぎ!似合いすぎですよ!?」


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まゆ「豚の生首が似合う女って!まさか馬鹿にしてます?卯月ちゃん…」ユラリ

卯月「しっ、してないです!というか失言でした!ごめんなさい!」

まゆ「はぁ…まぁいいです…あ、卯月ちゃんも食べますかぁ?今から調理を…」

卯月「怒ってますよね!?生首て!食わせるって!ひぃぃぃぃ!ごめんなさい~!」ビェェェェ…

まゆ「え?え?ちょ、ちょっと、卯月ちゃん?そんな、怒ってなんて…もう!モバPさんもそんなところで爆笑してないで説明してくださいよぉ!」

モバP「だっひゃっひゃっひゃっひゃ!!生首とまゆ!確かに似合うわ!うひゃひゃひゃひゃひゃ!」ゲラゲラ

まゆ「ええい役に立たない…卯月ちゃーん?これはですねぇ、沖縄のお土産でモバPさんが…」

卯月「モバPさんが沖縄のもみあげで豚の生首に!?そんなぁ~!悪い人じゃなかったのに、まさか豚の生首になるなんて~!」ビェェェェ!

まゆ「沖縄のもみあげってなんですか…だから話を…」

モバP「わっひゃっひゃっひゃっひゃ!も、もみあげで生首ぃ~!?」ゲラゲラ

まゆ「モバPさんって笑いのツボごく浅ですよねぇ…じゃなくて!もー!収集つかないぃー!」ウワーン!

思いつき次第短編を書き込みます。

キュートのアイドルしか出ません。

キャラは崩れてます。

『ある雨の日の中野と島村』

ザァァァァァァァ…

卯月「雨ですねー…」グデー…

有香「押忍…」ウダー…

卯月「やっぱり有香ちゃんでも、雨は元気出ませんか…」

有香「そうですねー…湿気が…湿気が…」

有香「…」

有香「…」







有香「…クソったれですよねー…」

卯月「考えて出た言葉がそれですか…語彙…」

有香「押忍…アイドルがクソとか言うのどうかと思いましたけど、些細なことでした」

卯月「せやなー…せやったらワイも関西弁使わせてもらうさかい」

有香「卯月さんって関西の人なんですか?」

卯月「生まれも育ちも東京でい」

有香「テキトーな発言はよしこちゃんですよ」

卯月「それはいいんですか?悪いんですか?」

有香「…よしこちゃんです」

モバP「ぷぅ~~~~ん!」フラフラ

卯月「あっ、モバPさん」

モバP「有香の血を吸いに来たぞぉ~!ぷぅ~ん!」ユラユラ

卯月「キモッ…あれが強化人間のなれの果てですか…」

有香「雨のイライラと仕事のストレスと変なドリンクのトリプルパンチですかね…」

モバP「ぴたっ!ちゅーちゅー!有香の柔らくも引き締まった二の腕ちゅーちゅー!」

卯月「うわぁ…」

有香「まぁ不快ですけど気持ちはわかるので放っておきましょう」

卯月「寛大ですね有香ちゃん…」

モバP「おほっ!そっちにいるのはうづきんじゃないか!うづきんの血も吸っちゃおっかな!」

モバP「ぷーん!」フラフラ

ガタタッ

モバP「おわっ!?机に足が!」

ガガッガタン!

モバP「おぎゃっ!?こ、こける!」

ガガガガッ!ビターン!ゴン…

モバP「…」チーン

卯月「…自爆しよった」

有香「こけるって言いながらこける人初めて見ました」

卯月「哀れですねぇ…」

有香「哀れですねー…」

ザアアアアァァァァァァ…

『水本ゆかりと芸術に触れる島村』

ゆかり「~♪」

卯月「あれ?ゆかりちゃん。フルートですか」

ゆかり「卯月ちゃん。ええ。たまにはいいかなって」

卯月「いいですね。私、あんまり聞いたことないので新鮮です!」

ゆかり「そう?じゃあ頑張って演奏しますね」

卯月「はい。おねがいします!」

~♪

~~♪

~~~♪

ガチャ

モバP「…ん、ゆかり。フルートか」

卯月「あ、プロデューサーさん。私があんまり聞いたことないので、ゆかりちゃんに演奏してもらってるんです」

ゆかり「プロデューサーさんもどうですか?聞いてくだされば私も気合が入ります」クスッ

モバP「あ、ああ…じゃあ一緒に聞こうかな…」

ゆかり「ありがとうございます。では続きを…」

~♪

モバP「…」

~~♪

モバP「…」

~~~♪

モバP「…」

モバP(…なんで炎のキン肉マンなんだろう)

