曜ダイヤ善子「「「ホッケン?」」」 (153)

初めまして。よろしくお願いします。

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土曜日 朝 2年教室

千歌「そう!ホッケンだよ!!『穂乃果の拳』だよ!!」

曜「いや、言われてもわかんないんだけど。なにそれ?」

千歌「えー、知らないのー?ゲーム!昨日発売したゲームだよ!2D格闘ゲームだよ!」

曜「あー、ゲームね。」

梨子「そのゲームがどうかしたの、千歌ちゃん?」コクバンケシケシ

千歌「ふっふっふ。・・・じゃじゃーん!」

曜「あー!なにもってきt・・・」

千歌「ちょちょぉっと、大きな声で言わないでよ!」

曜「・・・ぷはぁ!自分のほうがよっぽど大きな声だよ・・・」ハァ

梨子「昨日早く帰った理由はそれだったんだね」ポンポン

千歌「そう!ねぇねぇ、帰ったら一緒にやろうよー」

曜「まぁいいけど、千歌ちゃんゲームうまいからなぁ。梨子ちゃんはゲームとかするの?」

梨子「えっ?そ、それなりに、かなぁ」オテテフキフキ

曜「へぇ、そうなんだ。ちょっと意外かもー」

梨子「わ、私インドア派だから・・・。それに、ゲームならちょっと空いた時間でも気軽にできるし・・・。」

千歌「おぉ?梨子ちゃんできるんだー?これは楽しみになってきたー!!」

梨子「あ、あんまり期待されても困るんだけど・・・」

曜「私はかなり自信がないなー。前も千歌ちゃんに付き合ってひどい目に・・・」

千歌「心配ないよ曜ちゃん!このゲームは誰でも簡単にできるモードがあるから!」

曜「そうなの?それなら大丈夫なのかな?」

千歌「うんうん。あ、よーし!こうなったら・・・」

ようりこ「「・・・こうなったら?」」

千歌「Aqours全員でやろう!野郎どもー」オー

ようりこ「「」」キーンコーンカーンコーン

千歌「・・・ぁ、ちなみに今のは行動するのやろうと、君たちって意味の野郎をかけt」

ようりこ「「説明しなくて、いいから」」オマエラセキニツケー

休憩時間 3年教室

ダイヤ「もしかして、昨日発売したゲームのことですの?鞠莉さん」カキカキ

鞠莉「イグザクトリィ!んもぅ、ダイヤったらぁ、話がはやーい♪」

ダイヤ「ちょっ、まだ何も言っていないでしょう!一体なんだというんですの!?」ケシケシ

果南「そうだよ鞠莉。授業中にLINEで『あとで話があるから(キリッ』っていっておいて、まさかそれのこと?」

鞠莉「オフコース!!他に何があるっていうの、果南?」

果南「・・・もっと重要なことだと思ってたのに」ハァ

ダイヤ「私はてっきり沼津に野良ペンギンが出たのかと・・・」トントン

鞠莉「えっ・・・。つ、ついに来たのね!!じゃあこれから急いで捕まえn」

果南「いや出てないから!ダイヤも話をややこしくしないで!」

ダイヤ「も、申し訳ありませんでした」

果南「はぁ。・・・で、そのゲームを一緒にやろう、ってことかな?」

鞠莉「果南は話がわかるわぁ!ホントは学校に持ってこようと思ったんだけど、ダイヤに怒られそうだし」

ダイヤ「当たり前ですわ。だいたい、テレビもゲーム機もないのに、持ってきても意味がありません!」ガサゴソ

果南「そういう問題じゃない気がするんだけど・・・」

ダイヤ「では、練習が終わったら鞠莉さんの家に集まる、ということでよろしくて?」トントン

果南「え?ダイヤやる気なの?習い事は?」

ダイヤ「今日はちょうどお休みですし、それに」

まりかな「「それに??」」

ダイヤ「た、たまには皆さんと遊ぶのも、わ、悪くはありませんわ・・・。」

まりかな「「っっっっ!!」」カオアワセ

まりかな「「ダーイヤー!!」」ダキダキ

ダイヤ「な、なんですのふたりとも!?恥ずかしいでしょう!?」マッカ

まりかな「「ダイヤが悪い」」キリッ

ダイヤ「え、えぇ・・・?」

鞠莉「今から楽しみになってきたね!エキサイティーン!!」

果南「まずは授業を受けて、練習をしないといけないけどね」

鞠莉「そうだ!どうせならぁ、Aqoursのみーんなでやりたいわね!」

ダイヤ「各々予定があるでしょうし、強制はできませんが。あ、ルビィは強制参加で大丈夫ですわ」

果南「・・・可哀想なルビィ」ガッショウ

昼休み 屋上

ルビィ「ねぇマルちゃん。その、ほのなんとかって、なに?」パカッ

善子「あなた、そんなことも知らないの?CMでやっt・・・あー、NHQしか見れないんだっけ?」カポッ

ルビィ「じゃ、じゃあ、善子ちゃんは知ってるの?」カチャカチャ

善子「とーぜんよ!あれは、そう。核の炎に包まれた世界で信念を誓うRPG・・・」パキッ

ルビィ「なんか○イルズみたいなキャッチフレーズだね・・・。」モグモグ

花丸「信じちゃダメずら、ルビィちゃん!」

ルビィ「そ、そうだよね。なんかCMで流す意味がなさそうだし・・・」

花丸「善子ちゃん・・・RPGじゃないずらよ!!」

ルビィ「そこなのぉ!?」

善子「それで、一体なんなの?そのなんとかけんって」パクパク

花丸「2D格闘ゲームずら」モフモフ

ルビィ「ゲームは合ってたんだね」

善子「なるほど、わかったわ。その蒼穹の円盤が、この堕天使ヨハネへの貢物ということね・・・。」

花丸「昨日続編が発売したんだずら」

善子「ちょっと!ナチュラルに流すんじゃないわよ!!」

ルビィ「最新作ってやつだね。でもルビィ、ゲームはもちろんテレビもほとんど見れないし・・・」シュン

花丸「大丈夫ずら!今日マルの家で一緒にやるずら!」

ルビィ「ホント!?ありがとうマルちゃん!嬉しいなぁ♪」パクッ

善子「わ、私は・・・」

花丸「もちろん、善子ちゃんも一緒ずら!」

善子「(て、天使だわ・・・)そ、そこまでいうなら?一緒にやってあげてもいいけど?・・・って私はヨハネよ!」

花丸「素直じゃないずら」

ルビィ「ホントずら」ツラレター

善子「う、うるさいわね!とにかく、練習後に花丸の家に集合よ!!」プイ

まるびぃ「「おー!」」

花丸「あ、練習といえば、千歌ちゃん達も誘っちゃおうか?」カチャカチャ

ルビィ「お姉ちゃん・・・、はさすがに無理だよね・・・。ゲームしてるイメージが湧かないし」キュ

善子「どうでもいいけど、もうすぐ昼休み終わるわよ?」スクッ

花丸「はっ!?次の授業は体育ずら!ルビィちゃん急いでー!」タッタッタ

ルビィ「え、えぇ!?ちょ、ま、待ってよ~。マルちゃん!善子ちゃ~ん!」

放課後 Aqours練習広場

ダイヤ「全員揃いましたわね。さて、練習を始める前に、鞠莉さんから言うことがあるそうです」

鞠莉「もうダイヤったら。自分で言えばいいのに♪」

果南「まぁまぁ。言い出したのは鞠莉だし、ね?」

千歌「はいはーい!私からも言うことがありまーす!」

花丸「オラもずら。できればみんなに聞いてほしいずら」

曜「・・・なんーか嫌な予感がするんだよねぇ」

善子「奇遇ね。私もよ」

梨子「よっちゃんもってことは、多分・・・」

ルビィ「そ、そうみたいですね・・・」ジャアイクヨー


まりちかまる「「「せーの!」」」


まりちかまる「「「みんなでホッケンをやる(ずら)よ!!」」」

まりちかまる「「「・・・。」」」

まりちかまる「「「・・・え?」」」


他6人「「「「「「知ってた」」」」」」



練習後 帰り道

千歌「なーんだー。みんな同じ考えだったんだねー」

ダイヤ「まぁルビィは何があっても連れて来ましたけど?」

ルビィ「お、お姉ちゃん・・・?」トオイメ

曜「それで、どういうゲームなの?それ」ユビサシ

果南「千歌・・・、なんで学校にまで持ってくるかなぁ?」ハァ

梨子「そのゲームはμ'sの9人のひとりを動かして遊ぶ対戦系のゲームです」

善子「あら、詳しいのねリリー。やったことあるの?」

梨子「うん。μ'sがいたのは私の前の学校だし、前作がちょっとしたブームになってたから」

ルビィ「μ'sはスクールアイドル史に残る、伝説のグループですからねぇ」キラキラ

花丸「それだけじゃないずら。このゲームはとてもバランスがいいずら」

曜「そうなの?こういうゲームって、キャラが使えればいいって感じがするけど?」

鞠莉「ナッシンッ!ホントにみんな強いんだよ!あとみんな可愛い!これ!モストインポータント!!」

ダイヤ「ええっと、つまり・・・」グヌヌ

果南「高いレベルでバランスが取れてる、ってやつかな?」

千歌「そうそれ!さすが果南ちゃーん!」ダキッ

梨子「それに簡単な操作で楽しく遊べるからどんな人でもできるんですよ」

善子「簡単にできるのは嬉しいわね」

ルビィ「ちょっと楽しみになってきました!」

果南「でも、部屋ひとつ貸し切りなんて・・・。大丈夫なの、鞠莉?」

鞠莉「ノープロブレム!みんなもいるし、大きな画面でやりたいし♪」

曜「い、いいのかなぁ」

果南「本人がいいって言うんだから、いいんじゃないの?」アハハ

ダイヤ「もうすぐ着きますわよー。くれぐれも粗相のないようにしてくださいね。特に、ルビィ?」ジロ

ルビィ「わ、わかってるから・・・」

夕飯後 淡島ホテル宴会場

果南「ありがとね、鞠莉。急に来たのに食事までもらっちゃって」

鞠莉「ドントゥマイン!なんとなくそんな気がしたって言ってたよ!」

ダイヤ「さぁ鞠莉さん!早くゲームを始めますわよ!」バンバン

ルビィ「お、お姉ちゃんがやる気だ・・・」

花丸「ダイヤちゃん怖いずら・・・」

善子「えっとー?真ん中の数字が残り時間で・・・」ペラペラ

曜「せ、説明書を最初に読む人はじめて見たよ・・・」

梨子「よっちゃん、やってればそのうち覚えるから」

千歌「・・・ん?あぁ!!そうだよ!!」ツクエドン

果南「ち、千歌?どうしたの?」

千歌「μ'sは9人で、私達も9人なんだから、みんな別々のキャラを使おうよ!」

8人「「「「「「「「あぁ・・・!」」」」」」」」

ダイヤ「・・・ふむ、いいですわね。千歌さんにしては珍しくまともな意見ですわ」

曜「ホントにねぇ」ウンウン

千歌「ふたりともひどい!」

花丸「でもどうやって決めるずら?じゃんけんとか?」

善子「ふふっ。ここはこの、漆黒の堕天使ヨハネが、組み分けの帽子を召喚s」

ルビィ「しなくていいから!」

果南「このゲームをやったことあるのは・・・、梨子、鞠莉、マル、あと千歌?」

ダイヤ「ならこの4人には使い慣れたキャラクターを使っていただきましょう。よろしいですわね?」

梨子「い、いいんですか?私の使うキャラは、いわゆる強キャラなんですけど・・・」

曜「強キャラ?強いってこと?」

花丸「ずら。ゲームのバランスがいいといっても、いちお3段階ぐらいには分かれるずら」

鞠莉「私のメインキャラクター、にこにーと、凛、ことりは、残念だけど弱キャラと呼ばれてるわ」

千歌「私が使ってる花陽ちゃんは弱くはないけど強くもない、中キャラだね!海未ちゃんと絵里ちゃんも中キャラだよ!」

梨子「強キャラは穂乃果さん、真姫さん、それと希さんです。私は、真姫使いですね」

善子「真姫使い・・・。悪魔っぽいわね」シミジミ

梨子「でも言うほどの差はありませんから、見た目とかの好き嫌いで選んで問題ないと思いますよ」

善子「リ、リリーにまでスルーされた・・・」orz

花丸「ちなみにマルは凛ちゃんずら。凛ちゃん可愛いんだよねー」

ダイヤ「なるほど。見た目で選ぶなら私はこの、海未さん、でしょうか。ちょっと私に似てますし」ジー

果南「あ、この子たち3年生じゃん!んー。ポニテは被るから、・・・希にしよう!」

ルビィ「るb「ヨーソロー!」 ルビィ「ピギィ」

曜「私は穂乃果ちゃんにしようかな!すっごく可愛いし、なんといってもリーダーだし!」チョットチカチャンニニテルシ

ルビィ「r「このヨハネは!」 ルビィ「ピギャ」

善子「この見るからに賢そうな金色の尾獣、絢瀬絵里にするわ!」ドヤァ

ダイヤ「では、ルビィは南ことりさん、ということになりますわね。ルビィ、よろしいですわね?」エ?コレモスルー?

ルビィ「は、はい・・・(でもことりさん可愛くて大好きだし、取られなくてよかったかも♪)」

鞠莉「じゃあみんなのキャラも決まったところでぇ、レッツファイティーン!!」

8人「「「「「「「「おー!!」」」」」」」」

2時間後 同所


よしかなよう「」ズーン

梨子「よ、よっちゃん?そ、そんなに気を落とさないで?ね?」カタナデナデ

善子「だったらちょっとは手加減しなさいよ!リリー尋常じゃなく強いんだけど!!」ウル

千歌「曜ちゃん元気出しなよー!ちょっと負けただけじゃーん」ニコニコ

曜「私は競技選手なんだから、どんなことでも負けると悔しいの!!しかも千歌ちゃんに!!」グスン

ダイヤ「果南さん?あまりうなだれてると筋肉まで縮みますわよ?」スン

果南「縮まないよ!ていうかダイヤホントに初めてなの!?巧すぎない!?」シクシク

鞠莉「な、なんか」チラッ

花丸「ものすごーく」チラッ

ルビィ「いやな予感が・・・」

善子「な、納得がいかなーい!!」

曜「こうなったらとことん勝負だー!!」

果南「今日は徹夜だー!!」

まりまるびぃ「「「あ、やっぱり」」」

ダイヤ「落ち着きなさい3人とも」ピシャ

よしかなよう「「「・・・はい」」」スン

ダイヤ「今日一日頑張ってなんとかなるものでもないでしょう?今日はお開きですわ」

3人「「「そ、そんなこt」」」

ダイヤ「・・・1週間後にしましょう」

8人「「「「「「「「え?」」」」」」」」

ダイヤ「来週の日曜日にまた集まって、対戦会を開きましょう。そして、チーム戦にするのです」

8人「「「「「「「「えぇ!?」」」」」」」」

花丸「なるほど。それなら自分は勝てなくてもチームが勝てばいいずら」

梨子「それにわからないことは教えてあげればいいし、経験者もいい練習になる」

ダイヤ「そういうことですわ」

果南「な、なるほど・・・。」ウムム

曜「た、確かに」ムゥ

善子「ぐぬぬ・・・」


梨子「私が最初から教えてあげるから。ね、よっちゃん?」ニコ

善子「あ、当たり前よ!リリーは私の専属コーチなんだからね!!それ以外はダメなんだから!!」

梨子「ふふっ。わかってるよ♪」

善子「となると場所が必要ね・・・。鞠莉!1週間部屋借りるわよ!!」

鞠莉「別にいいけど・・・。それなら私の部屋でよくない?3人なら入るし」

梨子「鞠莉さんがいいのでしたら助かりますけど」

鞠莉「もっちろーん!私も梨子に教えてもらいたかったし♪」

善子「ちょ、ちょっと鞠莉?リリーは私のなんだけど!?」ガバッ

鞠莉「ちょっとぐらいいいじゃなーい?ねぇ、梨子?」

梨子「え、えーっと、鞠莉さんに教えることがあるかわかりませんけど・・・」

善子「っていうか、何よ?リリーって鞠莉より強いわけ?」ムゥ

鞠莉「そうねぇ。手も足も出ない感じ?」

梨子「そ、そこまででもないと、思いますよ?」アセアセ

善子「やるわねリリー。それならチーム結成にあたって、チーム名を決めるわよ!!」

鞠莉「ザッツァグドゥアイディア!!」

梨子「そ、そこまでしなくてもいいんじゃないかな、かな?」

善子「ダメよ!もう決めてあるの。・・・我ら、【闇に蠢く妖艶の化身】___」


数分前 同所

曜「ちょ、ちょっと?向こう経験者ふたりとかずるくない?」

千歌「・・・いいんじゃないかな?善子ちゃんだし。ね、ルビィちゃん?」

ルビィ「え、ルビィ?」アセアセ

千歌「ふたりで曜ちゃんを鍛えてあげようよ!!」

ルビィ「えぇ!?る、ルビィこのゲーム初めてだし、そんなに強くは・・・」

曜「私も初めてだったんだけどなー・・・」ジトー

ルビィ「いぅぃぅぃや、よ、曜ちゃんのことを言ったわけでは」オロオロ

曜「いや、ここは現実を見よう。・・・ふたりとも、よろしくお願いします!」

ルビィ「こ、ここここちらこそ!おねおねお願いします!」

千歌「よーし!そうと決まれば、チームちかよるびぃ、頑張るぞー!!」オー

ようるび「「えぇ・・・?」」オ、オー

千歌「ノリが悪いなぁ。もっとこうテンポよくー」

曜「わ、わかったから!る、ルビィちゃん、なんかいいの、ない?」

ルビィ「え、えぇっと。じゃ、じゃあ、どこまでも進める平原、って感じに」

曜「お?いいねいいね!海じゃないのがアレだけど」

千歌「よーし!じゃあ行くよー!せーの、___」オテテアワセ

ちょい数分前 同所

果南「じゃあ必然的に私、ダイヤ、マルのチームかな」

ダイヤ「ですわね。果南さん、覚悟はよろしくて?」ニヤニヤ

花丸「またダイヤちゃんが怖いずら」

果南「あはは、お手柔らかにね」アセ

ダイヤ「ちなみに花丸さん。現在の皆さんの強さを表すと、どのような感じになりますの?」

花丸「そうだねぇ。パッとしか見てないけどだいたい・・・」

強 梨子>千歌>鞠莉>花丸>ダイヤ>ルビィ>果南>曜>善子 弱

花丸「・・・こんな感じかなぁ。偉そうに言っといてマルは中くらいだけど」エヘヘ

ダイヤ「いいえ、とてもいい分析ですわ。ありがとうございます」ニコ

花丸「は、はぅぅ」ポッ

ダイヤ「あら、そのほのかに赤く染まったお顔・・・。閃きましたわ!」

花丸「ふえぇ?」

果南「ダ、ダイヤ・・・?」

ダイヤ「さあ!!この1週間、私達は麗しき桃色の花、___」






ちかよるびぃ「「「We are CYaRon!よろしくね!!」」」キラッ

だいまるかな「「「AZALEAです!」」」パァ

よしりこまり「「「愛こそ全て・・・Guilty Kiss!!」」」ドン

帰り道 CYaRon!組


曜「なんか、割りと大変なことになっちゃったね」

ルビィ「ぜ、全敗のチームは罰ゲーム・・・。それも内容が」

千歌「善子ちゃんが召喚したモンスターと戦う、ってどういうことなの?」

ルビィ「要するに、そのとき考えたものと、そこにいるの前提で戦うんじゃないかな・・・?」

曜「・・・エアファイトってこと?」

千歌「なんか、ものすごく恥ずかしくない、それ?」

曜「善子ちゃんのことだから、カメラとか持ってきそう」

千歌「・・・録画とかされて、ネットにアップされるかも・・・」

ルビィ「い、嫌ですそんなの!もうお嫁にいけません!!」ウルウル

曜「一生言われるかもしれないね・・・」

ようるび「「・・・どうしよう・・・」」シューン

千歌「・・・勝とう」

ようるび「「千歌ちゃん?」」

千歌「一回でも勝てばいいんだよ!そうすればやらなくて済むよ!いや、もう全勝しよう!!」

曜「千歌ちゃん・・・。・・・そうだよね。やる前から弱気になってたらできることもできない!」

ルビィ「千歌ちゃん、曜ちゃん・・・。る、ルビィも!が、頑張ルビィ!!」

曜「あははは!その意気だよ、ルビィちゃん!」

千歌「あ、ちなみに今のは頑張るのあとにルビィをつづk」

ルビィ「なんで千歌ちゃんが説明するの!?もう説明したいだけだよねそれ!?」

曜「あはははは!!よーし!今日からホッケン!全速前進!!」

3人「「「ヨーソロー!!!」」」

3人「「「・・・ぃえーい!!」」ハイタッチ!!

同刻 AZALEA組


ダイヤ「私、明日家電量販店に行ってきますわ」

果南「どうしたの急に」

花丸「髪留めが電波を受信しなくなった?」

ダイヤ「・・・決まっているでしょう!ゲーム機とホッケンを買いに行くのですわ!!」

花丸「ひとりで練習するずら?」

果南「私達はマルに教わりながらやったほうがいいと思うけど?」

ダイヤ「それでは花丸さんの家に1週間泊まり込むことになります。いくらなんでもそれはダメですわ」

果南「そこまでして勝ちたいの?ダイヤ、相変わらず負けず嫌いだねぇ」

ダイヤ「別に負けず嫌いだからではありません」

花丸「じゃあなんで?他に理由が・・・」

ダイヤ「・・・ァイト・・・」

まるかな「「え??」」

ダイヤ「エアファイト!!そんなものをこの私にやれと!?絶対に嫌ですわ!!断じていたしませんわー!!」

果南「あー。負けたくない理由って、それ?」

ダイヤ「当たり前でしょう!?この、優雅で、気品溢れる私に、変なイメージがついてしまいますわ!!」

花丸「もう手遅れだと思うけど・・・」

果南「ま、マル。本人気付いてないから、そっとしておこう?」

ダイヤ「とにかく!私が本気を出すからには全勝の二文字以外許しませんわよ!!ふたりとも、いいですわね!?」

花丸「ふむ、一番乗り気じゃなさそうに思えたダイヤちゃんにやる気があるのはいいことずら」ウンウン

果南「確かに私もエアファイトはしたくないし、やるしかないかな」

花丸「ちなみに、一番頑張らなきゃいけないのは果南ちゃんずら♪」

果南「・・・マル。それは言わない約束でしょ・・・」

同刻 Guilty Kiss組鞠莉抜き


梨子「もう!なんて約束をしたの!?よりによってエアファイトって・・・」

善子「だーかーらー、・・・まぁいいわ。それに、これぐらいのリスクがあったほうがやる気が出るのよ」

梨子「ホントに頑張ってよ?私エアファイトなんて恥ずかしくてできないよ?」

善子「そしたらリリーは端っこで見てなさい。この私ひとりで・・・」

梨子「えっ。よっちゃん?」ドキッ

善子「闇の契約の下、古えの黒竜エミニッタを召k」

梨子「期待した私がバカでした」ハァ

善子「ちょっと!?さすがに今のはひどくない!?」

梨子「んー、それなら!こういうのを召喚するのはどう?」カキカキスラスラ

梨子「・・・できた!じゃじゃん!!」

善子「・・・なに、これ?」ヒキツリ

梨子「えっ、見たらわかるでしょ。ゾウ!!」ドヤァ

善子(な、なんで口の下から鼻が生えてるのかしら。耳がヒトだし、しっぽはわかめ。足に至っては太さが全部違う・・・)

善子「ま、まぁ?これでいいんじゃない?ある意味悪夢だわこれ・・・」

梨子「ふふっ。負けたらよっちゃのせいだよ?一緒に、エアファイト、してね?」

善子「ふん!たかが小悪魔の1匹や2匹、このヨハネが華麗に守ってみせるわ」

梨子「うん。期待してるよ」

善子「ねぇ。もし全勝したら・・・」

梨子「そうだね。悪くないかも・・・」



その時 小原家

ガチャガチャ タンタン

鞠莉「・・・」

鞠莉「・・・っっ!!」ゾクゾク

鞠莉「・・・今」

鞠莉「今、ものすごいよしりこを感じたわ・・・」

1日目 日曜日昼間 千歌の部屋

ガチャガチャ
ポチポチ

曜「ねぇ千歌ちゃん」

千歌「ん?どしたの?」

曜「穂乃果ちゃんてホントに強いの?なんか【攻撃が短くて全然届かない】し」

千歌「曜ちゃん。【スキル】使ってないでしょ?」

曜「スキル・・・って、なに?」

ルビィ「・・・曜ちゃん」ジトー

曜「しょ、しょうがないじゃない!わかんないんだから!!」

千歌「スキルはそのキャラクター固有の、いわゆる【必殺技に当たるもの】だよ」

ルビィ「でも、コマンド入力が必要だから、ルビィもほとんど出したことないよ?」ポチポチ

千歌「じゃあまず、穂乃果ちゃんを選んでから、モード選択を下の【シンプルモード】にしてみて」

曜「こ、こんなのあったの!?全然気付かなかったよ・・・」

千歌「私が最初に、簡単にできるモードがある、って言ったでしょ?それがこれ!」

ルビィ「ルビィもこれは気付かなかったなぁ」

曜「それで、このモードは何が簡単になるの?」

千歌「練習画面になったね?じゃあ前を押しながら攻撃ボタンを押してみて」

曜「?・・・はい」ポチ

アンコアキター

曜「い、今。なんか投げた!穂乃果ちゃんなんか投げたよ!!」

ルビィ「もしかして・・・?」

千歌「シンプルモードは、【スキルが前か後ろ+Aボタンで出る】んだよ。次は、これとこれ、一緒に押してみて」ポチ

ファイトダヨッ

曜「うわあ!!【画面が黒くなった】!!しかも穂乃果ちゃんが【おっきく写った】よ!!」

千歌「この【BボタンとCボタンを同時に押す】とスキルより強い、スクールアイドルスキル、略して【JS】が出せるんだよ!」

ルビィ「どこをどう略したらJSになるんだろ・・・」

曜「・・・うん!これならいろいろ出せそうだし、私、このモード使うね!ありがとう千歌ちゃん!!」

千歌「あれ?穂乃果ちゃんが強い理由を聞きたかったんじゃないの?」

曜「・・・ソウデシタ」

千歌「いい?まず、さっきの【ほむまん投げ】は画面の半分まで届くいわゆる飛び道具!弾速がちょっと遅いけど」

千歌「投げた後のスキがかなり少ないから、気軽に撃ててかなり強いんだよー」

ルビィ「スキが少ないものは性能がいい、ってことなのかな?」

千歌「うん!そんな感じでいいよ!次はスキル2の【回る生徒会長】。後ろとボタンだね」タン

ダースー

曜「回ってる」

千歌「これは相手が地上にいて且つ近くじゃないと出ないけど、ガードをとられない、いわゆる【投げ技】」

千歌「ホッケンには【通常投げがない】からかなり重要なスキルだよ」

ルビィ「地上にってことは、ジャンプで避けれるのかな?」

千歌「そう!そして穂乃果ちゃんの強さを支えるJS【ファイトだよっ!】!!曜ちゃん、こっちでずっとガードしてて?」

曜「んん?わかった」ガッチリ

ファイトダヨッ ドーン

曜「え、えぇ!?私ガードしてたよ!?ってか【体力半分減った】よこれ!!?」

千歌「このJSは【ガード不能】なの。しかも投げじゃないから【ジャンプで避けれない】上に、当たると半分減るの」

ルビィ「こ、これは強い・・・。というかこれだけでいいんじゃいかな?」アセ

千歌「でもJSには【使用条件】があって、基本的に【体力が1/4以下+スキルゲージ2本以上所持】じゃないと出せないんだよ」

曜「そ、そうだよね。これがいつでも出せたらバランス崩壊どころじゃないよ・・・」

ルビィ「スキルゲージは【3本がMAX】だから一回使ったらしばらく使えないね」

千歌「とおもーじゃん??このJSが強い理由がもうひとつあって・・・、もっかいやるからよく見ててね?」ファイトダヨッ ドーン

ルビィ「・・・あれ?なかなか起き上がってこないね?あ、起きた(約5秒)」

千歌「JSを決めた後に【相手を長時間ダウン状態にできる】んだ。その間に・・・」ヤァァァァ

曜「あっ!ゲージが回復してる!!って【相手が起きる前にスキルゲージが1本回復】したよ!?」

千歌「【ABC同時押しまたは特殊ボタンDを押すとスキルゲージの回復ができる】んだよ。さらに」ヤァァァァ

ルビィ「ゲージの回復が早くなってる!【長く押すほど回復速度が上がる】の!?」

千歌「そ!でも穂乃果ちゃんの場合、ゲージが3本あれば、JS→1本回復→起きたところにJS、ができるからそれを狙うかなぁ」

ルビィ「それって2回目が当たったら倒せちゃうんじゃ・・・?」

千歌「そうだよ。相手が体力満タンでも勝てるんだよ!これが、穂乃果ちゃんが強キャラになってる一番の理由かなー」

曜「強い・・・。強いよ!穂乃果ちゃん!!」

千歌「あ、そうそう。このJSには秘密があってね、【ノーマルモードで逆入力でも出るんだけど、演出が違う】んだ」ガチャガチャタン

ファイトダヨッ ウァァァァ

ようるび「「・・・!?」」

曜「相手を馬乗りにして、これ、なに持ってるの?・・・杭?ま、待って。何回突くのこれ・・・」ヒキツリ

ルビィ「こ、こわいよぉ」ガタガタ

千歌「ま、まぁ?ちょっとしたおまけ要素ってことで」

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2D格ゲー基礎知識 本編では説明を省いた基礎的なシステムを補足します。分かる人は飛ばしてください。今回はガードです。


ガードは後ろ方向を入力すると勝手に出ます。後ろを入れっぱなしにすると、下がりながら攻撃が来た時だけガードが発動します。

この方法だとその場に留まりたいけどガードはしたい、ということが叶いません。なので下方向と後ろ方向を同時に入力することで

動かないけど攻撃がきたらガードが発動する、しゃがみガードが有効です。また、相手のしゃがみ状態からの攻撃は基本的に

しゃがみガードじゃないとガードできない『下段攻撃』ため、必然的にしゃがみガード主体になります。このしゃがみガードを

崩す手段がしゃがみガードできない『中段攻撃』となります。また、『ガード不能技』はどちらのガードも崩すことができます。

ちなみに、ジャンプ攻撃も『中段攻撃』判定です。


ホッケン情報まとめ 以降、更新項目のみ記載します。 このホッケン情報は全プレイヤー共通知識でお願いします。

4ボタン制。ABCが攻撃ボタン、Dボタンは特殊ボタン。

このゲームでは、いわゆる必殺技をスキル、超必殺技をスクールアイドルスキルと呼び、特に後者をJSと略される。

ABC同時押しまたはDボタンでスキルゲージ回復。押す時間に比例して回復速度上昇。スキルゲージは3本まで溜まる。

シンプルモードが選択可能。選択すると、前か後ろ+Aボタンでスキル、BC同時押しでJSが出るようになる。

JSは体力が1/4以下(体力ゲージが点滅する)の時にスキルゲージを2本消費すれば発動可能。暗転、カットイン、アニメ演出がある。

このゲームには通常投げが存在しない。

投げ技はガードできないというより、ガードモーションが発生しないというものです。既にガード状態の相手は投げれません。


キャラ詳細 更新事項、判明していることのみ記載。判明次第、加筆していきます。

テンプレ
プレイヤー ランク9段階 使用モード 使用ツール

使用キャラ 各パラメータ 5が最高で1が最低。ランクは弱中強の3段階
スキル1。シンプルモードの前方向に対応。
スキル2。シンプルモードの後方向に対応。
JS。わかりやすいように技名の前に☆を付けました。


渡辺曜 ランク2 シンプルモード パッド

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、スキが少なく、穂乃果の主力。
回る会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。

高海千歌 ランク8 ノーマルモード レバー
小泉花陽 中ランク

黒澤ルビィ ランク4 パッド
南ことり 弱ランク
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同刻 花丸の部屋


花丸「では!今日はダイヤちゃんの使用キャラ、海未ちゃんの説明をするずら。相手はことりちゃんね」ピロリン

ダイヤ「よろしくお願いしますわ」

花丸「あ、ダイヤちゃんはシンプルモードでやるんだっけ?」タン

ダイヤ「ええ。この、コマンドというのはどうにも慣れなくて」

果南「マル、私まだこういう共通システムすらよくわかってないんだよね・・・」

花丸「それはおいおい説明するずら。わからないことは質問してほしいずら」

ダイヤ「果南さん、孫氏も言っているでしょう?『彼を知り、己を知らば百戦危うからず』」キリッ

果南「いやよくわかんないんだけど。あとダイヤは味方だし」

花丸「始めるずらよ!まず、海未ちゃんのメインスキル!その名も、【超音速枕】!」ガチャタン

果南「まぁいいや。なんかいかにも速そうな名前だね。どんなスキルなんだろー」

ダイヤ「果南さん、見えませんでしたの?今スキルを撃ちましたわよ?」

果南「・・・へ?嘘でしょ?海未が動いただけで・・・え?」

花丸「その名の通り、【物凄く速い】ずら。さらに、このスキル最大の特徴は【スキルの中で唯一打ち分けができる】ことずら」

ダイヤ「どういうことですの?」

花丸「普通スキルは【ボタンによる違いがない】ずら。でもこのスキルのみ【Aで真っ直ぐに、Bで斜めに撃てる】ずら」タン

果南「Bなら飛んでる相手を落とせそうだね。しかもこの速度・・・。まさに『飛ぶ鳥落とす勢い』」キリッ

ダイヤ「あら?千歌さんはここにはいないはずですが・・・」

花丸「千歌ちゃんよりだいぶましずら。次のスキルはこれ!崩しの要!【あなたは最低です!】」ガチャタン

果南「そんな、ちょっとお茶目しただけなのに最低って・・・」シクシク

ダイヤ「あなたのことではありませんわよ!スキルの名前ですわ、な、ま、え!!」

花丸「これは【中段判定】のスキルで、中段判定っていうのは【しゃがみガードができない攻撃】のことずら。あとこのスキルは」

花丸「【当ててから追加でボタンを押すと、ゲージを1本使って追い打ち専用技が出る】ずら」ガチャタン タン

ラブアローシュート! 

