ガチャ

凛「ん…プロデューサーだけ？お疲れ」

P 「おう、お疲れ。今は俺だけだな」

凛「ふーん、そうなんだ。他に誰も居ないなんて珍しいね」

P「ああそうだな。ところで凛、今って腹減ってないか？ドーナツ食うか？」

凛「え…うん、じゃあ1コ貰おうかな」

P「ああ。色々あるから好きなの選べよ」スッ

凛「ありがと。じゃあコレにする」

P「………ほう」

凛「プロデューサーは食べないの？」

P「いや、俺はいい。気にせずに食ってくれ」

凛「じゃあ…いただきます」カプッ

P「………」

凛「ん…結構好きな味かも」ハムハム

ボロロ～ン♪

凛「？」





P「その笑顔100円♪」ジャンッ

凛「え…いきなり何？」

P「じゃあの」スッ

凛「え、ちょっとプロデューサー待っ……今、自然と笑顔出ちゃってたかな…」フニフニ

ガチャ

未央「お疲れーい！」

P「おう、お疲れ。なぁ未央、今って腹減ってないか？ドーナツあるぞ」

未央「えっ、ドーナツ！？さっすがプロデューサー、気が利いてるねー！」

P「まぁよ。色々あるから好きなの選べよ」スッ

未央「おーホントだ！んーどれにしよっかなー…よし、キミに決めたっ！」

P 「………ほう」

未央「そいじゃあ早速頂くとしますか。いただきまーす！」カプッ

P「………」

未央「ん～これはなかなか…いや、かなり美味ですなぁ！」ハムハム

ボロロ～ン♪

未央「んー？」





P「その笑顔100円♪」ジャンッ

未央「わぁっ、ビックリしたなぁもう」

P「じゃあの」スッ

未央「え？あ…えっ、ちょっと、今のってなんだったのー…って行っちゃった」ハムハム

ガチャ

卯月「あ、プロデューサーさん！お疲れ様です！」

P「お、卯月お疲れ！レッスン上がりか？」

卯月「はい！あ、聞いて下さいプロデューサーさん！私、今日ついに苦手だったステップが出来るようになったんですよ！」

P 「おー、よくやったな。よしよし！」ナデナデ

卯月「えへへ、ありがとうございます」

P「あ、そうだ。卯月、ドーナツ食べるだろ？どれがいい？」スッ

卯月「え、いいんですか？」

P「もちろんだ。好きなのを選んでくれ」

卯月「ありがとうございます！わぁ…どれも美味しそうで迷っちゃいますね」

P「そうやってついどれにしようか迷えてしまうのもドーナツの楽しみ方のひとつだからな」

卯月「本当にそうですね！えーと、じゃあ……コレにしますね！」

P「………ほほう！」

卯月「これって今食べてもいいんですか？」

P「ああ、ガブッといってくれ」

卯月「はい、それじゃあいただきます！」カプッ

P「………」

卯月「もぐもぐ…わぁ、美味しい！プロデューサーさん、とっても美味しいです♪」ハムハム

ボロロ～ン♪

卯月「？」ハムハム





P「その笑顔100点♪」ボローン

卯月「100点ですか！？ありがとうございますっ♪」ニコッ

P「じゃあの」スッ

卯月「えっ？あ…はい、お疲れ様でしたー！」

-後日・事務所-

みく「……って事があったにゃ！Pチャン酷くない？」

未央「うそっ、みくにゃんも？」

凛「その言い方だと未央も言われたって事だよね」

未央「その通り！あ、そう言えばその日ってしぶりんも事務所寄ってたよね？」

凛「うん。実は私も言われたかな。意味はよくわからなかったけど」

みく「未央チャンと凛チャンにまで！？うぅ～ますます意味不明にゃあ」

未央「そんじゃあしまむーは？」

卯月「え…私ですか？」

凛「卯月はプロデューサーにドーナツ貰わなかった？」

卯月「はい、私も貰ったんですけど…」

凛「貰ったけど？」

みく「もしかして卯月チャンは何にも言われなかったとか？」

卯月「ううん、そうじゃないんですけど………あのっ、本当にみんなの笑顔は100円だって言われたんですか？」

みく「思いっきり言われたにゃ！」

未央「その笑顔100円♪……みたいな感じのリズムだったよ？」

凛「うん、一緒にウクレレも弾いてたし………なんか改めて聞くと腹が立ってきた。ちょっとプロデューサーに聞いてくる」スッ