卯月(M・U・S・C・L・E muscle…M・U・S・C・L・E muscle…)


『福山と事務員とプロデューサーと島村』

『舞「もーろびとーこぞーりーてー♪」

ちひろ「主は~来ま~せり~♪」ウフフ

舞「ちひろさん!クリスマス、楽しみですねっ!」

ちひろ「ええ、そうね。舞ちゃんはサンタさんに何頼んだの~?」

舞「えっと…サンタクロースですか…」

ちひろ「?」

舞「…うん!サンタさんには、新しい一輪車を頼みました!楽しみです!」

ちひろ「そうなの~。もう、かわいいわね舞ちゃんは~!」ウリウリ

舞「な、なんですか~やめてくださいよ~」』

ピッ

モバP「…わかったか卯月。これは去年のクリスマスの飾りつけをするちひろさんと舞だ」

卯月「あ、明らかに気を使ってる…!舞ちゃんはサンタクロースの正体を知ってるとしか思えません!」

モバP「で、どうなんだ舞。真相は」

舞「これを私に見せる時点でわかってるじゃないですか…」

ちひろ「うぅ…普通に恥ずかしい…10歳ってもうそんな歳なのね…」

舞「というか普通に隠し撮りですよね?民事訴訟モノですよね?」

モバP「そ、そしょー!?そういう小難しい単語は出すんじゃない!訳が分からなくなるだろ!」

卯月「なんて豪快な逃げ方…!」

ちひろ「で、これを見るために私と舞ちゃんと卯月ちゃんを呼んだんですか?」

舞「暇ですねプロデューサーさんも」

モバP「おっと違うぜ!これは前座で、これから舞のくしゃみの瞬間だけを集めた特別映像を…」

舞「なんですかそれ!そんなのいつの間に!」

モバP「いやぁ今度出るDVDの特典にしようと思ってさー」

卯月「斬新かつドン引きですね…」

ちひろ「ふむ…目の付け所はいい…案外需要が…」ブツブツ

卯月「ちひろさんがお金のことしか考えてないときの顔になってる」

舞「とにかく!駄目ですよそんなの!許可しませんからね!」プイッ

モバP「でも契約書に書いてあるよ。『くしゃみのしゅんかんだけをあつめたえいぞうをえいりもくてきでしようするかのうせいがあります』って」カサッ

舞「ええっ!?」バッ

舞「…本当だ。しかも読めるようにひらがなで書いてあります…」

モバP「ぬははははははっ!完全勝利。というわけで再生―」ポチッ

ックシュン!アッフェッシュン!フアックション!

舞「きゃああああ!?すごく恥ずかしい!?やめてぇぇぇぇ!」

モバP「あ、これこれ。このくしゃみなんかはさー」ポチッ

舞「止めなくていいですから!解説いりませんから!」

卯月「…ちひろさん」

ちひろ「はい?」

卯月「あれって本当に特典でつけるんですか?」

ちひろ「そんなわけないじゃないですか。プロデューサーさんの趣味です」

卯月「きもちわるいですねっ!」ニコッ

ちひろ「私もそう思います」ニコッ




モバP「おっ、これはすごいぞ!ライブ中に我慢できなくなって…」

舞「もうやめてくださいぃぃぃ…」

『卯月と宮本と一ノ瀬としりとり』

―――――――――一ノ瀬志希、宮本フレデリカ。

卯月「ルーレット!」

フレデリカ「トロデナリアファクロー!」

志希「ロマニカルデル!」

卯月「る…る…ルビー!」



―――――――――この二名は、おそらく世界で一番しりとりが強い。


フレデリカ「ビーダンホルロイレ!」

志希「レクロガンスデライル!」

卯月「るー…また る ですか…る…ルーマニア!」

フレデリカ「アークデルサークル!」

志希「ルール!」

卯月「うぇぇ!?る…る… …ダメだ!負けです…」



―――――――――なぜなら


志希「にゃははー♪まだまだだねぇ卯月ちゃーん」

フレデリカ「精進したまえー♪」

卯月「お二人ともしりとり強すぎですよ…専門用語とか外国語ですか?」

志希「ん?んん…まぁそんなとこかな?」

フレデリカ「そうそうー♪」

卯月「へぇー…私もたくさん本とか読んで覚えますね!」グッ






モバP「――――――――――出す単語がほとんど造語だからである」








卯月「…」

卯月「えぇー!?」ソンナァ!