果南「かっわいい~。なにこれ!?持って帰りたい!!撃ちぬかれたい!!」

ダイヤ「立ち直りが早いですわねぇ・・・。ま、よいことですけど。あなたにボケは似合いませんわ」

花丸「・・・見た目はアレずらが、攻撃力が高いから出せるときは積極的に出すといいずら。」

ダイヤ「ではガードを崩すには、この中段判定スキルか、投げスキルを使えばいいわけですね?」

花丸「うん!そして、お待ちかねのJS!【次こそ勝ちます!】」ガチャガチャタン

果南「海未が突進したね。捕まえて・・・トランプ??って、えええええええ!?なにこの変な顔ー!?」

ダイヤ「海未さんってこんな方でしたの?こんな変な顔をする方は見たことありませんわ」アリシャッ

花丸「果南ちゃん、これは突っ込むところずら?」

果南「気にしたらダメだよマル。中の人なんていないんだから」

花丸「・・・突進が相手に当たると演出が出る技ずら。速度が早くないし威力も普通だし、JSの性能としては低い方かな。」

ダイヤ「花丸さん。このJSですけど、相手の攻撃をすり抜けて当たりましたわ。一体どういうことですの?」

果南「へぇ。ダイヤ、よく気が付いたね。これも結構早くて、私には全然わかんないよ」

花丸「それはこのJSに【無敵時間】って言われる【相手の攻撃を無効化する時間】があるからずら。」

花丸「ほとんどのJSには無敵時間がついてるけど、【穂乃果ちゃんのJSにだけ無敵時間がない】ずら。これは、試験にでるずら」

ダイヤ「なるほど。これは、『曜チェック』、というやつですわね」ニヤァ

果南「・・・なにこれ。千歌、みかん菌でも撒いていったのかな」      カンカンミカーン

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2D格ゲー基礎知識 無敵時間について補足します。わかる方は飛ばしてください。


無敵時間は技によって時間の長さが違います。攻撃中ずっと無敵なものもあれば一瞬で無敵が切れるものまで様々です。

無敵時間が利用されるのは主にダウンから起き上がるときです。例えば、相手の起き上がりに穂乃果のJSを重ねるという連携はガードもジャンプも

攻撃も通用しませんが、海未のJSを起き上がるのと同時に出せば、穂乃果JSを無効化しつつ、逆に海未JSをヒットさせることができます。

この、動けるのと同時に行動する、という一連の動作を『リバーサル』と言い、『リバサ』と略されます。試験に出ます。


ホッケン情報 更新項目

スキルは通常、ボタンによる違いがない。海未の超音速枕のみ、AとBで若干の違いがある。

ガードを崩す方法として、ガード不可の投げスキルの、ガード不可の打撃スキルと、しゃがみガード不可の中段スキルがある。
JSと合わせて2つの崩し技を持つキャラもいる。スキルとJS以外に投げ判定、中段判定の技はほぼない。
スキルには、ゲージを1本消費して追撃できるものがある。ガー不打撃と中段にはだいたいこの追撃機能が備わっている。
追撃には、追撃専用技と追撃可能時間を得るものと2種類存在する。

スキルの中には無敵時間を持つものがある。JSは基本的に無敵時間があるが、穂乃果のJSにのみ無敵時間が全くない。


キャラ項目


黒澤ダイヤ ランク5 シンプルモード パッド

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で専用追撃。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。

松浦果南 ランク3 
東條希 強ランク

国木田花丸 ランク6 ノーマルモード レバー
星空凛 弱ランク
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同刻 鞠莉の部屋


善子「説明書読んだけど、【Aで弱攻撃、Bで中攻撃、Cで強攻撃】よね。【A→B→Cと順番に押すとチェーンコンボ】になる」

善子「【Dはゲージ回復、前+Dでステップ、後ろ+Dでバックステップ】で合ってるかしら?」ガチャガチャ

鞠莉「イェスイェスイェース!」

善子「でも順番に押すのはちょっと大変ね。指がつりそうだわ・・・。もっと簡単にならないの、これ?」タンタンタン

梨子「シンプルモードなら、【Aを4回押せばスキル1までチェーンになる】よ。でも、ホントにレバーでいいの?難しいよ?」

善子「いいのよ。最初にやったときもこれだったし、ふたりと一緒なのも悪く無いわ。あとステップとバックステップって?」

梨子「ステップは素早く近づくときかな。バックステップは【無敵時間がついてる】から、攻撃をよけたりできるよ」

鞠莉「質問も済んだし、じゃあ善子の使う、エリーチカのレクチャーを始めるわよ!」

梨子「まず、絵里さんは【基本的な性能がキャラの中で一番高い】の。JSが撃てると【戦えない距離はない】と言われてるわ」

善子「ふふん、やっぱり?このヨハネの目に狂いはなかったんだわ!!」

鞠莉「次はスキルよ!最初はコンボ、対空、割り込み、奇襲と何にもでも使える便利スキル【アラベスク】!!」ガチャタン

ハラショー

善子「・・・。ちょっと!なんなのこれ!?⊂二二二( ^ω^)二⊃のポーズで片足反らしながら後ろ向きに飛んだわよ!?」

「⊂二二二( ^ω^)二⊃」ハラショー


「⊂二二二(^ω^)二⊃」

善子「こっち見るんじゃないわよ!!!」

梨子「ま、まぁモーションはアレだけど、【長い無敵もある】し、とっても使い勝手のいいスキルなんだよ。・・・だよ?」

鞠莉「エリーチカを使うと、絶対このスキルで画面を飛び交うよね!その光景がすごく楽しいよ!!」

善子「・・・こ、こういうのがあってもいいんじゃないかしら?えっと次は、【テイルチョップ】?」タン

ミトメラレナイワァ

善子「・・・なんで」スゥ

善子「なんで髪の毛振り回してるのよこいつはぁ!?しかもこれ【あんまり早くない】し!!」ダンダン

梨子「ちょ、ちょっと落ち着いてぇ。画面に怒っても意味ないからー。このスキルは【中段】でー」

鞠莉「さ、最後はJS!これはとっても気に入ると思うよ!!なんと画面全体攻撃【KKE】!」ガチャガチャタン

ポンコツカワイイー? エラーチカー

りこまり「「・・・あっ」」

善子「・・・リリー」

梨子「・・・はい」

善子「キャラクター交換しなさい!!こいつネタキャラじゃないの!!さあ!さああ!!!」

梨子「ちょ、やめてよよっちゃーん。鞠莉さんも見てないで助けてくださいー」

鞠莉(1/16の確率で出るPKEをいきなり引くなんて・・・。善子、恐ろしい子!!)

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2D格ゲー基礎知識 今回は短めに、対空、割り込み、奇襲について簡潔に補足します。


対空…ジャンプ攻撃を落とすことです。基本的に一方的に勝てる技を指します。負ける技は『対空技に向かない』と表現されます。

割り込み…繋がっていないチェーンなどに対して攻撃をすることです。厳密には違いますが、『暴れる』とも言われます。

奇襲…何の前触れもなく技を出すことを言います。びっくりする相手には有効です。攻撃発生の速い技が適しています。


ホッケン情報 更新項目 補足あり。

Aは弱攻撃、Bは中攻撃、Cは強攻撃。前Dか前2回でステップ、後ろDか後ろ2回でバックステップが出る。

ステップは前ステ、バックステップはバクステと略されることが多い。バクステには無敵時間があり、浮いているので投げも避けれる。

A,B,Cと順番に押すことで攻撃が連続して繋がるチェーンコンボシステムが存在する。

シンプルモードではAを連続して押すだけでスキル1まで出る機能がある。



キャラ項目


津島善子 ランク1 シンプルモード レバー

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。無敵あり。こっちみんな。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生遅め。ゲージ使用で追撃可。
☆KKE:画面全体攻撃でこのJSのみ1ゲージで撃てる。2割。ゲージ使用追撃で6割。1/16でPKEになり、追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ

桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
西木野真姫 強ランク

小原鞠莉 ランク7 ノーマルモード レバー
矢澤にこ 弱ランク
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ゲームのモデルはアーク系か?

出張中なのでネカフェからです。IDが毎回違いますのでよろしくお願いします。

>>23
いろいろなゲームから引用してるところがありますが、特にこれといったモデルはありません。
そういう意味ではオリジナルのシステムになります。

4日目早朝 Aqours練習広場

千歌「みんなー!おっはよー!!」

曜「おっはヨーソロー!!」 善子「おっはヨハネ!」 鞠莉「グッモーニンッ!!!」

ダイヤ「えっと、おっは・・・」

果南「普通に言っていいんだよ?」

花丸「ルビィちゃん、ホッケンの調子はどう?」

ルビィ「んー、よくわかんないかな。対戦も2人とかしかしないし」

梨子「チームで別々に練習してるもんね。強くなってるかどうか実感しにくいのかも・・・。」

果南「私はそんなに上達してないかな?」アハハ

曜「じゃあ練習試合でもする?」

花丸「それはいい考えずら!さっそく今日にでもやろう!!」

善子「決まりね・・・、鞠莉!!」

鞠莉「ラジャー!!もう部屋の手配は済んでるよ!!」

果南「はやっ!!」


練習後 小原家への道

曜「まさか、練習を詰めてたらこんな時間になるなんて・・・」

梨子「これじゃああんまり長い時間はできないね」

ダイヤ「あなたたち、練習とホッケン、どっちが大事なんですの?」

果南「まぁまぁ。でも、どうしよう。3試合ぐらいしかできないね」

善子「だったらこういうのはどうかしら?各チームから対戦する代表者を決めて、相手を指名するの。これなら3試合で済むわ」

花丸「善子ちゃんあったまいい~。奇抜な服来て妄想言ってるだけじゃないんだね♪」

善子「一言多いのよあんたは!!」

ルビィ「そうなると、指名が偏らないようにしないとダメだね」

ダイヤ「ならCYaRon!はAZALEA、AZALEAはGuilty Kiss、Guilty KissはCYaRon!から指名すればいいのよ。頭を使いなさい、ルビィ」

鞠莉「順番はどうする?ルーレット?」

曜「じゃんけんでいいんじゃない?時間もかからないし」

千歌「けってーい!じゃあ行くよー!じゃーんけーん・・・」

梨子「ここでやるの!?」

果南「さすが千歌」

数分後 淡島ホテル一室

善子「それじゃ、私達から指名させてもらうわ!その前に、私達の代表者を言うわね!」

ルビィ「ちょっとドキドキするね・・・」

曜「誰が対戦相手かもわからないからね」

善子(・・・私達が指名を受けるのはAZALEA。ダイヤや花丸がいる以上、向こうが指名をしてくるのはまず間違いなく)

善子(現在の最強プレイヤー、リリーしかいない!なら、ここで戦力を公開しても大丈夫なのは・・・)カッ

善子「この、混沌より這い出し深淵の堕天使、ヨハネよ!!」

千歌「なんだ善子ちゃんか」ルビィ「緊張して損したルビィ」曜「軽く捻ってあげようかな」

花丸「さすが善子ちゃん。ひどい言いわれ様ずら」

果南「マルも大概ひどいこと言ってるけどね」

鞠莉「そして!善子と対戦してもらう相手は・・・」チラッ

梨子(ここは千歌ちゃんの実力を見たいところ。でもよっちゃんには悪いけど、実力の半分も引き出せずに負ける可能性が高い)チラッ

鞠莉(曜は鍛えられてるけど、あの様子から4日ではそこまで変わらないはず。なら、ここで私達が指名するのはっ!)ウン

善子「コクン。・・・ルビィ!あなたよ!!」

ルビィ「る、ルビィかぁ。・・・うん、頑張ルビィ!!」

千歌「気楽にねー。相手は善子ちゃんだよー」

曜「そうそうー。ルビィちゃんなら勝てるよー」

善子「ふふっ。ルビィ、覚悟はいいかしら?」ガコッ

ルビィ「よ、善子ちゃんこそ。負けたら頑張ルビィをやってもらうからね!」スチャ

鞠莉「ちかっち、マル!はいこれ」

花丸「なにこのマイク・・・。まさか・・・」

千歌「さあ!みなさん長らくお待たせしました!!只今より、善子(絵里)vsルビィ(ことり)の試合を始めたいと思います!!」

花丸「千歌ちゃん対応はやっ!!?」

千歌「実況は私、高海千歌。解説は国木田花丸でお送りいたしまーす!!」

花丸「お、お手柔らかに~」フリフリ

果南「これ、千歌やマルが指名されたらどうすんの?」

鞠莉「もちろん、別の人にやってもらうよ♪これくらいできなきゃー。アイドルでしょ?」

曜「アイドル関係あるかな・・・?」

千歌「改めて試合のルールを説明しましょう!試合時間は1ラウンド99秒、攻撃を当てて相手の体力を0にしたらラウンド終了」

千歌「時間切れの場合は体力の多いほうが勝ちとなり、先に2ラウンド取ったほうが勝者となります!」

千歌「お?お互い準備ができたようです!それでは始めましょう、Aqours!アァユゥレディ・・・ステーップ!!」

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2D格ゲー基礎知識 ボタンによる攻撃の違いを補足します。またこの補足をするうえでの用語の解説もします。細かくて長いです。


まず、ボタンを押してから実際に攻撃が出るまでの時間を「攻撃判定発生速度」といい、「発生」と略されます。速いほど優秀です。

攻撃判定が発生してから攻撃判定がなくなるまでの時間を「攻撃判定持続時間」といい、「持続」と略されます。長いほど優秀です。

攻撃判定がなくなってから自由に動けるまでの時間を「攻撃硬直時間」といい、「硬直」と略されます。短いほど優秀です。

また、攻撃最中の背面、頭上、足元、硬直中など攻撃を食らってしまう箇所などをまとめて「スキ」と言います。小さいほど優秀です。

攻撃の射程を「リーチ」と呼びます。基本的に長いほど優秀です。これらの用語を駆使して次の説明に移ります。


A(弱攻撃)…発生が早く、硬直が短いですが、攻撃力が低く、リーチと持続が短い攻撃。コンボの始動や接近戦の要になります。

B(中攻撃)…全てがバランスよくまとまった攻撃です。どんな場面でも使えるので、普通はもっとも使用頻度の高い通常技です。

C(強攻撃)…リーチと持続、攻撃力に優れますが、発生が遅く、スキが大きいのが特徴。コンボに組み込んで大ダメージを与えたい。
また、しゃがみCは特に「足払い」「大足」と呼ばれ、地上通常技で唯一ダウンをとれる技です。

ゲームによってはダウンを取れないものもありますが、ホッケンでのしゃがみCは全キャラ足払いです。

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対戦者情報


津島善子 ランク1 シンプルモード レバー

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。長い無敵あり。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生普通。ゲージ使用追撃可。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で6割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ



黒澤ルビィ ランク4 モード不明 パッド

南ことり 弱ランク


ホッケンAqoursランキング

強 梨子>千歌>鞠莉>花丸>ダイヤ>ルビィ>果南>曜>善子 弱
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プリーズセレクユアキャラクター


千歌「さぁ始まりました!ホッケン、チーム対抗戦練習試合の第1試合!1P側、善子絵里!2P側、ルビィことり!」

千歌「花丸さん。この試合はどういったところが見どころになりますか?」

花丸「絵里はキャラ性能が高いので同じ戦術では押し切られてしまいます。そこをルビィ選手はどう戦うかになりますね」

曜「ふたりともノリノリなんだけど・・・」

ダイヤ「このやる気と熱量を、勉強や練習に回せないのかしら・・・」


ヤルナラテッテイテキニヤルワッ
コトリノオヤツニシチャウゾ

ヘルオァヘブン
デューワン レッロック


善子(先手必勝!ジャンプから攻めて、攻めて攻めまくる!!)カチッ タン タンタンタンタン

ルビィ(・・・!)

ドカドカバキハラショー

千歌「さあ!開幕ゥ!!絵里が奇襲成功!チェーンコンボでいきなり大ダメージを与えていくぅ!!」

花丸「この体力リードは大きいですよ。この調子で一気に決めたいところです」

善子(さあ、どんどんいくわよ!!)カチッ カチッ

ルビィ(・・・)ポチ ポチ

千歌「しかし!!続けて上から攻め続ける絵里を、今度は全部落としていくことり!!」

花丸「冷静ですね。絵里のジャンプ攻撃はかなり強いはずなんですが。・・・体力が並びましたね」

善子(この子・・・っ。上はもう無理ね。地上でじっくり・・・、えっ?)

ルビィ(・・・)グィポチ 

バキィ

千歌「地上に切り替えるのを待っていたかのように近づいて攻めるはことり!!絵里ガードが間に合っていないー!!」

花丸「ことりは【機動力が高い】うえに【火力も高い】ですから、1ミスが命取りになります」

千歌「気付けば画面端!しかも絵里の体力は点滅しているぅ!!ここから巻き返しはあるのか!?」

善子(次攻撃をもらったら負ける・・・。今はガードを固めるしかないわね)グッ

ルビィ(・・・ガードして、動かない。ここはっ)グリッポチ ポチポチポチ

オネガァイ

善子(なっ!?ガード不能!?しまったっ!くぅ・・・っ)


スラーッシュ


千歌「おおっと!【ガード不可】のスキル、【脳トロボイス】からの追撃で、先にラウンドを取ったのはルビィことり!!」

花丸「今のは性能を知らなかったみたいですね。仕方のないことです」

曜「やったぁ!ルビィちゃんいいぞー!!」

梨子「・・・」

デューツー レッロック


善子(近づかれたら守りきる自信はない・・・。この長い立ちCを振ってれば安心ね!)ブンブン

千歌「さあ!今度は開幕から長い立ちCを出していくのは絵里!!」

花丸「いい手です。絵里の立ちCは【全キャラで一番横に射程の長い通常技】ですからね。ことりの機動力を抑えに来たようです」

ルビィ(・・・)

千歌「これは止まるしかない!ことりも【長い技がある】けど、絵里ほどではない!徐々に距離を詰められていくぅ!」

花丸「じきに近づかれてラッシュをかけられてしまいます。ルビィちゃんいきなり負けそうです・・・。ん?」

鞠莉「あれ・・・?ルビィの髪の毛が一定間隔で揺れてる?・・・まさか!」

梨子「攻撃のリズムを、取ってるっていうの・・・?」

ルビィ(・・・!)グィ ポチ

善子(な、なんですってー!?)

千歌「な、なんと!!立ちCをジャンプでかわしたー!!」

花丸「立ちCは射程も長いけど【無防備な時間も長い】のです。このジャンプ攻撃は食らってしまいますね」

善子(これは、まずいわね・・・)

ビシバシドカ ダン

千歌「ジャンプ攻撃からチェーン!足払いに繋いで絵里がダウン!そこにことりが近づいてい・・・かない!?」

花丸「これで体力有利になって、攻めるのはルビィちゃんになりましたね・・・ってあれ?」

ルビィ(・・・)ポチ  ポチ ポチ

ブン  ブン ブン

善子(・・・?離れて適当にB攻撃を振ってるだけ?ふふっ、さっきのヨハネと同じ目にあわせてあげるわ!!)グィ

ルビィ(・・・)スン

善子(な、なんで何もしてないの!?これじゃあ最初と同じ目に・・・)

ビシィ

千歌「る、ルビィちゃん!攻撃を振ってジャンプを誘っていたああああああああ!!!!」

花丸「こ、これは・・・。完璧な『飛ばせて落とす』戦法ずら!でもルビィちゃんがこんなことを知っているなんて・・・」

ダイヤ「る、ルビィ?これがあの、内気でおとなしい、あのルビィ!?」

果南「ちょ、ちょっと・・・。ルビィ、すごすぎない?驚きすぎて2人とも素に戻ってるよ・・・」

梨子「・・・強い」

鞠莉「想像以上に強いわね」

曜「ルビィちゃん・・・」

ルビィ(思い出すんだ・・・。あの日、千歌ちゃんの言ったことを・・・。)

___回想 2日目 千歌の部屋_____________________________________


千歌「ホッケンで重要なのはね、飛び、様子見、牽制なんだよ!!」

曜「・・・さっぱりわかりません」

ルビィ「ルビィもよくわからないかな」

千歌「飛びはジャンプのことだね。様子見っていうのは立ち止まること、牽制はまぁ、攻撃かな?」

千歌「その前に、ルビィちゃん。ことりちゃんで真上にジャンプしてすぐにCボタン押してくれる?」

ルビィ「うん」ブン

千歌「このジャンプ攻撃は相手のジャンプを落とせる【対空技】になるんだよ。ジャンプするから合わせてみて。せーの!」グィ

ビシィ

ルビィ「ホントだ・・・。でも、これと今の話にどういう関係があるの?」

千歌「相手が、【飛んだら止まって落とす】、【止まったら攻撃する】、【攻撃されたら飛ぶ】って感じかな」

曜「でもこれって、相手がこれをするってわかってないと無理、なような」

千歌「そうだよね。そこで!もうひとつ動作を付け加えるんだよ。つまり」

千歌「自分が攻撃すると相手が飛ぶからそれを止まって落とす」

曜「もしかして、自分がジャンプすると相手が止まるからそこを攻撃する?」

ルビィ「じゃあ、自分が止まったら相手が攻撃するからそこを飛ぶ、のかな」

千歌「そうそう!すごいよふたりとも!!」

曜「あはは。り、理解はできるけど、実際にやるのは無理かな。私は」

千歌「やってみなきゃわからないよ!さっ、練習しよう!!」


_____回想 終了________


ルビィ(あの日から教わったことを、全部出すんだ!!)ポチポチ

バシィ バシィ

善子(き、きつすぎる・・・。でも、このままじゃ終わらないわよ!!)ガチャタン

カシコイカワイイー? エリーチカー

千歌「いつの間にか絵里の体力はKOまで1発圏内!しかし!ここで絵里のJS、KKEがヒット!!追加までしっかり決めるぅ!!」

花丸「ことりちゃんも1コンボ圏内になったずら!ジャンプが通れば逆転勝利だよ!」

善子(・・・よし!あとはジャンプを通すだけだけど、この状況。さっきの件があるから迂闊には飛び込めない・・・けど!)

善子(ここはあえて飛び込む!堕天使ヨハネは空を飛ぶのよ!!)カチ   タン

ルビィ(!・・・っ)グィ  ポチ

梨子「!!ほぼ同時に飛んだ!」

鞠莉「ほぼ同時の空中戦ならことりが大幅に有利ね。なぜなら」

曜「ことりちゃんは、全キャラ唯一の【空中投げ】スキル持ち!!」

チュンチュン


スラーッシュ


千歌「ことりの空中投げスキル【(・8・)】が炸裂!!勝ったのはぁ、ルビィちゃん!!」




曜「すごい!すごいよ!ルビィちゃん!!」

果南「1試合目からこんな試合が見れるなんて。ルビィ、お疲れ様」

ルビィ「・・・あっ。る、ルビィ、勝ったの?あ、あれ・・・?」ヘナヘナ

ダイヤ「大丈夫ですの、ルビィ」ガシッ

ルビィ「お、お姉ちゃん。ルビィ、頑張ったよね?」

ダイヤ「ええ。本当に。よくやりましたわね」ナデナデ

ルビィ「エヘヘ♪」

花丸(本当にすごい。今の試合を見る限り、ルビィちゃんはおそらく・・・)


梨子「お疲れ様、よっちゃん。はい、ジュースだよ」

善子「ありがとリリー。私も、頑張ったわ」

梨子「うん。今のルビィちゃん、すごく強いね。そのルビィちゃんを追い詰めたんだから」

鞠莉「そうそう!まさかルビィがあそこまで成長するとはねぇ。もう多分」


まりまる「「オラ(私)より、強い」」

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2D格ゲー基礎知識 今回は善子のやっていた立ちCブンブン、いわゆる牽制技についてです。


相手を近づけさせたくない場合、近づいてきてから追い払うのは大変。なので近づく前に「近寄りがたい状況」を作るのに必要なのが

牽制技になります。好きな人の家の玄関にドーベルマンがいたら入りにくいですよね?そのドーベルマンに当たるのが牽制技です。

牽制技にはリーチが長くて発生が早くて硬直が少なく持続が長い技が最適です。条件は左から優先度が高いので選んで使いましょう。

しかし実際問題、そんな都合のいい技はほとんどありません。あと、状況と相手によるので一概にこれ、というものもありません。

善子はこの中から、リーチと発生と持続に優れたものを使用しています。


キャラ情報


津島善子 ランク4 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。慎重になりすぎて裏目に出ることが多い。勝負に行っても負けることが多い。

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。無敵あり。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生普通。追撃可。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で6割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ



黒澤ルビィ ランク7 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。アドリブ力はないので奇襲や不意打ちをもらいやすい。

南ことり パワー4 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。成立させにくい分威力が高め
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
唯一の空投げ持ち。スピードキャラだが、通常技のダメージも高いという珍しいキャラ。
スピードでかき回し、ワンチャンをモノにしよう。JSは高性能だが、無敵は攻撃発生直後に切れる。
欠点は繋がるスキルがひとつもなく、地上でのガード崩し能力に乏しいこと


補足 現在のAqoursランキング

強 梨子>千歌>ルビィ>鞠莉>花丸>善子>ダイヤ>果南>曜 弱
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千歌「盛り上がってまいりましたー!!続いてー、CYaRon!vsAZALEAでございまーす」

善子「ホントにノリノリね」

果南「もうずっと実況でいいんじゃないかな・・・」

曜「ほーい、はい!私が対戦しまーす。相手はー、じゃーん!果南ちゃんね!!」

果南「え?私?」

ダイヤ「え?そんなこと、いつの間に決めたんですの?」

ルビィ「さっきじゃんけんしたときについでに、じゃんけんで・・・」

ダイヤ「・・・じゃんけん?」ギロ

ルビィ「ピギィ」

花丸「さすがCYaRon!ずら」

善子「千歌、花丸。マイクを貸しなさい。交代よ」ヒョイ

千歌「善子ちゃん?試合したばっかりなんだから、休んでいいんだよ?」

鞠莉「あの程度大丈夫よー。ねぇヨハネ?」パシィ

善子「当たり前よ!堕天使は疲れなんて知らないんだから!」

善子「さあ!第2試合の実況はこの堕天使ヨハネが、解説は小原鞠莉でお届けするわ!」

鞠莉「よろしくシャイニー♪」

曜「負けないよ、果南ちゃん!!」スチャ

果南「曜と勝負するなんていつ以来だろう。私も負けないよ♪」スチャ

善子「ルールはさっきと一緒よ。さあ、開け、冥界の門!!奈落の晩餐、開幕よ!!」

ようかな「「・・・始めてもいい?」」

善子「さっさと始めなさいよ!!」

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ホッケン情報 今回はスキルゲージの詳細を説明します。できるだけ簡単に、します。


スキルゲージはラウンド開始時に1本あり、攻撃を相手に当てる、攻撃を相手からもらうと溜まります。ヒットガードは問いませんが

増加量が違います。攻撃を当てる>攻撃をガードさせる>攻撃を食らう>攻撃をガードする の順になっています。さらに

Aは溜まる量が少なく、Cは多い。スキルはもっと多いです。ジャンプ攻撃からチェーンまであてると半分ぐらい溜まります。

スキルゲージはラウンド持ち越しになります。スキルゲージは追い打ちに1本、JS使用に2本使います。

ゲージ回復押しっぱなしでの速度は、1本貯めるのに3.5秒、2本目は3秒、3本目は2秒で溜まります。



キャラ情報 善子がランク4に上がったのでふたりともランクが下がっています

渡辺曜 ランク1 シンプルモード パッド

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、スキが少なく、穂乃果のメイン牽制技。
回る生徒会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。


松浦果南 ランク2 

東條希 強ランク
____________________________________________________________

キャラクターセレクト!!


善子「さあ!1P側が曜穂乃果!2P側が果南希!こんな感じでいいのかしら?」

千歌「いいよー!善子ちゃん飲み込み早いねー」

善子「ヨハネよ!!・・・鞠莉!この試合はどんな見どころがあるのかしら?」

鞠莉「この試合はズバリ!!JSよ!2人ともJSが強いからJSを決めたほうが勝つ、ここに尽きるわ!!」

善子「それまでがどうなるのか、少し気になるけど」


ヤルッタラヤル!
デュアル・スピリチュアルパワー

ナサケムヨウ
セントウカイシ


ようかな((やることはただひとつ!))ポチポチポチポチ

ダイヤ「こ、これは・・・」

梨子「ほむまんを投げまくる曜ちゃんと」

千歌「ステップとジャンプから、投げである【わしわし】を狙いまくる果南ちゃん」

善子「これはわかりやすいけど熱い攻防だわ!!投げを決めにいく希と、それを全力で阻止しにいく穂乃果!」

鞠莉「ミステイクをしたほうが一気に不利になるわね。最初のこの時間が一番大切よ」

善子「希は投げにいけるのか!?穂乃果は守り切れるのか!?」

曜(事前に調べてよかったー。希ちゃんは【投げキャラ】!なら距離を取るのが一番だよね!!)ポチポチ

果南(相手が何をしようが関係ない!このキャラの火力なら押しきれる!!・・・いまだっ!!)ポチポチ

ワシワシマックスー

善子「ここでジャンプから着地投げを決めたのは希!果南がとりあえず体力リードを奪ったわ!!」

鞠莉「そして!曜としてはこのあとも危険な状況が続くよ!目が離せないわね!」

曜(しまったー。えっと、投げはジャンプでかわせるんだっけ・・・?よく覚えてないけどジャンプだ!)グィ

果南(よーし、このまま連続で投げて一気にいくよ・・・って、ああー!出すの早すぎたー!!)

ワ・・・アレ?

善子「ああーっと!?果南、投げをスカってしまったわー!これは、遠すぎたのかしら!?」

曜(ラッキー♪ついでに攻撃を当てて、・・・ってあれ?届かない!?)

果南(・・・これは怪我の功名ってやつかな。このスキにもう一発!!)グィポチ

善子「これは早い展開!スキだらけの希を攻撃しにいった穂乃果だけど、穂乃果の攻撃も空振り!逆にその着地を投げる希!!」

鞠莉「これで穂乃果は半分以上の体力が無くなって画面端!もう一回投げれば、ほとんどウィナーね!」

ダイヤ「ホント希さんは大味ですわね」

花丸「その大味なところが単純に強力なんだずら。選択が噛み合えばどんなキャラでも関係ないからね」

曜(やばいよやばいよー。でも三回連続で投げてはこないよね。ガードしよ)

果南(投げれば勝てる投げれば勝てる投げれば勝てる)ポチポチ

ワシワシマックスー

善子「ここで3回目の投げも入ったわ!!さあ1R先取目前!!」

鞠莉「4回目の投げか、攻撃が来るか。この体力ではトゥバッドね」

曜(あと1発か。でも、充填完了!何が来ようがやることはひとつ!)グィポチ

果南(あとちょっと。でも、どんな体力でもやることはひとつ!)グッ ポチ

善子「曜!!ここでバックステップ!!そして、時間差で果南は投げを入力していたようね!!」

鞠莉「バックステップ中は浮いてるから投げは喰らわないし、投げを出すのが遅れたからスキが大きいわね。これは・・・」

ちかるび「「曜ちゃんいっけー!!!」」

曜「時は来た!全速前進!!ヨーソロー!!!」ポチポチ

ファイトダヨッ 

善子「起死回生!穂乃果のJSが決まったわあああああああああ!!!」

鞠莉「しかもゲージが3本。前半のほむまん投げまくりが功を奏したわね。ビューティフォー!!」

果南(起き上がるのが遅い・・・。はっ!穂乃果がゲージを回復してる!?ま、まずいって!早く起きてー)アタフタ

ちかるび「「かーらーのー?」」

ファイトダヨッ


ダイダゲキッ


曜「敬礼ー♪」

善子「これが穂乃果よ!と言わんばかりの最強連携で大逆転!!ラウンド先取したのは曜穂乃果ー!!」

鞠莉「マーヴェラス!!エクセレント!!ジューシーポーリー!!」

梨子「興奮しすぎて鞠莉さんがおかしくなった・・・」

ダイヤ「ほ、穂乃果さんも大概大味ですわね・・・」



ナサケムヨウ
セントウカイシ


曜(いける!これなら勝てるよ!さっきの戦法で大丈夫!!)グィポチ

アンコアキター

果南(さっきは投げを狙いすぎたかな?じゃあ今度は普段は狙わずに・・・)

ペチッ ペチッ

善子「先ほどと同じ曜に対して、果南は攻撃を振ってる!でもその攻撃にほむまんが容赦なく当たっているわ!」

鞠莉「投げから打撃に切り替えたけど、希は『飛道具に弱い』から、きつそうね」

善子「希も何回か攻撃を当てるも、体力は圧倒的に穂乃果が有利!残り時間60秒にして希は残り2割といったところかしら?」

曜(残り2割・・・。よし、近づいて回る生徒会長で投げて、勝利だよ!!)

果南(ほむまんが止まった?残り2割ならもう撃てるよね・・・狙っていくよ!!)

善子「ここで近づいていく穂乃果!希は体力が少ないからか、動かないわ!!」

鞠莉「この体力差なら無理してもなんとかなるからね。勝負を決めにきたわね」

ダイヤ「曜さんの狙いはもちろん回る生徒会長、略して『回会長』ですわね」

千歌「そうだね、『回生長』が決まれば曜ちゃんの勝ちだもん!」

花丸「でも果南ちゃんが素直に『まといちょう』を決めさせてくれるかなぁ」

梨子「・・・せめて『回長』とかに統一したらどうです?」

曜(だいぶ近づいたね。ここからならステップで回長が決まる距離!いくよ!)グィ

果南(相手だけを見て、密着したら投げる!よく狙って・・・っ!!)

果南「ここだああ!!」ポチポチ

カードガウチニツゲルンヤ!

善子「果南!!ステップで近づいた穂乃果を、投げJS【スピリチュアルやね】で投げ返したわあああ!!!」

鞠莉「投げたあと【出たカードによって威力】が変わるJSね!しかも引いたのは・・・最大威力の【塔】!!」

善子「確か塔が出たときの威力って」鞠莉「8割よ!!」善子「8割ぃ!!?」

スピリチュアルヤネ   


ダイダゲキッ


善子「的確な判断と強運!!果南希がホッケン最高火力で大逆転!!ラウンドを取り返すー!!」

鞠莉「ラッキー!!ハッピー!!・・・○リキュアー!!!」

花丸「ナイスずら果南ちゃん!!」ダイヤ「その調子ですわ果南さん!!」



ナサケムヨウ
セントウカイシ


曜(最終ラウンド。今までは慎重にやったけど、このラウンドは違う!)

果南(私達がやりたいのは多分これじゃない。それは多分曜も一緒)

曜「果南ちゃん」フフッ

果南「曜」クスッ

ようかな「「勝負だよ!!」」ポチポチポチ

善子「こ、これは・・・!殴り合い!!?お互いノーガードで殴りあってるわ!!」

鞠莉「しかもお互い引かない!?インフィニティインファイト!?」

曜(私達は似てるから、小さい頃から色んな勝負をして、勝ったり負けたりだったよね)

果南(それも小細工なんて一切無し、力任せの真っ向勝負。だから今回もこれだけは・・・)

ようかな(・・・絶対に、負けられない!!)ニィ

善子「ふたりとも、わ、笑ってる・・・?」

千歌「・・・楽しそう」

鞠莉「いいわね。少し、羨ましいわ」

ルビィ「曜ちゃん、果南さん・・・」

ダイヤ「・・・果南さーん!!負けたら承知しませんわよー!!」

花丸「!!・・・果南ちゃん頑張れー!負けないでー!!」

千歌「ふふっ・・・曜ちゃん!!負けたらお刺身食べさせるよ!!」

ルビィ「曜ちゃん!頑張ルビィ!!!」

善子「・・・お互い残り1割。次の攻撃で決まるわね」

鞠莉「そうね。どっちが先に・・・え?」

曜「あああああああ!!」グィポチ

ダースー

善子「こ、ここで回る生徒会長!?」

鞠莉「これは、・・・運」

善子「え?」

千歌「そう。回る生徒会長は【追撃できる】けど、その前に【キャラの前に降りるか、後ろに降りるかか、わからない】んだよ」

梨子「後ろに出れば追撃が確定するけど、前に出た場合、逆に希さんの投げを食らう可能性が高いんです」

ダイヤ「なぜ曜さんはこの場面で回長を撃ったんですの?負けるかもしれないのに」

花丸「勝負に後腐れがないようにしたかったのかも。ふたりとも後引くタイプじゃないけど、これなら文句は付けれない」

梨子「純粋に勝負を楽しんでるんです。じゃなきゃここであのスキルを【追加無し】で撃ちませんよ」

ルビィ「どっちなんだろう。なんだかこっちまでものすごくドキドキしてきた・・・」

曜(さあ!右か!左か!このときが一番楽しいね、果南ちゃん?)

果南(そうだね曜。どっちが勝っても恨みっこ無しだよ?)


ギョクサイッ

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2D格ゲー基礎知識 今回は削りです。

スキルとJSにはガードしても一定量のダメージが入る「削り」と言われるダメージが存在します。ダメージは微量でAの半分ぐらい。

ホッケンでは削りによるKO、いわゆる「削り殺し」が基本的にはありません。

星の数ほどあるゲームの中には、削りでヒットと同じかそれ以上のダメージが入る技も存在しますが、果たして・・・。


キャラ更新項目


渡辺曜 ランク4 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているがある程度柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、出が早く、スキが少ない。穂乃果の主力。
回る生徒会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。


松浦果南 ランク3 シンプルモード パッド
とにかく投げを狙うスタイル。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。ときに直線的、ときに大胆不敵。

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し4 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。投げ間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしによる追撃。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。投げ後ランダムで引くカードによって5種類、演出と威力が違う。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
しかし、リーチもあり、機動力も言うほど低くはないので、遠距離以外は戦える。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に弱いこと。


補足 現在のAqoursランキング

強 梨子>千歌>ルビィ>鞠莉>花丸>曜>果南>善子>ダイヤ 弱
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ダイヤ「さあ、第3試合を始めますわよ。いらっしゃいな、梨子さん。私が相手ですわ」

梨子「来るとは思ってました。よろしくお願いしますダイヤさん」

ルビィ「で、ではこれより、お姉ちゃんの海未さんと梨子さんの真姫さんの、し、試合を、は、始めたいとおも思いましゅ!!」

善子「マイク渡しといてなんだけど、ルビィで大丈夫かしら・・・?」

千歌「大丈夫だよ善子ちゃん!私が解説に回ってちゃんとフォローするから!さぁルビィちゃん、張り切っていこー!!」

曜「ご、ごめんねぇ、ルビィ、ちゃん」ドサッ

果南「わ、私達、ちょっと、無理ぃ」バタッ

鞠莉「ほら、曜、果南!ちゃんと休んでなきゃダメよ!テイクアブレイク!!」

善子「なんでホッケン1戦でこんなボロボロになるのよ・・・」

ダイヤ「言っておくけれど、手加減は無用よ?本気でかかってきなさい」スチャ

梨子「それはダイヤさん次第かと」フフッ

花丸「ダイヤちゃんはいつもだけど、今は梨子ちゃんもこわいずら」

善子「ねぇ、今ダイヤのランクって1でしょ?最強に最弱をぶつけるつもりなの?」

花丸「実はダイヤちゃんの強さはオラたちにもよくわからんずら」

鞠莉「どういうこと?」

果南「ダ、ダイヤは、2日目から、ずっと、ひとりで、練習、してた、から、ね」ゼェゼェ

花丸「だから今のランクはアテにはしづらいずら。ダイヤちゃんやる気だけはすごいから」

千歌「あれ?今マルちゃんがなにか言ったような・・・」

ルビィ「反応しなくていいよ!る、ルールはさっきと一緒です。では、ふたりとも、た、対戦を始めてくりゃさい!」

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2D格ゲー基礎知識 今回はキャンセルです。


各攻撃には硬直があることは説明したと思います。この硬直を無くして攻撃を繋げやすくするシステムが「キャンセル」です。

各攻撃には基礎パラメータの他に「キャンセル受付可能時間」というものが存在し、この時間内に次の行動を入力すると

硬直の部分を飛ばして次の攻撃を出すことができます。この飛ばす行為を「キャンセル」と呼び、格ゲーに広く浸透しています。

一番簡単なのはチェーンコンボです。あれはAの硬直をBでキャンセルすることによりAとBを連続ヒットさせています。

チェーン以外だとスキルとJSでのキャンセルが可能です。A→B→C→JS、などと繋げることもできます。

なおホッケンでは、通常技を「相手にヒットまたはガードさせた時」にしかキャンセルが効きません。


キャラ情報


黒澤ダイヤ ランク1 シンプルモード パッド

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で専用追撃。ラブアローシュート。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー

西木野真姫 強ランク
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ジョインジョインマキィ


ルビィ「えっと、1P側がお姉ちゃんの海未さん、2P側が梨子さんの真姫さんです。千歌ちゃん、この試合はd」

千歌「それはねぇ!!ダイヤちゃんがいかに手を出さないか、だね!なんでか?見てから説明するよ!」

ルビィ「か、被せないでよー。ルビィ、ちゃんとやるから。ね?」

善子「なんでこの二人にしちゃったのかしら・・・私ってバカなのかな?」

ちかるび「「善子ちゃんひどい!!」」


スグスミマスカラ・・・
カッタノハ、ワタシダワ

ラウンドワン ゲットレディ
アタック!!


