青い鳥をさがして (78)

「なにをみてるの?」

「あおいとり、あおいとりをさがしてるの。」

「どうして?」

「ここって山とか、川とかうみとかきれいでしょう。」
「だからきっとあおいとりがきっといるはずなんだって。」

「あおいとり、ぼくはみたことないかも。」

「そうなの。じゃあ、わたしといっしょね。」


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初めてあいつに会った初夏の日、
あいつは俺にそういった。

あの時のあいつの顔は今も鮮明に思い出せるぐらいとっても綺麗で輝いていた。

あの時から、俺はあいつに恋心を抱いていたんだ。

ーーーー10年後ーーーー

少年「起きろ、少女。もう6限
終わったぞ。」

少女「はぁ?何言ってんの?まだ朝の
HRでしょ。冗談言わないでよ。」

少年「時計、見てみろよ。」

少女「え、嘘でしょ。私は1日無駄に
過ごしてしまったのか!」

少年「睡眠を十分に摂ったという面では
決して無駄じゃないんじゃないか。」

少女「何その微妙なフォロー、いらないよ。」

少年「そうカナ?じゃ、帰ろ。」

ーーー帰り道ーーー

少女「ね、ね、今日って学校で何やったの?」

少年「ンフフ、全く今日学校にちゃんと
登校した人が言う台詞じゃないダロ。」

少女「もうわかったから‼︎ねぇ、答えてよ。」

少年「今日はネ、進路調査、やったんだよ。
知ってた?」

少女「えっ、それって大事なやつじゃないの?
どうして誰も私を起こさなかったのよ、
普通誰か起こすでしょ。」

少年「大丈夫、大丈夫。進路調査のさわりみた
いなものだったからサ、誰も少女を
起こそうとか考えてなかったんだヨ。」

少女「あなた進路決めてるの?」

少年「高校は地元のみんなが行くようなところ
でいいかなって思うんだけどサ、
大学は東京まで出ようと思う。」

少女「あなたもう大学まで考えてるの、
早いんだね。」

少年「少女はどうするの、進路。」

少女「私はそうだなー、大学はきっと行くだろ
し、そしたら少年君について東京に行こ
うかな。」

少年「ちゃんと考えろよ。一生もンなんだから
サ、俺についてくるとか考えなしに言っ
ちゃダメだよ。」

少女「別に何も考えなしに言ってるわけ
じゃないんだよ。私は少年君についてい
くのが一番幸せだと思うから。ネ。」

少年「参ったな、それ、狙って言ってる
でしょ。」

少女「うん、そうだよ。」

少年「この人たらしめ、」

僕は照れ隠しに少女を小突く。

少女「ちょっとやめてよー、」

こんな毎日がぼくにとっては幸せそのものだった。

楽しくて、楽しくて。

でもこんな毎日も、もしかしたら、いつか消えてしまうのかもしれないな。なんて頭をよぎったけど、いまはそんな下らない不安を抱えるべきじゃない。

こいつの笑う顔を見たら、不思議とそう思えてきた。

なんとも不思議なやつだ。

すみません、まだここまでしか書いてません。

もしよかったら書いて欲しいテーマとかあったらどんどんいってください。

お願いします。

「オオルリ、コルリ、ルリビタキ、
ルリビタイジョウビタキ、渡り鳥には
ブッポウソウなんてのもあるのか。」

少女「何それ?」

少年「初めて会った時にサ、少女、青い鳥、
探してただろ。」
「それ思い出してサ、調べてるんだ。」

少女「よくそんな昔のこと覚えてるね、」

少年「まーたそんなこといって、どうせ覚えて
るんだろ。へー、鳥に青って名前がつい
てても大体寒色を示すから灰色とかなん
だってサ。」

少女「ふーん、じゃあさ、青い鳥の青は
何ていうの?」

少年「瑠璃、瑠璃色っていうんだよ。」

少女「ほーん、あのさ、話変わるけどさ、
まだ4月だよ、ちょっとワイシャツの下
にTシャツすら着てないのは寒くない
の?」

彼女の言う通りまだ4月の第1週目も終わってない。

なのにもかかわらず僕の服装は裸の上にワイシャツ一枚。