みく「みくも行くにゃ！」

卯月「ちょ、ちょっと待って凛ちゃん、みくちゃん！」

凛「何？」

みく「卯月チャン、どうかしたにゃ？」

卯月「……えっと、私思うんですけど、プロデューサーさんが言ってたのって100円じゃなくて100点の間違いじゃないですか？」

未央「ん？」

卯月「その……私、笑顔が100点だって言って貰えて喜んだんです。だって、その笑顔100点…って確かに聞こえたんです！」

みく「その笑顔100点…？」

未央「その笑顔…100点……100点！しまむー、それだ！いやぁ何か変だとは思ってたんだよ」

卯月「はいっ！」

凛「……そうかな。私は100円って言われたと思う」

未央「ちっちっちっ、しぶりん考えてみたまえ！はいっ、みくにゃん笑顔！」

みく「へっ！？え、笑顔？そんないきなり……にゃ、にゃはは…」ニマァ

未央「……コレジャナイ…こうなったらしまむー！君の出番だ！今、必殺の…しまむースマイル！いっけーっ！」

卯月「はいっ♪」ピカー

凛「うっ……眩しい…っ！」

未央「どう、しぶりん？この笑顔が100円の笑顔に見えますかな？」

凛「見えない…かな」

未央「でしょ！やっぱりしまむーの言う通り100点で合ってるんだよ」

卯月「きっとそうです！未央ちゃんの笑顔も、みくちゃんの笑顔も、もちろん凛ちゃんの笑顔もみんな100点です！」

凛「うん、ありがと…！」

みく「もう…Pチャンも紛らわしいにゃあ」

未央「ホントだよ！こうなったらまたプロデューサーにドーナツ奢って貰うしかないね！」

卯月「えへへ、はい！」

ガチャ

P「お疲れー…おっ、お前たちか」

卯月「あっ、プロデューサーさん！お疲れ様ですっ♪」

凛「お疲れ」

未央「お疲れプロデューサー！」

みく「Pチャン、お疲れ様にゃ」

P「お、おう……ってか、どうしたんだ？なんか、みんなやけに機嫌が良さそうに見えるんだが」

未央「えー、それは…ねえ？」

凛「うん」

みく「Pチャンにはナイショにゃ♪」

卯月「はいっ！」

P「えー、なんだよ気になるなぁ……あ、そうだった！お前たちドーナツ食うか？また買ってきたぞ。選べ選べ！」スッ

未央「おっ、やったー！私コレー！」

みく「みくはコレにするにゃ！」

凛「コレにしようかな」

卯月「じゃあ私はコレにしますね！」

P 「………ほう」ゴソゴソ

みく「………またウクレレの準備してるにゃ」ゴニョゴニョ

未央「問題ない。何故なら私たちの笑顔は……はいしまむー」ゴニョゴニョ

卯月「100点です♪」ゴニョ

凛「そう…だね。じゃあさ、せっかくだから…」ゴニョゴニョ

P「ん、どうしたお前たち？食べないのか？」

未央「今から食べる…ううん、魅せるから見ててねプロデューサー！」

P「…ほう」

未央「じゃあみんな行くよー！せーのっ」

一同「ポン・デ・ライオン！（いただきます）」カプッ

P「………」

みく「美味しいにゃあ♪」ニコッ

凛「うん」ニコリ

未央「今日もドーナツが旨い！」ニカッ

卯月「とっても美味しいです♪」ニッコリ





ボロロ～ン♪

一同（き、来た…っ！）ハムハム





P「その笑顔100円♪」ボローン

みく「にゃっ…！？」





P「その笑顔とその笑顔も100円♪」ボローン

凛・未央「は…？」





P「その笑顔もひゃっ……オッホホwww」

みく・凛・未央「！！？」

卯月「えっ、あの…」オロオロ





P「120てぇーーーーーーーーーんwwwwwww」ジャカジャカジャカジャカ

卯月「あ……えへへ///」カアァ





P「しまむースーマイルッ！フゥーーー！」ジャカジャン

みく「Pチャン？」ゴゴゴゴ

凛「ちょっと話があるんだけど」ゴゴゴゴ

未央「今、いいよね？」ゴゴゴゴ

P「ひぇっ……そ、その笑顔…120万モバコイン？」ニコォ



完

以上です。最後のオッホホの流れをやりたかっただけのSSでした

ドナキチ入れたかったけど全くキャラが把握出来なかった


読んでくれた人はありがとー！