『法子と卯月といつものやつ』

卯月「おはようございます!島村卯月、今日も頑張ります!」ガチャッ

法子「いらっしゃーい!はい、これ今日のログインドーナツです」サッ

卯月「え?…どうも」スッ

法子「あ、卯月さん!累積ログインの分もありますよ!どうぞ!」サッ

卯月「え?え?はぁ…」サッ

法子「それと今1000万ダウンロード記念で配ってるのでこれもどうぞ!」スッ

卯月「ちょっ…さすがにこんなに食べられませ…」

法子「さらにですね!私の卯月さんへの親愛度がMAXになったので差し上げます!これからもよろしくおねがいします!」サッ

卯月「え、はい。よろしくお願いします…じゃなくて、こんなには…」

法子「あとですね、この間のライブのパーフェクトボーナスです!」サッ

卯月「あ、ありがとうございます…あの、話を…」

法子「ややっ!ドーナツが5個溜まりましたね!ドーナツガチャ、引いてみますか?」

卯月「え?は、はい…」

法子「ではお預かりして…好きな番号をどうぞ!」

卯月「んぇ?はい?…じゃあ7で…」

法子「7ですね………(ゴソゴソ)………はい!出ました!」

法子「!! おめでとうございます!大当たりです!」

卯月「え?やった!何がもらえるんですか?」

法子「ド ー ナ ツ 3 0 個 で す」ドン

卯月「ヒッ」

法子「ではこれを元手にのし上ってください…この…ドーナツカジノで…!」

卯月「ドーナツカジノ…?」

ざわ… ざわ…

法子「この世界で価値のあるのはドーナツ!甘味と油分が織りなすめくるめくパラダイス…!」

卯月「…」ゴクリ

法子「弱者は堕ち、強者は得る!莫大な…ドーナツ…権力(ちから)をッ!!」

法子「さぁ…踏み入れるのです…!当店は誰でもウェルカム…!」

卯月「ふ…」

法子「…?」

卯月「ふふふふ…」

卯月「はーっはっはっはっは!」

法子「ほう…この状況で…よくもまぁ高笑いを…」

卯月「待っていました…この時をッ…!社会の下層を流れていくだけの毎日を…一発で!逆転できるような…そんな時をッ…!」

法子「…」

卯月「…せいぜい…楽しませてくださいよ…!ドーナツカジノ…!」

法子「…はい。おそらく…お気に召されると思います…」

卯月「それは楽しみです…ふふっ…あははっ…」

卯月「あーっはっはっはっはっはっは!!」

ちひろ「コーヒー入りましたよー」ガチャッ

卯月「ハッ、ゲホッゲホッ…はーい」

法子「あっ、ちひろさん!私のやつはミルク二つですよ!二つ!」






モバP「…」

響子「…私、たまにこの事務所についていけない時があります…」

モバP「そうか…コツはな、なにも考えないことだ。雰囲気で生きるんだ」

響子「…やってみます」

『菜々ちゃんとまゆちゃん』

卯月「こんにちはー!」カランカラン

菜々「おかえりなさいませ、お嬢様!…あ、卯月ちゃんですね!」

卯月「はい!実は今日は菜々さんに相談があって…」

菜々「相談…?なんですか?」

卯月「個性がほしいんです」

菜々「はい?」

卯月「個性がほしいんです」

菜々「あの…なんでそれを菜々に?」

卯月「個性の塊の菜々ちゃんから奪おうと思いまして」

菜々「奪う!?なんだか物騒な話ですね…」

卯月「まずはうさ耳を!」スチャッ

菜々「おお…なかなか似合ってますよ!」

卯月「そうですか?えへへ…これで個性が!」

菜々「あ、それじゃあ、菜々と一緒に悪のギャスビゴー星人と戦いましょう!」

卯月「え?ウサミン星人ってそんな設定ありましたっけ…?」

菜々「設定じゃありませんよー…そこっ!」ビビッ!

ギャスビゴー星人「グギャーーーーー!」ボカーン!

菜々「ふぅ…危なかったぜ…」

卯月「…」

卯月「え?」

菜々「さぁ!卯月ちゃんも正義のウサミン星人として共に平和を守りましょう!」

卯月「…」

卯月「え?」

菜々「あ、危ない!てやっ!」ビビビビッ!

ギャスビゴー星人「オギャーーーーーーー!!」ドカーン!

卯月「えっ…えっ?」

まゆ「くっ!ウサミン星人がここまで力をつけてるなんて…!やりますねぇ菜々ちゃん…!」

卯月「…?」

菜々「ギャスビゴー星人の女幹部としてその才能を開花させた元地球人の佐久間まゆ!あなたの思い通りにはさせません!」スチャッ

卯月「…??」

まゆ「ふふふ…それはどうでしょうねぇ…!さぁ、かかってきなさい!」バッ!