当然はたから見れば寒そうに見えるだろう。

少年「別にそうでもないかな。むしろこの格好
に慣れちゃったのかもね。」

少年「それよりさ、少女宿題まだ終わらない
の?」

少女「あとちょっとー」

少年「あのさぁ、せめてどこがわからない
かぐらい言いなさいよ、」

少女「だっておわんないんだもーん。」

少年「頑張って4時までには終わらせてね。
じゃないと、デザートあげないよ。」

少女「えぇー、じゃあやるかー。」

今、こいつは僕のうちに来て春休みの宿題をやっている。

初めて会った時は漢字なんかある程度知っていてカッコよくも見えたがどういうわけか彼女の
知能は年々衰えているように見える。

こうやって易々とものでつられている様なんかが証拠だ。

少年「少女ー、」

少女「なにー」

少年「お前今日泊まってくんだよな。」

少女「うん、タオルとか洗面用品とか全部持っ
てきたから問題ないよ。」

少年「あ、そ。」

泊まるもなにも隣に住んでいるだけなのでなんのドラマチックだったりロマンチックな要素がない。

少しそんなところが寂しかったりする。

「宿題終わった?」

少女「うん、バッチし、」

普段の受け答えからは頭が悪そうに見える
彼女。

しかし、実は彼女は怠け癖がついているだけで頭は良かったりする。

事実、僕が学年首位、彼女がその次に来る。

少年「ちゃんとできるんだからサ、もっと早く
やろうよ。」

少女「そんなこと言われてもなぁ。」

少年「ごはん、まだだから先にお風呂洗っとい
てくれないかな。」

少女「りょーかい」

少女「ごちそうさまでした。」
少年「ごちそうさま。」

少年「お風呂先はいっていいよ。」

少女「なんかその言い方やらしいね。」

少年「ばか、なに言ってんだ。少女が洗ってく
れたんだ、先に入る権利が少女にある
よ。」

少女「わかりましたー」

彼女が浴室に消えて、進路について考える。
僕は数学が得意だし、将来的にも理系な職業に就きたい。

よって僕は理系だろう。

だが彼女はどうだろう。僕と同じく極めて苦手な教科があるわけではないからどっちにも行けると思うが。

もし彼女が理系だったらきっと大雑把なことしかしないだろうな、少女は文系かな。

なんてことを考えたはいいが、僕たちが来年受けるのは高校入試だ。

理系か文系かなんて考えなくていい。

でも彼女が文理どちらなのか気になってしまう。

僕の心は彼女に侵食されているらしい。

改めて実感した。

「あがったよー、入っていいよー」

「あれ、聞こえてる?上がりましたよー」

少年「ん、あ、すまない。気づかなかった。」
「冷蔵庫の中にコーラあるから飲みたかっ
たら飲んでいいよ。」

少女「わかった」

時々あいつはぼーっとして宙を見る。

別におかしなことじゃないけど、普段はキリッと気張ったままだから不思議に思える。

あいつは私と一緒の学校に行くのかな。

だとしたら、私に合わせてもらうんじゃなくて
私があいつに合わせられるような学力にならなきゃ。

学年首位はあいつで次点が私。

だけども実際はあいつの方がはるかに真面目で学力も優れている。

少し前に学外で模試を受けたことがある。

その時私は悪くはなかったけれど上の下といったところだった。

しかし、あいつは上の中。

いつも大して変わらないと思っていたから結果に驚いた。

もともと私はコツコツやるタイプではないから、結果は当然かもしれない。

私は自惚れていた。

できれば高校までは一緒にいたいな。

少年「えいっ」

目の前にタオルがかかって真っ暗になる。

あれ、もうあがったのか。

少年「考え事、してた?」

人のことはどうやら言えないらしい。

少女「大したことないよ。」

こうして夜は更けていく。

ここまでです。また来ます。

ラーメンって美味しいですよね。
3日連続で同じ店に行ったら店の店主に明日は来ない方がいいよ、健康的にって言われました。

pppppppppp

ん?今何時だよ、は?2時?

