艦これSSです
・台詞形式
・卯月が頑張る予定です
・仕事の合間に書き溜めます
・頑張って書きますが見るに耐えなくなったらブラウザバック
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卯月「やったぁ! でたっぴょん! 卯月でっす! うーちゃんって呼ばれてまっす!」
提督「私はここの鎮守府の提督をしているものだ。よく来てくれたな!」
卯月「司令官にぃー敬礼っぴょん!」
提督「楽にしてくれ。いやぁ本当によく来てくれた!歓迎するよ」
卯月「わかったぴょん」
提督「まずは皆に紹介しないとな。お前も早く姉妹たちに会いたいだろう」
卯月「睦月たちがいるっぴょん!?」
提督「ああ、部屋は同室で構わないかな?」
卯月「しれいかぁぁん、今日は一段とステキっぴょん!」
提督「……初対面だろう、調子のいいヤツめ」グリグリ
卯月「あはははー」
提督「睦月たちは部屋にいるから挨拶したら一緒に昼飯でも食べてくるといい。」
卯月「行ってくるっぴょん!」
ドアバタン!
提督「早く慣れるためにもしばらく秘書艦を務めてもらうからなー!午後になったら執務室にくるようにー!」
卯月「……司令官、優しくてステキな人だったぴょん……うーちゃんのモノにしよーっと!」タタタッ
金剛「バァニィィィングラーーーーブ!戦果リザルトがあがったヨー!」ダキッ
提督「おっとと!お帰り金剛。怪我はないか?」
金剛「オフコース!全員小破もしてないネー」
提督「さすがだな」ギュー
金剛「あっあっ」
卯月「発情してんじゃないぴょん」
提督「よくやってくれた」ギュギュー
金剛「時間と場所をわきまえなヨー……」マッカ
榛名「て、提督っ!榛名も大丈夫でした!!」ケイレイ
提督「おう……榛名、ちょっとこっちに」
榛名「は、はい」テクテク
提督「顔に煤がついてるぞ……ほら、取れた」ゴシゴシ
榛名「て、提督……」スリスリ
卯月「二人とも完全に牝の顔してるぴょん……ぷっぷくぷぅー!」
提督「では各自入渠を済ませたら今日は自由にしてくれ」
金剛「じゃあ提督ゥ、1500ティーパーティーの約束忘れないでヨー!比叡と霧島も待ってるネー」
榛名「では提督、パーティー楽しみにしていますね」
ドアバタン
卯月「あれが提督ラブ勢……」
提督「いやいや、巷ではそんな声も聞くが二人とも付き合いが長いからな。気を遣ってくれているだけだろう」
卯月「提督がひどい朴念仁で不幸だぴょん!」
提督「なんだと!この性悪ウサギ!」グリグリ
卯月「頭をグリグリするのやめるぴょんっ!やめるぴょん……やめ……えへへへへ」
卯月「(強敵だけど……やっぱり司令官はうーちゃんのものにするぴょん!)」
提督「よし卯月。昼飯でも食いに行くか」
卯月「ぴょんっ」
隼鷹「おっ提督じゃん!どこいくの?今からパーッといく?パーッと」
卯月「酒くさっ!」
提督「お前は昼間っから何を言っているんだ……」
隼鷹「いいじゃんいいじゃん♪今日は非番だしさぁーサービスしちゃうよ?」
卯月「昼から盛ってるんじゃないぴょん」
提督「俺は非番じゃないんだよ……夜な、夜」
隼鷹「えっマジ?いいの?おごりだヒャッハー!!」
提督「お前なぁ……まぁ良いけどほどほどにな」
隼鷹「ありがたいなぁ……ちとちよと那智たちに声かけてくるわ!」ダダダッ
提督「おいその面子はお前アレだろ俺の財布がマッハで擦り切れ……もう行っちまった……給料日前なのに」
卯月「うーちゃんも呑むぴょん!」ダキッ
提督「こらこら背中に負ぶさるな。お前に酒飲ませてる絵面ヤバいだろ。憲兵飛んでくるわ」
卯月「ぷっぷくぷー!!」
提督「……じゃあ執務が早く終わったらアイスでも食いにいくか?」
卯月「やったぴょん!司令官は女の扱いが分かってるぴょん!」ヨジヨジ
提督「わかったから肩車するんじゃありません」
卯月「このまま工廠まで急ぐぴょん!」
提督「はいはい……」
卯月「あんな装甲が薄い連中には負けないぴょん!」
提督「おまえがいうな」
卯月「しれいかん、どこにいくの?」
提督「工廠まで行ってくる」
卯月「うーちゃんもいくぴょん」
夕立「あっ!提督さんぽい!」
時雨「ほんとだね、どこに行くんだい?」
提督「おお夕立に時雨じゃないか。ちょっと工廠までな。それにしても二人ともこの間はすごい活躍だったじゃないか」
夕立「そうでしょそうでしょ!褒めて褒めてー」
提督「お、おう……めっちゃ頭押し付けてくるな。よーしよしよしよし」ワシャワシャ
夕立「んふふー」
卯月「わんぱく犬だぴょん」
時雨「ボクたちも一緒に行っていいかな?」スッ
提督「おう、時雨はナチュラルに手を繋いでくるな」ギュッ
時雨「ふふ、イヤだったかい?」ギュッ
卯月「忠犬とご主人様だぴょん」
卯月「……うびゃぁ!駄犬’Sのせいでうーちゃんの場所がないぴょん!」ワナワナ ピコーン
卯月「ならうーちゃんはしれいかんの服に頭をつっこむぴょん!」
提督「ちょっおまっ、くすぐったい!!」
卯月「ウサギは寂しいと轟沈してしまうぴょん!我慢するぴょん」スーハースーハー
夕立「(今日は褒められて)」
時雨「(気分がいいから)」
夕立時雨「「(許してあげる(っぽい))」」ギロリ
卯月「」ジョバー
加賀「提督、連れてきたわよ」ズルズル
赤城「」
提督「ありがとう加賀。キミならやってくれると思っていたよ」
加賀「やりました」
提督「さて、赤城。ここのところ資材の減り方がおかしいんだが何か知っていることはないか?」
赤城「ボーキサイト?知らない子ですね……」
卯月「まだ資材としか言ってないぴょん」
赤城「ひゅ、ひゅーひゅー」
卯月「口笛吹けないからってひゅーひゅー口でいう人は初めて見たぴょん」
提督「ここに資材庫前にセットした監視カメラの動画があるんだが」
赤城「」ダラダラダラダラ
卯月「ガマの油かな?」
提督「何か申し開きは?」
赤城「も、申し訳ありませんでしたー!」ドゲザー
加賀「私も同じ一航戦として謝ります」ペコリ
提督「……キミたちが健啖家なのは分かっているつもりだ。これでも優先的に食事を割り振っていたはずだが足りなかったのか?」
赤城「……面目次第もございません」
提督「キミが食べてしまった資材はただの資材ではない。ゴーヤたち潜水艦が、睦月たち駆逐艦や軽巡が文字通り命をかけて集めてきてくれたものだ」
提督「それをキミは……いや、これ以上は言うまい。聡明なキミのことだ、分かってくれたと信じている」
赤城「うぅ……はい……もう二度と間違いは繰り返しません」グスグス
卯月「嘘泣きっぽいぴょん(さすが一航戦は潔いぴょん)」
加賀「卯月、心の声と言動が逆になっているわ」
提督「処分を言い渡す。本日1000より潜水艦寮・駆逐寮・軽巡寮の全トイレ清掃を命じる」
赤城「ガーーーン」
卯月「だから口で言うなっぴょん」
加賀「ちょっと待ってもらえるかしら。ただでさえ資材消費量が多いのにそんな重労働をしたら余計にお腹が減ってしまうわ」
加賀「私にも参加する許可を」
赤城「加賀さん……私のために……」ウルウル
提督「加賀、キミは優しいね。よし許可しよう」
提督「あー、それでだな。清掃が終わったら執務室に来い。しっかりと反省し真心こめて清掃をするなら、あーなんだ」
提督「焼肉でもご馳走しよ赤城「本当ですかっ!!!」」
加賀「さすがに気分が高揚します」キラキラ
卯月「食う母……若干ひくぴょん」
提督「窃盗行為への贖罪はしてもらうが……今後の二人への食事量は再考しよう。すまなかったな、今まで我慢していたのだろう?」
赤城「でいどぐぅぅぅ……」ダキッ
加賀「ここは譲れません」ダキッ
卯月「譲れないぴょん(便乗)」ダキッ
提督「これからもよろしく頼むぞ、二人と一羽」
卯月「おい」
昼飯食いに工廠にいってる!何をくうんですかねぇ……
本日はここまでです
よいぞ
うーちゃんはもっと注目されてもいいポテンシャルがある
遠征から帰ってきました
ドアバーン!
大潮「作戦が完了しましたよー!大・成・功ですっ」ダダダッ
霰「んちゃ……」テクテク
大潮「アゲアゲでいきましょ!」
卯月「意味わかんないぴょん」
提督「二人ともお帰り。今回も大成功か、さすがだな!」
大潮「司令官、報告書です!とうっ!」ピョン
霰「なんでいつも……司令官の膝にのるの?私ものりたい……」
卯月「しれいかんも平然としてるぴょん!」
提督「ん?とうきょう……かぐばこ……?大潮はまず漢字を覚えるところからはじめようか。あと報告書は丁寧に書こうな?」
大潮「恐縮ですっ!」
霰「だからいったのに……」
卯月「うぅー早くそこからどくっぴょん!!」
大潮「アゲアゲでいきましょ!」
卯月「言葉の意味はわかんないけどなんかはらたつ!!っぴょん!!」
提督「まぁ何はともあれ長旅ご苦労さま。間宮券をやるから朝潮たち誘って行ってこい」
大潮「あざーっす!!とうっ!」スタッ
提督「霰もありがとうなー」ダキカカエ
霰「ちょっと……はずかしい……えへ」ブラーン
大潮「では朝潮型駆逐艦二番艦・大潮!全力疾走で行ってきます!!」ダダダッ
霰「キーーーン」ダダダッ
提督「……まるで嵐が通り過ぎたようだ」
卯月「しれいかぁぁん、とうっ」ピョン
提督「おぅっびっくりした。急に乗ってくるな」
卯月「ぷっぷくぷぅー!うーちゃんも大潮とおんなじようにするぴょん!」
提督「むぅ……仕事の邪魔なんだが……」
卯月「おんなじようにするぴょん!!」プクー
提督「しょうがねぇなぁ……しかし間宮券がちょうどなくなったから同じ対応って言われても困るんだが」
卯月「そういうことじゃないぴょん……しれいかんは本当に……はっ!」ピコーン
卯月「ないならしばらくこのまま乗せてるしかないぴょん!これは仕方ないことなのぴょん!」ノビー
提督「仕方ないな。少しだけだぞ」
卯月「(いやったー!大勝利ぴょん!睦月型の力のへんりんを見せつけてしまったぴょん!)」
提督「……それにしても卯月ってさ。こう、間近で見てもウサギ要素ほとんどないよな」
卯月「しばくぞ」
提督「卯月ー、そろそろここにも慣れたか?」
卯月「うんっ。これも司令官のおかげだぴょん!うーちゃん感激ぃ!」
提督「そうかそうか。んじゃ午後から秘書艦解任な」
卯月「うびゃぁっ!」小破
提督「まあお前に早く馴染んでもらいたくて秘書艦にしてたわけだしな」
卯月「ちょっと待つっぴょん!そんないきなり……」
提督「馴染み過ぎて居眠りとかするし」
卯月「うゅ~」中破
提督「何かしらいたずらしようとしてくるし」
卯月「ぁぅっ」大破
提督「そもそも俺、決まった秘書艦とかつけない主義だし」
卯月「ぐはっ……やられたぁー」轟沈
提督「他の者からも秘書艦の希望が出てるが断ってきたわけだし。いつまでもお前だけを秘書艦にしておくと贔屓と取られかねないしなぁ」
卯月「…………わかったぴょん……お昼ごはんいってくる……(しれいかんはうーちゃんのこと、何とも思ってない……)」スゴスゴ
ドアパタン
提督「あいつ見るからに落ち込んでたな……今まで通りの取り決めとはいえ罪悪感が……」
同日夕方 鎮守府前・波止場
如月「あらぁ?朝からこんなところでどうしたの卯月ちゃん。髪が痛んじゃうわよぉ」
卯月「……別になんでもないぴょん……ほっといて」タソガレ
如月「大事な妹がそんな顔してたら放っておけないわ。司令官のこと?」
卯月「……」
如月「秘書艦を解任されたこと?」
卯月「……」コクリ
如月「あぁ~あれね~やっぱり皆同じ反応するわよねぇ」
卯月「……みんな?」
如月「そうよ。ある日突然解任されるなんてねぇ。司令官は本当突然なんだから」
卯月「そうだっぴょん!しれいかんは朴念仁で人の気持ちにうといぴょん!」
如月「でもそんな人の秘書を外されて落ち込んでいたのよねぇ」
卯月「……」プイッ
如月「みんなそうなんだもん、見てたらわかるわぁ。私だってそうだったし」
卯月「ひょっとして……如月もしれいかんのこと……?」
如月「えぇ、セッ○スしたいと思っているわ」
卯月「ブーーーー!!な、何いってるぴょん!」
如月「貴女もそうなのでしょう?」
卯月「ちがっ……うーちゃんはっ……こっ、恋人になって」
如月「恋人になって?恋人になったらまずあれよねぇ……手を?」
卯月「手を……つなぎたいぴょん!」
如月「そしたら~、一緒にお出かけという名の、で、で、でー?」
卯月「で?で、デート!デートしたいぴょん!」
如月「そしたらそしたらぁ~、夜景の見えるレストランで食事して~、最終的に、こ、こ、こ?」
卯月「こ?こ……交尾したいぴょん!」
如月「私と一緒ねぇ~」
卯月「なんか誘導されたぴょん!!一緒にするなぴょん!!!」
如月「私もね、秘書艦を解任されたときは落ち込んだのよ?私はこんなに股ぐらを濡らすほどお慕いしているのに司令官はなぜ?!ってね」
卯月「とんでもないビッ○発言だぴょん」
如月「やっぱり姉妹なのねぇ、同じ人に欲情してしまうなんて」
卯月「言葉のチョイスに悪意を感じる!」
如月「だからねぇ……私たちライバルね。ううん、私たちだけじゃない、金剛さんも加賀さんも、睦月ちゃんだって皆ライバル」
如月「卯月ちゃん、貴女はやっと私と……皆と同じスタートラインに立ったのよ?」
卯月「……ここがスタートライン……落ち込んでる暇なんてなかったぴょん!!」グッ
卯月「うーちゃんの魅力で司令官と交……骨抜きにしてやるっぴょん!!」
如月「あらぁ、私だって負けないわよ?」
卯月「ぷっぷくぷぅー!勝つのはうーちゃんだぴょん!」ベー
如月「絶対に負けない。処女かけてもいいわ!」
今日はここまでです
なかなかいたずらしませんねぇ
いたずら(意味深)が始まるのか
更新お疲れ様です。
憲兵隊長「点呼!」
憲兵「 1 ! 」
憲兵「 2 ! 」
以下100まで。
憲兵「突撃準備完了です!」
隊長「うし。後は出番を待つのみだな。」
いつでも逮捕準備は出来てる。さぁ!逮捕の命令を!
>>16
大正義うーちゃんのいたずらがやっと始まります
憲兵さんの出番はもっと後かもしれません
少し書けたので投下します
今日明日にもう少し進めたいです
卯月「確実にしれいかんをオトすために作戦を練るぴょん」
卯月「うーちゃんは美少女だけどいきなり告白しても断られる可能性があるぴょん」
卯月「夜中に忍び込んできせーじじつを……だめぴょん、これは最終手段だぴょん」
卯月「そういえば、人は落ち込んでるところを慰められると簡単にオチるって聞いたことあるぴょん!」
卯月「超美少女うーちゃんがいたずらして落ち込んだところを慰めたら一発ぴょん!」
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提督『最近、頻繁に靴がなくなる……』
提督『なぜか軍服がいつも湿ってる……』
提督『俺のおかずだけいつも一品少ない……ハンバーグ定食のハンバーグがなかったのにはさすがに驚きを隠せなかった……』
提督『俺はみんなに嫌われてるんだろうな……こんな俺が生きていていいはずがございません……』
ドアバーン!