菜々「てやぁー!!!」

まゆ「はぁああああああっ!」

???「まてっ!」ババッ

 「「!!??」」ピタッ

モバP「双方動くな」ビビッ

卯月「…モバPさん?」

菜々「なっ…なんですかあなたは!?」

まゆ「っ…邪魔しないでください!」

モバP「落ち着け…2人とも、そんなにかわいい顔してるのにもったいないよ」

モバP「どうだ…?アイドル、やってみないか?俺が…2人を華やかなステージでお姫様にしてやるから…さっ!」パチッ!

まゆ「…!」キューン!

菜々「…!」キューン!

モバP「…ふっ、どうやら答えは…出たみたいだな」

卯月「なんでもいいですけどモバPさん昨日絶対ナウシカ見ましたよね」










モバP「…ということがあって、メイド喫茶で働いてた宇宙人の菜々さんと悪事を働いていたまゆをこの事務所にスカウトしましたとさ」

ロリ達「「「わぁ~~~~っ!!」」」

菜々「ひえぇぇ…またそうやって菜々を追い込んで…今回はなぜかまゆちゃんまで…」

ロリ達「「「ねぇねぇウサミン、今の話ほんとー!?」」」キラキラ

菜々「うぐ…」

菜々「ほ…本当に決まってます!」

菜々「でっ、でも!もうウサミンもまゆちゃんも今はアイドルなので、仲直りはしてるんですよ!」

菜々「まゆちゃんの…ぎゃすびごー?星人はなかなか頑固で、その…」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――

―――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――


―――――――――数日後

まゆ「はぁ…」

菜々「おはようございます!…って、まゆちゃん?」

まゆ「菜々ちゃん…」

菜々「ため息なんてついて、どうかしたんですか?」

まゆ「…」

まゆ「ギャスビゴー星人ってなんだと思います?」

菜々「!?」ビクッ


まゆ「最近、まゆがそれだった頃の話をしてくれってよく小さい子たちに言われるんですけどぉ…」

菜々「…!ぷ、プロデューサーさん!笑ってないで説明してあげてくださいよっ!」

モバP「うひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!ゲホッゲホッ、あー…ふふっ…あっはっはっは!!」

まゆ「?」






~プロデューサーさんはちひろさんに粛清されました。まゆちゃんはちびっ子たちの前ではギャスビゴー星人として振る舞う覚悟を決めました~

『前川をいじるだけの日』

みく「ふんふふんふんふんふんふんふふふ、ふふふふふんふふんふーん♪」

卯月「リュウセーイ!」

みく「にゃっ!?卯月チャン、いたのかにゃ!」

卯月「いましたよっ!みくちゃん、なんだか上機嫌ですね。いいことでもありました?」

みく「にゃにゃっ!?にゃっふっふっふ…よくぞ聞いてくれたにゃ!実は…」

智絵里「えーいっ!岩山両斬波!」ドッゴォ!

みく「うぎゃーっ!?事務所の扉がッ!?」

モバP「す、すごいぞ智絵里!北斗神拳は一子相伝だというのに!」

卯月「モバPさん…今の、智絵里ちゃんが…?」

智絵里「はい…長い修行の末、やっと習得することができました…!」

みく「…いや、すごいけどそれアイドルやっていく上で意味あるのかにゃ…」

モバP「ああ?このすごさがわからんか…あ、そういえばメインのバースデーライブ決定おめでとう前川」

みく「名字で!嬉しいけど名字で!しかも適当!」

卯月「それで機嫌よかったんですね!おめでとうございますみくちゃん!」ワー!パチパチー!

みく「ありがとう卯月チャン…でもできればみくの口から伝えたかったにゃ…」

智絵里「お、おめでとうございますみくちゃん!」

みく「ありがとにゃ…でもあのすごいチョップ モバP「岩山両斬波」 …岩山両斬波のインパクトには負けるよ…」

智絵里「そうかなぁ… …あ、じゃあ今度、みくちゃんのライブでファンの人たちに披露しますね!パフォーマンスで!」

みく「にゃにぃ!?」

モバP「おお!いい考えだ!氷柱を発注しておかなきゃな!」

みく「ちょっ」

卯月「わぁ~楽しみです!」

みく「なん」

モバP「それ善は急げだっ!」ダダッ!