誰だよこんな時間に電話してくるのはっ

「〇〇××です、どちら様でしょうか?」

「オっ少年か?さてはお前不機嫌だロ~。」

少年「その声はアニキか?」

アニキ「ピーーンポーーン。」

少年「ふざけんなよ、2時だよ2時、
わかってる?」

アニキ、といっても僕の兄じゃない。

近所にいた大学生で現在東京にいる。

あまり気配りや配慮が身内にない人だ。

アニキ「そう言わないでヨ~。あのサ、来週そっち戻るから焼肉行こうヨ、ネ。」

少年「焼肉かァ、いいね。機嫌ちょっと
戻りそうだよ。」

アニキ「ダロォ、じゃ決まりネ。
ちゃんと少女も連れてこいヨ。」

少年「わかったよ、アニキ。」

アニキ「来年からお前高校生だろ、
部活やっぱりラグビーやるんだろ。」

少年「ああ、今から楽しみなぐらいだよ。」

アニキ「ホント、恵まれた体な上にちゃんと
筋トレしてんだから、ロックの
ポジションなれるだろ。」

少年「だと、いいな。」

アニキ「じゃ、来週なじゃあな。」

少年「ああ。土産、心待ちにしてるよ。」

アニキにはだいぶ恩がある。

去年までアニキは近所にいてよくアニキの仲間と家庭教師のようなものをしてもらってた。

その時に数学がどれだけ美しくて奥深いものか教えてもらったから理系向きの僕があったりする。

アニキ、来週来るのか。

タックルしてやろ。

今日の分終わりです↑

少年「おはよう、少女」

少女「おはよ、ご飯できたよ。」

何度か泊まりにきてから、晩御飯は少年、
朝ごはんは少女といった決まりになっていた。
少女の朝ごはんは和食が多く美味しい。


少年「今日、どうしよっか。」

少女「海行こうよ、海。」

少年「まだ寒いよ。海。」

少女「まさか、入らないよ。
まだ 4月なのに海に入る
何て人いないでしょ。」

少年「はは、それもそうか。」



ザザーッザザー

少女「風、吹いてなくてよかったね。」

少年「まったくその通りだ。」

少女「へい、パス。」

少年「フンッ」ヒュッバシッ

少女「少年、スクリューうまいよね。」ヒュッ

少年「スクール時代の貯金かな。」バシッ

少女「高校でロックになれたらいいね。」

少年「なってやるさ。絶対。」


少女「あれ、友じゃない?」

少年「え?あ、ほんとだ。」

少年「友ーー‼︎‼︎」

友「おう、二人して金のかからない
デートか?」ワンワン!!

少年「金のかからないとか言うなよ。」

友「何だよ。みとめんのかよ、つまんねえな」ワンワン‼︎

少女「デートじゃないよ」

少年「えッ!?」

少女「あははは、」

友「じゃ俺これでこいつの散歩あるからさ。」早く連れて行けワンワン‼︎

少年「またな。」

友「おう、」


少年「ああ、そうそう。アニキがサ、
帰ってくるって。来週。」

少女「よく帰ってこようと思ったね。」

少年「ほんとだよ。
何しに戻ってくんのかな。」

アニキは高校2年の時、地元の商工会と底辺高校、
青年会議所に喧嘩を売ってお尋ね者のような仕打ちを受けた。

アニキは町に出られなくなりアニキは東京の国立大学を目指し始めた。

アニキは国立に受かった後、アニキの祖父母の家に下宿している。




僕たちはいつも海に行った後、
高台の近くのアイス屋でアイスを食べる。

少女「アイスはマンゴー味で。」

少年「じゃ俺はラムレーズンにしようかな。」


少年「小学校の頃、あそこの坂の下、
童貞狩りの坂って言われてたろ。」

少女「当時は意味わかんなかったけどね。」

少年「実はあの時女子には内緒にしてたけど、
2組の山田、襲われたんだよ。」

少女「ウッソー、
あのイケメンの山田でしょ。」

少年「だからあの後転校したんだよね。」

少女「えぇ……」





少年「あのさ、少女。俺らが大学に受かって
この町を出るまでに
ここで青い鳥を見つけてみようよ。」

少女「原点回帰?っていうのかな。」

少年「ああ、はじめにもどるんだ。」

少女「見つかるといいな。」

少年「見つかるといいな、じゃないよ。
見つけるんだ。」

ずっと考えてたけど
それが僕にとって今を生きる意味の
一つだと思った。

少女「見つけよう、二人で。」

少年「ああ。」

今日の分これまでです↑

みてくれるひとがいるとは思ってなかった。

ありがとナス!

