モバP「掃除を手伝って欲しい?」 (29)

P「卯月の部屋を?」

凛「うん」

加蓮「そうだよ」

P「別にいいけど」

卯月「えへへ、ありがとうございます。プロデューサーさん♪」


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卯月「二人が手伝ってくれたんだけど中々終わらなくて…」

P「仕事も片付いたし、今からみんなで行くか」

卯月「はいっ!」

凛・加蓮「…………」

ーーーーーー
ーーーーー
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P「さて到着と、卯月の部屋2階だっけ?」

卯月「はいっ!」

P「早速いくか」スタスタ

卯月「あっ!そっちじゃありません!」

P「えっ?」

卯月「こっちです。」

P「このハシゴ何?」

卯月「実は部屋の荷物が多くて扉が開かなくてベランダから出入りしてるんです。」エヘヘヘ

P「……………なあ凛、加蓮」クルッ

P「…………………………なあ卯月」

卯月「はいっ?」

P「後ろにいたはずの凛と加蓮はどこいった?」

卯月「結構前に用事があるって帰りましたっ♪」

P「逃げられたぁぁぁぁぁ」

卯月「プロデューサーさんよろしくお願いします♪」

P「ちょっと待て、今応援を呼ぶから…pipipi」

P「もしもし今からいう場所に皆集めて来てくれないか?」


~数十分後~

亜季「大和亜季、部隊を率い到着したであります!」ビシ

奈緒「Pさんなんか用か?」

あやめ「お呼びでありますかP殿?」

P「お前らを呼んだのは他でもない……」

亜季・あやめ・奈緒「?」

P「今から卯月の部屋掃除を手伝ってもらう」

卯月「皆お願いします。」ペコ

亜季「了解であります。」ビシ

あやめ「承知」ニンニン

奈緒「」ダッダッダッ

P「亜季!奈緒を捕まえろ!」

亜季「イエッサー!」ガシ

奈緒「後生だぁぁぁ!見逃してくれぇぇぇ」ジタバタ

P「どうして逃げる?奈緒」

奈緒「アタシはあそこに二度と行かないと誓ったんだっ!」ジタバタ

奈緒「あれは人間が踏み入るエリアじゃねぇぇ」バタバタ

P「心配するな、卯月の部屋は凛と加蓮が少し掃除したから、奈緒が思ってるより片付いてるハズだ」

奈緒「本当に?」

P「ああっ本当だ(多分)」

卯月「前より少しキレイな汚部屋になったよ♪」

奈緒「……わかったよ、腹くくるよ」

P「よし、亜季頼んどいた装備だしてくれっ」

亜季「こちらであります」ドサッ

卯月「マスク、ゴミ袋、モップ、ロープ、のこぎり、コンパス、遭難用非常食 色々ありますね♪」

奈緒「後半は掃除道具じゃないだろ」

P「よしっ!じゃハシゴを登るか」ガシガシ

~~~~~

P「ベランダまで入ったものの見事にグチャグチャだな」

奈緒「前来た時よりはマシだけど足の踏み場が無さそうだな」

P「じゃ入るか」

卯月「あっ、土足で構いませんよ♪」

あやめ「えっ」

卯月「凛ちゃんも加蓮ちゃんも土足だったので大丈夫です。」

あやめ「靴のまま入れるアイドルの部屋って……」

亜季「まさしく戦場でありますな…」ゴクリ

P「ふう、じゃどんどん片付けてくか。亜季とあやめはそっち頼む」

亜季「イエッサー」ビシッ

あやめ「承知」ニンニン

P「しっかし色々あるな……この緑の人形……なんだこれ」

P「卯月」

卯月「はい?」

P「このちひろさんっぽい針が刺さった人形何?」

卯月「これはまゆちゃんにすすめられて始めたおまじないの人形ですっ♪」

卯月「何でも毎日針を刺すと幸せになれるってまゆちゃんが……」

P「」

奈緒「」

~事務所~

ちひろ「はぁああああっくしょんっっっ!!ちくしょぉぉぉめぇぇぇ!!」

ちひろ「カーーーーーーペッ」

ちひろ「くしゃみとは誰か噂してるのかしら、お金になる事だといいけど」ウフフフフ

―――――――
P「そっ…そっか、俺も針刺しとくよ、これはいる物と…」

P「えーと…このTシャツは俺のと似てるなぁ」

卯月「それは凛ちゃんから貰ったTシャツですね。」