みく「Pチャン!?それは本当に善かどうかよく考えて!?」

智絵里「北斗神拳継承者のケンシロウは悪になびかないタフガイだから善じゃないことはないですよ、みくちゃん」

みく「もう何言ってるのかわかんないにゃ…」

卯月「北斗の拳を読もうね、みくちゃん!」

みく「なんで卯月チャンはそんなに冷静でいられるのにゃ…最近Pチャンに似てきたよね…」

みく「というか、え?これマジな話にゃ?みくのライブどうなっちゃうのにゃ?!誰か冗談って言ってよぉ~っ!!!」


…後日、ライブで運ばれてきたのが氷柱かと思ったらおっきいバースデーケーキが出てきたにゃ。

愛情表現はわかりやすいのがイチバンだとみくは思ったにゃ…

『島村卯月とアイドルの闇』

卯月「スマイリン♪おーなやみバイバイ♪スマイリン♪」サッサッサ…

卯月「…よし!お掃除完了!やっぱりいつも使ってる事務所はきれいなのがいいですよね!」グッ!

卯月「さて、そろそろみんな来るはずですし、お湯でも沸かして…」

ヒラッ、トサッ

卯月「…?」

卯月「ん?なんだろう、ノート…?」

卯月「えーっと…」ヒョイ

卯月「…ウサミン星機密文書?」

卯月「…これは…読むべきではなさそうですけど…」

卯月「…」

卯月「好奇心には勝てませんよねっ!」ペラッ

ウサミン星機密文書

 ここに記したことは生涯秘匿とし、口外は必ずしないこと。

① 発言に注意する。

ⅰ) 年齢、または時代を感じさせる単語を避ける。
  ・一昔前、当時は~など、過去を特定する言葉。
  ・免許、卒論、選挙など、年齢をある程度まで特定でき得る言葉。
 
ⅱ) ノスタルジックにならない。
  ・懐かしい、流行った の禁止。または置き換える。
  ・具体例として、ドラクエ3の大行列→iphone5sの行列等。

② 肉体的限界と年齢の・・・

卯月「…」パタン

卯月「…」

卯月「…」フゥ…

卯月「うん…」

卯月「今日も…いい天気…!」グッ!