アニキの話は4割実話。

「焼肉って美味いよな、」

少年「美味いね、確かに。」

少女「何より丁度いい量を
調節できるのがいいよね。」

アニキ「そうね。白米うめえw」

少年「アニキなんで帰ってきたの?」

少女「そうだよ、
まだ外で歩いたら危ないよ。」

アニキ「いやサ、ちょっとお袋の
飯食いたくてサ、
親父の顔も見たかったし。」
「それに、お前らの顔も
見たかったしな。」

少年「ふーん、何日ぐらいいるの?アニキ。」

アニキ「うーん、多分3日ぐらい?かな。」

少年「そっか。」



アニキ「いやぁうまかった。」

少年「ご馳走様アニキ。」
少女「ご馳走様アニキ。」

アニキ「おう、そうそう、
お前らA校行きたいんだろ。」

少年「うん。」

アニキはA校卒業生だ。

アニキ「頑張れよ!」
「じゃあな。」

少女「気をつけてね、ガチで。」

こうしてアニキと別れた。

少年「そろそろ新学期か、」

少女「1年間頑張ろ、A校行こうよ。」

少年「ああ、」

それから1年間、
僕達は勉学に打ち込み、見事A校に受かった。

今日少ないけどこれだけで。
明日も来るからー。

私はまだ高校生で地元でまだ逃げてたりします。

あと乙くれる人ありがとナス!
見てくれる人もありがとナス!