卯月『待つっぴょん、しれいかぁん!卯月がいるじゃない!!ぴょん!!』
提督『あ、あなたは……超絶美少女ことうーちゃん!』
卯月『これからはうーちゃんが守ってあげるぴょん!安心してこの豊満な胸の中で休むぴょん』
提督『うーちゃん様……結婚しよう!』
卯月『うーちゃん感激ぃー!!』
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卯月「お前がパパになるんだよ!びしぃ!!うへうへへ……これはイケるぴょん!まぎれもなく天才のアレだぴょん」
卯月「しれいかぁぁん、首を洗って待ってるぴょん!」
卯月「まずは小手調べだぴょん。コンコンコンしれいかぁんーうーちゃん入るぴょん」
ドアガチャ
卯月「執務室にいないということは調査済みだぴょん」
卯月「ペットボトルの水500mlに黄色の水性絵の具を少量混ぜるぴょん」
卯月「アンモニア水を少量足してぇーシャッフルシャッフル!」シャカシャカシャカ
卯月「出来たっぴょん!擬似聖水~(ドラ○もん)」
卯月「これをおもむろにしれいかんの椅子にぶっかけるぴょん」トプトプ
卯月「後はしれいかんが部屋に入ったら座るのを見計らって突撃するぴょん!」
卯月『し、しれいかん……いい年こいてお漏らしなんて……』
提督『う、卯月、これはちが……』
卯月『しれいかんがお漏らしっ子でも……卯月は大丈夫です!』
提督『卯月愛してる』
卯月「完璧すぎて自分の才能が恐ろしい……未来はうーちゃんの手の中ぴょん!」
コンコンコン
卯月「ま、まずいぴょん!もう帰ってきたぴょん!クローゼットに隠れるぴょん!」ササッ
ドアガチャ
瑞鳳「提督ー。おやつに私の作った玉子焼きたべりゅ?」
卯月「(食べりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ)」
瑞鳳「あら、いないわね。すぐに帰ってくるのかしら」ウロウロ
卯月「(タイミング悪いぴょん。しれいかんはいないからさっさと帰るぴょん)」
瑞鳳「そうだ、提督がいないうちに提督ごっこしちゃお」
卯月「(……いやな予感がするぴょん)」
瑞鳳「提督の帽子借りて、上着も……んしょっと。あ……提督のふれぐらんすが……」クンクンクンクンクンクン
卯月「(とんだ変態行為を目撃してるぴょん)」
瑞鳳「ハァハァ……これはけしからんですね……あとで没収ね」
卯月「(けしからんのはお前だぴょん)」
瑞鳳「気を取り直して……お椅子にどーんっ!」ビシャッ
瑞鳳「よーそろー!第一艦隊出撃っ!(低音ボイス)なんちゃってなんちゃってー!……あれ、お尻が」
卯月「(やってくれたぴょん……)」
ドアガチャ
提督「ず、瑞鳳?お前俺の机で何してるんだ?」
瑞鳳「て、提督っ?!こ、これは違うの!」トビオリ
提督「俺の帽子と軍服まで着て……俺の真似でもしてたのか?ははっ、しょうがないやつだなぁ」
瑞鳳「えっと……違くて……待ってほんと、違うの……」ポタポタ
提督「お前なんで袴がびしょびしょ……しかもこの匂い……あっ(察し)」
瑞鳳「違うのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!びえーーーん」
提督「瑞鳳ッ!落ち着いて」ダキッ
瑞鳳「……えっ、て、提督?」
提督「瑞鳳がお漏らしっ娘でも……提督は大丈夫です!」
瑞鳳「だから違うんだってーーー!」
卯月「(いいところを全部持ってかれたぴょん)」ギリギリ
卯月「前回はどこかの貧乳軽空母のせいで作戦が台無しになったぴょん!ぷっぷくぷぅ」
卯月「まだまだこれからだぴょん。卯月、がんばるぴょん!」
卯月「今回はぁ妖精さんに協力をお願いして超兵器を作ってもらったぴょん」
卯月「君に決めたっぴょん!最終決戦悪戯兵器・ロボ○ッチャー!」テレレテッテレー
卯月「トリセツによると、目標を設定してロボPに何がしかを投入すると、自動でついび?かんせいゆうどう?」
卯月「よくわかんないけど目標に向かって飛んでいくぴょん」
卯月「よっしこれを使って……こうなるぴょん!」
提督『痛っ!!なんでボールが……』
卯月『しれいかぁん!大丈夫ぴょん?!』カケヨリ
提督『いきなりボール飛んできてな、タンコブができちまったよ』
卯月『ボールが?!ちょっと見せてみるぴょん』ダキツキ
提督『ちょっ……うーちゃんのその……豊満なお山が……あたってる』ポッ
卯月『しれいかぁん可哀想だぴょん……痛かったぴょん』ナデナデ
提督『あっあっ(恍惚)』
卯月『これからはうーちゃんが守るぴょん!今度から外出する時はうーちゃんと手を繋いでいくぴょん』
提督『うーちゃん……結婚しよ』
卯月「結婚すりゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ」
卯月「まるで穴が見当たらない作戦……これが天才か……ぴょん」
卯月「Operation start! pyon!」
卯月「食堂で昼ごはんを食べた後、司令官は必ず中庭を通るぴょん」
卯月「人通りも少ないこの場所なら……成功間違いなしっぴょん!」
卯月「ボールがなかったので食堂からゆで卵を拝借したぴょん。見ようによっては似てるから大丈夫だぴょん」
卯月「この木陰にロボPをセットしてぇ」カチャカチャ
卯月「後はしれいかんが通りかかるのを待つだけぴょん」
卯月「あっ!しれいかんが来たぴょん!」
卯月「ゆで卵セット!目標しれいかん!!」
ロボP「Are you ready?」
卯月「ふぉいやー!」
瞬間、大気が震えた
ゴゴゴゴゴゴゴゴという身体を揺さぶる音と共に噴煙が巻き上がる
バシュッ!
ゆで卵がほぼ直上に射出された
『真上……直上?!』
どこかの正規空母の声が聞こえた気がした
ゆで卵は麗らかな昼の空気を切り裂き超スピードで空に舞い上がっていった
妖精さんのテクノロジーによって数100kmの高さまで打ち上げられたゆで卵は角度を調整しながら落下を始める
そこから落ちる、ただ落ちていく
重力加速という鎧を剣にしてただひたすら落ちる
目標は……提督ッ!
酒匂「もうっ矢矧姉ぇったらすぐに酒匂を子供扱いするんだからっ」
酒匂「1人で食堂くらいいけますぅ!あたしはお人形さんじゃないんだからね!」
酒匂「あれは……ぴゃあっ司令!」
提督「おー酒匂じゃん、これから飯か?」
酒匂「うんっ。司令と一緒に食べたかったなぁ」
提督「タイミング悪かったな。今度一緒に食うか」
酒匂「ぴゃあ!本当ですかっ、や、約束ですよ?」
酒匂「ひゅぅ、やったぁ!酒匂、ご飯(も司令も)いただきますっ!」ダキッ
提督「おっと……急に腕に抱きつくn」
ヒュルルルルルルルルルルル
時は来た
裁きの雷のごとく神速のゆで卵が今
脳天を直撃した
ドガッ!!
酒匂の
酒匂の脳天を撃ち抜いたのだ
酒匂「ぴゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」大破
提督「さ、酒匂ぁぁぁぁぁぁぁ!!!てっ敵襲ぅぅ!哨戒部隊は何やってんだ!!」
卯月「あわわわわわ」ブルブルブル
酒匂「砲塔が……砲塔が……」ガクリ
提督「酒匂っ!気をしっかり持て!今入渠させてやるからな!」ダキカカエ
大淀「て、提督?!どうなさったんですか!」
提督「大淀!敵襲だっ!酒匂がやられた!!第一種戦闘配備だ!今すぐに通達しろ!!」
大淀「はっ!了解いたしました!」
卯月「ま、まずいぴょん……」ジョバー
ウーーーーーウーーーーーウーーーーー(警報)
その日、夜間まで鎮守府付近の敵勢力の捜索が行われたのだった
本日はここまでです
卯月以外の登場キャラがすべからく不幸になっていく…
不快にさせたら申し訳ない(今後もやめるとはいってない)
おつありです
妖精さんってあんなに可愛いのに卯月を騙すなんてひどいですよね
すこし書き溜めたので書いていきます
卯月「前回はうーちゃんちょっと間違えちゃったぴょん」
卯月「やっぱり妖精さんの力に頼るのはダメだぴょん。オーバーテクノロジーとか非常識っぴょん!」
卯月「暴力もダメ! ラブアンドピースだぴょん! ラブアンドピースの構え!」ビシィ
卯月「さて今回はこれだぴょん!」
卯月「いでよ! Amaz○nから取り寄せた『藁納豆12本セット』!!」ババーン
卯月「まずは中身の納豆を出します。ぴょん」ガサガサ
卯月「全て取り出したら藁をひとまとめにします。ぴょん」
卯月「那珂ちゃんから拝借したリボンでぇ、こうこうこうやってヒトガタに縛ると……」ギュッギュッ
卯月「出来たぁ! わら人形~!」テーテテーテテレレレー(キテ○ツ大百科)
卯月「作成者であるうーちゃんはこのわら人形を現在より『わらわら君』と呼称するぴょん」
卯月「やっぱり今のトレンドは呪術だっぴょん」
卯月「これにしれいかんの髪の毛を入れたら準備OKだっぴょん!」
卯月「しれいかんを操って……セクハラさせまくるぴょん。そして落ち込んだところをうーちゃんが……」ホワンホワンホワン
艦娘『キャーシレイカンノエッチー! サイテー!! ギョライモッテキテ!!!』
提督『ち、違うんだ! 身体が勝手に!』
艦娘『チカヨラナイデ! ヘンタイ!!』
提督『あ、あぁ……もうお終いだぁ……』
卯月『しれいかぁん、どうしたぴょん?』
提督『う、うーちゃん! ダメだ俺に近づくとお前まで傷つけて……』
卯月『うーちゃんは何をされても大丈夫ぴょん』ダキッ
提督『うーちゃん……いや大天使ウヅキエル……』ヒシッ
卯月『さあさ、一緒に納豆定食でも食べるぴょん!』
提督『ケッコンカッコガチ待ったなし!』
卯月「鬼才!天才!! これがこうめいのワナ(意味不明)……っぴょーん!」
卯月「卯月、出撃でぇす! がんばるぴょん!」
卯月「そういえば忘れてたぴょん」
卯月「瑞鳳と酒匂には結果的にひどいことをした可能性があるようなないような気がしないでもないような気がするぴょん」
卯月「せめてもの罪滅ぼしに二人のロッカーに納豆をいれておいてあげるぴょん」ポイポイ
卯月「安心するぴょん……うーちゃんの結婚式には呼んであげるからねっ!」
長門「提督、長門だ。失礼する」ハァハァ
提督「ご苦労さま、長門」
長門「急な呼び出しだったが何か緊急事態か? 第六駆逐隊たちと鬼ごっこ中だったのだが」ハァハァ
提督「いや、すまん。新しく配備される装備についてお前と相談しておきたくてな」
長門「ついにか。胸が熱くなるな」
提督「では早速この書類をみてくれ。コイツをどう思う? と、その前にちょっとそこの椅子に腰掛けてくれ。そっち向いて」コイコイ
長門「ふむ」ヨッコイショ
提督「お前髪の毛ボサボサだぞ。ちょっと梳いてやる」
長門「いやっ……ちょっと恥ずかし……」
提督「暴れんな暴れんなよ。駆逐艦たちにそんな乱れた姿を見られてもいいのか?」シャッシャッ
長門「そ、それもそうだな……やさしく頼むぞ(役得と思っておこう)」マッカ
……
提督「大体こんな感じでいくか。んー疲れたー」ノビー
長門「そうだな、もう昼時だしな疲れもする」
提督「たまには一緒に間宮でもいくか? 第六の連中でも誘って」
長門「今日の提督は実に冴えているな! そうしよう!」
提督「じゃあ準備するからちょっとま長門「よし! この長門につづけ!!」」
提督「まったく駆逐艦が絡むとこいつは……」
ドアバタン
卯月「やっと出てきたぴょん。うーちゃん執務室に突撃ぃ!」
卯月「ノックしてぴょんぴょん! しれいかぁん入るぴょん、にしし」
卯月「また闖入者がきたら困るぴょん。迅速にスネークするぴょん!」テクテク
卯月「えっとぉ、鏡台の引き出しの中に……あったぴょん!」
卯月「テレレテッテレー しれいかんのブラシぃ!」
卯月「クンクンクンクン 何か熟した女みたいな匂いがするぅ! こ、これがしれいかんのスメル!!」ハァハァ
卯月「………………はっ! ちょっと意識がトンでたぴょん」
卯月「髪の毛を一本とって、わらわら君の中にしまいしまい」デーキルカナッ
卯月「しれいかんHair in わらわら君、完成だぴょんっ!」
卯月「この部屋にはもう用なしだぜ、あーばーよーっぴょん」ダダダッ
ドアバタン
書いてから気づいたけど私の知ってるわら人形とちょっとだけ違う
やっぱりAmaz○nって最高ですね
卯月「風のウワサ(盗み聞き)によるとしれいかんは長門さんと第六駆逐隊と間宮にいるはずだぴょん」テクテク
卯月「というかなんでうーちゃんは誘われなかったんですかね(憤怒)」ギリギリ
卯月「あっ居たっ! ちょうど入るところだぴょん。雷電と手を繋いでる……」ギリギリギリ
卯月「よろしい! ならば戦争(いたずら)だ!」
卯月「うーちゃんは窓の外から楽しんでやるぴょん」
卯月「くくく……見てろぴょん見てろぴょん」ハイライトオフ
伊58「あれはなんなんでち? 邪悪な笑顔でち」
呂500「ろーちゃんにはわかんないですって! 早くアイス食べにいこうよぉ、でっちー」
伊58「誰がでっちでち!」ムキー
呂500「でちでちですってー」キャッキャッ
……
雷「私が司令官の隣に座ってあげるわね!」
電「電もっ……電はどこでも大丈夫なのです!」
暁「暁はどこでもいいけどレディファーストでお願いね!」
響「司令官の膝の上は空いてるかい?」
長門「駆逐艦が私の隣で……すうぃーつをパクパクするというのか……」ウットリ
提督「いいから早く座りなさい」
駆逐「ハーイ」
卯月『その席順はダメぴょん!! 提督と長門さんが死角に入ったぴょん!』
卯月『ぐぬぬぬ……まあいいぴょん。うーちゃんの卓越した想像力でカバーしてみせるぴょん!』
卯月『ミッションすたーとぅ! ぴょん!』
提督「長門と俺はサンドイッチセットにコーヒー。あとスペシャルパフェ4つね」
間宮「はーい、少々おまちくださいね」
卯月『うーちゃんもパフェ食べたいぴょん……この恨みはらさでおくべきかっ! いっくぴょーん』
卯月『まずは右手を横に伸ばしてぇ、スカートを摘んで持ち上げるッ』
長門「クチクカンクチクカンクチクカン……ん? 右手が」ピラッ
響「…………どうしてスカートを捲るんだい?」
提督「ブーーーー! いきなり何やってんだお前は……」ゲホッゲホッ
長門「これは神々しいまでの白……胸が熱くなるな」ハナヂタラー
卯月『くっくっくっ、しれいかん姿は見えないけど焦ってるふいんきだぴょん。いい気味だぴょん』ケラケラ
長門「こ、これは違うんだ! すまない響、そんなつもりはなくて……」
響「別に下着くらいいいさ。司令官ももっと見るかい?」
提督「いい! いいから早くしまいなさい!」
雷「そうよ司令官! 私のを見ればいいじゃない!」
電暁「司令官……」ジトー
提督「見ないから!」
卯月『ぷっぷくぷー。うーちゃんの手のひらでたっぷり踊るぴょん! みんなに嫌われて落ち込んだらうーちゃんがじっとり慰めてあげるぴょん』
間宮「あらあら、ずいぶん賑やかですね。ご注文の品お持ちしました」ニコニコ
提督「あ、あぁ。騒がしくしてすまない」
間宮「ごゆっくりどうぞ~」
提督「それじゃあいただくとするか。いただきます」
艦娘「イタダキマース」
卯月『そうはいかんざき! ぴょん! 左手を伸ばしてぇ、狙うのはパフェの最上段さくらんぼっぴょん!』
長門「ん? おおっ?!」ヒョイッ
暁「??!!!?!?!?!?!?!」
卯月『そのままぱっくんちょ! ぴょん!』
長門「ぱくっ、うまい……ハッ!!」
暁「」ジワー
長門「あぁっ! すまない……私はなんてことを……」
暁「うぅ……最後に食べようと思ってたのに……う、うえーーーん」
卯月『ナイスショットぴょん! 暁が泣いてるってことはまたしても成功ぴょん!』ピョンピョン
卯月『今この空間を支配してるのはうーちゃんっぴょん』ケラケラ
提督「長門ぉ……お前そりゃねーよ。暁が可哀想だろう」
長門「違う、違うんだ……手が勝手に……」
卯月『もめてるっぽいぴょん、もめてるぽいぴょん! 計画通り!』ゾクゾク
電「鬼の所業なのです……電のをあげるから泣き止むのです」ソッ
雷「私のもあげるわ! ほら暁、二個ものってるわよ!」ソッ
暁「グスッ……スンッ もう大丈夫、二人ともありがとね。長門さん、勝手に取っちゃダメじゃない! レディとして恥ずかしいわよっ!」
長門「すまない……本当にすまない……」
提督「おぉー、さすが暁は立派なレディだなぁ」ナデナデ
暁「えへへへ……ってなでなでしないでよぅ」ニヘラ
提督「長門を許してやってくれ。後でちゃんと言っておくから。お前たちが可愛いすぎてちょっと暴走しちゃっただけなんだよ(多分)」
雷「可愛いなんて……そんな」エヘヘ
電「しめるところはしっかりとしめる。さすが司令官なのです! さす司令!」
提督「(さすしれい?)」
響「長門さんはすこしおイタが過ぎるね。どれ手を握って押さえておいてあげよう」ギュッ
長門「ここがユートピアか(暁、本当にすまない)」ギュッ
電「本音と建前があべこべなのです」
長門「(しかし本当にどうしてしまったんだ私の身体は……)」
卯月「そろそろ仕上げっぴょん! 地獄の底に叩き落してからクモの糸をたらしてやるぴょーん」ワクワク
……
提督「ふー、食後のコーヒーがうまい」ゴクゴク
長門「響の手やわらかい(さすがいい豆を使っているな)」
雷「な、長門さん本当に大丈夫かしら」
暁「今度は変なことしないように私も押さえててあげる」ギュー
響「ypa」ギュー
長門「あぁ^~」
卯月『最後は店内を阿鼻叫喚の地獄絵図に変えてやるぴょん』フハハ
間宮「お食事はお済みですか? 食器をさげちゃいますね」
卯月『いまぴょん! すかさずパイターッチ!! 黄色い悲鳴で大パニック確定だぴょん!』
長門「???!!?!?!」グッ
響「ぐっ……何を?!」ググー
暁「戦艦の……力つよっ!!」グググー
長門「ま、間宮っ! 離れろっ……自分が押さえられんっ 早くっ!!」
卯月『あれ? 動かないぴょん』グググッ
提督「二人ともなんとか押さえてくれ! 電は退避しておけ! 長門め、間宮さんにまで……!」
間宮「えっ? えっ?」オロオロ
卯月『 う ご く ぴ ょ ん ! うぇいっ!! あっ、すっぽ抜けた』ギューーーン
長門「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
提督「間宮、伏せろ!」ノシカカリ
間宮「提督っ?! こんなところで……私困りますぅ」ポッ
長門は最後の力を振り絞り、響と暁の手を離させた
二人が離れたことを目の端で確認し安堵した
『今度こそ守ることができたのだな』
直後
長門は両手を突き出し、猛烈な横回転を加えながら飛び魚のように前方へ飛び出した。そうこれはまさに
サ イ コ ク ラ ッ シ ャ ー !
