千歌「お、どったの花丸ちゃんこんなところで」

花丸「ひっ！…なんだ、千歌ちゃんずらか」

千歌「なんだとはなんだーひどいなー…ん？その手にもってのはなにかな？」

花丸「あ、いや…なんでもないずら」

千歌「そう言われると余計に見たくなるんだよねー！見して！貸して！触らせて！」

花丸「やっ！ちょっ！やめるずらぁ！」

千歌「いーじゃんちょっとくらい！このボタンを押すとどうなるのかな…？」ﾎﾟﾁｯ

花丸「ルビィ」

千歌「えっ」

花丸「ルビィはどこずら」

千歌「ど、どうしちゃったの花丸ちゃん…」

花丸「おらのルビィを知らないずらか」

千歌「花丸ちゃん！？眼からハイライト消えてるよ！？」

花丸「あぁ、千歌ちゃんがおらのルビィをとったずらね」

千歌「ちょ、ちょっと待って！どうしちゃったのさ！」

花丸「返すずら」

千歌「ひっ！」

花丸「おらのルビィを返すずらーッ！」

千歌「ひぃーっ！」ﾀｯﾀｯﾀ

千歌「ふぅ…なんとか逃げ切れたよ…それにしてもこのスイッチ…一体どんな効果があったんだろ？」

千歌「早く花丸ちゃんに返してあげないといけないけど…あの様子だと…！そうだ、ここは曜ちゃんなら解決してくれるよ」

曜「あ！チカちゃん！どうしたの廊下で突っ立って」

千歌「曜ちゃーん！探してたんだよ！ちょっとお願いしてもいい？」

曜「お願い？」

千歌「そう！このスイッチを花丸ちゃんに返してほしいんだ」

曜「うーん、まぁ暇だしいいよ。ところでそれ、なんのスイッチ？」

千歌「さぁ…わからないんだよね」

曜「とりあえず押してみよ」ﾎﾟﾁｯ

千歌「ルビィちゃんを愛でたくてたまらない」

曜「えっ」

千歌「愛しのルビィちゃーん！今会いに行くからねーっ！」

曜「ちょ、ちょっとチカちゃん！」

曜「…どーしよ、これ」

曜「とりあえず…持ち主でも探そうかな」ﾃｸﾃｸ

ダイヤ「曜さん！」

曜「あ、ダイヤさん。どうかしたんですか？」

ダイヤ「この辺りでスイッチみたいな機械を見かけなかったかしら…とても大事なものだから探しているのだけど」

曜「もしかしてこれのことですか？」

ダイヤ「…！そうよ！それ！私の物だから返してもらってもいいかしら」

曜「そうだったんですか！ちょうど持ち主を探してたところです！…けど、そんなに慌ててどうしたんです？」

ダイヤ「…これはとても凶悪なスイッチなの…発明で有名な博士に作ってもらったのだけど…効果は想像以上で…」

ダイヤ「とにかく助かったわ。ありがとう曜さん」

曜「ど、どういたしまして…では今日は練習はないのでこれで失礼しますね」

ダイヤ「ええ、ごきげんよう」

ダイヤ「ふぅ…助かったわ。こんなスイッチルビィに知られたらどんなことになるか…」

ﾀﾞﾚｶｰﾊﾔｸｷﾃｰ!

ダイヤ「…？あれは梨子さんの声ね…部室の方からかしら」

部室

ダイヤ「騒々しいですわよ梨子さん。何が…

梨子「そんなこといってる場合じゃないんですぅ！」

梨子「千歌ちゃんが！ルビィちゃんが！よっちゃんがぁ！うわぁぁ！」

ダイヤ「一体何が…要領を得ません。私が確認してきます」ｶﾞﾗﾗﾗ

善子「ルビィ…ここがいいのかしらぁ…？」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

花丸「ルビィちゃんが気持ちよくなれる所ならどこでも知ってるずらぁ…」ｸﾁｭｸﾁｭ

千歌「ルビィちゃん…こーいうこと私も初めてだから、一緒に楽しも？」ﾁｭｯﾁｭｯ

ルビィ「」ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ

ダイヤ「」

ダイヤ「どういう…事なの…」

梨子「わ、私が来たときには…もう…」///

ダイヤ（確実にあのスイッチの効果ですわね…）

ダイヤ「と、とりあえず今まともなメンバーを全員集めて！緊急事態よ！」

梨子「は、はぃ！」

ダイヤ「私は何とかしてこの場を納めなければ…」

数分後
梨子「こっちです！早く！」

鞠莉「そんなに慌ててどうしたの～♪」

果南「また千歌が何かやったの？」

曜「もう少しで帰っちゃうとこだったよ。何？」

梨子「みんなが！大変なんです！」

曜「落ち着いて梨子ちゃん！一体何が…」

ダイヤ「終わったわ…」ﾍﾀﾘ

鞠莉「ひっ！？ダ、ダイヤ…どうしたの？」

梨子「ダイヤさん！一体…ワタシがいない間に何が！？」

ダイヤ「……」

ダイヤ「…今はみんな疲れはてて寝ているわ…」

ダイヤ「入ってちょうだい。事情を説明するから…」