ダイヤ(・・・)グィポチ

ルビィ「お姉ちゃん、開幕バクステで距離を離します。そしてそこからの、枕投げです」

千歌「鉄板だね。真姫ちゃんは近づかれると困るからねぇ。それに飛び道具なら安全だし」

ルビィ「どういうこt・・・と。お姉ちゃん、枕を投げまくります。たまに上に投げてますね」

千歌「ジャンプされると困るからね。上にも投げて抑止してるのかな。よく考えて投げてるのがわかるねー」

ルビィ「そして不意を付かれてるのか梨子さんはたまに枕に当たってますね。体力リードはお姉ちゃん!」

千歌「枕は速いからねぇ。梨子ちゃんでもやっぱり当たっちゃうんだ。ちょっと安心したー」

梨子(・・・)タン

鞠莉「・・・なんか、おかしくない?」

善子「ん?なにが?」

花丸「くらい過ぎずら。いくら速いっていっても、あんなに当たるものかな・・・?」

鞠莉「うん・・・。4回に1回は当たってる。深読みするわけじゃないけど、まるでわざと当たりにいってるみたい」

善子「さすがにそれはないんじゃないの?ほら、もうすぐ体力がてんm・・・あぁ!!」

花丸「気がついたずらね。真姫ちゃんの・・・JSの性能にっ!」

ダイヤ(ここまでですわね。これで枕を投げるのをやめて、接近して一気に倒しますわ!!)ポチ

ガッ ←わかりにくいけどガードした音

梨子(・・・)ガチャガチャタン

ナニソレ  イミワカンナイ!!

ルビィ「え、ええええええええええええええええええええ!!!??」

曜「枕をガードしたと同時にちょうど体力が点滅、あとちょうどゲージが2本に?そのすぐあとにJSを撃って、間に合った?」

果南「しかも突進スピードがありえない・・・。あんなん【枕より速い】んじゃない?っていうかまさか・・・」

鞠莉「今の、最初から知ってたわね。あの枕をガードして点滅するのも、2本になるのも、ガードしたあとにJSが間に合うのも」

善子「というかあなたたち、もう復活したの?あなたたちこそ早すぎない?」

花丸「真姫ちゃんのJS【ナニソレイミワカンナイ!!】はただの突進技ずら。でも、【攻撃の発生と突進スピードがものすごく速い】ずら」

鞠莉「噂では突進スピードは新幹線と同じ速いとか」

曜「ナニソレイミワカンナイ!!」

ルビィ「ま、真姫さんのJSが決まって、海未さんの体力が半分になりましたが、依然として海未さんがリードしています」

千歌「体力は勝ってるけど、心情は厳しいだろうねダイヤちゃん。もう枕は気軽には撃てない。あと・・・」

ルビィ「接近されちゃったね。しかも攻められてゲージが回復すればもっとまずいってことだよね?」

ダイヤ(くっ!ホントにガードが間に合いませんのね・・・。まずいですわ・・・。それならっ)グィ

ルビィ「お、お姉ちゃんがガードを固めてます。崩されない自信があるのかな?」

千歌「ううん。ここはガードするしかない。耐えればまだなんとかなるかも」

ダイヤ(真姫さんは【リーチが短い】。なら次第に距離が空くはず・・・。・・・っここですわ!)ポチ

梨子(・・・)ガチャタン

トラナイデ!

ルビィ「え?え、えぇ?ええええええええええええええええええええええええええ!!!??」

千歌「真姫ちゃんの間合いから逃れた瞬間を狙った海未ちゃんの攻撃!・・・を見抜いての【当身スキル、トラナイデ!】!?」

果南「ち、千歌?ルビィ?なんでそんなに驚いてるの?いま梨子は何かしたの?」

花丸「猛攻を凌いでから下Cを当ててダウンを取り、体勢を立て直す・・・。ダイヤちゃんのプランは完璧ずら。それを・・・」

曜「そのプランを読んで、逆に攻撃したってこと?っていうか、当身?あのスキルはいったいなんなの!?」

鞠莉「トラナイデ!は【動作中に来た攻撃を逆に反撃する】、いわゆるカウンター技。その動作発生速度は、【1フレーム】と言われてるわ」

花丸「理論上、発生速度1フレームの当身は、相手が攻撃してきたのに対して『後から入力しても当身が成功する』ずら」

果南「ナニソレイミワカンナイ!!」

善子「っていうかこのスキルの名前。トラナイデ!って・・・。思いっきりこっちのセリフよまったく・・・。」

曜「善子ちゃんに」 鞠莉「最大のボケを」 花丸「横取りされたずら」 ルビィ「トラナイデ!」

善子「うっさいわよあんたたちっ!!!」


ダウン!


千歌「・・・と言ってる間に真姫ちゃんのジャンプ攻撃が決まって、ラウンド先取は梨子真姫!!」

鞠莉「でも、ここからかもね」

果南「どういうこと?」

花丸「梨子ちゃんはプレイヤーとしての情報を色々落としてくれたずら。それを拾わないダイヤちゃんじゃないはず」

曜「何を言っているのか、全然わかんないんだけど・・・」

善子「私もさっぱりわからないけど、まぁ見れてばわかるんじゃない?」


ラウンドツー ゲットレディ
アタック!!


ダイヤ(・・・)グィ

梨子(・・・)ググッ

ルビィ「ふ、ふたりとも近寄っていきます。ち、千歌ちゃん」

千歌「接近戦にいくのかな?でも開幕からかぁ。ちょっと私にもわからないなー」

鞠莉「リーチは短いけど、攻撃力が【全キャラでもかなり高い】の真姫ちゃんに殴り合いを挑むのは、ちょっと無謀かなぁ」

花丸「さすがに少し距離を取ってるね。でもやっぱり、海未ちゃんはリーチで勝ってるとはいえダメージ負けしそうだなぁ」

ダイヤ(・・・)ポチポチ ポチポチ

果南「・・・あれ?ダイヤさ、なんか一回の攻撃で2回ボタン押してない?」

曜「ホントだ。当たってないのに2回ボタン押してる。なんか意味あるのかな??」

善子「よく見なさい。【CのあとにAを押してる】わ。でも当たり前だけど立ちCしか出てないわね。なにしてるのかしら・・・」

ルビィ「お姉ちゃん、立ちCが当たったときだけ枕を出してます!ものすごい反応です!!」

千歌「枕単発で打つこともあるから当身も取りづらいね。あの梨子ちゃんが苦戦してる・・・」

花丸「・・・CのあとにA?ダイヤちゃんは確かシンプルモード・・・。・・・っ鞠莉ちゃん!!!」

鞠莉「えぇ。まさかとは思ったけど、【枕を仕込んでる】わね。どうなってるのよまったく」

曜「あのー?私達にもわかるように説明してほしいな?」果南「そうそう。ふたりだけわかって、ずるいよ」

花丸「説明してわかるかなぁ。・・・ダイヤちゃんは、【立ちCが当たったときだけ枕が出るようにしてる】ずら」

ようかなよし「「「・・・はぁ???」」」

鞠莉「まぁそうなるわよねー。私も知ってるだけでこんなの使ったことないし。さっきマルが言った通りよ」

花丸「わかるのは、これでダイヤちゃんは火力負けしにくくなった、ってことずら」

善子「そうなの?・・・あっ。立ちCが当たったあと枕が出て連続ヒットしてる!結構減ってダウンも取れるわ!!」

ルビィ「真姫さんが点滅に入りました。対して海未さんは・・・6割、かな?先ほどと同じで、体力リードは海未さんです」

千歌「しかも真姫ちゃんはゲージが1本半!JSがまだ撃てないから余計海未ちゃんが優勢だね!!」

ダイヤ(この距離ならゲージ回復も攻撃もできませんわよね?さあ、このまま押し切りますわ!!)ポチポチ

梨子(・・・)カチ タン

ルビィ「ま、真姫さんが・・・」

千歌「攻撃に合わせてジャンプ!!1試合目でルビィちゃんが見せた、あの動きだああああ!!」

ダイヤ(し、しまった・・・っ。でも、大丈夫。体力はまだありますわ。次は気をつk・・・)

梨子(・・・)タンタタタンガチャガチャターン

ナニソレ    イミワカンナイ!!



善子「じゃ、ジャンプ攻撃からチェーンコンボに繋いで・・・JS?」

鞠莉「さ、最後の立ちCでゲージが回復しきった・・・?」

花丸「どういうゲージ管理ずら・・・。ありえないずら」

ルビィ「ら、ラストはJS絡みのコンボを決めて、2ラウンド連取で梨子さんの勝ちですー!!」

本日はここまでになります。
また明日投稿しますので、引き続きよろしくお願いします。

梨子「・・・ふぅ」ゴトッ

千歌「梨子ちゃんすごーい!!なーんであんなことができるのー!?」

果南「いやすごいね梨子。何がすごいのかはよくわかんないけど、あのダイヤを倒すなんて!!」

善子「だから最初に言ったじゃない!?リリーは尋常じゃなく強いって!」フフン

曜「なんで善子ちゃんが誇らしげなのかな・・・」


ダイヤ「・・・はぁ」

鞠莉「ダイヤー、お疲れ様!!惜しかったねー」

ダイヤ「惜しいもんですか!正直、完敗ですわ。私も少しは自信があったのですけど」

花丸「あれは相手が悪かったずら。梨子ちゃんじゃなければダイヤちゃんの勝ちだったもん」

ルビィ「そうだよ。お姉ちゃんすごく強かったよ!!だから、その・・・」

ダイヤ「どうしましたの?」

ルビィ「よ、よかったら、ルビィと一緒に練習してほしいなって・・・」

ダイヤ「・・・」

ルビィ「いやあの、ひとりで練習してたって聞いたから、ルビィも、その・・・ダメ、かな?」

ダイヤ「・・・お母様が寝静まったら部屋に迎えに行くわ。ちゃんと起きてなさい。いいわね?」

ルビィ「・・・っっ!うん!!」パァ


千歌「よーし、試合も済んだことだし!帰ろっか!!」

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仕込みについては話が複雑になるので割愛します。


キャラ更新項目


黒澤ダイヤ ランク7 シンプルモード パッド
「園田海未」というキャラをよく理解している。今のところ唯一仕込みの使える人物。ルビィと同じくアドリブ力はない。

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。追撃可。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。



桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。欠点?・・・あるの?

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす。地上ガー不。ゲージ使用で文字威力込み4割の3連撃発動。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。刀も効かないカウンター回転踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:発生と突進がクソ速い突進技。5割。突進するまで無敵、突進中及びガード時は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは自身の当身以外に返せる技がなく、様々な技に対応できるJSの中でも上位の性能。
リーチが短い、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。


現在のAqoursランキング

強 梨子>千歌>ダイヤ>ルビィ>鞠莉>花丸>曜>果南>善子 弱


時系列補足 対抗戦は4日後、つまり8日目になります。日曜日のお昼です。
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5日目 放課後 Aqours練習広場


果南「ごめんねー。ゴミ捨て場が混んでてさー・・・って、あれ?梨子は?」

曜「転校したときの手続きで、学校に不備があったんっだって。今職員室だよ」

果南「そうなんだ、じゃあ先に練習はじめt・・・ってどしたのみんな?」

ダイヤ「・・・果南さんが羨ましいですわ」

鞠莉「ハートにヘアが生えているのかも・・・」

果南「よくわかんないけど、ひどいこと言われてる気がする」

曜「ほら。梨子ちゃん、ものすごく強かったじゃない?それでみんな落ち込んじゃって・・・。まぁ私もだけどさ」

花丸「あそこまで強いなんて、Guilty Kissはずるいずら」

ルビィ「お姉ちゃんで勝てなかったのに、ルビィたちで勝負になるのかな・・・」

果南「え、そんなことだったの?別にいいんじゃない?勝てなくても」

ダイヤ「なんてことをいいますの!!だいたい負けたら・・・」

果南「負けたらエアファイトでしょ?潔くやろうよそれくらい」

花丸「い、いやだよー。エアファイトなんて」

鞠莉「そもそもあれは善子が言い出しただけで、だれもやるとh・・・」

善子「花丸、鞠莉。あなたたち、なんでホッケンをやろうって言い始めたの?」

花丸「そんなのみんなで遊ぶためn」鞠莉「それはみんなで楽しくあそb」 まるまり「・・・あ。」

千歌「そう!私もそうだよ!Aqoursのみんなで楽しく遊んで、もっとみんなと仲良くなりたい!そのために誘ったんだから!!」

善子「大切なのは勝ち負けでも罰ゲームをしないためでもない。違うかしら?」

果南「もし負けても、みんなでエアファイトしようよ!きっと楽しいから!!」

ダイヤ「・・・そうでしたわね。私も梨子さんに負けはしましたが、た、楽しかったですわ」

ルビィ「ルビィも昨日はお姉ちゃんと一緒に練習して、すごく楽しかった!!」

鞠莉「・・・そうよね!!ん~!なんかやる気が出てきたわぁ!!ハイテンショーン!!ダイヤ、覚悟しておきなさい!!」

花丸「オラも!絶対負けないんだから!!ルビィちゃん、エアファイト頑張ってね!!」

だいるび「「受けてた(つよ!!)ちますわ!!」」

梨子「みんなー!待ったー!?」フリフリ

千歌「梨子ちゃん」ニヤニヤ

曜「罪な女だねぇ」ニヤニヤ

梨子「え、えぇ!?何の話なのー!??」


同日放課後 千歌の部屋

千歌「曜ちゃん!絵里ちゃんのジャンプは穂むらアッパー(立ちC)で返すんだよ!!」

曜「わかった!ヨーソロー!!」


6日目深夜(22:30) 黒澤家

ルビィ「お姉ちゃん。ここはJSがいいと思うんだけど、どうかな?」

ダイヤ「確かにそうね。ありがとう、ルビィ。この調子でどんどん詰めるわよ」


7日目放課後 鞠莉の部屋

善子「はぁ、はぁ。・・・リリー、今の試合は、良かったんじゃない?」

鞠莉「そう、ね。だいぶ、いい、感じに、動いた、つもり、よ」

梨子「そうだねぇ。まず、今のよっちゃんは、くぁwせdrftgyふじこlp」

よしまり「「日本語でお願い!!」」


当日朝 花丸の部屋

果南「ありがとうマル。徹夜で対戦してくれるなんて・・・。今日は頑張ろ!!」

花丸「うん!昼過ぎに鞠莉ちゃんの家に集合だよね?遅れないように行くずら!!」


当日昼過ぎ 淡島ホテル宴会場

千歌「れでぃーすえーんじぇんとるめーん!!これより、チーム対抗ホッケン大会を始めまーす!!」

鞠莉「シャイニー!!」

ダイヤ「千歌さん!!ここにはレディしかいませんけど・・・っ!」

曜「千歌ちゃんのことだから、きっと意味わかってないと思う」

千歌「では早速ルールの説明をします!!各チームの代表者がじゃんけんをして、勝った順番から何番目に、どのチームと」カンペ

千歌「対戦するかを決めてもらいます!決まったらそのときの実況者に各チーム先鋒、中堅、大将を紙に書いて渡してください!」

千歌「それぞれ紙に書いた順番に対戦をしてもらい、先に2勝したらそのチームの勝ちとなります!」

ルビィ「ってことは大将にいくまえにチームの勝ち負けが決まることもあるんだね」

花丸「そうだね。意外とシビアかも。千歌ちゃんが考えたのかな」

善子「私よ。昨日千歌に頼まれてねぇ。すごい剣幕だったから何事かと思ったわ」

千歌「戦う順番はその・・・その・・・」リコチャーン  梨子「どれ・・・その「つど」」

千歌「その都度実況者に提出してください!全勝したチームが優勝になります!!」

曜「おー!!」

千歌「ちなみに優勝商品があります!!なんと!・・・『松月』のお菓子、30個詰め合わせでーす!!」

6人「「「「「「・・・おおお!!!!」」」」」」

ダイヤ「昨日私達の家に届きましたの。量が多かったので持ってきましたわ」

ルビィ「お、お姉ちゃん?る、ルビィそんなの知らないし、まだひとつも食べてないんだけど・・・」

善子「でも松月のお菓子、みかんのお菓子があるのよねぇ」

梨子「それは私が食べるから!!頑張ろうよ!ね、よっちゃん!!」

鞠莉「ふむ。じゃあ今日のディナーは、優勝チームだけ豪華にしちゃうよ!!・・・もしもし?」

果南「ほ、ホントに!?余ったら持って帰ってもいい?」

曜「普段食べれないものが食べられるのかなっ!?んー、ヨーソロー!!」

花丸「鞠莉ちゃん最高!!お菓子に豪華な夕食、これは負けられないずら!!」

千歌「さあ!気合も入ったところでぇ、まず代表者のじゃんけんだよ!!・・・曜ちゃん!!」

曜「オッケー!任せてよ!!」ブンブン

ダイヤ「ここは私ですわね」スゥ

梨子「ちょっと鞠莉さん!押さないでくださいよー」ズルズル

千歌「それではいきまーす!さいしょはグー!!じゃーんけーん、ぽんっ!!」


パー チョキ パー


ダイヤ「ふふっ。勝ちましたわ!」パァ

果南「す、すんごい嬉しそう・・・」

梨子「まだ順番決めるじゃんけんだよね・・・?」

ダイヤ「では言いますわ。私達AZALEAは・・・、初戦にGuilty Kissと対戦しますわ!!」

まるかな「「な、なんですとー!!?」」ギャーギャー

善子「なんでチーム内から不満が出るのよ・・・」

曜「決めてたんじゃないの・・・?・・・あ、勝った」

梨子「うぅ、ごめんねふたりとも」

鞠莉「ノープロブレーム!!残り物はハッピー!!」

曜「ふたりとも、どうする?」

ルビィ「あ。ルビィ達、どっちと先に対戦するか、選べるんだね」

曜「そうなんだよね。連戦なのは変わんないけど」

千歌「じゃあ最初はAZALEAにしよっか」

曜「了解。私達CYaRon!は2番目にAZALEAと対戦しまーす」

善子「なら私達はもう言う必要もないわね」

千歌「まず、AZALEAvsGuilty Kiss!終わったら、CYaRon!vsAZALEA!最後に、Guilty KissvsCYaRon!となりました!!」

千歌「あ、実況私達じゃーん。はい、曜ちゃん♪」

曜「え、私?でも私実況なんて一回m」 千歌「じゃあ解説やる?」

曜「・・・。では!AZALEAとGuilty Kissは戦う順番を決めて、私に渡してくださいねー!!」

花丸「さすが千歌ちゃん。曜ちゃんをノせるのがうまいずら・・・」

果南「しかも意外とノリノリだしスムーズだね・・・」

ダイヤ「花丸さん、果南さん!作戦会議をしますわよ!こっちにいらっしゃいな!!」


作戦会議 AZALEA side


ダイヤ「この勝負は手堅く行きますわよ。まず、先鋒は果南さんですわ」

果南「でも、ダイヤ。【真姫は希が苦手】なんでしょ?なら私が後ろにいたほうが」

花丸「果南ちゃんも強くなったけど、それでも梨子ちゃんの相手はきついと思う。それに・・・」

果南「それに?」

ダイヤ「Guilty Kissは電撃戦を仕掛けてくる可能性が高いですわ」

果南「??なんで?梨子がいるのにそれはないんじゃ・・・」

花丸「向こうは知ってるずら。ダイヤちゃんがルビィちゃんと、ふたりきりで秘密特訓してたことを!!」

ダイヤ「そうなると私の実力がわからない。花丸さんも未知数。不安要素がこれだけあるのに慎重になるのはかえって危険ですわ」

花丸「それならいっそ最大戦力で一気に勝負を決めにくるずら。つまり、梨子ちゃん、鞠莉ちゃん、善子ちゃんの順番ずら」

果南「そうなるとやっぱり私が最初になるのね。オッケー・・・ってダイヤ、ものすごい真剣だね」アセ

ダイヤ「次に中堅ですが、ここには私が入ります。これは私より、花丸さんが善子さんを突破する可能性が高いからですわ」

果南「そうなんだ。うん、二人に任せるよ」

ダイヤ「決まりですわね。提出してきますわ」カキカキ


作戦会議 Guilty Kiss side


善子「電撃戦よ」 鞠莉「電撃戦ね」 梨子「電撃戦かな」カキカキ


3人「「「・・・Guilty Kiss!!」」」バァーン




曜「はーい!両チーム出揃いました!では、先鋒戦の発表です!・・・AZALEA、果南ちゃん!Guilty Kiss、梨子ちゃん!!」

曜「ふたりはテレビの前に来てくださーい」

梨子「こないだも思ったけど、これテレビというよりスクリーンだよね。あれじゃあ・・・」ペラペラ

鞠莉「もしかして気になる?大丈夫、対戦をする画面はあのモニターだよ。あれなら・・・」ペラペラ

善子「あんたたち、日本語で話しなさい」

花丸「ダイヤちゃん」

ダイヤ「ええ。どうやら当たりのようです。あとは、やるだけですわ」スゥ

果南「梨子、余裕だね。でも、簡単には勝たせないよ?」スチャ

梨子「いえそういうわけじゃ。よろしくお願いします、果南さん」ガコッ

曜「えー、ルールは練習試合と同じ!では、先鋒戦!始めまヨーソロー!!」

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Aqours豆知識

松月というお店は公式でも登場するお菓子のお店で、実際に沼津にあります。ドラマCDではCYaRon!のバイト先です。
和菓子から洋菓子まで色々な種類のお菓子を揃えており、お店の中には食べるスペースもあるようです。
善子が言ったみかんを使ったお菓子も実在します。ちなみに、善子の嫌いな食べ物はみかんです。



キャラ情報


松浦果南 ランク3 シンプルモード パッド
とにかく投げを狙うスタイル。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。ときに直線的、ときに大胆不敵。

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し4 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。投げ間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。空ガ不可。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしによる追撃可。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。投げ後ランダムで引くカードによって5種類、演出と威力が違う。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
わしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。・・・なんだけど。
リーチもあり、機動力も低くはないので、遠距離以外は戦えるという。通常技の火力は低め。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に弱いこと。


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。欠点?・・・あるの?

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす。地上ガー不。ゲージ使用で文字威力込み4割の3連撃発動。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。刀も効かないカウンター回転踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:発生と突進がクソ速い突進技。5割。突進するまで無敵、突進中及びガード時は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは自身の当身以外に返せる技がなく、様々な技に対応できるJSの中でも上位の性能。
リーチが短い、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。
希が苦手キャラという情報があるが・・・。

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ジョインジョインマキィ

曜「さあ!1P側、果南希!2P側、梨子真姫!千歌ちゃん、この組み合わせってもしかして?」

千歌「うん。【希ちゃんがものすごく有利】だね。でも真姫ちゃんを動かすのは梨子ちゃん。どうなるのか楽しみかも」

曜「果南ちゃんもかなり練習したみたいだし、初戦からまったく予想がつきません!!」


ノゾミパワー、チュウニュー
メンドウナヒト

スタンバイエンジェル
ファイッ


果南(よし、行くよ。相手は梨子だけど、キャラが真姫なら・・・)グィグッ

梨子(おそらく開幕ダッシュかジャンプ。・・・ダッシュかな)タン

曜「真姫ちゃん、牽制の立ちB!しかし!ちょっと遅れて希ちゃんがジャンプしている!!」

千歌「タイミングを間違えたのかな。でもおかげで立ちBのスキに投げが入りそう」

曜「着地にわしわし成功!!先にリードするのは希ちゃんです!!」

花丸「果南ちゃん幸先がいいずら」

ダイヤ「そうですわね・・・。、ん?ルビィ?どうしましたの?」

ルビィ「千歌ちゃんも曜ちゃんも立ってるから、その・・・」

ダイヤ「・・・仕方ありませんわね。ほら、こっちへいらっしゃい」ポンポン

ルビィ「エヘヘ、ありがとう♪」

花丸「ルビィちゃん、一緒に見るずら!」ニコ

ルビィ「うん!・・・でも今の、遅れたのかな?ほんのちょっとだけ歩いたように見えたんだけど、気のせいかな」

だいまる「「ふふっ」」  ルビィ「え?」

花丸「それは、見てればわかるずら」

果南(よし!次はこれだ!)グィ

梨子(投げたのに距離を詰めない?どういうこと?・・・様子を見るしかないかな)

曜「希ちゃん、投げたあとそこから再びジャンプ!!このままラッシュをかけにいくのか!?」

千歌「・・・でも、ちょっと遠いかも。距離調整をミスしたっぽいね」

スッ ワシワシマックスー

曜「希ちゃん、再びわしわしを決めるー!!開幕数秒で体力が半分以上消し飛んだー!!」

千歌「間合い外、と見せかけて歩いてから投げ!果南ちゃん、意外にもタイミングをずらしてきました!!」

鞠莉「まさか、果南がこんなテクニックを身に付けてるなんて」

善子「そうね。でもリリーの敵じゃないわ。あの子の読みは果南より圧倒的に上なんだから」

ダイヤ「はぁ。今のが実はミスだなんて、誰も思いませんわよねぇ」ヒジコン

ルビィ「今のミスなの?果南さん運がいいなー」

梨子(今度はしっかり接近。さすがにこれ以上はまずいかな。ゲージもないし。素直にジャンプしよう)カチッ

果南(なるほど。じゃあ次はこうだ!それから・・・)ポチ

ドカッ

曜「こ、今度はジャンプ防止の立ちB!!希ちゃんの攻撃が面白いように当たっていくー!」

千歌「か、果南ちゃんすごいなぁ。梨子ちゃんが完全に読み負けてる・・・」

曜「そしてすかさず距離をとる希ちゃん!!こうなっては真姫ちゃん、手のつけようがありません!!」

善子「リ、リリー?」

鞠莉「これはまずいわよ?ダメージ負けしてる以上時間切れだと負けるから、真姫は近づくしかない。でも」

花丸「希ちゃんにはリーチで負けてるから、攻撃が届く近距離まで近づく必要があるずら。でもでも」

ルビィ「希さんには投げがある。しかもこの体力は多分、投げられたら負ける。希さんは投げを狙うだけ。つまり」

ダイヤ「攻撃を出さないから当身が意味をなさない。加えて体力が点滅していませんし、ゲージもないからJSも撃てませんわ」

善子「真姫のほぼ全てが封じられてるわね。リリーがこんな状態になるなんて、予想外の何者でもないわ・・・」

梨子(いくら果南さんとはいえ、これはちょっと無理・・・。ゲージ回復も、ちょっとつらいかな)

果南(私はこのままタイプアップでもいいんだけど。とにかく!近づいてきたらわしわしするよー)

曜「・・・残り時間、5秒!!さっきの状態から変わったのはふたりのスキルゲージのみ!希ちゃんは3本、真姫ちゃんは2本!」

千歌「これは果南ちゃんの勝ちだね。次のラウンドも優勢だし、梨子ちゃんはどうするんだろ」


タイムアーップ

ダイヤ「いいですわ・・・果南さん。いけますわよ!」ダン

花丸「だ、ダイヤちゃん落ち着いて・・・」


スタンダットゥデュエル
ファイッ


果南(・・・よし。ここは、これだね)グィ  グッポチポチ

梨子(さっきの開幕と同じ。ちょい歩きからのジャンプかステップ。私に歩きが見えなかったとでも?同じ戦法だね)スン

ダーン ニガサヘンヨー

梨子(んなっ!?ドア殺し!??そんな!!)

曜「ラウンド2開幕!またも先手は果南ちゃん!今度はドア殺しだー!!」

千歌「・・・絶妙だね。さんざん投げを意識させておいての、この開幕ドア殺し・・・」

善子「ドア殺しはリーチと発生に優れた下段攻撃。しかもゲージ使った追撃まであるから当たったらかなり痛いわね」

鞠莉「それに梨子は投げのみを警戒してたから下段がおろそかになってたわね。あれはガードできないわ」

ダイヤ「ふふっ。梨子さん、足元がお留守ですわよ?それにしても」ポン

花丸「うん。果南ちゃん、攻め方が変幻自在ずら。なんか果南ちゃんじゃないみたい」

ルビィ「曜ちゃんと対戦したときはすんごい真っ直ぐに攻めてたよね?これじゃあ別人みたいだよ」

梨子(起き攻めで接近か。前の果南さんなら投げしかこないけど、今は違う!ここは打撃が来そうね。なら・・・っ)ガチャタン

果南(やっとかな。よーし!)グィポチ

ン?  ワシワシマックスー

曜「攻防!!真姫ちゃんのトラナイデ!と希ちゃんのわしわし!!もちろん勝つのは希ちゃんだあああ!!!」

千歌「ことごとく梨子ちゃんの裏をかく果南ちゃん!!勝利まであと体力半分切ったよ!」

ダイヤ「今のトラナイデ!あの場面ならほとんど誰でもあれを撃ちますわ」

善子「そうね。私でも撃つわ」

ルビィ「善子ちゃんでも?」花丸「じゃあ負けるずら」鞠莉「オーマイゴッネス!!」

善子「どういう意味よ!!」

梨子(単純にして明解。起き攻めは打撃と投げの【2択】!!・・・次こそ打撃よ!)ガチャタン

果南(いっくよー!!)グッ ポチ

ン?   ワシワシマックスー

曜「ああっと!!またしてもわしわし!!しかも何を読んだのか少し時間差があったー!!」

千歌「ちょっと歩いてのわしわし。バクステ読みなのかな・・・?とにかく真姫ちゃんの体力は1割もないよ!」

ルビィ「果南さんの勝利は目前だね。でも・・・真姫さんのゲージが満タン」

善子「そうね。リリーなら、このラウンドにJSを2回撃つくらいのゲージ管理はできるはず。まだ、わからないわ」

梨子(2連続・・・。次は打撃かもしれないけど、ここは安定を取ろう)カチタン ガチャガチャタン

果南(さあ!これで勝ちだよ!!)グィポチ

ワ・・・アレ?  ナニソレ
イミワカンナイ!!

曜「希ちゃん、またしても投げを狙うも真姫ちゃんはバクステ!!そのスキにJS、ナニソレイミワカンナイ!!がヒットおおお!!!」

千歌「3連続投げ!?果南ちゃん大胆だなー。・・・ん?真姫ちゃんは起き攻めせずにゲージ回復だね」

ダイヤ「真姫さんのJSは5割。なら2回決めれば逆転ですからね。狙うのは必然ですわ」

花丸「果南ちゃん、負けないで・・・っ」

果南(・・・うん。大丈夫。私のやることはひとつ!!)グィ

鞠莉「真姫のゲージが2本になったわね。これなら、梨子ならいけるわ!」

ルビィ「にしても3連続投げだったね。裏の裏をかいてるのかな・・・あっ!」

ダッ 

曜「希ちゃん!ここでステップからのジャンプ!一気に接近するつもりだ!!」

千歌「真姫ちゃんには通常技対空がないから、ジャンプ攻撃か着地投げの2択だね!!」

梨子(ここまでは想定済み。バクステする手もあるけど、歩き投げをされる危険がある・・・)

梨子(これまで3連続投げだし、今度こそ打撃。今の果南さんは変幻自在。そこを突く!)ガチャタン

ン? 

ワシワシマックスー


ブレイクダウン


曜「わしわしマックスー!!!勝ったのは、果南ちゃあああああああああああああああん!!!!!!」


千歌「果南ちゃああああん!!!!」トビツキッ

果南「ちょ、ちょっと、千歌!苦しいってば!!」

善子「まさか、リリーが負けた・・・?」

ルビィ「果南さんすごい、すごいよー!!!」



ダイヤ「果南さん、お疲れ様でしたわ」

果南「ダイヤ、ありがとう。ホントダイヤのおかげだよ。ダイヤが指示してk・・・あっ」ムグッ

ダイヤ「・・・果南さん??」ヒクヒク

曜「えっ?なに、どういうこと?」

果南「なななななんでもないよ。ナンデモナイノヨナンデモ」ヒラッ

ルビィ「・・・あやしいです」

千歌「ん?果南ちゃん、何か落ちたy・・・って!!ああああああ!!!これカンペじゃん!!」

花丸「・・・あちゃー」ガクッ

曜「っというよりこれ、サインだよ!サイン表だよ!!」

ルビィ「そ、そんな・・・。梨子さんに勝つなんて、果南さんホントにすごいなって。ルビィ・・・。なのに・・・」

花丸「ま、まぁまぁ。・・・だってサインを送っちゃダメなんて言われてないずら」キリッ

ダイヤ「そうですわ。だいたい、あの果南さんがあんな動きをしてた時点で察しがついてもよかったのではなくて?」フフン

果南「ダイヤ、開き直る言い訳にしても、さらっと私をけなしたね・・・」

千歌「むぅ。梨子ちゃんどうする?もっかいやる??」

梨子「ううん。私の負けでいいよ」

曜「えっ?でもあれ、果南ちゃんじゃなくてダイヤさんが戦ってたようなもんだよ?いいの?」

梨子「うん。どんな理由でも負けは負け。それに、私。・・・ふたりを信じてるからっ」ニコ

善子「っっっ!!?しょ、しょうがないわねぇ!あとのことは、このヨハネに任せなさい!!」カァァ

鞠莉「残り2戦、勝てばいいんだもんね。やる気がみなぎるわよー!バーニンッファイヤー!!」

果南「ち、ちなみに、2ラウンド目はほとんど私が」6人「「「「「「・・・あ?」」」」」」」果南「ひぃぃ!!」

花丸「今は何を言ってもダメずら。おとなしく黙っておくずら」ポン

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ホッケン情報

9人にはそれぞれ苦手なキャラがひとりずつ存在します。今まで通り判明次第、加筆していきます。



キャラ情報 今回はプレイヤーランクの変動はありません。


松浦果南 ランク3 シンプルモード パッド
とにかく投げを狙うスタイル。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。ときに直線的、ときに大胆不敵。

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し4 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。投げ間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。空ガ不可。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしによる追撃可。。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。投げ後ランダムで引くカードによって5種類、演出と威力が違う。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
リーチもあり、機動力も低くはないので、遠距離以外は戦える。通常技の火力は低め。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に弱いこと。


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす。地上ガー不。ゲージ使用で文字威力込み4割の3連撃発動。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。刀も効かないカウンター回転踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:発生と突進がクソ速い突進技。5割。突進するまで無敵、突進中及びガード時は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは自身の当身以外に返せる技がなく、様々な技に対応できるJSの中でも上位の性能。
リーチが短い、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しずらく、リーチ負けもしやすい希

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次回更新は明日の予定です。これからは1戦ずつの更新になります。

格ゲーなのに面白い

>>62
ありがとうございます!クオリティの維持は大変ですが、頑張ります。


今日の更新では、私が一番気合いを入れて考えたキャラの登場です。


曜「気を取り直してー、実況を変わる前に中堅戦の発表です!AZALEA、ダイヤさん!Guilty Kiss、鞠莉ちゃん!」

曜「ふたりはテレビの前に来てくださーい!」

ルビィ「っていうことは、大将戦は、AZALEAがマルちゃんで、Guilty Kissが善子ちゃんかぁ」

千歌「あ、次はルビィちゃんが実況ね。私が続けて解説やるから!」

ルビィ「それなんだけど。ルビィ、この試合なら多分解説できると思う」

千歌「そうなの?無理することはないんだよ?」

ルビィ「海未さんはお姉ちゃんが使ってるし、にこちゃんは大好きだからたまに動かしてたんだ」

千歌「そうなの?ならお願いしよっかな!じゃあ私が実況にはいるね!!」

鞠莉「ダイヤー、なかなか悪知恵が働くじゃなぁい?でも、私はそう易々と倒されないわよ♪」スタッ

ダイヤ「言いますわね。いいでしょう。日頃の鬱憤を晴らす絶好の機会です。叩きのめしてさしあげますわ」スゥ

果南「普段あれだけ激しくツッコミをいれておいて、まだ足りないの・・・?」

梨子「ダイヤさんは普段、き然を振る舞う立場にいますからね。ストレス発散にはちょうどいいんじゃないですか?」

果南「っていうか、ごめんね梨子。あんな勝ち方しちゃって・・・」

梨子「いえいえ。むしろ対応できなかった私が、まだまだってことです」

花丸「あれに対応できたら、もう人間じゃないずら」

善子「リリーも、堕天使になるにはまだまた修業が足りないようね。精進しなさい!」

花丸「堕天使が精進したら、昇天しそうずら」

千歌「お?お互い準備ができたようです!それでは、Aqours!アァユゥレディ・・・・ステーップ!!」

ダイヤ「・・・」スチャ

鞠莉「・・・」ガコッ

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キャラ更新項目


黒澤ダイヤ ランク7 シンプルモード パッド
「園田海未」というキャラをよく理解している。今のところ唯一仕込みの使える人物。ルビィと同じくアドリブ力はない。

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。追撃可。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。


小原鞠莉 ランク5 ノーマルモード レバー

矢澤にこ 弱ランク


ホッケンAqoursランキング

強 梨子>千歌>ダイヤ>ルビィ>鞠莉>花丸>曜>果南>善子 弱

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ジョインジョインジョインニコォ


千歌「さあ!1P側、ダイヤ海未!2P側、鞠莉にこ!Guilty Kissはここで負けるとチーム敗北となる重要な試合です!!」

ルビィ「でもにこちゃんを動かしてるのは初披露になる鞠莉さん。これはさすがにお姉ちゃんでも油断はできません」

千歌「おお!ルビィちゃん、しっかりできてるね!!これならダイヤちゃんも大喜びだよ!!」

ダイヤ「黒澤家の者なら、これくらいできて当然ですわ。あまりルビィを甘やかさないでくださる?」

花丸「一番甘やかしてるのはダイヤちゃんな気がするずら。遠回しに誉めてるし」


ニコ、アレホドカタヅケナサイト
ニ、ニッコニッコニー
ゴマカサナイデクダサイ!

