兵士「女王陛下、僕はあなたをお慕いしております」 (10)

完結まで頑張ります

ss初心者ですのでアドバイスなどがあると助かります

よろしくお願いします

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ます」


幼馴染「兵士!!!今日は私たちの家に女王様がご視察に来るのよ!びっし!としなさい!!!」

男の子「大きな声を出すのはやめてくれ、君の声は拡声器より大きいんだから」

幼馴染「だったら!ささっと!着替える!女王様は待ってくれないわよ!」

男の子「全く…院長先生もなんで幼馴染と同じ部屋にしたんだろ、喧しいんだよな、まるで小さなおばさんだ」

幼馴染「…それはあなたがきちんとした生活を送らないからでしょう」

男の子「…聞こえた?」

幼馴染「……ええ、バッチリ!院長先生は人に聞こえない様なところで陰口を言うあなたを矯正するために私と同じ部屋にしたのかもしれないわね!」フン!

男の子「……そんなに叱らなくても良いだろ!君は僕のお母さんじゃないんだ!」

幼馴染「…私はまだ!子供よ!」

男の子「…そういう意味じゃないんだけどな」

幼馴染「とにかく、ほら早く行くよ!もうみんな家の外で出迎えの準備をしてるんだから!」

幼馴染「早く女王様に会いたいわ!」ウキウキ

男の子「僕は別に会いたくないよ」

幼馴染「何言ってるのよ!孤児院に住む私たちじゃ一生かかってもお会いすることができない方がいらしゃるのよ!」

男の子「孤児院の視察に来るだけじゃないか、そんなにはしゃぐ事じゃない」

幼馴染「もう!貴方は本当に暗いわね!マイナスな事しか言わない!そんなんだから!「待って!」何よ…」

男の子「もう着いてるから叱るのは後にしてくれ」

幼馴染「院長先生…」

院長先生「やっぱり、君たちが最後か……」

幼馴染「院長先生!遅れてゴメンなさい!」

男の子「……」

幼馴染「あんたも謝りなさいよ!」

男の子「…遅れてごめんなさーい」

院長先生「…まだ、陛下は到着しては居ないから謝らなくとも良いよ」

院長先生「それよりも…君達は並んでくれ陛下を迎えるために」

幼馴染「ハイ!」

男の子「はーい」

幼馴染「もう!あんたが遅いから!女王様を近くで見れなくなったじゃない!」

男の子「人がいっぱい居る!僕たちの家ってこんなに住んでる人いたっけ?」

幼馴染「んなわけないでしょ!孤児院以外からも女王様を拝見したい人達が集まってるのよ」

幼馴染「ここからじゃ全然見えないよう!美しい女王様を見たいのに〜」ぴょんぴょん

男の子「幼馴染、子供の僕たちは大人の背中しか見れない諦めよう」

幼馴染「諦めないわよ!絶対見るんだから!あそこの木に登りましょ!」

幼馴染「遠くなっちゃうけど見れないよりマシだから」

男の子(なんで幼馴染はこんなに必死なんだ?どうせ孤児院の中まで来るんだから木登りなんかしなくても見る事ができるのに)木登り中

幼馴染「何か言った?」木登り中

男の子「いいえ何も」

男の子「よっこいしょ!あ!丁度良く馬車が来た!」

幼馴染「あ!ほんとだわ!」ぴょんぴょん

男の子「危ないよ!木の上で跳ねるのは!」大声を出す

幼馴染「シ!降りてくる」男の子の口を押さえる

男の子「んぐっ!」

とりあえずここまで投下します

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