青年「夏、だね。」

少女「春から夏は早いよね。」

高校入学から一カ月と半が過ぎた。

少女は以前よりも少し髪を長くし、
少年は身体を鍛えなおし熊のような見た目の青年へと変わっていた。

青年「それはきっと行事がないから
じゃないか。」

少女「そうだね。文化祭もうすぐだね。」

青年「他人事みたいに言うなよ。」

少女「ラグビー部は何やるの?」

青年「例年通りだとタピオカだろうな。」

「でも、先輩たちがやり方
知らないみたいだからどうだろ。」


少女「あー、先輩少ないもんね。」

青年「2こ上はそこそこいるのにね。」

A校ラグビー部は高3が15人、高2が2人、高118人と歪な人口ピラミッドを形成していた。


青年「ご飯そろそろ作ろうか。」

少女「ラーメン食べたい。」

青年「究極のラーメン食べさてやんよ。」

少女「そこは至高で。」

青年「あんな貫禄ないよ。」




少女「また腕を上げましたね店主。」

青年「お陰様で。」

「やっぱりラーメンはほうれん草だな。」

少女「数少ない緑要員。」

青年「言っても海苔があるけどね。」




「ママが甘やかしたかな。」

「まぁいいさ、楽しもうぜ。」

「言えてる。」


青年「やっぱ、王道よ。」

少女「トムクルーズかっちょええ。」

青年「筋肉なら負けん。」

少女「そこじゃねえだろ。」


青年「洋画は吹き替えが好きだなあ。」

少女「私も。」

青年「台詞の言い回しとかね、
やっぱり字幕じゃ限界あるし。」

少女「ジェイソンステイサムと声優は
奇跡的な組み合わせだと思う。」

青年「すごいよね。
だって声変わらないんだもの。」

少女「あ、グース死んじゃった。」

青年「次ダイハードみようよ。」

少女「初代?」

青年「初代。」

少女「クー、テーマ曲がクルぜ。」

青年「キャラぶっ壊れてるわよ。少女ちゃん。」

文化祭、二週間前

青年「聞いてくださいよ。少女さん。」

少女「どうしました?青年君。」

青年「なんとですね。
タピオカ、
売り上げ15万いくらしいんですよ。」

少女「それは高いんですか?」

青年「そこそこですね。」

少女「ではやるんですか?」

青年「やりたいと思います。」

少女「先輩ノウハウ知らないのに?」

青年「なんとかなるでしょう。」




生徒会長「頼むよ青年~、
手伝ってクレメンス。」

青年「えぇ…言っても
私ラグビー部の方もあるんですが、」

生徒会長「そこをなんとか。」

青年「部費あげろよ。」




生徒会長「あーヤリてええ!」

青年「きゃー怖い。」

「作業しながら欲求を口に出すなや。」

生徒会長「しょうがないじゃないか。
飽きたんだから。」

青年「大体どうして生徒会長以外に
生徒会がいないんですかねえ。」

生徒会長「我人望なさスギィ!
もう俺が生徒会そのもの
みたいなところある。」

きんコーンかんこーん。

青年「あ、定時だ帰らなきゃ(使命感)」

生徒会長「場所変えてやるぞ(にっこり」

青年「ヒェッ」



少女「ご飯まだー?」

ここまで。

一週間程ボストン行ってきたぞ。

MITとハーバードにも行ったぞ。

超ハーバードのビジネススクール通いてえ。

我理系だけど。

また来ます。

青年「後一週間というところまで来たわけですが生徒会長さん」

「どうしてまだ予算が下りないんでしょうか」

生徒会長「それはね、僕以外に生徒会がいないからだよ。」

青年「そう言うこと聞いてんじゃねえよ、寄越せよ一万と五千円!」

生徒会長「いやね、設営の割り振りとか会場の割り振りとか、音響の委託とかいろいろあるでしょう、それをね、僕たち2人でやるって言うのはね、何倍もの負担になるんですよ」


青年「どうしてこいつはこんなにも人望がないのか?」

生徒会長「後少し頑張ろうね青年君」

青年「氏ね」





青年「ただいまー」
少女「おかエリー」

青年「もう返答があるのには
驚かなくなったよ、」

妹「こんにちは?こんばんわ?
お邪魔してます。」


少女には妹がいる。
少女とは7才離れていて、少女とは違って落ち着いた女の子だ。
この町に来た時の少女に近いと言ってもいい。

妹「あの、父がですね、整体から帰るの遅くなるから隣のお家でご馳走になりなさいって言われたんですけど。」

少女の父はプロレスラー、現役の。
もうそこそこ年を取っているので身体がボロボロになっているそうだ。(少女談


青年「あぁそう。
じゃあ今日は何が食べたい?」

少女「たこ焼きー」
妹「たこ焼きで。」

青年「ダシ系のやつね。わかった。」





妹「じゃあ、私はこれで。お姉ちゃん先帰ってるからね。」

少女「はーい。」

青年「さて、やりますか。」

少女「手伝いましょう。」

青年「少女エクセル得意だよね、会計お願い。」

生徒会の仕事に追われ、部活の出し物に時間がなくなって首が回らなくなっていたところを少女に助けてもらうことになった。
ありがたし。


そもそも何故私がこのようなことをやらなければならないかというと、
上の2人はノウハウがわからず、
かと言って高3とは連絡がつかずという八方ふさがりな状況でアニキと連絡が取れて、かつてのノウハウが聞きだせるのが私しかいなかったからだ。

しかし、やり方がわかってもかなり時間は取られる。
会計をやってくれるだけでも非常にありがたかった。


少女「文化祭の後、デートしてね。」

青年「何なりと。」

ピポパピポ!

青年「もしもし、あのですね、文化祭のためのジュースを買いたいんですけれども、ハイ。
本数はバヤリース157本、ええ、1.5で。
後午後ティーのミルクハイ、バヤリースと同じで、後小岩井のグレープ同じ感じで。
後粉の抹茶も、ハイ45袋お願いします。」

ドンドン、ドンキー、ドンキ、ホーテー

少女「エクセル終わったから、今かきこめるとこまで書いたよー。」

青年「ありがと、もう帰ってもいいよ。」

少女「じゃ、サヨナラであります。隊長、」

青年「なんか俺散りそうだね。」


さぁやることは多いぞ~

ここまで。

文化祭の話は70パーセントは本当のことだゾ。

嘘の30パーセントは共学じゃなくて男子校だったことと部員の数、そんなとこだゾ。

最近時差ぼけやばいゾ。

日が出ている間は寝てるゾ。

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