闇のオーラに包まれ触れるもの全てを傷つける刃となった
突如解き放たれた純然たる暴力は超スピードでテーブルを吹き飛ばし
間宮を庇った提督の帽子と髪を焼いた
だがとまらない。なぜならサイコクラッシャーだからだ
そのまま狭い店内を真一文字に切り裂く
『サイコパワーの前にひれ伏せぇぇぇ(若本ボイス)』
そんな邪悪な声が聞こえた気がする
……
伊58「オリョクル後の間宮コーヒーは最高でち」
呂500「アイスも最高ですってー。でっちー、あーーーん」
伊58「べ、別にいらないでちっ」ツーン
呂500「でっちぃ……」ショボーン
伊58「しょ、しょうがないでちね! 一口だけもらうでちっ!」アーン
呂500「……まったくでっちは素直じゃないんですってー!」キラキラ
長門「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ギュルギュルギュル
伊58「なんでちっ?!」
呂500「今いいところなのに騒がしいですってー!」
ドッキューーーーン
伊58「ああああぁぁぁぁぁぁ提督指定の水着がぁぁぁあああああ」9999 Critical hit!
呂500「やだやだっ もぉぉおおおおおお」9999 Critical hit!
提督「ゴーヤぁっ!! ろーっ!!」
長門「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」ドカンッ キラーン
提督「壁を突き破って飛んでいっちまった……どういうことなの(困惑)」
……
卯月「やっとわらわら君を回収できたぴょん。間宮は一体どうなったぴょん?」
卯月「間宮(店)の横っ腹にどデカイ穴が空いてるぴょん?!」
卯月「えっ……黒い光の軌跡が間宮から戦艦寮に伸びてるぴょん??」
卯月「あわわわわわわ……うーちゃん知らないっぴょん!!」ダダダッ
サイコクラッシャー長門はたまたま通りかかった大鳳を吹き飛ばし、扶桑姉妹の部屋を大破させた後止まった
何故か陸奥の砲塔も誘爆した
真昼の凶事、まさに阿鼻叫喚の地獄絵図であった
執務室
提督「瑞鳳、ゴーヤ、軽いPTSDで外出できなくなった酒匂の代わりに矢矧。今日集まってもらったのは他でもない」
提督「最近俺の周りで変な事件が起こっている。立て続けに、な」
提督「少し話を聞かせてもらえないだろうか」
瑞鳳「提督っ! この間のおしっ……提督の椅子が な ぜ か 濡れていた件なんですけど!」
提督「アッ ハイ」
瑞鳳「明石さんに成分分析をお願いしたところ、いろ○すに少量の絵の具とアンモニア水を混ぜたものだったんです!」ムザイシュチョウ
瑞鳳「だからあれは私のおしっ……ゴニョゴニョ じゃなくてですねっ!何者かが――矢矧「そんなことよりですね提督!」
瑞鳳「そんなことっ?!」ビクーン
矢矧「我が最愛の妹が白昼堂々、鎮守府内で……爆撃された件ですけどね」ギリギリ
矢矧「酒匂の頭に残っていた白濁物を嫌がる明石に調べさせたところ、ゆで卵だったわ」
提督「ゆで……なんでそんなものが? あれは深海側の攻撃じゃなかったと?」
矢矧「私はそう考えています」
瑞鳳「それにね、私と酒匂ちゃんのロッカーにぶちまけられていた納豆」
瑞鳳「明石さんに頼んで調べてもらったらAmaz○n限定販売の『佐世保わら納豆12本セット』と判明したの!」
提督「明石有能すぎだろう。どうなってんだ」
提督「ゴーヤはずいぶん静かだけど『間宮倒壊事件』の時、現場にいて何か気づかなかったか?」
伊58「気がついたら空を舞っていたでち……」
伊58「ゴーヤは仲間を絶対に裏切らない。裏切りたくないでち」ウルウル
伊58「でも……間宮に入る前にすっごく怪しい艦娘を見たでち……」
瑞鳳「最近鎮守府のPCを使ってAmaz○nで納豆を買った艦娘がいないか、大淀さんに記録を追ってもらったんだ……そしたら1人だけいたの」
矢矧「私も爆撃当日にゆで卵を持っていった者を聞き込みしてみました」
矢矧「鳳翔さんが、ある艦娘が食堂の台所にコソコソと出入りしていたとの話を伺いました」
提督「……お前たち、その口ぶりだと鎮守府内部に犯人がいると考えているんだな?」
伊58瑞鳳矢矧「「「はい(でち)」」」コクリ
提督「よし分かった。その娘を呼び出して直接話を聞いてみよう。何、違っていたら土下座でもなんでもする覚悟だ」
伊58「提督……自分だって逆モヒカンにされたクセに懐が深いでち!」
提督「それはいうな」
提督「いうな」
瑞鳳「わ、私は絶対汚名をはらすんだからっ!」プルプル
矢矧「えぇ、そうね。もし犯人だったら……可愛い妹が世話になったお礼をたっぷりしなくちゃ。具体的にはお尻ぺんぺん(本気)100回の刑だ」ハイライトオフ
伊58「ゴーヤは……真実が知りたいでち! 夜中うなされてるろーのためにも!」
瑞鳳矢矧伊58「「「その容疑者の名前は――」」」
卯月「」ダラダラダラダラ
伊58「デュー○東郷並に発汗してるでち」ヒソヒソ
瑞鳳「アレちょっと普通じゃないよ? 体調悪いのかな?」ヒソヒソ
矢矧「静かに。聞いていればわかります」ヒソヒソ
提督「さて卯月……何故ここに呼ばれたか分かるか?」
卯月「えぇっと……う、うーちゃんちょっとわかんないっぴょん?」ダラダラ
卯月「え、遠征頑張ってるからごっご褒美……じゃ……ないぴょん。うーちゃん知ってた!」
提督「まず……俺の椅子が(小)水まみれになったことがあったんだが、知ってることがあったら話せ」
卯月「あ、あれはっ……実はうーちゃんちょっとお水こぼしちゃったぴょん」ビクビク
卯月「でも瑞鳳泣きながらしれいかんに抱きついて満更でもない顔してたぴょん」チラッ
瑞鳳「おっかしいなぁ~? あの時は私と提督しか居なかったはずなんだけどなぁ~?」ジトー
卯月「!!」ドキーン
提督「酒匂が爆撃された件について」
卯月「あっあれは……深海棲艦が玉子をっ」
矢矧「ん? 玉子? 酒匂は爆撃されたのではないのか? んん?」ジトー
卯月「う、うーちゃんちょっと間違えちゃったぴょん。ぴょ、ぴょん?」アセアセ
提督「戦艦寮及び間宮一部倒壊事件について」
卯月「なんで長門が……しれいかんの髪の毛入れたはずなのに……」コゴエ
伊58「……なんでニヤニヤしながら店内を覗き込んでたでち?」ジトー
提督「ほう……何がしかは知っている口ぶりだな」
卯月「」ビクーン
提督「さて卯月……もう一度問おう。何故ここに呼ばれたか分かるか?」ボウシヌギ
卯月「あっあっあっ」ガクガク
卯月「ご、ごめんなさいっ! だぴょん!!」ドゲザー
提督「間宮倒壊に戦艦寮一部破壊、一体いくら修繕費がかかるんだろうなぁ」ニコニコ
提督「大破艦も多数……大破した者は入渠して事なきを得たが」ニコニコ
提督「俺も若干頭の風通しが良くなってな」モヒカン アタマミセ
伊58「プッ」
瑞鳳「ゴーヤちゃん笑っちゃ失礼だよ……ンフッ……フフフ」
矢矧「お前たち……ブフッ……静かにしろ……フフッ……なんと見事なブホッ」
提督「お前たち?! なんで俺が背後から撃たれてんのこれ?!」
卯月「しれいかんが……グスッ……しれいかんに構って欲しかっただけぴょん……グスッ……プッ」
提督「あっ! お前笑った? 今笑ったよね? あーあ確実に笑ったわー。これもうアレだなー」
卯月「ごめんなさいっ……ククッ……もう帽子かぶって……ブフォ……何でもしますぴょん」
伊58「ん?」
瑞鳳「いま」
矢矧「何でもするっていった?」
卯月「ぴゃあぁぁぁぁぁぁ」ジョバー
本日はここまでです
駆逐艦は最高ですね
あれ、なんかもう終わりそうな雰囲気?
もっと長く続けてくれるとありがたいのだけど。
凄く、凄く楽しませていただいています。
お疲れ様です。
>>51
ネタというかただの無知な、この場合。お前含めて。自分の馬鹿さをネタとかいう逃げで誤魔化すなよ。
知ってたら100kmなんて普通設定しないから。落下にかかる時間、落下中にあり得る物理的変化などもいろいろ考えられる。
勢いだけで調べもせずに響きがいいとかアホな理由で設定するアホの多いこと多いこと。
知らない、想像できないならもっと現実的な数値でいいだろ。あと単純に書き物で説得力のないインフレ設定は途端に萎える。
その辺り知ってる奴ならな。同じように馬鹿になって盛り上がれるのは、同じような馬鹿の無知くらいだろ。
だいぶ前からこの板、シンプルな馬鹿が増えてきた。
いつからだよ。「」の最後に「~~。」みたいに句点つけるドアホ出てきたの。
Sureとof courseの使い分けが出来ん、中学英語止まりのやつとか。
書いてるときに目の前に便利なのあるんだから少しくらいは調べろよ。
俺とか書くのに必要だからって、やったこともないスポーツとか調べ倒したりすることもあるぞ。
おつありです
>>53
励みになります。当初の予定だと2/3くらい終わった感じです
>>54
不勉強な部分をノリと響きで乗り切ろうとしてる部分があり耳が痛いです
ご指摘ありがとうございます。精進します
少しだけ書きます
卯月「めっちゃおこられた」トボトボ
卯月「めっちゃおしりいたい」トボトボ
卯月「明日から建物の修復お手伝いと……」
卯月「この先半年も給金が半額カットになったぴょん……」トボトボ
卯月「はぁ……まじはぁ……ぴょん」
卯月「ただいまぁ……」
ドアバタン
……
卯月「やっぱり行かなきゃだめぴょん?」
提督「ここまで来て何言ってんだ」
卯月「……1人で働くなんてイヤだぴょん」
提督「妖精さんがたくさん居るから大丈夫。寂しくないぞー」
卯月「しれいかぁぁぁん」ウルウル
提督「甘えた声を出してもだめだ! ほらいってこい」グイグイ
卯月「ぷっぷくぷー!」
提督『卯月、地下強制労働施設行きッ……!!(低音ボイス)』
提督『圧倒的ッ……!』
提督『圧倒的自業自得ッ……!』
卯月「変なナレーション入れるなぴょんっ」
提督「しっかり直してくるぴょん(裏声)」
卯月「マネするなっぴょん!!」
提督「じゃあ妖精さんたち。卯月を何卒よろしくお願いします」ペコリ
卯月「それで、うーちゃんは何をしたらいいっぴょん?」
卯月「フムフム、まずはこれを被るぴょん? ヘルメットも似合ってる? にししっ悪い気はしないぴょーん」
卯月「初日は用語や名前を覚えて妖精さんの助手をしたらいいぴょん?」
卯月「ラクショーぴょん! うーちゃんに任せるぴょん!」ビシィ
卯月「ようじょうして? なんだぴょん?」
卯月「このシートをそっちの壁に巻きつけるぴょん? かんたーんぴょんっ!」
卯月「そぉ~れ~ ぐるぐる~ ようじょうせいやぁ~」グチャグチャ
卯月「え? もういいぴょん? せっかく盛り上がってきたところだったのに……」
卯月「ネコもってこい? かしこまりぴょん」ダダダッ
卯月「もってきたぴょーん。はい、(エラー)ネコ」
卯月「これじゃない? ねこぐるまぴょん? 手で押すやつ?」
卯月「わかったぴょん。こっちのネコは呉鎮守府に送っておくぴょん」ダダダッ
卯月「わわっ……これけっこうバランスが難しいっぴょ――」バターン
卯月「痛いぴょん……」
卯月「ガラだし? 散らばったゴミを片付けるぴょん? うーちゃん片付けは苦手……」
卯月「お、重いぴょん……」ヨロヨロ
卯月「か弱いうーちゃんよりゴリ……戦艦とかにやってもらって欲しいぴょん……うぐぐ」ポイッ
卯月「えっ?! この辺全部ぴょん?! おにーあくまーようせいー!!」
……
卯月「うぅ終わった……結局夜までかかったぴょん……」
卯月「足も腰も腕もパンパンだぴょん……」
卯月「もうみんなはご飯食べてお風呂入っているころかなぁ」
卯月「うーちゃんはお昼ご飯も食べれなくて埃まみれで……なんだかミジメだぴょん……」
卯月「妖精さんも帰っちゃったし……うーちゃんも帰るぴょん……」フラフラ
卯月「しばらくこれがまいにち……つづくの……?」
卯月「うーちゃんは大丈夫じゃないかもしれないぴょん……」トボトボ
提督「卯月は大丈夫です!」ガバッ
卯月「?!」ビクーン
提督「明日も気合! 入れて! いきます!」
卯月「…………しれいかぁぁぁぁぁん」ヒシッ
提督「おう卯月、投げ出さずに一日よく頑張ったな」ギュー
卯月「うん……ぅん……グスッ」
提督「もう頑張れないか?」ナデナデ
卯月「…………」
提督「卯月がどうしても頑張れないなら――」
卯月「やる」
卯月「明日からもちゃんとやるぴょん」
卯月「だからまた……迎えにきてほしい……ぴょん?」フアンゲ
提督「ああ。迎えにくるよ」
卯月「しれいかんっ! 大好きだぴょんっ!」ギュギュー
提督「はははっ、よせよせ」
卯月「おんぶして帰るっぴょん!」ピョン
提督「しょうがないな、今日だけだぞー」
卯月「しれいかん、今日のご飯はなんだぴょん?」
提督「食堂はもう閉まってるからな……残り物で何かつくるか」
体極「あと……準鷹のところからおつまみ強奪してアレやるか」ピコーン!