『大人と17歳』

卯月「20歳の人生の先輩たちにお話を聞こうのコーナー!」

雪菜「わー♪」

杏「…なんでオフなのにそんな面倒なことを…」

卯月「オフだった17歳のキュートアイドルがお二人しかいなかったので!」

杏「ぐぬぬ…杏はまだ寝てたいのに…」

雪菜「もー杏ちゃん、お昼の1時なんだから。しゃきっとしなさいよぉしゃきっとぉ!」

杏「…雪菜と一緒なのも何気に久しぶりな気がする」

雪菜「そぉ?杏ちゃんはいっつも事務所に転がってるから、愛でてるつもりなんだけどなぁ♪」

杏「…きらりみたいだな」

卯月「はいはい!そこまでにしてください!人生の先輩方を待たせてしまってるので行きますよっ!」

杏「うぅ~仕方ない、付き合ってやるか…」トボトボ

雪菜「おーっ♪」

―――――――――――――

ガチャッ

卯月「おはようございます!今日はよろしくおねが…」

美世「ふるすろっとる!ぶんぶーん!」ヨロヨロ

若葉「ふえーん!わたしおとなだもん!おさけものめるもん!」グスグス

美里「よしよし♪若葉ちゃんは大人だもんねぇ~むへへへぇ」ナデナデ

由里子「ひ、久しぶりに酔っぱらったじぇ…美里ちゃんアタシもナデナデシテー!」ガバッ


杏「うわっ!酒くさっ!なにやってるのさ真昼間から!」

雪菜「これは…お話を聞くどころじゃないかなぁ…」

卯月「な、なななななんでこんなことに…!」

クラリス「私が説明しましょう」スタッ

雪菜「きゃあっ!?」

杏「びっくりした…クラリス…?クラリスは酔ってないのか」

クラリス「はい。聖職者たるもの、酒は飲んでも飲まれるな。酒宴と泥酔の違いは意識しておりますから」

卯月「はぇー、すごいですね!…それで、なんでこんなことに?」

クラリス「はい。実は…」




『美世「おいーっす!おっ、みんな集まってるね!」

 由里子「おっすー。卯月ちゃんに集められたけど、こうして揃うとなんだかクルものがあるじぇー」

 若葉「そうですね…あんまり年齢別で集まったりはしないですもんね!」

 美里「でも若葉ちゃんってぇ…あっ、なんでもない!」

 若葉「今子どもだとか言おうとしましたよね!?私は大人ですっ!」フンス

 ガチャッ

 クラリス「まぁ、みなさん。お揃いでしたか」

 由里子「おほー、クラリスちゃん。久しぶりだじぇ」

 クラリス「お久しぶりです。…あの、頂き物のワインがたくさんあるので持ってきたのですが、少しだけいかがですか?」

 美里「ワインかぁ~。たしかに、少しお酒入れたほうが上手く喋れるかもぉ」

 美世「や、あたしは車だからなー…」

 美里「まぁまぁ♪せっかくだしぃ、車は置いていけばいいじゃない?」

 美世「…そっか。そうだね!せっかく集まったし!」

 若葉「私ワインは…」

 由里子「んー…お子様な若葉ちゃんにはちときついか~」

 若葉「! 大好きなんですワイン!」

 クラリス「それは何よりです。では少しだけ…」 ――――――』

杏「…なんだ、クラリス主犯じゃないかっ!」

雪菜「逮捕ぉ?」

杏「逮捕で」

卯月「えいっ!」ガチャン

雪菜「あれぇ?卯月ちゃん手錠なんてどこから…?」

卯月「この間事務所を掃除をしてたら出てきました!」

雪菜「どうなってるのよぉ、この事務所…」

クラリス「ひぇぇぇぇ!わ、私は神に仕える身でありながら罪を…!ああ、お許しください…はへー…」クテン

杏「…そしてクラリスも限界だったんじゃないか…」

卯月「うーん…仕方ないです!今日は杏ちゃんの部屋でおしゃべりしましょう!」

雪菜「あ、それいいかもぉ♪」

杏「えぇ~!?そんなめんどくさ… …まぁいいか。すぐ寝れそうだし」

卯月「飲み物とお菓子買っていきましょうねっ!」

雪菜「お邪魔するんだし、それくらいは出してあげよ~!」

杏「おおっ!なら杏は飴がいい!飴プリーズ!」

ワイワイキャッキャッ♪ワイワイ…



・・・・・・・・・・・・・・

モバP「いやーあそこのランチいい感じですねー」

ちひろ「お手頃で味もいいですもんね。午後の業務にも力が入るってものですよ!」フンス

モバP「ははは…ん?あれは…」

ちひろ「?…!!く、クラリスちゃんが倒れてる!?」タッ

モバP「クラリスっ!」ダッ

クラリス「…」スースー…

ちひろ「…寝てるだけみたいですね」

モバP「ですね。でも一体なにが…とりあえず中に運びましょう」ガチャッ

若葉「…」クー…

由里子「むにゃ…」クカー…

美世「ふむむ…」スヤー…

美里「う…うう…」スー…

モバP「…美里を下敷きに寝てる…いったい何が…つーか酒くさっ!なんだこれ!?」

ちひろ「…ワインの空き瓶…1、2、3、4、… …これは…ふふっ…」

モバP「!」ゾクッ

ちひろ「お説教ですかねー…うふふふふふ…」

モバP「あ…ああ…」


―――――――――事務所内、飲酒禁止。キュート20歳5人組、2か月のトイレ掃除、決定。

『ネクストミヤコズヒント!「手作りケーキ」』

晶葉「できた!できたぞっ!」ガチャッ

都「? 博士。また発明品ですか?」

晶葉「またって…まぁいい。今回はすごいぞ!なんと…じゃーん!」

都「…蝶ネクタイに眼鏡に靴…ま、まさか…!」

晶葉「ああ。そのまさかだ!これらは都くんにプレゼントしよう」

都「え!?いいんですか!?」

晶葉「うむ!くれぐれも悪用するんじゃないぞ!」

都「やったー!ありがとう晶葉博士!」

・・・・・・・・・・・・・

志希「にゃはは…かわいいお嬢ちゃん。そんな身体で私たちを捕まえようなんて、いい度胸してるねー!」

都「シキ!ええーい!私の体をボンキュッボンの24歳に戻す薬、今日こそ渡してもらいますよ!」

フレデリカ「姉御ぉ!眠りのウサミンがきやしたぜ!どこから嗅ぎつけやがったんだコンチクショーべらぼーめ!」

志希「なんだって~?ケチがついたなー!今日のところはひきあげるぞっ!」スッタカター

フレデリカ「退散退散~♪」スッタカター

都「あっ!待て!…くっ、逃がしたか…」

若葉「安斎さん」

都「日下部!どこ行ってたんですか!」

若葉「安斎さんが自由に行動しすぎるから痕跡を消してたんですよ。…それより、駄目だったんですか?」

都「ああ…逃げられましたよ。まったく、掴みどころのない2人です…!」

若葉「しっかりしてくださいよ…安斎さんが逃がすたびに、私が本当は20歳で全体的にぐーんと大きいってことが世間から忘れられていくんですから」

若葉「20歳の!大人ということが!あの忌々しい薬のせいで!」

都「え?いや、若葉さんは元から…」

若葉「都ちゃん!…コホン、安斎さん。頼りにしてるわよ」

都「え、あ、はい…絶対捕まえてみせます!…じっちゃんの名にかけて!」

若葉「それ違うやつです…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

都「…」ピシュッ

菜々「あら!?はれ、ほれ、ひれ~」ドサッ

卯月「むむっ…どうかしたのかねウサミンくん!」

菜々「…」

都「いえいえなんでもありません。しかしね…わかっちゃったんですよ!」

有香「わかったって…まさかお母さん!犯人が…」

菜々「ちょっ、菜々はまだ17歳でバリバリのJKですよ!?お母さんって…」ガバッ

都「こらっ!寝てなさい!」ピシュ!ピシュ!