キエンバンジョウ
ダイイッコク ショウブ


鞠莉「・・・♪」ガチャ

ダイヤ(相変わらず考えが読めない人ですわね。でも、油断はしません。ここは安全に、基本戦法でいきますわ)グィポチ

千歌「さあ、開幕!近づこうとする鞠莉ちゃんに対し、下がりながら枕を投げるのはダイヤちゃん!」

ルビィ「前と同じく、たまに上にも投げてジャンプを牽制。完全にお手の物って感じの動きです」

千歌「にこちゃんまったく近づけません!無理をして枕に当たっている!まず体力リードは海未ちゃん!!」

ルビィ「にこちゃんは近距離特化型キャラ。なので近づかないと何もできません」

善子「にこはパワー、スピード、リーチ、崩し全てが標準以下。100人中98人は最弱に推す、文句の付けようの無い低性能なキャラよ」

花丸「全体的にリーチが短いうえに、近距離用のスキルしかないから接近しなきゃいけないんだけどスピードが遅く、よしんば近づいても低火力」

果南「ま、鞠莉はよくそんなキャラ使ってるね。というか今までのどんなキャラよりもダントツで弱いんじゃない?」

梨子「そうですね。そんな弱いキャラだったら、にこさんがあまりにもかわいそうです」

曜「だよねー。・・・っとダイヤさんが動いたよ」

ダイヤ(これくらいですわね。一気に決めますわ。毎回失敗してる気がしますけど・・・)

千歌「にこちゃんの体力が残り3割以下、のところで海未ちゃんが枕投げをやめて近づいたー!!」

ルビィ「ここで海未さんがジャンプ攻撃、下段攻撃、中段攻撃のいずれかが入れば勝ちです。鞠莉さんは凌ぎどころですね」

千歌「しかし!今のダイヤちゃんの攻めは変幻自在!それはさっきの希ちゃんが見せてくれました!!」

果南「千歌・・・。まだ根に持ってるのそれ・・・」シュン

曜「多分そこまで考えてないと思うな。千歌ちゃんだし」ポン

ダイヤ(いい感じの距離になりましたわね。ここからステップして・・・下段ですわ!!)グィポチ ポチポチポチポチ


コントウ!
カンゼンショウリ!



千歌「ステップから下Aを入れてチェーンコンボ!枕まで決めて、ラウンド先取はダイヤ海未!!」

ルビィ「しかもパーフェクト。全くダメージをもらわずに勝ちましたね。かっこいいです♪」

ダイヤ「誉めても何もでませんわよ、ルビィ」

鞠莉「・・・」ニィ



ダイニコク ショウブ


ダイヤ(やることは変わりません。今ので完勝ならわざわざ変える必要もありませんわね)グィポチ

千歌「またしても海未ちゃんは下がります!今度はバクステして枕!いわゆる砲台モード!!」

ルビィ「さっきのパーフェクト勝ちがありますから、安定の戦い方です。なんだけど・・・」

善子「寒いわね」梨子「寒いです」曜「寒いねぇ」花丸「寒いずら」果南「ダイヤ、それ寒いよ」

ダイヤ「おだまりなさい!!」

鞠莉「・・・♪」

千歌「ダイヤちゃんの寒いプレイで、早くもにこちゃんの体力は残り3割以下!さっきと全く同じ状況です!!」

ルビィ「お、お姉ちゃん・・・。と、とにかく!また何かを通せば勝ちです」

梨子「寒いけど、ものすごく正確な体力調整です。点滅ギリギリまで減らしてますね」

花丸「梨子ちゃんの時は少しミスしたけど、あれを含めると3回目ずら。相当練習したねこれ」

ダイヤ(これを通せば勝ち。・・・ジャンプ攻撃から中段!この、中段から中段の連携は絶対見えませんわ!!)グィポチ

千歌「海未ちゃんジャンプ!!しかしにこちゃんは様子を見ていたか、棒立ち!」

ルビィ「これはにこちゃんの無敵対空スキル【いっくよー】の的ですね。鞠莉さん、負けそうなのに冷静です」

ビシィ

ダイヤ(・・・え?)

ちかるび「・・・あれ?」

善子「ちょ、ちょっと!ジャンプ攻撃くらってるじゃないの!?コマンドミスなの!??」

梨子「いっくよーは性能もコマンドも、見た目もいわゆる昇龍拳。経験者なら決して難しくはないコマンドのはず」

ダイヤ(あの状態で当たった!?でももう中段を入力してしまいましたわ!!)グッポチ

果南「ダイヤ、中段出てるよ!点滅してるし、チェーンにいけば勝ってたのに!!」

花丸「あれは、当たるとは思わなかったんだずら。多分、ガードさせる前提での中段からの中段、っていうプランずら」

善子「でも・・・これは返されるわね」 梨子「そうだね。だって鞠莉さんは」

鞠莉「っ」ガチャガチャタン

ニッコニッコニー

梨子「反射神経が半端じゃないもの」



千歌「鞠莉ちゃん!海未ちゃんの中段スキルをJS【にっこにっこにー】で返したああああ!!!」

ルビィ「す、すごい反応速度・・・。そして・・・これが決まったら、海未さんにはまず勝ち目はありません」

花丸「にこちゃんのJS、にっこにっこにーは投げ技。それも投げれる範囲が物凄く広いずら。71ドットと言われてるずら」

花丸「そしてその威力!にっこにっこにー、にあやかってかその威力は、2.5+2.5+2で・・・、なんと5.2割!!」

曜「ズルッ・・・それ計算おかしくない!?なんで5.2割なの!?」   果南「その計算だと、威力は7割なんじゃ・・・」

梨子「前作でも5.2割なんですよ。多分作ってる段階で2.0を0.2と間違えて、・・・そのまんまなのかなぁと」アセ

ようかな「「ぬゎぁんでよ!!」」

善子「でも、威力はまだ序の口よ。このJSはね、決めた後が大問題なのよ」
 
ようかな「「決めた後??」」    曜「穂乃果ちゃんみたいに重なるとか?」

善子「見てなさい」

ヌヮァンデヨ!!  キマリースギイエーイイエーイ

曜「う、歌が流れてる・・・。しかもこの曲って」   果南「にこのソロデビュー曲、『にこぷり♥女子道』??」
  
ピョンピョコピョンピョン ハヤイー
カミノケホドケテーピョンピョコー

花丸「にっこにっこにーを決めると、そのあとにこちゃん自体が超強化される、通称【にこにーモード】になるずら」

曜「にこにーモード・・・。ん?よく見たら手になんかはめてる。えっ、ええ!?これってまさか・・・」

善子「そう、『メリケンサック』よ。私も初めて見たとき、目を疑ったわ。現役でアイドルでしょこの人・・・」

オオキクナァレ ニコニコトドケー

梨子「このメリケンサックのおかげなのかはわからないけど、攻撃力、リーチ、なぜかスピードが大幅にアップするんです」

梨子「しかもラウンド終了までこのまま。さらに何もしなくてもスキルゲージが回復していきます」

果南「そ、そんなに強化されるの!?確かに大問題だねこれは・・・」

ピョンピョコピョンピョン ハヤイー
チカヅイテミテヨーピョンピョコー

花丸「スキルも性能が大きく上がるずら。ほぼコンボ用だった【猫パンチ】はリーチが伸びて、ガード不能になるずら」

花丸「いっくよーの方も、ガードされても反撃されないし、当たったら勝手にゲージを消費して、超威力の追撃が発生するずら」

曜「なんかいろいろおかしなことになってるね、にこにーモード」

果南「もしかしてにこって、にこにーモード前は文句なく最弱キャラだけど・・・?」

梨子「にこにーモード時は文句なく最強キャラですね。このモードと多少まともに戦えるのは、【ことりさんしかいません】」

イタサモホンキーワルイガホンキダ
コレゾニコノ ジョシドー


コントウ!


千歌「・・・と、外野が説明している間にガード不能猫パンチから【追撃】して、鞠莉ちゃんが取り返したよ!!」

ルビィ「みんな、ルビィの役目を トラナイデ!」

ダイヤ「ルビィ、悪夢がよみがえるのでそのセリフは禁止します」

ルビィ「ピギィ!!・・・ごめんなさい」



サイシュウコク ショウブ


ダイヤ(ルビィが使ってましたけど、ホントどうしようもないJSですわね。やはりギリギリまで削って一気に決め・・・っそうですわ!)グィ

鞠莉(!・・・?)

千歌「最終ラウンド!ダイヤちゃんがまたも同じ戦法、と思いきや!!自分から接近しにいったー!!」

ルビィ「お姉ちゃん?」(諦めた?ううん。お姉ちゃんが諦めるとか、たとえプリンがこの世から無くなってもありえない!何か・・・やる気だ!)

果南「ダイヤが開幕から接近戦?予想外すぎてついていけない・・・」

曜「確かに、海未ちゃんでもにこちゃんになら接近戦でも勝てるかもしれないけど、点滅したとたんに・・・」

花丸「にこにーモードになるね。あれ、【投げが外れてもにこにーモードには移行する】から結局同じずら」

果南「そうなの!?うぅ、ダイヤー。どうしちゃったのー?」

ダイヤ(よし、ここ!)グィ

イックヨー

千歌「ダイヤちゃん、ジャンプを通そうとするも!鞠莉ちゃんの超反応いっくよーに返されるー!」

ルビィ「鞠莉さん、反応がものすごく早いね。さっきからジャンプも中段も全部スキルで返してる・・・」

果南「あああ!!火力差で勝ってたのに、崩しが全部返されて逆転されてるよー」オロオロ

ダイヤ(!ここもですわ!!)グィポチ

イックヨー

花丸「だ、ダイヤちゃん?なんか、無理やり攻撃を通そうとしてない?」

梨子「そうだね。リズムとかタイミングとかは毎回違うけど、全然ダイヤさんっぽくない」

善子「・・・わざと」

りこまる「「え?」」

善子「一見全部返されてるジャンプや中段が、『反応させてわざとくらってる』としたら、どうかしら?」

果南「善子、いくらなんでもそれはないんじゃないの?だってもう点滅してるよ?」

曜「そうなんだよね。JSを撃てるように調整するならもう食らう必要ないでしょ?」

善子「・・・」ウーン

ダイヤ(ここでしょう?)グィポチ

鞠莉(・・・)ガチャタン

イックヨー

千歌「海未ちゃんの怒涛の攻めをことごとく返す鞠莉ちゃん!ついに海未ちゃんの体力は1割を切ってます!!」


ルビィ「対してにこちゃんは、まだ4割以上あるね。お姉ちゃ・・・っ!!!」クルッ

ダイヤ(ふふっ、気が付きましたのね。さすが私の妹ですわ、ルビィ)グィポチ ポチー

ハァァァァ

千歌「う、海未ちゃん!バクステしてゲージ回復!!」

ルビィ「これでゲージは3本。まだ、わからないよ!」

鞠莉(ああ!・・・ダイヤ!あなたのそういうこところ・・・大好きよ!!)

曜「???どういうこと???」   果南「同じくさっぱりわからないんだけど・・・」

梨子「・・・なるほど。これはわかりにくいし、説明もしにくいね」

善子「どういうことなのリリー?」   花丸「オラにもよくわからないずら、梨子ちゃん」

梨子「海未さんの体力を見てください。残り1割もない。Cをくらえば負けてしまいます。一方にこさんは、C攻撃じゃないと海未さんには届かない」

梨子「つまり、にこさんが『Cを出さないといけない』んです。Cを出すとスキができますよね?・・・そういうことです」

ようかな「「ま、まさか・・・」」

善子「そのスキにジャンプなり、Cを出したところにJSなりを通せばダイヤの勝ち、っていうことかしら?」

花丸「そ、そんなの無理ずら!!Cが当たるからって絶対出すとも限らないし、出さなかったら負けちゃうよ!!」

梨子「・・・おそらく、ダイヤさんは今、楽しいはずです」

花丸「え?」

曜「・・・そうかも。鞠莉さんがCを出す保障はない。JSもガードされたら負ける。でも、Cを出させたら勝てる!!」

善子「鞠莉の性格からして、タイムアップ勝ちはないわ。鞠莉もこの、有利だけどギリギリの駆け引きを、楽しんでるはずよ」

果南「勝負事は勝つか、負けるか。確かにそれしかないけど、勝ち負けより大事なものって、やっぱりあるよね」

梨子「こういう勝負は負けても楽しいんです。もちろん勝った方が嬉しいけど。それに」

花丸「それに?」

梨子「後ろにはまだ花丸ちゃんがいるもん。ダイヤさんも安心して戦えるはずよ」ニコ

花丸「い、今は敵チームなのにっ!そういうこと言うのはずるいずら・・・」

梨子「私も、さっきそうだったわ。私はひとりじゃない。みんながいるから、楽しいのよ」

ダイヤ「うふふっ。こういうのも悪くないですわね、鞠莉さん?」

鞠莉「そうだねダイヤ!でも、負けるつもりはないからね♪」

ダイヤ「上等ですわ。・・・いきますわよ!!」




コントウ!
プレイヤー2 ショウリ!

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キャラ更新項目


黒澤ダイヤ ランク6 シンプルモード パッド
「園田海未」というキャラをよく理解している。今のところ唯一仕込みが使える人物。徹底したプレイスタイルだが、非常に寒いのが欠点。

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。追撃可。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。


小原鞠莉 ランク7 ノーマルモード レバー
豊富な知識と超反応が武器。鞠莉に甘えは許されない。性格からか型にはまった戦法が苦手。

矢澤にこ パワー2 スピード2 リーチ2 崩し2 弱ランク
猫パンチ:竜虎2性能暫烈拳。空ガ不可。にこにー中はガー不+無償追撃可。
いっくよー:昇竜拳。発生後まで無敵。にこにー中はヒット後1ゲージ専用追い打ち自動発動。昇龍裂破。
☆にっこにっこにー:投げ間合い特大コマ投げ。投げ成立後まで無敵。2.5+2.5+2で5.2割(!?)。
間合い外では広範囲攻撃。こっちは2.5割。ガード時は長時間拘束。技後ガードヒット問わずメリケン装備状態(通称にこにーモード)に。
ラウンド終了まで持続+全性能超アップ+スキルゲージ自然回復。

解説
にっこにっこにー発動からが勝負という、一発逆転系キャラ。にこにー前は文句なく最弱だが
にこにー後は他の追随を許さないほど性能があがり、一気に勝負を決められる。
逆ににこにーモードに入れず、一気に勝負を決められることがままあるのが最大の弱点。



ホッケンAqoursランキング

強 梨子>千歌>鞠莉>ダイヤ>ルビィ>花丸>曜>果南>善子 弱

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本日はここまでです。
次回更新は明日、時間は夜10時ぐらいになると思います。


千歌「・・・はっ!?勝ったのは、鞠莉ちゃあああああああああああああああん!!!!!!」

よしりこ「「やったぁ!!!」」ピョン

鞠莉「まっりまっりまー♪ヴィクトリー!!」イエーイ

曜「そのセリフからは想像できないほど冷静な対応だったね・・・」



ダイヤ「・・・私、まだ一回も勝ってませんわ・・・」ハァ

果南「今回は無理だったけど、次やったら勝てるって」

花丸「そうずら。最終ラウンドも安定を取ってればダイヤちゃんが勝ってたかもしれないし」

ルビィ「あと一戦あるから、そこで勝とうよ!」

ダイヤ「・・・そうですわね。花丸さん、あとは頼みましたわよ?」

花丸「任せてよ!善子ちゃんなんて一捻りずら!」スタッ

善子「言ってくれるじゃない?そんなのやってみなきゃわからないわ!」スタッ

曜「はい、ルビィちゃん実況ね」 千歌「あー、それ私のマイク!また解説をやらなk」

曜「私、解説やってみるよ」

ちかるび「「えええ!??」」

曜「やるだけやってみる。無理ならお願いするから」

千歌「・・・曜ちゃん、マイク渡す気ないでしょ?頑張ってね」

ルビィ「じゃ、じゃあ善子ちゃんとマルちゃんはテレビのまえn」   よしまる「「もう座ってるわよ(ずら)」」

ルビィ「曜ちゃんの前にルビィが挫けそうだよ・・・で、では!試合を始めてください!!」

花丸「善子ちゃんとの対戦に実況がルビィちゃん。一年生勢揃いだね」ガコッ

善子「余裕ね。リリーの仇を取らせてもわうわよ」ガコッ

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キャラ情報


国木田花丸 ランク5 ノーマルモード レバー

星空凛 弱ランク


津島善子 ランク1 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。慎重になりすぎて裏目に出ることが多い。勝負に行っても負けることが多い。

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。無敵あり。こっちみんな。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生遅め。ゲージ使用で追撃可。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で6割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ

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セレクトユアキャラクター

ルビィ「1P側が花丸凛、2P側が善子絵里です。この対戦もマルちゃんが初お披露目になるね」

曜「私、凛ちゃんの性能全く知らないんだよねぇ。ん?なにこれ、カンペ!?ありがとうダイヤさん!!」

ダイヤ「と言ってもキャラとスキルの性能を少し書いただけですわ。あとはアドリブでなんとかなさい」

曜「アドリブなら得意だよ!!ヨーソロー!!」シュカァ

梨子「だ、大丈夫かな・・・」


ガッコウノキョカ?
ミトメラレナイワァ
エリチャン、キニイッタニャ?

ダウィールオブフェティズターニン
レヴルワン アクション!


花丸(みんな、とくと見るといいずら。これが、凛ちゃんずら!!)ガチャ ガチャタン ガチャタン ガチャガチャガチャ

ルビィ「は、速いです!速すぎます!る、ルビィ目で追うのがやっとです」

曜「凛ちゃんもだけど、マルちゃんの手の動きが尋常じゃないね。あの速い凛ちゃんを手足のように動かしてるよ」

善子「・・・」タン

アアァァァァ

ルビィ「え、絵里さんゲージ回復です!動きはするけど攻めてこない凛ちゃんに対しての行動です!」

曜「でもこれちょっと危険かも。あの速さなら一気に近づいt・・・」   花丸「・・・っ」ガチャタン

ダダダダダッ

果南「ええっ!?なにこのステップ!地面スレスレっていうか、ほとんど走ってるよ!?」

ダイヤ「あれが凛さんのステップ、【ダッシュ】と言われてますわ。ステップと違って途中で止まれますし」

梨子「前に入れればそのままずっと走れます。なのでステップより距離調整しやすいのが利点ですね」

鞠莉「浮いてないから投げは当たっちゃうけどね!ちなみににこにーモードのにこにーも、ダッシュになるよ!!」

ルビィ「マルちゃん、ゲージ回復のスキをダッシュからのチェーンコンボで、先制ダメージを取りました!」

曜「足払いで〆て、えっと、起き攻めを重視したね。それにしても減らないなぁ。1割ぐらいかな?」

花丸(始まるずら、オラの一人舞台!!)タタン タン タンタンタン

善子(やっぱり見えないわねこれ)

ルビィ「凛ちゃん、【テンション上がるにゃー!】から崩して再びダウンを取ります!」

曜「パラ・・・、この低空ジャンプをするスキルは、ここからジャンプ攻撃が出せる、接近と崩し兼用のスキルだね」

梨子「素早いダッシュで接近して、下段とこのスキルで崩す。凛さんの基本戦法ですね」

鞠莉「というか、凛はリーチが一番短いから、ほとんどこうするしかないのよねー」

果南「これしかないのにジャンプ攻撃からチェーンまで入れて1割ちょっとって・・・、何回崩せばいいの?」

千歌「それが凛ちゃんのつらいところかな。リーチが短いから絶対近づかないといけないし」

梨子「崩したところで1割。スキルに繋げば2.5割ぐらいは取れるけど、距離が離れるんです・・・今のですね」

オコトワリシマス

果南「確かに離れるね。ってことはとどめ専用なのかな。この【お断りします】ってスキル」

鞠莉「このスキルは突進技だけど珍しく無敵がついてるんだよ!攻められてもこれで返せばノープロブレム!!」

千歌「凛ちゃんのスキルはかなり使い勝手がいいよ!でも最大で2.5割ぐらいだから点滅を飛ばせないんだよねぇ」アハハ

梨子「ホッケンはJSが物凄く強いですよね。点滅を飛ばして倒せないと逆転されかねないから、かなりきついんですよ」

ダイヤ「しかも相手は絵里さん。プレイヤーが善子さんとはいえ、一回離したら捕まえるのはかなり難しいですわね」


果南「っていうかこの追撃!蹴って上空に打ち上げてから、なんかブレイクダンスみたいなのしなかった?」

鞠莉「ゲームだから過剰な演出はあるけど、この追撃は一際目立つよね!アイアンウォールスカート!!」

梨子「この追撃は、真姫さんに何を言っても断られ続ける様子から取って、『ブレナイスパイラル』って呼び名が付いてます」

千歌「凛ちゃんの技なのに、なんで真姫ちゃんが出てくるのかなこれ。派手なのに減らないし」

善子(スキルのおかげで距離が空いたわ。でも次捕まったら押し切られるわね。・・・さて)カチッ

花丸(このまま攻め続けたほうがよかったかな?出しちゃったからしょうがないけど)ガチャ ガチャタン ガチャガチャガチャ

ルビィ「これで仕切り直しです。でも体力は絵里さんが6割、凛ちゃんはノーダメージで、凛ちゃん優勢です!」

曜「次の接触で凛ちゃんが押し切るか、絵里さんが巻き返すか、注目の場面だね」

善子(とにかく牽制ね。でもバレたら容赦なく飛んでくるわよねぇ。そういえば凛てリーチが短い、もしかして・・・)タン タン

花丸(・・・牽制を振り始めたね。ちょぉっと厄介ずら)ガチャタン ガチャ ガチャ

善子(動きが鈍くなったわね。やっぱりそうなんだわ!これならいけるかも・・・)タンタン タン

ルビィ「善子ちゃん、立ちAとしゃがみAで牽制しています。マルちゃんちょっと攻めづらそう」

曜「速いからわかりにくいけど、絵里さんのA攻撃って結構長いね。戻りも速いからスキをつけないし」

梨子「これですね。絵里さんはリーチがとにかく長いんです。それはA攻撃とて例外じゃありません」

ダイヤ「逆に、凛さんはリーチが短い。おそらくですけど、凛さんの立ちCと絵里さんの立ちAは同じくらいのはずですわ」

果南「そんなに短いんだ。いやここは絵里の攻撃が長いのかな。どっちにしろ凛はきつそうだね」

千歌「スピードが一番速いっていっても、絵里ちゃんの攻撃を全部避けるのは無理じゃないかなぁ」

善子(立ちAを打ちつつ、たまに立ちCを混ぜて、飛んできたら落とす。このプランならどうかしら・・・)タンタン

花丸(善子ちゃんが対応してきた!?絵里ちゃんだからやりやすいとは思うけど、ちょっと気づくの早すぎずら!)ガチャガチャ

ルビィ「接近には立ちA、離れたら立ちC、飛んだらアラベスク!あの善子ちゃんがペースを握ってます!!」

曜「マルちゃんのワンサイドゲームになると思いきや。あの善子ちゃんがマルちゃんを追い詰めてるね」

善子「ちょっとあんたたち!失礼よ!!」

果南「むぅ?同じチームだからってわけじゃないけど、マルの圧勝かと思ったんだけどなぁ」

梨子「でも牽制を初めて振り始めた初心者はよっちゃんだし、私はそんなに意外じゃないかな」

ダイヤ「ルビィに飛ばれた立ちCも、バラバラに出すことで飛びにくくしてますわね」

千歌「しかも絵里ちゃんは対空技があるからね。立ちCはともかく立ちAなら空振ってから出しても間に合うよ!!」

鞠莉「私も正直マルは無理かなって思ったけど、これならいけるわね!」

善子(よし、このまま行きましょう。点滅したけどこっちはまだ体力も残ってるし、関係ないわね)タン タン

花丸(残り2割切ったずら。でも絵里さんの体力はまだ5割以上。これはJSでも倒しきれないなぁ)ガチャ ガチャガチャ


フィニッシュ


ルビィ「善子ちゃん!飛びを通しに来たマルちゃんをアラベスクできっちり落とした!!ラウンド先取は善子ちゃん!!」

曜「善子ちゃんすごいね。あの戦法にしてからほとんどダメージをもらってないよ!!」


レヴルトゥー アクション


善子(いい感じね。多少リスクは承知で、もし凛が止まったら攻めてみましょう)タン

花丸(このラウンドも厳しそうずら。こんなときダイヤちゃんなら・・・ん?ダイヤちゃん?・・・そうだ!!!)ガチャ ガチャガチャ

善子(・・・止まるわけないわよねぇ。なら、さっきと同じことをやるだけよ!)タン  タン タン

ルビィ「ラウンド2、さっきと一緒で牽制を振る善子ちゃんと、スキを伺うマルちゃん!同じ展開です!」

曜「でもこうなるよねー。凛ちゃんの猛攻は善子ちゃんじゃあ凌げないし」

善子(・・・距離が少し離れてる。この辺かしら?)タン  タンタン

花丸(・・・逃したずら。次・・・くらっちゃったずら。・・・ここずら!!)ガチャタン

ニャーン

善子(なっ・・・!)

ルビィ「ま、マルちゃん!何回かくらいながらも、立ちCが空振ったところにお断りしますを決めました!!」

曜「追加は無し。パラ・・・うん。追加入力しなければ距離は離れないみたい。凛ちゃんのターンだね!」

ダイヤ「鞠莉さん、あれはもしかして・・・」

鞠莉「さっきダイヤが私にやろうとした、空振りに反応しての突進スキル、だね」

千歌「絵里ちゃんの立ちCはスキが大きいとはいえ、いきなりできるなんて。マルちゃんすごいなー」

果南「マル、すごい集中力だね。普段から本とか読んでるからなのかな」

千歌「・・・どうせ私は集中力がありませんよーだ」

梨子「しゅ、集中力だけが強さじゃないから。・・・ってあれ?」

ダイヤ「は、花丸さん?」鞠莉「・・・リアリー?」千歌「な、なんで!?」果南「これは私でもわかる」

善子(花丸、いったいどういうことなの・・・?)


ルビィ「マルちゃん、スキル後にバクステ!!再び距離を離します!!」

曜「?????じゃあなんで追撃しなかったの????」

花丸「・・・」ガチャタン ガチャ ガチャ ガチャタン ガチャガチャ

善子(さっきと変わらない俊敏モード。・・・ダッシュされる前に立ちCを、・・・振っていいのかしら?)ガコッ

善子(もしかしたらまた反撃されるかも。でも、振らないと接近されてラッシュ。こっちのほうがまずい?)ガコッ

千歌「ん?善子ちゃん、立ちC振らないね。あれじゃあ接近して、っていってるようなもんじゃない?」

梨子「千歌ちゃん、あれは振らないんじゃなくて、振れないんだよ。よっちゃんはさっきのが怖いんだと思う」

ダイヤ「まぐれの可能性もありますが、警戒しないに越したことはない。善子さんならそう考えますわ」

果南「でも、それじゃあ接近し放題じゃない?さすがに立ちAは無理だけど、凛側にもできることが増えるよね?」

鞠莉「一回の行動で、不利な状況を一気に有利にしたわね。さすがマルだわ!こうなると善子はきついわ」

花丸(やっぱり立ちC牽制がなくなったずら!この機会は逃さないよ!)ガチャタン タン

善子(接近される!!立ちAを振るしかない!!)タンタンタン

花丸(ここずら!)カチッタン

善子(足払い!?そ、そうか!立ちAよりリーチが長いのね・・・!)

ルビィ「絵里さんの立ちAを足払いでカウンター!凛ちゃん再びダウンを取ります!!」

曜「さすがに今度は起き攻めにいくよね?」

花丸(このまま一気にいくずら!)タタン タンタタタン

鞠莉「まずいわ!善子じゃあの起き攻めは見えない!!」

梨子「・・・これで4回目の起き攻め。よっちゃんっ!」

善子(残り体力半分。これ以上やらせないわっ)ガチャタン

ハラショー

ルビィ「善子ちゃん、リバーサルアラベスク!!起き攻めを返しました!!」

曜「善子ちゃんが選択を通した!?そんなキャラじゃないのに!」

善子(曜、あとで覚えておきなさい!・・・さあ、攻めるわよ!!)ガチャタン タンタタタン

ミトメラレナイワァ

花丸(善子ちゃんがリバサ!?・・・からの中段!?しまった驚きすぎてガードがっ)

ルビィ「さらに中段を当てて、ゲージを使って追撃まで決まりました!凛ちゃん点滅に入ります!」

曜「絵里さんの体力は、5割かぁ。パラ・・・微妙なラインだね」カンペ

鞠莉「あ、危なかったわ。善子がもう一回起き攻めを食らってたら、このラウンドは負けてたわね」

果南「え、なんで?もしかして凛のJSってガード不能なの?」

ダイヤ「凛さんのJS【星空にゃ!】は凛さんの前方に流星を降らせるものですわ。50ヒットする技なのですが」

千歌「当たると5割なんだけど、ガードしても削りダメージで4割減るんだよ!」

果南「・・・えっ?えええええええええええええ!!??」

梨子「しかもこのJSだけ【削りダメージでも倒せる】んです。実質ガード不能みたいなものですよ」

ルビィ「っていうかお姉ちゃん・・・」 曜「うん・・・。『にゃ!』って言った・・・」

ダイヤ「そ、そういう名前なのですから仕方ないでしょ!!」カァァ

果南「それなら適当に星空にゃ!を撃ってそのあとでダメージを与えればいいんじゃないの?」

梨子「星空にゃ!は削り殺せますけど、ガードされたときのスキが大きいんです。残ったら逆に倒されてしまいます」

ルビィ「果南さん、梨子さん・・・」    曜「・・・ホシゾラニャ!」モノマネ

かなりこ「「反応しないでよ!!」」カァァ   ルビィ「曜ちゃんそういうとこあるよねー」


千歌「両方とも何か通せば勝ち。まさにこの試合のターニングポイント!!」

ダイヤ「善子さんとしてはこのラウンドで決めたいはずです。最終ラウンドでまったく捕まらないのは無理ですし」

ダイヤ「花丸さんもリバーサルを警戒するはずなので、勝つ見込みは低いですわ」

梨子「花丸ちゃんはこのラウンドを落とすと負けてしまうので、是が非でも勝ちにいきますね」

鞠莉「問題は、リバーサルを撃った善子がまた立ちC牽制をするんじゃないか、っていう疑問があることかな?」

果南「お互い負けられないラウンドってことだね。どうなるんだろう・・・」ドキドキ

花丸(JSは撃てない。撃ったら逆にJSをくらっちゃうずら。なら、接近して攻撃を通すしかないずら!!)ガチャ

善子(凛は残り2割ちょっと。・・・厳しいわ。でも、焦ったらダメよヨハネ。だって、リリーが教えてくれたんだから!)

__回想 7日目 鞠莉の部屋_________________________________________


梨子「そうだねぇ。まず、今のよっちゃんは、・・・動揺しすぎかな?」

善子「そ、そんなことないわ!わたしはいつもれいせいちんちゃく・・・」

梨子「・・・ホント?体力が減ると、焦って普段の動きができてないでしょ?」

善子「・・・悪かったわよ。そうね、だって負けたら嫌じゃない?それならガードしt」

梨子「それは完全に相手の思う壺よ。どんな体力、状況でも普段と同じような気持ちでいることが大事なの」

梨子「よっちゃんは、普段なら牽制とか対空とかできるのに、体力がなくなると途端に動きが悪くなるわ」

梨子「私も、完全にいつもと同じ心持ちはできないけど、気をつけて意識すればできるようになるよ」

善子「そういうもんなのかしら。でも、リリーに少しでも褒められるのは嬉しいわ。やってみようかしら?」

梨子「うん。私達Guilty Kissは、最強なんだって、みんなに見せてあげましょ♪」

鞠莉「・・・ちょっと。いきなりよしりこ始めないでくれる?」


______回想 終了____________________________________________


善子(焦らず、落ち着いて。凛の動きを封じる、いつもの絵里に戻りましょ?)スーハー

善子(でも、立ちCはスキが大きすぎるのよねぇ。スキにJSを撃たれかねないわ。・・・なら!!)タン  タン タン

花丸(!!?な、なんずら!この絵里ちゃんの動きは!!立ちBを振ってきた!!?)

ルビィ「よ、善子ちゃん?ここにきて動きを変えてきました!!なんと、立ちBを振ってます!!!」

曜「こ、こんな状況で善子ちゃんがヒヨってない!?むしろいつもより落ち着いてるぐらいに見えるよ!!」

梨子「よっちゃん・・・っ!」

花丸(ぐぬぬ・・・。立ちBにJSを入れる?・・・マルにはそんなことできない!!ど、どうしよう)ガチャ ガチャガチャ

ダイヤ「は、花丸さんが攻めあぐねてますわね。でも、あの善子さんの動きを見れば動けませんけど」

果南「ど、どうしたの善子?まるで別人・・・はっ!?まさかサインをおk」

鞠莉「それはないわ」梨子「果南さんじゃないんで」千歌「果南ちゃん・・・」ダイヤ「墓穴ですわよそれ」

果南「・・・」orz

花丸(・・・いくしかないずら。凛ちゃんってそういうキャラだし、この程度のプレッシャーに負けられないずら!!)ガチャ

梨子(・・・飛びね)カチッタン

花丸(立ちBじゃなくて立ちA!!?これは落とされる・・・ずら)

ハラショー

ルビィ「善子ちゃん!対空アラベスク!これで凛ちゃんは残り1割ちょっとです!」

曜「しかも対空アラベスクは距離が離れないから起き攻めが付くね。これで決着か!?」

花丸(こうなったらもう、やるしかない!)ガチャガチャタン

善子(やるしかない・・・わよね?)カチッ

ホシゾラニャ!!

ガガガガガガガガガッ

カシコイカワイイー?


ディストーションフィニッシュ!!


ルビィ「反撃確定、KKE!!!勝ったのは!!!善子ちゃああああああああああああああああん!!!!!!!」

曜「よって!2勝1敗でぇ!!Guilty Kissのぉ!!!勝利いいいいいい!!!!!」

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ホッケン情報

このゲームのリバーサル受付時間は1Fです。ほぼビタです。要は、ものすごくリバーサルしにくい、でオッケーです。


キャラ情報


国木田花丸 ランク3 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いついていない。

星空凛 パワー1 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で専用追撃(ブレスパ)。1,5割。もちろん鉄壁。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感16F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し
☆星空にゃ!:星を降らせる。ヒット5割、削り4割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる
星空は出すだけで約半分が確定し、このJSのみ削り殺しが可能という壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
JS以外の火力が皆無でリーチが最短な点が悩みどころ。事故死しないだけましなのか?