提督「『カ○ジ、二日続けて豪遊……!』」
卯月「うーちゃんが『キンッキンに冷えてやがるっ……!!』やっていいぴょん?」
提督「いいぞー。コーラでなー」
卯月「ぷっぷくぷー!!」
本日はここまでです
体極ってなんだろう。どう打ち間違えたらこんなことに…
レスに対する返信見てると作者さんがすっげえ誠実な人柄なんだろうなぁと思えてくる。
どうしてこんなに弾けたww
更新、お疲れ様です。
乙 土木の現場って大変だな
おつありです
そして隼鷹提督の方々、すみません
>>70
私なんてそんな大そうな人間ではないです。労いの言葉ありがたく頂戴します
>>71
学生の時分は遊ぶ金欲しさによくバイトさせていただいたものです
少し書けたので投下します
数週間後
卯月「なみぃのぉ~ たにぃまぁにぃ~ いのちのぉはなぁがぁ~」トントントン
卯月「おやじのぉ~ かぁたぁみぃ~」シャッシャッシャッ
卯月「おれぇとぉ~ あねぇきぃのヨぉ~」ザリザリザリ
提督「(なんでこぶし利かせながら木彫ってるんだ……)」
扶桑「…………」ニコニコ
提督「(なぜか扶桑がニコニコしながら見てるし)」
卯月「できたっぴょん!」ペカー
提督「ノリノリだったな。何が出来たんだ?」
卯月「木彫りの球磨ぴょん」
卯月「球磨がシャケを丸かじりにしてるところがキュートだぴょん」
卯月「ちょっと見てみるぴょん、アホ毛が動くぴょん」ピコピコ
提督「完成度たけーなオイ!」
卯月「意外に優秀なうーちゃんってよく言われるぴょん」
卯月「間宮も戦艦寮も元通りに直ったけど、うーちゃんからのお詫びのしるしとして間宮に送るぴょん」
提督「おぉ、それは喜んでくれそうだな!(球磨以外)」
卯月「飾ってくれたらうーちゃんも嬉しいぴょーん」
提督「卯月、お前……この数週間で変わったよな。なんていうか邪気が抜けたっていうか」
卯月「しっつれいだぴょん!!」
提督「いや本当にな……アレから文句も言わ――文句は言っていたが、建物の修繕が終わるまで毎日頑張ってたな」
提督「一生懸命手伝ってくれたって妖精さんが報告してくれたぞ」ポンポン
卯月「ンフフ」ドヤッ
提督「それに迷惑かけた皆に率先してお詫びの品まで用意するなんて……お前、成長したな」ナデナデ
卯月「うーちゃんはやればできる娘ぴょん。毎日お手伝いして妖精さんからいろいろ教えてもらったぴょん」
卯月「既に腕前はマスタークラス! 今ならサ○ラダ・ファミ○ア建築のお手伝いもできそうぴょん」ドヤァ
提督「いやそれは無理だろ……」
卯月「無理っていうのはね、うそつきの言葉なんですぴょん。途中で止めてし――提督「おいやめろ」」
提督「やめてくださいおねがいします(威圧)」
卯月「アッハイ」
提督「……とにかくだな、間宮に置いてもらえるようにお願いしに行くか」
卯月「しれいかん一緒にいくぴょん! うーちゃんなんだか冷たいものが食べたいなぁ」チラッチラッ
提督「はいはい……ほら、手」キュッ
卯月「ありがとぴょん」キュッ
扶桑「…………」ニコニコ
卯月「あっ、忘れてたぴょん。山城に渡しにいかないと」
提督「そういえば扶桑はさっきから何をしてるんだ?」
扶桑「…………」ニコニコ
卯月「しれいかん? これは扶桑じゃないぴょん」
卯月「これはお詫びのしるしとして、山城に依頼されて作った『1/1扶桑姉さまフィギュア』ぴょん」
提督「!!?!??!?!?」
卯月「余った木材でフルスクラッチしたぴょん」
提督「はぁ?! これがフィギュア?!」マジマジ
卯月「服は山城が持ってきた本物ぴょん。木だから人間のような柔らかさはないけど主要関節は動かせるぴょん」カチャカチャクイクイ
卯月「塗装は夕張がノリノリでやってくれたぴょん」
提督「お前マジかよこれお前……はぇーすっごい」
卯月「言葉遣いおかしくなってるぴょん!」ビシィ
提督「いやしかし……完成度たけーなオイ!」
卯月「うーちゃんの自信作だぴょん!」
提督「うん、見れば見るほど本人と見分けがつかんな。山城も喜んでくれるだろう」
卯月「山城のリクエストに応えてこんなアクションも出来るぴょん!」ピョン
卯月「M字かいきゃくぅ~」ガバァ
扶桑「……」カモーン
提督「ブフォッ!! やめなさい!」ペチーン
卯月「いったぁい!」プンスカ
提督「なんとなくそんな気はしてたけどやっぱりそういう用途かよ!! 山城ォォォォォ!!」
間宮
提督「良かったな、目立つところに置いてくれて」コーヒーズズー
卯月「作ってよかったぴょん♪」アイスー
提督「さっきも言ったが……お前本当に成長したよな」シミジミ
卯月「そうぴょん? 自分ではそんな気はしないぴょん」
卯月「だけどしれいかんが言ってくれるなら……そうかもしれないぴょんっ」ニコッ
提督「」ドキッ
卯月「どうしたぴょん?」
提督「(いかん、いかんぞ。相手は部下、しかも駆逐艦。あの卯月だぞ!)いや、何でもない」
提督「しかし……いたずらしたり俺に迷惑かけたりしない卯月か……」
提督「なんか物足りない気がするな。ははっ、成長した証かな。重畳重畳」
卯月「(ん?)」
卯月「(いま)」
卯月「(いたずらしてほしいって)」
卯月「(いったぴょん?)」ギラギラ
提督卯月「「あはっ、あははははは!」」
再び間宮
球磨「こんにちはクマー」
多摩「邪魔するにゃー」
大井「こんにちはー」
間宮「いらっしゃいませー。お好きな席へどうぞ」ニコニコ
球磨型「「「ハーイ」」」テクテク
間宮「あらくまさん。おまちなさい」
球磨「なんだクマ。そのリズムやめるクマ」ジトー
間宮「あら、ごめんなさいね。でもこれ見てください!」キボリクマ バーン!
球磨「な、なんじゃこりゃクマー!!」ガビーン
大井「プッ……球磨姉さん可愛くなっちゃって……クククッ」
多摩「すごいにゃ……クオリティーたけーなオイ!」アホゲピコピコ
球磨「球磨をこんな姿にするなんて……屈辱だクマ……」マッカ
間宮「すごいでしょう? 卯月ちゃんが作ってくれたんですけど、可愛いってすごく人気なんですよ」
球磨「可愛いって……恥ずかしいクマ……球磨を選ぶとは……いい選択クマ?」ボッ
多摩「多摩のは? 多摩のはないにゃ?」
大井「たしかにすごいクオリティね……私も作ってもらおうかしら(北上さんの)」
球磨「卯月かクマ。最近大人しくていい子になったクマ」シミジミ
多摩「ニコニコしてるのが増えた印象にゃ」
大井「無理してストレス溜めてなきゃいいですけどね」
球磨「そうクマねぇ」
多摩「うーん、もしかして溜まってるってヤツなのかにゃ?」
球磨「ま、機会があったら上手くガス抜きさせてやってくれクマ」
大井「ですって多摩姉さん」スルー
多摩「なんで多摩がやる流れになってるにゃ……しょうがないにゃあ」
球磨「何にせよ、問題児が減ったということは艦隊にとってもいいことクマ」
多摩「そうにゃー。まあでも今は艦隊のことは置いといてたまの休みを満喫するにゃ。たまだけににゃ」ドヤッ
大井「……間宮さんすみませーん! 注文おねがいしまーす」スルー
本日はここまでです
木製でもフィギュアっていうんでしょうかね?
球磨フィギュア………欲しい
鎮守府レイプ!野獣と化した卯月
>>77
気になって調べてみたらフィギュアには人型(ドール)、像(スタチュー)、形態(フォーム)の他に
図版(イラストレーション)、模様(パターン)なんかの意味合いも含まれるらしい
おつありです
>>80,83
週間 球磨、創刊!
意外と有能な球磨ちゃんは木製。総重量約1kg。このキュートさをあなたの手で確かめろ!
組上げよう 究極の一体! 創刊号はなんと……シャケ! 特別価格699家具コイン!
ディア○スティーニ♪ みたいな
>>81
あぁ^~ いいっすね~ ぜひ書いてください
>>82
意味的には意外と広いんですね。ありがとうございます。勉強になります
少しだけ書けたので投下します
卯月「うへ、うへへへへ」ニヘラ
卯月「しれいかん、いたずら(意味深)して欲しいって言ってたぴょん(意訳)」
卯月「これはもう両想いみたいなもんぴょん。まさにMK5(マジでケッコンカッコガチする5秒前)だぴょん」
卯月「この勝利で慢心しては駄目! ぴょん」
卯月「しれいかんはもっとセンセーショナルでイノベーティブないたずらを求めてるぴょん」メガネスチャッ
卯月「もっとアジェンダをスキームしてアウトプットしたレジュメで結果にコミットする感じにするぴょん」ビシィ!
卯月「あ~ つらいぴょん~ 昨日2時間しか寝てないぴょん~」
卯月「実際、他の子や施設に損害を与えるようなことはうーちゃんの本意ではないぴょん」
卯月「狙うはしれいかんのボディと! メンタルぴょん!」
卯月「うーちゃん、今度は本気だぴょん」
卯月「しれいかんの尊厳とかをベコベコに凹ましてやるぴょん」
卯月「まずは何からしよっかなぁ♪」
吹雪「イマジネイティブ☆ロックオン♪」
睦月「ガト○ン・チャンバー・ヘルファイアー!」ニャシィ!
卯月「……二人して何やってるぴょん」
睦月「およ、卯月ちゃん?」
吹雪「スマホのクイズゲームだよー」フリフリ
卯月「ノリノリで叫びながらやるクイズゲームなんてあるんだ……世界は広いぴょん」
睦月「なんですかなんですかぁ、卯月ちゃんもやるにゃー?」
卯月「うーちゃん携帯もってないぴょん」
吹雪「卯月ちゃん携帯もってないんだ」
睦月「提督にお願いすれば買ってもらえると思うにゃー」
吹雪「司令官に言ってみたらどうですか? 一緒に○猫のウィズやりましょう?」
卯月「正直黒○はどうでもいいぴょん。でも……スマホかぁ……」
卯月「ハッ! ひらめいた!」ピコーン!
卯月「ちょっとしれいかんのところにいってくるぴょんっ」ダダッ
吹雪「いってらっしゃーい」フリフリ
睦月「あんまり提督に迷惑かけちゃダメにゃしぃ」フリフリ
吹雪「じゃあ続きやろっか、睦月ちゃん」
睦月「にゃしぃ」
吹雪睦月「「イマジネイティブ☆ロックオン♪」」
某クイズゲームのダイレクトマーケティングみたいになってますね
短いですが本日はここまでです
おつありです
本日も少し書けたので投下します
卯月「んぅ~ こうかな?」パシャッ
卯月「あとぉ~ こうっ!」パシャッ
卯月「むちゅ~」パシャッ
卯月「むふふ、可愛く撮れたぴょん」プップクプ-
卯月「あとはぁ……泣き顔も必要だぴょん。顔をしかめて……うえーん」パシャッ
卯月「仕込みは出来たぴょん」
卯月「今回のいたずらは時限式。同時発火で発動したらしれいかんはしぬ(比喩)」
卯月「いざ出撃だっぴょん!」
卯月「ぴょんぴょん!」ノックノック
卯月「うしし、うーちゃん参上だぴょん」コソコソ
卯月「しれいかんが昼食から帰ってくるまであと15分……いっくぴょん!」
卯月「まずはしれいかんのPCをスリープモードから回復ぅ! マウス連打っ」カチカチカチカチカチカチカチ
卯月「スクリーンセーバーをうーちゃんのセクシーキス待ち顔に設定っ」カチカチカチ
卯月「さらに起動時間を1分にしてパスワード設定っと」カチカチカチカタカタカタ
卯月「専ブラとブラウザジャッカー改をインストールメガ○ンジャー!!」ビシィ
卯月「設定……OK! BIOS設定も……OK! よしよしちゃんとバックグラウンドで走ってるぴょん」
卯月「スリープモードに戻して……終了ぴょん!」
卯月「まだまだぁ! この卯月、容赦せんぴょん! ブーブークッションを椅子に設置ぃ!」
卯月「扉に黒板消しを挟んで……仕上げに足元にロープを張って終了ぴょん!」セッセ
卯月「おっと忘れちゃいけねえぴょん。携帯電話を録画モードにして扉の横に置くぴょん」
卯月「できたっぴょん!」テーレッテレー
卯月「しれいかんが帰ってくるまで残り3分……ミッションコンプリートだぴょん!」ピョンピョン
卯月「うーちゃんはこの辺でドロンして様子を窺うっぴょん」ドロン
……
提督「毎度毎度鳳翔さんの飯は美味いなぁ……」テクテク
提督「しかし比叡のカレーはアレだな、熟成させるごとに威力が増すというか……もはやアレだな」テクテク
提督「今度一緒に作って教えてやる……か……」ピタッ
提督「(扉に黒板消しが挟まっている!)」
提督「(ははーん、また卯月か……ふふっ、可愛いトコあるじゃないか)」
提督「そーっと開けて……」キャッチ
提督「フハハハハ、残念だったな卯月よっ――!?!??」ロープヒッカカリ
提督「いてえっ」ステーン
提督「二段構えかよ! くそっやられたっ」
卯月「見たかしれぃかんっ! やったぁ!」ブイ
提督「この……いたずらウサギがっ!」
卯月「あはっあはははっ」ピョンピョン
提督「……この感じ、なんだか懐かしいな」アタマグリグリ
卯月「いたずらはうーちゃんの得意の分野だぴょん!」スリスリ
提督「まったく……しょうがないなお前は」テクテク
提督「執務の前にいいリフレッシュになった――」ヨッコイショ
ブブーーーーーーーー
卯月「やだぁ~ しれいかんクサいぴょん!」ニヤニヤ
提督「お前というヤツは……こんなものまで用意しやがって。はぁ……」
提督「いたずらしてもいいけど節度を保ってな?」マウスカチカチ
卯月「だが断るっぴょん!」ビシィ
卯月「もっとうーちゃんに構うぴょん?」
卯月「ねぇねぇ~ しれいかぁぁん?」ダキッ
提督「背中に負ぶさるな。仕事できないだろ」
卯月「(あと少し……)」
卯月「遊ぶぴょーん?」
卯月「(3……2……1……! きたっ)」
提督「ブフォッ! スクリーンセーバーの起動はやっ! あとなにこれ?!」
提督「卯月白目向いてるんですけど?! こわっ!!」ビクーン
卯月「しつれいぴょん! キス待ち顔セクシーショットだぴょん!」
提督「きすまちせくしー……ブッ! あはっ、セクシーっ? あはははは! ヒィーひっひひひ」ツクエバンバン
卯月「ぷっぷくぷー!!」
卯月「こうなったらこうしてやるぴょん! くすぐりもうーちゃんの得意の分野だぴょん!」コショコショコショ
提督「あはははっ、卯月やめっ……あはっははははは」
卯月「うーちゃんはっ! しれいかんが泣くまで! くすぐるのをやめないっ! ぴょん!」コショコショコショ
提督「ひぃーーも、もうやめ……くそっ! もう許さんっ!」ガバッ
卯月「えっ」
提督「くすぐってもいいのは……くすぐられる覚悟がある奴だけだっ」コショコショコショ
卯月「(かかったぴょん!!!)」
卯月「ひゃっ……あはっははっしれいかん……あひゃひゃひゃっ……ずるいっぴょんあふっ」
卯月「うひゃひゃひゃひゃひゃ……もう……ひゃっ、やめるぴょん!」
提督「んん~? 何か俺に言うことがあるんじゃないか?」ニヤニヤ
卯月「う、うーちゃんがあははっ……悪かったでっすっぴょん……うひゃははははゆ、ゆるしてひょんっ」
提督「しょうがないな……これに懲りたらもっと節度を保つんだぞ?」
卯月「はひぃ……」グッタリ
卯月「」ハァハァ
提督「おーい卯月、お前これご丁寧にパスワードかけやがったな?」
卯月「す、すぐに解除するぴょん」フラフラ
卯月「えぇと……スキスキ卯月ちゃん結婚してよ、っと」19251015
提督「何ひとつ語呂合わせになってねぇ!」
提督「スクリーンセーバーは……もうこのままでいいか。卯月、折角だからちょっと仕事手伝ってくか?」
卯月「……うーちゃんさっきのでちょっとチビっちゃったぴょん……」モジモジ
提督「えっマジかお前……マジか……」
卯月「こ、こうふん……すりゅ?」モジモジ
提督「すry……しねぇしっ! 早く風呂行ってこい風呂!」シッシッ
卯月「ざんねーんぴょんっ。卯月出撃でーす!」
提督「な、なんか悪かったな。後でアイスでもおごってやろうか……?」
卯月「大丈夫っぴょん! じゃあしれいかん、お仕事がんばるぴょん!」フリフリ
卯月「(スマホを回収して離脱ぴょーん)」
ドアバタン
提督「ふぅ……よしっ。提督、お仕事がんばるぴょん!」
卯月「ふふっ……フフフハハハハハ」フンゾリ
卯月「完璧だぴょんっ! 木を隠すには森の中だぴょんっ!!」フハハ
卯月「小さないたずらに気を取られ、大きないたずらの種を見逃したぴょん!」
卯月「しれいかぁん、まだまだだぴょん!」
卯月「スーパーハカーと謳われたうーちゃんの手腕を見るぴょん」
卯月「しれいかんのPCに接続接続ぅ!」ポチポチ
卯月「スパイウェアを使って、しれいかんを装い専ブラで2chに書き込みしてやるぴょん」ウヒヒ
卯月「この辺のスレでいいかな」ポチポチ
【提督専用】○○鎮守府提督が集うスレpart243
卯月「『卯月をくすぐりまくってお漏らしさせたったwwwwwwwめっちゃ興奮wwwwwしたwwwwww』っと」
卯月「『あぁ^~ うーちゃんかわええんじゃ^~』」ポチポチ
卯月「これでよしっ! 今後はしれいかんが執務室にいるのを見計らって随時書き込んでいくっぴょん!」
卯月「あとは……さっき撮った動画からうーちゃんが肌もあらわにくすぐられてるところを抜き出してぇ」ポチポチカタカタ
卯月「ふぉとしょで泣き顔の写真をコラージュコラージュ」カタカタ
卯月「影とか質感に違和感がないように調整して……できたっぴょん!」ババーン
卯月「うーちゃん泣き顔もイケてるぴょん。これを写真サイズに印刷しておいてぇ」
卯月「はらしょー……我ながら破壊力の高い逸品を生み出してしまったぴょん……」チカラヲカンジル
卯月「どう見てもしれいかんが変態ロリコン野郎にしか見えないぴょん」
卯月「こいつはしばらくうーちゃんの懐で温めておくっぴょん」
卯月「さぁて……漏らしたりしたワケじゃないけどとりあえずお風呂いってくるぴょん」
卯月「全然漏らしたとかじゃないけど」
本日はここまでです
おつ
ウサギに関するいらない豆知識。うさぎは交尾をしてから排卵する。なので、生後3カ月後から生殖可能。
更新お疲れさまです。
瑞鶴「はいはーい。提督に届け物?」
瑞鶴「ここにハンコね、はい」ポン
瑞鶴「小さめのダンボールだけど……大本営から?」シゲシゲ
瑞鶴「なんだろ……なんか気になる」ユサユサ
加賀「……何をしているの五航戦」
瑞鶴「ハッ……加賀さん」
加賀「提督宛の荷物に何をしているのかしら?」
瑞鶴「いやっ……なんか気になっちゃって」テヘ
加賀「人様の荷物を詮索するなんて……これだから五航戦は……はぁ」ヤレヤレ
瑞鶴「溜め息やめなさいよ! でもこれ、すごい気になるのよね……オーラが出ているというか」
加賀「確かに……なんだかすごい力を感じるわね」
瑞鶴「ねね、加賀さん。これちょっとだけ開けちゃわない?」
瑞鶴「『間違えちゃった! てへり☆』みたいに言えば提督さんも許してくれそう」
加賀「……大本営から提督に送られてきた荷物よ?」
加賀「さすが五航戦の胸が欠けてる方は、常識にも配慮にも欠けてるわね」ヤレヤレ
瑞鶴「はぁ!? か、欠けてないしっ! そこまでいう?!」ムネペタペタ
加賀「まあいいわ。私から提督に渡しておくわ」スッ
瑞鶴「……」ヒョイッ
加賀「ソレを早く渡しなさい」スッ
瑞鶴「……」ヒョイッ
加賀「瑞鶴……何の真似かしら?」ギロリ
瑞鶴「……途中で開ける気でしょ」
加賀「そっ……そんなことないわ。五航戦の子なんかと一緒にしないで」
瑞鶴「ほらどもった! 絶対開ける気だ! 私から提督さんに渡すから加賀さんは帰ってどうぞ」プイッ
加賀「……あたまにきました」ゴゴゴゴゴ
瑞鶴「なによ……やるっての? 私だっていつまでも加賀さんの背中を追っているばかりじゃないんだからっ!」ゴゴゴゴゴ
加賀「ちょっと指導が必要なようね……演習場へいらっしゃい」トコトコ
瑞鶴「やってやろうじゃない!」フンス
加賀「アウトレンジで決めたいわね(裏声)」
瑞鶴「むっかー!! 今日こそはギャフンと言わせてやるんだから!」
卯月「遠征疲れたぴょー……ん? しれいかん宛の荷物が落ちてるぴょん」ヒョイ
卯月「なんだろ……この箱を持ってるだけで身体がポカポカするような……幸せな気分になるような」ポー
卯月「…………ハッ! うーちゃんボーっとしてたぴょん! 早くしれいかんに遠征の報告しなきゃ」ダダッ
>>104
暁の小説もちゃんと更新せえよ
卯月「ノックノックぴょん」ドアバーン
提督「おう卯月。相変わらずノックの意味はないが……元気が良くてよろしい」
卯月「しれいかんに遠征の報告とお届け物だぴょん!」ビシィ!
