艦これSS (15)
スマホから投稿してます。
吹雪「司令官!何かご指示を下さい!」
提督「何だね、吹雪君。藪から棒に」
吹雪「だって、ここ最近ずっと暇なんですもん。」
提督「礼号作戦も終わって次の作戦まで各鎮守府は資材の備蓄と練度向上に励むように、と上(大本営)から連絡来たでしょ。今の所、秋イベ終わってインターバル期間な訳よ」
吹雪「でもでも!秋イベも終わって暫く経ってますし、と言うか、私、秋イベ全然出撃出来てません!出番欲しいですよぉ~司令官~」
提督「1-6のローテ入ってるでしょ。それで暫く暇じゃなくなるんじゃ無いの?」
吹雪「そうじゃなくて!もぉー、わかってるくせにー!」
提督「そうだったね。君がわざわざ俺にに直接意見具申に来たって事は鎮守府全体で不満が溜まっているという事なんだよね」
吹雪「そうです!戦艦、重巡の方は特に出撃したくて堪らないそうですよ。」
提督「しかし、俺が提案した、訓練法(息抜き)も使ってくれてるんだろう?」
吹雪「それがですね、今回はそれだけでは解消出来ない位、不満が溜まっているようなんです」
提督「ふむ、どうしたもんかな」
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人物紹介
吹雪
初期艦。性格は本家(ブラウザ版)と変わらない。普通過ぎる位普通の吹雪。
提督
鎮守府の責任者。概ね真面目。提督としての手腕も概ね普通。着任して今年で3年目になり着実に艦娘の練度が上がり、ご満悦。
イベントでは甲勲章を取った事が無い。今年の冬イベも甲だけ鬼難しくて無理だろうと諦めていたが、他所の艦隊の編成と見比べて以外といけそうだった為諦めた事を後悔している。
吹雪と提督が執務室で話している時と同じ頃
鎮守府内食堂にて
夕立「暇っぽーい」
神通「あら、では一緒に訓練でもしますか?」
夕立「ウソです。暇ではありませんでした。これから自主練する所でした。はい。」
時雨「夕立、必死過ぎだよ」
川内「実際、やる事と言ったら訓練位だもんね〜。そりゃボヤきたくもなるさ」
五十鈴「最近、(訓練中の)駆逐艦共の覇気が無くて困っちゃうわ」
時雨「海が平和なのは良いけど、出撃が無いと暇を持て余しちゃうよね」
川内「レギュラー組の時雨達まで声が掛からないってのはちょっと異常事態じゃない?」
神通「姉さん、この鎮守府は前からこんな感じですよ。提督の気まぐれで出撃回数が偏るなんてよくある事です。」
川内「そうかなぁ?」
五十鈴「かと言って、この状況を見過ごす訳にもいかないわ。何か手を打たないと、造反組がまた動き出すかもしれないし」
夕立「そういえば、吹雪ちゃんは?」
時雨「今朝から見かけないね。朝食食べないのかな?」
神通「周りに良く気を配れる子ですから、この現状について何か自分なりに思う事があるのでしょう」
神通「先程の五十鈴さんの問いに対してですが、私達はただ、信じて待つだけですよ。提督からの指令が来るまで常に準備し、有事に備えるだけです」
五十鈴「信じて待った結果、前回は阿賀野達が反乱起こして、鎮守府が大変だったじゃない。提督がアテにならない今、私達で何か対策をするべきなのよ」
神通「では、五十鈴さんにはどのような考えがあるのでしょうか?」
五十鈴「うぐっ…そ、それを皆で話し合おうとしてるんじゃない!あんた達は何か意見無いの!?後、そこでたらふく食べてる一航戦2人!」
夕立「うぇ!そんな急に言われても分かんないっぽ〜い」
時雨「難しい話だよね」
加賀「今は食事中、話は後で」
赤城「そうですよ。食事中はお静かに。五十鈴さんもそんなに熱くならないで」
川内「そうそう、そんなすぐには意見も出ないよ」
ワイワイ…ガヤガヤ…やいのやいの…
(五十鈴達とは少し離れた席にて)
鈴谷「五十鈴さん、熱いなー。何とかしようと必死だねぇ〜」
熊野「茶化すもではありませんよ、鈴谷」
鈴谷「ほーい。あーあ、またイベントで航巡使うイベ来ないかなー。そーすりゃ、鈴谷達にもお声が掛かるのに」
最上「出番があるとしても利根さん達じゃないかな?練度的に」
??「次のイベントでは鈴谷さん達にも出番がくるかもしれませんよ?」
鈴谷「おっ、青葉じゃーん。おはー」
青葉「はい!おはようございます!お隣失礼しますね」
青葉「青葉の調べによると次回の大規模作戦は総力戦となるようですよ」
熊野「どこ情報ですの?」