菜々「ひぐっ!…ぐぅ」

都「あの4人をここに集めてください、島村警部」

卯月「ん、はい、わかりました!」ダッ

幸子「なんですかなんですか?もう事件は終わったんじゃないんですか!かわいいボクをまだこんなところに拘束するつもりですか?」

法子「そうですよ!早く行かないと新作が売り切れちゃうじゃないですか!」

みちる「お腹すきました…」

かな子「同じくです…」

都「もーしわけありませんみなさん!いやなに、ここに集まっていただいたのはほかでもない!…わかったんですよ、モバPさんを殺した犯人が…!」

幸子・法子・みちる・かな子「!!」チャチャチャン!




ギィー…バタン!




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

都「犯人をミスリードするためにばらまいたお菓子やパン、ドーナツが仇になりましたね…」

都「モバPさんを殺したのは、あなただ。輿水幸子さん」

幸子「…!」

みちる「そんな…!」

法子「幸子ちゃんが…」

幸子「…ったんです」

幸子「…仕方なかったんです!モバPさんが…今度は東南アジアのジャングルで…昆虫食祭りだって…!」

有香「ひ、ひどい…」

幸子「ボクはどうしても嫌だって言いました!けど…仕事だからって…うぅ…」

都「…だからと言って、人を殺してもいい理由にはなりません。それに…」

かな子「そうです…幸子ちゃん」

幸子「え…」

かな子「…これ、モバPさんが作ったケーキだったんです。私と、みちるちゃんと、法子ちゃんが手伝って作った…」

幸子「…!!」


みちる「『幸子は次のロケ、すごいキツイだろうから労ってやりたい!』って…何度も何度も作り直して…」

幸子「ああ…あ…」ペタン…

法子「幸子…ちゃん…」

幸子「ボクは…そんなケーキすら…囮に…」

卯月「…さ、行きましょう。罪を償って、きれいになった姿をモバPさんに見せてあげてください…」

幸子「…」フラッ…トボトボ

有香「…なんだか、かわいそうでしたね」

都「…彼女もまた、社会の被害者なのかもしれない…ですね」








都「っていうの、どうですか!?」

幸子「なんて悲しい役をボクにさせるんですか!」

都「えー…哀れさは探偵もののスパイスですよ…」

幸子「いや知らないですけど…」

都「プロデューサーさん!企画立案安斎都!名探偵ミヤコですよ!やってみましょうよ!」

モバP「権利とか色々どうにかしてくれたらいいぞー」カタカタ

都「本当ですか!?よーし!」ダダッ!


幸子「都さん!…ああ、行っちゃいました。プロデューサーさん!もし本当にできたらどうするんですか!」

モバP「ははっ、まさか」

ちひろ「…あんな適当に返事してよかったんですか?」

モバP「都がそんな小難しいことできるわけないじゃないですか。それより仕事です!仕事!」

ちひろ「だといいんですけど…」

――――――――――――しばらくして、『名探偵ミヤコ』のドラマが始まったのは、言うまでもない。

『人をダメにする事務所』

卯月「あうー…疲れましたー…」ガチャッ

響子「おかえりなさい!卯月さん、生放送見てましたよ。大変でしたね」

卯月「きょーこちゃーん…ううっ、幸子ちゃんがいないときのピンチヒッターってこんなにつらいんですねー…」

響子「今日はこれで終わりだそうですから、事務所でゆっくりしててください!ソファー空いてますよー」

卯月「ありがとうございますー…ふはー…」トサッ

響子「飲み物淹れますね。コーヒーですか?紅茶ですか?」

卯月「そんな、悪いです…」

響子「いえいえ、このくらいはさせてください!」

卯月「うー…じゃあ紅茶でおねがいします…」

響子「はーい♪」

卯月「響子ちゃんはできた子だなぁ…」

清良「あら?卯月ちゃん。生放送お疲れさま」

卯月「清良さーん…つっかれましたぁ…」

清良「そう…なら、マッサージでもしてあげましょうか?」

卯月「そんな、悪いです…」

清良「いいのよ、遠慮しないで?頑張ってたの知ってますから」

卯月「あぅ~…じゃあお願いします…」

清良「はーい♪」グッ…グッ…

卯月「ふぁー…」

あずき「おっ、なになに?卯月ちゃんを癒そう大作戦!?」ニュッ

卯月「わっ!?あ、あずきちゃん今どこから!?」

あずき「まぁまぁそんなことはどうでもいいから!よーし、ならあずきはたくさん甘いお菓子を買ってこよう大作戦で!」ダッ!