提督「そうか、ありがとう。荷物は机に置いてくれ。遠征の報告を受けようか」
卯月「では失礼するぴょん」ヨジヨジ
提督「……なぜお前たちは報告する度に膝に座りたがるんだ」
卯月「これが正式な作法だって如月が言ってたぴょん」ドヤァ
提督「如月ェ……最近じゃ軽巡や空母まで座ってくるから提督の膝、わりと限界よ?」ヤレヤレ
卯月「しれいかんっ! 報告に集中するぴょん!」
提督「はいはいすみませんね……では駆逐艦卯月、報告を頼む」
卯月「以上だぴょん」
提督「うむ、ご苦労だった」ナデナデ
卯月「うへへ至福の時間だぴょん」ウットリ
卯月「ところでしれいかぁん? あの箱は何が入ってるっぴょん?」
提督「あれか? あれはお前……秘密だ」
卯月「えぇー! 気になるぅ! 教えるぴょん教えるぴょん!」ジタバタ
提督「股間の上で暴れるのはやめようか卯月さん」モジモジ
卯月「気になるっぴょん! 教えて教えて教えて~」ジタバタ
提督「あ、あれは大本営からの機密文書とかだから……ま、また今度な?」アセアセ
卯月「嘘だッ! うーちゃんの勘が嘘だといっているぴょん!」
卯月「しれいかんとうーちゃんの仲だぴょん? ピロトークみたいにそっと囁くぴょん」ホッペタ クッツケ
提督「だーめーだー」
卯月「……教えてくれないんならしれいかんがL○と快○天の愛読者だってツイッターでそっと囁くぴょん……」ナミダメ
提督「やめてくださいしんでしまいます!」
提督「はぁ……しょうがねぇなぁ本当にお前は」アタマグリグリ
提督「いいか? 絶対に他言無用だぞ」
卯月「もちろんだぴょん!」ワクワク
提督「これはな……少し照れるんだが」ベリベリ
卯月「普段執務室にカギも掛けないしれぃかんが、机の一番下の引き出しにカギを掛けてるのと関係あるぴょん?」
提督「……鋭いな」ベリベリベリベリ
卯月「しれいかんのことなら何でも知ってるぴょん」ドヤッ
提督「ほら、これだ」
卯月「!! ケッコンカッコカリの指輪だぴょん!!」
提督「そうだ。練度の限界値を大きく引き上げることができ、燃料や弾薬の消費量が減少する」
提督「何より、艦娘と俺との確固たる絆の証だ、と個人的には考えている」
卯月「は、はじめて見たぴょん」マジマジ
提督「まあ、そうだろうな」
卯月「そそそそれで……いいい一体だ誰にあげるぴょん?!」ドキドキ
提督「そうだな……俺はこの鎮守府の皆を愛している。もちろん卯月、お前もだ」
卯月「そんな愛してるなんて……うーちゃんまだ心の準備が」テレテレ
提督「だから俺とカッコカリとはいえ夫婦になりたいという者がいれば拒むつもりはない」
卯月「……は?」
提督「卯月はよく俺に『朴念仁』と言うな? 確かに俺は人の心の機微に疎い部分がある……」
提督「そんな朴念仁な俺だが、一部からの好意や恋慕の気持ちはしっかり伝わってくる」ヒキダシ カギアケ
提督「だから……全員分用意したっ!」ヒキダシ ガラー!
卯月「引き出しの中に指輪がっ! ひぃ、ふぅ、みぃ、よぉ……今回のと合わせて5個……残りはどこにあるぴょん?」
提督「これで全部だが」キョトン
卯月「はぁ?」
提督「はははっ、確かに一部の娘たちからの熱烈なアプローチは受けるが5個もあれば足りるだろう?」
卯月「はぁ?!(威圧)」
提督「俺とケッコンしたい女性なんてそんなにいるはずないしなガハハ」
卯月「しれいかぁん……ちょっと(100個以上)足りないぴょん」プルプル
提督「……卯月は優しいな、そんなにフォローしてくれなくても大丈夫だぞ」ポフポフ
卯月「(だめだこいつ早くなんとかしないと)」ワナワナ
提督「大切な娘たちだ、順位をつけるわけにもいかないしな。近々同時に渡すつもりだ」
卯月「(五つの聖杯を巡って戦争が……戦争が起こるぴょん……)」アワワワ
本日はここまでです
酔っ払ってるので誤字脱字があったら申し訳ないです
>>106
それは自分ではないのです申し訳ないです
鎮守府壊滅待ったなし。
更新お疲れさまです。いつもニヤニヤしながら楽しんでます。
これからも頑張って下さい。
おつありです
大正義卯月には最後まで頑張ってもらいたいです
>>111
ありがとうございます。非常に嬉しく思います
少し投下します
夜にも投下できたらいいのですが
提督「というわけでだ、時が来るまでこのことは決して話さないように」
卯月「はぁ……わかったぴょん。うーちゃんちょっと頭痛いからもう失礼するぴょん……」
提督「急にどうした。大丈夫か?」
卯月「誰のせいだと思ってるぴょん……朴念仁」
提督「また言ったな?! そんなこと言う奴はこうだっ!」ワシャワシャワシャ
卯月「わぷっ、やめるぴょん……えへっ、やーめーるーぴょーん、えへへへ」キャッキャッ
コンコン ドアガチャ
大淀「提督はいらっしゃいま――あっ(察し)」ハイライトオフ
提督「おぅ大淀、どうした?」
大淀「いえ……本営から電文が届いております」
提督「ありがとう、いつもすまないな」
大淀「提督を補佐するのが私の仕事ですので」キリッ
大淀「しかし、お二人は本当に仲がよろしいのですね……(すこし妬けてしまいます)」
提督「そうだな……卯月は俺の妹? 娘? みたいなもんだからな、ワハハ」
卯月「娘っ?! むっかー!」プンスカ
大淀「ホッ……そうでしたか! 卯月ちゃんちっちゃくて可愛いですものね」ニコニコ
卯月「……うーちゃんもう帰るぴょん!」
卯月「ちょっとしれいかん、こっちくるぴょん」コイコイ
提督「ん? なんだ卯月――」グイッ
卯月「むちゅー!」チュッ
大淀「くっ、口に?!」
提督「卯月おまっ急になにを……あふぅ」ポーッ
卯月「さっきのアレ、うーちゃんの分も追加で用意しとくぴょん」テカテカ
卯月「じゃあしれいかぁん、2chばっかりしてないでちゃんと仕事するっぴょん。ばいばいぴょーん」フリフリ
ドアバーン
提督「ちょまっうづきっ! 今のってあのやっぱりそういう意味……なのか……」ボーゼン
大淀「(人がキスしてるの初めてみちゃった……)」ドキドキ
大淀「(それに提督がにちゃんねらー? 真面目な提督でも息抜きが必要なのかしらね)」
大淀「(提督はどんなことを書き込んでいるのかしら……)」
大淀「私、気になります!」
提督「いきなりどうしたっ?!」ビクーン
卯月「やっぱりしれいかんは鈍い男だぴょん!!」プンスカ
卯月「でも……しれいかんのくちびる、柔らかかったぴょん」
卯月「あのお口に、ちゅーって……あぁ^~」コウコツ
卯月「ハッ……うーちゃんまたボーっとしてたぴょん!」
卯月「今日も忘れずにしれいかんのPCから書き込みするぴょん」カタカタ
卯月「『うーちゃんにくちびる奪われたったwwwwwwたまらんwwwwwwケッコンしたいwwwwww』っと」
卯月「あとは大淀のことも書いておくぴょん」
卯月「『大淀のスリットやべぇな。指輪で結婚チラつかせて触りてぇwwwケッコンはしないけどもwwwwww』」
卯月「『あの身体たまんねぇよなゲヘヘwww』っと。これでいいぴょん!」
卯月「順調だぴょーん」
卯月「それにしてもしれいかんの唇……たまんないぴょんっ」ゴロゴロゴロ
卯月「……どんな手を使ってもうーちゃんのものにしなきゃ(使命感)」
……
大淀「あの真面目な提督が2chかぁ……」
大淀「気になって眠れない……寝不足で艦隊運営に支障が出てしまうわ」
大淀「す、少しだけ……ちょっと見るだけならいいですよね? ねっ?」
大淀「提督ごめんなさいっ……悪い大淀を許してください!」カチカチ
大淀「この鎮守府から発信されたログを……これね」カチカチ
『愛宕のお山にのぼりたいんじゃぁ~ エロテロリストかよあの我がままボディが! はよ抱かせろや(真顔)』
『むっちゃんwwww火遊びしたいwwwwMNB! MNB!』
『夜戦夜戦ってwwww夜戦(意味深)なら毎日でも受けてたつわwwwww』
『あのスリットwwwww大淀っていうかスリットだよねあれwwwwwスリット(大淀))』
『駆逐艦は尊い……特に卯月の無防備な背中なんて……あぁ^~』
『この結婚指輪ちらつかせればwwwww誰とでもヤレそうwwwwひゅー夢がひろがりんぐwwwwww』
大淀「えっ!……えっ……?」ドンビキ
大淀「うそ……これって本当に提督が……?」カチカチ
大淀「信じられない……提督……見損ないました……」グスッ
中庭
鳳翔「んん~ いい天気ね」ノビー
卯月「」ササッ
鳳翔「もう洗濯物が乾いちゃったみたいね」ニコニコ
卯月「」ゲット!
鳳翔「ん? 今なにか……?」
鳳翔「早く取り込んでしまいましょう」
鳳翔「あら……? 気のせいかしら何か足りないわね」
鳳翔「風で飛ばされたかしら」
中庭
また別の日
鳳翔「雲が出てきたわね……」
鳳翔「雨が降る前に取り込まなきゃ……ん? 足元に何か……」
鳳翔「これは提督の写真?!」ドキーン
鳳翔「な、なんでこんなところに……あら、あっちにも」フラフラ
鳳翔「あらこの写真すっごく凛々しい……あらあら、あっちにも落ちてます。あらあらあら~」フラフラ
卯月「ゲッチュ」ササッ
鳳翔「まったくこんな良いものを落とすなんて……罰としてこれは没収です! なーんて(本気)」ウフフ
鳳翔「あっ、いけない洗濯物を片付けないと……」アセアセ
鳳翔「あれ……? また足りないような……?」
中庭
さらに別の日
鳳翔「最近駆逐艦の子たちから洗濯物がなくなるという苦情が来ているわ」
鳳翔「おかしいわね……干す前にちゃんと確認しているのに……」
鳳翔「風で飛ばされた? いえ、探したけど見当たらなかったですし……」
鳳翔「鳥や猫がいたずらで持っていった? まあ、この可能性が高そうね」
鳳翔「でもなくなっているのが駆逐艦のパン……肌着だけというのが不可解ですね……」
卯月「おーい鳳翔おるかー?(声マネ)」
鳳翔「あら、この声……龍ちゃん?」
卯月「ちょっとこっち来てくれへん?」
鳳翔「はいはーい、今いくわね」テクテク
卯月「あ、あーあーゲフンゲフンッ 大成功だぴょんっ(美声)」ササッ
鳳翔「おかしいわね……空耳だったのかしら……?」
鳳翔「あっ……またなくなってる……本当に獣のしわざなのかしら……」ウーン
青葉「では最近噂になっている駆逐艦パンツ窃盗事件について一言お願いします!」
鳳翔「窃盗って……まだそうと決まったわけじゃありませんよ」
青葉「いやいやいや、だってその方が記事にした時おもしろ――ゲフンッ」
青葉「下着がなくなって不便な思いをしてる子もいるんですよっ」
鳳翔「それはそうでしょうけど……この鎮守府には――」
大淀「盗むような人はいない……ですか?」テクテク
青葉「あ、大淀さん。ども!」
鳳翔「えぇ。戦時中とはいえ皆さんの衣食住の保障は十二分にされていますし、娯楽だって」
青葉「ふむふむ、確かにこの鎮守府は無理な出撃はしないですし」カキカキ
大淀「遠征も計画的に行われており、ブラック鎮守府と言われるような艦娘の酷使もない」
鳳翔「そうですね、本当に提督は私たちのことを第一に考えてくださっている」ウットリ
大淀「……」
鳳翔「そもそも駆逐艦のパン……肌着を欲しがる人なんて、ね?」
青葉「この鎮守府に男性は司令官だけですからねぇ……まさかあの司令官が盗るなんてことは、ね?」
鳳翔「あのお方に限ってはありえないかと」
大淀「…………本当に? 本当にそう思いますか? 擁護するにはそれなりの根拠がおありなんですか?」
鳳翔「それは……どういう意味でしょう?」ギロ
鳳翔「いくら大淀さんといえど、提督を貶めるようなことを私の前で言うのは控えていただきたいですね」ゴゴゴゴ
青葉「まあまあまあまあ……鳳翔さんおちついて!」ドウドウ
大淀「気に障ったのなら謝ります。ただ提督も軍人の皮を剥がせばただの人間」
大淀「心のうちで私たちのことをどう思っているかなんて分からないですよ」
大淀「仕事の道具」
大淀「戦争の駒」
大淀「煩わしい部下」
大淀「性の捌け口かもしれない」
鳳翔「大淀さんあなた……っ!」
青葉「そんなことないっ!! 司令官は……司令官はいつも優しくて、いつも青葉たちのことを……いつもっ……」グスッ
鳳翔「青葉さん……」ヒシッ
青葉「じれ゙い゙がん゙はぁ……うぅ……」ポロポロ
大淀「ごめんなさい……私少し疲れているみたいです……」
大淀「本当に……ごめんなさい」フラフラ
卯月「いやコレ最初に長門を疑うべきだぴょん(失礼)」
卯月「大淀がヤバい具合に病んできてるぴょん……」
卯月「あれ……これ、このまま行ったら大変なことになるかもしれないぴょん?」
本日はここまでです
おつありです
また少し投下いたします
卯月「でもいたずらは継続するぴょん(英断)」テクテク
卯月「失敗というのは……開拓の心を忘れ! 困難に挑戦する事になんちゃらぴょん!」ビシィ!