津島善子 ランク4 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。特訓によりプレッシャーを克服。2択などの単純な読み合いには弱い。

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。無敵あり。こっちみんな。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生遅め。ゲージ使用で追撃可。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で6割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ


Aquorsランキング

強 梨子>千歌>ルビィ>鞠莉>ダイヤ>善子>花丸>曜>果南 弱

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今日はこれで終了です。
次回更新は明日です。時間は今日と同じく、夜10時ぐらいになります。


梨子「よっちゃああああああん!!!!」ダキツキッ

善子「リリー・・・。私、やったわ」ダキッ   善子「絶対にリリーの仇を取りたかったの。リリーのおかげよ」ジーッ

梨子「よ、よっちゃん・・・」ジーッ     善子「リリー・・・」スッ

鞠莉「あーはいはい。そういうのはあとでたっぷりやってねー」

よしりこ「「っっっ!!」」カァァァ


花丸「・・・うぅ」グス

ダイヤ「まさか善子さんがあそこまで強くなってるなんて・・・。これは私の采配ミスですわね・・・」

ダイヤ「果南さんも自身では梨子さんに勝つなどまず不可能ですし、全敗でもおかしくありませんわ」

果南「私は、ダイヤの選択は合ってたと思うよ。でも、相手が強かった。それだけじゃないかな?」

ダイヤ「そうかもしれませんわね。・・・私は大丈夫です。さあ、次はCYaRon!ですが」チラッ

果南「マル、大丈夫?先にGuilty KissとCYaRon!で対戦してもらおうか??」

花丸「・・・平気ずら。マルはこのくらいでへこたれないよ!今はスクールアイドルなんだから!!」

花丸「それに、マルは二人と一緒に戦えるなら、たとえ負けても楽しいずら!!」ニコ

ダイヤ「ええ!!私もですわ!」 果南「次は絶対勝とうね!!」

千歌「ふっふーん。大きく出たね、果南ちゃん!!」ザッ

曜「やっと私達の番だよ。マルちゃん連戦でごめんね!」

ルビィ「正直待ちくたびれたかな。そ、それでね。ルビィ、ちょ、ちょっとだけお姉ちゃんと対戦したいかも・・・」

ダイヤ「・・・いいでしょう。その挑戦、受けて立つわよ!ルビィ!!」

果南「私も、千歌と対戦したいな。曜とはこないだやったし」

花丸「マルも全然オッケーずら!曜ちゃん、覚悟するずら!!」

梨子「え、えっと。対戦する相手も順番も、これでいいのかな??」

鞠莉「そうね。マルは今対戦したばかりだし、いいと思うよ!!」

善子「私も休ませてもらおうかしら。リリー、鞠莉。お願いね」

鞠莉「ラジャー!!!実況はお任せだよ!!」  梨子「うん。なら私は解説かな」

鞠莉「じゃあ今からCYaRon!vsAZALEAを始めるわよー!先鋒戦は、ルビィとダイヤ!!二人共前にきてね!!」

ダイヤ「ルビィから戦いを挑んでくるなんてね。どうしたのかしら?」

ルビィ「理由は特にないかな。ただ、お姉ちゃんと対戦したい、それだけだよ」スチャ

ダイヤ「私も、あなたと対戦したいわ。でも、やるからには一切、手は抜かないわよ?」スチャ

梨子「まさかのルビィちゃんからの宣戦布告だね。でもかなり見たかった試合かも」

鞠莉「準備はいいわね!行くわよ!Aquorsファイトー!サンシャイーン!!!」

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キャラ情報


黒澤ルビィ ランク7 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。アドリブ力はないので奇襲や不意打ちをもらいやすい。

南ことり パワー4 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。成立させにくい分威力が高め
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
唯一の空投げ持ち。凛に次ぐスピードキャラだが、通常技のダメージも高いという珍しいキャラ。
スピードでかき回し、ワンチャンをモノにしよう。JSは高性能だが、無敵は攻撃発生直後に切れる。
欠点は繋がるスキルがひとつもなく、地上でのガード崩し能力に乏しいこと


黒澤ダイヤ ランク5 シンプルモード パッド
「園田海未」というキャラをよく理解している。今のところ唯一仕込みが使える人物。ルビィと同じくアドリブ力はない。

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。追撃可。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。

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鞠莉「始まったよ!CYaRon!vsAZALEAの先鋒戦!!1P側、ルビィことり!2P側、ダイヤ海未!」

梨子「姉妹対決ですね。二人で夜な夜なあやしい特訓してたらしいから、どんな戦いになるのか。私、気になります!」

鞠莉「ルビィは久々の登場になるね!あれからどれだけ進化してるのか、それも楽しみー!」

だいるび「「・・・」」

果南「ふ、ふたりともすごい集中力・・・。あれだけ言われてるのに見向きもしないよ」

だいるび((梨子さん、あとでひどいです(わ)よ!!))


コ、コノナベヲタベロト??コトリガサキニ
ンミチャ、オイシイヨ?

イザジンジョウニ
イッポンメ ショウブ



ルビィ(・・・)グッ 

ダイヤ(・・・)グッ

鞠莉「さあ!開幕!まずは、ふたり・・・が・・・。・・・あれ?」

梨子「ふ、ふたり、とも・・・。しゃ、しゃがんで?う、動か、な、い??」

5人「「「「「・・・え?」」」」」

果南「な、なにやってるのふたりともー?」  曜「もう試合始まってるよー」    花丸「果南ちゃん、曜ちゃん」

花丸「黙って見るずら」   ようかな「「・・・は、はい」」シュン

千歌「・・・多分だけど」 

善子「えぇ。戦ってるわね。ふたりとも」

果南「い、いったいどういうことなの?千歌、善子」

曜「戦ってるって・・・、ふたりともしゃがんだまんまだよ?」

千歌「私程度じゃ想像でしか言えないけど、見えない何かで戦ってるんだと思う」

梨子「千歌ちゃんの言う通りだよ」 鞠莉「ふたりともとんでもないわね」

花丸「鞠莉ちゃんに梨子ちゃん?実況は?」

鞠莉「この試合に実況は無粋かな、ってね。梨子からみんなにだけ聞こえるように解説してもらったほうがいいと思うわ」

梨子「正直私も憶測の域を出ません。でもひとつわかるのは、二人の間で、ものすごい身内読みが発生してるってことです」

ようかな「「身内読み?」」

梨子「簡単に言うと、二人の間にのみ存在する読み合いのことです。普通、相手が何をするかわからないから安定策を取りますが」

梨子「わかってるので様子を見る必要が全く無い。でも相手の行動を知り尽くしてると、対応されるから攻め手がないですよね?」

梨子「なので『こうしたらこう来るからああする』『ああするとそう来るだろうからこうするとどうなる』など二人とも頭の中で」

梨子「絶え間ない読み合いをしてるんです。どっちが先に仕掛けるか、西部劇のガンマンの対決と似てます」

善子「やっぱりそうなのね。この対戦カードが決まった時から、ある程度は予測できたけど」

鞠莉「まさかここまで深いとは思わなかったわね。他人はまったく入れない、完全に二人の世界だわ」

梨子「ここまで深いのは、お互いの実力がほぼ互角だからなんです。それも、かなり高いレベルですね」

梨子「あまり言いたくはありませんが、読み合いの深さは、ふたりとも私と同じか、それ以上だと思います」

曜「り、梨子ちゃんより上!?ふたりとも始めてまだ1週間だよ!?」

梨子「あくまで読み合いの深さ、のことだね。私とこの二人のどっちかが対戦しても、こうはならないよ」

梨子「とにかくいつまで続くかわからないこの状態。動いたら負けるのか、いや勝つのか。全然わからないね」

善子「そもそも勝ち負けの問題なのかしらこれ。ほぼ互角の二人の優劣なんて、たかが数戦では決まらないでしょ?」

千歌「そうだね。それに同じレベルの読み合いをしてるのがわかるんだから、ふたりはものすごく楽しいんじゃないかな?」

果南「端から見てる方は、両方とも延々としゃがんでるだけだから、正直さっぱりだけどね・・・」アセ

花丸「・・・っと、言ってる間に、残り時間が10秒ずら」

鞠莉「このままなのか、動くのか動かされるのか・・・」

7人「「「「「「「・・・ゴクッ」」」」」」」


ジカンギレ
ヒキワケ


7人「「「「「「「・・・はぁ」」」」」」」

花丸「み、見てるこっちが疲れるずら・・・」

千歌「な、なんなのこれ。ホントにホッケンなの??違うゲームじゃないよね・・・?」



ニホンメ ショウブ


ルビィ(・・・!)グィ

ダイヤ(・・・!)グィ

善子「今度は開幕から両方とも動いたわ!!」

ポチポチポチポチ
ポチポチポチポチ

果南「な、なにこれ・・・」

曜「は、早すぎて・・・」

千歌「何をしてるのか」

ちかかなよう「「「さっぱりわかんないよ」」」ヒキツリ

ルビィ(・・・)グッ

ダイヤ(・・・)グッ

花丸「お、お互いジャンプして・・・」

ビビシシッッ

鞠莉「あ、相打ち・・・?」

タタンン ←両キャラ着地

ルビィ(・・・)グッ 

ダイヤ(・・・)グッ

梨子「から、両方ともしゃがんだ・・・」

だいるび「「・・・ニコ」」

千歌「ふ・・・」   花丸「ふたり、とも」    果南「わ・・・」   曜「笑ってる・・・」

善子「な、なんて戦いをするのよ・・・。すごいを通り越して呆れるわ・・・」

鞠莉「いちお微妙にダメージ勝ちしてるのはルビィだけど、もはやそういう問題じゃないわね・・・」

梨子「も、もしかして・・・。また膠着状態なのかな・・・?」

6人「「「「「「・・・ありえる」」」」」」

梨子「・・・あと、5秒」



ジカンギレ
ショウブアリ



だいるび「「・・・ふう」」コトッ

ルビィ「今回はルビィの勝ちだね、お姉ちゃんっ」ダキッ

ダイヤ「うふふっ、次は負けないわよ?」ナデナデ

ルビィ「えへへー」スリスリ

梨子「・・・んなっ」

7人「「「「「「「なんでやねん!!!」」」」」」」ビシッ

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キャラ情報


黒澤ルビィ ランク8 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。アドリブ力はないので奇襲や不意打ちをもらいやすい・・・?

南ことり パワー4 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。成立させにくい分威力が高め
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割+追撃可。

解説
唯一の空投げ持ち。凛に次ぐスピードキャラだが、通常技のダメージも高いという珍しいキャラ。
スピードでかき回し、ワンチャンをモノにしよう。JSは高性能だが、無敵は攻撃発生直後に切れる。
欠点は繋がるスキルがひとつもなく、地上でのガード崩し能力に乏しいこと


黒澤ダイヤ ランク7 シンプルモード パッド
今のところ唯一仕込みが使える人物。「園田海未」というキャラをよく理解し、徹底したプレイスタイルだが、非常に寒い。

園田海未 パワー3 スピード2 リーチ3 崩し3 中ランク
超音速枕:クソ速い飛び道具。スキルの中で唯一打ち分け可。Aで真っ直ぐ、Bで斜めに投げる。ヒットでダウン。
あなたは最低です!:やや早い中段。ゲージ使用で専用追撃。ラブアローシュート。
☆次こそ勝ちます!:ロック系突進技。無敵長。5割+微有利

解説
超速度飛び道具で画面を支配できる、遠距離主体のキャラ。近づいたら最低で崩す。
接近されたら勝ちますで逃げることもできるが、ガードされたら反撃をくらうので注意。
このことから、攻められると逃げる手段に乏しいことが欠点。



ホッケンAquorsランキング

強 梨子>ルビィ=ダイヤ>千歌>鞠莉>善子>花丸>曜>果南 弱

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試合前に貼ったキャラ情報が少し古いやつでした。申し訳ありません。
後に貼ったほうが最新情報になります。

次回更新は明日、時間も今日と同じぐらいになると思います。


果南「ちょおっと!ダイヤ!!こんな試合されたら私がすんごく戦いにくいじゃん!!」

千歌「ルビィちゃん!!なんて試合するの!?これじゃあ私が下手なのがバレちゃうでしょうが!!」

ダイヤ「何を言ってますの果南さん。あなたはあなたの試合をなさいな。誰もなんにも言いませんわよ」ナデナデ

ルビィ「そうだよ千歌ちゃーん。誰もなんにも言わないってー。それに勝ったんだからいいでしょー?」スリスリ

善子「か、返しまで揃ってるわこの姉妹」

曜「というか、こんなに仲よかったっけ?この姉妹」

花丸「ホッケンを通して、お互いの心が通じあったんだずら。美しい光景ずらー」キラキラ

梨子「格ゲーは、とあるレベルに達すると『会話』になるらしいんですが、今それを目の当たりにしましたねぇ」

梨子「やはり格ゲーは素晴らしい・・・。この素晴らしさを、なんでわかってくれないのかしら・・・」ポー

鞠莉「それよー。・・・はっ!?り、梨子!呆けてる場合じゃないわ!実況できなかった分次で頑張るわよー!!」

梨子「そ、そうですね!!愚痴ってる場合じゃないですよね!次、中堅戦ですよ!!」

鞠莉「えっとー、CYaRon!はちかっち!AZALEAは果南!モニターの前に行ってねー!!ハリアップ!!!」

千歌「ぶーぶー。・・・まぁいっか。果南ちゃん、いこっか!」スタッダン

果南「千歌と対戦か。楽しみだなー。よーし、ダイヤの分まで頑張るぞー」ブンブン

ダイヤ「果南さーん。いつもの果南さんを出せば勝てますわー」ナデナデ

ルビィ「千歌ちゃーん。頑張ルビィー」ホクホク

善子「この姉妹はしばらく置いておきましょう。見てるこっちも微笑ましくなってくるわ」

曜「そうだね。こんな光景めったに見れないからたっぷり見ておこうか」

善子「それより曜。あなた、花丸戦で私に言ったことを覚えてるかしら・・・」ゴゴゴ

曜「え・・・。ちょちょちょまってよ善子ちゃん!あのときは興奮してt」

善子「問答無用!!」    曜「ぎゃー!!」   りこまり「「・・・」」アセ

花丸「ダイヤちゃんに甘えるルビィちゃん、最高にかわいいずらー。でもルビィちゃん、そこをオラと代わってほしいずらー」

果南「もちろん今回は100%私でいくよ!千歌、いい試合にしようね」カチャ

千歌「サインとか戦った気がしないでしょ?私に遠慮なんて無用だよ!!」ガコッ

鞠莉「さあふたりとも準備はいいかな?よーし!Aquorsファイトー、シャイニー!!」


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キャラ情報


高海千歌 ランク6 ノーマルモード レバー

小泉花陽 中キャラ



松浦果南 ランク1 シンプルモード パッド
とにかく投げを狙うスタイル。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。ときに直線的、ときに大胆不敵。

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し4 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。投げ間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。空ガ不可。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしによる追撃可。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。投げ後ランダムで引くカードによって5種類、演出と威力が違う。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
リーチもあり、機動力も低くはないので、遠距離以外は戦える。通常技の火力は低め。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に弱いこと。


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鞠莉「さあ、1P側、千歌花陽!2P側、果南希!試合も半分過ぎたところで、ようやくちかっち花陽の初お披露目だね!」

梨子「今更だけど、千歌ちゃんの使うキャラは、花陽さんなんですよね。Aquorsではキャラの選択が一番意外です」

鞠莉「そうだね。一番最初の曜との対戦見てたけど、あの動きなら正直・・・」

梨子「花陽さんである必要はまったくないんですよね。絵里さんのほうがいいと思いました」

鞠莉「あれからちかっちの情報は私達にも全く無い。ある意味果南もそうかな。この試合、全然予想がつかないよ!!」



タタカッチャウノォ!?
ウチノウラナイ、ヨクアタルンヨ

ディスバトゥズァバウトゥエクスプロゥ
ファイッ



果南(さて・・・やりますか!)グィ

千歌(さっきはダイヤちゃんだったけど、今は果南ちゃん。でもいちお警戒しとく?)タン

鞠莉「希!開幕からジャンプ!!やっぱり投げを狙いにいってる!?」

梨子「ですよね」

千歌(投げなのかな。うーん)カチッ

ワ・・・アレ?

鞠莉「予想を裏切らない着地投げ!それを花陽は悠々とジャンプでかわしたー!」

梨子「・・・なんとまぁ」

千歌(さすがに?)タン タタタン ガチャタン

ハクマイッ パクッ

鞠莉「さあ花陽!ジャンプ攻撃からチェーン足払い!そしてキャンセル【おにぎり】!・・・からの?」

梨子「・・・普通に接近。やっぱり【米俵】を置きませんね」

善子「花丸。私、花陽がどういうキャラなのか、まったく知らないのよね。ちょっと教えてくれるかしら?」

花丸「善子ちゃんにしては珍しいね。花陽ちゃんはおにぎりを食べてから、米俵を設置して戦うキャラずら」

花丸「まず、おにぎりを食べないと米俵は置けないずら。そして、米俵を置いた状態で近くでもう一回米俵を入力すると」

花丸「米俵が爆発してダメージが入るずら。この爆発が【ガード不能】だからこれを使って崩すずら」

善子「えっと、さっきみたいに足払いキャンセルおにぎりが基本なのね?」

花丸「そうずら。ちなみに米俵は攻撃で消せるけど、2回当てないと消えないから身代わりの防壁としても使えるずら」

花丸「米俵を使いこなすと、攻守がものすごく強力なキャラに変貌する・・・んだけど」

曜「千歌ちゃんは米俵をほとんど使わないんだよ。どうしてもガードが崩せないときぐらいかなぁ」

善子「・・・おにぎり食べといて、米俵を置かないの?それじゃあ勝てないんじゃないの?」

曜「うん。だからルビィちゃんはもちろん、私でも半分ぐらい勝てるよ。崩しがないからJSもまったく怖くないしね」

善子「それって、花陽である必要がまったくないんじゃ・・・」   まるよう「「ないね」」キリッ    曜「・・・でも」

曜「『わざと』使ってこなかった可能性もあるね。『敵を欺くならまず味方から』ってやつ?」

花丸「千歌ちゃんがそこまで考えるかなぁ」

善子「でもみんなの試合を見て、結構な分析をしてたわよね?ありえない話じゃないわ」

花丸「封印してるなら、この試合で解禁してくれるといいんだけどねー」

曜「・・・って言ってる間にラウンドが終わりそうだね」

鞠莉「これまで3回連続で投げを狙ってる希に対し、全部ジャンプでかわしてダメージを重ねる花陽!」

梨子「残り体力が点滅にはいったね。あと1回ジャンプ攻撃が入れば勝てるかな」

鞠莉「果たして果南の狙うものは!?やっぱり投げなのかな!?」

千歌(ここまできたら最後も投げ・・・)カチッ

ワ・・・アレ?


ケイオウ!!


鞠莉「投げスカリをかわしてジャンプ攻撃からのコンボを決めて、ラウンド選手は千歌花陽!!」

梨子「・・・なんか、変な試合だね」

果南(・・・)


ディィズゴナビィアマチトゥリメンバー
ファイッ


千歌(んー。あまりにも直線的過ぎるなぁ。でも、これが果南ちゃんなのかな?)

果南(・・・)グィポチ

鞠莉「ラウンド2!!今度はステップで近づく希!!」

梨子「・・・また投げ?」

ビシィ

鞠莉「花陽、接近を許さない立ちC!!リーチが長いから横から攻めるのはきつそう!」

果南(よし!)グッポチ グググ

鞠莉「横は諦めたか、やっぱりうえk・・・」

梨子「そうでしょうね。うえしかn・・・」

りこまり「「・・・え?えええええええ!?」」

曜「か、果南ちゃんが、距離を取った!?」

善子ちゃん「それだけじゃないわ。そこから『歩いて』近づいてる・・・」

花丸(果南ちゃん。それずら)

千歌(ど、どういうことなのー!?ゆっくり、近づいてくる!?)

果南(・・・この辺かな?)グッ

ピョン

鞠莉「な、なにこれ・・・」

梨子「中距離で、垂直ジャンプした?」

鞠莉「しかもそこから小刻みに歩いてる・・・」

千歌(なななんなのこれー!?怖いよー!!)パッ

果南(千歌がしゃがみを解いた!今だ!!)ポチ

ダーン ニガサヘンヨー

鞠莉「!!?奇襲ドア殺し!!花陽がしゃがみガードを解いた瞬間を狙っていたー!!」

梨子「・・・これホントに果南さん??」

果南(通った!あとは・・・)ポチポチポチグイポチ

千歌(ま、まずい!投げが来る!!)カチッ

ペシドカドカドーン ニガサヘンヨー

鞠莉「は、花陽!棒立ち!!続けてドア殺しのコンボが入るー!!」

梨子「キョロキョロ・・・サインはなさそう」

善子「棒立ち、というかジャンプしてたわね。だから完全に重なってた立ちAが当たったんだわ」

曜「なんか急に別人みたいになってるけど、ホントに果南ちゃんなの?」

花丸「あれは正真正銘、果南ちゃんずら」

善子「花丸、あんた、何かしたわね?」

花丸「人聞きが悪いずら。マルと果南ちゃんはAZALEAだよ?アドバイスするのは当然ずら」


____回想 昨日深夜 花丸の部屋___________________________________________


果南「・・・投げばっかじゃなくて打撃も重ねるの?」

花丸「そうずら。今更過ぎるけど果南ちゃんは直線的過ぎるずら。だから、投げと打撃。まずはこの起き攻めの2択を覚えるずら」

果南「投げと打撃で2択になるの?よくわかんないなぁ」

花丸「う、うん(なんでわかんないんだろう。そっちのほうが不思議ずら)。とにかくそれでいいずら」

花丸「あと、果南ちゃんには無意味に見えると思うけど、たまに一回距離を取ってから、歩くといいずら」

果南「??なんでそんなことするの?希はとにかく近寄らないとダメなんだけd」

花丸「いいからやるずら。さらに、適当なところで真上にジャンプしたり、ドア殺しを適当に撃ってもいいね」

果南「うーん。さっぱりわかんないけど、マルが言うならやってみようかな」

花丸「ずら。じゃあ、今から朝までそれをやるよ!!徹底的に叩き込むからね!!」

果南「徹夜だね!!頑張るぞー!!」

数時間後

果南「・・・うそ」

花丸「どう?これが、歩きとジャンプ、さらに2択の効果ずら。希ちゃんが強キャラって言われる理由、わかった?」

果南「これは確かに強いね。たったこれだけで、マルにこんなに勝てるなんて・・・」

花丸「でも、これがあって真姫ちゃんに有利でも、梨子ちゃんはつらいなぁ」

果南「梨子はどんだけ強いのよ」アセ

花丸「・・・朝になったらダイヤちゃんと相談するずら。ダイヤちゃんならいい作戦があるかも」

果南「ダイヤが一番罰ゲームしたくないだろうし、考えてくれそうだね」

花丸「あ、そうそう。今覚えたやつは、2ラウンド目以降にやるとさらに効果的ずら」

果南「じゃあ最初の1ラウンドはどうすればいいの?」

花丸「投げだけ狙ってればいいずら。それこそ曜ちゃんと対戦したときみたいに」

果南「ふむ、なるほど。って今さり気なくひどいこと言わなかった?」

花丸「気のせいずら」


____回想 終了_________________________________________________


果南(わしわしを決めたら2択!!昨日やったばっかりだし、あれだけやればさすがに思い出せるね!)

千歌(ジャンプを潰してきた!?つ、次はどうしよう!!が、ガードかな?)オロオロ

ワシワシマックスー

鞠莉「ここで投げを通したー!!花陽は体力わずか!!どうする果南!!」

梨子「単純に投げと打撃の2択。たかが2択ですが、されど2択。間違えれば、負けます」

千歌(うえーん。次は打撃!?でもでも、さっきあんだけ投げてたし、ここも投げかなー)グィ

ピシドカドカ


ケイオウ!!


鞠莉「か、果南!!打撃択を通してラウンドを取り返したあああああああああああ!!!」

梨子「もつれてきましたね。ちょっと意外な展開です」

花丸「いいぞー!果南ちゃーん!!」



ゴゥフォゥブロゥク
ファイッ


果南(ちゃんとできてるみたい。よかったよかった。この調子d)

千歌「・・・はぁ。しょうがないか」

果南「え?千歌?」

千歌「でも、曜ちゃんと果南ちゃんには絶対負けないって、決めてるから」

果南「・・・私も、負けないよっ!」グィポチ

ガッ

鞠莉「千歌!希の、開幕の奇襲ドア殺しをガード!!」

梨子「ラウンドをまたいだせいか、千歌ちゃんが落ち着いてます。まだまだわかりませんね」

果南(ガードされた?まぁいいや。またじわじわ作戦でいくよ!!)グィポチ

鞠莉「果南はさっきと同じく、バクステからゆっくり歩いていく!!」

梨子「これ、意外に対処しづらいんですよねぇ。・・・って?」

ハクマイッ ピャアア ハクマイッ ハクマイッ

善子「花陽が、俵を置いておにぎりを食べまくってる・・・まさか??」

曜「・・・やっぱり、わざとだったっぽいね」

花丸「でも、それで気圧される果南ちゃんじゃないよ。それが、果南ちゃんの最大の武器だもん!」

果南(??なんだろうあの米俵。さっきあんなのなかったよね?)グググ

鞠莉「か、果南?そんな、ゆっくり近づかなくても・・・」

梨子「・・・解説に困りますねこれ。いい手にも見えるし、悪い手にも見える」

千歌(ゆっくりきた?・・・ここだっ)ガチャタン

バーン

果南(!?爆発した!?しかも結構減る・・・)

千歌(性能知らない??まさかね)ガチャタン

鞠莉「ゆっくりきた希を爆破で追い払う!!そして近づいて、設置!!」

梨子「果南さん、これはきついですね」

バーン

果南(ええ!?ガードしてたよね??もしかしてこれ、ガード不能!?ど、どうしよう!!じゃ、ジャンプ?)オロオロ

バーン

果南(よ、避けれないよー)

千歌(ジャンプ?やっぱり知らないっぽいなぁ。でも私も『これしかできない』し、勝たせてもらおうかな?)ガチャタンガチャタン

バーン


ファイネスケイオウ!!


鞠莉「最後も米俵爆破!!勝ったのはぁ!ちかっちいいいいいいいいいい!!!!!!」

梨子「千歌ちゃんの勝利により、CYaRon!の勝利が確定しましたー!!」


ルビィ「果南さん負けちゃったね。お姉ちゃん」

ダイヤ「仕方ないわ。千歌さんが実力を隠してたのはなんとなくわかってたけど、果南さんは頑張ったわ」

ルビィ「果南さんすごかったよ。もし花陽さんの性能を知ってたら、千歌ちゃんに勝ってた可能性があるよね」

ダイヤ「かもしれないわね。・・・さて、そろそろ戻るわよ。また厳しくあたるけど、許してね?」ポン

ルビィ「大丈夫だよ。ルビィ、お姉ちゃんのこと大好きだから!」   ダイヤ「・・・私もよ」




果南「ごめんね。マル、ダイヤ。特にマルはあんなに練習に付き合ってくれたのに・・・」

花丸「果南ちゃん?もう忘れちゃったの?」   果南「えっ?」

ダイヤ「勝ち負けより大事なものがある。そう言ってたのは他でもない、あなたではなくて??」

花丸「果南ちゃんは、人一倍練習してあの千歌ちゃんを追い詰めるまでになったずら。これはすごいことずら」

ダイヤ「確かに負けは負けですわ。でも、勝つために練習した、『この事実』は揺るぎませんし、無駄ではありませんわ」

花丸「内容自体は格ゲーにしか役に立たないけど、『何かをするために努力する』これは何にでも通用するずら」

果南「マル、ダイヤ・・・。ありがとう。私、Aquorsに入って、AZALEAになって、ホントによかったよ!!」

花丸「うん!!」ダイヤ「ええ!!」


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キャラ情報


高海千歌 ランク6 ノーマルモード レバー
米俵は崩しにしか使用せず、キャラパワーのみで戦う脳筋派。知識はあるが、キャラ性能を5割ほどしか活用してない。

小泉花陽 パワー3 スピード1 リーチ4 崩し3 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で食べた直後に米俵を設置。
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。2ヒットで消える。俵の近くで再度入力すると俵が爆発。
攻撃判定一瞬、3割、ガード不能、一瞬だけ追撃判定あり、スキ膨大。設置速度57F、爆破速度20F。おにぎりゲージ使用設置は45F。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。なのだが、使い手は千歌。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。決して重いからではないぞ?どこが、とも言わないぞ?



松浦果南 ランク1 シンプルモード パッド
ゆっくり近づき奇襲を仕掛けつつ、打撃と投げの2択を狙う。体力、状況のプレッシャーをほとんど受けない。

東條希 パワー4 スピード2 リーチ3 崩し4 強ランク
わしわし:2Fコマ投げ。投げ間合い大威力大。
ドア殺し:リーチ長い発生速い下段。空ガ不可。ヒット後ゲージ使用で専用わしわしによる追撃可。
☆スピリチュアルやね。:間合いの狭い1F投げ。投げ後ランダムで引くカードによって5種類、演出と威力が違う。
それぞれ、愚者5割、力6割、太陽6割、世界7割、塔8割 となっている。

解説
投げスキルであるわしわしを主体に、地上でじっくり戦う、いわゆる投げキャラ。JSも投げ。
リーチもあり、機動力も低くはないので、遠距離以外は戦える。通常技の火力は低め。
JSが超威力。塔が決まれば試合が終わると言ってもいい。弱点は飛び道具に弱いこと。




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強 梨子>ルビィ=ダイヤ>千歌>鞠莉>花丸>善子>曜>果南 弱

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今日はここまでです。
明日の更新はちょっと早め、夜7時頃になると思います。


曜「やったね千歌ちゃん!!CYaRon!の勝利だよ!!!ヨーソロー!!」

千歌「ありがとう曜ちゃん!ルビィちゃんのおかげだよ!!」

ルビィ「る、ルビィは別に。二人には悪いけど、あの試合はお姉ちゃんが勝ってもよかったし・・・」

千歌「勝ちは勝ちだよ!よーし、次はGuilty Kissだよ!!」  曜「待ってよ千歌ちゃん」

千歌「曜ちゃん?」

曜「CYaRon!は勝ったけど、試合は終わってない。そうだよね、マルちゃん!!」


花丸「・・・そうずらね。曜ちゃんがいいなら、勝負ずら!!」

善子「いいわね。割りと嫌いじゃないわよ?そういうの。ほら、リリー!実況よ!!」

梨子「こ、今度は私が実況なの!?」

善子「なによ、私が解説じゃ不満なの?」

梨子「それはいいんだけど、まぁいいか。・・・じゃあ、曜ちゃんと花丸ちゃんはモニタの前に行ってね!!」

善子「ん?ダイヤ、ルビィ。もういいのかしら?」

ダイヤ「ええ。ルビィには、これから黒澤家にふさわしい人物になってもらわないといけませんから。甘やかしてはいられません」

ルビィ「が、頑張ルビィ」

千歌「にしてもふたりともすごかったなぁ。私より全然すごいよ」

ルビィ「ち、千歌ちゃんは実力を隠してたでしょ?」   ダイヤ「そうですわよ。謙遜することはありませんわ」

千歌「いやー、私さ。あれしかできないんだよね。崩しには使えるんだけど、防御に使うのはさっぱりなの」

だいるび「「え?」」

千歌「だから、自分で言うのもなんだけど、『多分善子ちゃんより弱い』と思うよ??」

曜「それは」  ルビィ「さすがに」  鞠莉「ないんじゃ」  果南「ないかな?」  ダイヤ「善子さんですわよ?」

善子「・・・あんたたちねぇ!!!???」

千歌「さっきのだって果南ちゃんが知らなかっただけで、次やったら負けると思うなぁ」

ダイヤ「そもそも、千歌さんに花陽さんは合ってないと思うのですが。なんで花陽さんを使ってますの?」

千歌「・・・そんなの、好きだからに決まってるよ!!穂乃果ちゃんも好きだけど、一番は花陽ちゃん!!!!」

千歌「私に合ってないとか、性能がどうとかなんてどうでもいいよ!!私は花陽ちゃんが使いたいの!!!」

果南「す、すごいこだわり・・・。なんか負けても不思議はなかった気がしてきたよ」アハハ

鞠莉「でもでも、愛は大事だよ!!私もにこにー大好きだもん!!使いたいから使うのよ!!」

ダイヤ「私も、最初は似てるから海未さんを使ってましたが、使ってるうちにだんだん愛着が湧きましたわ」

ルビィ「ことりちゃん、だーいすきっ!えへへっ」

千歌「ほらほら!みんなもそうじゃん!だからそれでいいんだよ!」

花丸「・・・そうずら。凛ちゃんより可愛い子は、なかなかいないずらよ?」カチャ

曜「穂乃果ちゃんもすんごく可愛いよ!それが使ったきっかけだし!!」イチバンハチカチャンダケド

梨子(・・・言えない。こんな雰囲気じゃ、前作で一番強かったから真姫さんにしました、なんて言えないじゃない!!!)

善子「ん、どうしたの?リリー」

梨子「ヴェエエ!?ナンデモナイノヨナンデモ」

善子「???」

梨子「わ、私はいいのよ!!!・・・準備はいいですか!?じゃあ試合を始めてください!!!」


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キャラ情報


渡辺曜 ランク2 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているがある程度柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、出が早く、スキが少ない。穂乃果の主力。
回る会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。



国木田花丸 ランク5 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いついていない。

星空凛 パワー1 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で専用追撃(ブレスパ)。1,5割。もちろん鉄壁。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感16F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し
☆星空にゃ!:前方広範囲に星を降らせる。ヒット5割、削り4割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる
星空は出すだけで約半分が確定し、このJSのみ削り殺しが可能という壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
JS以外の火力が皆無でリーチが最短な点が悩みどころ。事故死しないだけましなのか?


ホッケンAquorsランキング

強 梨子>ルビィ=ダイヤ>鞠莉>花丸>千歌>善子>曜>果南 弱
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梨子「CYaRon!vsAZALEAの大将戦!1P側、曜穂乃果!2P側、花丸凛!いわゆる消化試合ですがやる気は充実してる両名です!」

善子「普通に考えちゃうとキャラ性能は穂乃果がかなり優勢だけど、プレイヤーは花丸が圧倒的なのよね」

梨子「曜ちゃんがキャラパワーを押し付けるか、花丸ちゃんがキャラ性能を引き出すのか、実に面白い対戦になりそうです!」



アメヤメー!!
ダイジョウブニャ!!

ジェントルメンアンレディースィズ
タィムトゥゴファイッ



曜(とりあえず、かな)ポチ

花丸(どうしようかな)ガチャ ガチャタンガチャガチャガチャ ガチャ

梨子「開幕から激しい動きを見せてます凛さん!穂乃果さんは安定のほむまん!!」

善子「花丸は相変わらず手の動きがものすごいわね。これでちゃんとガードしてるから余計にすごいわ」

花丸(ほむまんを掻い潜るのは厳しいなー。・・・怖いけど飛んでみようか?)ガチャ

梨子「花丸ちゃん、横からは無理と判断して上から攻めます!・・・どうする曜ちゃん!」

曜(間に合うかな??)ポチ

ドゴッ

梨子「曜ちゃん!立ちCで対空です!!穂むらアッパーを知っていました!!!」

善子「これホントにただの立ちCなの?あのタイミングで落とせるなんてにこが可哀想よ」

花丸(やっぱ知ってたずら。あの立ちCは通常技の対空としては最強。使わない手はないよね・・・。でも)

曜(なんとか間に合った・・・。凛ちゃんのジャンプ落ちるのが早いよ!!)