卯月「ええっ!?それはさすがに悪…行っちゃいました…」

清良「後でお金は出して、みんなでいただくことにしましょうか」

卯月「そうですね…うう、使いっぱしりしてるみたいで申し訳ないなぁ…」

志希「んんー?あ、卯月ちゃんお疲れー!見てたよ生放送~」

卯月「志希さん…ありがとうございます!」

志希「きよらんのマッサージかぁ…いいね~」

清良「卯月ちゃんお疲れのようだったので♪」

志希「にゃははー、そうだねー、あの内容じゃあねー…あ、そだ。疲れも吹き飛ぶ特別アロマあるんだー!持ってくるねー」

卯月「そんな、悪いですよ!」

志希「いいのいいの!ちょびっと待っててくれたまえー」スタスタ

清良「うふふ、今日は至れり尽くせりね」ギュッ、ギュッ…

卯月「はい…あぁ~…きもちい~です~…」クタァ…

響子「紅茶入りました…あれ、清良さん」

あずき「お菓子買ってきたよー!ん?おおっ!紅茶まで!」

志希「応接室に置きっぱだったからすぐ持ってこれたよー♪…?みなさんお揃いでー?」

卯月「うう…みなさん私のためにこんな…ありがとうございます…」

モバP「うむ。これでわかっただろう卯月」ヌッ

卯月「きゃっ!?な、なんですか急に!?」

モバP「幸子がほとんど文句を言わずにあの過酷なロケをこなす理由が…」

卯月「…なるほど…」

モバP「キュートのアイドルはみんな仲良しで助け合うことができる素晴らしい人たちだから…な!」

卯月「わざわざ言うとそうじゃないみたいだからやめてください」

卯月「…」

卯月「いや、ホントに仲良しですからね!?マジで!!」


『  い  つ  も  の  』

桃華「暇ですわねー…」

卯月「暇ですねー…」

桃華「…」

卯月「…」

卯月「…そういえば」

桃華「?」

卯月「この間、カレーを作ったんですよ」

桃華「はぁ」

卯月「そしたら失敗しちゃって」

桃華「カレーを失敗って、逆に器用ですわね…」

卯月「水が多すぎて薄かったんです」

桃華「ああ…」

卯月「でも、そこで固形コンソメをいれてさらに少し薄めたんですよ」

卯月「そしたらなんと!すごく美味しいカレースープが出来上がったんです!」

桃華「怪我の功名ですわねー」

卯月「人生もそんなもんだと思いませんか?」

桃華「…ちょっと最後だけおっしゃってる意味が分かりませんわ」

ちひろ「うあああああああああ!!」ガチャビターン!

桃華「きゃぁっ!?」

卯月「ち、ちひろさん!?」

ちひろ「へへ…へ…し、仕事が終わりません…ふふははははは…」

桃華「構ってあげますから奇行はよしてください」

ちひろ「ふへへへへ…構わないでいいですから仕事を代わりにやってください…年度末なくなればいいのに…」

桃華「小学生相手に何言ってますの!?」

卯月「ちひろさんがこんなになるなんて…よっぽど忙しいんですね…」

桃華「…あ、そういえばモバPちゃまが冷やしてたドリンクがまだ冷蔵庫に…」

卯月「じゃあそれを拝借してちひろさんにあげましょう。お金はあとで渡せば…」

ちひろ「!! それには及びません!」シャキッ

桃華「ええ?」

ちひろ「あんなもの…ゲフンゲフン、千川ちひろ、確定申告頑張ります!!」ダッ

卯月「…あんなものって」

桃華「…あれ、なにが入ってますの?」

ガチャッ

モバP「あ~疲れた…スタドリスタドリ…」ガパ

卯月「あっ…」

桃華「あっ…」

モバP「ん?」ゴクゴク

卯月「あー…」

桃華「あー…」

モバP「なんだよ二人とも。このドリンクがなに…か…」

モバP「…」

モバP「…!!」ブルルッ

モバP「ふぃぃぃ…はっはっは…いひゃひゃひゃひゃ!!!!仕事仕事ォ!」ダダッ!

桃華「…」

卯月「…」

桃華「気を付けましょう…」

卯月「うん…」

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