卯月「ノックしてぴょんぴょん!」
卯月「しれいかぁん、うーちゃんだぴょーん」ドアバーン
卯月「なーんて。今しれいかんは演習のブリーフィング中だぴょん」ニシシ
卯月「しれいかんの机の引き出しのカギを~ 黒潮から拝借したヘアピンでぇ」カチャカチャ
卯月「カチャカチャっとするとぉ……ほら開いたぴょん!」テーレテレッー
卯月「……いつみてもこの指輪はすごい力を感じるぴょん」
卯月「……」ソーッ
卯月「ハッ!……ダメぴょん! ぜぇったいしれいかんから貰うんだぴょんっ」
卯月「それまで我慢我慢……」
卯月「ここに拝借したおパンツを入れてぇ」ドサドサ
卯月「カギを閉めてぇ」カチャカチャ
卯月「これでよしっ! ふー、いい汗かいたぴょん!」フィー
卯月「そろそろ作戦も大詰めだっぴょん」
卯月「最後まで気を引き締めていくっぴょん! おー!」オー
食堂
文月「七面鳥おいしい」モグモグ
瑞鶴「」ピクッ
文月「ふぅ……もうお腹いっぱいぃ」ケプッ
皐月「今日はよく食べたね」
望月「明朝から遠征だったっけ? 長時間の」
文月「うん。弥生ちゃんと一緒だよー」ネー
弥生「ん……がんばろうね」ネー
皐月「三日とちょっとかかるんだね。その間糧食生活かぁ」
文月「いわないでぇ~」
弥生「糧食も食べれないほどじゃないけど普段から鳳翔さんや間宮さんのご飯に慣れちゃうとね」
文月「出発する前にアイス食べちゃおうかなぁ。しばらくお預けだし」
望月「寂しい食生活を強いられるフミィには私のアイスもあげよう」
文月「ほんとっ!?」キラキラ
皐月「可愛いねっ! じゃあボクのもあげるよっ」
文月「やったぁ! いい感じぃ!」キラキラキラ
弥生「弥生のもあげる」
文月「えっ、それは弥生ちゃんが食べなよぉ」
弥生「いいんだ。可愛い妹においしく食べてもらったらアイスも幸せ」
文月「えぇ……でもぉ」
瑞鶴「じゃあ弥生には私が買ってきたガリガリさんをあげるわ」
弥生「瑞鶴さん……もらっちゃっていいの?」
瑞鶴「いいわよ。その代わり二人とも、怪我しないように気をつけて行ってくるのよ?」
文月弥生「「ハーイ」」
執務室
卯月「し、しれいかん? 急に呼び出してど、どうかしたぴょん?」ビクビク
提督「……なんでそんなにオドオドしてるんだ?」
提督「実は卯月に折り入って頼みがあってな」
卯月「なんだぴょん?(いたずらが見つかったわけじゃないっぽいぴょん)」ホッ
提督「実は遠征に行くはずだった文月がな……アイスの食べすぎでダウンした」
卯月「文月は相変わらず抜けてるぴょん(直球)」
提督「今は医務室にいるんだが……すまない卯月、文月の代わりに遠征に出てもらえないだろうか」
卯月「えぇ~……うーちゃんもいろいろ忙しいぴょん(主にいたずらが)」
提督「そこを曲げて頼む! 卯月になら安心して頼めるんだよ」
卯月「……うーちゃんが必要?」
提督「ああ」
卯月「帰ってきたら言うこと聞いてくれるぴょん?」
提督「……善処しよう」
卯月「じゃあ結――」キラキラ
提督「それはまた今度な」
卯月「セッ――」ギラギラ
提督「それ以外のにしようか!」
卯月「ちぇー……でもわかったぴょん! しれいかんの為に卯月がんばるぴょん!」ビシィ
提督「おー、ありがとうな卯月」ナデナデ
提督「早速で申し訳ないが準備が出来次第弥生たちと合流してくれ」
卯月「りょーかいっ! 卯月、出撃でぇーす!」
卯月「ばーいばーいぴょーん」ダダダッ
提督「危ないから前見て走りなさい……」
執務室前廊下
卯月「うびゃぁっ!」コケー
大淀「キャッ」ステーン
卯月「いたたた……大淀ぉ、なんで執務室の前に突っ立ってるぴょん……」サスリサスリ
大淀「ごっ、ごめんなさい、ちょっとボーっとしちゃってて(提督の監視してたなんて言えない)」
大淀「あぁっ、資料バラまいちゃった……」
卯月「うーちゃんもごめんぴょん……一緒に拾うぴょん」アツメアツメ
大淀「卯月ちゃんはこれから遠征でしょ? 後は私がやっておくからいいですよ」
卯月「そうぴょん? じゃあよろしく頼むぴょん!」ダダダッ
卯月「おつかれぴょん!」ヒラヒラヒラ
大淀「(あれ? 卯月ちゃんのスカートのポッケから何か……写真?)」
大淀「こっ、この写真はっ!!!」ワナワナ
大淀「嫌がる卯月ちゃんに提督が襲い掛かってる……っ」ワナワナワナ
大淀「卯月ちゃん……服がこんなに肌蹴て……泣いてる……っ」ワナワナワナワナ
大淀「提督……私は……提督のこと信じたかったのに」ポロポロ
遠征開始
卯月「抜錨ですっ! びしぃ!」
弥生「いつになく張り切っているね」
卯月「そりゃあそうだぴょん! 帰ってきたらしれいかんが何でも言うこと聞いてくれるっぴょん♪」
弥生「えっ、そうなの?」
卯月「そうぴょん! あんな夢こんな夢いっぱいあるぴょん」ウヘヘ
卯月『しれいかぁぁん、どう? うーちゃんのドレス姿は』
提督『とても素敵だよレディ』
卯月『いかないでね、どこにだって』
提督『卯月しか見てないよ』
卯月『今すぐにここでキスしてぇ♪』ムッチュー
卯月「うへ、うえへへ……現代のシドヴィシャス手錠をかけられるのはうーちゃんだけぴょん」ウヘヘ
弥生「もう取り返しがつかないほど顔に締まりがなくなっているね」
卯月「いっそのこと、この写真の続きを…………」スカスカ
卯月「」スカスカスカ
卯月「 な い ぴ ょ ん !!」
弥生「卯月、どうしたの?」
卯月「しゃしっ……うぐぐ……ちょっと落し物したからうーちゃん鎮守府に戻るぴょん」バックバック
弥生「おっと……ダメだよ隊列を乱しちゃ」ガシッ
卯月「弥生離すぴょんっ! うーちゃん戻らないと!!」ガルル
弥生「我がまま言わない。ほらちゃんと前向いて」
卯月「 ば な゙ ず ぴょ゙ ぉ゙ ぉ゙ ん゙ 」ズルズル
弥生「弥生は何をお願いしようかな。睦月型皆で遊園地とか……かな?」エヘ
本日はここまでです
おつありです
本日も少し投下いたします
大淀「……」フラフラ
大淀「……」ペタン
青葉「大淀さん?! 廊下に座り込んでどうしたんですかっ」
大淀「……青葉さん」ウルッ
青葉「わわっ、あっあっ泣かないで」
大淀「あおばさん……私もう……どうしていいか分からないんです……」ポロポロ
青葉「落ち着いてください! そうだっ、まずは青葉の部屋でお話聞きますからっ! ね? ね?」
……
大淀「書き込まれた時間は提督が1人で執務室にいる時だけで……」
大淀「内容も……人として品性を疑う内容ばかりで……これがその一部です」パサッ
青葉「……えっ! これは……」ドンビキ
青葉「そ、そんな……司令官がこんな……考えてるはずが……」ジワッ
大淀「それで疑心暗鬼になって……提督を監視していたんです」
青葉「…………はい」グシグシ
大淀「そうしたら慌てて飛び出していった卯月ちゃんがこれを落としていったんです」ピラッ
青葉「!!」
大淀「どこかで信じていました。きっと何かの間違いだって……」
青葉「」ボーゼン
大淀「提督の裏での発言を裏付けるような決定的な一枚を見て……もう耐えられなくなってしまって……」グスッ
青葉「わたし……司令官のこと、少しいいなって思ってて……なのに……」
青葉「誰よりもしんじてた……信じてたのにっっ!!!」ギリッ!
青葉「大淀さんっ!!」ガシッ
大淀「はいっ」
青葉「よくぞっ、よくぞ話してくれましたっ! もう耐える必要なんてないんですよっ!!」
大淀「えっ」
青葉「私たちのことを道具程度にしか思っていない最低男を糾弾してやりましょう!」
大淀「でも……そんなことしたらこの鎮守府は……」
青葉「大騒ぎになるでしょうね……でも私たちがここで見てみぬフリをしたらっ」
青葉「それこそ誰かがもっと深い心の傷を負ってしまうかもしれませんっ! この鎮守府の仲間が!」
大淀「仲間が……」
青葉「そうですよっ! 卯月ちゃんも脅されてたに違いありません! 私たちで守るんです!」
大淀「仲間を……守る……っ!」
大淀「青葉さん、私やります!」キッ
青葉「そうです、その意気ですっ!」
青葉「では早速、この一連の出来事を艦隊新聞にまとめましょう! ペンは砲弾よりも強し、です!」
大淀「はいっ! お手伝いします!」
食堂前・掲示板
『極秘入手! ある司令官の匿名BBS書き込みの全て!!』
ザワザワ ザワザワ
天龍「『駆逐艦と潜水艦に見せるべからず』? オイオイ……なんだよコレ、嘘だろ」
龍田「あら~、これは随分……言いたい放題ねぇ」ニコニコ
天龍「相変わらず青葉のヤロウ適当なこと書きやがって……」
山城「あら、青葉がここまでのことを出鱈目で書くのかしら? 私はこんなことじゃないかと思っていたわ」フンッ
天龍「あぁ? 不幸だなんだって根暗なこと言い続けたお前を改二まで育ててくれたヤツがこんなこと言うわけねぇだろ」
山城「人間なんて一皮剥けばわからないものよ。大体あの男、姉さまを見る目がいやらしかったのよ」
天龍「提督はそんなこと考えねぇって!」
羽黒「司令官……私のことそんなふうに思ってたんだ……」ポロポロ
那智「よし[ピーーー]か」ドドドド
熊野「熊野はくまりんこなんてそんな下品なこと言いませんわっ!」
三隈「熊野ひどい……」ズーン
利根「のぅ、筑摩よ」
筑摩「はい姉さん」
利根「利根は『はいてないビッ○かわいい』とあるが、○ッチとはどういう意味なんじゃ?」
筑摩「スワヒリ語で聡明で勇ましいという意味ですよ、姉さん」
利根「おおそうか! さすが筑摩は物知りじゃのぅ」
筑摩「はい♪(絶対に許しません)」
青葉「号外ごうがーい!」
天龍「青葉てめぇ! 適当なこと書いてんじゃねーぞ!」ガシッ
青葉「すみませんが……怒るのはこっちの記事も見てからにしてもらえませんか」
『真昼の凶行?! ある司令官の魔の手から命からがら逃げるいたいけな兎!!』
天龍「ウッソだろこの写真お前……」スルッ
龍田「天龍ちゃん……」
山城「ふんっ」
青葉「嘘かどうかは……この記事を見た皆さんが判断してください」
大淀「くれぐれも駆逐艦や潜水艦たちに見せないようにしてください」
大淀「『私たち』が作ったその記事が捏造だとしても、いい影響を与えるとは思えません」
那智「大淀、生真面目なお前が一枚噛んでいるのか。ということはこの記事は……」
大淀「……」コクリ
ザワザワ ザワザワ
短いですが本日はここまでです
ピーーーが出てしまいました
ここのスレは>>1がうーちゃん提督のためにうーちゃんを幸せにするスレじゃなかったのか...(ガクガク)
>>153
その通りです(ゲス顔)
うーちゃんの声すっごい可愛いですよね
幸せになってほしい
少し書き溜めたので投下します
食堂
お昼
提督「鳳翔さーん」
ドアバタン
艦娘「「「…………」」」シーーーーーン
提督「ん、どうしたみんな? 一斉にこっちを見て」テクテク
提督「鳳翔さん、お――」
鳳翔「はい」コップ ドン
提督「おっ、おう……水じゃなくてお――」
鳳翔「はい」コップ ドンドン!
提督「いや水じゃな――」
鳳翔「はい」コップ ドンドンドン!!
提督「アッハイすみません……(何か気に障ることしたかな……)」
鳳翔「熟女ですみませんね?」ニコニコ
提督「は? そんなことおもtt――」
鳳翔「レアリティ低いのに色気ばっかりいっちょまえですみませんね?」ニコニコ
提督「あの……何か気に障ることしました……っけ?」ビクビク
鳳翔「ご自分の胸に聞いてみてくださいね?」ハイライトオフ
提督「は、はい……(何でこんな怒ってんだ……?)」
鳳翔「注文」コゴエ
提督「えっ?」
鳳翔「注文がないのにここにいらっしゃったのですか?」ニコニコ
提督「あっ……そうですね、すみませんがお粥をお願いできますか?」
鳳翔「……ハイ」スタスタ
提督「(こ、怖えぇぇぇぇぇ! 美人でいつもニコニコしてる人が怒るとあんなに迫力あるのか)」
北上「おっ提督じゃーん」スタスタ
大井「ちょっと北上さん……!」ヒソヒソ
提督「おう、北上に大井」
北上「どしたの提督、そんなに水飲むの?」
提督「いやいや……これは鳳翔さんが何でか沢山もってきてな」
大井「何でかって……あんなこと書かれたらそうなるでしょ」ヒソヒソ
提督「ん? なんだ大井?」
大井「べつに」プイッ
北上「提督ー、盛大にやらかしたねぇ」
提督「は? お前何いってん――」
北上「あたしはアレが好きだったなー、提督のエロ謎かけ」
提督「??」キョトン
北上「なんだっけ? ああ『駆逐艦を思ってするオ○ニーとかけまして! 特急列車と解きます』」
提督「ブフォッ! お前昼間っから何言ってんだ!?」
大井「その心は?」ボソッ
北上「『たくさんえきを飛ばすでしょう!』だっけ、あはっ、あははは」ケラケラ
大井「最低」ボソッ
提督「お前たちほんとなに言――」
北上「提督さー……あたしは別にあんなこと書かれても気にしないけどさぁ」
北上「背中には気をつけなよ?」
大井「北上さん、もういきましょ」テクテク
北上「はいはーい、じゃあねー提督」フリフリ
提督「一体何だったんだ……」
廊下
提督「うーむ、何だか皆の視線に棘がある気がする……」テクテク
島風「あっ、提督だー!」バビューン
提督「おっす島風」
島風「こんにちはー。提督どこ行くんですかぁ?」
提督「これから文月のお見舞いに行こうと思ってな」
島風「だからお粥持ってるんだねっ」
提督「おう、駆けっこしたいならまた後でなー」
島風「ほんとっ!? じゃあ後で駆けっこだよ! 絶対だからねー!」クルクル
提督「うむ。元気があってとてもよろしい」ナデリ
島風「えへへぇ~。じゃあ私は今のうちにご飯食べてこよーっと!」
提督「おーまた後でなー」
島風「後で遊びにいくからねー」バビューン
提督「はいはい、あんまり急いで転ぶな――はっや!」フリフリ
提督「……島風は別に普通だったな」
榛名「提督っ!」タタッ
提督「おぅ今度は榛名か」
榛名「提督……榛名は、大丈夫ですよっ! ハァハァ」ポッ
提督「いきなりどうした。いきなりのテンション急上昇に提督あんまり大丈夫じゃないんだが」
榛名「だからアレですよ……アレのことです」
提督「アレ……?」
榛名「あの『榛名は土下座して頼めばヤらせてくれそう』ってやつです」ボッ
提督「はぁぁぁぁ?!」
榛名「私……少し(0.2秒)考えましたけど……提督がそういう……アレが好きなら」クネクネ
榛名「『縛り上げてメチャクチャにする』って! 提督がちょっとアレでも……榛名は大丈夫ですっ!!」フンス
提督「ま、待て榛名! 俺がいつそんなこと言った……?」
榛名「大丈夫です、分かってますよ提督……お姉さまにこんなプレイは無理でも……榛名は」フスーフスー
提督「鼻息すっごい荒いんですけど」ヒキッ
榛名「榛 名 は 大 丈 夫 で す」ジリジリ
提督「アカン(アカン)」ダッ!
榛名「あっ……! ふふふ、鬼ごっこですか? それともかくれんぼ?」ハイライトオフ
榛名「どちらにしても鬼に捕まっちゃったら……どうなっちゃうんですかねぇ?」ジュルリ
提督「ヒエーーー!!」ダダダッ
……
医務室前
提督「はあっはあっ……ま、撒いたか?」キョロキョロ
提督「よし、いないな……なんとか逃げ切れたようだ」フゥー
提督「せっかくのお粥が少しこぼれてしまった……」
提督「やはり今日はおかしい……文月のお見舞いが終わったら原因を追究しなければいかん」
コンコンコン
提督「文月ー、いるかー?」
食堂
金剛「やっぱり信じられないデース!」
加賀「そうね、私も提督があんな書き込みをするなんて信じられません」
長門「提督も男だ。魔が差して皆をそんな風に見てしまうこともあるかもしれん」
川内「いやいやいやあの提督だよ? 何かの間違いに決まってるじゃん」アハハ
長門「それにしても我々のことを性的な目で見ているような書き込みばかりだった」
金剛「提督はもっと……私たちをファミリーのように大切に思ってくれてるはずデース」
長門「しかし青葉はともかく(失礼)、大淀が我々を騙すような真似に加担すると思うか?」
加賀「それは……」
川内「大淀だって間違うことくらいあるでしょ」
長門「さらに言うと駆逐艦のことを妙に褒め称えていたな。書き込みが真実であるなら提督=ロリコンということになる」
長門「提督は変態だということだな。まったくけしからん」
川内「(お前がいうな)」
加賀「(あなたがそれを言うの?)」
金剛「(長門にだけは言われたくないデース)」
長門「とにかく、直接提督に問いただす必要があるな」
加賀「そうね……今から執務室にでも行ってみましょう」
島風「あれ~、みんな何の話してるの?」
長門「!!」パァァァ
加賀「……あなたにはまだ早いお話よ」
島風「私が早い? やっぱり? そうよね!!」ハッヤーイ
川内「さ、お子様はあっちへいったいった」シッシッ
島風「ちぇー。いいもーん、提督と遊ぶ約束してるから早くご飯食べよーっと」
金剛「ちょっと待つデース!」ガシッ
島風「オゥッ!」オゥッ!