花丸(これならどうずら!)ガチャ

曜(こ、この動きはっ)

梨子「垂直ジャンプ!さっき果南さんが見せた、あの垂直ジャンプです!!ってことは」

善子「果南の師匠は花丸ね。これがあると、曜はさっきよりはジャンプを落としづらくなったわね」

曜(惑わされちゃダメなんだけど、ほむまんをおろそかにするとダッシュがくる・・・。きついなー)グィポチ

花丸(多少は食らいながらでも、一回接近すればこっちのもの!なんとかするずら!!)ガチャ ガチャタン  ガチャガチャ

花丸(・・・ここずら!)ガチャタン

梨子「花丸ちゃんここでジャンプが通りました!!しっかり足払いに繋いで、起き攻めです!」

善子「穂乃果はリバーサル技がほぼないから、これを返すのはかなりきついわね」

曜(な、なにこれ。まったくガードできない!もうカンでガードするしかないなぁ)グィ

ダイヤ「曜さん、厳しいですわね」

千歌「だね。穂乃果ちゃんだと、あの起き攻めはガードするしかないからね」

果南「この凛の2択って、なんか対処法とかないの?」

鞠莉「あるにはあるけど、かなり難しいのよ。言うからはいどうぞ、ってできるもんじゃないわ」

ルビィ「しかもこれ。2択は2択なんですけど、正確には4択ぐらいあります」

果南「4択?中段と下段だけでしょ?凛は投げ持ってないし」

千歌「まずテンションジャンプAと下Aで2択、それとテンションジャンプA後のジャンプBと着地下Aの2択があるんだよ」

ダイヤ「さらに、テンションのあと何もせず下Aともっかいテンションっていうのもありますわ。これは割り込めますけど」

鞠莉「いちお立ちとしゃがみを素早く交互にガードすればくらわないって言われるけど、実際にはどこかでくらうわ」

果南「それを全部ガードしないと抜け出せないの!?そんなん無理だよ!!」

ルビィ「だから、もし火力があったら最強は凛ちゃん、っていう声もあるらしいですよ?JSも強いですからね」


ダイヤ「逆に言うと打撃しかないので、『真姫さんの相手はかなりきつい』ようですわ。きついというか無理、かもしれませんわね」

果南「あの当身とJSのせいだね。私、希を選んでよかったー」

千歌「・・・っと、曜ちゃん、やっと止めたね。残り2割しかないけど」

果南「でも、穂乃果にはあのJSがあるでしょ?軽くトラウマだよあれ・・・」

ダイヤ「確かに、当たれば強いですわ。でも、相手はあの速い凛さんで、動かしてるのは花丸さん。そうそう当たりませんわ」

ルビィ「ルビィもそう思います。ファイトだよっ は無敵もないので、適当に撃つわけにはいきません」

曜(やっと抜け出せた!ゲージは3本。JSを当てれば勝てるけど、まずはほむまん投げよう・・・)グィポチ

花丸(曜ちゃんのJS連携は完璧!JSをくらったら負けちゃう、けど・・・先に倒したほうが安全?)

梨子「ターニングポイント!曜ちゃんがJSを当てるか、花丸ちゃんが逃げ切るか!!」

善子「私としてはさっさと倒したいところだわ。花丸がどうするのか、注目ね」

花丸(ほむまんで飛ばせてアッパーで落とす。CYaRon!は厄介ずら。でも、飛ぶずら!)カチャ

曜(・・・)スン

梨子「ここで花丸ちゃんはジャンプを選択!しかし、曜ちゃんは棒立ち!これは穂むらアッパーで返せるよ!!」

花丸(きついずらー。でも攻撃しとこうかな)タン

ビシッ

花丸(・・・あれ、通った!?落とされると思って用意してなかった!次の攻撃を・・・)タ

曜(ここしかない!)

ポチポチ ポチポチ

ファイトダヨッ

梨子「よ、曜ちゃん!!暴れたああああああああああああ!!!!」

善子「リリーが興奮するなんてよっぽどね。とにかく、曜はチャンスよ」

花丸(・・・落ち着こう。まだ終わってないずら)

曜(・・・よし、ゲージ回復。・・・ここだね!)ポチ

ファイトダヨッ

梨子「そして2回目のJS!曜ちゃん、この連携は完全にものにしています!」

花丸(ここしかないずら!!)

ニャーン

よしりこ「「!!!!???」」

ダイヤ「り、リバーサルお断りしますですって!?」

ルビィ「ま、マルちゃんすごいよ!!」

鞠莉「ホッケンは、リバーサルの猶予がほとんどないのに、それをノーマルモードでやるなんて・・・」

千歌「でも、あれだけ速くて正確な入力ができるマルちゃんなら、できてもおかしくないね」

果南「難しいことはわかんないけど、とにかくマルがピンチを脱出したね!」

ダイヤ「いえ、花丸さんがラウンド先取ですわ」

果南「え?」

ルビィ「凛ちゃんのJSはガードしても、削りダメージで倒せるんですよ」

ホシゾラニャ!!

ガガガガガガガガガッ


ハーハハハハハハハ


梨子「確定!星空にゃ!で削って、ラウンド1は花丸ちゃんが取りました!!」

善子「ホントこのJSずるいわよねぇ。穂乃果もゲージ0本スタートがきついわ」


セコンド
ブレイクゼム



曜(さっきのラウンドで、捕まったら負けるのがよくわかったね。集中していこう)グィ

花丸(このラウンドは安々と通してくれないかな?でも、戦いの年季の違いを見せてやるずら!)カチッ

曜(大丈夫、見える)ポチ

梨子「か、開幕!凛さんがジャンプ!!・・・を落とす穂乃果さん!」

善子「開幕の奇襲に反応するなんて、曜はかなり集中してるわね。花丸はこれをどう崩すのかしら」

梨子「そして穂乃果さんはほむまんです!凛さんは動きつつ機会を伺っています!!」

花丸(・・・いくずら!)タタン

曜(えっ・・・。なんで!?)グィポチ

梨子「花丸ちゃん、テンションでほむまんに突っ込みまくってます!!」

善子「・・・ダメージをくらってでもテンションを通すつもりかしら?」

果南「マル、どうしたんだろ。ヤケになったのかな?」

4人「「「「それはない」」」」  果南「・・・なんか、ちょっと前から私の扱いがひどくない??」

ダイヤ「・・・何かを狙ってる、と考えるのが普通ですわ」

鞠莉「もちろん攻撃を通そうとしてるんだけど、あんなに突っ込む必要はないわよねぇ」

千歌「しかも曜ちゃん、たまに来るジャンプもちゃんと迎撃してる。スキはなさそうだけど」

ルビィ「それでも、それでもマルちゃんなら何かしてくれる。・・・ような気がします」

果南「・・・あと残り4割。マル、お願いっ」

花丸(頃合いかな?)タタン カチッ

曜(ジャンプ・・・だけど、垂直ジャンプ!?・・・しまったっ)

梨子「花丸ちゃん、無理やり距離を詰めてほむまんをくらってからの垂直ジャンプ!!」

善子「それに反応して曜は立ちCを出しちゃったわね。もしかしてこれを狙ってたのかしら??」

梨子「立ちCのスキにテンションからダウンを奪う凛さん!!このまま逃したくないところです!!」

花丸(ここからずーっと、オラのターンずら!!)

曜(ど、どうしよう・・・。が、頑張るしかない!)

千歌「これは曜ちゃん負けたかなぁ」

ルビィ「ち、千歌ちゃん・・・。少しは応援しようよー?」

鞠莉「んー、でもかなり厳しいね。マルもこれ以上食らうのはまずいし」

ダイヤ「・・・ひとつ、抜ける方法があります」

千歌「ほ、ホント!?」  ルビィ「どうやって!?」

ダイヤ「あるにはあるのですが、それは花丸さん次第になりますわ」

果南「??マル次第??」

ダイヤ「さらに、曜さんがそれに気づくかどうか、にもよりますわね」

梨子「淡々を起き攻めを通していく花丸ちゃん!これで3回目のダウン!!」

花丸(いいリズムずら。この感じならガードされる気配もないずら!!)タタン


曜(・・・ジャンプが落とせるならできるはず。ここだね!!)ポチ

ビシィ

花丸(なっ!?)

梨子「曜ちゃん再び暴れる!!!今度は立ちCでテンションを返しました!!!」

善子「もしかして、目が慣れたのかしら?高飛び込みなんてしてれば、速さには慣れてるのかもしれないわ」

ルビィ「立ちC暴れ!?お姉ちゃん、これのこと?」

ダイヤ「ええ。あの立ちCの発生は2フレーム。テンションが来るとわかってれば、返すことはできますわ」

鞠莉「問題はそのあとかしら、ダイヤ?」

ダイヤ「そうなのです。返せはしますが、それだけですわ。一時しのぎに過ぎません」

曜(な、なんとか返せた。でも、マルちゃんの手が緩まない?)

花丸(ちょっと驚いたずら。さあ、気を取りなそう!)ガチャタン

梨子「花丸ちゃん、暴れにビクともしません!!何事もなかったように攻め続けます!!」

善子「曜側も返せる確証がなかったようね。手が止まってしまったわ」

梨子「花丸ちゃん、再びダウンを取ります!穂乃果さんは残り体力6割!」

千歌「マルちゃんすごいね。返されても冷静だし、そのあとの攻めもすごく正確だよ」

ルビィ「それがマルちゃんの凄さかもしれないね。あのレバー捌きも練習量が証明してるね」

果南「私はずっとマルと練習してたけど、私が帰ったあともずっと一人で練習してたのかな?」

ダイヤ「・・・まだ、わかりませんわ」

鞠莉「ダイヤ?どういうこと?」

ダイヤ「さっきの曜さんには返せる確証がありませんでしたが、今は確信してます。次、暴れが通ったら、何かするはずですわ」

ダイヤ「1ラウンド目の暴れも通るのを確信してJSまで出してます。あの判断力は曜さんの武器ですわ」

果南「な、なるほど。ダイヤよく見てるね。っと穂乃果が点滅したね」

花丸(点滅ってことは1/4以下。お断りで〆て、勝利ずら!)タタン

曜(・・・このタイミング!)ポチ  ポポチ

ビシィ

花丸(ま、また立ちC!?もしかして通るのを確信してる!?)

梨子「曜ちゃん、再度暴れます!とりあえず生き延びました!」

善子「でも返したのがテンションだったから凛は空中食らいね。これじゃあ追撃がはいらn・・・え?」

ファイトダヨッ

6人「「「「「「えええええええええええええええええええええええええええええ!!??」」」」」」

ダイヤ「来ましたわ!!!」

花丸(う、浮いてる間にJS!!??こ、これはちょうど着地に・・・)


オウワッ


梨子「た、立ちCで浮いて、着地するところにJSを置いていたああああ!!!」

善子「こ、これは重なるタイミングを知らないとできない。・・・曜がラウンドを取り返したわ」


アフターセコンド
ダァシャッ!



果南「ダイヤ、もしかしてわかってたの!?」

ダイヤ「というより、これしかありませんわ。JSは持続が長いですから適当に出しても重なりますし」

千歌「私は、曜ちゃんにあんな発想があること自体に驚くんだけど」

ルビィ「曜ちゃんの、JSを重ねる精度はすごいよ。あの精度があれば、これくらいは簡単なのかもしれないね」

鞠莉「なんにしろこれで最終ラウンド!!ホントにどっちが勝つか、わからないわ!!」

花丸(こ、これは困ったずら。まず近づきづらいし、近づいても暴れられて返されちゃう・・・)

曜(あと1戦。最後まで集中しよう。AZALEAに全勝するよ!!)グィポチ

梨子「最終ラウンド!!穂乃果さんは相変わらずほむまんです!」

善子「んー、なぜか曜がやると寒く感じないのよねぇ」

ダイヤ「・・・不公平ですわ」

梨子「なんでダイヤさんのプレイは、あんなに寒いんだろうね。徹底してるからかな?ふむ、よっちゃん!」

善子「・・・白銀の結晶が吹雪のように流れ続ける極寒の猛攻  『ダイヤモンドブリザード』  なんてどうかしら?」

梨子「・・・採用」

ダイヤ「なんなんですのそれは!!!」

鞠莉「ちょっとかっこいいじゃない!アイスエイジよりはましだとおもうよ!!」

果南「そ、そうかな。アイスエイジのが言いやすいし、かっこいいと思うんだけど」

ルビィ「ときどきよくわかんないけど言うよね。本人楽しそうだからいいのかな」

花丸(フェイントを多めに・・・)ガチャ ガチャタンガチャチャ    花丸(今だ!)ガチャタン

曜(・・・やっぱり全部を止めきるのは無理だなぁ。ここから頑張りますか!)

梨子「花丸ちゃん、かなりの数のフェイントを入れ、ようやく曜ちゃんの牽制を切り開きました!」

善子「曜もそんなに無駄がないわね。それだけ慎重ってことなのかしら」

花丸(・・・これで3回目のダウン。このまま・・・ってあー!!ボタンを押すタイミングがずれたずら!!)タン タンタタン

曜(!!?)

ガッ ドカッ

花丸(・・・あれ?ガードしたあと当たった?と、とにかく繋ぐずら!!)タンタン

曜(下Aのあとに、遅れてテンションが来ると思って立ちC撃ったら、下Bがきた?繋きミスかな・・・?)

花丸(ど、どういうことずら・・・。ガードミス?ううん、あのタイミングで立ち状態でくらってた。それはないずら)

花丸(ん、立ち状態・・・?まさか・・・)タン タンタン


曜(・・・よし、ここで暴れればテンションを返せる)ポチ

ドカッ

曜(えぇ!?また下Bがきた!?またミスしたのかな・・・)

花丸(・・・やっぱり、『カウンターヒット』してる。間違いないずら!)

果南「曜、どうしたんだろう。ガードが甘くない?途中からくらってるよ?」

千歌「んー、立ってくらってるからテンションが来ると思ったら下段だった、じゃないのかなぁ」

だいるび「「これは・・・まさか」」   鞠莉「知っているのダイヤ!?」   果南「ルビィ?」

ダイヤ「曜さんは立って下Bをくらってますわ。一見ガードミスに見えますが、カウンターヒットしています」

千歌「カウンターヒットっていうのは、相手の攻撃を判定が出る前か出てる最中に攻撃を当てることだよ、果南ちゃん!」

ルビィ「カウンターヒットすると、文字が出るんです。気づきませんでしたか?」

果南「・・・いやまったk」    千歌「だよねー」ダイヤ「ですわよね」 鞠莉「だと思ったわ」    果南「orz」

ルビィ「ま、まぁカウンターヒットしたからって、何があるわけでもないんです。しましたよ、ぐらいの意味で」

鞠莉「でもダイヤ。カウンターヒットしてるから、どうしたの?」

ダイヤ「つまり、曜さんは『下Bを食らう前に攻撃を出してる』ことになります。曜さんは何を出したのでしょう」

ルビィ「立ってくらってること、今までの行動からしても、出してる攻撃は、立ちCしかありません」

ダイヤ「花丸さんは、テンションを止めるために出してる立ちCを狙って、『わざと遅らせて』下Bを出した可能性があります」

ルビィ「相手の行動を暴れて返す攻撃を、遅らせて攻撃して潰し返す。『暴れ潰し』と言われてるテクニックです」

ダイヤ「最初はその後のチェーンが遅かったので偶然かもしれませんが、2回目以降は確信してやっていますわね」

果南「でもさ、これってそんなに困ることなの?要するに、ずっとガードしてれば下Bはくらわないんだよね?」

千歌「果南ちゃん、曜ちゃんはなんのために立ちCを出してるんだっけ?」

果南「それは2択をかけられると困るから、テンションを止めるためでしょ?」

鞠莉「じゃあその立ちCが潰される下Bのためにずっとガードしてたら、マルはどうすると思う?」

果南「そりゃあ相手が攻撃してこないんなら、テンションから2択をかけに・・・ってあああ!!!」

ルビィ「そうなんです。暴れ潰しには、攻撃を潰してダメージを与えるっていう、直接的なメリットのほかに」

ダイヤ「相手の行動を抑止でき、攻めやすくなるという隠れたメリットがありますわ。いえ、こちらの方が大きいですわね」

果南「じゃあ曜はいま、中下段ガードのほかに、暴れる暴れないの2択もかけられてるってこと?」

千歌「そういうことになるね。たたでさえ色んなことを考えなきゃいけないのに、試合中にこんなに増えたら」

鞠莉「あとはどれだけ状況の変化に対応できるか、になるわ。そしてそれが一番影響するのは、ズバリ対戦経験量!!」

ダイヤ「さらに穂乃果さんの体力は点滅しています。状況を整理するにはあまりに心許ない体力ですわ」

曜(こ、こんなのってあり!?せっかくテンションを返せてたのに、もう対処法を思いついちゃったの!!?)

花丸(あと一回2択を通せば勝ち。曜ちゃん、みんな、見てるずら?これが、凛ちゃんなんだずら!!!)ガチャタン

オコトワリシマス



ユーウィナー



梨子「最後はちょいダッシュからのチェーンコンボ!勝ったのはぁ!花丸ちゃんでーす!!!」

善子「結果はCYaRon!の勝ちだけど、3試合ともどっちが勝ってもおかしくない、素晴らしい試合内容だったわ!」


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キャラ情報


渡辺曜 ランク2 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているが、柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、出が早く、スキが少ない。穂乃果の主力。
回る会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。



国木田花丸 ランク5 ノーマルモード レバー
卓越したレバーさばきにより凛を使いこなすテクニシャン。プレイヤー性能にキャラ性能が追いついていない。

星空凛 パワー1 スピード5 リーチ1 崩し4 弱ランク
お断りします:劣化ゴキダッシュ。出始め無敵。ヒット後ゲージ使用で専用追撃(ブレスパ)。1,5割。もちろん鉄壁。
テンション上がるにゃー:低空ジャンプ。体感16F程度からジャンプ攻撃可。コマンドはAB同時押し
☆星空にゃ!:前方広範囲に星を降らせる。ヒット5割、削り4割。空ガ可。ヒットガードともに不利。発動中はずっと無敵

解説
最高の機動力から判別困難な中下段を駆使し、ピンチには星を降らせるスピードスター。凛のみ、ステップがダッシュになる
星空は出すだけで約半分が確定し、このJSのみ削り殺しが可能という壊れ性能。空ガさせれば不利もつきにくい。
JS以外の火力が皆無でリーチが最短な点が悩みどころ。事故死しないだけましなのか?


ホッケンAquorsランキング

強 梨子>ルビィ=ダイヤ>鞠莉>花丸>千歌>善子>曜>果南 弱


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今日はここまで。残り3試合になります。
明日は夜10時ぐらいの更新予定です。


果南「マルー!!やったね!!」ダキッ

ダイヤ「さすが花丸さんですわ!!」ツキッ

花丸「ふ、ふたりとも苦しいずら~」

善子「いい試合だったわ、花丸」

梨子「花丸ちゃん、お疲れ様。よく対応したね」

花丸「善子ちゃん、梨子ちゃん・・・。ありがとう!!」


曜「しゃ、CYaRon!全勝の夢が・・・」orz

千歌「チームは勝ったんだからいいじゃーん?切り替えていこ?」

ルビィ「そ、そうだよ曜ちゃん。次もあるんだから」

鞠莉「落ち込むなんて曜らしくないよ!?スタンダーップ!!」



果南「さて、最後はGuilty KissとCYaRon!だね。はい、ダイヤ」

ダイヤ「私が実況ですの?かまいませんけど・・・。果南さん、もしかして解説するつもり?」

果南「・・・できればしたいんだけど、やっぱ組み合わせによる、かな?」


善子「ゴニョゴニョ」  鞠莉「私はオッケーよ!」   梨子「よっちゃんを信じるよ」   善子「ありがとう。じゃあ言ってくるわ」

善子「聞きなさい!・・・千歌、曜、ルビィ!!私達の戦う順番は、私、鞠莉、リリーよ!!」

CYaRon!「「「・・・え?」」」

花丸「よ、善子ちゃん?」

ダイヤ「・・・なるほど。うまい手ですわ」

ルビィ「・・・誘われてるね」

曜「いいんじゃない?私は連戦になるけど」

千歌「ふたりとも・・・。わかった。じゃあ私達は曜ちゃん、私、ルビィちゃんだよ!!」

果南「い、いいのこれで?」

ダイヤ「小細工は無用。とことん戦いましょう、ということですわ。何も問題ありません」

花丸「それに、この対戦カードはみんな見たいと思ってるはず。善子ちゃん、やるずら!」

果南「ま、いっか。善子と曜の対戦なら私でもなんとか解説できる。ダイヤ、よろしくね」

ダイヤ「了解ですわ。では、善子さんと曜さんはモニターの方に行ってくださいな!」

千歌「ちょっと意外だね。善子ちゃんが引くなんて」

鞠莉「善子は現状を冷静に判断しただけ。格ゲーの強さだけが戦力ではないのよ?」

ルビィ「対戦相手があらかじめ決まってる。これはこれで違う緊張がありますね・・・」

梨子「いい緊張ではあるね。それはさておき、今は先鋒を信じましょ?」

曜「さすが善子ちゃんだね。でも、前座で終わる気はまったくないからね!」スチャ

善子「それはこちらも同じよ?あなたに、金色の進撃を交わしきれるかしら?」ガコッ

ダイヤ「準備はよろしいかしら?・・・先鋒戦、始め!!!」

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キャラ情報


津島善子 ランク4 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。特訓によりプレッシャーを克服。2択などの単純な読み合いには弱い。

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。無敵あり。こっちみんな。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生遅め。ゲージ使用で追撃可。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で6割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ



渡辺曜 ランク2 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているが、柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、出が早く、スキが少ない。穂乃果の主力。
回る会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。

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ドレスヲセンタクシテクダサイ

ダイヤ「1P側、善子絵里!2P側、曜穂乃果!ランク上は下位同士ですが、2人とも対戦中に目ざましい成長をしていますわ」

果南「2人とも対戦相手はマルだったね。善子は勝って、曜は負けてるけど、どっちも互角に戦ってたよね?」

ダイヤ「もちろんですわ。花丸さんに追随したお2人の対戦、これは見逃せませんわよ!!」



マケタラジュースオゴリヨ!!
エリチャン、ソレバッカジャン

シュツゲキジュンビニイコウ、ハッシン!
オーケー グッドラック!



曜(2人が言ったけど、善子ちゃんはあのマルちゃんに勝ってる。ここは安全に行くよ!)グィポチ

善子(穂乃果で怖いのはJSだけ。私はダイヤのような体力調整はできない。最初だし大胆に行こうかしら)カチッ

曜(飛んだ!?でも、このタイミングなら穂むらアッパーで!)ポチ

善子(早めに・・・)タン

ビビシシッッ

ダイヤ「か、開幕!ほむまんを飛んだ絵里さんのジャンプCと、穂乃果さんの立ちCが相打ちですわ!!」

果南「同威力っぽいから体力差はつかないね。にしても絵里のジャンプCは穂むらアッパーに勝てるんだねぇ」

千歌「穂むらアッパーを教えたのは私だけど、ちゃんと絵里ちゃんの攻撃も落とせるはずなんだけどなぁ」

ルビィ「善子ちゃん、すごいね。多分だけど、立ちCされるのをわかっててジャンプ攻撃したのかも」

梨子「わかりづらいけど、立ちCに当たるように早めにジャンプCを出したね。だから相打ちになったんだね」

鞠莉「かなーん?解説をマルに代わったほうがいいんじゃなぁい??」

果南「だ、大丈夫だよ!!・・・多分」

曜(いきなり飛んできたね。でもほむまんがないと攻められ放題だし、警戒しつつほむまんかな?)グィポチ  グィポチ

ダイヤ「飛びを警戒したのか、ほむまん投げのタイミングを変えた曜さん!」

果南「牽制しつつも警戒をするんだ。曜もすごいなぁ」

ダイヤ「この対処に困ったのか善子さんはガードを固めていますわ!」

曜(飛びが通らないと見て狙わなくなったのかな?じゃあペースをあげますかー)ポチポチ

果南「ほむまんが多くなったね。飛びはないと踏んだのかな?」

善子(・・・ここかしら)  ガチャタン

ガッ  
ハラショー

ダイヤ「ほ、ほむまんガード後、次のほむまんをアラベスクで抜けましたわ!!善子さんはこれを狙っいてたのですね!!」

果南「こ、こんなことできるの??これほむまん投げにくくならない??」

曜(こ、このためにずっとガードしてほむまんを出させたの??連続で投げるのはよくないね・・・)

ダイヤ「曜さん再び緩急をつけてのほむまんですわね。絵里さん相手にはちょっと危険ですが」

果南「絵里はリーチが長いし、スピードもあるからね。ほむまんは射程が短いから思わぬところから攻撃されるかも」

ダイヤ「!!ここで絵里さんがほむまんのスキに接近!」

善子(確か、こんな感じのはず)カチッ


曜(ジャンプきた・・・ってこ、これ!?や、やっちゃったー)ポチ

果南「す、垂直ジャンプ!!さっきマルが見せたあの垂直ジャンプだあああ!!!」

善子(いいみたいね。・・・よし)タンタン

ダイヤ「立ちCのスキにジャンプCから足払いに直接つないで、ダウンですわ!!」

花丸「よ、善子ちゃんすごくない?さっき見せたばっかだよあれ・・・」

千歌「その前にも果南ちゃんが私にやってるし、あれだけ見れば、善子ちゃんならやりかねない」

梨子「常に冷静になったよっちゃんは強いよ。鞠莉さんともほとんど互角だったし」

ルビィ「お、お姉ちゃんに勝った鞠莉さんと互角!?ど、どうなってるの善子ちゃん」

鞠莉「互角は言い過ぎ。さすがに、私のほうが強かったよ!」

善子(起き攻め。たまにはこういうのもどう?)ガチャタン タタタタン

ミトメラレナイワァ  ハラショー

曜(こ、これ中段だっけ!?・・・お、遅れた)グ

ダイヤ「善子さん!テイルチョップから追撃まで決まり、体力を点滅に持って行きます!!さらに画面端!!」

果南「でも穂乃果のゲージも3本。ここから逆転も十分ありえるね」

曜(JSは撃てるけど、どうやって決めよう・・・。さて、真に集中するのはこっから!!さっきのやつを思い出すよ!)

善子(端だから密着ね。ここは、もう1回中段で崩す!!)ガチャタン

ルビィ「もう1回中段!?今の善子ちゃん、攻め方も変化がすごいよ!」

曜(甘いよ善子ちゃん!!)ポチ ポポチ

ドカッ ファイトダヨッ

ダイヤ「曜さん、ここで立ちC暴れ!!さらにJSを繋げましたわああ!!!」

果南「さっきマルにやった、あの暴れだね!!もう偶然じゃないよこれ!!残り2割!!」

ヤァァァァ

善子(し、しまった!?・・・でも次のJSならアラベスクで返せるわ!!)ガチャタン

曜(・・・今の善子ちゃんなら、返してくる!)グィ

ハラショー ガッ

梨子「り、リバーサルアラベスクを、ガード!!?」

鞠莉「まさか、読んでいたっていうの?」

曜(ふふっ、やっぱり♪)ポチポチポチポチ

善子(なんていうこと、なの。・・・曜を甘く見てた?いえ、まさかここまでとはね・・・)



モクヒョウノハカイヲカクニン



ダイヤ「完っ全にフルハウス!!全部読み勝って、1ラウンド先取は曜穂乃果!!!」

ルビィ「曜ちゃんかっこいー!!」    花丸「曜ちゃんサイコー!!」    果南「曜、すごいよ!!このままいっけー!!」

千歌「果南ちゃん、解説担当なの忘れてるね・・・」


ミッションカイシデス!

 

曜(うまくいったね!よし、安定に戻・・・す前にっ!!)グィ ポチポチポチポチ

善子(んなっ!!?)

ダイヤ「ら、ラウンド2開幕!今度は曜さんの奇襲ジャンプ攻撃が通っていますわ!!」

果南「曜はかなりノリノリだね!!善子はこれを止めるの大変そうだなー」

ダイヤ「足払いに繋いで、起き攻めですわね」

曜(さあ、攻めるよー!)

善子(・・・落ち着きなさいヨハネ。曜は自分のペースに乗ってる。なら、崩せばいいのよね?)ガチャタン

ハラショー

ダイヤ「よ、善子さん、2連続でリバーサルアラベスク!!これは読めませんわ!!」

果南「しかも曜の勢いが消されたかもね。この状況で善子ちゃん、ものすごく冷静だよ」

梨子「よっちゃんは、戦局を冷静に見れる眼を、どんな状況でも発揮できるのが最大の強みです」

鞠莉「果南と違うのは、冷静なところかな?そのときの状況で最適なことができるからね」

善子(さあ、絵里の強さを見せてあげるわ!!)ガチャ ガチャタンタタタタン

ミトメラレナイワァ  ハラショー

ダイヤ「ここでステップから中段!しっかり追撃まで繋げますわ!」

ルビィ「善子ちゃん、結構太い択を通すね。絵里さんの中段はガードされやすいのに」

梨子「今まで曜ちゃんがカン以外で中段をガードしたことはありません。そこを突いた戦略なのかもしれないね」

曜(また中段なの!?絵里さんのは遅いけど、とっさにはガードできないよー。とにかく牽制しか!)グィポチ

ダイヤ「曜さんは基本のほむまん投げね。連射するとアラベスクが来るからか、結構慎重ですわね」

果南「次アラベスクが通ったら画面端。相当つらくなるからねぇ。・・・でも」

曜(な、なんなのこのキャラ!!足長過ぎでしょ!?こんなところから届くの!?)グィポチ

善子(ほむまんがそんなに怖くないのは、絵里の特権よねぇ)タン タン

鞠莉「・・・やっぱ絵里は強いわねー。ほむまんをちょっと凌いだら立ちCが届くのよ?どんだけ長いのよー」

梨子「基本性能がホントに高いですからね。リーチのせいであの『ことりさんを封殺』できるのは強みです」

千歌「ことりちゃんも性能高いけど、絵里ちゃんほどじゃないよね。あらゆる面でことりちゃんより強いよ!」

ルビィ「こ、ことりちゃんも強いんですよ!?」

花丸「わかってるずら。でも、ことりちゃんに完全有利をつけれるのは、多分『絵里ちゃんだけ』ずら」



善子(当てすぎたかしら?点滅しちゃったわ。でも、JSを狙ってくれれば対処しやすいかな?)

曜(画面端、体力点滅。そして、ゲージ3本!!よし、さらに集中するよ!!)

鞠莉「にしても、ほむまんはガードさせてもすごくゲージの溜まりがいいわよね。もう3本溜まったよ!」

千歌「今回はJSを撃たなかったから2本あったけど、ほむまんを5回ぐらいガードさせたらゲージ1本回復するからね」

梨子「仮に1ラウンド目をJS連携で取ったとしても、ほむまんを投げてればいつの間にか3本回復、なんてざらです」

ルビィ「このゲージの回転率のよさも、穂乃果ちゃんの強さを支えてますね」

鞠莉「3本を確保することも重要なのよ?2本では無理でも、3本あると急にできることが増えるからね!」

ダイヤ「再びこの状況ですわ!しかし、絵里さんの体力は6割以上!!これをなくすのは至難の業ですわ!!」

果南「相手が善子だもんね。もうそう簡単にJSは決まらないよね」

曜(立ちCは怖いけど、ほむまんを投げないわけにはいかない。スキが少ないのはこれしか・・・、スキが少ない?)グィポチ

善子(ほむまんは止めないわね。体力はあるけどJSが撃てるから、何か通ったら負けちゃうわ。慎重に行きましょう)カチッ

曜(ほむまんガードのあともガード固めてる・・・?いけるかも!!)グッ

善子(歩いてほむまん。あんt・・・え?)

曜「ヨー!ソロー!!!」グィポチ ポチ

ダースー ウゥゥゥヘイ!!

ダイヤ「曜さん!ほむまんをステップで追いかけて、ガードを固めてる絵里を回長で投げましたわああ!!」

果南「私との対戦のときと違って、しっかり追加!確実に追撃できるよ!!」

梨子「よ、曜ちゃんがあんな連携を!?」

鞠莉「もしかしたら、とっさに思いついたのかも。曜ならありえないことはないわ!」

かなちかるび「かーらーのー!!?」

ピシィバシィドカッ ファイトダヨッ



タイショウノカンゼンチンモクヲカクニン



曜「敬礼~♪」ピッ

ダイヤ「投げからの追撃、チェーンからのJS!!勝ったのは、曜さんですわああ!!!!」


ルビィ「曜ちゃんすごいよー!!」

千歌「あの善子ちゃんに勝ったよ、曜ちゃん!!」

曜「えへへ、ありがとう2人とも!!」

ダイヤ「正直あなたが勝つとは思いませんでしたわ、曜さん」

果南「もう私より全然強いでしょ?」



善子「・・・ごめんね」

鞠莉「なぁに謝ってるのよ!?善子、すごく強かったわよ!」

梨子「そうだよ?それともなにかな?」

りこまり「「私達が負けるとでも??」」

善子「それは微塵にも思ってないわ。私の分まで頑張りなさいよ!!」

梨子「うんっ」     鞠莉「オッフコース!!」

花丸「善子ちゃん。今度またオラと対戦してほしいずら。今度は負けないずら!!」

善子「・・・もちろん受けて立つわ!覚悟しておくことね、花丸!!」

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キャラ情報


津島善子 ランク2 シンプルモード レバー
状況を瞬時に分析し、不利を極力避ける慎重派。特訓によりプレッシャーを克服。2択などの単純な読み合いには弱い。

絢瀬絵里 パワー3 スピード4 リーチ5 崩し1 中ランク
アラベスク:南斗獄屠拳。無敵あり。こっちみんな。ハラショー
テイルチョップ:ポニテでの中段。発生遅め。ゲージ使用で追撃可。
☆KKE:JSだが1本で使用可能。画面全体攻撃。2割。1本追加入力で6割。2本時に1/16でPKEになる。追加不可3割。

解説
ネタキャラ。なんだけどネタでは済まされないほど優秀なものが揃ってる。
基本性能はピカイチ。KKEが打てれば、もはや戦えない距離はないオールラウンダーと化す。
崩しが圧倒的に弱いのが欠点。中段ガード?ミトメラレナイワァ



渡辺曜 ランク3 シンプルモード パッド
しっかり牽制、しっかりコマ投げ、しっかりJS。割りきっているが、かなり柔軟な対応ができる。JS連携の精度は完璧。

高坂穂乃果 パワー3 スピード3 リーチ2 崩し5 強ランク
ほむまん投げ:飛び道具。画面半分しか届かないが、出が早く、スキが少ない。穂乃果の主力。
回る会長:体勢崩すコマ投げ。前後どっちに行くかは運で後ろだと追撃可能。回転中ゲージ使用で確実に後ろに回る。
☆ファイトだよっ:リーチは短いが上には長いガード不能技で、5割+超有利。逆コマンドで別演出あり。

簡易解説
ほむまんで牽制しつつ、近づいたら打撃とコマ投げとJSの3択が武器の、崩しのエキスパート。
ゲージ3本時のJS2連発が凶悪を通り越して反則クラス。JSの持続が長いため非常に重ねやすい。
リーチが短いのが欠点。要するに根性。


ホッケンAquorsランキング

強 梨子>ルビィ=ダイヤ>鞠莉>花丸>千歌>曜>善子>果南 弱

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すいません。諸事情により投稿が遅れました。
明日も10時更新予定です。


ダイヤ「さあ次は中堅戦ですわよ!!鞠莉さん、千歌さん!モニターの方に来てくださいな!!」

果南「はい、ダイヤ。お疲れ様。次は私が実況するよ!!マルが解説ね!!」

ダイヤ「あら、よろしいんですの?花丸さん」

花丸「もちろんずら!それに、さっきの試合、マルはあんまり喋ってないずら・・・」

果南「そ、そうだった、かな??」 ダイヤ「き、気のせいじゃあ、ありませんこと??」

花丸「むぅ。・・・いいずら!今回はしゃべりまくってやるずらー!!」

千歌「マルちゃん、そんなに喋ってなかったかな?」スタッダン

鞠莉「その前が試合だったからね。知らないうちに休んでたんじゃないかな!?」スクッ

善子「・・・うーん。やっぱりここの中段はよくなかったかしら??」ジー

曜「そんなことないんじゃないかな?あれは私が暴れただけで・・・」ジー

善子「いえ、花丸のときにあれだけ暴れてたのに、それに気付かなかったのは落ち度だわ」ジー

ルビィ「・・・ふ、ふたりとも??携帯で試合録ってたの・・・?」アセ

梨子「そ、そんなに気になったのかな・・・」アセ

ルビィ「る、ルビィもさすがにそこまではしないかな・・・。っていうか誰が録ってたのこれ」

花丸「オラずら。善子ちゃんに頼まれてたずら」

ダイヤ「なら、さきほど花丸さんがあまり喋らなかったのは、試合を録ってたからではなくて?」

花丸「・・・そうともいうずら」   ルビィ「そういうとこあるよねー」

果南「・・・じゃあ誤解も解けたところで!Guilty KissvsCYaRon!の中堅戦、始めてね!!ほら、善子!曜!!」

よしよう「「・・・むぅ」」 梨子「よっちゃん?」ニコ    善子「さ、さぁて!試合を見るわよ!!」曜「そ、そうだね!!」

千歌「鞠莉ちゃんには手加減しないからね?最初から解禁していくよ!!」ガコッ

鞠莉「ちかっちー、余裕ないんじゃなぁい?攻め俵だけじゃあ、私には勝てないわよ!!」ガコッ

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キャラ情報


小原鞠莉 ランク6 ノーマルモード レバー
豊富な知識と超反応が武器。鞠莉に甘えは許されない。性格からか型にはまった戦法が苦手。

矢澤にこ パワー2 スピード2 リーチ2 崩し2 弱ランク
猫パンチ:竜虎2性能暫烈拳。空ガ不可。にこにー中はガー不+無償追撃可。
いっくよー:昇竜拳。発生後まで無敵。にこにー中はヒット後1ゲージ専用追い打ち自動発動。
☆にっこにっこにー:投げ間合い特大コマ投げ。投げ成立後まで無敵。2.5+2.5+2で5.2割(!?)。
間合い外では広範囲攻撃。こっちは2.5割。ガード時は長時間拘束。技後ガードヒット問わずメリケン装備状態(通称にこにーモード)に。
ラウンド終了まで持続+全性能超アップ+スキルゲージ自然回復。

解説
にっこにっこにー発動からが勝負という、一発逆転系キャラ。にこにー前は文句なく最弱だが
にこにー後は他の追随を許さないほど性能があがり、一気に勝負を決められる。
逆ににこにーモードに入れず、一気に勝負を決められることがままあるのが最大の弱点。


高海千歌 ランク4 ノーマルモード レバー
米俵は崩しにしか使用せずキャラパワーのみで戦う脳筋派。キャラ性能を5割ほどしか活用してない。

小泉花陽 パワー3 スピード1 リーチ4 崩し3 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で食べた直後に米俵を設置。
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。2ヒットで消える。俵の近くで再度入力すると俵が爆発。
攻撃判定一瞬、3割、ガード不能、一瞬だけ追撃判定あり。スキ膨大。設置速度57F、爆破速度20F。おにぎりゲージ使用設置は50F。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。なのだが、使い手は千歌。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。決して重いからではないぞ?どこが、とも言わないぞ?