青葉「大本営公式の情報誌のネタバレですよ。来月発表の情報をコッソリ見てきちゃいました」
最上「相変わらず無茶するなぁ」
鈴谷「と、なると去年の夏イベと同じ規模かな?腕が鳴るね〜!」
青葉「後、これはまだ裏を取ってない情報ですが、最近、各鎮守府付近の海域で所属不明の謎の艦娘が現れて襲ってくる事案があるそうですよ?」
最上「変だね、そいつが艦娘なら付近の深海棲艦に襲われてただでは済まないん
じゃないかな?」
青葉「その正体不明の艦娘のそばには大量の深海棲艦の死骸が浮かんでいたそうで、まるで誰かに食い散らかされた後のような状況だったそうですよ」
鈴谷「うひゃー。ぞっとする話だね」
熊野「鈴谷、未確認情報なのですから全て鵜呑みにしてはダメですよ」
青葉「青葉はですね、その正体不明の艦娘は深海側に操られた艦娘ではないかと思うのですよ」
最上「深海側にそんな技術あるのかな?」
青葉「あると思ったら面白そうじゃないですか。では、この事を提督に報告してきますね」
鈴谷「んじゃねー」
熊野「余り無茶な取材は控えないといつか身を滅ぼしてしまいますわよ」
最上「気をつけてね」
青葉「はい!肝に銘じておきますね。それでは!」
人物紹介2
川内
鎮守府内では後輩駆逐艦の教導艦を受け持っている。性格は(他所の)二次創作の川内とだいたい一緒。楽観的で鎮守府の現状に疎い。
神通
川内と同じく教導艦。訓練の時は鬼。性格は二次と同じ。五十鈴とは仲が悪いわけではなく考え方が違うだけで互いの意見を尊重している。鎮守府の現状に対する反応は冷ややかとも取れるが内心では何か解決策はないかと模索中。
夕立&時雨
駆逐艦エース組。夕立が突撃して時雨が参謀ポジな感じ。「ぽい」はキャラ作りで素は真面目。普段表には出さないが夕立に対しライバル意識を持っている。
赤城&加賀
性格は(以下略。練度が上がりきった事と後進の育成の為、大規模作戦以外実戦での出番は少ない。
加賀の方は(実は)2代目であり、初代加賀は前々々々回の大規模作戦で轟沈している。最初はギクシャクしたがこの頃打ち解けてきた。
ちなみに赤城は初代加賀の一件以来、提督の事が殺したい程嫌い。同じ位自分も嫌い。(加賀の死に際に立ち会えなかった事が関係していると思われる)
鈴谷&熊野&最上
航巡s。陰で利根型改二の下位互換と言われる事もあったが割り切っている様子。鎮守府内の空気には薄々気づいているが、自分達ではどうする事も出来ないので静観している。
三隈はいない。(>>1のリアル鎮守府にいないから)
青葉
各鎮守府に必ず一人はいる情報屋。鎮守府立ち上げの初期からいるのも相まって鎮守府の事情にも詳しい。が、本人はネタにはするが解決する気は無し。
五十鈴
責任感が強く、後輩への面倒見が良い。その性格故か、苦労を背負い込みやすい。
最近の悩みは出撃の割合に対して鎮守府に在籍する艦娘の人数が多過ぎてろくに出撃も出来ず、鎮守府で燻っている艦が多い事。
提督には再三、出撃する機会を貰えない艦娘の他鎮守府への異動を進言しているが、提督の艦娘のこれくしょん欲が勝り相手にして貰えない。
食堂での声掛けもあまり意味を為さなかった模様。
食堂には他のキャラも多く居ましたが、ここでは割愛しました。以後少しずつ登場させて行きます。
http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira103230.png
[ゴンベッサ・先原直樹]
ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県ssの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると自称し、物議を呼んだ。
詳しくは「ゴンベッサ」で検索
1990年3月30日生 岡山県津山市出身 血液型B型
実家の住所 岡山県津山市大田277-1 電話番号0868-27-1823
騒動から二年以上経った現在も自分のヲチスレに粘着し、監視を続けていることが判明。
【都道府県SS】ゴンベッサ総合★8【先原直樹】→ http://goo.gl/ER3pu5
生存報告
更新は気長にお待ち下さい
m(_ _)m
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