川内「私たち提督に用があるんだけど、今どこにいるか知ってる?」
島風「文月ちゃんのお見舞いに行くって言ってたよ」
加賀「文月……(奇しくも駆逐艦ね)」
長門「……文月があぶない」ボソッ
川内「は?」
長門「うおおおおおおおお、ニャン○ぃぃぃぃぃ! いや、フミィィィィィ!」ダダダダッ
金剛「○ャン美って誰デース!?」ビクーン
本日はここまでです
医務室
文月「うぅ……まだ何かお腹が落ち着かないよぉ」ゴロゴロ
提督『文月ー、いるかー?』コンコンコン
ドアガチャ
文月「あっ、司令官! 何ですか何ですかぁお見舞いですかぁ?」パァァ
提督「よっ。大人しく休んでるか?」
文月「うん。少し落ち着いてきたよぉ」
提督「そうか。まだ起きなくていいぞ」
文月「ごめんなさい……司令官にもみんなに迷惑かけちゃった」ウルウル
提督「大丈夫だ。遠征も卯月が喜んで代わってくれたしな。後で卯月にお礼言っておこうな」ナデナデ
文月「ふみぃ(ふわぁ……司令官やさしい)」フミィ
提督「文月、お腹の調子はどうだ? お粥持って来たぞ」
文月「おかゆ?」
提督「鳳翔さんが作ってくれたんだ。食べられるか?」
文月「……司令官、食べさせてくれる?」
提督「ははっ、文月は甘えん坊だなぁ」
文月「(やったぁ)」
提督「じゃあ……あーん」
文月「あっ、司令官ふーふーして?」
提督「フーフーって……これもう冷めてるぞ?」
文月「おねがぁい……だめ?」
提督「しょうがねえな……」フーフー
文月「あーーーーん。おぃひぃ」モグモグ
提督「ほらもう一口」アーン
文月「あーーん。んふっ、いいかんじ~」コウコツ
文月「(あっ、やっぱりちょっとお腹痛いかも)」
提督「もっと食べられるか?」
文月「ん~ん。もうだいじょぶ」
提督「そっか。じゃあテーブルに置いておくからお腹すいたら食べなさい」
文月「ふみぃ(せっかくの二人きりだから、もうちょっと甘えたいなぁ)」
提督「他に何かして欲しいことはあるか? なければそろそろ戻るけど」
文月「えっ……じゃ~、んっとぉ……ハッ!」ピコーン!
文月「司令官にお腹さすって欲しい……な?///」テレテレ
提督「いやぁ……いくらなんでもそれはお前……」
文月「えっ……だめなの? さっき何でもするって言ったのにぃ」ウルウル
提督「(そんなこと言ったっけ?)」
文月「おねがぁい、司令官~」
提督「しょうがねぇな……ちょっとだけだぞ?」
文月「やったぁ」グッ
提督「じゃあ早速――」
文月「まって! せっかくだから直接撫でて欲しいな……」スカート スルスル
提督「せっかくってなんだよ……文月、せめて布団で隠しなさい……」ファサッ
文月「あっ、司令官のえっち! 見ないで見ないで~、なんて。えへっ///」テレテレ
提督「お前がいきなり脱ぎだしたんじゃないか……じゃあ布団に手を入れてさするぞ」ズボッ
文月「んっ/// あぁ^~~///」
提督「おい変な声出すな……」サスリサスリ
文月「ふわぁ……きもちいぃ……」ウットリ
提督「それは良かった」
文月「あふぅ……しれいかんのて……あったかい……なんかねむ……く……」ウトウト
文月「フ……ミィ……」スースー
提督「いつも頑張ってくれてありがとうな」サスリサスリ
長門「失礼するっ! 提督はいるかっ!!」ドアバーン!
提督「な、長門!? どうした!」ビクーン
川内「……うわぁ」ヒキッ
加賀「……あたまにきました」ギロッ
金剛「こんなの……嘘デース……」フリーズ
長門「どうした、だと? 提督……貴様ッ!! その手を離せ!!!」
提督「ちょっと待て! お前ら大勢でいきなり何を――」
長門「問答無用! 戦艦パンチ!!」オラァ! ドカッ
提督「グエー!!」テーブル ガシャーン
長門「はぁはぁ……提督……見下げ果てたぞ」ペッ
加賀「ちょっと長門……やりすぎよ。完全に白目をむいているわ」
金剛「うそ……うそデース……」ポロポロ
川内「現行犯じゃさすがにフォローできないね……はは」
長門「文月は無事か?!」
加賀「……スカートがおろされているけど乱暴されたような形跡はないわね」ペローン
長門「ほっ」
不知火「騒がしいですね。何の騒ぎですか」ヒョイッ
提督「」シロメ
文月「うーん……」スヤスヤ
不知火「通りかかってみれば文月さんの衣服ははだけ、部屋は白濁した何かが散乱し、司令は昏倒している」
不知火「なんですかこの惨状は……貴女たち、司令に何を……?」ギロリ
川内「めんどくさいのが来ちゃったなー。はいはい、ちゃんと説明してあげるからそんなに睨まない」
加賀「(全てを説明して混乱が一気に広がるのはまずいわね)」
加賀「私から説明します。不知火一旦ここを出ましょう」スタスタ
不知火「事と次第によっては……貴女がたを許しません」キッ
川内「許さない、か。こっちだって……どうしていいかわからないよ……」
金剛「ていとくゥ……」ポロポロ
執務室
大淀「提督、提督」ペチペチ
大淀「長門さん。コップの水を」
長門「ふんっ」バッシャー
提督「おわっ!! なななんだ!? ここ……執務室か?」
大淀「目が覚めましたか?」
提督「いてて……長門め、いきなり殴りやがって」
川内「プッ……青タンできてる」
提督「突然の上官に対する暴行の理由は聞かせてもらえるんだろうな?」
長門「罰なら後でいくらでも受けよう。だがこちらの話が先だ。大淀」クイッ
大淀「提督……今現在貴方にはいくつかの嫌疑がかけられています。正直に答えていただけますか?」
提督「は? いきなりなんだ」
大淀「まずは駆逐艦への淫行容疑です」キリッ
提督「さっきの文月のことを言っているのか? 異議あり!」ビシィ
川内「異議ありとか言われてもね……文月の下半身、まさぐってたよねぇ」
長門「私もはっきりとこの目で見たぞ」
提督「違うんだ! あれはお腹が痛いからって文月が撫でてくれっていうから!」
川内「ふーん……」
提督「文月はっ? 文月に聞けば分かる!」
長門「文月は今駆逐寮で休んでいる」
川内「いつまでも現場に置いておけないしね」
大淀「では提督……この写真についてはどう思われますか?」ピラッ
提督「これは……卯月? ちょっと待て! 確かに卯月とじゃれあったことはあるがこれは……」
長門「この光景がじゃれ合う……だと……?」ワナワナ
提督「俺が、卯月が嫌がるようなことをするわけないだろ!」
川内「でもどうみても卯月泣いてるよねぇ? 服も乱れてさぁ」
大淀「……」
長門「汚らわしい! まるで獣だな」
川内「長門さん、『まだ』そんな暴言はやめたほうがいいよ。卯月にも話を聞いてみないと」
提督「ぐぬぬ……」
大淀「最後に窃盗疑惑です」
提督「はぁ? 窃盗?」
大淀「入ってください」
青葉「青葉、入ります!」ガチャッ
不知火「失礼します、不知火です」
長門「青葉! 何故ぬいぬ……不知火まで連れてきた!」
青葉「すみません……加賀さんから話を聞いた不知火ちゃんがどうしてもって……」
不知火「不知火も当事者ですから」フンス
提督「で、俺が何を盗んだって言うんだ?」
大淀「下着です」
提督「」
大淀「正しくは『駆逐艦の』下着です」
提督「はぁぁー……お前たち……俺が本当にそんなことするとでも思ってるのか……?」タメイキ
川内「そんなこと思ってなかったよ……昨日までは、ね」
長門「気持ちは分かるが盗るのはいかん」
青葉「長門さん……(ホントは犯人この人なんじゃ……?)」
不知火「勘違いしないでください。不知火は司令の潔白を証明するために来たのです」
提督「不知火……」ウルウル
大淀「提督、ご自分の身の潔白を証明したいのであれば、提督の私室と執務室の捜索を許可願えませんか?」
提督「確かにこの鎮守府で男は俺ひとりだ。盗まれたものが下着というなら疑いたくなる気持ちも分かる」
提督「だが俺は提督を始めてから自分に、皆に疚しいところなどないよう心がけてきたつもりだ」
提督「捜索を許可しよう。ただし機密書類に関しては一切触ることを禁ずる」
大淀「承知いたしました。では皆さん!」
一同「「「おー!」」」
ガサゴソ ガサゴソ
不知火「んっ、しょっ」
川内「あー違う違う。タンスはね、一番下からあけて。こう、重ねていくんだよ」ガサガサ
青葉「ソレ完全に空き巣の手口ですよね……」
長門「ベッド周りは捜索終わったぞ。薄い本もなし」マクラ ポイー
大淀「ふぅ……この部屋は大方探しつくしましたが……ありませんね」
提督「だから俺が盗むわけないって……ちゃんと後で片付けてくれよ?」
大淀「では皆さん、執務室へ移動しましょう」スルー
一同「「「ハーイ」」」
提督「やれやれ……なんでこんなことに」タメイキ
川内「とはいえ……執務室はクローゼットと棚くらいしか探すところないよ?」
長門「床下にも何もなさそうだ」カーペット バリバリ
不知火「ソファにも何も仕掛けはありません」ポフポフ
提督「そろそろ納得してもらえたか?」
青葉「司令官、机も調べさせて貰いますね」
提督「あぁ。くれぐれも機密書類に関しては」
青葉「分かってますって」ガサガサ
青葉「ん? この引き出しだけ鍵がかかってますね」ガチャガチャ
提督「あっ、そこは……」
青葉「んん?? 怪しいですねぇ……司令官、ここも調べていいですよね?」
提督「そこは……んーちょっと機密がな」
長門「身の潔白とやらはどうした? ん?」
川内「大丈夫大丈夫、書類とかは絶対見ないって!」
不知火「司令、早く開けてください」
大淀「提督……お願いします」
提督「分かった。本来なら後日皆の前で発表したかったのだが」
提督「青葉、ほれ鍵だ」ポイッ
青葉「恐縮ですっ! ではご開帳ー!」ガラガラ
ファッサー
青葉「」
長門「」
大淀「」
川内「」
提督「」
不知火「あっ不知火の下着」
青葉「こ、これは色とりどりの……何を発表するつもりだったんですかねぇ」
長門「ここが桃源郷か……」
大淀「10枚……15……20……はっ、破廉恥ですっ!」
川内「言い逃れは……出来ないよねぇ」
不知火「司令……不知火は信じていましたよ。今この瞬間まで……信じていたのに」ギリッ
提督「はぁっ?!!???!? そんなバカな!! そこにはっこれは何かのいんぼ――」
長門「この下衆が! 成敗っ!!」センカンパンチ!
提督「グエー!!(2時間ぶり2回目)」ドンガラガッシャーン
川内「私だって信じたかったよ、何かの間違いだって……貴方には失望した」スタスタ
青葉「やっぱり……こうなってしまったんですね」ポロポロ
長門「これは私から皆に返しておこう」イソイソ
不知火「長門さん、私が返しますので」シッシッ
長門「そ、そうか」シュン
不知火「(底の方に何か箱がありますね……これが機密ですか。約束ですからこれには触れずにおきましょう)」
大淀「提督……こうなってしまって本当に残念です」
大淀「おって本営への報告及び憲兵への通報をさせていただきます。では」
提督「」シロメ
本日はここまでです
おつありです
駆逐寮 睦月型の部屋
文月「……ぉはょぅござぃます」ボー
睦月「およ? 文月ちゃん起きたぁ?」
文月「あれれ……みんな揃ってどうしたのぉ?」
如月「みんな文月ちゃんにお話聞きたくて待ってたのよぅ」
長月「そうだぞ。長月もみんなも、そばで控えていたからな」
睦月型「「ウンウン」」
文月「えぇ~なんですかなんですかぁ?」
睦月「文月ちゃんは提督とぉ~ にゃんにゃんしたってホントにゃしぃ?」ザワザワ
文月「にゃんにゃん?(お腹なでなでのことかな?) ホントだよー?」
睦月型「「キャー!!」」ザワザワ
望月「ででででで、どどどどうだったんだよっ? やっぱり痛かったのか!?」
文月「(腹痛だから)そりゃあ痛かったよ……でも、えへへ」
三日月「痛かったのにあの幸せそうな笑顔。優しくしてもらえたんですね」
文月「しれいかん、とっても(手が)大きくて……とっても優しくて、いい感じだったよー」
皐月「文月は一足先に大人になっちゃったんだねっ! 可愛いなぁ」
如月「おっきい……優しかった……大人……オホッ」ハナヂダバー
菊月「少し、羨ましいな……私のような可愛げない性格じゃ相手にもしてもらえないだろうしな」
文月「そんなことないと思うよぅ? 司令官は優しいからお願いしたら何でも叶えてくれるよ」
睦月「えっ、文月ちゃんから『して』ってお願いしたの?」
文月「そうだよー。ちゃんとお願いしたら(なでなで)してくれたもん」
睦月型「「キャー! ダイターン!」」
水無月「ふみちゃんみたいにお願いしてみようかなぁ」
睦月「これは……吹雪ちゃんと夕立ちゃんにも教えてあげにゃきゃ!」ダダッ
執務室
提督「……ハッ! 夢か?!」ガバッ
提督「いつつ……奥歯がグラグラしてるな……ということは夢じゃない……か」
提督「それにしてもひどい目にあった。しかし俺自身、誰に憚れることなく真っ当に生きてきた」
提督「かけられた嫌疑に関しても一切後ろ暗いことはない!」
提督「一つ一つ潔白を証明していくしかない、か」
提督「まずは誤解を解いていかないとな」
提督「……もうこんな時間か、急がないと朝礼に間に合わないな」ムクリ
コンコンコン
提督「ん? 朝っぱらから誰だ……入れ!」
不知火「……失礼します」ガチャ
提督「不知火か、昨日は――」
不知火「司令、貴方が盗った下着は不知火が返しておきました」ドヤッ
提督「だから俺じゃないって言ってるだろう。確かに状況証拠的には疑われても仕方ないかもしれないが」
不知火「不知火も別に盗られたことに関して怒ってるわけではないのです」
不知火「司令は盗ってないと嘘をついた、そのことが許せないのです」
提督「不知火。俺の目を見てくれ」
不知火「左目周囲に見事な青痣がありますね」
提督「そうじゃない。俺は本当に盗っちゃいない。俺の目を見て判断してくれ」
不知火「…………(なんと曇りのないまなこ)」ジー
不知火「……わかりました、100%信用は出来ませんが嘘をついているとも思えません」
提督「分かってくれたか」ホッ
不知火「というか、皆に下着を返しながら事情を説明しましたが」
不知火「『別に司令なら構わない』という意見が大半でした」
提督「それは僥倖……なのか? 一体どういう説明をしたんだ……」
不知火「鍵をかけて大事にコレクションされていた、と」
提督「おい……」
不知火「不知火に落ち度でも?」
提督「まあいい……不知火、信じてくれたならお前からも誤解が解けるよう協力してくれ」アクシュ
不知火「善処します」アクシュ
廊下
提督「とりあえずは朝礼に向かわなくては」
瑞鳳「あっ」
提督「瑞鳳、おはよう」
瑞鳳「……おはようございます」
提督「どうしたんだ? 早くしないと朝礼に遅刻するぞ」
瑞鳳「玉子焼き製造機」
提督「は?」
瑞鳳「どうせ私は玉子焼き作ることくらいしか能がないですよっ!」
提督「……お前は何を言ってるんだ?」
瑞鳳「知らないっ! もう二度と食べさせてあげないんだからっ!」ダダッ
提督「ずいほ……行っちまった。なんなんだ一体」ガシガシ
伊19「てーとくっ、おはようなの」
伊168「司令官、おはよ」
提督「おう、イクにイムヤ。おはよう」
伊19「プッ……提督、ひどいお顔なの」
伊168「殴られた痕みたい……ひょっとして誰かにやられたの?」ハイライトオフ
提督「あぁ……まあちょっとな。気にするな」グリグリ
伊168「あっあっ」
伊19「あっ提督、イクにもするの!」グイグイ
提督「お前たちは変わらないな……ありがとうな」ナデナデ
伊19「いひひっ」スリスリ
伊168「イムヤはいつだって……司令官の味方だからね」スリスリ
伊19「あー、そういえば吹雪ちゃんが言ってたけど。お願いしたら何でもしてくれるって本――」
伊168「ちょっと!」ガバッ
伊19「ンー! ンー!」