卯月「何かすっごくいい匂いがするらしいんですけど……」

卯月「置いてたら1日で部屋の匂いが移っちゃって凛ちゃんに凄く怒られました」シュン

P「このゲームは?」

卯月「紗南ちゃんから預かってる初代XB○Xですね。」

奈緒「すげぇ大きいんだよな初代」

P「この大量の紙は……婚姻届?」

卯月「それは留美さんから預かってます。」

P「………俺が返しとくよ」

P「この英語の雑誌は?」

卯月「李衣菜ちゃんから預かってる海外ロックの掲載雑誌ですね。」

P「これはゴミだな」ポイ

卯月「えっ?人の物を勝手に捨てたらいけないですよっ!」

P「心配するな卯月、絶対に絶対にアイツは読まないから」

卯月「いやそんな事……pipipi…あっ!ちょうど李衣菜ちゃんから電話だっ!」

卯月「もしもし?」

李衣菜「もしもし?こないだ預けたロック雑誌を返して欲しんだけど」

卯月「ほらPさん!電話で雑誌を返して欲しいって言ってますよ!」

P「ほー」

卯月「うん、じゃ返すね」

李衣菜「いや~タンスの高さ調節にあの雑誌が丁度良いと思ったん」ガチャツーツーツー

李衣菜「あれ?もしもし?もしもし?切れちゃった……」

卯月「Pさん………やっぱりゴミっぽいです。」

P「なっ」

卯月「…はい」

P「この匂いの発生源だと思われるこれはなんだ?」

卯月「志希ちゃんから研究品セットですね。何でもPさんの匂いを作るセットらしいです。」

P「タタミ、干物、白味噌、正露丸、納豆……一体俺はどんな匂いだと思ってるんだ?」

卯月「まだ研究中らしいですよっ」

P「これは俺から返しとくよ、奈緒その段ボールに入れるから取ってくれ」

奈緒「はいよ」ドサ

P「しっかし何でこんな皆の物があるんだ?」

卯月「私の家事務所から近いから皆荷物を預けるんですよ♪」

奈緒「楓さんの物と思われる温泉雑誌もあるな…」

P「色々あるな……あやめ~何マンガ読んでるんだ」

あやめ「すっ、すいませんP殿、卯月殿の部屋で忍たま乱太郎全巻の罠があろうとは」

P「掃除中によく陥るパターンだぞ」

卯月「それは比奈ちゃんから預かってる漫画の一部ですね。

奈緒「今でも新刊出てるんだな」

亜季「こっこれは!」

P「どうした亜季?」

亜季「初代ファミコンウォーズがありました!」

P「……懐かしいな」

あやめ「こっちには忍者じゃじゃ丸君がありますよっ」

卯月「それは本体とセットで菜々さんから一式預かってるんですよ」

P「すっごい昭和を感じるな」

奈緒「ゲームソフトの後ろにマジックで菜々って書いてる……」

P「これは菜々さんに返すか」

亜季・あやめ「……」ジー

P「………掃除終わったらみんなで遊ぶか」

亜季・あやめ「はいっ!」

奈緒「おっ!ロックマンもある」

P「さて次はと」グシャ

奈緒「Pさん何か踏んでるぞ!」

P「やっべ、この箱何だ!?」

卯月「それはちひろさんから預かってる荷物ですよ」

P「なら良いか」ポイ

奈緒「いや、よくねーだろ」

P「よし、一息ついたし皆でゲームするかっ!」

~事務所~

ちひろ「はぁああああっくしょんっっっ!!べらぼぉぉぉぉめぇぇぇ!!」

ちひろ「カーーーーーーペッッ」

ちひろ「またくしゃみ、大金が転がり込む話だといいけど」ウフフフ

とりあえず完

はなしのおまけ↓

~事務所机の下~

輝子「(フヒヒ……ちひろさんって)」

ちひろ「はぁああああっくしょんっっっ!!無課金めぇぇぇ!!」

輝子「(ご、豪快にくしゃみして……)」

ちひろ「カァァァァァァ――――――――――――――――――――――――――――」

輝子「(す、凄く痰を長くためて)」

――――――――ペッッッッッ」ビチャャャャャャャア

輝子「 (フヒッ……大量に痰を床に吐いてる…)」

輝子「(あっ……多すぎてこっちにも飛沫、飛んできた)」



色々と完

読んでくれた人がいたらありがとう
おまけは即興で書いたけど蛇足だったかな

色々書きたい事あったから続き書くかも

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