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ジョインジョインジョインニコォ

果南「始まるよ!!1P側、鞠莉にこ!2P側、千歌花陽!両キャラともさっき披露したばっかのキャラだね!」

花丸「両方ともホッケンではかなり特殊なキャラずら。だから、キャラ性能でどっちのほうが強いとかは、すごく判別しにくいずら」

果南「プレイヤーの影響をもろに受けるってことかな?それなら2人ともお墨付き!試合が楽しみだね!!」


アオゾラモーニコッ
ハナヨ、カクゴハイイワネ?
ダ、ダレカタスケテー

ダタイムォブレボリューション
バトゥワン ディサイダデスティニー


鞠莉(点滅するまで待ってもいいけど、先に攻めて倒しちゃいましょ!!)ガチャ

千歌(点滅されたら終わり。まず近づけさせないようにしなきゃ!!)ガチャタン

ドカッ

果南「千歌、開幕足払い!前に出てきたにこに当たってダウンを奪ったよ!!」

花丸「これで千歌ちゃんは一安心ずら」

千歌(よし!)ガチャタン ガチャタン

ハクマイッ ピャアア

ダイヤ「バクステで距離をとっておにぎり、からの米俵。安定ですわね」

善子「花陽はにこにーモードに入られたらまず勝てないわ。まぁ、あんなのだいたいのキャラは勝てないけどね」

梨子「にこにーモードに多少対抗できるのはことりさん。まだましなのが真姫さん、絵里さんですね。他は、無理です」

ルビィ「特に無理なのは【穂乃果ちゃん】だけど、花陽ちゃんも同じぐらい無理ですね。千歌ちゃんどうすんだろう?」

果南「・・・あれ?千歌、俵を置いてからしゃがんだね。どうしたんだろう?」

花丸「あれが一番安全なんだずら。花陽ちゃんはリーチが長いから、俵を自分の前に置いて、相手の攻撃がきたら」

花丸「リーチ差で返り討ちにするずら。だから下手に動いたら、にこちゃんの攻撃をもらっちゃうずらよ。でも」

花丸「相手は、鞠莉ちゃんずら。きっと思いもよらない方法で、あの布陣を突破するに違いないずら!」

曜「んー、あの俵って防御に使ってない?千歌ちゃん、攻めにしか使えないって言ってなかったっけ?」

梨子「あれは基本中の基本だからね。きっと千歌ちゃんは、うまく使えないっていう意味で言ったんだと思うよ」

ダイヤ「そして、鞠莉さんならあのくらいの防衛は想定内のはずですわ。きっと対処法も知ってるはず、ですが」

ルビィ「いったいどうやって、にこちゃんで何をしたら崩せるのか、ルビィ達にはさっぱりわかんないんですよ」

鞠莉(うふふっ、ちかっちー。その程度でにこにーを止められるつもりなの!?)カチカチ

果南「米俵で守りに入ってる花陽に、にこが歩いて近寄ってるー!!・・・もしかして、私が千歌にやったやつ!!?」

花丸「そ、そうかも・・・。でも、にこちゃんで歩き?なにをするつもりずら・・・」

千歌(ま、またこれー!?うー、こわいよー。こ、こんなん牽制するしかないよ!!)タン

鞠莉(っ)ガチャタン

ウニャニャニャニャニャー

果南「ねっ」花丸「ねっ」梨子「ねっ・・・」

7人「「「「「「「猫パンチー!!!!????」」」」」」」

果南「ど、どどどどうなってるの!!?マル!!!俵が一瞬で消えて、猫パンチが当たったよ!!!??」

花丸「・・・いや、まさか。でも・・・、もしかして、『差し返し』た・・・?」

果南「え、なに?差し返し?なにそれ?」

花丸「牽制技は相手の行動を抑止するのに必要ずら。でも、立ちCみたいな技は空振った時のスキも大きいずら。そこに」

花丸「逆に攻撃を当て返すテクニックずら。読み、誘い、反応が高レベルに揃って初めてできるテクニックなんだけど」

花丸「鞠莉ちゃんはだいたいを反応に頼って差し返したね。マルも実際に差し返しを見たのは、初めてずら」

梨子「し、しかも普通差し返しに使う技は通常技なのに、鞠莉さんはスキルの猫パンチで差し返したね・・・」

ルビィ「た、確かに猫パンチは多段攻撃だから、ガードされなければ俵でも一瞬で消せるんだけど・・・」

ダイヤ「わ、わざわざ出そうとは思わないし、そもそも出せませんわよ。どういう反応ですの・・・」

曜「正直よくわかんないんだけど、鞠莉ちゃんが優位になった、ってことでいいのかな?」

善子「そうね。俵も消えたし、攻めるのは間違いなく鞠莉になったわ」


千歌(ひえぇぇ!?さ、差し返しなんてされたらなんにもできないじゃん!!ガードして、スキを見て逃げるよ!!)カチッ

果南「花陽は距離を取ったのが仇になって画面端だね。だからなのかガードを固めてるよ!」

花丸「あんなことをされたら、おちおち牽制できないずら。今は何回か耐えて、体勢を整えるチャンス待ちだね」

花丸「でもいくらにこちゃんが遅いといっても、花陽ちゃんはそれ以上に遅いずら。千歌ちゃんは見極めが大事ずら」

鞠莉(にこにーに対してガードに徹する。正解よちかっち。でも、この攻撃をガードしきれるかしら!?)ガチャ

果南「にこ、ジャンプ!これは対空されるのかな?」

花丸「花陽ちゃんはジャンプBが対空技だけど、もう間に合わないね。おとなしくがーd・・・」

スタッ ペシッ

善子「じゃ、ジャンプ攻撃を出さずに・・・」    曜「着地してすぐに下A・・・??」

梨子「・・・『すかし下段』だね。ジャンプ攻撃は立ちガードしかできないから、あえてジャンプ攻撃を出さずに着地」

梨子「そのあとすぐに下段である下Aを出して、ガードを切り替える時間を無くしてガードを崩すテクニック」

ダイヤ「ガードを崩すテクニックとしてはそんなに難しくはありませんわ。でも、ジャンプ中は完全に何もしないので」

ルビィ「対空の的になってしまいます。なので『事前にガードを意識させておくこと』が最重要なテクニックになりますね」

果南「チェーンから猫パンチにつないでダウン!そこから、再びジャンプで攻めるのはにこ!!」

花丸「ジャンプ攻撃か、下段か。単純な分余計にガードしにくい2択ずら」

千歌(・・・曜ちゃん、技を借りるよ!!)タン

ビシッ

果南「花陽、ここで暴れが通ったー!!鞠莉はまたすかし下段を選択してたみたいだね!!」

花丸「すかし下段は暴れに強くないずら。千歌ちゃん、弱点を知ってたっぽいね。・・・でも」

千歌(問題はここから。ジャンプは絶対落とされる、牽制は差し返される。なら!!)カチッカチカチカチ

鞠莉(ま、そうなるわよねー。さすがちかっち!)   ガガチャ

果南「こ、今度は花陽が歩いてる!!私は教わった通りにやっただけなんだけど、そんなに有効なのこれって?」

花丸「そうだよ。そのあとが読みにくいからね。その証拠に、あの鞠莉ちゃんもたまらず距離を取ったね」

千歌(でも、体力は圧倒的にリードされてる。・・・攻めなきゃ!!)カチッ タン

善子「なるほど。ゆっくり歩きつつ、間合いになったら攻撃。これなら差し返されないわね」

だいるび「「・・・」」    梨子「確かに、差し返されはしないね」    曜「え?」

千歌(いける!このまま押し返すよ!!)カチッ タ


鞠莉(♪)ガチャタン

ウニャニャニャニャニャニャー

果南「な、なんか猫パンチが当たってるー!!花陽が当たりにいったように見えたよ!!」

花丸「・・・そういうふうに見えるよね、あれは」

曜「ど、どういうこと???私にも花陽が当たりにいったようにしか見えなかったんだけど・・・」

ダイヤ「あれは、牽制猫パンチよ。要するに、読み合いが一巡しただけですわ」

曜「一巡?」

ダイヤ「千歌さんは最初、近づかれないように牽制立ちCを出してた。鞠莉さんはそれを猫パンチで差し返した」

ルビィ「差し返しが怖いから、千歌ちゃんは差し返されないように近づいてから攻撃を当てるようにした」

善子「差し返されないように近づいてから攻撃がくるなら、近づいたところに当たるように牽制猫パンチを置いておく ってところかしら」

梨子「これは俗に『地上戦』と言われています。それぞれ、当て技、置き技、差し返し技 の三すくみになります」

曜「なんか、どっかで似たような話を聞いたことあるような・・・」

ルビィ「千歌ちゃんに教えてもらった、飛び、様子見、牽制 の話だよ」

曜「・・・それだ!!!」

梨子「置き技はつまり牽制技。千歌ちゃんの話は、地上戦に勝ったあとの話になるんだよ」

曜「じゃあまず地上戦の読み合いに勝ってから、次の読み合いをしなきゃいけないの??」

ダイヤ「しなきゃいけないことはありませんが、知らなければ、負けてる理由がまったくわからずに負け続けますわね」

梨子「言うなら対処したあとの対処法を知っているんです。こんなことをされたら、知らない限り勝てません」

善子「やたらややこしい話になってきたわね。そんなことしてたら試合がすすまn・・・あっ」

ルビィ「うん。さっきの、ルビィ達みたいな試合になるね。あれは極端だけど」

曜「・・・っと試合が終わりそう。花陽があと1割だね」

千歌(こんなの無理ー。もうイチかバチか!!!)ガチャ

鞠莉(♪)ガチャタン

イックヨー



ケイオウ



果南「にこ!花陽の飛びをいっくよーで落として、先にラウンドを取るのは鞠莉にこー!!」

花丸「鞠莉ちゃん安定しすぎずら。これは千歌ちゃんかなりきついね」


曜「悪いけどこれさ、千歌ちゃんが勝つの無理じゃない??」

梨子「ひとつだけあるかな。・・・ぐちゃぐちゃな試合をすればいいんだよ」

ルビィ「ぐちゃぐちゃ?」   善子「なによそれ」   ダイヤ「どういうことですの?」

梨子「読み合いをしなければいいんですよ。本能赴くままに、動きたいように動けば可能性はあります」

梨子「問題はそのことに千歌ちゃんが気づくかどうか。あと、鞠莉さんがそれまで待ってくれるかどうか」

善子「さらに」   ルビィ「それが通じるかどうか」   ダイヤ「ですわね」   梨子「うん・・・」

千歌(・・・うん、もういい。考えても無理ならとにかく攻めよう!私も考えるのとか苦手だし!!)チラッ チラッ

果南「なんで千歌は」   曜「こっちを見るのかな」                 善子「ってなんで私を見るのよ!!」

千歌(さあ!行くよ!!)ガチャ ガチャタン

鞠莉(・・・!!)カチッ

果南「・・・っと!ラウンド2!開幕から花陽が攻める!!」

花丸「花陽ちゃんは、絵里ちゃんの次にリーチが長いから、押せ押せでいいのかもね、うんっ」

ダイヤ「これは。気づいたというより、開き直りましたわね」

ルビィ「でも、かなり変則的な攻撃・・・。これはこれでいいのかな?」

梨子「しかもゲージは3本あります。これならいけるよ、千歌ちゃん!」

千歌(おりゃあああ!!)タンタン

鞠莉(な、なんなのよこれ。あまりにもめちゃくちゃ過ぎるわ!・・・あっ)

ダン

果南「鞠莉が翻弄されたか!ここで花陽の足払いがヒットおおお!!!」

花丸「ワンチャンがきたずら!!」


ハクマイピャアア

善子「おにぎりからゲージを使うとすぐ米俵が置けるのね。ワンチャンってそういうこと」

鞠莉(ま、まずいかな?クールダウンよ・・・花陽を、ルーッキング!!)ジー

千歌(ふんぬー!!)タン ガチャタン

ガッ ハクマイッ

鞠莉(なっ・・・足払いからおにぎり!?は、反応しちゃったわ!!!)ガチャタン

イックヨー

果南「ああっとー!!止まった花陽に反応してしまったのか、いっくよーが空振ったー!!!」

花丸「な、なんずらこの動き・・・。でも空振りにコンボはしっかり決めてるずら・・・」

曜「こ、これ!千歌ちゃんのペースじゃない!?」

梨子「そうかも。あんなの私も絶対読めないよ」   だいるび「「同じく」」

善子「これで半分ね。あと2回通せば勝てるわ」

ハクマイッ

果南「こ、今度はド密着でおにぎりだー!!」

花丸「・・・」( ゚д゚)ポカーン

鞠莉(ちょおおおおおおお!!??なんでなのよ!!あああ、反応がおくr)タ

タタタタン

ピャアア

果南「千歌!またしても変則的な動きでにこの暴れを潰したー!!!」

花丸「からの米俵だね。・・・これは読めないずら」

善子「打撃か、直爆破か、打撃から爆破か、おにぎりか、ジャンプか」

曜「今の千歌ちゃんの行動は読めないって!!」

ルビィ「・・・点滅だね」    梨子「うん」

ダイヤ「チェーンを繋ぎすぎましたわね。まずいですわ」

千歌(最後はこれだー!)カチッ

果南「花陽、ジャンプ!!まさかここで飛ぶの!!?まったく読めないね!すごいね!!」

花丸「・・・でも、無意味ずら」


ニッコニッコニー

千歌(しまっt)ガt

キマリースギイエーイイエーイ

果南「鞠莉!ここでにっこにっこにーをはつd・・・えっ?」

曜「・・・にこちゃん??」

ようかな「「誰だこれええええええええええ!!!??」」

ピョンピョコピョンピョン ハヤイー
カミノケホドケテーピョンピョコー

善子「あら、2人とも知らなかったの?このJSは逆入力でも出せるのよ。しかも逆入力をすると」

梨子「にこさんはツインリボンを解いてロングヘアーに、青いオーラのにこにーモードに移行します。効果は変わりませんけどね」

ダイヤ「見ての通り、恐ろしいほどの美少女になりますわ。まるで小さい私のようですわね」キリッ

オオキクナァレ ニコニコトドケー

ルビィ「にこちゃん・・・かっわいいよー!!!」

花丸「きたー!!きたよこのモード!!!鞠莉ちゃんナイス!!神ずら!!女神ずらー!!!」

果南「た、確かに。ものすごく可愛い・・・。持って帰りたいね・・・。いくらで売ってるんだろ・・・」

ピョンピョコピョンピョン ハヤイー
チカヅイテミテヨーピョンピョコー

曜「お、おーい。ふたりともー。実況してほしいなー?」

梨子「まぁいいんじゃない?にこにーになったら試合は終わりだよ」

曜「え、でもさっきJSの衝撃波が当たって2.5割減ったけど、花陽はまだ体力が7割以上あるよ?」

鞠莉(うふふっ、ちかっち。どうする?)カチカチッ

千歌(だ、ダッシュ?ま、まずい!牽制を)タン

コトッガチャ

千歌(こ、これは・・・)

イタサモホンキーワルイガホンキダ
コレゾニコノ ジョシドー

ダイヤ「一番最初の練習試合で、ルビィが善子さんにやった、牽制を飛ぶジャンプ!?」

ルビィ「それより巧妙だね。ダッシュを牽制の間合いギリギリで止めて、牽制を誘ってからジャンプしてるよ」

鞠莉(ああ、にこにー最高だわ!!!)タンタタタタンガチャタン ガチャタン

ビシィ ピシッドカッバキィ ウニャニャニャニャニャニャー イックヨー フンッ

ようかな「「( ゚д゚)ポカーン」」

ようかな「「(つд⊂)ゴシゴシ」」

ようかな「「( ゚д゚)」」


ニコッ



ケイオウ



ようかな「「減りすぎでしょ!!!!」」

よしりこだいまるび「「「「「はいはいわろすわろす」」」」」


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キャラ情報


小原鞠莉 ランク6 ノーマルモード レバー
豊富な知識と超反応が武器。鞠莉に甘えは許されない。性格からか型にはまった戦法が苦手。外れすぎても苦手。

矢澤にこ パワー2 スピード2 リーチ2 崩し2 弱ランク
猫パンチ:竜虎2性能暫烈拳。空ガ不可。にこにー中はガー不+無償追撃可。
いっくよー:昇竜拳。発生後まで無敵。にこにー中はヒット後1ゲージ専用追い打ち自動発動。超威力。
☆にっこにっこにー:投げ間合い特大コマ投げ。投げ成立後まで無敵。2.5+2.5+2で5.2割(!?)。
間合い外では広範囲攻撃。こっちは2.5割。ガード時は長時間拘束。技後ガードヒット問わずメリケン装備状態(通称にこにーモード)に。
ラウンド終了まで持続+全性能超アップ+スキルゲージ自然回復。

解説
にっこにっこにー発動からが勝負という、一発逆転系キャラ。にこにー前は文句なく最弱だが
にこにー後は他の追随を許さないほど性能があがり、一気に勝負を決められる。
逆ににこにーモードに入れず、一気に勝負を決められることがままあるのが最大の弱点。

苦手キャラは常時どのコンボも3割以上の火力を有し、にこにーモードに素で対抗しうる、ことり。


高海千歌 ランク4 ノーマルモード レバー
米俵を崩しにしか使用せず、キャラパワーのみで戦う脳筋派。キャラ性能を6割ほどしか活用していない。

小泉花陽 パワー3 スピード1 リーチ4 崩し3 中ランク
おにぎり:食べるとHP回復。0.5割。全体動作40F。食べた数だけ米俵が置けるようになる。ゲージ使用で食べた直後に米俵を設置。
米俵:キャラぐらいの米俵をキャラ手前に設置。2ヒットで消える。俵の近くで再度入力すると俵が爆発。
攻撃判定一瞬、3割、ガード不能、一瞬だけ追撃判定あり。スキ膨大。設置速度57F、爆破速度20F。おにぎりゲージ使用設置は50F。
☆ダレカタスケテー:からのチョットマッテテーと同時にファンの波が押し寄せる、広範囲ダム的性能。全ヒットで5割、1ヒットでも3割

解説
おにぎりを食べれば食べるほど有利になる、かなり特殊なキャラクター。俵をいかに置いて場を有利にするかに全てがかかる。
遅いスピードも相まって、基本的には待ち気味に戦うことになる。なのだが、使い手は千歌。
一番の鈍重キャラなので接近するのが大変。決して重いからではないぞ?どこが、とも言わないぞ?


ホッケンAquorsランキング

強 梨子>ルビィ=ダイヤ>鞠莉>花丸>千歌>曜>善子>果南 弱
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本日はここまで。残り1戦です。
明日も夜10時前後の更新になると思います。


果南「ワロs・・・もとい、にこにコンボで、勝ったのはぁ!鞠あああ莉いいい!!!」

花丸「これで1勝ずつ!チームの勝敗は大将戦に委ねられたずら!!」


鞠莉「まっりまっりまー♪」

梨子「鞠莉さん、やったね!!」

善子「圧倒的だったわね。お疲れ様」

鞠莉「ううん、2ラウンド目は結構危なかったよ?やっぱちかっち強いよ!!」

善子「そうよね。・・・さて、リリー」

梨子「うん」

善子「言うことはひとつよ。・・・勝ちなさい!!」   鞠莉「勝って優勝よ!!」

梨子「うん!いってきます!!」スクッ



千歌「・・・鞠莉ちゃん強すぎだよー」

曜「どんまいどんまい。あれはルビィちゃんでも勝てるかどうかだよ」

ルビィ「ルビィのキャラはことりちゃんだから、なんとか大丈夫かなぁ?」

千歌「それより、お願いね」 曜「ルビィちゃんが頼りだよ!」千歌「お菓子だよ!?」曜「豪華料理だよ!?」

ルビィ「ピギィ!!?・・・が、ががががんばr」

ダイヤ「ルビィ」    ルビィ「お、おおねお姉ちゃん?」    ダイヤ「」ダキッ    ルビィ「ふぇ?」

ダイヤ「いい?何も気にせず、自分の試合をしなさい。大丈夫、あなたなら、勝てるわ」ヨシヨシ

ルビィ「・・・うん。ありがとう、お姉ちゃん」エヘヘ

千歌「さすがダイヤちゃん・・・。ぃ曜ちゃん!」    曜「・・・オッケー!!」

ちかよう「「ルビィちゃん!」」    ルビィ「千歌ちゃん?曜ちゃん?」

ちかよう「「We are CYaRon! 頑張ルビィ!!」」ググッ

ルビィ「!・・・うんっ!!」スタッ



ダイヤ「さて、最後は私が解説しますわ。・・・花丸さん!!」

花丸「了解ずら!!梨子ちゃん、ルビィちゃんはもう来てるね。準備しといてねー」

果南「よっと。やっぱ最後は、この対戦だね」

千歌「梨子ちゃんは確かに強い。でも、ルビィちゃんも引けをとらないはず!」

曜「梨子ちゃんはさっき果南ちゃんもといダイヤさんに負けてる。そのダイヤさんとまったく互角だからね」

鞠莉「あのときのダイヤ、ホントにすごかったわよ。もし、最初からダイヤだったら、梨子の圧勝だっただろうけどね!」

善子「ダイヤとルビィが強いのはわかるわ。でも、最強はリリーよ。このヨハネが、そう信じてるんだから!!」

ルビィ「善子ちゃんからあんなに信頼されるなんて。でも、ルビィは負けるつもりはまったくないですから!!」スチャ

梨子「ダイヤさんとの練習は相当なものだったようね。私達は、それの上を行く練習をしてきたのよ!!」ガコッ

花丸「・・・よさそうだね。それでは大将戦、始めるずら!!」


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キャラ情報


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす。地上ガー不。ゲージ使用で文字威力込み4割の3連撃発動。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。刀も効かないカウンター回転踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:発生と突進がクソ速い突進技。5割。突進するまで無敵、突進中及びガード時は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは自身の当身以外に返せる技がなく、様々な技に対応できるJSの中でも上位の性能。
リーチが短い、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しずらく、リーチ負けもしやすい希


黒澤ルビィ ランク8 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。深い読みが武器。アドリブ力はないので奇襲や不意打ちをもらいやすい・・・?

南ことり パワー4 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。成立させにくい分威力が高め
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
唯一の空投げ持ち。凛に次ぐスピードキャラだが、通常技のダメージも高いという珍しいキャラ。
スピードでかき回し、ワンチャンをモノにしよう。JSは高性能だが、無敵は攻撃発生直後に切れる。
欠点は繋がるスキルがひとつもなく、地上でのガード崩し能力に乏しいこと

苦手キャラはガー不を返しやすく、リーチ差で火力を補うことであらゆる面でことりの上を行く、絵里

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ジョインジョインマキィ


花丸「さあ泣いても笑ってもこれが最後!!1P側、梨子真姫!2P側、ルビィことり!大将戦にして優勝決定戦ずら!!」

ダイヤ「2人とも試合はしてますが、内容が内容なので、両方ともに情報はないようなものですわね」

花丸「梨子ちゃんは2vs1、ルビィちゃんはほとんど動いてないからね。でも実力はAquorsトップ同士ずら!!」

ダイヤ「私を含め、みなさんがこの試合を見たいと思ってるはずですわ。う~ん、早く見たいですわ!!」

花丸「だ、ダイヤちゃん落ち着いて・・・。ちゃんと解説してよ?ダイヤちゃんしか無理なんだから!」



マキチャンノオヤツニシチャウゾー
ナニソレ、イミワカンナァイ

ラウンド ワン
レディ ゴウ!



ルビィ(・・・)グィ

梨子(・・・)カチッ

花丸「ラウンド1!!まずはお互い下がったずら。実に静かな立ち上がりだね」

ダイヤ「・・・おそらく様子見が続くので、開幕の読み合いを説明しますわ。といっても憶測ですけど」

花丸「え?読みあった結果がお互い後退なの?どういうことずら?」

ダイヤ「これにはルビィが『奇襲に弱い』という前情報が関係しますわ。もし、奇襲に弱いままでしたら今の開幕で梨子さんは」

ダイヤ「前ジャンプをする予定でした。通れば一気に3割は奪えますからね。しなかったのは、確証がなかったからですわ」

花丸「でも、弱いままだったら、ってそんなのやってみなきゃわかんないよね?前飛びにそんなにリスクがあるの?」

ダイヤ「もしルビィが奇襲に弱いという弱点を克服してたら、開幕ジャンプなど簡単に落とされてしまいますわ。さて、ここで一旦」

ダイヤ「私とルビィの試合を思い出してくださいな。僅差でルビィが勝ちましたわね?この試合もこの『僅差』が重要ですわ」

ダイヤ「お互い1発が大きいとはいえ、リーチとスピードで劣る真姫さんがダメージレースで勝てるのは、当身しかありません」

ダイヤ「安易な考えで、先制ダメージを許してしまっては、基本性能で劣る真姫さんはこのダメージに追いつくことすら大変なのです」

ダイヤ「なので梨子さんは後退。ルビィ側もだいたいは同じですわ。牽制を振ってもよかったのですけど、もし真姫さんが」

ダイヤ「当身を置いていたら?梨子さんからダメージを取るのは大変。なので余計なダメージを避けるための後退になります」

花丸「そ、そうなの?か、開幕の読み合いがあったっていうのはわかったずら。でも、今のこの状況はいったいなんなんずら??」

千歌「なんかふたりとも、すんごい離れて垂直ジャンプしてる。今、ステップしたあとバクステって・・・」

善子「それだけじゃないわ。当たるわけもない立ちBやガード不能技を振ったりしてるわね。なんなのかしら」

鞠莉「ダイヤ、これにも意味があるっていうの?」

ダイヤ「今お互いがやっている一見して無意味に見える行動の数々は、煽りあるいは挑発、という意味合いがありますわ」

ダイヤ「相手をスキを突くには、まず自分がスキを見せなければならないのです。今のところ、両者にスキはありませんが」

ダイヤ「どこかでスキを見せるはずです。そのスキを逃すのか、見抜いて攻めるのかが、今後に多大な影響を及ぼしますわ」

花丸「ええっと、つまり?」

ダイヤ「動いたほうが攻めれたら勝ち、動かされて返り討ちにあったら負け。そういうことですわ」

曜「や、やっとわかりやすくなったよ・・・」

善子「要するに様子見ね。確かに、ダイヤの言う通りになってるわ」

果南「難しい説明をしてても、最後には誰にでもわかるようにしてくれる。ダイヤのすごいところだよ」

ダイヤ「私とルビィとの試合の違いは、この試合は是が非でも勝たないといけないので、攻めざるを得ない状況がある、ということですわ」

ダイヤ「攻めるのは主に体力負けをしてるほうですわね。今はまだ変動がないので、状況になったらまた言いますわ」

花丸「お願いするよ。こんなのがわかるのは、ダイヤちゃんしかいないからねー」

ダイヤ「そうかしら?あと2人はいるような気がいたしますが?」   花丸「き、気のせいずら」   鞠莉「そ、そうよー」

ダイヤ「・・・そういうことにしておきますわ」   鞠莉「!!ダイヤ!ふたりが接近したわ!!」


梨子(・・・)カチ カチ

ルビィ(・・・)グッググッ

善子「ちょうど中距離ぐらいかしら?リリーはうろうろしてるわね。牽制は・・・無理ね。遠すぎる」

千歌「あの距離ならことりちゃんの足払いが当たる・・・のかな?んー、振ってないってことは当たらない??」

曜「真姫ちゃんは変わらずうろうろしてるね」  果南「な、なんだろう?ことりが小刻みに屈伸してる」

花丸「だ、ダイヤちゃん・・・」   ダイヤ「え、えぇ。恐ろしいわ。梨子さん・・・」   鞠莉「『間合い』、ね」

ようかな「「ま、間合い??」」   千歌「私もわかりませーん」   善子「いったいなんなのよ?」

ダイヤ「梨子さんがうろうろしてる距離は、ことりさんのC攻撃がギリギリ当たるか当たらないか、の距離ですわ」

ダイヤ「ことりさんのC攻撃も例に漏れず空振ったらスキが大きいので、ルビィが距離を見誤って空振ったら」

花丸「容赦なくステップが来て、2割は飛ぶずら。でも牽制しなさ過ぎて前に出られたら、真姫ちゃんも攻めれる距離になるから」

鞠莉「そうならないように、ことりも少しずつ移動しながら距離を調整してるのよ。この距離間を、間合いと言うの」

善子「それなら前に出られたときに、ルビィは牽制しなきゃまずいわよね?距離を調整するだけじゃあ状況は変わらないわよ?」

ダイヤ「ここでルビィが牽制を振らないのは、相手に当身があるからですわ。真姫さんには、これ以上接近されたらまずいという」

ダイヤ「とある間合いがあるのです。ですがその間合いこそ、梨子さんにとっては絶好の当身ポイントなのですわ」

千歌「・・・ごめん。つまり、どういうこと?」

ダイヤ「この間合いは、リーチの関係でことりさんが有利に見えがちですが、実は真姫さんが有利、ということです」

花丸「正確には、梨子ちゃんが有利な状況を作ってる、って言ったほうがいいずら。梨子ちゃんじゃなきゃ、こうはならないずら」

果南「そ、そうなの??距離があって、一方的にことりが攻撃できそうなのになぁ」

曜「こ、こんなん、解説してもらわないと絶対わかんないよ。してもらっても、いまいちよくわかんないのに・・・」

鞠莉「曜がことりを、果南が真姫を動かして、対戦してみるといいわ。梨子がいかにすごいかが、よくわかるわよ」

千歌「んー、ダイヤちゃんには悪いけど、さすがに真姫ちゃんが有利には見えないなー」

善子「・・・そうなのよね。両方攻撃しないから体力が動かないんだもの。そんな状況で何をいっt」

梨子(・・・)カチッ  ガチャタン

ルビィ(!!)ポチ

トラナイデ!

曜「ま、真姫ちゃんが一定距離歩いて近づいたところに、ことりちゃんが立ちB牽制。それを知っていたかのように当身・・・」

果南「だ、ダイヤが言った通りになったよ・・・」

ちかよし「「申し訳ありませんでした!」」

ダイヤ「いえ、実際あの状況はことりさんが有利にしか見えません。仕方のないことなのです。こうなることも、ね」

花丸「体力が動いて状況が変わったずら。そして、残り時間、50カウント」

鞠莉「梨子が逃げ切るのか、それともルビィが攻めを通すのか」

梨子(・・・)カチカチッ

ルビィ(・・・まずい)グィ

果南「こ、今度は真姫が前に出て、すぐにさっきの間合いになったね」

曜「なんでなんだろう。真姫ちゃんは体力で勝ってるんだから、離れて時間かけてもいいのに」

善子「これならわかるわ。あまり後ろに逃げると、画面端になるからよ。いくらリリーでも画面端は避けたいようね」

千歌「体力差ができたから、ルビィちゃんは攻めなきゃいけない。なら当然、接近することになるからね」

ダイヤ「その通りですわ。攻めてくる相手に間合いを保つには下がらないといけないけど、画面端は避けたい。ならいっそのこと」

鞠莉「最初からさっきの間合いにする。こうなると真姫が有利なんだから、むしろ下がらなきゃいけないのはことりになるのよ」

花丸「ことりちゃんは攻撃を当てないといけないけど、真姫ちゃんは対応すればいい。さっきより真姫ちゃんが更に有利ずら」


曜「そうみたいだね。私だったら、あと1回分ぐらいのダメージがあったら余裕が持てるかなぁ」

千歌「梨子ちゃんも多分そう思ってるんじゃないかな?だから次は梨子ちゃんが仕掛けるかもね」

梨子()カチッ  ルビィ()グ 梨子(!)ガチャ ルビィ()グィ 梨子(!!) タ ルビィ()グィポチ

梨子(やられた・・・っ!!)

チュンチュン

ダイヤ「うそ・・・?」   花丸「なっ・・・?」   鞠莉「・・・えぇ?」

果南「3人とも?何を驚いてるの?」

曜「??ことりちゃんが空中投げ決めただけじゃん」

千歌「だよね?ルビィちゃんが読み合いに勝っただけでしょ?」

花丸「確かに、結果だけ見たら、梨子ちゃんのジャンプに対してルビィちゃんが空中投げを決めた。それだけずら」

鞠莉「でも、その空中投げを決めるまでに、ありえない攻防があったのよ。・・・多分だけど」

善子「まぁ?真姫が少しだけ歩いて、ことりが一瞬しゃがんだようには見えたわね。それが関係してるのかしら?」

花丸「まずルビィちゃんには、これ以上ダメージをもらいたくない、近寄らせたくない、っていう気持ちがあるずら。それなら」

花丸「牽制するしかないずら。そこで梨子ちゃんは『ちょっと歩く』ことでその気持ち、つまり牽制技を誘ったんだずら。でも」

ダイヤ「ルビィは、真姫さんの歩きに対してしゃがむことによって、反応して牽制足払いを出した『ように見せかけた』のですわ」

ダイヤ「そのしゃがみに反応した梨子さんはジャンプをした。ルビィはこのジャンプを『しゃがんだだけ』で誘ったんですわ」

鞠莉「ジャンプ誘い成功を確信したルビィは、しゃがんだあとすぐにジャンプすることで、梨子の動揺すら引き出したのよ」

鞠莉「動揺すると反応が遅れるわ。ルビィはそのスキを逃すことなく、きっちり空中投げを決めたのよ。アンダスタン?」

果南「まあ」   曜「なんとか・・・」     千歌「なにそれ」   善子「ふたりはバケモノなの??」

花丸「とにかく体力がほぼ五分に戻って、ことりちゃんは起き攻めができるずら。ここは完全にことりちゃんのターンずら!」


ルビィ(・・・)グィ

花丸「ジャンプ!!ここで最低でもジャンプ攻撃をガードさせれば、ラッシュがかけれるずら!!」

ダイヤ「当身される危険もありますが、攻撃を出さない選択もかけれる。ここは試合の分岐点になりますわね」

鞠莉「そうね。でも、梨子はこの程度で勢いがなくなるプレイヤーじゃないわよ?」

梨子(・・・) ガチャ タン

スタッ トラナイデ!

ルビィ(!?・・・そんなっ!)

千歌「す、すかし下段を当身!?」

果南「ど、どうなってんのこれ」

曜「ジャンプ攻撃がきたらもちろんチェーンまで入って3割以上。梨子ちゃんここで賭けに勝ったね」

花丸「ううん、曜ちゃん。これは賭けじゃないずら。むしろ逆、保険をかけたずら」

善子「保険?どういうことよ?」

ダイヤ「・・・。簡単に言うと、立ちガードに当身を『仕込んだ』んですわ。梨子さん、やはり仕込みができるのですね」

果南「仕込みって前にダイヤがやった、立ちCが当たった時だけ枕が出る、ってやつだよね?」

鞠莉「そう。あの時は『前を押しながらC→A』って入力することで、Cが空振ったらそのまま、Cが当たったらキャンセルがかかって」

ダイヤ「枕が出る、っていう仕込みですわね。これは『通常技は当てないとキャンセルできない』っていう仕組みを使ってますわ」

果南「だ、ダイヤ。よくそんなの見つけたね」

花丸「で、今回の仕込みは『当身を入力してから少し遅らせてボタンを押す』ことでジャンプ攻撃が来たらガードができて、且つ」

ダイヤ「すかし下段がきたら当身が出る、という仕込みですわね。しかも、ジャンプ攻撃をガードした時はガード硬直があるので」

鞠莉「ボタンを押しても当身は出ないのよ。ジャンプ攻撃を攻撃が来る直前でガードしなきゃいけないから、かなり難しいのよ??」

曜「言ってることがよくわかんない時点で既に難しいです」

果南「と、とにかく!梨子がまた当身1回分リードだね。残り時間も15秒しかないし、この試合は梨子かな?」

千歌「そうだね。ここから逆転となるとかなり無理をしないといけないし、梨子ちゃんは崩れそうにないし」

善子「点滅もしてないからJSが撃てないのも大きいわね。・・・残り、5秒」


タイムアップ
ウィナー


花丸「梨子ちゃん!逃げ切って、ラウンド1を先取!同時に優勝にリーチずら!!」

ダイヤ「でも、試合内容はほぼ互角。次のラウンドもどうなるか、わかりませんわ!」


ラウンド ツー
レディ ゴウ!