提督「ん、なんだ?」
伊168「なんでもないのよ、ねイク?」
伊19「う……うん、なんでもないのね!」
提督「さ、お前たち。そろそろいかないと朝礼に遅れるぞ?」
伊19「そうなのねー。じゃあ提督、手をつないでいくのねー」
提督「えぇ、なんで……」
伊168「司令官おねがぁい、だめ?」
提督「……まあいいか、ほれ」
19168「「やった!」」ガシッ
提督「繋ぐどころかぶら下がってるじゃないか」
伊168「(頼んだら何でもしてくれるって噂は)」
伊19「(本当だったのね)」
講堂
提督「……他の連中はどうした?」
漣「ボイコット、だそうですよ、ご主人様!」
提督「ボイコットって……朝礼に出ているのは駆逐艦と潜水艦だけか」
叢雲「どうせアンタがどうしようもないことしたんでしょ!」
提督「その辺の誤解を解きたかったんだがなぁ」
五月雨「提督が私たちのパンツを盗ったりするから……」
ザワザワ ザワザワ
提督「それも誤解だ! 本当に俺には心当たりがないんだ」
電「司令官さん……あの、電は司令官さんのこと信じるのです!」
提督「電……ありがとう」
五月雨「あっ、ずるい! わ、私だって信じてますからね!」
漣「はにゃー、でもご主人様ムッツリぽいからなー」
叢雲「わっ私も……オホンッ! まあいいわ、さっさと朝礼を進めなさいな」
提督「そうだな。今週は任務どころじゃないというのが本音だ」
提督「ボイコットした皆も絶対になんとかするから、今週は待機していてくれ」
艦娘「「「ハーイ」」」
おつありです
196のセンスに脱帽です
本日はここまでですなかなか更新できず…
廊下
提督「しかし、どう誤解を解いたものか……」
提督「うーむ、まずは確実に事情を知っているであろう大淀と話してみるか」
比叡「しれーい!」タタッ
提督「お、比叡か。お前朝礼はどうし――」
比叡「ちょっときてください!」グイグイ
提督「ちょっまっ」
比叡「こっちです、こっち!」グイグイ
提督「分かったって! 自分で歩くから!」
比叡「気合! 入れて! 運びます!」ヒョイッ
提督「お姫様抱っこはやめてくれー!!」
ヤダー ナニアレー
戦艦寮
提督「ここは金剛の部屋か」
霧島「早かったですね」
比叡「ほら司令! 話しかけてあげてください!」
提督「ちょっと待てって。何がなんだか……あの毛布の塊、金剛か?! 何でこんなことに」
比叡「引きこもっちゃったんです! かわいそうなお姉さま……」
霧島「ハァ……司令のせいですよ。ロリコンな上に姉さまを性具扱いして……」
提督「だからそれは誤解だと言っているだろう! いつ俺が金剛を性――」
霧島「あーあーそういうのはいいです。一連の騒ぎと新聞を読んで大体把握してますから」
提督「……新聞? くそ、青葉のやつか」
比叡「そんなことはどうでもいいんで早くお姉さまを! 今も苦しんでいるんですよ!」
提督「どうでもいいってお前なぁ……」
霧島「今お姉さまは提督の心無い発言と行動で深く傷ついています。今朝だって丼ご飯二杯しか食べてないんですよ!」
提督「結構しっかり食べてる気もするが……おい、金剛!」ペシペシ
金剛「…………誰ネ?」
提督「俺だ。どうした、毛布にくるまって」
金剛「提督?! なんでここに…………今は帰ってほしいネ……」
提督「金剛、お前は青葉の書いた新聞を見たのか?」
金剛「……」
提督「あれは誤解だ! 俺がお前たちをそんな目で見るはずがないだろう?」
金剛「……金髪エセ英国人っていうのは嘘デース?」
提督「ブッ! そんなこと思ってない。俺はお前を大切に思っているぞ?」
金剛「……ちょっと押せばヤらせてくれそうなチョロい艦娘筆頭?」
提督「何かの間違いだ! 頼む、毛布から出て顔を見せてくれないか?」
金剛「……ロリコンなのデスか?」
提督「……ぜっ全然そんなことないぞ! だから、な?」
比叡「そういえば綾波が『司令官に綾波のパンツだけいっぱい取られました! やーりーまーしーたー!(ドヤッ)』って言ってました」
霧島「まあいくら口で盗ってないと言っても状況証拠は覆しようがないんですけどね」ペッ
提督「お、お前らっ!」
金剛「うええええええーーーーーーーん」
提督「おいどうしてくれる……マジ泣きじゃないか!」
比叡「ひえーーー! 司令つっかえ!」
霧島「やはり司令でも無理でしたか。まあ計算通りですけどね」
霧島「さ、何も出来ないならさっさと出てってください!」グイグイ
提督「お、おい待て! まだ話は――」
ドアバタン
談話室
響「……朝っぱらからこんなところで酒盛りかい?」
隼鷹「ひゃっはー! お、響ちゃんじゃーんひっく。一緒に飲もうぜー」
千代田「朝からじゃないわ、昨晩からよ。ね、お姉!」ドヤッ
千歳「そうれすよぉ」ゴクゴク
響「朝礼にも出なかったね。司令官は優しいから何も言わないけど軍規違反なんじゃないかな?」
那智「ふん、事ここに至って朝礼で何を話すというのだ?」
響「……キミたちに、いや皆に何があったっていうんだい?」
足柄「聞いてよぉぉぉ響ちゃぁぁぁん! 提督が提督がぁ」ガシッ
響「さけくさい(ふむ)」
隼鷹「逆ゥー!」
足柄「私のこと陰で『婚活戦隊マリッジブルー』とか言ってたのよぉぉ」グスグス
響「プッ」
足柄「ん? 今笑った?」ハイライトオフ
響「そんなことはないよ。司令官が言っていたという証拠はあるのかい?」
足柄「ほらこれ」ヒョイ
隼鷹「あっバカ!」
響「なんだいこれは……いんたーねっとで、へぇ」ペラペラ
隼鷹「ちょっと響、それをこっちに渡して――」
響「なるほどね……こんな新聞が出た上に窃盗騒動じゃ皆ヘソを曲げる……か」
千代田「ねー、しょうがないよねー。提督さいてー」
千歳「そうれすよぉ」ゴクゴク
響「つまりキミたちは、こんな出自のわからないような新聞と司令官を秤にかけて新聞を信じたわけだね」
那智「そうは言うがな響よ。この新聞の編集には大淀も関わっているのだぞ」
隼鷹「分かったらその新聞をこっちに――」
響「ふーん、でも私は司令官を信じるよ。キミたちは好きなだけそこで飲んでいればいい」スタスタ
千代田「なーにあれ。自分たちはいい風に書かれてたからってさー」
千歳「そうれすよぉ」ゴクゴク
隼鷹「お、大淀に怒られる……あわわわわ」ガクガク
足柄「せめてピンクにしてよぉぉぉ」
食堂
ヒソヒソ ヒソヒソ
提督「はぁーー、結局弁解すら出来なかった……とりあえず大淀に話を聞かないことには始まらないな」
提督「とりあえず飯でも食おう。考えてみれば昨日から食っていない」テクテク
提督「すいません鳳翔さーん」
鳳翔「はい」ニコニコ
提督「日替わり定しょ――」
鳳翔「はい」コップ ドン!
提督「日替わりて――」
鳳翔「はい」コップ ドン!
提督「日が――」
鳳翔「はい」コップ ドン!
提督「はい……アリガトウゴザイマス」
熊野「提督……用が済みましたらどいてくださいませんこと?」
提督「あっ、すまん」
鈴谷「なにあれ……キモッ」
熊野「ちょっと食欲がなくなってしまいましたわ。鳳翔さん、サンドイッチを」
鳳翔「はーい」スタスタ
提督「……」スゴスゴ
提督「はぁ……なんでこんなことに……」
秋月「あっ、司令!」ザッ
提督「あぁ、秋月に照月初月。座って食事を続けてくれ」
照月「あれ? 提督、お水だけ?(なんで三つも持ってるのかな)」
提督「あ、あぁ、気にしないでくれ。ちょっと昨日から食ってないだけだ」グゥー
初月「お腹減っているんじゃないか? いかんな提督ともあろうものが自己管理を怠っては」
提督「あぁ、返す言葉もない……」
秋月「こら初月! 司令に失礼なことを!」
提督「いいんだ、秋月。ありがとう」
照月「……あー照月なんだか喉が渇いちゃったなー。もうお腹も一杯だなー」
初月「……そういえばそうだな。沢庵の食べすぎで腹がいっぱいで喉が渇いた」
秋月「司令、よろしければそのお水をいただけませんか? あと私たちお腹一杯ですので良かったらこのおむすびを」
提督「ダメだ。水はやるがお前たちはいつも節制してるんだからしっかり食べなくてはいかん」
照月「あっ深海棲艦反応! 直上にタコヤキ!!」
提督「なにっ!?」
初月「今だっ! とりゃっ」
提督「もがっ!!」
照月「ナイス初月! 私も……えーい! 噛んで噛んでー」ギュムギュム
提督「」ムシャムシャ
秋月「こら二人とも! 無理やりはいけませんよ! 司令、はいお水です」
提督「す、すまん」ゴクゴク
秋月「えっと……はい、司令あーーん?」マッカ
提督「いや後はお前たちが食べなさい」
秋月「照月と初月のは食べて……秋月のは食べていただけないのでしょうか……?」ウルウル
提督「いやっあの……あーん」
秋月「あーん、ふふ」
照月「……秋月姉、なんかずるい」
初月「じゃあ僕は沢庵を食べさせてやろう。ほら、あーんだ」グイグイ
照月「初月まで!? 照月も食べさせるんだからぁ」グイグイ
提督「おいひい……三人ともありがとう」モグモグ
秋月「司令においしそうに食べてもらえると私たちも幸せですよ」ニコニコ
本日はここまでです
おつありです!励みになります
駆逐寮・談話室
響「ただいま」
雷「おかえり。だめよ響、待機なんだからちゃんとお部屋にいなくちゃ」
電「(電たちも談話室にいるので何もいえないのです)」
暁「まったくお子様は落ち着きがなくてダメね! 駆逐艦の中で一番のレディ、暁を見習うべきね」フフーン
白露「はーい、呼びましたかー?」
村雨「一番に反応したわね」
春雨「別に呼ばれてないと思いますよ」
雷「あら? 響、手に持っているのはなに?」
響「これかい? 今大人組に出回っている新聞さ」
暁「大人組って戦艦や空母たちのことよね。私も一人前のレディとして読んでおかなきゃ」
白露「なになに?」
ワイワイ ガヤガヤ
電「モザイクかかってるけど、この写真卯月ちゃん?」
雷「まあ! 司令官ったらダメよ嫌がる子に手を出しちゃ! 私がいるじゃない!」
村雨「『白露型は癒し』? えへへ、村雨のちょっといいとこ見せたげよっかなぁ♪」
春雨「天使だなんてそんな……///」テレテレ
暁「えっと……高雄型のオ○ホ?がほしい???」
白露「わー! わー! 暁ちゃんそんなの声に出して読んじゃダメー!」
電「……朝礼に出席者が少なかった理由が分かったのです」
雷「でもあの司令官が本当にこんなこと思ってるのかしら」
響「大人組の皆はコレを信用して混乱したり頭にきているみたいだけど」
村雨「提督がこんなこと考えてるわけないじゃん」
春雨「(そのわりにはずっとニヤニヤしてる……)」
響「私は司令官を信用するよ」
白露「あたしがいっちばーん信用してるんだからね!」
雷「私は……どっちでもいいわ! これからも司令官についていくだけだし」
白雪「皆さんで何のお話ですか?」
巻雲「夕雲姉さん何か集まってますよぉー」
初春「なんじゃなんじゃ騒がしいのう」
フムフム キャー イッチバーン///
暁「ね、ねぇ響。オ○ホってなんのことかしら?」
響「……今度一緒に司令官に聞きにいこう///」
演習場
提督「くっ、大淀を探しに軽巡寮に行ったが入ることすら出来なかった」
提督「神通のあのゴミを見るような目……正直怖かった……」
提督「青葉を問いただそうにもいないし……」
提督「おっ! 空母たちが演習中か。終わったら話を聞いてみよう」
雲龍「逃がさない……突撃……」
天城「好機! 天城、まいります!!」
蒼龍「わわっ、押し込まれる! 飛龍、カバーしてっ」
飛龍「うんっ! あっ」
飛龍「ねね蒼龍、あそこみて」ヒソヒソ
蒼龍「なに? 今結構ギリギリ……提督?」ヒソヒソ
飛龍「よく顔出せるよね、こんな状態で」ヒソヒソ
蒼龍「……おっぱい航戦って書かれてたね、私たち」ヒソヒソ
飛龍「やめて! そんな目で見られてるなんて気持ちわるい!」
蒼龍「だよねぇ。正直ちょっとショックだった」ヒソヒソ
飛龍「ちょっと……お灸すえちゃう?」ヒソヒソ
蒼龍「……やりすぎちゃダメだよ?」ヒソヒソ
天城「一機だけ切り離してどういうつもりですかっ」
雲龍「この状況……何をしても無駄」
蒼龍「あー! 全機やられちゃうー」
飛龍「……こっちももう残ってないわ」
雲龍「残り一機……逃がさない。追撃します」
天城「そっちはお任せします。ふぅ……すこし疲れました」
提督「ん? 艦載機が一機こっちに……二機に追われてるのか」
提督「おいおい、すごい勢いで近づいてくるぞ」ギューン
提督「これ……やばくないか!? 当たったらタダじゃすまない!」ギュギューン
提督「う、うわあああああ死ぬぅぅぅ!」ギュギュギューン
涼風「どっこい生きてる!」ダキカカエ
江風「シャツのなぁかぁ~」ジャキッ
涼風「とうっ!」ズザー
江風「くらえっ!」ドドドドド
ドドーン
提督「おお、お前たち!」
涼風「にくいよ! このぉ」
江風「ド根性ガ○ル!」
涼風「へへっ、バッチリだね」
江風「間一髪、ってとこだな」
提督「助かったぞ……ありがとうな(なんでド根性ガ○ルなんだ?)」
涼風「いーってことよ! あたいと提督の仲だろ?」
江風「……で、いつまでくっついてるつもりなンだ?」
涼風「あっ……/// す、すまねぇ提督」イソイソ
提督「ありがとう。江風もありがとうな」ナデナデ
江風「あっ、あンま触ンなって……言ってんじゃんか……///」
涼風「んっ! んんっ!」ゲフンゲフン
提督「おっと、すまんすまん」
涼風「……」チラッ コクン
涼風「あーしっかし偶然あたいらが通りかからなかったら大変だったなー(棒)」チラッ
江風「そ、そうだぜ。身をていして守ったもンなー(棒)」チラッ
提督「お、おうそうだな」
涼風「いやー提督の命を守るなんてまさに M V P 級の活躍だよなー」チラチラッ
江風「提督見たか? 三機同時撃墜! どかーンってな! これはあれだな、M V P 級の活躍だな」チラチラッ
提督「ふぅ…………わかったよ。何が欲しいんだ?」
江風「おぉっ、さっすが提督! いいねいいねー!」
涼風「じゃ、じゃあさ。今度の休み……買い物に連れてって……?」
提督「そんなことでいいのか。いいぞ」
江風「ンっ! ありありー!!」ピョンピョン
涼風「やったぜ!」テャンデー
蒼龍「だっ大丈夫ですかっ!?」タタッ
飛龍「蒼龍まってぇ」
江風「全然大丈夫じゃねえよ!」
涼風「あたいらが助けなかったら今頃……ぞっとしないねぇ」
提督「飛龍の艦載機か」
飛龍「……訓練中に暴走しちゃいまして」
涼風「……まずは謝罪じゃねぇのかい?」
蒼龍「飛龍! きちんと謝りなさい!」
飛龍「なによ! 蒼龍だって賛せ――んむっ」
蒼龍「ちょっと! やりすぎるなって言ったでしょ!」ヒソヒソ
飛龍「だって追われてたし!」
江風「ちょっとお二人さンよぅ――」
提督「いい江風、大丈夫だ。勝手に演習場に入った俺も悪い」ポンポン
飛龍「そうだよ……なんで私ばっかり……」
蒼龍「提督、申し訳ありませんでした。ほら、飛龍も」ペコリ
飛龍「あーぃとぅいまてぇーん」
蒼龍「飛龍!」
涼風江風「!!」ガバッ
提督「二人とも、大丈夫だから。飛龍、次から気をつけてくれればいいから」
飛龍「……スミマセンデシタ。もういこっ、蒼龍」タタッ
蒼龍「本当に申し訳ありませんでした。では」タタッ
涼風「なんだぃありゃあ……」
江風「感じ悪いなンてもんじゃなかったな」
提督「きっと飛龍も悪気はないんだ。タイミングが悪かっただけなんだ。きっと……」
提督「でも……俺の代わりに怒ってくれてありがとうな」ギュー
涼風「い、いいってことよ///」ギュー
江風「……これからも守ってやるから///」ギュー
本日はここまでです
おつありです
卯月が遠征からなかなか帰ってきません
このSSまとめへのコメント
提督携帯なんで気づかない(゚д゚)