梨子(・・・よし)ガチャ

ルビィ(・・・)グッポチ

ビシィ

花丸「さぁ開幕!梨子ちゃん奇襲の前ジャンプ!!しかしルビィちゃんは冷静!!確実に垂直ジャンプCで対空ずら!!」

ダイヤ「ここにきて、改めて確認しに来ましたわね。ルビィに、奇襲は通用しませんわよ・・・?」

ルビィ(この機は逃さないよ!)グィポチ ポチポチ

花丸「そして!着地と同時にステップからラッシュ!!これには梨子ちゃんもガードを固めてるずら!!」

ダイヤ「・・・(嫌な記憶が蘇りますわね。ルビィには教えてあるので大丈夫だとは思いますが)」

ガガガッ

ルビィ(・・・)ジィ  梨子(・・・)ジィ

ルビィ(・・・) ポチ 梨子(・・・)ガチャタン

トラナイデ!

ルビィ(ここも取られるかぁ・・・)

曜「お、遅れた攻撃に当身が噛み合ってる・・・」

善子「リリーが噛みあわせた、と考える方がいいわね。偶然ではないはずよ」

ダイヤ「私が以前、距離が離れたところを狙って攻撃を出したら当身されたのですが、それを読んでの遅らせ攻撃をさらに読みましたわね」

花丸「ルビィちゃん、せっかく遅らせた攻撃を当身されちゃったずら・・・。もう何をやっても読まれちゃうの?」

鞠莉「でもここで折れたらずっと梨子のペースよ。私達の知ってる、スクールアイドルAqoursのルビィは、ここで折れたりするかしら?」


善子「・・・正直、最初はただただ不安だったけど、練習をしていくうちに本人も自信がついてきてるみたいよ」

花丸「ルビィちゃんだって今はスクールアイドルずら!練習だって、ホッケンだって、こんなところで挫けたりしないよ!!」

曜「ルビィちゃん、何事にもすごく一生懸命だよ。あんなに頑張ってるのにちょっとの壁ですぐ諦めるとか、ありえないでしょ!」

果南「うん。体力に自信のある私でも結構きつい練習に、ルビィはちゃんとついてきてる。意外と負けず嫌いだよね、ダイヤ?」

ダイヤ「なんで私に振りますの?でも、最近は私に意見するようになりましたし、以前のルビィとは違いますわね」



千歌「私は、ただ人数が欲しかったわけじゃない。私と一緒に夢に向かっていける人、一緒にμ'sを超えてくれる人が欲しかったの」

千歌「そのためには、ただひたすら頑張るしかない。ルビィちゃんは、Aqoursはそれができる!私は、そう確信してるの!!」



ダイヤ「ええ!」曜「もちろんだよ!」果南「うん!」鞠莉「エキサイティーン!」善子「しょうがないわね」花丸「マルも頑張るずら!」

梨子「ふふっ、ルビィちゃんはすごい信頼されてるのね」

ルビィ「そ、そんな。ルビィはアイドル大好きだから、それが叶うなら頑張ろうかなって。梨子さんは違うの?」

梨子「私は外で遊んだりするのが苦手で、μ'sは私の前いた学校を救った、英雄みたいなものよ。私とは違うの・・・」

ルビィ「・・・梨子さん」

梨子「でも!そんな私を信じてくれる人が、人達がいる!そのためなら私は!私にできることの全てをかけるわ!!」

梨子「ホッケンだって一緒よ。私を信じてくれる人がいる。だから私は、手を抜くわけにはいかないの」

ルビィ「・・・嬉しいです」

梨子「・・・え?」

ルビィ「梨子さんから見たら、ルビィ達は遊んでるようにしか見えないかもしれない。それでも、ルビィ達はチームのために、ううん」

ルビィ「自分のために練習してきたんです。その成果を真正面から受け止めてくれる、そんな梨子さんがいて、嬉しいんです!」

梨子「・・・ルビィちゃん」

ルビィ「ですから、ルビィは、梨子さんに負けるわけにはいきません!絶対に勝ちます!勝ってみせます!!」

梨子「・・・いいわ。でもルビィちゃんは、1つだけ勘違いをしてるわ」

ルビィ「え?」

梨子「遊んでるようになんて全く見えない。みんな、真剣に練習した。その成果が湧き上がるほど伝わってくるの。すごく、嬉しい」

梨子「だから、その成果をこれでもかってぐらい私に伝えて。簡単に負けたりしたら、承知しないんだからね!!」

ルビィ「・・・はい!!」

ガガガガッ

鞠莉「・・・いいわねぇ。こういうの。お互い、譲れないものをぶつけ合う。その気持ちが、私達にまで伝わりそうだわ」

ダイヤ「『会話』ですわね。ちょっとだけ、あの二人が羨ましいですわ」

果南「ダイヤ、気付いてないのかな?」   千歌「まぁ本人天然なところがあるから」   曜「ソウイウトコアルヨネー」モノマネ


トラナイデ!

花丸「これで2回目の当身。体力半分切ったずら」

善子「対して真姫の体力は9割以上ね。これを減らすのは・・・え?」

ルビィ(・・・)グィー

スタスタ

曜「こ、ことりちゃん。すんごい歩いてる!!」

千歌「ちょちょっ!ストップストップ!!それ以上行ったら真姫ちゃんの攻撃範囲n」

ドカッダン

鞠莉「牽制立ちBから足払い。まあ、そうよね。ルビィ、どうしたのかしら」

梨子(・・・まずいわね)ガチャタン

ヴェエエ

ヒュン

善子「起き攻めガー不はバクステで回避。なんとかって感じだけど、これでことりの体力は2割ちょっとだわ」

果南「ど、どうしようダイヤ。いくらルビィでもこれは危ないんじゃ・・・」

ダイヤ「さすが黒澤家の者。さすが私の妹、さすがルビィ、ですわ。・・・行きなさい、ルビィ!!!」

鞠莉「だ、ダイヤ?急にどうしt」バッ

花丸「ゲージはもちろん3本・・・。ま、まさか・・・」

曜「も、もしかして、さっきの歩きはこの体力にするために、JSを撃てる状態にするために、わざと接近しにいったの!?」

ダイヤ「うふふっ。このJSの、ルビィのプレッシャーに、今の梨子さんは太刀打ちできるかしら!?」

果南「確かに。あそこで攻撃を出してルビィを止めたってことは、倒せてたのを逃した、ってことになるのかな?」

鞠莉「そうよ。いくらでも倒せる方法はあった。それを牽制で止めただけってことは、体力は勝ってるのに、プレッシャーに負けた証拠だわ」

善子「いくら体力が9割残ってても、ことりは下Aからのチェーンだけで3割以上減るものね。加えてあのリーチ。何が入っても3割は減るわ」

花丸「そこへさらに!今度はJSも絡めた火力のプレッシャーが上乗せされるずら。この重圧はかなりのものずら!」

梨子(私が、プレッシャーに負けた??・・・ルビィちゃん!!)

ルビィ(お姉ちゃんと考えた梨子さん対策。それはプレッシャーをかけること!でもただ歩いても、それはただの前歩き)

ルビィ(だから、その歩きから、『ダメージを与える幻想』を植え付けること。ラウンドが進んで、やっと効果が出てきたね)グィ


スタスタ

果南「こ、ことりがまた歩き出した!また近距離までいくのかな!?」

曜「JSを使えばチェーンの火力は7割以上になるよね。これはただただ、怖いとしか言えない」

千歌「ま、まだ歩くの!?もうことりちゃんの立ちCの間合いは過ぎちゃったよ!?ど、どうするんだろ・・・」

梨子(な、なんなのこれ。私が翻弄されてる!?)

ルビィ(・・・)グィ 

梨子(ま、また歩いてきてる!?接近されたらまずい。でも、立ちCは振れないね。・・・なら立ちB!!)タン

ルビィ(・・・!)グィ

フワッ

梨子(ジャンプね。これならさっき仕込みガードで、ジャンプ攻撃も下段がきても勝てる!!)ガチャ タン

スタッ ン?

梨子(な、なんですって!?)

ルビィ(うまくいったよ、お姉ちゃん!!)ポチ ポチポチ

ドカッ ピィィィ

花丸「ルビィちゃん!当身を読んでいたああ!!そのスキに立ちB立ちC!さらにJSを繋いだああああああ!!!」

ダイヤ「やりましたわね、ルビィ!」

鞠莉「これで真姫の体力は3割切ったわね。ギリギリ点滅してないうえに、この体力ならことりは何を通しても勝てるわ!!」

善子「一気にルビィが優勢になったわね。しかもこの体力調整。ダイヤの入れ知恵かしら?」

曜「ルビィちゃんは一旦距離をとって、ゲージ回復だね。1本は回復しないけど」

果南「そのあとのことを考えたら、起き攻めよりゲージ回復なのかな?」

鞠莉「そうよ果南。ちょっとはわかるようになってきたわね♪」

花丸「そして、ルビィちゃんは一気に距離を詰めたずら。今ならこの距離でも有利に立てるからね」

ダイヤ「ことりさんはJSが撃てるのと撃てないのとでは、強さが違いますわ。当身は怖いですが、優位なのは変わりません」

梨子(・・・落ち着きなさい梨子。大丈夫、勝てるわ)カチッ

ルビィ(・・・)グィ

果南「ま、またこの状態なのね。前と状況が違うから、今度は心臓に悪いよ」


善子「リリーが、ルビィの癖に気づいていれば、今回もリリーの勝ちよ」

曜「癖?ルビィちゃんに癖があるの?」

千歌「善子ちゃん、ホントによく見てるね。多分、梨子ちゃん気づいてると思うよ」

鞠莉「でもいきなりは仕掛けないと思うわ。1回は確認するんじゃないかしら?」

ルビィ(・・・)ポチ ポチ      梨子(・・・やっぱり)

ブン ガッ

ルビィ(・・・)ポチ

ブン

梨子(ここね!!)カチッ     ルビィ(ここでしょ?)グィ ポチ

7人「「「「「「「・・・え?」」」」」」」

ダイヤ「決めなさい、ルビィ!!!」

チュンチュン



ケイオウ!!
ウィナー



花丸「く、く、空中投げだああああ!!!ルビィちゃん、ラウンドを取り返したあああああああああ!!!」

ちかよう「「やったー!!!」」ピョン

善子「ま、まさかルビィ・・・」      果南「そのまさか、なんだろうね」

鞠莉「癖があるように『見せかけてた』。確かに『攻撃を空振ったあとは、C攻撃が多かった』のよね、ルビィ」

ダイヤ「あれは全部、布石ですわ。ここで立ちAのあとC攻撃がくるから『ジャンプすれば勝てる』と思わせるための、ね」

花丸「そ、それを狙ってジャンプを合わせて空中投げ・・・。ふたりともどんだけ研究してるの・・・?」

ダイヤ「もちろん、家業秘密ですわ♪」


ファイナル ラウンド
レディ ゴウ!



梨子(ま、まずい。この調子だと、この最終ラウンドもどうなるか・・・)カチッ

ルビィ(・・・)グィー

梨子(・・・?ルビィちゃん??)

花丸「ど、どうしたんだずら?ことりちゃんずっと垂直ジャンプしてる。パッドの故障?」

ダイヤ「ふぅ。まったく、しょうがない子ですわね・・・。好きになさいな」コク

ルビィ(・・・)ニコ

梨子(!!!そういうことね。いい度胸じゃない、ルビィちゃん!!)カチー

千歌「な、なにこれ。真姫ちゃんも垂直ジャンプし始めたよ」

果南「これは・・・曜」   曜「うん、あれだね。果南ちゃん」

善子「はぁ、リリーも物好きね」   鞠莉「いいじゃなぁい?私、こういうの大好きよ!」

スタタッッ

花丸「お互い着地。開始はいつからずら?」

ダイヤ「おそらく、90カウントから」

果南「やっぱり、こうでなくっちゃね。読みがどうとか、フェイクがどうとか、確かにすごいと思うよ。だけどさ」グッ

曜「最後にものを言うのは、自分自身の力のみ!相手を力で打ちかました方が勝つんだよ!!」グッ

花丸「自分を全て出しきってるんだから、勝とうが負けようが後腐れなど一切無し!そこにあるのは2人が共有した空間だけずら!」

鞠莉「この方法は、勝敗を決めるには一番手っ取り早く、人がこれまで繁栄してこれた要因のひとつであるともいえるわ!!」

善子「お互いが持てる全部の力を振り絞って戦い合う。これが戦いの原点であり、美徳であり、頴果なのよ!!」

千歌「こうなったら、もう何も言葉はいらないね。梨子ちゃん、ルビィちゃん!勝たなきゃダメだからね!!」

92

ルビィ(ルビィがここまでこれたのは梨子ちゃんのおかげだよ?だから、ルビィが倒してあげるね!)ニィ

91

梨子(まさか私が手こずることになるとはね。でも、この勝負を決めたこと、後悔させてあげるよ!)ニィ

90

7人「「「「「「「ふたりともいっけー!!!」」」」」」」





ケイオウ!!
ウィナー


パーフェクト!

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キャラ情報


桜内梨子 ランク9 ノーマルモード レバー
凄まじいまでのゲージ管理能力を持ち、基本的なことも全て行える、いわゆるゲーマー。深読みするため初心者が苦手。

西木野真姫 パワー5 スピード3 リーチ2 崩し2 強ランク
ヴェェ:文字を飛ばす。地上ガー不。ゲージ使用で文字威力込み4割の3連撃発動。その間、わずか2秒。
トラナイデ!:1F当身。飛び道具と投げ以外に全反応し、高威力。刀も効かないカウンター回転踵落とし。こっちのセリフである
☆ナニソレイミワカンナイ!!:発生と突進がクソ速い突進技。5割。突進するまで無敵、突進中及びガード時は被ダメ2倍。ゴキダッシュ。

解説
神の当身を持つ、あざと医。崩しには乏しいが、補って余りある性能を誇る。
ナニソレは自身の当身以外に返せる技がなく、様々な技に対応できるJSの中でも上位の性能。
リーチが短い、対空技がないのが欠点。ただし、通常技に限る。まきちゃん。

苦手キャラは当身が機能しずらく、リーチ負けもしやすい希


黒澤ルビィ ランク8 ノーマルモード パッド 
『飛ばせて落とす』を主体に試合を運ぶ対応型。深い読みが武器だが、梨子とダイヤ以外の相手には発揮されにくい。

南ことり パワー4 スピード4 リーチ3 崩し2 弱ランク
脳トロボイス:遅いガー不。ゲージ使用で追撃可。
(・8・):空投げ。コマンドが前or後ろ+Cボタン。成立させにくい分威力が高め
☆左下:アレが出る。発生保障+空ガ不可。暗転中方向入力で位置指定可能。4割。

解説
唯一の空投げ持ち。凛に次ぐスピードキャラだが、通常技のダメージも高いという珍しいキャラ。
スピードでかき回し、ワンチャンをモノにしよう。JSは高性能だが、無敵は攻撃発生直後に切れる。
欠点は繋がるスキルがひとつもなく、地上でのガード崩し能力に乏しいこと

苦手キャラはガー不を返しやすく、リーチ差で火力を補うことであらゆる面でことりの上を行く、絵里



ホッケンAquors最終ランキング

強 梨子>ルビィ>ダイヤ>鞠莉>花丸>千歌>曜>善子>果南 弱

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今日はここまでです。
明日の更新は同じく夜10時予定です。


夕食後 小原家玄関



鞠莉「みんなー。気をつけて帰ってねー!」

7人「「「「「「「またねー!!」」」」」」」



鞠莉「・・・ふぅ」

花丸「今日は楽しかったねぇ、鞠莉ちゃん?」

まり「うわあああ!!ま、マル!?みんなといっしょに帰らなかったの!?」

花丸「うん。さっき家に連絡したら、ここまで迎えに来るとか言い始めてね。もう子供じゃないのに・・・」

鞠莉「それだけ心配なんだよ。いいじゃない、お言葉に甘えれば♪」

花丸「うーん・・・」

鞠莉「にしてもとんだ企画だったわー。今日だけじゃなくて、この1週間!」

花丸「そ、そうなの?」

鞠莉「そうよ!毎日毎日梨子と善子が部屋にきたわ。それはいいのよ。でも、部屋とテレビを提供したのは私なのよ!?なのに」

鞠莉「部屋主である私をさし置いて、2人だけでああでもないこうでもない言うのよ!?もうあの2人の痴話喧嘩にはこりごりだわ!!」

花丸「あー、あの2人ならやりそうだね。っていうかそういうことなら、マルにも心当たりがあるずら!!」

花丸「マル達も3人チームなのに、ダイヤちゃんが2日に1回ぐらいしかうちに来ないんだよ!?しかもたまに来たら来たらで」

花丸「マル達のプレイを見て、そこは、あれは、って重箱の隅をつつくだけつついて帰っていくんだよ!?ホントにもう!!」

まりまる「「・・・」」プクー

まりまる「「・・・ぷっ。あっははははは!!!」」 

鞠莉「・・・楽しかったね」 花丸「うん。本当に楽しかった」

鞠莉「私、ちかっちにスクールアイドルの話をされて、Aquorsに入ってって言われて、ホントにどうしようか迷ったのよ。だって」

鞠莉「私は3年生。みんなと同じ制服を着るのも、Aquorsでいられるのも、あとちょっとしかないわ。でも、その限られた時間で」

鞠莉「自分が何をしたか、何をしなかったか、後悔だけはしたくないのよ。ま、1年生であるマルにはわからないかなー」

花丸「そうだねぇ。この際言っちゃうと、マルにはよくわからないずら。Aquorsに入ったのもルビィちゃんがいたからだし。でも」

花丸「今はものすごく楽しい。だから、Aquorsがなくなるとかありえないずら。みんなと、鞠莉ちゃんとずっと一緒にいたいずら」

花丸「もし、それが無理なら、鞠莉ちゃんにはマル達のことが忘れられないぐらい、たっくさん楽しい思い出を作ってもらうずら!!」

鞠莉「・・・うん、そうだね!・・・そういえば、私とマルは実力が近いのに、まだ1回も対戦してないわよねー?」

花丸「お、やってみるずら?実はAquorsの中で、マルが一番対戦したかったのは、鞠莉ちゃんずら!!」

鞠莉「ふっふっふ、実は私もなのよねー。でも今日はもう遅いから・・・今度の土曜日!またウチにこない?」

花丸「もちろんいくずら!・・・もしできるなら、テレビを3台ぐらい用意して、みんなで対戦会とかどうかな!?」

鞠莉「ナイスアイディア!!早速手配しておくわ!!ゲーム機は、持ってきてもらわないと無理かな」アハハ

花丸「それくらいお安い御用ずら!土曜日が無理でも、来週は土曜日も休みだから、金曜日でもいいね!!」

鞠莉「そうね!・・・っとお迎えがきたみたいよ?」

花丸「あっ・・・ホントだ。うん、それじゃあ鞠莉ちゃん!また明日学校でね!!」

鞠莉「グッナイ、マル!!」

スタスタ

鞠莉「本当に、ありがとう。マル♪」


千歌「や、やっ、と、つい、た・・・」バタ

曜「はい、お疲れ様♪ んー、私もいい運動になったよ!」ノビ

果南「この程度でだらしないなぁ。でも、夜はしるのもたまには悪くないねー」ケロッ

千歌「なに、それ。ふた、りは、バケ・・・モノな・・・の?」

ようかな「「・・・」」     千歌「???ふたり、とも。どうしたの?」

曜「・・・バケモノ、か。そんなたいしたもんじゃないよ」

果南「・・・そうだね。あんな試合を見せられたら、私達なんて普通だよ」

千歌「曜ちゃん、果南ちゃん。いくら付き合いの長いふたりでも、それ以上言ったら私、怒るよ??」

果南「えっ?」  曜「千歌ちゃん?」

千歌「梨子ちゃんの強さは、練習に練習を重ねて、実戦に実戦を積んだ結果なんだよ。分野は違うけど、それは2人も同じでしょ?」

千歌「やったらやっただけ成果が出るのは全部一緒だと思うんだ。だから、自分を普通とか言わないで」

曜「・・・ごめん。梨子ちゃんも、頑張りがあってのあの強さだもんね。素直にすごいと思わなきゃ!」

果南「・・・そうか、そうだよね。私も体力なら誰にも負けない自身がある!そういうことなんだね。ごめんね、千歌」

千歌「ううん。ふたりならわかってくれると思ってるよ!だってふたりは、私の一番大切な人だもん!!」

曜「い、一番大切な・・・」カァァ 果南「大切な・・・人・・・」カァァ

千歌「ん?どしたのふたりとも。今頃疲れてきたの?顔真っ赤だよ??」

曜「だ、大丈夫!!」   果南「そ、そうそう!!まぁ!ちょっとだけツカレタカナー」

千歌「???」

果南「でも、ひとつわかったことがあるね。曜」    曜「うん。これだけははっきりしてるよ、果南ちゃん」

ようかな「「ホッケン勝負だよ!!」」ガシィ

千歌「え、ええ!!??」

曜「私、今度はダイヤさんに教えてもらうから!」   果南「ず、ずるいよ!じゃあ私はルビィに教えてもらう!!」

曜「飛び道具の使い方を熟知してて、攻め方が変幻自在のダイヤさんなら、きっと穂乃果ちゃんも強くなる!!」ホントハチカチャンガイイケド

果南「希の2択に、ルビィの深い読みと飛びの対応をプラスすれば、絶対読み合いには負けなくなる!」チカデモイインダケド

曜「・・・じゃあ来週の」    果南「・・・土曜日に」 

曜「3試合先取ってのはどう?」    果南「いいね。それなら運もまぐれもない」

曜「どうせなら今日みたいに鞠莉ちゃんの家でやらない?」    果南「みんなに見ててもらおうか、この運命の対戦を」

ようかな「「ふっふっふ・・・」」

千歌「な、なんか話が進んでるけどさ。ふたりとも、ホッケン持ってないよね??」

ようかな「「黒澤家に通うから!!」」

千歌「・・・」


直後 黒澤家周辺



だいるび「「っくしゅ!!!」」

ダイヤ「なんか急に寒気がしましたわ」   ルビィ「る、ルビィも。もう寒いっていう時期じゃないのに」

だいるび「「っっくしゅ!!」」    だいるび「「???」」

ダイヤ「ほら、ルビィ。こっちにいらっしゃい」

ルビィ「・・・うん」

スタスタ

ルビィ「お姉ちゃん、ごめんね」

ダイヤ「・・・それは何に対しての謝罪なのかしら?」

ルビィ「それは、梨子さんに、あんなふうに負けちゃったから。どっちかが絶対梨子さんに勝つって、決めてたのに」

ダイヤ「私達が思いっていた以上に梨子さんが強かった。それだけよ。何も謝る必要はないわ。それに、どっちか、ではないわ」

ダイヤ「『私達2人』で挑んで、負けたのよ。壁は、厚かったわね・・・」

ルビィ「まぁお姉ちゃんがいくら寄せてあげても、梨子さんにはかなわn」

ダイヤ「何かいった?」ニコニコ   ルビィ「ピ、ピギィ!?」   ダイヤ「わ、私だって!頑張れば多少は・・・ってそれはいいのよ!!」


ルビィ「・・・でも、証明したかった。ルビィたちなら、あの梨子さんにも勝てるってことを。ルビィとおお姉ちゃんで・・・」スン

ダイヤ「世の中には、なみ大抵の努力では太刀打ち出来ない、さらに努力をした人たちがいるのよ。廃校の危機を救うぐらいにね」

ルビィ「それでも、ルビィとお姉ちゃんは、あんなに遅くまで、練習したよ。1回、お母様に、見つかりそうに、なるくらい・・・」ジワ

ダイヤ「絶対的練習量が違うのよ。いい?大切なのは負けを認めて、これからどうするかを考えて、実行することよ」

ルビィ「それでも、それでも!!ルビィはぁ!お姉ちゃんはぁ!!」ポロポロ

ダイヤ「ええ。やったことが報われなかったから、悔しいわ。悔しい時は、・・・おもいっきり泣いていいのよ、ルビィ」スゥ

ルビィ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

ルビィ「お姉ちゃん!!ごめんね!!ルビィが!ルビィがもっと頑張れば!!こんなに悔しくないのに!!!!」

ルビィ「お姉ちゃんだって!!悔しいよね!!それなのに!!ルビィは!!ルビィはあああああああああああ!!!!」ギュー

ダイヤ「うん・・・」ツツー


ダイヤ「・・・落ち着いたかしら?」

ルビィ「うん。もう大丈夫。ありがとう、お姉ちゃん」

ダイヤ「ふふっ、私は何もしてないわよ?」   ルビィ「も、もうっ!!」

ダイヤ「さあ、打倒梨子さんに向けて、早速今日から強化練習を始めるるわよ、ルビィ!」

ルビィ「ふぇ?もう試合は終わったし、対戦する理由がないんじゃ・・・」

ダイヤ「あなた、理由がないと何もできないの?梨子さんはそこにいるのよ?それに、私がそんな簡単に諦めるわけないでしょ?」

ルビィ「・・・っお姉ちゃん!!」

ダイヤ「私だって、ものすごく悔しいの。最後は完敗したけど、手応えがなかったわけではないわ。でも、悪いところもあるわね」

ダイヤ「相手ではなく、自分の中の悪かったところを、自分を外から見て、変えていくの。そう、『インサイド・アウト』よ」

ダイヤ「最初は無理でも、やっていくうちにいろんなことが見えてくるはずだわ。立ち回りを最初から見直して、頑張りましょ!」

ルビィ「うん!ルビィ、もっと強くなる!!今度は絶対負けないんだから!!」

ルビィ「それからね!」ピョーン クルッ   ダイヤ「・・・ルビィ??」

ルビィ「お姉ちゃんにも、絶対負けないよ!!」ニコ

ダイヤ「ウル・・・私もよ!!」フフッ


数分前 とある森付近の帰り道

ヒエー 


善子「んんー!夕食、美味しかったわねー。お菓子ももらっちゃったし、AZALEAは面白かったし、言うことないわね!!」

梨子「・・・うん、そうだね」

善子「なによリリー。あんまり嬉しくなさそうね?あの、ゾウ(のようにみえる何か)が不評だったからかしら?」

梨子「それもあるけど、そうじゃないかな」

善子(それもあるのね・・・)「じゃあいったいなんなのよ?一人で騒いでる私がバカみたいじゃない」

ヒエー

梨子「最終ラウンド、あれでよかったのかな、ってね」

善子「ああ。ルビィが挑発してきたら、ついつい本気120%を出して、思いっきりボコボコにしたやつね」

梨子「う、うん。やっぱり、ちょっとやりすぎちゃったかな?ルビィちゃん、泣いてたりしないかな・・・」

善子「あれでいいのよ。そもそも、向こうが仕掛けてきた勝負よ?あのくらいしなきゃむしろ相手に失礼だわ。それにね」

善子「あの程度でへこたれるほど、ルビィは、ダイヤは弱くないわ。じきに勝負をふっかけてくるはずよ。黒澤家を甘く見ないことね」

梨子「・・・そっか。そうだよね。あの負けず嫌い姉妹がまさか泣くわけないよね!!」

クマー

梨子「よっちゃん。私ね、実は・・・ホッケンしたくなかったんだ」

善子「え?」

梨子「前作が前の学校でブームになったって言ったの覚えてる?。そのときはみんなでわいわい楽しくやってたんだけど、ある時」

梨子「私だけ勝ち続けたときに、白けさせちゃったみたいでさ。誰もやらなくなっちゃったんだ。でもその時の私は勝つのが楽しくて」

梨子「対戦相手を求めて、ゲームセンターにまで行ってたこともあるんだよ。・・・まぁそこで、大海を思い知ったんだけどねぇ」

梨子「悔しかった。だからすっごい練習しつつ通ったよ。それから少し勝てるようになったときに、そこのゲーセンの大会に出てみたんだ」

善子「た、大会!?リリーが!?とてもインドア派の行動とは思えないわねぇ」

梨子「あ、あの時はホントに楽しくて。でも、その大会の2回戦でボコボコにされて、そっからやる気がなくなっちゃったんだ」

善子「そうだったの。そんなに前からやってたのね。そりゃあ1週間程度じゃ手も足も出ないわけだわ。だとしたら今回の対抗戦も」

善子「レベル差がありすぎて、リリーにはつまらなかったかもしれないわね。言ってくれればよかったのに、つれないわねぇ」

梨子「そんなことないよ。ものすごく楽しかった。あんなふうにみんなで集まって対戦とか久々だもん!それに私、この対抗戦で」

梨子「勝ち負けより大事なことがある、ってことを初めて知ったの。今までずっと、勝たないと意味が無いって思ってた。使うキャラも」

梨子「一番強いって言われる真姫さんにした。とにかく勝つこと、それが全てだと思ってた。でも、それは大きな間違いだったんだね」

善子「まぁ?勝つのは悪いことではないわ。っていうか勝敗を決めるものだから、それは負けるよりは勝つほうがいいのよ。でもね」

善子「勝ちに固執し過ぎて、自分の本当にしたいことを見失ってないか、自分は本当に楽しめて対戦できてるか、重要なのはここだと思うわ」

クマー

梨子「楽しめてるか、かー。よっちゃんが言うと、ものすごく説得力があるね」

善子「どういう意味よ・・・。でも、やりたいことをやらないと面白くないじゃない?スクールアイドルだって同じよ。リリーはあの時」

善子「信じてくれる人がいるから、それに全力で応えたいって言ったわよね?・・・じゃあ、リリー自身はどうなの?」

梨子「私、自身?」

善子「そうよ。いくらその人に応えたくても、あなた自身が楽しくなかったら意味が無いわ。ううん、はっきり言うわね。やらないほうがいいわ」

梨子「そ、そんな!」

善子「厳しいかしら?でも、実際問題そうなのよ。この答え、よく考えてからきちんと千歌に伝えることね。きっと気にしてるわよ?」

梨子「う、うん・・・。って!!だ、誰も千歌ちゃんだなんていってn」

善子「ふふっ。こんなにスキだらけなリリーも珍しいわねぇ。今なら勝てるかしら・・・」

梨子「っ~もう!!よっちゃ~ん!!??」

ヒエー


翌日 早朝 通学路



千歌「りっこちゃーん!!おはよー!!」

梨子「・・・千歌ちゃん。おはよう」

千歌「昨日は楽しかったね!さあ、今日も練習頑張るよー!!」

梨子「・・・」

千歌「??梨子ちゃん?どうしたの??」

梨子「私、千歌ちゃんに謝らなきゃなってね」

千歌「・・・??何を??」

梨子「私、自分のことを考えてなかった。千歌ちゃんがスクールアイドルに誘ってくれて、それが嬉しくて、それに応えたくて」

梨子「でも、それは自分のためじゃない。そんな気持ちなら、やらないほうがいい、ってよっちゃんに怒られちゃった」

千歌「梨子ちゃん・・・」

梨子「だから、思い出してた。こないだ最初のLIVEをして、パラパラだけどお客さんもいて、その時どんな気持ちだったのかなって」

梨子「私、嬉しかった!こんな私を見てくれる人がいる!私でも頑張れば、やればできるんだって!!だから、続けたいの!!」

千歌「そうだったんだ。なら、私からもひとつだけ怒らせてもらうね」

梨子「・・・」

千歌「昨日曜ちゃんと果南ちゃんにも言ったんだけど、『こんな』私なんて言わないで。梨子ちゃんは、・・・すんごく可愛いんだから!!」

梨子「・・・え?」

千歌「なんで私は梨子ちゃんじゃないんだー、って悩むぐらい可愛いよ!だから、一緒に・・・アイドルやろ?」

梨子「!!・・・っうん!」

千歌「っと、この際だから言うとね。実は、私もひとつだけ気になることがあるんだよねー」

梨子「千歌ちゃんに悩み事!!??」    千歌「予想通りの反応、ありがとう」

千歌「私、半ば無理やりみんなをAqoursに引き込んだけど、みんなついてきてくれるかなぁってね」

梨子「・・・・・・・」  千歌「ちょ、ちょっと!?なんか言ってよー」

梨子「ふふふっ」   千歌「へ?」

梨子「贅沢な悩みだねぁ。じゃあ今から確認しにいこ!!!」ダッ

千歌「えぇ!?待ってよ梨子ちゃーん!!」ダダッ


数分後 Aquors練習広場



ダイヤ「みなさん、ごきげんよう」ズルズル

ルビィ「お、おふひゃょうふぉざいまふ・・・zzz」

果南「ああ、ダイヤ。おはよう・・・ってルビィ??」    鞠莉「ルビィどうしたの?」

ダイヤ「いえ、ちょっと夜更かししただけですわ。お気にならさず」ホホホ

善子「ふ、ふたりとも・・・。よく見たら目の下にクマができてるわ・・・」

花丸「ま、まさか。あのあとずっとふたりで対戦してたの・・・?」

曜「どんだけ悔しかったんだろ・・・。って!!そうだ!!ダイヤさん!」

ダイヤ「ん?どうかなさいましたか、曜さん」

果南「ああ、曜ってばずるい!!ルビィ、ちょっと起きてよー!!」

ルビィ「・・・ふぁい??」

ようかな「「私を弟子にしてください!!!」」ペコリ    だいるび「「・・・えぇ??」」

ようかな「「私、曜(果南ちゃん)には絶対負けられないの!!だからお願い!!!」」

ダイヤ「お、落ち着いてくださいなふたりとも・・・。どういうことなのか説明していただけます??」

ルビィ「か、かかかかk果南さん!!??るるるるルビィのででででしぃ!!!???」

鞠莉「はっは~ん?なるほどねぇ。・・・面白そうね!!」

花丸「それなら話は早いずら。また今週の土曜日に鞠莉ちゃんちで対戦会ずら!!」

善子「ふーむ。これは改めて、チームを再編成する必要がありそうね・・・」

だいるび「「ええぇぇ!!??」」

果南「ふふふっ。舞台は整ったね、曜!!」

曜「こんなにうまくいくとはね。果南ちゃん、覚悟してね!!」

ダイヤ「ちょ、ちょっとお待ちなさいな!私達は了承したわけでは」

ルビィ「そ、そうだよ~。で、でも対戦会は楽しそう・・・」

千歌「おっはよー!!みんなー!!」タッタッタ    梨子「遅くなってごめんねー」パタパタパタ

鞠莉「ちかっちー!!今度のどようb」

千歌「みんな聞いて!!」

7人「「「「「「「??」」」」」」」



千歌「私が昨日言ったこと、覚えてる?私達は、Aquorsは、μ'sを超えられるって。私は、そう確信してるって」

千歌「それはもちろん嘘じゃない。でもそれには、並大抵の努力じゃダメなの。μ'sやあのA-RISEをも超える練習をしなきゃいけない」

千歌「もしかしたら、無謀なのかもしれない。このまま終わっちゃうのかしれない。でも、0から1に向かっていくしかない!!」

千歌「私は、みんなとならそれができるって確信してる!だからお願い!!力を貸して!!」ペコ


7人「「「「「「「「・・・ふぅ」」」」」」」   千歌「・・・」

曜「なーんだ。そんなこと?」    千歌「・・・え?」

果南「今更何言ってるの?千歌に言われた時から、その程度覚悟してるよ」

ダイヤ「私がやるといったら、敗北やら撤退やらと言った言葉は許されませんわ!優勝、この二文字以外認めませんわよ!!」

善子「ついに、このヨハネの魔力をリトルデーモン達に見せられるのよ!?あなたこそ、私のために尽力しなさいよね!!」

花丸「そうずら。オラ、一度決めたことはやり通す!意外と頑固なんだよ!!」

鞠莉「私、面白そうなこと大好きなのよね!こんなエキサイティングなチャレンジ、参加しないわけにはいかないじゃない!!!」

ルビィ「る、ルビィ、アイドル大好きだもん!そのアイドルになれるなら、どんな練習だってやるよ!!」

千歌「みんな・・・」

梨子「ね?心配なんてするだけ無駄だよ?」

千歌「・・・うんっ!よーし、じゃあみんないくよー?・・・Aquors!!」





9人「Are you ready.....ステーップ!!!」

これで終わりです。
読んだ人が、少しでもAqoursに興味を持ってくれたら幸いです。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2017年09月13日 (水) 11:03:26   ID: EYm0C2Dp

バランスくそ悪いじゃん

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